JPH09266472A - 障害通知回路 - Google Patents

障害通知回路

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JPH09266472A
JPH09266472A JP8073497A JP7349796A JPH09266472A JP H09266472 A JPH09266472 A JP H09266472A JP 8073497 A JP8073497 A JP 8073497A JP 7349796 A JP7349796 A JP 7349796A JP H09266472 A JPH09266472 A JP H09266472A
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Hiroaki Takayama
広明 高山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側ノードの障害発生を受信側ノードに対
して迅速に通知可能とし、障害となっている装置への新
たなジョブの投入を防止する。 【解決手段】 送信側ノード1で障害が発生すると、送
信エラーレジスタ19に“1”がセットされ、送信デー
タセレクタ12及び送信ECCセレクタ13でオール
“1”データ生成回路20からのオール“1”データが
選択される。選択されたオール“1”データはエンコー
ド回路16とパラレル/シリアル変換回路17と電気/
光変換回路18とを介して光ファイバインタフェース1
00に送出され、受信側ノード2に転送される。受信側
ノード2のエラーチェック回路30では転送データ及び
チェックビットデータとしてオール“1”データが送ら
れてくるので、訂正不可能エラーを検出して受信エラー
レジスタ32を介して障害処理装置3に障害発生を通知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は障害通知回路に関
し、特に複数のノード間を光ファイバインタフェースで
結合して各ノードの主記憶装置間のデータ転送を可能と
するシステムにおける障害通知方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムとしては、図2
に示すように、送信側ノード5と受信側ノード6とを光
ファイバインタフェース200で結合してデータ転送を
行うものがある。
【0003】このシステムの場合、送信側ノード5はデ
ータレジスタ50と、チェックビット生成回路51と、
送信データレジスタ52と、送信ECC(Error
Checking and Correction)レ
ジスタ53と、エンコード回路54と、パラレル/シリ
アル変換回路55と、電気/光変換回路56と、送信エ
ラーレジスタ57とから構成されている。また、送信側
ノード5には障害処理装置7が接続され、その障害処理
装置7にはデータ線231を介してサービスプロセッサ
装置8が接続されている。
【0004】一方、受信側ノード6は光/電気変換回路
60と、シリアル/パラレル変換回路61と、デコード
回路62と、受信データレジスタ63と、受信ECCレ
ジスタ64と、受信データバッファ65と、受信ECC
バッファ66と、同期データレジスタ67と、同期EC
Cレジスタ68と、エラーチェック回路69と、訂正デ
ータレジスタ70と、受信エラーレジスタ71とから構
成されている。
【0005】また、受信側ノード6にはオペレーティン
グシステム4が接続され、そのオペレーティングシステ
ム4にはデータ線234を介して障害処理装置3が接続
され、さらに障害処理装置3にはデータ線233を介し
てサービスプロセッサ装置9が接続されている。尚、サ
ービスプロセッサ装置9にはデータ線232を介してサ
ービスプロセッサ装置8が接続されている。
【0006】これら送信側ノード5及び受信側ノード6
の間のデータ転送幅は84バイトであり、光ファイバイ
ンタフェース200は1本につき1バイト幅なので、8
4本の光ファイバで送信側ノード5と受信側ノード6と
の間を接続している。
【0007】上記の84バイトデータは転送データ72
バイトとチェックビット12バイトとからなっており、
18バイトの転送データに対して3バイトのチェックビ
ットを割当て、21バイト単位でエラーチェックを行っ
ている。チェックビットは21バイト単位で1バイトエ
ラー訂正及び2バイトエラー検出が可能になるようなE
CCコードを用いて生成されている。
【0008】送信側ノード5では主記憶装置(図示せ
