JPH0925412A - 乳化組成物 - Google Patents

乳化組成物

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JPH0925412A
JPH0925412A JP17590195A JP17590195A JPH0925412A JP H0925412 A JPH0925412 A JP H0925412A JP 17590195 A JP17590195 A JP 17590195A JP 17590195 A JP17590195 A JP 17590195A JP H0925412 A JPH0925412 A JP H0925412A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 化粧品用、艶出し剤用等に使用され、特に化
粧品用に用いた場合、頭髪や皮膚に対する安全性に優
れ、又シリコーン油特有のサッパリ感や伸展性、滑り性
等をこれらに付与することができ、特に製品の保存安定
性が良好な乳化組成物を提供する。 【解決手段】 ペースト状のシリコーン組成物10〜80重
量%、ポリビニルアルコール 0.1〜30重量%、陰イオン
性乳化剤 0.1〜30重量%、残部が水よりなる乳化組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンとビニル基含有オルガノポリシロキ
サンとの重合生成物と低粘度オルガノポリシロキサンか
ら成るペースト状シリコーン組成物の乳化組成物に関す
るものであり、汎用の脂肪族誘導体系乳化剤の代わりに
ポリビニルアルコールと陰イオン性乳化剤を用いること
により、優れた保存安定性を有する乳化組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリコーン油は従来からその優れた安全
性のために、医療、化粧品を初めとする諸分野において
各種組成物の基剤として用いられている。特公平6-5589
7 号公報に示されるシリコーン組成物はオルガノハイド
ロジェンポリシロキサンとビニル基含有オルガノポリシ
ロキサンとの重合生成物と低粘度シリコーン油とからな
るペースト状ないしは粉末状の組成物であるが、特にこ
のペースト状のものは低粘度シリコーン油本来のさっぱ
り感、伸展性、滑り性等の特長が生かされ、化粧品用あ
るいは艶出し剤用の基剤として有用である。(特開平1-
207354号、同1-230511号、同1-250305号、同1-250306
号、同1-250307号、同 2-83308号、同2-172906号、同 3
-79669号、同3-115207号、同3-127721号、同4-9323号、
特公平 7-767号各公報参照。) 一方、化粧品、艶出し剤等の水性材料に基剤として添加
配合するためには、これがO/W型の乳化組成物である
ことが好ましいが、このような乳化組成物及びその製造
法に関する提案は未だなされていない。
【0003】シリコーン油の乳化組成物は一般に天然油
脂を原料とする脂肪酸、脂肪族アルコール、脂肪族アミ
ン、グリセリン及びそれらの誘導体を乳化剤として製造
されたものが公知であるが、ポリビニルアルコール等の
水溶性高分子化合物を乳化剤として用いることも可能で
ある。ポリビニルアルコールを乳化剤として用い、シリ
コーン材料を乳化する例としては特開昭 59-142273号、
特開昭 61-228064号、特開平2-248463号、特開平5-1326
22号、特開平5-125281号、特開平 6-32984号などの各公
報に記載されているが、これらはいずれも一般的な液状
のシリコーンオイルを乳化したものであって、前記した
ように、化粧品用あるいは艶出し剤用の基剤として使用
したときに、液状のシリコーンオイルに比較して、より
低粘度のシリコーン油本来のさっぱり感、伸展性、滑り
性等の特長が付与される、ペースト状のシリコーン組成
物を乳化分散させてO/W型の乳化組成物としたもの
は、これまで全く提案されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれら従来技
術にはみられなかったペースト状のシリコーン組成物を
乳化分散させてO/W型の乳化組成物としたものであ
り、安定性良好で化粧品、艶出し剤等の基剤として有用
な乳化組成物を提供するものである。本発明は化粧品
用、艶出し剤用等に使用される乳化組成物に関するもの
であり、特に化粧品用に用いた場合、頭髪や皮膚に対す
る安全性に優れ、又シリコーン油特有のサッパリ感や伸
展性、滑り性等をこれらに付与することができ、特に製
品の保存安定性が良好な乳化組成物を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、下記
