JP2000000624A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JP2000000624A
JP2000000624A JP17124698A JP17124698A JP2000000624A JP 2000000624 A JP2000000624 A JP 2000000624A JP 17124698 A JP17124698 A JP 17124698A JP 17124698 A JP17124698 A JP 17124698A JP 2000000624 A JP2000000624 A JP 2000000624A
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Japan
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product
suction means
stretch
work
plate
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Akira Wada
朗 和田
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着された製品の自重による横方向の垂れ下
がりを防止することにより、該製品を母材から円滑に取
り出すと共に、空中搬送中の腰折れを無くし、ワークの
加工効率を向上させるようにしたワーク搬送装置を提供
する。 【解決手段】 板材加工機1と製品パレット301間を
移動するローダ302のストレッチ304に、ワークを
吸着する吸着手段308、309を複数個設け、そのう
ちのいくつかの吸着手段308を、残りの吸着手段30
9よりも、長手方向に沿って上昇可能に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワーク搬送装置、特
に吸着された製品の自重による横方向の垂れ下がりを防
止するようにしたワーク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、タレットパンチプレス等の板
材加工機により加工された製品を取り出して、空中搬送
するワーク搬送装置は、図6に示すようなストレッチ1
0を有している。
【0003】このストレッチ10は、図示するように、
吸着パッド11を備え、該吸着パッド11により加工さ
れた製品Sを吸着し、長手方向(X軸方向)に搬送して
該製品Sをワーク搬出手段3(図1)の製品パレット3
01上に載せるようになっている。
【0004】この場合、ストレッチ10は、X軸方向に
長くY軸方向に短く形成されている(図6)。
【0005】これにより、加工直後の製品Sを把持した
クランプ100(図1)等のワーク移動位置決め装置が
工具(例えばタレットパンチプレスであれば、パンチP
(図1)とダイDから成る金型、レーザ加工機であれ
ば、加工ヘッド)へ接近していても、図6に示すストレ
ッチ10がX軸方向に長く配置された吸着パッド11を
用いて、該製品Sを確実に吸着できるようになってい
る。
【0006】また、ストレッチ10は、このX軸方向に
長く配置された吸着パッド11で製品Sを吸着した状態
でワーク搬出手段3(図1)まで戻れば、該製品Sを製
品パレット301(図1)上において、X軸方向の任意
の位置に搬出・集積できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ストレ
ッチ10(図6)が吸着した製品Sが、例えば板厚が
0.6mm程度の薄いシート状製品の場合には、Y軸方
向に該シート状製品Sが垂れることがある。
【0008】即ち、図6(A)に示すように、ストレッ
チ10のX軸方向中心線Lからシート状製品Sの端部ま
での距離Aが大きいと、該ストレッチ10がY軸方向に
は短く形成されていることから、図示するような中心線
Lの両側の2列に配置された吸着パッド11だけでは、
該シート状製品Sの全体を吸着できない。
【0009】このため、従来のワーク搬送装置において
は、ストレッチ10の吸着パッド11でシート状製品S
を吸着した場合には、該シート状製品SがY軸方向に垂
れ下がってしまう。
【0010】この結果、Y軸方向に垂れ下がったシート
状製品Sを空中搬送中に、該シート状製品Sの腰折れ等
の弊害が生じ、製品としての価値が無くなってしまう。
【0011】また、図6(B)に示すように、母材12
から切り離されたシート状製品Sを、従来のストレッチ