ず)から18バイトの転送データを受信すると、その転
送データをデータレジスタ50に格納する。データレジ
スタ50はその転送データをデータ線201を介して送
信データレジスタ52に送出して格納するとともに、そ
の転送データをデータ線202を介してチェックビット
生成回路51に送出する。
【0009】チェックビット生成回路51はデータレジ
スタ50からデータ線202を通して送られてきたデー
タに対して3バイトのチェックビットを生成し、そのチ
ェックビットをデータ線203を通して送信ECCレジ
スタ53に送出して格納する。
【0010】エンコード回路54は送信データレジスタ
52からデータ線204を通して送られてきた送信デー
タ及び送信ECCレジスタ53からデータ線205を通
して送られてきたチェックビットに対して、1バイトに
つき8ビットのデータを1バイトにつき10ビットのデ
ータに変換する処理を行い、パラレル/シリアル変換回
路55に送出する。
【0011】パラレル/シリアル変換回路55はエンコ
ード回路54で変換されたデータに対して、バイト単位
のパラレルデータをビット単位のシリアルデータに変換
する処理を行い、電気/光変換回路56に送出する。
【0012】電気/光変換回路56はパラレル/シリア
ル変換回路55でシリアルデータに変換されたデータに
対して、電気信号から光信号に変換する処理を行い、そ
のデータを光ファイバインタフェース200を通して受
信側ノード6に送信する。尚、送信エラーレジスタ57
は送信側ノード5内で障害が発生した時にその障害情報
を保持する。
【0013】また、受信側ノード6の光/電気変換回路
60は光ファイバインタフェース200を通して受信し
たデータに対して、光信号を電気信号に変換する処理を
行い、シリアル/パラレル変換回路61に送出する。
【0014】シリアル/パラレル変換回路61は光/電
気変換回路60で電気信号に変換されたデータに対し
て、ビット単位のシリアルデータをバイト単位のパラレ
ルデータに変換する処理を行い、そのパラレルデータを
デコード回路62に送出する。
【0015】デコード回路62はシリアル/パラレル変
換回路61でパラレルデータに変換されたデータに対し
て、1バイトにつき10ビットのデータを1バイトにつ
き8ビットのデータに変換する処理を行い、18バイト
のデータをデータ線211を通して受信データレジスタ
63に送出して格納するとともに、3バイトのデータを
データ線212を通して受信ECCレジスタ64に送出
して格納する。
【0016】受信データレジスタ63及び受信ECCレ
ジスタ64はデコード回路62で夫々デコードされたデ
ータをデータ線213,214を通して受信データバッ
ファ65及び受信ECCバッファ66に送出する。
【0017】受信データバッファ65及び受信ECCバ
ッファ66は受信データレジスタ63及び受信ECCレ
ジスタ64から夫々送られてきたデータに対して21バ
イトの受信データ間のバイト間同期をとり、同期をとっ
た転送データ及びチェックビットをデータ線215,2
16を通して同期データレジスタ67及び同期ECCレ
ジスタ68に夫々送出して格納する。
【0018】同期データレジスタ67及び同期ECCレ
ジスタ68は受信データバッファ65及び受信ECCバ
ッファ66から夫々送られてきた転送データ及びチェッ
クビットをデータ線217,218を通してエラーチェ
ック回路69に送出する。
【0019】エラーチェック回路69は同期データレジ
スタ67及び同期ECCレジスタ68から夫々送られて
きた転送データ及びチェックビットに対してデータ化け
のチェックを行い、エラーが検出されなければ、チェッ
クビットを外した18バイトのデータを訂正データレジ
スタ70に格納する。
【0020】また、エラーチェック回路69は1バイト
エラーを検出すると、チェックビットを基にエラー訂正
したデータを訂正データレジスタ70に格納する。さら
に、エラーチェック回路69は2バイト以上エラーを検
出すると、受信エラーレジスタ71に“1”をセットす
る。
【0021】上述したような構成のシステムにおいては
送信側ノード5で障害が発生すると、送信エラーレジス
タ57に“1”がセットされるので、送信側ノード5は
光ファイバインタフェース200を用いた光通信の制御
を中断するとともに、送信エラーレジスタ57に保持さ
れた障害情報をデータ線206を介して障害処理装置7
に通知する。
【0022】障害処理装置7は送信エラーレジスタ57
から障害の発生が通知されると、その障害発生の通知を
