JPH09173377A - ゴーグル - Google Patents

ゴーグル

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JPH09173377A
JPH09173377A JP7337519A JP33751995A JPH09173377A JP H09173377 A JPH09173377 A JP H09173377A JP 7337519 A JP7337519 A JP 7337519A JP 33751995 A JP33751995 A JP 33751995A JP H09173377 A JPH09173377 A JP H09173377A
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elastic band
eyecup
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正 喜多
Tomoyuki Yashiro
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B33/00Swimming equipment attachable to the head, e.g. swim caps or goggles
    • A63B33/002Swimming goggles
    • A63B33/004Swimming goggles comprising two separate lenses joined by a flexible bridge
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイカップの微調整の容易化及び顔面へのフ
ィッティング自由度の向上を図る。 【解決手段】 左右一対のアイカップ2と、両アイカッ
プ2を連結する鼻ベルト3と、両アイカップ2の対向外
端部9相互を接続する弾性バンド4とから成るゴーグル
1において、アイカップ2の外端部9に長円形のバンド
挿通孔12を、上下方向に貫通状に設け、前記弾性バン
ド4の中央部4A及び両端部4Cを断面略長方形とする
と共に中間部4Bを断面略円形とし、中間部4Bをバン
ド挿通孔12に位置させ、帯状の中央部4A及び両端部
4Cで後頭部を二重に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイミング用、ス
キー用、オートバイ用、各種作業用などの眼を保護する
ためのゴーグルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ゴーグルとしては、図14
〜図16に例示するものが知られている(例えば、実公
昭53−153700号公報、実公平1−23494号
公報参照)。図14〜図16に示すゴーグル21は、ス
イミング用であって、左右一対のアイカップ22,22
と、両アイカップ22,22の対向内端部を連結する鼻
ベルト23と、両アイカップ22,22の外端部相互を
接続する弾性バンド24と、両アイカップ22,22の
側壁部後端に接着された柔軟な弾力を有するクッション
パッド25とから成っている。
【0003】そして、前記アイカップ22の対向内端に
は、鼻ベルト取付台座26が突出状に設けられ、該台座
26に略長方形のベルト挿通孔27が顔面方向に貫通状
に設けられている。前記鼻ベルト23は、ゴム、樹脂等
の可撓性を有する材料により断面長方形に成形され、そ
の一面(顔面側又はその逆側))に係止突部28が複数
個設けられている。この鼻ベルト23は、前記ベルト挿
通孔27に挿通され、係止突部28がベルト挿通孔27
の顔面側外周部に係止される。
【0004】また、前記アイカップ22,22は、対向
外端部に顔面方向に貫通する弾性バンド挿通孔29を備
えている。前記弾性バンド24は、ゴム製の平帯状を呈
する一本の長尺物で、前記バンド挿通孔29,29に通
し、その各端部24A,24Aを重ね合わせて調節輪杆
(バックル)30に通して連結してある。したがって、
弾性バンド24は、ゴーグル装着者の後頭部を二重に支
持するので、ゴーグル21の安定性が向上する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、弾性バンドが重く、微調整がし難く手間がかか