(A),(B),(C)及び(D)の4成分より成る乳
化組成物である。 (A)下記のオルガノハイドロジェンポリシロキサン(A1)と下記のオルガノポ リシロキサン(A2)との合計量 100重量部を、下記の低粘度シリコーン油(A3) 10〜 1,000重量部の存在下に、撹拌して付加重合させ、得られた重合生成物 100 重量部と前記(A3)10〜 1,000重量部の混合物を、剪断力下で処理してなるペー スト状のシリコーン組成物 10〜80重量%、 [ここに(A1)は HSiO3/2単位、R1SiO3/2単位、R1HSiO
2/2 単位、 R1 2SiO2/2単位、R1 2HSiO1/2単位、 R1 3SiO
1/2単位(ここでR1は脂肪族不飽和基を除く一価炭化水
素基を表わす)から成る群から選択される構造単位で構
成され、且つ分子中にケイ素原子に結合した水素原子を
平均で 1.5個以上含有するオルガノハイドロジェンポリ
シロキサン。(A2)は(CH2=CH)SiO3/2単位、R2SiO3/2
位、R2(CH2 =CH)SiO2/2単位、 R2 2SiO2/2単位、 R2 3SiO
1/2単位、 R2 2(CH2=CH)SiO1/2単位(ここでR2は脂肪族
不飽和基を除く一価炭化水素基を表わす)から成る群か
ら選択される構造単位から構成され、且つ分子中にケイ
素原子に結合したビニル基を平均で 1.5個以上含有する
オルガノポリシロキサン。ただし(A1)及び(A2)の少
なくとも一方はケイ素原子結合水素原子あるいはビニル
基の含有量がケイ素原子に結合している有機基と水素原
子との合計量に対して20モル%未満である。(A3)は25
℃における粘度が50センチストークス以下の低粘度シリ
コーン油。] (B)ポリビニルアルコール 0.1〜30重量%、 (C)陰イオン性乳化剤 0.1〜30重量%、 及び (D)水 残部。
【0006】本発明の乳化組成物を構成する(A1)成分
のオルガノハイドロジェンポリシロキサンにおけるR1
脂肪族不飽和基を除く一価炭化水素基であり、例えば、
メチル、エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基;フ
ェニル、トリル等のアリール基;シクロヘキシル等のシ
クロアルキル基などの一価炭化水素基、並びにこれら一
価炭化水素基が有する1個又は2個以上の水素原子が塩
素、臭素、フッ素等のハロゲン原子、シアノ基等によっ
て置換された置換炭化水素基例えばγ−トリフルオロプ
ロピル基、クロロメチル基などが挙げられる。この
(A1)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは直鎖
状でも、分岐状、環状のいずれであってもよいが、付加
重合を円滑に進めるためには、直鎖状であることがより
好ましい。また、このオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンは、1分子中にケイ素原子に結合した水素原子
(Si-H結合)を平均で 1.5個以上、好ましくは2〜5個
含有するものである。
【0007】また、このケイ素原子に結合した水素原子
の分子中での割合は、ケイ素原子に結合した水素原子及
び有機基の合計量に対し通常 0.5〜50モル%、特に1〜
20モル%であることが望ましい。この(A1)成分に含ま
れる有機基(R1として表わされたもの)としては前記の
ように、種々可能であるが、好ましくは、メチル基であ
り、特にR1の50モル%以上がメチル基であることが好ま
しい。上記(A1)のオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンの代表的な例としては、式[(CH3)3SiO1/2]a [(CH3)
2HSiO1/2]b[(CH3)2SiO2/2]c [(CH3)HSiO2/2]d (ここで
a及びbは0〜2の整数でただしa+b=2、cは0〜
500 の整数、dは0〜50の整数である。)で表わされる
ものが挙げられる。
【0008】また本発明に用いられる(A2)のビニル基
含有オルガノポリシロキサンにおけるR2は前記R1と同様
のものから選択され、分子中にケイ素原子に結合したビ
ニル基を平均で 1.5個以上、好ましくは2〜5個含有す
るものである。この(A2)のオルガノポリシロキサンの
分子構造は直鎖状でも、分岐状、環状のいずれであって
よいが、付加重合を円滑に進めるためには、直鎖状であ
ることがより好ましい。また、このビニル基の分子中で
の含有割合はケイ素原子に結合している有機基の合計量
に対して 0.5〜50モル%、特に1〜20モル%でることが
望ましい。ビニル基以外の有機基として好ましいものは
例えばメチル基等であり、特にビニル基以外の有機基の
50モル%以上がメチル基であることが望ましい。