10の吸着パッド11で吸着して取り出す場合にも、前
記したように、該シート状製品SがY軸方向に垂れ下が
る。
【0012】このため、シート状製品Sの垂れ下がった
部分が、母材12の切離し部13に掛かってしまい(参
照符号B)、吸着パッド11で吸着した状態で円滑に取
り出すことができない。
【0013】このように、従来は、ストレッチ10がX
軸方向に長くY軸方向に短く形成されているために(図
6)、Y軸方向の寸法が大きいシート状製品Sを吸着し
た場合には、該シート状製品SがY軸方向に垂れ下が
り、該シート状製品Sを母材12から取り出すときに、
母材12に引っ掛かって円滑に搬送できず、またシート
状製品Sを空中搬送するときに、腰折れが生じて製品と
しての価値が無くなる。
【0014】本発明の目的は、吸着された製品の自重に
よる横方向の垂れ下がりを防止することにより、該製品
を母材から円滑に取り出すと共に、空中搬送中の腰折れ
を無くし、ワークの加工効率を向上させるようにしたワ
ーク搬送装置を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、図1〜図5に示すように、板材加
工機1と製品パレット301間を移動するローダ302
のストレッチ304に、ワークを吸着する吸着手段30
8、309を複数個設け、そのうちのいくつかの吸着手
段308を、残りの吸着手段309よりも、長手方向に
沿って上昇可能に取り付けたことを特徴とするワーク搬
送装置が提供される。
【0016】従って、本発明の構成によれば、加工され
た製品Sを吸着手段308、309で吸着した状態で
(図5(A))、例えば持ち上げシリンダ311を作動
させて持ち上げプレート305に取り付けられた吸着手
段308のみを長手方向において上昇させることにより
(図5(B))、該製品Sを長手方向に沿って仮変形さ
せることができるので、従来のような製品の自重による
横方向の垂れ下がりが防止される(図5(B))。
【0017】このため、本発明の吸着手段308、30
9により、長手方向に沿って仮変形した製品Sは(図5
(B))、母材から円滑に取り出せると共に、空中搬送
中の腰折れが無くなり、ワークの加工効率が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す全体図であり、参照符号1は板材加工機、2
はワーク搬入手段、3はワーク搬出手段である。
【0019】図1において、板材加工機1は、例えばタ
レットパンチプレスであり、このタレットパンチプレス
1は、ラムストライカ105を作動させ、上部タレット
106に配置されたパンチPと、下部タレット107に
配置されたダイDの協働により、素材Tであるワークに
パンチ加工を施す加工機である。
【0020】タレットパンチプレス1は、その中央部に
固定テーブル108を有し、該固定テーブル108の両
側には、サイドテーブル109、110が配置され、該
サイドテーブル109、110は、後述するキャリッジ
べース102に取り付けられている。
【0021】また、タレットパンチプレス1には、X軸
方向に延びる前記キャリッジべース102が設けられ、
該キャリッジべース102には、Y軸モータMyのボー
ルねじ103が螺合し、Y軸モータMyを駆動すると、
ボールねじ103が回転することにより、キャリッジべ
ース102は、サイドテーブル109、110と共にY
軸方向に移動する。
【0022】更に、キャリッジべース102には、素材
Tを把持するクランプ100が搭載されたキャリッジ1
01が取り付けられ、該キャリッジ101には、X軸モ
ータMxのボールねじ104が螺合し、X軸モータMx
を駆動し、ボールねじ104が回転することにより、キ
ャリッジ101は、キャリッジべース102上をX軸方
向に移動する。
【0023】これにより、後述するワーク搬入手段2か
ら搬入された素材Tとしてのワークをクランプ100で
把持し、ラムストライカ105の直下の加工位置まで移
動して位置決めすることができる。
【0024】一方、タレットパンチプレス1の側方に
は、ワーク搬入手段2とワーク搬出手段3が設置されて
いる。
【0025】ワーク搬入手段2は、その近傍にエレベー
タ210を有し、タレットパンチプレス1に向かってガ
イドレール201が延伸され、該ガイドレール201に
沿って、ローダ200が走行可能に取り付けられてい
る。
【0026】ローダ200は、吸着パッド202を有
し、該吸着パッド202により吸着された一番上の素材
Tは、ローダ200の移動によりタレットパンチプレス
1へ搬入される。