サービスプロセッサ装置8からサービスプロセッサ装置
9を介して障害処理装置3に送出する。障害処理装置3
はその障害発生の通知をオペレーティングシステム4に
対して割込み通知する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の障害通
知方式では、送信側ノードで障害が発生すると、その障
害の発生が送信側ノードの障害処理装置及びサービスプ
ロセッサ装置と受信側ノードのサービスプロセッサ装置
及び障害処理装置とを通してオペレーティングシステム
に通知されるので、障害通知が動作クロックの遅い装置
間を渡ってからオペレーティングシステムに渡されるこ
ととなる。
【0024】したがって、送信側ノードの障害発生の通
知を受信側ノードのオペレーティングシステムに渡すま
でに膨大な時間がかかるので、障害通知が遅れるととも
に、障害となっている装置に対して新たにジョブが投入
される恐れがある。
【0025】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、送信側ノードの障害発生を受信側ノードに対して
迅速に通知することができ、障害となっている装置への
新たなジョブの投入を防止することができる障害通知回
路を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明による障害通知回
路は、送信側ノードと受信側ノードとの間のデータ転送
を光通信によって行う情報処理システムの障害通知回路
であって、前記送信側ノードに設けられかつ自ノードに
おける障害発生時に前記受信側ノードへの転送データ及
びその転送データのエラー訂正・検出用のチェックビッ
トとして前記受信側ノードにおいて訂正不可能な障害が
検出されるように予め設定された所定パターンを送出す
る送出手段を備えている。
【0027】本発明の他の障害通知回路は、上記の構成
において、前記所定パターンを、各ビットデータ全ての
値が予め設定された同一の値から構成している。
【0028】本発明による別の障害通知回路は、上記の
構成において、前記送出手段に、前記所定パターンを生
成する生成手段と、前記所定パターンと前記転送データ
とのうち一方を選択する第1の選択手段と、前記所定パ
ターンと前記チェックビットとのうち一方を選択する第
2の選択手段と、前記障害発生時に前記第1及び第2の
選択手段各々が前記保持手段の内容を選択するよう制御
する制御手段とを具備している。
【0029】本発明によるさらに別の障害通知回路は、
上記の構成において、前記制御手段に、前記障害発生を
示す情報を保持する保持手段を具備し、前記第1及び第
2の選択手段各々の選択動作が前記保持手段の保持内容
にしたがって行われるよう構成している。
【0030】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0031】送信側ノードにおける障害発生時に受信側
ノードへの転送データ及びそのチェックビットとして受
信側ノードにおいて訂正不可能な障害が検出されるよう
に予め設定されたオール“1”データを送出する。
【0032】これによって、通常のデータ転送と同じ方
法により受信側ノードのエラーチェック回路で強制的に
障害検出を行わせて、エラーチェック回路から受信エラ
ーレジスタを介して障害処理装置に障害発生を報告させ
ることが可能となる。
【0033】送信側ノード及び受信側ノードでは障害処
理装置の動作クロックの1/16で動作しているので、
従来の障害通知方式に比べて16倍以上の早さで障害通
知を行うことが可能となる。そのため、障害通知の遅れ
ることによって障害となっている装置に対して新たなジ
ョブが投入されるのを防止することが可能となる。
【0034】したがって、送信側ノードの障害発生を受
信側ノードに対して迅速に通知することが可能となり、
障害となっている装置への新たなジョブの投入を防止す
ることが可能となる。
【0035】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、本発明の一実施例によ
るシステムでは送信側ノード1と受信側ノード2とを光
ファイバインタフェース100で結合してデータ転送を
行うようにしている。
【0036】このシステムの場合、送信側ノード1はデ
ータレジスタ10と、チェックビット生成回路11と、
送信データセレクタ12と、送信ECC(Error
Checking and Correction)セ
レクタ13と、送信データレジスタ14と、送信ECC
