JPH09262316A - スイミングゴーグルのブリッジ構造 - Google Patents

スイミングゴーグルのブリッジ構造

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JPH09262316A
JPH09262316A JP29709496A JP29709496A JPH09262316A JP H09262316 A JPH09262316 A JP H09262316A JP 29709496 A JP29709496 A JP 29709496A JP 29709496 A JP29709496 A JP 29709496A JP H09262316 A JPH09262316 A JP H09262316A
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hole
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holes
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Mitsuharu Nozawa
光治 野澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両眼フレーム独立型でブリッジ間の有効長さが
微妙に調整され水漏れせず、目のまわりが痛くない。バ
ックルを必要としない。 【構成】両眼フレームの間を結合するブリッジは、ゴム
状のもので作られており自ら伸縮して左右対称に変形す
る。ブリッジ紐は各端部で2回穴に通される。ゴーグル
バンドで頭に巻き付けて両眼フレームを両目に当て密着
させるとき、調和した張力で顔面にフィットし、水漏れ
が生じない。さは自在である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイミングゴーグル
のブリッジ構造に関する。特に、独立した両眼フレーム
間のブリッジ、頭に巻きつけるバンドと両眼フレームの
連結手段を改良したスイミングゴーグルに関する。
【0002】
【従来の技術】スイミングゴーグルは、プール残留塩素
などの有害物質から水泳中の目を保護するために用いら
れる。したがって、スイミングゴーグルは、片目だけで
なく両目の周囲に密着するものでなければならず、水漏
れは極度に嫌われる。
【0003】凹凸面が複雑で人それぞれに違う顔面では
あるが、基本的には概略左右対称である。そこで、両眼
フレームを左右対称に一体的に成形し、両フレームに交
換自在に両レンズをはめ込むものが考えられるようにな
った。この両眼フレーム一体型のものには、両レンズ部
にスポンジゴム等の密着性に優れ弾性的に伸縮できる材
質を一体成形して縁どりしたものをフレームにはめ込む
もの、両レンズ部にエラストマー等のクッションをはめ
込みセットしたものをフレームに固定するものがある。
【0004】このような両眼フレーム一体型のものは、
普通の眼鏡と同様に左右対称であり、ゴーグルバンドで
頭に巻き付けたとき、顔面によくフィットし、両側フレ
ームの縁取り部の密着性が効果的であり、このため水漏
れ防止にすぐれている。
【0005】しかし、一体化されたフレームにも多少の
弾性的変形性があるとは言え、大きい顔の人もいれば小
さい顔の人もいて、同じサイズで誰にでもフィットし水
漏れのないものを作ることはできないので、品数が多く
なる。また、毎年スイミングがどんどん普及し水泳人口
が増大してきており、誰の持物のスイミングゴーグルか
識別しやすくするのにどうすればよいかという問題点が
ある。
【0006】前記した両眼一体型フレームのゴーグルに
は、前記した問題点があるので、両眼フレームは独立し
ているものとし、独立フレームの生産技術が従来の研究
開発の主要課題であり、この課題は一体成形技術の発達
によりほぼ解決されている。
【0007】そこで現在の課題は、左右フレームを結合
するためのブリッジの研究開発が主要課題となってい
る。すなわち、ブリッジの長さを可変化するという課題
解決のために、伸縮しないがみずから弾性変形して長さ
を変えるもの(特公昭62−23577)、複数個のブ
ロックの連結により長さを変えるようにしたもの(実公
平3−213)、伸縮して弾性的に連続に長さを変える
もの(実開昭63−180063)等が考えられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】公知のこのようなブリ