【0009】(A2 )のオルガノポリシロキサンの代表
的な例としては、式[(CH2=CH)(CH3)2SiO1/2]e[(CH3)3Si
O1/2]f[(CH3)2SiO2/2]g[(CH2=CH)CH3SiO2/2]h (ここ
で、e及びfは各々0〜2の整数で、ただしe+f=
2、gは0〜500の整数、hは0〜50の整数である。)
で表わされるメチルビニルポリシロキサンが挙げられ、
これらは混合物であってもよく、本発明に好適に用いる
ことができる。
【0010】上述のように、(A1)のオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン及び(A2)のオルガノポリシロキ
サンのいずれにおいても、それぞれの反応性基であるケ
イ素原子に結合した水素原子又はビニル基の1分子中に
おける数は平均で 1.5個以上あることが必要である。こ
れらのいずれか一方でも 1.5個未満であると、付加重合
により得られる重合体中に3次元構造の形成が困難とな
り、目的とする低粘度シリコーン油の増粘効果に乏しい
ものとなる。また、これらの反応性基の含有量はそれぞ
れのポリシロキサン中で 0.5〜50モル%であることが好
ましい。この含有量が50モル%を超えると付加重合によ
り形成される三次元構造の架橋密度が高くなりすぎ、
(A3)の低粘度シリコーン油が三次元構造中に包蔵され
にくくなり、表面にブリードし易くなって安定性が低下
する。含有量が 0.5モル%未満であると三次元構造形成
が不十分になり、(A3)の低粘度シリコーン油がやはり
三次元構造中に包蔵されにくくなる。また(A3)の低粘
度シリコーン油の使用量が比較的多い場合や、得られる
重合生成物を剪断力下で処理する際に後述のように
(A3)の低粘度シリコーン油とともに用いる場合には、
重合生成物が(A3)の低粘度油に溶解しやすくなるた
め、得られるシリコーン組成物(A)が十分な増粘性を
獲得できなくなる。
【0011】また本発明においては、(A1)のオルガノ
ハイドロジェンポリシロキサン及び(A2)のビニル基含
有オルガノポリシロキサンの少なくとも一方は、反応性
基(ケイ素原子に結合する水素原子及びビニル基)含有
量が、ケイ素原子に結合している有機基と水素原子との
合計量に対して20モル%よりも小さくなるように選択さ
れる。これにより、付加重合により得られる重合体の架
橋度が好適な状態となって、(A3)の低粘度シリコーン
油が表面にブリードしにくいものが得られる。また、ペ
ースト状シリコーン組成物を得るため、剪断力下で一緒
に処理される(A3)の低粘度シリコーン油による膨潤が
良好で、しかも、該低粘度シリコーン油の分離排出が特
に起りにくい、極めて安定性の高い重合生成物が得られ
る。
【0012】次に、本発明に用いられる(A3)の低粘度
シリコーン油としては、25℃における粘度が 50cSt以
下、特に 10cSt以下のものが使用される。この粘度が 5
0cStを超えると、重合生成物が増粘性に乏しいものにな
るし、また最終的に得られるペースト状シリコーン組成
物が安定性の低いものとなる。またベタツキ感が現れ、
さっぱり感が低下する。(A3)の低粘度シリコーン油の
例としては、低重合度の鎖状、または分岐状のメチルポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エチル
ポリシロキサン、エチルメチルポリシロキサン、エチル
フェニルポリシロキサン、環状のオクタメチルシクロテ
トラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等
があげられ、必要に応じてこれらの1種または2種以上
が適宜選択されて用いられる。
【0013】本発明における組成物(A)の製造は、
(A3)の低粘度シリコーン油の共存下で(A1)のオルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンと(A2)のオルガノポ
リシロキサンとを撹拌下で付加重合させることにより行
なわれるが、このとき(A3)の低粘度シリコーン油の割
合は、(A1)のオルガノハイドロジェンポリシロキサン
と(A2)のオルガノポリシロキサンの合計量 100重量部
に対して、10〜 1,000重量部の範囲、好ましくは20〜 5
00重量部の範囲である。これは低粘度シリコーン油の割
合が10重量部未満であると、共存させた効果が小さくな
るために得られる組成物の増粘性が低いものとなる。さ
らに、得られる重合生成物を剪断力下で(A3)の低粘度
シリコーン油とともに処理して得られる組成物の透明性
が失われ易い。また、(A3)の低粘度シリコーン油の割