レジスタ15と、エンコード回路16と、パラレル/シ
リアル変換回路17と、電気/光変換回路18と、送信
エラーレジスタ19と、オール“1”データ生成回路2
0とから構成されている。
【0037】一方、受信側ノード2は光/電気変換回路
21と、シリアル/パラレル変換回路22と、デコード
回路23と、受信データレジスタ24と、受信ECCレ
ジスタ25と、受信データバッファ26と、受信ECC
バッファ27と、同期データレジスタ28と、同期EC
Cレジスタ29と、エラーチェック回路30と、訂正デ
ータレジスタ31と、受信エラーレジスタ32とから構
成されている。
【0038】また、受信側ノード2にはオペレーティン
グシステム4が接続され、そのオペレーティングシステ
ム4にはデータ線122を介して障害処理装置3が接続
されている。
【0039】これら送信側ノード1及び受信側ノード2
の間のデータ転送幅は84バイトであり、光ファイバイ
ンタフェース100は1本につき1バイト幅なので、8
4本の光ファイバインタフェースで送信側ノード1と受
信側ノード2との間を接続している。
【0040】上記の84バイトデータは転送データ72
バイトとチェックビット12バイトとからなっており、
18バイトの転送データに対して3バイトのチェックビ
ットを割当て、21バイト単位でエラーチェックを行っ
ている。チェックビットは21バイト単位で1バイトエ
ラー訂正及び2バイトエラー検出が可能になるようなE
CCコードを用いて生成されている。
【0041】送信側ノード1では主記憶装置(図示せ
ず)から18バイトの転送データを受信すると、その転
送データをデータレジスタ10に格納する。データレジ
スタ10はその転送データをデータ線101を介して送
信データセレクタ12に送出するとともに、その転送デ
ータをデータ線102を介してチェックビット生成回路
11に送出する。
【0042】チェックビット生成回路11はデータレジ
スタ10からデータ線102を通して送られてきたデー
タに対して3バイトのチェックビットを生成し、そのチ
ェックビットをデータ線103を通して送信ECCセレ
クタ13に送出する。
【0043】送信データセレクタ12はデータレジスタ
10からデータ線101を通して送られてきた送信デー
タとオール“1”データ生成回路20からデータ線10
9を通して送られてきたオール“1”データとのうち一
方を送信エラーレジスタ19からデータ線108を通し
て送られてきた障害情報に応じて選択し、選択したデー
タをデータ線104を通して送信データレジスタ14に
送出して格納する。
【0044】送信ECCセレクタ13はチェックビット
生成回路11からデータ線103を通して送られてきた
チェックビットとオール“1”データ生成回路20から
データ線109を通して送られてきたオール“1”デー
タとのうち一方を送信エラーレジスタ19からデータ線
108を通して送られてきた障害情報に応じて選択し、
選択したデータをデータ線105を通して送信ECCレ
ジスタ15に送出して格納する。
【0045】エンコード回路16は送信データレジスタ
14からデータ線106を通して送られてきたデータ及
び送信ECCレジスタ15からデータ線107を通して
送られてきたチェックビットに対して、1バイトにつき
8ビットのデータを1バイトにつき10ビットのデータ
に変換する処理を行い、パラレル/シリアル変換回路1
7に送出する。
【0046】パラレル/シリアル変換回路17はエンコ
ード回路16で変換されたデータに対して、バイト単位
のパラレルデータをビット単位のシリアルデータに変換
する処理を行い、電気/光変換回路18に送出する。
【0047】電気/光変換回路18はパラレル/シリア
ル変換回路17でシリアルデータに変換されたデータに
対して、電気信号から光信号に変換する処理を行い、そ
のデータを光ファイバインタフェース100を通して受
信側ノード2に送信する。
【0048】送信エラーレジスタ19は送信側ノード1
内で障害が発生した時にその障害情報を保持し、オール
“1”データ生成回路20は転送データ及びチェックビ
ットとしてオール“1”のデータを生成する。
【0049】受信側ノード2の光/電気変換回路21は
光ファイバインタフェース100を通して受信したデー
タに対して、光信号を電気信号に変換する処理を行い、
シリアル/パラレル変換回路22に送出する。
【0050】シリアル/パラレル変換回路22は光/電
気変換回路21で電気信号に変換されたデータに対し
て、ビット単位のシリアルデータをバイト単位のパラレ
ルデータに変換する処理を行い、そのパラレルデータを