【0027】前記ワーク搬入手段2に隣接してワーク搬
出手段3が設置されており、該ワーク搬出手段3は、梁
柱フレーム314により油圧リフタ303とその上の製
品パレット301を包囲し、該梁柱フレーム314から
タレットパンチプレス1に向かってガイドレール300
が延伸されている。
【0028】ガイドレール300には、ローダ302が
走行可能に取り付けられ、該ローダ302には、上下シ
リンダ306と垂直ガイド307を介して本発明に係る
ワーク搬送装置が装着され、後述する吸着手段308、
309により、前記タレットパンチプレス1で加工され
た製品Sを長手方向に沿って仮変形させた状態で吸着し
た後、該製品Sは、ローダ302の移動によりワーク搬
出手段3側へ搬出される。
【0029】上記ローダ302には、ピニオン302A
とその駆動用モータ302Bが内蔵され(図3)、該ピ
ニオン302Aは、ガイドレール300のラック300
Aと噛み合っていると共に、ベルト302Cにより駆動
用モータ302Bと連結されている。
【0030】この構成により、駆動用モータ302Bを
回転させれば、ローダ302は、ガイドレール300上
を自走するようになっている。
【0031】また、上下シリンダ306は、シリンダ3
06Aとピストン306Bとピストンロッド306Cに
より構成され、垂直ガイド307は、入れ子式(テレス
コープ式)ガイドであって、第1管307Aと第2管3
07Bにより構成され、第1管307Aが第2管307
B内に挿入されている。
【0032】この構成により、ローダ302を移動させ
れば、本発明に係るワーク搬送装置をタレットパンチプ
レス1の加工位置近傍まで近づけることができる(図
1)。
【0033】従って、その後上下シリンダ306を作動
させると、後述するストレッチ304が降下し、吸着手
段308、309により、加工された製品Sを吸着する
ことができる(図5(A))。
【0034】ストレッチ304は、X軸方向に長くY軸
方向に短く形成され(図2)、その上面314の前部
(図2に向かって右側)には、前記上下シリンダ306
と垂直ガイド307が取り付けられている。
【0035】上記ストレッチ304の上面314の後部
には、吸着手段309が取り付けられ、該吸着手段30
9は、例えば吸着パッドにより形成されていて真空装置
(例えば、エアーコンプレッサ)に連通している。
【0036】この吸着手段309は、長手方向の中心線
Lの一方の側に、2列縦隊で、他方の側に、1列縦隊で
それぞれ配置され、1列当たり例えば6個とすれば、合
計で18個取り付けられている。
【0037】また、ストレッチ304の上面314のほ
ぼ中央部から前部に向かって、開口部317、318が
形成され、開口部317の方が開口部318よりも、後
述する吸着手段308の1個分だけ幅が大きく形成され
ている(図2、図3)。
【0038】これにより、後述する持ち上げプレート3
05に取り付けられた2列縦隊の吸着手段308が(図
3(B))、幅が大きい開口部317内を、1列縦隊の
吸着手段308が、幅が小さい開口部318内をそれぞ
れ貫通して上下動するようになっている。
【0039】持ち上げプレート305は、前記ストレッ
チ304の側面315に対して、軸310と補強板31
6を介して取り付けられ、底板319、及びその上方の
取付板320を有している。
【0040】取付板320には、長手方向の中心線Lの
位置に(図2、図3(B))、持ち上げシリンダ311
(例えば、エアーシリンダ)が固定され、該持ち上げシ
リンダ311のピストンロッド312は、下方の底板3
19に形成された穴321を貫通し、ストレッチ304
の上面314の当接部314Aに当接している(図2、
図3(A))。
【0041】この構成により、持ち上げシリンダ311
を作動させると、上記ピストンロッド312が押し出さ
れて当接部314Aを押すことにより、持ち上げプレー
ト305は、軸310を支点として上方に旋回する。
【0042】従って、該持ち上げプレート305に取り
付けられた吸着手段308は、他のストレッチ304に
取り付けられた吸着手段309よりも、長手方向(X軸
方向)に沿って上昇することができ、後述するように
(図5(B))、吸着手段308、309に吸着された
シート状製品Sを、長手方向に沿って仮変形させること
が可能となる。
【0043】また、このピストンロッド312には、ス
トローク調整ボルト313をねじ込むこともでき(図
4)、この場合、該ストローク調整ボルト313は、底
板319の穴321を貫通し、ストレッチ304の上面