合が、 1,000重量部を超えると、(A1)のオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンと(A2)のオルガノポリシロ
キサンとの反応率が低下し、十分な増粘性を有する重合
生成物が得られなくなる。
【0014】前記の付加重合に供される(A1)のオルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンと(A2)のオルガノポ
リシロキサンとの割合は、(A1)が有するケイ素原子に
結合した水素原子/(A2)が有するケイ素原子に結合し
たビニル基のモル比が、 1/3〜3/1 となる範囲が好まし
く、特に 1/2〜2/1 の範囲が好ましい。この比が大き過
ぎても、小さ過ぎても反応生成物中に未反応成分(ケイ
素原子)に結合した水素原子、あるいはビニル基が共存
するために、最終的に得られるペースト状シリコーン組
成物の安定性が損なわれる。
【0015】前記付加重合は、有機溶剤、例えばメタノ
ール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等の
脂肪族アルコール;ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素;n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン等の脂肪族もしくは脂環式炭化水素;ジクロロ
メタン、クロロホルム、四塩化炭素、トリクロロエタ
ン、トリクロロエチレン、フッ化または塩素化炭化水素
等のハロゲン化炭化水素等及びこれに可溶性の白金化合
物(例えば、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、
塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体等)またはロジウム
化合物の共存下、室温あるいは加熱下(約50〜 150℃)
で反応させればよい。
【0016】触媒として、特に好ましくは、塩化白金酸
や米国特許第 3,159,601号、同第 3,159,662号、同第
3,775,452号などの各明細書に記載されているハイドロ
シリレーション反応に用いられる白金化合物、例えば
〔Pt(PPh3)3 〕などが例示されるが、これは例えばビニ
ルシロキサンと白金化合物との錯化合物、さらにこれを
アルコール変性したものが好ましい。そのうち特に特公
昭 33-9969号公報記載の塩化白金酸あるいはビニルシロ
キサンと塩化白金酸との錯化合物がより好ましい。
【0017】重合の具体的操作は、例えば、適当な撹拌
装置を備えたプラネタリーミキサー等の反応器を用い
て、所要量の(A1)、(A2)の各オルガノポリシロキサ
ン及び(A3)を配合した後、さらに触媒を添加し、約50
〜 150℃程度の温度で撹拌すればよい。これにより容易
に、(A3)の低粘度シリコーン油に不溶であるがこれに
より十分膨潤する性質を有する重合生成物が、その内部
に共存させた(A3)の低粘度オルガノポリシロキサンを
包蔵した状態で重合生成物として得られる。重合反応の
進行とともに、反応混合物は液状から次第に軟らかい塊
状を経て、崩壊により粗粉末状となる。次に、こうして
製造された重合生成物は、そのまま(A3)成分と混合し
た状態で用いることもできるが、更に剪断力下で処理し
てから用いても良い。この処理により、粗粉末状の重合
生成物は更に粉砕され、重合生成物が微粉末状で得られ
る。この微粉末は均一な組成からなり、表面に(A3)成
分のブリードが認められず、感触が滑らかで適度の柔軟
性を備えた一般に白色の粉体である。
【0018】更に目的とするペースト状シリコーン組成
物を得るために、前記で得られた塊状あるいは粉末状の
重合生成物を、該重合生成物 100重量部当り10〜 1,000
重量部、好ましくは20〜 500重量部の(A3)の低粘度シ
リコーン油とともに、剪断力下で処理を行なう。この処
理により被処理物は混練され均一な目的とする組成物が
得られる。このとき、重合生成物 100重量部に対し、と
もに処理される(A3)の低粘度シリコーン油が10重量部
未満であると、均一なペースト状とならず、また、 1,0
00重量部を超えると、得られる組成物は十分な増粘性を
獲得できず、良好なペースト状にはならない。また、剪
断力下で処理することは、比較的高粘度で、均一な、外
観が滑らかなペースト状の組成物を得る上で不可欠のこ
とである。この剪断力を加えないか、または不十分であ
ると、重合生成物の低粘度シリコーン油への溶解が不十
分で、両成分は混和せずに存在するため、得られる組成
物は不均一となり、それ自体低粘度であって十分な増粘
性を獲得できない。その上組成物中に膨潤が不十分な重
合生成物が残留することから、ざらついた感触で外観は
滑らかさのない組成物となる。