デコード回路23に送出する。
【0051】デコード回路23はシリアル/パラレル変
換回路22でパラレルデータに変換されたデータに対し
て、1バイトにつき10ビットのデータを1バイトにつ
き8ビットのデータに変換する処理を行い、18バイト
のデータをデータ線111を通して受信データレジスタ
24に送出して格納するとともに、3バイトのデータを
データ線112を通して受信ECCレジスタ25に送出
して格納する。
【0052】受信データレジスタ24及び受信ECCレ
ジスタ25はデコード回路23で夫々デコードされたデ
ータをデータ線113,114を通して受信データバッ
ファ26及び受信ECCバッファ27に送出する。
【0053】受信データバッファ26及び受信ECCバ
ッファ27は受信データレジスタ24及び受信ECCレ
ジスタ25から夫々送られてきたデータに対して21バ
イトの受信データ間のバイト間同期をとり、同期をとっ
た転送データ及びチェックビットをデータ線115,1
16を通して同期データレジスタ28及び同期ECCレ
ジスタ29に夫々送出して格納する。
【0054】同期データレジスタ28及び同期ECCレ
ジスタ29は受信データバッファ26及び受信ECCバ
ッファ27から夫々送られてきたデータをデータ線11
7,118を通してエラーチェック回路30に送出す
る。
【0055】エラーチェック回路30は同期データレジ
スタ28及び同期ECCレジスタ29から夫々送られて
きたデータに対してデータ化けのチェックを行い、エラ
ーが検出されなければ、チェックビットを外した18バ
イトのデータを訂正データレジスタ31に格納する。
【0056】また、エラーチェック回路30は1バイト
エラーを検出すると、チェックビットを基にエラー訂正
したデータを訂正データレジスタ31に格納する。さら
に、エラーチェック回路30は2バイト以上エラーを検
出すると、受信エラーレジスタ32に“1”をセットす
る。受信エラーレジスタ32にセットされたエラー情報
(“1”)はデータ線121を介して障害処理装置3に
出力され、障害処理装置3からオペレーティングシステ
ム4に通知される。
【0057】上述したような構成のシステムにおいては
送信側ノード1で障害が発生すると、送信エラーレジス
タ19に“1”がセットされる。次に、送信側ノード1
で転送すべき18バイトのデータが受信されると、その
18バイトのデータはデータレジスタ10に格納され
る。
【0058】データレジスタ10に格納された18バイ
トのデータはデータ線102を通してチェックビット生
成回路11に送られ、チェックビット生成回路11では
その18バイトのデータを基に3バイトのチェックビッ
トを生成する。
【0059】しかしながら、この場合、送信側ノード1
での障害の発生によって送信エラーレジスタ19に
“1”がセットされているので、送信エラーレジスタ1
9からデータ線108に“1”が送出される。
【0060】送信データセレクタ12はデータ線108
に“1”が送出されることでオール“1”データ生成回
路20からのオール“1”データを選択し、送信ECC
セレクタ13もデータ線108に“1”が送出されるこ
とでオール“1”データ生成回路20からのオール
“1”データを選択する。
【0061】送信データセレクタ12及び送信ECCセ
レクタ13で夫々選択されたオール“1”データはデー
タ線104,105を介して送信データレジスタ14及
び送信ECCレジスタ15に送られて格納される。
【0062】送信データレジスタ14はデータ線106
を介して18バイトのデータをエンコード回路16に渡
し、送信ECCレジスタ15はデータ線107を介して
3バイトのチェックビットをエンコード回路16に渡
す。
【0063】エンコード回路16では送信データレジス
タ14及び送信ECCレジスタ15からのデータに対し
て、1バイトにつき8ビットのパラレルデータを1バイ
トにつき10ビットのパラレルデータに変換する処理を
行う。よって、送信データレジスタ14及び送信ECC
レジスタ15からの21バイトのデータは210ビット
のパラレルデータとなる。
【0064】そのパラレルデータは光ファイバインタフ
ェース100を使用するためにパラレル/シリアル変換
回路17にてシリアルデータに変換され、電気/光変換
回路18にて光信号に変換される。光ファイバインタフ
ェース100は210ビットのデータを21本の光ファ
イバを用いて受信側ノード2に転送する。
【0065】光ファイバインタフェース100を介して
受信側ノード2に転送された光信号は光/電気変換回路