り、アイカップに弾性ベルトを顔面方向(前後)に挿通
しているので、アイカップが弾性ベルトによりねじられ
る。したがって、顔面へのフィット性が悪く、スイミン
グ用では、飛び込み時の衝撃でアイカップがずれ易く、
アイカップ内に水が入るなどの問題がある。
【0006】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、アイカップの微
調整の容易化、及び顔面へのフィッティング自由度の向
上を図ることができるゴーグルを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、左右一対のアイカップと、両アイカップを連結す
る鼻ベルトと、両アイカップの対向外端部相互を接続す
る弾性バンドとから成るゴーグルにおいて、前記アイカ
ップの外端部にバンド挿通孔を上下方向に貫通状に設け
たものである(請求項1)。
【0008】この場合、アイカップのバンド挿通孔に通
した弾性バンドは、アイカップに対して相互に上下方向
に動き易く、そのために、アイカップの顔面に対する微
調整が容易である。しかも、前記バンド挿通孔に通した
弾性バンドは、前記孔の上下端部を後方へ均等に引張る
ので、アイカップを前後方向にねじることはなく、安定
性及びフィッティング自由度が向上する。したがって、
クッションパッドなしでも、顔面に安定よくフィットす
る。
【0009】また、本発明は、前記バンド挿通孔を長円
形とし、長手方向端部のレンズ部側曲率半径をアイカッ
プ外端縁側曲率半径よりも小さくしたものである(請求
項2)。したがって、弾性バンドの断面を略円形にする
ことで、アイカップが弾性バンドに対して回動自在とす
ることができ、アイカップの動きに融通性が生まれ、顔
面へのフィット性が良くなる。弾性バンドを容易に挿通
できる。
【0010】そして、本発明は、前記弾性バンドを、断
面が略円形の部分と、断面が略長方形の部分により構成
したものであるから、弾性バンドの重量が軽減される
(請求項3)。そのうえ、弾性バンドが万一ねじれて
も、断面略円形部分でねじれ応力を吸収するため、アイ
カップの微調整ができ安定化する。さらに、本発明は、
前記弾性バンドの断面略円形部分の半径を、バンド挿通
孔の大きい方の曲率半径と同じか又は若干小さくし、弾
性バンドの断面略長方形の部分の幅を、バンド挿通孔の
長手方向寸法と同じか又は若干小さくしたものであるか
ら、弾性バンドをアイカップのバンド挿通孔に容易に挿
通することができる(請求項4)。
【0011】また、本発明は、前記弾性バンドの断面略
円形の部分を、バンド挿通孔に位置させ、断面略長方形
の部分を後頭部に位置させるようにしたものであるか
ら、アイカップが弾性バンドの断面略円形部分を中心と
して回動自在で、フィット性が良く、水中ゴーグルに採
用するとき、水の抵抗が減少する(請求項5)。しか
も、弾性バンドの断面略長方形の部分が、ゴーグル装着
者の後頭部を二重に支持するので、ゴーグルが安定す
る。
【0012】そして、本発明は、前記アイカップの周壁
部後端面を、顔面に直接接触するようにしたものである
から、競技用スイミングゴーグルに最適であり、重量が
軽減し、コスト低下を図れる(請求項6)。また、フィ
ッティング自由度があるので、クッションパッドなしで
も、顔面に安定良くフィットする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜図13は、本発明の一実施形
態を示している。図1において、ゴーグル1は、左右一
対のアイカップ2,2と、鼻ベルト3と、弾性バンド4
と、バンド留具5とにより構成されている。
【0014】アイカップ2,2は、透明な硬質プラスチ
ック製で、図2、図3にも示すように、前面の平板状レ
ンズ部6と、レンズ部6の周縁から後方に突出する周壁
部7とを備えている。該周壁部7の後端部7Aは、顔面
にフィットするように滑らかな曲面とされ、パッドが不
要となっている。また、前記周壁部7の左右対向内側に
は、鼻ベルト3の取付台部8が突設されている。そし
て、周壁部7の各外端は、バンド接続部9とされてい
る。
【0015】前記アイカップ2の取付台部8は、レンズ
部6の前面よりも前方に向かって斜めに突出するように
設けられている。該取付台部8の後面(顔面側傾斜面)
8Aに、顔面に向かって突出する断面略円形の棒状突起