【0019】上記の剪断力下で行なう処理は、例えば、
三本ロールミル、二本ロールミル、サンドグラインダ
ー、コロイドミル、ガウリンホモジナイザーなどで行う
ことができ、これらは被処理物の性状等に応じて選択す
ればよい。なかでも、三本ロールミルによる方法が好ま
しい。この(A)成分のペースト状シリコーン組成物の
25℃における粘度は、これが1,000cp未満であると、し
っとり感や滑り性及び艶等を付与する効果が十分でな
く、また 100万cpを超えると乳化分散が困難となるため
1,000〜 100万cpの範囲が好適であるが、より好ましく
は10,000〜100,000 cpの範囲である。
【0020】本発明の(A)成分の配合量はこれが10重
量%未満であると、化粧品や、艶出し剤として十分な効
果を示さないし、80重量%を超えると粘度が高くなり過
ぎ、ポリビニルアルコールによる乳化分散が困難となる
ため、10〜80重量%が好適であるが、より好ましくは30
〜60重量%の範囲である。本発明の(B)成分のポリビ
ニルアルコールとしては種々のケン化度を有するものが
挙げられており、ケン化されていない酢酸ビニルを約12
重量%含有する平均ケン化度が約88%の部分ケン化物、
平均ケン化度が約96〜97%の中間ケン化物、平均ケン化
度が約99%以上である完全ケン化物が挙げられるが、こ
れらの中では部分ケン化物が好ましい。
【0021】本発明で使用可能なポリビニルアルコール
は様々な分子量のものが市販されているので入手可能で
あるが、ポリビニルアルコールの4重量%水溶液の粘度
によって表わされるものが最も好ましい。すなわちこれ
らは低粘性(3〜15cp)、中粘性(16〜30cp)及び高粘
性(40cp以上)に分類される。これらの中では低粘性及
び中粘性のものが好ましい。このポリビニルアルコール
の配合量は全系に対して 0.1〜30重量%であるが 0.1重
量%未満では(A)成分を乳化分散させることが困難で
あり、30重量%を超えると乳化組成物の粘度が高くなっ
て作業性が損なわれるため 0.1〜30重量%とするが、よ
り好ましい範囲は 0.3〜10重量%である。
【0022】本発明で用いられる(C)成分の陰イオン
性乳化剤は本発明の乳化組成物の保存安定性を高めるた
めのものである。この(C)成分として好適な例を列挙
すると、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモ
ニウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸アンモ
ニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジア
ルキルスルホコハク酸ナトリウム、アルキルリン酸カリ
ウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫
酸ナトリウム、ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫
酸ナトリウムなどが挙げられる。好ましくはアルキル硫
酸塩である。この(C)成分の陰イオン性乳化剤の配合
量は 0.1〜30重量%の範囲が好適であるが、これは 0.1
重量%未満でも、30重量%を超えても乳化組成物の保存
安定性が低下するためである。より好ましくは 0.3〜10
重量%の範囲である。
【0023】本発明の乳化組成物は(A)成分のペース
ト状シリコーン組成物と(B)成分のポリビニルアルコ
ール及び(C)成分の陰イオン性乳化剤を混合し、これ
に(D)成分の水を添加し、転相、希釈を行なうことに
よりO/W型の乳化組成物として得ることができる。こ
のとき、乳化組成物の保存安定性を更に向上させる目的
で、非イオン性乳化剤を添加するのは任意である。
【0024】この非イオン性乳化剤としてはポリオキシ
エチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ソルビタンモノアルキレー
ト、ソルビタントリアルキレート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノアルキレート、ポリオキシエチレンソル
ビタントリアルキレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンテトラアルキレート、グリセロールモノアルキレート
などが例示され、これらは単独で、または2種以上を併
用することもでき、またこれらの一般的な非イオン性乳
化剤の他にフッ素系乳化剤あるいはシリコーン系非イオ
ン性乳化剤も使用することができる。また、本発明の乳
化組成物には本発明の範囲を大幅に逸脱しない範囲で防
腐剤、帯電防止剤等を添加することは任意である。
