JPH09254573A - 磁気ストライプ及びカード - Google Patents

磁気ストライプ及びカード

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JPH09254573A
JPH09254573A JP8064043A JP6404396A JPH09254573A JP H09254573 A JPH09254573 A JP H09254573A JP 8064043 A JP8064043 A JP 8064043A JP 6404396 A JP6404396 A JP 6404396A JP H09254573 A JPH09254573 A JP H09254573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
magnetic
stripe
card
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP8064043A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kondo
貴夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP8064043A priority Critical patent/JPH09254573A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クレジットカード、ポイントカード、キャッシ
ュカードなどカード類において、カード基材に可変情報
表示用の凹部を予め設けることなく、同一カード上に、
スペース上の制約を受けずに、カードを製造できるよう
にする。 【解決手段】保護層10、リライト記録層14、金属蒸
着層16、磁気記録層18、接着層24を具備し、これ
らを積層状態で備える磁気・可視情報記録部8がカード
上の一部に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録層を有す
るクレジットカード、ポイントカード、キャッシュカー
ド等の磁気情報及び可視情報を記録する磁気ストライプ
及びカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塩ビ磁気カードに可視情報を記録
する場合、溶融、昇華等のリボンを使用するカードプリ
ンター等が一般的であるが可視情報の書換えが出来な
い。
【0003】また、可視情報の書換えが必要な場合、磁
性体とオイルをマイクロカプセルに入れたリライト可能
な表示シートをカード凹部に貼り込んだカードがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のカード
においては、上記表示シート自体が厚いので、予めカー
ド基材に表示シート用の凹部を設けなければならず、同
一カード上に磁気ストライプを設けるとすると、前記表
示シートとは別のカード領域に設けなければならなかっ
た。
【0005】しかしながら、クレジットカード、キャッ
シュカードなどの場合は磁気ストライプと、その他に、
エンボス文字、サインパネル、カード名称、注意文等の
固定表示エリアが必要であり、同一カード上に前記表示
シートを設けたい場合は、どうしても、その設置スペー
スが不足する状態が生じる。
【0006】本発明はクレジットカード、ポイントカー
ド、キャッシュカードなどカード類において、カード基
材に可変情報表示用の凹部を予め設けることなく、同一
カード上に、スペース上の制約を受けずに、カードを製
造できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
保護層10、リライト記録層14、反射性薄膜層16、
磁気記録層18、ストライプ基材20、接着層22を具
備し、磁気・可視情報記録部を積層状態で備えたことを
特徴とする磁気ストライプである。
【0008】本発明の第2の発明は、転写ストライプ基
材26、剥離兼保護層12、リライト記録層14、反射
性薄膜層16、磁気記録層18、接着層24を具備し、
磁気・可視情報記録部を積層状態で備えたことを特徴と
する磁気ストライプである。
【0009】本発明の第3の発明は、保護層10、リラ
イト記録層14、反射性薄膜層16、磁気記録層18、
ストライプ基材20、接着層22を具備し、これらを積
層状態で備える磁気・可視情報記録部8がカード上の一
部に設けられていることを特徴とするカードである。
【0010】本発明の第4の発明は、剥離兼保護層1
2、リライト記録層14、反射性薄膜層16、磁気記録
層18、接着層24を具備し、これらを積層状態で備え
る磁気・可視情報記録部8がカード上の一部に設けられ
ていることを特徴とするカードである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を、実施の形態に沿って以
下に詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の第1の発明に係るストライ
プの側断面図であり、まず、ストライプ基材20に磁気
記録層18、反射性薄膜層16、リライト記録層14、
保護層10を積層し、ストライプ基材20の裏面に接着
層22を積層しストライプ6を形成する。ここでリライ
ト記録層14と反射性薄膜層16間、反射性薄膜層16
と磁気記録層18間、磁気記録層18とストライプ基材
20間に接着性を向上させるために、接着層を設けても
よい。
【0013】ストライプ基材20としては、例えば厚さ
(10μm〜100μm)のポリエチレンテレフタレー
トなどの合成樹脂フィルムが適当である。
【0014】磁気記録層18はフェライトなどの磁性体
をニトロセルロースやポリウレタンなどの樹脂バインダ
ーと共に溶剤に分散して得た磁気塗料を塗布乾燥して得
る。
【0015】反射性薄膜層16はアルミニウム、銀など
の金属を真空蒸着法、スパッタリング法などにより形成
する。または、それらの金属のうちの1種をペースト状
にしたものを、塗布して形成してもよい。
【0016】前記リライト層14は、室温近傍の特定温
度T0 より高い温度に2つの状態が転移する転移温度T
1 、T2 (但しT1 <T2 )を有しており、記録表示層
をT2 以上に加熱し、且つ、その温度を保持した後にT
0 以下に冷却すると白濁し、その光拡散性が増大して最
大遮光状態となる。
【0017】一方、この白濁状態にある記録表示層をT
1 以上T2 未満に加熱し、且つその温度を保持した後に
T0 以下に冷却すると、その光散乱性が減少して透明状
態になるものである。
【0018】しかも、T0 以下の温度条件下における記
録表示層のそれぞれ最大遮光状態と透明状態の2つの状
態を安定に保持でき、これら2つの状態(遮光状態・透
明状態)を加熱温度条件によって可逆的に変化させるこ
とができるため、リライタブル(書き替え可能)な記録
表示層となる。
【0019】保護層10としては、熱可塑性アクリル樹