ッジの構造は、ブリッジの有効長さを微妙に変えること
ができない。弾性的に伸縮するだけでは、張力が変わり
密着性に悪影響を目のまわりと鼻が痛くなる。両眼間の
長さに微妙にあわせられた両眼フレームが顔面に密着す
るようにならなければ、効果的な水漏れの防止をするこ
とができない。更に、水漏れが防止され、且つ、人それ
ぞれの両眼間に対応させることができるようにブリッジ
長さを微妙に可変することができても、ブリッジが鼻に
痛さを与えるようなものであってはならない。更にま
た、子どもが簡単に有効なブリッジ長さに調整できるよ
うなものが望まれている。
【0009】この発明の目的は、両眼フレーム独立型で
水漏れしないスイミングゴーグルを提供することにあ
る。
【0010】この発明の他の目的は、子どもが簡単に有
効なブリッジ長さに調整できるスイミングゴーグルを提
供することにある。
【0011】この発明の他の目的は、有効なブリッジ長
さに調整した後でスイミング中にその有効長さを保持す
ることができるスイミングゴーグルを提供することにあ
る。
【0012】
【前記課題を解決するための手段】前記課題を解決する
ために次のような手段を採る。
【0013】本発明1によるスイミングゴーグルのブリ
ッジ構造は、2体の単眼フレームと、前記単眼フレーム
の1体をその他体に結合するためのブリッジ構造とから
なり、前記ブリッジ構造は、前記単眼フレームに設けら
れている第1穴と、前記第1穴に通されるブリッジ紐と
からなり、前記ブリッジ紐は弾力的に伸縮性があり、前
記第1穴は前記単眼フレームの前記他の単眼フレームに
対向する側に設けられ、前記第1穴はブリッジ紐が少な
くとも2回通されるように少なくとも2つが設けられ前
記単眼フレームの前記1体の前記第1穴と前記他体の前
記第1穴とは対称に設けられていることを特徴としてい
る。
【0014】本発明2によるスイミングゴーグルのブリ
ッジ構造は、前記発明1において、前記ブリッジ紐は、
前記2つの穴で折られる。
【0015】本発明3によるスイミングゴーグルのブリ
ッジ構造は、前記発明2において、前記第1穴には前記
ブリッジ紐がくい込む突起が設けられている。
【0016】本発明4によるスイミングゴーグルのブリ
ッジ構造は、2体の単眼フレームと、前記単眼フレーム
の1体をその他体に結合するためのブリッジ構造とから
なり、前記ブリッジ構造は、前記単眼フレームに設けら
れている第2穴と、前記第2穴に通されるゴーグルバン
ドとからなり、前記ゴーグルバンドは弾力的に伸縮性が
あり、前記第2穴は前記単眼フレームの外側に設けら
れ、前記第2穴は前記ゴーグルバンドが少なくとも2回
通されるように少なくとも2つが設けられ、前記単眼フ
レームの前記1体の前記第2穴と前記他体の前記第2穴
とは対称に設けられている。
【0017】
【作用及び効果】両眼フレームの間を結合するブリッジ
は、自ら伸縮して左右対称に変形する。このため、ゴー
グルバンドで頭に巻き付けて両眼フレームを両目に当て
密着させるとき、この発明のゴーグルは顔面にフィット
し、水漏れが生じない。ブリッジははめ込み式であるの
で、ブリッジ間の長さは自在である。この自在な有効長
さは、微妙に連続的に変更してブリッジ紐の張力を調整
することができる。自在な有効長さは、微妙に連続的に
変更してブリッジ紐の張力を調整することができる。有
効長さが微妙に変わっても、ブリッジ紐の張力には大き
い影響を与えない。
【0018】また、同様にゴーグルバンドの自在な有効
長の微妙な連続的変更によるブリッジ紐の張力の調整
は、ブリッジ紐の張力調整と相俟って、両眼フレームを
介して一周する張力紐の調和を図ることができる。
【0019】このような調整は、簡単に行うことがで
き、水漏れをより有効に防ぎ、目に痛みを与えない。バ
ックルを省略できるが、バックルを用いることはでき
る。
【0020】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を図面にした
がって説明する。図1、図2、図3に示されるように、
本体は左本体(以下、左側単眼フレームという)1L、
右本体1R(以下、右側単眼フレームという)から構成
されている。両フレームは独立体として形成され、それ
ぞれに、単眼フレームを形成している。
【0021】フレーム1Lは樹脂、例えばポリカーボネ
イトで作られ、フレーム1Lにはレンズ2Lが一体的に
成形されている。レンズ2Lの材質も、例えばポリカー
ボネイトである。前記フレーム1Lの後面には、軟質エ
ラストマーの吸着部3Lが一体成形で成形されている。