【0025】本発明の乳化操作においては、高剪断撹拌
を行なうことが必要であり、乳化装置としては、ホモミ
キサー、アジホモミキサー、コンビミックス乳化機など
が使用可能である。このようにして製造された本発明の
乳化組成物はそのままあるいは適宜水で希釈した後、水
性の化粧品、艶出し剤などに添加混合される。特にこれ
らを化粧品用基剤として使用した場合は、毛髪や肌に塗
られ、ふきのばされることにより低粘度シリコーン油が
本来有するさっぱり感、伸展性、滑り性等の特性が発揮
される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に実施例により本発明の実施
の形態を説明するが、本発明はこれにより限定されるも
のではない。以下で粘度は特に注釈のないものについて
は25℃における値を示す。 (実施例)まずシリコーン組成物(A)4種類を調製し
これと(B)、(C)成分及び(D)成分の水とを配合
して、乳化組成物5種類を調製し、また比較例として3
種類の乳化組成物を調製し、これらについてエマルジョ
ンの平均粒径、粘度、保存安定性を調べた。 [ペースト状シリコーン組成物(A−1)の調製]内容
積約5リットルのプラネタリーミキサーにトリメチルシ
ロキシ末端封鎖ジメチルシロキサンメチルハイドロジェ
ンシロキサン共重合体(平均分子量 2,280、Si-H含有量
3.1モル%)600g及びジメチルビニルシロキシ末端封鎖
ジメチルポリシロキサン(平均分子量 930、ビニル基
7.7モル%)267g及びトリメチルシロキシ末端封鎖ジメ
チルポリシロキサン(粘度 6cSt)1,300gを撹拌混合し
た。得られた混合溶液に塩化白金酸の2重量%イソプロ
パノール溶液を0.5g添加し、70〜80℃で2時間撹拌を続
けたところ、白色粉末の重合生成物が得られた。この重
合生成物 100重量部とトリメチルシロキシ末端封鎖ジメ
チルポリシロキサン(粘度 6cSt ) 150重量部とを分散
混合し、三本ロールミルにより剪断力下で充分混練し、
膨潤させてペースト状のシリコーン組成物(A−1)を
作製した。このペースト状シリコーン組成物(A−1)
の外観は無色透明であり、粘度は40,000cpであった。
【0027】[ペースト状シリコーン組成物(A−2)
の調製]仕込材料としてトリメチルシロキシ末端封鎖ジ
メチルシロキシメチルハイドロジェンシロキサン共重合
体(平均分子量 2,280、Si-H含有量 3.1モル%)250gと
ジメチルビニルシロキシ末端封鎖ジメチルポリシロキサ
ン(平均分子量 5,000、ビニル基含有量 1.5モル%)61
3g及びフェニルトリス(トリメチルシロキシ)シラン1,
294gを配合し、塩化白金酸の2%イソプロパノール溶液
を0.5g添加した以外の操作はペースト状シリコーン組成
物(A−1)の場合と同様にして行い、粉体の重合生成
物を得た。 この重合生成物 100重量部とフェニルトリ
ス(トリメチルシロキシ)シラン 270重量部とを配合し
た以外の操作は、ペースト状シリコーン組成物(A−
1)の場合と同様にして行い、ペースト状のシリコーン
組成物(A−2)を得た。このペースト状シリコーン組
成物(A−2)の外観は滑らかで伸展性に優れたもので
あり、粘度は66,000cpであった。
【0028】[ペースト状シリコーン組成物(A−3)
の調製]仕込材料としてジメチルハイドロジェンシロキ
シ末端封鎖ジメチルポリシロキサン(平均分子量 2,87
0、Si-H含有量 2.8モル%)320g、トリメチルシロキシ
末端封鎖ジメチルシロキシメチルビニルシロキサン共重
合体(平均分子量 5,000、ビニル基含有量 1.5モル%)
616g及びオクタメチルシクロテトラシロキサン1,405gを
配合し、塩化白金酸の2%イソプロパノール溶液を0.5g
添加した以外の操作は、ペースト状シリコーン組成物
(A−1)の場合と同様にして行い、粉体の重合生成物
を得た。この重合生成物 100重量部とメチルトリス(ト
リメチルシロキシ)シラン 300重量部を配合した以外の
操作は、ペースト状シリコーン組成物(A−1)の場合
と同様にして行い、ペースト状のシリコーン組成物(A
−3)を得た。このペースト状シリコーン組成物(A−
3)の外観は無色透明で、粘度は100,000cpであった。
【0029】[ペースト状シリコーン組成物(A−4)
の調製]仕込材料としてトリメチルシロキシ末端封鎖ジ
メチルシロキシメチルハイドロジェンシロキサン共重合
体(平均分子量11,200、Si-H含有量18.4モル%)30g 、
ジメチルビニルシロキシ末端封鎖ジメチルポリシロキサ
ン(平均分子量14,200、ビニル基含有量0.52モル%)1,
140g、及びオクタメチルシクロテトラシロキサン1,170g
を配合し、塩化白金酸の2%イソプロパノール溶液を0.
