JPH09271852A - コルゲートフィン成形用カッタ - Google Patents

コルゲートフィン成形用カッタ

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JPH09271852A
JPH09271852A JP8816496A JP8816496A JPH09271852A JP H09271852 A JPH09271852 A JP H09271852A JP 8816496 A JP8816496 A JP 8816496A JP 8816496 A JP8816496 A JP 8816496A JP H09271852 A JPH09271852 A JP H09271852A
Authority
JP
Japan
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corrugated fin
cutter
fin forming
coating
cutters
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8816496A
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English (en)
Inventor
Masahito Kagayama
雅人 加賀山
Tsuneatsu Tsuchide
常敦 土手
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09271852A publication Critical patent/JPH09271852A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗の発生を抑制してカッタ寿命の長命化を
図る。 【解決手段】 互いに噛み合う一対のコルゲートフィン
成形用カッタ3,3において、一方のカッタにTiN等
のコーティング層14を、また他方のカッタにアルミナ
等のコーティング層15を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一方の
カッタにコーティング処理或いは表面処理を施した,互
いに噛み合う一対のコルゲートフィン成形用カッタに関
する。
【0002】
【従来の技術】コルゲートフィンは、カークーラ,ラジ
エータ等の熱交換器に使用されている。このコルゲート
フィンの製造装置の従来例を図6により説明すると、先
ず、符号1は材料ロール、2は同材料ロール1から繰り
出された材料、3,3は互いに噛み合う一対のコルゲー
トフィン成形用カッタ、4はピッチ決め装置で、5は切
断器である。
【0003】従って、材料ロール1から繰り出された材
料2が互いに噛み合う一対のコルゲートフィン成形用カ
ッタ3,3間へ送られて、波型に成形され、次いでピッ
チ決め装置4へ送られて、ここでコルゲートフィンのR
部(図10の13参照)が成形され、この後切断器5へ
送られ、ここで所定長さに切断されて、コルゲートフィ
ンになる。
【0004】図7は、上記コルゲートフィンを示し、同
図において、符号6は波型板状部、7は同波型板状部6
を切り込んで形成した一群のルーバー(羽根)である。
【0005】また、図8は、上記コルゲートフィン成形
用カッタ3を示し、図9の(a)は、同コルゲートフィ
ン成形用カッタ3のうち、波型板状部6を成形する部分
を示し、図9の(b)は、同コルゲートフィン成形用カ
ッタ3のうち、ルーバ7を成形する部分を示し、同図
(b)において、8はルーバ7を剪断する刃部、9は歯
先部、10は歯底部である。
【0006】図2は、コルゲートフィン成形用カッタの
噛合部の刃部8の断面図であり、互いに噛み合う一対の
コルゲートフィン成形用カッタ3,3間の噛み合い部の
刃部で材料2を切断していることを示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の互いに噛み合う
一対のコルゲートフィン成形用カッタ3,3は、ハイス
(高速度鋼)とハイス又は超硬と超硬などの同一材料の
ものが噛み合って材料2を成形していた。
【0008】そのため、材料2を切断する時、材料2に
より摩耗したり、刃部8同志が擦れ合って摩耗したりし
て、カッタ寿命の短命化の直接の原因となっており、ユ
ーザーより長寿命化のニーズが高まっている。
【0009】そこで、本発明の目的は、摩耗の発生を抑
制してカッタ寿命の長命化を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るコルゲートフィン成形用カッタは、互
いに噛み合う一対のコルゲートフィン成形用カッタにお
いて、一方のカッタと他方のカッタに異なる成分のコー
ティング処理或いは表面処理を施したことを特徴とす
る。
【0011】また、互いに噛み合う一対のコルゲートフ
ィン成形用カッタにおいて、一方のカッタにのみコーテ
ィング処理或いは表面処理を施したことを特徴とする。
【0012】[作用]前記構成によれば、一対のコルゲ