10が設けられている。この突起10は、前記後面8A
に対して、周壁部7側が鋭角となっている。また、突起
10の後端面10Aは、図5に示しているように、前記
取付台部後面8Aと略平行とすべく突起10の中心軸線
に対して傾斜されている。
【0016】前記棒状突起10の後端部には、対向内側
に係止突部11が設けられている。前記アイカップ2
は、各周壁部7の左右方向外端側(前記取付台座8の反
対側)が、後方に傾斜状に延出されて前記バンド接続部
9とされている。このバンド接続部9は、厚肉とされ、
バンド挿通孔12が上下方向(レンズ部6の中心軸線)
と直交する方向に設けられている。
【0017】バンド挿通孔12は、図7に示すように、
断面形状が前後方向に長い(長さL)略卵形の長孔で、
後方端側の孔曲率半径R1が、前方レンズ部6側の孔曲
率半径R2よりも大きくされている。このバンド挿通孔
12の形状寸法は、後述の弾性バンド4の形状寸法に対
応して決定されている。前記鼻ベルト3は、図1、図
3、図5、図9に示されているように、平面視略弯曲状
で、軟質(又は半硬質)プラスチック等の弾性材料によ
り成形されている。また、鼻ベルト3は、長手方向(左
右方向)両端部3Aが、後方に向かって傾斜状(ハ字
状)に延び、該両端部3Aに前後方向に貫通する突起係
合孔13,13が設けられている。この係合孔13は、
前記両端部3Aの前後面に対して傾斜している。
【0018】また、前記両端部3Aの前面には、鼻ベル
ト3の前端面に対して、前記取付台部8の前後方向厚さ
と略同じ寸法の段差Hが設けられている(図5参照)。
この段差Hは、アイカップ2の前記取付台部8前面と、
鼻ベルト3前面を、面一(フラッシュサーフェース)に
するのに役立つ。これは、スイミングゴーグルに採用す
ることにより、水の抵抗をなくするのに効果がある。
【0019】なお、突起係合孔13は、円形であるか
ら、円形断面の棒状突起10と嵌合させるとき、アイカ
ップ2と鼻ベルト3が、突起10を軸として相対的に回
動自在となる。そして、鼻ベルト3の両端部3A後面に
は、左右内端側に、係止突部11の係止する切欠部14
が設けられている。前記弾性バンド4は、ゴム等の弾性
材により伸縮自在に構成されている。図1に示すよう
に、弾性バンド4は、長手方向の中央部4Aと両端部4
Cが断面略情報系の帯状とされ、他の中間部4Bが断面
略円形のヒモ状とされて一体的に成形されている。この
バンド4の中央部4A及び両端部4Cの幅Wは、アイカ
ップ2のバンド挿通孔12の長手方向長さLよりも若干
狭い寸法とされ、バンド挿通孔12に容易に通しうるよ
うにしてある(図7参照)。
【0020】なお、幅Wは、バンド挿通孔12の長手方
向長さLと略同じ程度としても、弾性バンド4の弾性変
形により容易に挿通可能である。また、中間部4Bの半
径は、アイカップ2のバンド挿通孔12の後端側曲率半
径R1のと同じか又は若干小さい寸法とされている。な
お、帯状の中央部4Aと両端部4Cの厚さtは、バンド
挿通孔12のレンズ部6側曲率半径R2の2倍と同じか
又は若干小さい寸法とされている(図7参照)。そし
て、バンド挿通状態では、ヒモ状中間部4Bがアイカッ
プ2のバンド挿通孔12に位置し、挿通孔12の長手方
向(アイカップ2の前後方向)の動きが少なく、ゴーグ
ル非装着時における弾性バンド4のアイカップ2に対す
る移動がなく安定する。
【0021】さらに、バンド挿通孔12に位置するヒモ
状中間部4Bは、断面略円形であるから、アイカップ2
と弾性バンド4との相対回動が自在となる。したがっ
て、アイカップ2の顔面へのフィッティング自由度が良
くなる。そして、弾性バンド4がねじれても、ねじれ応
力はヒモ状中間部4Bで吸収され、安定した微調整が可
能である。このため、クッションパッドを使用しない競
技用のアイカップ2には最適である。
【0022】前記バンド留具5(バックル)は、硬質プ
ラスチック製で、弾性バンド4の両端部4Cを夫々個別
に挿通し、二重にして留めるようになっている。そし
て、該留具5は、バンド4の装着長さを、装着者の頭部
の大きさに応じて、任意に調整できると共に、弾性バン
ド4の両端部4Cを相互に接続する。したがって、帯状
の中央部4A及び両端部4Cが、ゴーグル装着者の後頭
部を安定良く二重に支持し、フィット性が向上する。
【0023】なお、前記アイカップ2の成形に際して