この吸着部3Lは、軟質ゴム、発泡性ゴムで作ってもよ
い。吸着部3は、クッション部分としての機能を合わせ
持つ。クッション部分である吸着部3Lを別体として製
作して、フレーム1Lにはめ込みセットすることができ
る。
【0022】右側のフレーム1R、レンズ2R、吸着部
3Rは左側のそれらと同じであるが、図1、図2中に示
す基準線Lに関し左右対称に形成されている。左右独立
のフレーム1L,1Rのそれぞれの外側部には、伸縮弾
性があるゴーグルバンド5(一部のも図示)の各1端が
それぞれに連結されている。
【0023】各フレーム1L,1Rの他の内側端部即ち
両眼フレーム1L,1Rが対向する側の端部はブリッジ
6で連結され短絡される。ブリッジ6は、連結部7L,
7Rとブリッジ紐8とで構成される。連結部7L,7R
は、各フレーム1L,1Rの内側端部即ち両眼フレーム
が対向する側の端部に設けられている。このブリッジ6
も基準線Lに対して対称的に形成されている。連結部7
Lはフレーム1Lと同じ材質を用いてフレーム1Lと一
体に成形することができる。
【0024】ブリッジ紐8は、中央部8aが加硫ゴム又
は熱可塑性エラストマーで作られており、硬度はJIS
Aでコード45°〜75°が適切である。ブリッジ紐の
中央部8aは、ブリッジ紐8の両端部よりも硬度が低
い。このような高低の相対的硬度は、紐の幅、厚さ、材
質等の点から研究されている。ブリッジ紐8の物理的特
性は、自ら伸縮し、かつ弾性的な変形性を有しているこ
とである。
【0025】ブリッジ6の連結構造が、図3に拡大され
て示されている。フレーム1Rから一体的に突出した連
結部7Rには、2つの通し穴7Ra,7Rbが開けられ
ている。これらの通し穴7Ra,7Rbには、中央側
(基準線L側)から外側に向う方向に、それぞれの通し
穴7Ra,7Rbの中央側の面から突起7Ra1,7R
b1が突出するように設けられている。ブリッジ紐8の
一端が外側寄りの通し穴7Rbに通され、次に内側寄り
の通し穴7Raに通されている。
【0026】ゴーグルバンド5とフレーム1Lとの連結
構造が、図4に拡大され示されている。フレーム1Lの
右端側に2つの通し穴9La,9Lbが開けられてい
る。これらの通し穴9La,9Ldには、中央側から外
側に向う方向に、それぞれの通し穴9La,9Lbの外
側の面から突起9La1,9Lb1が突出している。ゴ
グルバンド5の一端が、内側寄りの通し穴9Laに通さ
れ、次に外側寄りの通し穴9Lbに通されている。
【0027】ゴーグルバンド5の一端側には、この一端
側を通し穴9La,9Lbに通す前に、チューブ5aが
はめられている。このチューブ5aは自然状態で断面形
状が略矩形形状、長楕円形状である。このチューブ5a
の中穴にこれをやや押しひろげるようにしてゴーグルハ
ンド5の一端を通す。
【0028】このチューブ5aは織布で、その織布面に
油性マーキングペン等で持主の名前等の識別用の文字、
記号を書き込むために用いられる。このようなチューブ
は、織布に限られずインクがのりやすい成形品のチュー
ブ3(図1,2参照)であってもよい。ただし、チュー
ブ5a、チューブ3は機能上必ずしも必要なものではな
い。
【0029】(第1実施例の作用)ブリッジ紐8の一端
は、2つの通し穴7Ra,7Rb(他端は、通し穴7R
a,7Rb)を通って4回折り曲げられており、さら
に、それぞれの通し穴7Ra,7Rbの突起7Ra1,
7Rb1にわずかであるがくい込んでいるので、自己変
形し、自己伸縮しながらも、張力がかかったときはくさ
び効果でますますしっかり2つの通し穴7Ra,7Rb
で締め付けられている。
【0030】同様に、ゴーグルバンド5は、2つの通し
穴9La,9Lbを通って4回折り曲げられており、さ
らに、それぞれの通し穴9La,9Lbの突起9La
1,9Lb1にわずかであるがくい込んでいるので、自
己変形し自己伸縮しながらも、張力がかかった時にはく
さび効果でますますしっかり2つの通し穴9La,9L
bで締め付けられる。
【0031】両眼間の長さが短い場合には、ブリッジ紐
8の余っている端部を短かくするように、ブリッジ紐8
の通し穴7Ra,7Rbに対する締付位置を変更する。
任意に変更された締付位置で、2つの穴に通されたブリ
ッジ紐8は、その伸縮弾性の力がくさび効果をもたら
し、その位置を保持する。ブリッジの有効長さは安定
し、その張力も安定する。
【0032】ゴーグルバンド5についても同様に調整さ
れる。ゴーグルバンド5が2つの穴を通る位置が変更さ