脂、塩化ゴム系樹脂、セルロース系樹脂などが使用可能
である。
【0020】接着層22としては、塩酢ビ系接着剤、ア
クリル系接着剤などが使用可能である。
【0021】なお、リライト層14としては、上記白濁
透明タイプの他に、ロイコタイプなどを使用することは
可能である。これは、1〜10ミリ秒間高温加熱するこ
とによって発色し、かつ1秒間以上比較的低温加熱する
ことによって消色する可逆性記録層である。ここで、発
色部分のコントラストを上げるために、リライト記録層
14と反射性薄膜層16の間に白色層を設けてもよい。
【0022】次に、図2は本発明の第2の発明に係るス
トライプの側断面図であり、転写ストライプ基材26に
剥離兼保護層12、リライト記録層14、反射性薄膜層
16、磁気記録層18、接着層24を積層してなる転写
ストライプ7である。ここでリライト記録層14と反射
性薄膜層16間、反射性薄膜層16と磁気記録層18間
に接着性を向上させるために、接着層を設けてもよい。
【0023】この転写ストライプ7をカード基材11に
加熱・圧着した後、転写ストライプ基材20を剥離し
て、剥離兼保護層12以下をカード基材11に転写させ
るために使用するストライプである。
【0024】転写ストライプ基材26としては例えば厚
さ(10μm〜100μm)のポリエチレンテレフタレ
ートなどの合成樹脂フィルムが適当である。
【0025】剥離兼保護層12としては熱可塑性アクリ
ル樹脂、塩化ゴム系樹脂、セルロース系樹脂などが使用
可能である。
【0026】接着層24としては、塩酢ビ系接着剤、ア
クリル系接着剤などが使用可能である。
【0027】前記リライト記録層14は、前述の第1の
発明において用いたものと同様のものが使用できる。
【0028】図3(a)〜(b)は本発明の第3の発明
に係る磁気・可視情報記録部8を有するカードの断面図
である。
【0029】まず、図3(a)に示すように、第1の発
明のストライプであるストライプ基材20に磁気記録層
18、反射性薄膜層16、リライト記録層14、保護層
10を積層し、ストライプ基材20の裏面に接着層22
を積層したストライプ6を使用する。
【0030】前記リライト記録層14は、前述の第1の
発明において用いたものと同様のものが使用できる。
【0031】そして、図3(b)に示すように、このス
トライプ6をカード基材11に加熱・圧着し接着させ
て、磁気・可視情報記録部8を有するカードAを得る。
この場合、ストライプとカード表面は面一であることが
望ましい。
【0032】図4(a)〜(b)は本発明の第4の発明
に係る磁気・可視情報記録部8を有するカードの断面図
である。
【0033】まず、前図2に示した第2の発明のストラ
イプである転写ストライプ基材26に剥離兼保護層1
2、リライト記録層14、反射性薄膜層16、磁気記録
層18、接着層24を積層した転写ストライプ7を使用
する。
【0034】この転写ストライプ7を、図4(a)に示
すように、カード基材11に加熱・圧着した後、転写ス
トライプ基材26を剥離して、剥離兼保護層12以下を
カード基材11に転写させて、図4(b)に示すよう
に、磁気・可視情報記録部8を有するカードAを得る。
この場合、ストライプとカード表面は面一であることが
望ましい。
【0035】前記リライト記録層14は、前述の第1の
発明において用いたものと同様のものが使用できる。
【0036】前記剥離兼保護層12は、転写ストライプ
をカード基材11に加熱・圧着した後、容易に転写スト
ライプ基材26を剥離できる作用があり、また、磁気・
可視情報記録部8の表面を保護する作用がある。
【0037】
【発明の効果】本発明はクレジットカード、ポイントカ
ード、キャッシュカードに、磁気情報や可変表示による
可視情報を記録するための情報用エリアを設ける場合
に、カード基材に可変情報表示用の凹部を予め設ける必
要がなく、製造が容易であり、また、従来のようなスペ
ース上の制約を受けることなく、磁気情報や可変表示に
よる可視情報を記録するための情報用エリアが設けられ
たカードを製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明のストライプおよびカードを説明す
る側断面図である。
【図2】第2の発明のストライプおよびカードを説明す
る側断面図である。
【図3】第3の発明のカードを説明する側断面図であ
る。
【図4】第4の発明のカードを説明する側断面図であ
る。
【符号の説明】
A‥‥カード 6‥‥ストライプ 7‥‥転写ストライプ 8‥‥磁気・可視情報記録部 10‥‥保護層 11‥‥カード基材 12‥‥剥離兼保護層 14‥‥リライト記録層 16‥‥反射性薄膜層 18‥‥磁気記録層 20‥‥ストライプ基材 22‥‥接着層 24‥‥接着層 26‥‥転写ストライプ基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/00 G06K 19/00 B G11B 5/80 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保護層10、リライト記録層14、反射性
    薄膜層16、磁気記録層18、ストライプ基材20、接
    着層22を具備し、磁気・可視情報記録部を積層状態で
    備えたことを特徴とする磁気ストライプ。
  2. 【請求項2】転写ストライプ基材26、剥離兼保護層1
    2、リライト記録層14、反射性薄膜層16、磁気記録
    層18、接着層24を具備し、磁気・可視情報記録部を
    積層状態で備えたことを特徴とする磁気ストライプ。
  3. 【請求項3】保護層10、リライト記録層14、反射性
    薄膜層16、磁気記録層18、ストライプ基材20、接
    着層22を具備し、これらを積層状態で備える磁気・可
    視情報記録部8がカード上の一部に設けられていること
    を特徴とするカード。
  4. 【請求項4】剥離兼保護層12、リライト記録層14、
    反射性薄膜層16、磁気記録層18、接着層24を具備
    し、これらを積層状態で備える磁気・可視情報記録部8
    がカード上の一部に設けられていることを特徴とするカ
    ード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002293067A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Dainippon Ink & Chem Inc 磁気記録媒体

Cited By (3)

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WO2002080151A1 (en) * 2001-03-30 2002-10-10 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Magnetic recording medium
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