は、パーティングラインPは、図4、図10に示すよう
に、周壁部7端面7A又はフランジ部外端面から、フラ
ンジ部7Fの肉厚Tの半分以上の寸法Dの位置とされて
いる。したがって、周壁部端面7Aは、ゴーグル装着者
の顔面に直接当たっても、顔面にソフトに接触し、顔面
に傷みや違和感を生じさせない。
【0024】上記実施形態によれば、ゴーグル1を装着
するとき、左右のアイカップ2,2は、鼻ベルト3に対
して棒状突起10を軸として、図6に矢印で示すように
相対回転する。そのため、アイカップ2は上下方向に融
通性をもって動き、装着者の顔面にアイカップ後端面7
Aがフィットする。また、アイカップ2は、弾性バンド
4中間部4Bに対しても、図3に矢印イ,ロで示す前後
方向に回動して、アイカップ2の位置調整が容易とな
る。
【0025】さらに、ゴーグル1を装着して使用してい
るとき、アイカップ2と鼻ベルト3には、図5に示すよ
うに、弾性バンド4の張力Fが矢印で示す方向に作用
し、そのために、鼻ベルト3の両端部3Aには、図3に
矢印FAで示す方向に力が作用する。即ち、突起係合孔
13の各外端側が、アイカップ2の取付台部8と棒状突
起10の間に押し込められる。また、棒状突起10の係
止突部11が、鼻ベルト3の突起係合孔13後方の切欠
部14に係止されている。したがって、ゴーグル1の使
用中は、前記係合孔13から棒状突起10が抜け出し
て、アイカップ2と鼻ベルト3が分離することはない。
【0026】そして、弾性バンド4は、アイカップ2の
バンド挿通孔12に上下方向に挿通されているので、ア
イカップ2をねじることがなく、フィット性が良好であ
る。また、弾性バンド4は、その帯状部分4A,4Cが
後頭部に接するので、安定性がよく、断面略円形の中間
部4Bが顔の側部に位置しているので、スイミング用ゴ
ーグルの場合水の抵抗が減少し、競技用として最適であ
る。
【0027】上記実施形態において、棒状突起10の係
止突部11は、図11に示すように、突起10の端部全
周にわたって設けることができる。また棒状突起10の
係止突部11は、図12に示すように、アイカップ2の
周壁部7側に突出状に設けることができる。さらに、鼻
ベルト3は、図13に示すように、帯板状とすることが
できる。
【0028】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、棒状突起10はベルト取付台部8の
前面側に突設することができる。また鼻ベルト3に棒状
突起を設け、アイカップ2のベルト取付台部8に突起係
合孔を設けることができる。さらにアイカップ2には、
その周壁部7の後端面7Aにクッションパッドを接着す
ることができる。
【0029】前記アイカップのバンド挿通孔を略円形、
卵形、だ円形、略長円形等とすることができるほか、弾
性バンドの断面形状を全長にわたって略円形とすること
ができ、適宜設計変更可能である。そして、本発明は、
鼻ベルト及びその取付台座が、従来公知の他の形式のも
のにも採用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述のように、アイカップの
外端部にバンド挿通孔を上下方向に貫通状に設けたもの
であるから、アイカップの前後方向及び上下方向の動き
に融通性が生まれ、また、弾性バンドがアイカップを前
後方向にねじるのを防止でき、安定性及びフィッティン
グ自由度の向上を図ることができる(請求項1)。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、前記
バンド挿通孔を長円形とし、長手方向端部のレンズ部側
曲率半径をアイカップ外端縁側曲率半径よりも小さくし
たものであるから、弾性バンドの挿通が容易となり、ア
イカップの動きに融通性が生まれ、微調整が容易とな
る。そして、請求項3記載の発明によれば、前記弾性バ
ンドを、断面が略円形の部分と、断面が略長方形の部分
により構成したものであるから、重量軽減を図ることが
でき、弾性バンドがねじれても、断面略円形部分でねじ
れ応力を吸収し、安定感が向上すると共に微調整が容易
である。
【0032】さらに、請求項4記載の発明によれば、前
記弾性バンドの断面略円形部分の半径を、バンド挿通孔
の大きい方の曲率半径と同じか又は若干小さくし、弾性
バンドの断面略長方形の部分の幅を、バンド挿通孔の長