ートフィン成形用カッタの噛合い時、材料による摩耗に
対してはコーティング或いは表面処理による表面硬度上
昇により摩耗が抑制され、また、互いの刃部の擦れ合い
に対しては親和性の低下により摩耗が減少される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコルゲートフ
ィン成形用カッタを実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】[実施例]図1は本コルゲートフィン成形
用カッタの刃部断面図である。
【0015】図示のように、一方のコルゲートフィン成
形用カッタ(高速度鋼又は超硬製)3に所定成分のコー
ティング層14が施されると共に、他方のコルゲートフ
ィン成形用カッタ(高速度鋼又は超硬製)3に前記コー
ティング層14と成分の異なるコーティング層15が施
される。
【0016】前記コーティング層14,15の成分とし
て、TiNとアルミナを用いた時の実験結果を図3に示
す。また、TiNとTiCNを用いた時の実験結果を図
4に示す。更に、TiNとTiAlNを用いた時の実験
結果を図5に示す。
【0017】これらの実験結果からも判るように、コー
ティング処理なしのカッタに対し、コーティング処理を
施したカッタの摩耗量が少なく、また、同一成分のコー
ティング処理を施したカッタに対し、異なる成分のコー
ティング処理を施したカッタの摩耗量が少ないことも判
る。
【0018】この結果、コルゲートフィン成形用カッタ
3,3の寿命が長くなる。
【0019】尚、図5中には、一方のカッタにTiNコ
ーティングを施し、他方のカッタは無処理の場合のカッ
タ寿命をも示してあるが、これでも従来のカッタより寿
命が延長されることが判る。また、本発明のコルゲート
フィン成形用カッタは、上記コーティング処理に限定さ
れず、その他の表面処理を上記実施例の如く施しても同
様の作用・効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ーティング処理或いは表面処理を有効に施したので、フ
ィン材料に対しては硬度上昇により摩耗が抑制され、互
いの刃部擦れ合いに対しては親和性の低下により摩耗が
抑制されるので、コルゲートフィン成形用カッタの寿命
を長くすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコルゲートフィン成形
用カッタの刃部断面図である。
【図2】コルゲートフィン成形用カッタの噛合部の刃部
断面図である。
【図3】TiNとアルミナのコーティング処理を施した
時の成形数と摩耗量の関係を示した図である。
【図4】TiNとTiCNのコーティング処理を施した
時の成形数と摩耗量の関係を示した図である。
【図5】TiNとTiAlNのコーティング処理を施し
た時の成形数と摩耗量の関係を示した図である。
【図6】従来のコルゲートフィン製造装置を示す側面図
である。
【図7】同製造装置により製造されたコルゲートフィン
を示す斜視図である。
【図8】従来のコルゲートフィン成形用カッタを示す側
面図である。
【図9】同コルゲートフィン成形用カッタの一部拡大側
面図である。
【図10】コルゲートフィンに生じる折り目を示す斜視
図である。
【符号の説明】
2 材料 3 コルゲートフィン成形用カッタ 8 刃部 14,15 コーティング層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに噛み合う一対のコルゲートフィン
    成形用カッタにおいて、一方のカッタと他方のカッタに
    異なる成分のコーティング処理或いは表面処理を施した
    ことを特徴とするコルゲートフィン成形用カッタ。
  2. 【請求項2】 互いに噛み合う一対のコルゲートフィン
    成形用カッタにおいて、一方のカッタにのみコーティン
    グ処理或いは表面処理を施したことを特徴とするコルゲ
    ートフィン成形用カッタ。
JP8816496A 1996-04-10 1996-04-10 コルゲートフィン成形用カッタ Withdrawn JPH09271852A (ja)

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JP8816496A JPH09271852A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 コルゲートフィン成形用カッタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1103316A2 (en) * 1999-11-26 2001-05-30 Calsonic Kansei Corporation Method for manufacturing corrugated fin
KR100421237B1 (ko) * 1998-12-17 2004-12-14 한국델파이주식회사 열교환기용 센터핀가공툴 및 툴표면의 처리방법.

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