5g添加した以外の操作は、ペースト状シリコーン組成物
(A−1)の場合と同様にして行い、粉体の重合生成物
を得た。この重合生成物 100重量部とオクタメチルトリ
シロキサン200重量部を配合した以外の操作は、ペース
ト状シリコーン組成物(A−1)の場合と同様にして行
い、ペースト状のシリコーン組成物(A−4)を得た。
このペースト状シリコーン組成物(A−4)の外観は無
色透明であり、粘度は12,000cpであった。
【0030】(実施例1)容量3リットルのコンビミッ
クス乳化機[特殊機化工業(株)製]にペースト状シリ
コーン組成物(A−1) 500g 、及びラウリル硫酸ナト
リウム 10gを投入し、コンビミックス乳化機の錨型ミキ
サーを5rpm 、ホモディスパーを100rpmで撹拌を行ない
ながら、ポリビニルアルコール(B−1)[平均ケン化
度88モル%、4重量%水溶液の粘度(20℃) 5.0cp]の
10重量%水溶液300gを徐々に加え、転相、増粘後添加を
中断し、錨型ミキサーを 15rpm、ホモディスパーを1,00
0rpmとすることにより高剪断撹拌を30分間実施した。そ
の後ホモディスパーの回転数を300rpmに落とし、残りの
ポリビニルアルコール水溶液及び脱イオン水190gを投入
し、30分間撹拌を行ない、希釈したところ、白色乳濁状
の水中油型の乳化組成物が得られた。これは保存安定性
に優れたもので、室温で3ヶ月放置後も分離は認められ
なかった。
【0031】(実施例2)実施例1におけるペースト状
シリコーン組成物(A−1)の量を600gに変え、ポリビ
ニルアルコール(B−1)の10重量%水溶液をポリビニ
ルアルコール(B−2)[平均ケン化度88モル%、4重
量%水溶液の粘度(20℃)20cp]の10重量%水溶液に変
え、組成物の量を100gとし、ラウリル硫酸ナトリウムの
量を3g に変え、脱イオン水の量を297gに変える以外の
操作は実施例1と全く同様にして行い、白色乳濁状の乳
化組成物を得た。これは保存安定性に優れたもので、室
温で3ヶ月放置後も分離は認められなかった。
【0032】(実施例3)実施例1におけるペースト状
シリコーン組成物(A−1)を(A−2)に変え、その
量を300gとし、ポリビニルアルコールを(B−2)と
し、その10重量%水溶液の量を 30gとし、ラウリル硫酸
ナトリウムをラウリル硫酸トリエタノールアミンとし、
その量を 10gとし、脱イオン水の量を660gとする以外の
操作は実施例1と全く同様にして、白色乳濁状の乳化組
成物を得た。このものは保存安定性に優れたもので、室
温で3ヶ月放置後も分離は認められなかった。
【0033】(実施例4)実施例1におけるペースト状
シリコーン組成物(A−1)を(A−3)に変え、その
量を400gとし、ポリビニルアルコール(B−1)の10重
量%水溶液の量を500gとし、ラウリル硫酸ナトリウムの
量を 50gとし、脱イオン水の量を 50gとする以外の操作
は、実施例1と全く同様にして行い、白色乳濁状の乳化
組成物を得た。このものは保存安定性に優れたもので、
室温で3ヶ月放置後も分離は認められなかった。
【0034】(実施例5)実施例1におけるペースト状
シリコーン組成物(A−1)を(A−4)に変え、ラウ
リル硫酸ナトリウムの量を100gに変え、脱イオン水の量
を100gとする以外の操作は、実施例1と同様にして行
い、白色乳濁状の乳化組成物を得た。これは保存安定性
に優れたもので、室温で3ヶ月放置後も分離は認められ
なかった。
【0035】(比較例1)実施例1において、ラウリル