314の当接部314Aに当接している。
【0044】この構成により、持ち上げシリンダ311
のピストンロッド312は、そのストロークが調整可能
となり、持ち上げプレート305に取り付けた吸着手段
308の上昇位置(図5(B))を調節することができ
る。
【0045】従って、該吸着手段308に吸着されたシ
ート状製品Sの材質等に応じて、長手方向に沿った仮変
形(図5(B))の程度を変えることができ、吸着され
た製品の自重による横方向の垂れ下がりを、より効果的
に防止することが可能となる。
【0046】更に、持ち上げプレート305の底板31
9には、吸着手段308が取り付けられ、該吸着手段3
08は、例えば吸着パッドにより形成されていて真空装
置(例えば、エアーコンプレッサ)に連通している。
【0047】しかし、持ち上げプレート305に取り付
けられた吸着手段308は、前記ストレッチ304の後
部に取り付けられた吸着手段309と異なり、図示する
ように、蛇腹状の吸着パッドであり、シート状製品Sを
吸着して上昇した場合に(図2、図5(B))、該シー
ト状製品Sと密着して外れないようになっている。
【0048】この蛇腹状吸着パッド308も、長手方向
の中心線Lの一方の側に、2列縦隊で、他方の側に、1
列縦隊でそれぞれ配置され、1列当たり例えば5個とす
れば、合計で15個取り付けられている。
【0049】従って、ストレッチ304に取り付けられ
た吸着手段309と、持ち上げプレート305に取り付
けられた吸着手段308は、図3(B)に示すように、
長手方向の中心線Lの一方の側に、2列縦隊で合計22
個、他方の側に、1列縦隊で合計11個それぞれ配置さ
れ、全部で33個取り付けられている。
【0050】そして、上述したように、そのうち15個
の蛇腹状吸着パッド308が、持ち上げプレート305
により長手方向に沿って上昇可能であり(図5
(B))、残りの18個の吸着パッド309がストレッ
チ304に固定されている。
【0051】以下、上記構成を有する本発明の動作を説
明する。
【0052】(1)素材Tの搬入から加工までの動作。 ワーク搬入手段2(図1)の吸着パッド202により素
材Tを一枚取りして、タレットパンチプレス1に搬入す
ると、クランプ100に把持された素材Tが加工位置に
位置決めされ、ラムストライカ105によりパンチPを
殴打すれば、該パンチPとダイDの協働により、該素材
Tに対して打抜き加工等のパンチ加工が施される。
【0053】(2)シート状製品Sの吸着動作。 加工が終了すると、加工位置近傍に待機していた本発明
に係るワーク搬送装置のストレッチ304は(図5
(A))、上下シリンダ306と垂直ガイド307の協
働により降下し、吸着パッド308、309により加工
されたシート状製品Sを吸着する。
【0054】このとき、シート状製品Sは、Y軸方向の
寸法が大きく、該Y軸方向に垂れ下がっている(図5
(A))。
【0055】そこで、図5(B)に示すように、持ち上
げシリンダ311を作動させると、そのピストンロッド
312が押し出されて当接部314Aを押すことによ
り、持ち上げプレート305は、軸310を支点として
上方に旋回する。
【0056】これにより、該持ち上げプレート305に
取り付けられた蛇腹状吸着パッド308は、他のストレ
ッチ304に固定された吸着パッド309よりも、長手
方向(X軸方向)に沿って上昇する。
【0057】その結果、該シート状製品Sは、長手方向
に沿って仮変形し、製品の自重による横方向の垂れ下が
りが無くなる(図5(B))。
【0058】その後、上下シリンダ306を再度作動さ
せることにより、ストレッチ304を上昇させ、該シー
ト状製品Sを母材12(図6(B))から取り出すが、
その場合、シート状製品Sが長手方向に沿って仮変形し
ているので、母材から円滑に取り出せる。
【0059】(3)シート状製品Sの搬出動作。 長手方向に沿って仮変形したシート状製品Sを、吸着パ
ッド308、309で吸着した状態で(図5(B))、
ローダ302に内蔵された駆動用モータ302B(図
3)を回転させると、該ローダ302はガイドレール3
00に沿って自走し、ワーク搬出手段3に向かって走行
する。
【0060】この場合、前記したように、吸着パッド3
09及びそれよりも上昇している蛇腹状吸着パッド30
8に吸着されたシート状製品Sは、長手方向に沿って仮
変形しており(図5(B))、そのため、空中搬送中も
腰折れが無くなり、製品としての価値も保持したままで
ある。
【0061】ローダ302が、ワーク搬出手段3(図
1)の製品パレット301の上方に到達したときに、再