手方向寸法と同じか又は若干小さくしたものであるか
ら、弾性バンドのバンド挿通孔への挿通が容易となり、
弾性バンドの定位置保持が可能となる。
【0033】請求項5記載の発明によれば、前記弾性バ
ンドの断面略円形の部分を、バンド挿通孔に位置させ、
断面略長方形の部分を後頭部に位置させるようにしたも
のであるから、アイカップの前後方向の動きに融通性が
生じ、微調整が容易となり、水泳競技用ゴーグルの場
合、水の抵抗を減少させることができ、後頭部を二重に
支持するのでゴーグルの安定性が良くなる。
【0034】また、請求項6記載の発明によれば、前記
アイカップの周壁部後端面を、顔面に直接接触するよう
にしたものであるから、クッションパッドが不要とな
り、重量低減及びコスト低下を図ることができ、水泳競
技用ゴーグルとして最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面斜視図である。
【図2】同実施形態におけるアイカップの拡大正面図で
ある。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図3のB部拡大図である。
【図6】図5のC−C線矢視図である。
【図7】同実施形態におけるアイカップのバンド挿通孔
の形状を示す正面図である。
【図8】同実施形態における鼻ベルトの正面図である。
【図9】図8の上平面図である。
【図10】同実施形態におけるアイカップの他の形状例
を示す断面図である。
【図11】同アイカップの棒状突起係止突部の他の形状
例を示す斜視図である。
【図12】同アイカップの係止突部のさらに他の形状例
を示す斜視図である。
【図13】同実施形態における鼻ベルトの他の形状例を
示す斜視図である。
【図14】従来例の頭部への装着状態を示す側面図であ
る。
【図15】従来例の拡大平面図である。
【図16】従来例のアイカップを示す正面図である。
【符号の説明】
1 ゴーグル 2 アイカップ 3 鼻ベルト 4 弾性バンド 4A 中央部(断面略長方形部分) 4B 中間部(断面略円形部分) 4C 両端部(断面略長方形部分) 6 レンズ部 7 周壁部 7A 周壁部後端面 9 外端部 12 バンド挿通孔 L バンド挿通孔長手方向寸法 R1 曲率半径 R2 曲率半径 W 弾性バンド断面長方形部分の幅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のアイカップと、両アイカップ
    を連結する鼻ベルトと、両アイカップの対向外端部相互
    を接続する弾性バンドとから成るゴーグルにおいて、前
    記アイカップの外端部にバンド挿通孔を上下方向に貫通
    状に設けたことを特徴とするゴーグル。
  2. 【請求項2】 前記バンド挿通孔を長円形とし、長手方
    向端部のレンズ部側曲率半径をアイカップ外端縁側曲率
    半径よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の
    ゴーグル。
  3. 【請求項3】 前記弾性バンドを、断面が略円形の部分
    と、断面が略長方形の部分により構成したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のゴーグル。
  4. 【請求項4】 前記弾性バンドの断面略円形部分の半径
    を、バンド挿通孔の大きい方の曲率半径と同じか又は若
    干小さくし、弾性バンドの断面略長方形の部分の幅を、
    バンド挿通孔の長手方向寸法と同じか又は若干小さくし
    たことを特徴とする請求項1,2又は3記載のゴーグ
    ル。
  5. 【請求項5】 前記弾性バンドの断面略円形の部分を、
    バンド挿通孔に位置させ、断面略長方形の部分を後頭部
    に位置させるようにしたことを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載のゴーグル。
  6. 【請求項6】 前記アイカップの周壁部後端面を、顔面
    に直接接触するようにしたことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のゴーグル。
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