る。任意に変更された締付位置で、2つの穴に通された
ブリッジ紐8は、その伸縮弾性の力がくさび効果をもた
らし、その位置を保持する。両眼フレームを介して頭を
一周するブリッジ紐8とゴーグルバンド5は、両者の張
力が調和して、両眼フレーム1L,1Rを目のまわりで
顔に対称に吸着させる。対称中心線は、鼻筋を含む面内
にある。
【0033】ブリッジ紐8の中央部が両端部に比較して
柔らかく(伸びやすく)形成されている場合には、前記
張力の調和はより有効化する。ブリッジ紐8の微妙な有
効長さの変化は、その張力に大きい影響を与えない。
【0034】(第2実施例)図5、図6、図7、図8に
本発明のスイミングゴーグルのブリッジ構造が、第2実
施例として示されている。この実施例で用いられるブリ
ッジ紐8は中央部8aが両端部8Lb,8Rbに対して
山形、U字形、半円形等の形態に曲げられている。この
中央部は、エラストマー、軟質ゴム、発泡性ゴム等の材
質を用いた成形品で、自己伸縮弾性が与えられている。
ブリッジ紐8の中央部8aは、両端部8Lb,8Rbよ
りも柔軟であり弾性的に伸縮しやすい。ブリッジ紐8の
角端部8Lb,8Rbには、上下両面に2つずつの溝8
Lc,8Rcが設けられている。
【0035】図7は、図5の7−7線矢視の拡大断面図
で、フレーム1Lの中央側に設けた連結部の構造を示し
ている。この連結部は、2つの側壁7La,7Lbの間
に通し穴7Lcを有している。側壁7Laには前方(図
で紙面に垂直な方向に表側)に開放された係止穴7Ld
1が開けられている。この係止穴7Ld1の奥は、図8
に示すように上下に拡大された拡大部7Le1になって
いる。
【0036】(第2実施例の作用)図5は、ブリッジ紐
8の2つの溝8Lc(図6参照)のうちの中央寄りの溝
に挟まれる部分(図6に8Ldで示す)が、図8に示さ
れる開放された係止穴7Ld1に通され、中央側の溝8
Lcの外側寄りの側面が側壁7Laの内面に密着してい
る状態を示している。
【0037】前記部分8Ldは、図8に示す係止穴7L
d1の拡大部7Le1に入っているがそれ程余裕はな
く、また図7に点線で示すようにブリッジ紐8は、係止
穴7Ld1,7Le1のところで曲げられているので、
ブリッジ紐8は変形しながら部分部分で膨脹収縮し、ブ
リッジ紐8を抜く方向に張力を加えると、くさび効果で
ますます締め付けられる。また、ブリッジ紐8の中央部
の伸びとあいまって、しっかりと両眼フレーム1L,1
Rを連結するブリッジ紐8は両眼フレーム1L,1Rを
顔面にフィットさせることができる。また、ブリッジ紐
8は中央部だけでなく両端部もねじれる方向の曲りに柔
軟に対応する。このブリッジ紐8も、2つの穴に通さ
れ、2つの穴の位置で折り曲げられる。有効長さの連続
的可変長さは短いが、微妙な有効長さを調整することが
できる。
【0038】(連結部とブリッジ紐の連結に関する他の
実施例)連結部7とブリッジ紐8の連結手段は、上記に
述べた2つの実施例に限られず、公知手段の転用により
いろいろある。例えば、ハトメ式のもの、くくりつける
もの、マジックテープ式のものその他である。少なくと
も中央部が自己伸縮性、自己変形性があり、永久伸びが
小さく、フレームの連結部7L,7Rに連結できるもの
なら何でも良い。
【0039】(フレーム部の第2実施例)フレーム部の
第2実施例を図9,図10にしたがって説明する。フレ
ーム1L,1Rが左右独立に成形されている点は、第1
実施例と同様である。レンズ2Rには吸着部10Rが一
体に形成されている。
【0040】レンズ2R、吸着部10Rは一体物でこの
一体物はフレーム1Rに対し独立し、交換、着脱が自由
である。フレーム1Rの内側両サイドには、フレーム1
Rから内側に向きあう2つのノッチ13R,13Rがあ
る。他方、密着部10Rの外側両サイドには2つのノッ
チ穴14R,14Rが設けられている。
【0041】左側(図で右側)のフレーム1L、左側の
レンズ2L、左側の吸着部10L、左側のノッチ13
L,13L、ノッチ穴14L,14Lも同様である。両
側のフレーム1L,1Rの連結方法は、前記各実施例の
ものが同様に適用される。
【0042】(フレーム部の第2実施例の作用)レンズ
2R、吸着部10Rからできているもの(レンズ構成体
という)をフレーム1Rに後方から差し込むと、ノッチ
13R,13Rがノッチ穴14R,14Rにはまり込ん
で、フレーム1Rとレンズ構成体とが一体化する。引き
はがして両者を離脱する。フレームとレンズ構成体と
は、ノッチ機構によりしっかり一体化されるので、水漏