び上下シリンダ306を作動させてストレッチ304を
降下させる。
【0062】これにより、シート状製品Sを吸着パッド
308、309から解放すれば、長手方向に沿った仮変
形状態(図5(B))も解除されて、元の平坦状態に戻
り、既に製品パレット301上に集積されている平坦状
態のシート状製品Sの上に戴置することができる。
【0063】尚、本実施形態においては、タレットパン
チプレス1(図1)から遠い側の吸着手段308を持ち
上げプレート305に取り付けた場合を詳述したが、本
発明はこれに限定されず、タレットパンチプレス1に近
い側の吸着手段309を持ち上げプレート305に取り
付けた場合にも同様の効果を奏する。
【0064】また、本実施形態においては、本発明がタ
レットパンチプレスに適用される場合について詳述した
が、本発明はそれに限定されず、レーザ加工機等の他の
板材加工機にも適用され、同様の効果を奏することは勿
論である。
【0065】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、ワーク
搬送装置を、板材加工機と製品パレット間を移動するロ
ーダのストレッチに、ワークを吸着する吸着手段を複数
個設け、そのうちのいくつかの吸着手段を、残りの吸着
手段よりも、長手方向に沿って上昇可能に取り付けるよ
うに構成したことにより、該吸着手段により吸着された
製品を長手方向に沿って仮変形させることができるの
で、従来のような製品の自重による横方向の垂れ下がり
が防止され、加工直後の製品を母材から円滑に取り出せ
ると共に、空中搬送中の製品の腰折れが無くなり、ワー
クの加工効率が向上するという技術的効果を奏すること
となった。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明の詳細図である。
【図3】図2の側面図と平面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 板材加工機 2 ワーク搬入手段 3 ワーク搬出手段 300 ガイドレール 301 製品パレット 302 ローダ 304 ストレッチ 305 持ち上げプレート 306 上下シリンダ 307 垂直ガイド 308、309 吸着手段 310 軸 311 持ち上げシリンダ 312 ピストンロッド 313 ストローク調整ボルト 314 ストレッチ304の上面 315 ストレッチ304の側面 316 補強板 317、318 開口部 319 底板 320 取付板 321 穴 Mx X軸モータ My Y軸モータ T 素材 S 製品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機と製品パレット間を移動する
    ローダのストレッチに、ワークを吸着する吸着手段を複
    数個設け、そのうちのいくつかの吸着手段を、残りの吸
    着手段よりも、長手方向に沿って上昇可能に取り付けた
    ことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記ストレッチに、板材加工機に近い側
    の吸着手段を取り付けると共に、持ち上げプレートを旋
    回可能に取り付け、該持ち上げプレートに、板材加工機
    から遠い側の吸着手段及び該吸着手段を上昇させるため
    の持ち上げシリンダを取り付けた請求項1記載のワーク
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記ストレッチの上面に、開口部が形成
    され、持ち上げプレートに取り付けた吸着手段が貫通し
    て上下動するようになっている請求項2記載のワーク搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 上記持ち上げプレートが、取付板及びそ
    れより下方の底板を有し、取付板に固定された持ち上げ
    シリンダのピストンロッドが底板の穴を貫通してストレ
    ッチの上面に当接している請求項2記載のワーク搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 上記持ち上げシリンダのピストンロッド
    に、ストローク調整ボルトがねじ込まれ、該ストローク
    調整ボルトが底板の穴を貫通してストレッチの上面に当
    接している請求項4記載のワーク搬送装置。
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