JP2947725B2 - スイミングゴーグル - Google Patents

スイミングゴーグル

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JP2947725B2
JP2947725B2 JP4081195A JP4081195A JP2947725B2 JP 2947725 B2 JP2947725 B2 JP 2947725B2 JP 4081195 A JP4081195 A JP 4081195A JP 4081195 A JP4081195 A JP 4081195A JP 2947725 B2 JP2947725 B2 JP 2947725B2
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band
arms
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support arms
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春雄 川島
俊二 深沢
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Tabata Co Ltd
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Tabata Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイミングゴーグル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイミングゴーグルのレンズ部周
りに形成したフレーム部の側部を着用者の後頭部方向へ
延ばすことにより上下二条のアームをつくり、該アーム
で着用バンドを長さ調節可能に支持する技術は公知ない
し周知である。例えば、実開昭64ー20872号公報
には、アームの各々から他方のアームに向かい先端どう
しが対向するように二条の平行な支持アームを延出さ
せ、その対向する先端どうしを所要寸法だけ離間させた
構造が開示されている。かかる構造を利用すると、着用
バンドを先端どうしの間隙から支持アームが形成するバ
ンド案内溝へ簡単に導くことができ、スイミングゴーグ
ルの組立時間を短縮することができる。ゴーグルを着用
することにより張力のかかったバンドは、その上下の側
縁部が支持アームに当接して支えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知技術におい
て、対向する支持アーム先端の離間寸法を大きくする
と、着用バンドを簡単に案内溝へ導くことができる反
面、着用バンドに張力がかかると外れ易く、実用に供す
ることができなくなる。したがって、前記公知技術を利
用するにしても、実際上は組立時間の短縮を多少犠牲に
し、着用バンドが簡単に外れることがないようにその離
間寸法を小さくしなければならないという問題がある。
【0004】そこでこの発明は、上下のアームと支持ア
ームとを被嵌するバックルの内側に支持アーム先端どう
しの間隙を埋めることができる手段を設けることによ
り、前記問題を解決することを課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明が前記課題を解
決するために手段とするところは、以下のとおりであ
る。
【0006】この発明においては、左右一対のレンズ部
と、該レンズ部周りに形成したフレーム部と、柔弾性素
材からなるパッド部材と、着用バンドとを備え、前記フ
レーム部の側部を着用者の後頭部方向へ延出させてなる
上下二条のアーム間で前記バンドを長さ調節可能に支持
するスイミングゴーグルを前提にしている。
【0007】かかる前提において、前記二条のアーム
が、互いに他方のアームに向かって先端どうしが対向す
るように延びる平行な複数の支持アームを有し、それら
支持アームにより該二条のアーム間で対向する二条の平
行なU字溝を形成し、それら対向する各一条のU字溝で
前記バンドの案内を可能にするとともに、該U字溝に案
内すべきバンドを挿通可能な二条の平行な透孔と、互い
に対向する前記支持アームの先端どうしの間隙を埋める
ことが可能な手段とからなり該二条のアームに前方から
被嵌可能なバックルを備えていることがこの発明の特徴
である。
【0008】
【作用】このように構成したスイミングゴーグルにおい
ては、上下のアームをバックルで被嵌すると、バックル
内側に設けた手段が対向する支持アーム先端どうしの間
隙を埋めるから、張力のかかった着用バンドは上下アー
ム各々の支持アームとそれらの間隙を埋める手段とに当
接する。それにより、着用バンドが前記間隙から外れ易
いという問題を解決することができる。
【0009】
【実施例】この発明に係るスイミングゴーグルの詳細を
添付の図面を参照して説明すると、以下のとおりであ
る。
【0010】図1は、スイミングゴーグル1の部分分解
斜視図である。ゴーグル1は、左右一対のレンズ部2
と、レンズ部2の周囲に位置するフレーム部3と、フレ
ーム部3の周縁部に着脱可能なパッド部材4と、左右の
フレーム部3の着用者後頭部寄りの外側部5に前方から
被嵌可能な左右一対のバックル6と、各々のバックル6
で折り返した着用バンド7とで構成され、左右のレンズ
部2の内側部8が周知の鼻ベルト9を介して連結してい
る。
【0011】レンズ部2は透明プラスチックからなるも
ので、これと一体にフレーム部3が成形されている。フ
レーム部3の外側部5は、着用者の後頭部方向へ延びる
寸法dだけ離間した上下二条のアーム10,11からな
り、各アーム10,11にはその厚み方向に延びる第1
U字溝15A,16Aと第2U字溝15B,16Bとが
ある。
【0012】第1U字溝の15Aと16A、第2U字溝
の15Bと16Bは、各々が互いに対向する位置にあっ
て、同一の幅を有する。これら第1、2U字溝15A,
16A、15B,16Bの画成にあずかる側壁部分10
A,11A、10B,11Bは、張力がかかったときの
着用バンド7を支える第1支持アーム10A,11Aと
第2支持アーム10B,11Bと呼ぶ。
【0013】バックル6は、ゴーグル1においてそれ自