れ防止に関する作用は第1実施例と変わらない。
【0043】(その他の実施例)フレーム1L,1Rに
対し、レンズ2L,2Rを交換式に取り付けるか一体成
形で固定するか、更にまた、フレーム1L,1Rに対
し、交換可能にしたレンズ構成体に対して、レンズ2
L,2Rを一体固定化するか、はめ込んで一体化する
か、着脱可能にするかは、任意に設計変更が可能であ
る。
【0044】(実施例の効果)以上に述べた実施例から
明らかなように、本発明には次の効果がある。本発明の
ゴーグルは、左右対称性を保持しやすく、吸着部に異常
なストレスがかかりにくいので、水漏れ防止が完全にな
った。
【0045】また、両側フレーム間の間隙をユーザサイ
ドで変えることができるので、両側フレーム一体型のも
のと比べると、極端に品数を減少させることができる。
更にまた、レンズ構成体をフレームに対して交換可能と
したので、オリジナリティを尊ぶ現代のファッションに
ユーザは敏感に対応できる。
【0046】また、左右のレンズを独立に交換すること
ができる。レンズ構成体はフレームと別体であり、レン
ズ、吸着部で水漏れを防止するので、レンズ構成体とフ
レームとの間の結合は単にはめ込みでよく、したがっ
て、接着工程が省略される。また、ゴーグルバンドの端
部を止めるチューブは、ゴム、エラストマーで作られて
おり、バンドの柔軟性を損なわず、そこに名前を書き込
むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示す平面図であ
る。
【図2】図2は、図1の正面図である。
【図3】図3は、フレームとブリッジ紐の連結方法を示
す拡大断面図である。
【図4】図4は、フレームとゴーグルバンドの連結方法
を示す拡大断面図である。
【図5】図5は、連結方法の他の実施例を示す平面図で
ある。
【図6】図6(A)は、図5に示す実施例のブリッジ紐
を示す平面図である。図6(B)は、図6(A)の正面
図である。
【図7】図7は、図5のワーク線矢視方向の拡大断面図
である。
【図8】図8は、図5の連結部7Lの拡大してみる左側
側面図である。
【図9】図9は、フレームの他の実施例を示す斜面図で
ある。
【図10】図10は、図9に示す実施例のレンズ構成体
を示す斜面図である。
【符号の説明】
1L、1R…フレーム(または本体) 2L,2R…レンズ 3L,3R,10L,10R…吸着部 5…ゴーグルバンド 6…ブリッジ 7…連結部 8…ブリッジ紐 13L,13R,…ノッチ 14L,14R…ノッチ穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2体の単眼フレームと、 前記単眼フレームの1体をその他体に結合するためのブ
    リッジ構造とからなり、 前記ブリッジ構造は、 前記単眼フレームに設けられている第1穴と、 前記第1穴に通されるブリッジ紐とからなり、 前記ブリッジ紐は弾力的に伸縮性があり、 前記第1穴は前記単眼フレームの前記他の単眼フレーム
    に対向する側に設けられ、 前記第1穴はブリッジ紐が少なくとも2回通されるよう
    に少なくとも2つが設けられ前記単眼フレームの前記1
    体の前記第1穴と前記他体の前記第1穴とは対称に設け
    られていることを特徴とするスイミングゴーグルのブリ
    ッジ構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ブリッジ紐は、前記2つの穴で折られるスイミング
    ゴーグルのブリッジ構造。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1穴には前記ブリッジ紐がくい込む突起が設けら
    れているスイミングゴーグルのブリッジ構造。
  4. 【請求項4】2体の単眼フレームと、 前記単眼フレームの1体をその他体に結合するためのブ
    リッジ構造とからなり、 前記ブリッジ構造は、 前記単眼フレームに設けられている第2穴と、 前記第2穴に通されるゴーグルバンドとからなり、 前記ゴーグルバンドは弾力的に伸縮性があり、 前記第2穴は前記単眼フレームの外側に設けられ、 前記第2穴は前記ゴーグルバンドが少なくとも2回通さ
    れるように少なくとも2つが設けられ、 前記単眼フレームの前記1体の前記第2穴と前記他体の
    前記第2穴とは対称に設けられているスイミングゴーグ
    ルのブリッジ構造。
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