21にて電気信号に変換され、シリアル/パラレル変換
回路22にてパラレルデータに変換される。
【0066】シリアル/パラレル変換回路22で変換さ
れたパラレルデータは、デコード回路23にて1バイト
につき10ビットのパラレルデータから1バイトにつき
8ビットのパラレルデータに変換される。ここで、デコ
ード回路23からの出力データは送信側ノード1のエン
コード回路16の入力データと同じデータとなる。
【0067】デコード回路23はデータ線111を介し
て18バイトのデータを受信データレジスタ24に送出
して格納するとともに、データ線112を介して3バイ
トのチェックビットを受信ECCレジスタ25に送出し
て格納する。
【0068】受信データレジスタ24及び受信ECCレ
ジスタ25は各々格納したデータをデータ線113,1
14を介して受信データバッファ26及び受信ECCバ
ッファ27に送出して格納する。受信データバッファ2
6及び受信ECCバッファ27には光ファイバインタフ
ェース100間のスキュー保証のために次々とデータが
格納される。
【0069】同期データレジスタ28及び同期ECCレ
ジスタ29はデータ線115,116を介して受信デー
タバッファ26及び受信ECCバッファ27から読出さ
れかつ全21バイトの同期がとれたデータを夫々格納
し、その格納したデータをデータ線117,118を介
してエラーチェック回路30に送出する。
【0070】エラーチェック回路30は同期データレジ
スタ28及び同期ECCレジスタ29からのデータに対
して1バイトエラー訂正/2バイトエラー検出のエラー
チェックの判定を行う。
【0071】通常、18バイトの転送データがオール
“1”の場合にはチェックビットは‘006666H’
となるが、送信側ノード1で障害が発生した時には上記
のように送信ECCセレクタ13でオール“1”のデー
タ(‘FFFFFFH’)が選択されるので、エラーチ
ェック回路30はチェックビットの3バイトエラーを検
出し、訂正不可能エラーと判断してデータ線120を介
して受信エラーレジスタ32に“1”をセットする。
【0072】この受信エラーレジスタ32に“1”がセ
ットされると、受信エラーレジスタ32からデータ線1
21を介して障害処理装置3に障害発生が通知される。
障害処理装置3は受信エラーレジスタ32から障害発生
が通知されると、データ線122を介してオペレーティ
ングシステム4に割込み、障害が発生したことを通知す
る。オペレーティングシステム4は障害通知を受けたノ
ード(送信側ノード1)に対する新たなジョブの発行を
中止する。
【0073】このように、送信側ノード1における障害
発生時に受信側ノード2への転送データ及びそのチェッ
クビットとして受信側ノード2において訂正不可能な障
害が検出されるように予め設定されたオール“1”デー
タを送出することによって、通常のデータ転送と同じ方
法により受信側ノード2のエラーチェック回路30で強
制的に障害検出を行わせて、エラーチェック回路30か
ら受信エラーレジスタ32を介して障害処理装置3に障
害発生を報告させることができる。
【0074】送信側ノード1及び受信側ノード2では障
害処理装置3の動作クロックの1/16で動作している
ので、従来の障害通知方式に比べて16倍以上の早さで
障害通知を行うことができる。そのため、障害通知の遅
れることによって障害となっている装置に対して新たな
ジョブが投入されるのを防止することができる。
【0075】したがって、送信側ノード1の障害発生を
受信側ノード2に対して迅速に通知することができ、障
害となっている装置への新たなジョブの投入を防止する
ことができる。
【0076】また、本発明の一実施例による障害通知回
路を実現するにあたって、168ビットの2ウェイセレ
クタ(送信データセレクタ12及び送信ECCセレクタ
13)とオール“1”データ生成回路20とを追加する
だけなので、少量のハードウェアの追加によって上記の
効果を得ることができる。
【0077】尚、請求項の記載に関連して本発明はさら
に次の態様をとりうる。
【0078】(1)送信側ノード及び受信側ノード各々
を光ファイバインタフェースで結合してそれらの主記憶
装置間のデータ転送を光通信によって行う情報処理シス
テムの障害通知回路であって、前記送信側ノードに設け
られかつ自ノード内において障害が発生した時に前記受
信側ノードへの転送データ及びその転送データのエラー
訂正・検出用のチェックビットとして前記受信側ノード
において訂正不可能な障害が検出されるように予め設定