体を単独で取り外し可能な部材であり、着用バンド7の
自由端部を図示のように折り返すと、その長さを調節す
ることができる。バックル6でフレーム外側部5を被嵌
すると、バックル6の内側縁部18がパッド部材4の側
縁部に当接する(図の右眼部参照)。
【0014】パッド部材4は、その前方部分に環状に延
びるフレーム嵌合溝20を有し、後方部分に着用者顔面
への圧接部21を有する。
【0015】図2は、図1の左眼部におけるフレーム外
側部5とバックル6との構造を着用者顔面側から見たと
きの斜視図であって、着用バンド7が仮想線で示してあ
る。バックル6には、第1U字溝15A,16Aと第2
U字溝15B,16Bの輪郭形状に対応した端部形状を
有する着用バンド7挿通用の第1、2透孔20,21
と、第1、2、3内面突起22,23,24と、周縁リ
ブ25,26とがある。図示のように第1、2透孔2
0,21に挿通して折り返した着用バンド7は、寸法d
の間隙を利用して第1U字溝15Aと16Aとの間、お
よび第2U字溝15Bと16Bとの間へ導く。次にバッ
クル6が矢印Y方向から上下二条のアーム10,11を
含むフレーム外側部5に被嵌すると、パッド4側縁部の
アーム案内部30の上下端部とアーム10,11の外周
縁部とがバックル6の周縁リブ25、26の内側に納ま
る。ちなみに案内部30の上下端部は、リブ25,26
各々の部分25Aと26Aとの間に納まる。また、第
1、2、3内面突起22,23,24の各々は、上下方
向の寸法がdより僅かに小さく、第1支持アーム10A
と11Aとの間隙、第2支持アーム10Bと11Bとの
間隙、および外側部5基端の間隙31に、それらの間隙
を埋めるように納まり、第1、2突起22,23各々の
右側縁が第1支持アーム10A,11Aの右側縁、およ
び第2支持アーム10B,11Bの右側縁と上下方向で
一列に並ぶ。なお、間隙31の寸法はdである。
【0016】図3は、バックル6が外側部5に被嵌した
状態を顔面側から見たときの平面図であって、着用バン
ド7が仮想線で示してある。バックル6における折り返
し寸法を加減して長さ調節を終えたゴーグル1を着用す
ると、外側部5近傍で二条をなすバンド7は、そのいず
れもが矢印Xで示す後頭部方向へ強く引っ張られ、その
ときにかかる張力が上下方向で一連をなす第1支持アー
ム10A,11Aと第1突起22、および第2支持アー
ム10B,11Bと第2突起23に支えられる。もしも
ここで第1、2突起22や23がないと、引っ張られた
バンド7が第1、2支持アーム10A,10B、11
A,11B各々の間隙から矢印X方向へ抜けてしまい、
着用バンドとして機能しなくなることがある。しかし、
このゴーグル1ではそのような心配が不要であるから、
間隙の寸法dを大きくして、その間隙からバンド7を第
1U字溝15A,16Aや第2U字溝15B,16Bへ
導き易くすることができる。
【0017】再び図2において、フレーム外側部5は、
間隙寸法dで上下に二分した基端部33,34を有し、
その各々がパッド部材4の嵌合溝20(図1参照)の内
側から透孔36,37を経て外に延び、透孔36,37
の周囲が基端部33,34に水密状態で当接している。
基端部33,34は、間隙dを設けることなく上下に連
続させ、それを嵌合溝20から外へのばしてもよいが、
そのようにすることで透孔36,37も縦にひとつなが
りの大きな透孔となり、パッド部材4の僅かな変形がそ
の透孔に大きな歪みをもたらし、その結果、基端部との
間に隙間が生じて水密状態を損なうことになりかねな
い。しかし、ゴーグル1では透孔36,37の一つずつ
を相対的に小さくすることができるので、良好な水密状
態を保つことができる。
【0018】
【発明の効果】この発明にかかるゴーグルでは、着用バ
ンドを上下の平行なアームから延びる支持アームと、そ
れらに被嵌するバックルとで支持し、そのバックルに
は、対向する支持アームの先端間隙を埋めるための手段
があるから、その間隙を大きくして着用バンドの支持ア
ームへの取付けを容易にしても、ゴーグル着用時に該バ
ンドがその間隙から外れるという心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイミングゴーグルの部分破断斜視図。
【図2】顔面側から見たときのフレームとバックルの斜
視図。
【図3】バックルが被嵌しているフレームの部分平面
図。
【符号の説明】
1 スイミングゴーグル 2 レンズ部 3 フレーム部 4 パッド部材 6 バックル 7 着用バンド 10 アーム 11 アーム 10A,11A 第1支持アーム 10B,11B 第2支持アーム 15A,16A 第1U字溝 15B,16B 第2U字溝 20,21 透孔 22 第1突起(手段) 23 第2突起(手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63B 33/00 A61F 9/02 315 A61F 9/02 325 G02C 5/14 G02C 11/00 G02C 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】左右一対のレンズ部と、該レンズ部周りに
    形成したフレーム部と、柔弾性素材からなるパッド部材
    と、着用バンドとを備え、前記フレーム部の側部を着用
    者の後頭部方向へ延出させてなる上下二条のアーム間で
    前記バンドを長さ調節可能に支持するスイミングゴーグ
    ルにおいて、 前記二条のアームが、互いに他方のアームに向かって先
    端どうしが対向するように延びる平行な複数の支持アー
    ムを有し、それら支持アームにより該二条のアーム間で
    対向する二条の平行なU字溝を形成し、それら対向する
    各一条のU字溝で前記バンドの案内を可能にするととも
    に、該U字溝に案内すべきバンドを挿通可能な二条の平
    行な透孔と、互いに対向する前記支持アームの先端どう
    しの間隙を埋めることが可能な手段とからなり該二条の
    アームに前方から被嵌可能なバックルを備えていること
    を特徴とする前記ゴーグル。
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