JPH09263321A - 重畳搬送物の分離装置 - Google Patents

重畳搬送物の分離装置

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JPH09263321A
JPH09263321A JP11289196A JP11289196A JPH09263321A JP H09263321 A JPH09263321 A JP H09263321A JP 11289196 A JP11289196 A JP 11289196A JP 11289196 A JP11289196 A JP 11289196A JP H09263321 A JPH09263321 A JP H09263321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
peas
roller
conveyors
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP11289196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotami Oyama
博民 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEKUNIKA MACH KK
Original Assignee
TEKUNIKA MACH KK
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Publication date
Application filed by TEKUNIKA MACH KK filed Critical TEKUNIKA MACH KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重なって移送・供給されるキヌサヤ豌豆を確
実に引き離し、一定間隔をあけて選別機に供給するため
の分離装置を提供すること 【構成】 速度V1<V2なる条件を満たすコンベヤC
1とC2とを連続して配設し、コンベヤC2の上流側駆
動ドラムD2の軸に平行、かつ上方位置に、押圧ローラ
R2を配設し、このローラR2から搬送物品の長さLよ
り長い長さL′上流位置でコンベヤC1の上方にローラ
R1を配設してなる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短冊状の搬送物品、特
にキヌサヤ豌豆の如き鞘付き豆(以下、単にキヌサヤ豌
豆という)が重なって搬送されたときの分離装置に関す
る。
【0002】
【従来技術の説明】キヌサヤ豌豆は、出荷に際してその
商品価値を高めるために形状、適度の成熟度(豆が大き
くなると品質が下がる。)などを見ながら選別される。
当初この選別作業は、目視で行われていたが、省力化と
作業の能率向上のために、ベルトコンベヤで移送しなが
ら、豆の厚さ測定を行って成熟し過ぎになっているか否
か、鞘の大きさや反り返りなどをCCDカメラにより撮
影し、画像処理を行って良否を判別するようにしてい
る。
【0003】ところが、上記のように構成する選別機で
は、CCDカメラの画像処理能力に応じて、必要最小限
の間隔を開けて選別機に送り込まれなくてはならない。
この手段として、ストックヤードにある豆を、溝形軌条
を設けた振動移送手段で順次整列させながら移送し、そ
の豆を上記振動移送手段より早い速度のベルトコンベア
に移し換え、この間の速度差を利用して連なっている豆
を引き離すようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような手段
では、キヌサヤ豌豆が重なったり、額や柄が互いに絡み
合って引き離されないまま選別機に供給されてしまい、
選別不能の状態に至る問題がある。この発明は、上記の
問題に鑑み選別される豆が、確実に間隔をあけて選別機
に供給される搬送物品の分離装置を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題解決のための手段】上記課題を解決するために第
一の発明は、速度V1<V2なる条件を満たすコンベヤ
C1とC2とを連続して配設し、コンベヤC2の上流側
駆動ドラムD2の軸に平行、かつ上方位置に、押圧ロー
ラR2を配設し、このローラR2から搬送物品の長さL
より長い長さL′上流位置でコンベヤC1の上方にロー
ラR1を配設してなる構成を採用したものである。
【0006】上記の如く構成するこの発明にあっては、
キヌサヤ豌豆が重なって搬送されてきた場合、コンベヤ
C2とローラR2とが重なり合った、キヌサヤ豌豆の先
になっているものを挟んで送り出し、後方の重なってい
るキヌサヤ豌豆は、コンベヤC1とローラR1に挟まっ
て遅い速度で進行するので、この間に重なったキヌサヤ
豌豆は、確実に分離される。
【0007】また、第二の発明は、速度V1<V2なる
条件を満たすコンベヤC1とC2とを連続して配設し、
コンベヤC2の駆動ドラムD2の軸に平行、かつ上方位
置に、ローラR′2を配設し、このローラR′2を含む
ローラ群に案内されて周回する導入面A2を有する無端
ベルトを配設し、このローラR′2から搬送物品の長さ
Lより長い長さL′上流位置でコンベヤC1の上方にロ
ーラR′1を配設し、このローラR′1を含むローラ群
に案内されて周回する導入面A1を有する無端ベルトを
配設してなる構成を採用したものである。
【0008】上記の如く構成するこの発明にあっては、
上記第一の実施形態の作用に加えて、導入面A1,A2
を有する無端ベルトB1,B2の作動によってキヌサヤ
豌豆がスムーズにコンベヤC1からC2へと乗り移り、
その間に重畳したキヌサヤ豌豆が引き離されて搬送され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る第一の実施形態
を図1ととも共に説明する。速度V1<V2なる条件を
満たすコンベヤC1とC2がキヌサヤ豌豆Kの搬送方向
の上流側から下流側に向かって連続して設置され、コン
ベヤC2の駆動ドラムD2の上方に押さえローラR2が
設置され、ローラR2からキヌサヤ豌豆Kの平均長さL
より若干長いL′の長さの間隔をあけて上流側に押さえ
ローラR1が設置されている。
【0010】キヌサヤ豌豆Kが重なってコンベヤC1か
らC2に搬送されて来ると、重なったキヌサヤ豌豆Kの
内、先にコンベヤC2に到達したキヌサヤ豌豆Kは、押