された所定パターンを送出する送出手段を有することを
特徴とする障害通知回路。
【0079】(2)前記所定パターンは、各ビットデー
タ全ての値が予め設定された同一の値からなることを特
徴とする(1)記載の障害通知回路。
【0080】(3)前記送出手段は、前記所定パターン
を生成する生成手段と、前記所定パターンと前記転送デ
ータとのうち一方を選択する第1の選択手段と、前記所
定パターンと前記チェックビットとのうち一方を選択す
る第2の選択手段と、前記障害発生時に前記第1及び第
2の選択手段各々が前記保持手段の内容を選択するよう
制御する制御手段とを含むことを特徴とする(1)また
は(2)記載の障害通知回路。
【0081】(4)前記制御手段は、前記障害発生を示
す情報を保持する保持手段を含み、前記第1及び第2の
選択手段各々の選択動作が前記保持手段の保持内容にし
たがって行われるよう構成したことを特徴とする(3)
記載の障害通知回路。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側ノードにおける障害発生時に受信側ノードへの転送
データ及びそのチェックビットとして受信側ノードにお
いて訂正不可能な障害が検出されるように予め設定され
た所定パターンを送出することによって、送信側ノード
の障害発生を受信側ノードに対して迅速に通知すること
ができ、障害となっている装置への新たなジョブの投入
を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 送信側ノード 2 受信側ノード 3 障害処理装置 4 オペレーティングシステム 10 データレジスタ 11 チェックビット生成回路 12 送信データセレクタ 13 送信ECCセレクタ 14 送信データレジスタ 15 送信ECCレジスタ 16 エンコード回路 17 パラレル/シリアル変換回路 18 電気/光変換回路 19 送信エラーレジスタ 20 オール“1”データ生成回路 21 光/電気変換回路 22 シリアル/パラレル変換回路 23 デコード回路 24 受信データレジスタ 25 受信ECCレジスタ 26 受信データバッファ 27 受信ECCバッファ 28 同期データレジスタ 29 同期ECCレジスタ 30 エラーチェック回路 31 訂正データレジスタ 32 受信エラーレジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側ノードと受信側ノードとの間のデ
    ータ転送を光通信によって行う情報処理システムの障害
    通知回路であって、前記送信側ノードに設けられかつ自
    ノードにおける障害発生時に前記受信側ノードへの転送
    データ及びその転送データのエラー訂正・検出用のチェ
    ックビットとして前記受信側ノードにおいて訂正不可能
    な障害が検出されるように予め設定された所定パターン
    を送出する送出手段を有することを特徴とする障害通知
    回路。
  2. 【請求項2】 前記所定パターンは、各ビットデータ全
    ての値が予め設定された同一の値からなることを特徴と
    する請求項1記載の障害通知回路。
  3. 【請求項3】 前記送出手段は、前記所定パターンを生
    成する生成手段と、前記所定パターンと前記転送データ
    とのうち一方を選択する第1の選択手段と、前記所定パ
    ターンと前記チェックビットとのうち一方を選択する第
    2の選択手段と、前記障害発生時に前記第1及び第2の
    選択手段各々が前記保持手段の内容を選択するよう制御
    する制御手段とを含むことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の障害通知回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記障害発生を示す情
    報を保持する保持手段を含み、前記第1及び第2の選択
    手段各々の選択動作が前記保持手段の保持内容にしたが
    って行われるよう構成したことを特徴とする請求項3記
    載の障害通知回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198044A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 富士通株式会社 並列処理装置

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