さえローラR2とコンベヤC2によって速く引き取ら
れ、後から到達するキヌサヤ豌豆Kは、速度の遅いコン
ベヤC1と押さえローラR1に挟まれて遅い速度でコン
ベヤC2側に移動し、前後のキヌサヤ豌豆Kが一定の間
隔に引き離される。
【0011】ここで、押さえローラR1とR2の間隔を
キヌサヤ豌豆Kの平均長さLより若干長くL′としてい
るのは、重なって移送されてくるキヌサヤ豌豆Kを高い
確率で引き離すためのである。また、ローラR2は、コ
ベヤC2の進行速度に同調して回転するようにすると、
一層効果的である。
【0012】なお、実施形態では、押さえローラR1、
R2の外径がコンベヤC1、C2に対して大きくなって
いるが、構造の説明上、模擬的に作成したためで、重な
ったキヌサヤ豌豆Kを、より確実に引き離すには出来る
だけ外径を小さくする必要がある。
【0013】第二の実施形態を図2とともに説明する。
コンベヤC1とC2の速度条件は第一の実施形態と同じ
である。この実施形態では、キヌサヤ豌豆Kがコンベヤ
C1からC2に移送される間に押さえローラR′1、
R′2に導入されやすくするために、ローラ群を配置
し、これに無端ベルトを懸け渡して導入面A1、A2を
形成し、キヌサヤ豌豆Kがスムーズに移送され、コンベ
ヤC1からC2へと移送される間に確実に引き離される
ようにしたものである。
【0014】ここで、押さえローラR′1とR′2の間
隔をキヌサヤ豌豆Kの平均長さLより若干長くL′とし
ているのは、重なって移送されてくるキヌサヤ豌豆Kを
高い確率で引き離すためのである。
【0015】なお、実施形態では、押さえローラR′
1、R′2の外径がコンベヤC1、C2に対して大きく
なっているが、構造の説明上、模擬的に作成したため
で、重なったキヌサヤ豌豆Kを、より確実に引き離すに
は出来るだけ外径を小さくする必要があり、押さえロー
ラR′1、R′2に代えて無端ベルトの案内板とすれば
一層良好な結果を得ることができる。また、図2の無端
ベルトB1、B2に代えて図3に示すフラップF1、F
2を採用してもよい。更に、ローラをカウンターウェイ
ト、または、スプリングで付勢されるスイングアームで
支持するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く、この発明によれば、
重なって移送されてきたキヌサヤ豌豆がコンベヤC1か
らC2に移動する間に、確実に引き離され、次の選別装
置の選別機能が十分に発揮されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の説明図
【図2】第二実施形態の説明図
【図3】第三実施形態の説明図
【符号の説明】
A1,A2 導入面 B1,B2 無端ベルト C1,C2 コンベヤ D2 コンベヤ駆動ドラム F1,F2 フラップ K キヌサヤ豌豆 L キヌサヤ豌豆の平均長さ L′ ローラR1,R2の間隔 R1,R2 押さえローラ R′1,R′2 押さえローラ V1 コンベヤC1の速度 V2 コンベヤC2の速度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度V1<V2なる条件を満たすコンベ
    ヤC1とC2とを連続して配設し、コンベヤC2の上流
    側駆動ドラムD2の軸に平行、かつ上方位置に、押圧ロ
    ーラR2を配設し、このローラR2から搬送物品の長さ
    Lより長い長さL′上流位置でコンベヤC1の上方にロ
    ーラR1を配設してなることを特徴とする重畳搬送物の
    分離装置。
  2. 【請求項2】 速度V1<V2なる条件を満たすコンベ
    ヤC1とC2とを連続して配設し、コンベヤC2の駆動
    ドラムD2の軸に平行、かつ上方位置に、ローラR′2
    を配設し、このローラR′2を含むローラ群に案内され
    て周回する導入面A2を有する無端ベルトを配設し、こ
    のローラR′2から搬送物品の長さLより長い長さL′
    上流位置でコンベヤC1の上方にローラR′1を配設
    し、このローラR′1を含むローラ群に案内されて周回
    する導入面A1を有する無端ベルトを配設してなること
    を特徴とする重畳搬送物の分離装置。
JP11289196A 1996-03-28 1996-03-28 重畳搬送物の分離装置 Pending JPH09263321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11289196A JPH09263321A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 重畳搬送物の分離装置

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JP11289196A JPH09263321A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 重畳搬送物の分離装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09263321A true JPH09263321A (ja) 1997-10-07

Family

ID=14598107

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JP11289196A Pending JPH09263321A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 重畳搬送物の分離装置

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JP (1) JPH09263321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269871A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの二段重なり解消装置
JP2020007118A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 池上通信機株式会社 小型成形品の供給中継装置および該装置を用いた小型成形品の処理システム

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