硫酸ナトリウムを配合せず、脱イオン水の量を200gとす
る以外の操作は実施例1と全く同様にして行い白色乳濁
状の乳化組成物を得た。このものは保存安定性が不良で
室温放置5日目で2層に分離した。
【0036】(比較例2)実施例1において、ポリビニ
ルアルコール(B−1)の10重量%水溶液の量を5g と
し、脱イオン水の量を485gとする以外の操作は実施例1
と全く同様にして行い白色乳濁状の乳化組成物を得た。
これはポリビニルアルコールの量が少なすぎたため保存
安定性に劣り、室温で放置したところ5日目で2層に分
離した。
【0037】(比較例3)実施例1で用いたコンビミッ
クス乳化機にペースト状シリコーン組成物(A−1)を
500g、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO付加
モル数=7)80g及びポリオキシエチレンラウリルエー
テル硫酸ナトリウム(EO付加モル数=3)の25重量%水
溶液 40gを投入し、錨型ミキサーで5rpm 、ホモディス
パーで100rpmで撹拌を行ないながら、脱イオン水380gを
徐々に加え、転相、増粘後脱イオン水の添加を止め、錨
型ミキサーを 15rpm、ホモディスパーを1,000rpmで高剪
断撹拌を30分間実施した。その後、ホモディスパーの回
転を300rpmとし、残りの脱イオン水を加えて希釈し、白
色乳濁状の乳化組成物を得た。これはエマルジョンの平
均粒径の小さなものであったが保存安定性に劣り、室温
で放置したところ3日目で2層に分離した。
【0038】実施例1〜5、比較例1〜3の乳化組成物
の配合組成、エマルジョンの平均粒径及び粘度の測定
値、保存安定性を調べて(表1)にまとめた。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明の乳化組成物は保存安定性に優
れ、室温で3ヶ月間保存した後も層分離が認められない
ので、化粧品、艶出し剤等の基剤として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A),(B),(C)及び(D)
    の4成分より成る乳化組成物。 (A)下記のオルガノハイドロジェンポリシロキサン(A1)と下記のオルガノポ リシロキサン(A2)との合計量 100重量部を、下記の低粘度シリコーン油(A3) 10〜 1,000重量部の存在下に、撹拌して付加重合させ、得られた重合生成物 100 重量部と前記(A3)10〜 1,000重量部の混合物を、剪断力下で処理してなるペー スト状のシリコーン組成物 10〜80重量%、 [ここに(A1)は HSiO3/2単位、R1SiO3/2単位、R1HSiO
    2/2 単位、 R1 2SiO2/2単位、R1 2HSiO1/2単位、 R1 3SiO
    1/2単位(ここでR1は脂肪族不飽和基を除く一価炭化水
    素基を表わす)から成る群から選択される構造単位で構
    成され、且つ分子中にケイ素原子に結合した水素原子を
    平均で 1.5個以上含有するオルガノハイドロジェンポリ
    シロキサン。(A2)は(CH2=CH)SiO3/2単位、R2SiO3/2
    位、R2(CH2=CH)SiO2/2単位、 R2 2SiO2/2単位、 R2 3SiO
    1/2単位、 R2 2(CH2=CH)SiO1/2単位(ここでR2は脂肪族
    不飽和基を除く一価炭化水素基を表わす)から成る群か
    ら選択される構造単位から構成され、且つ分子中にケイ
    素原子に結合したビニル基を平均で 1.5個以上含有する
    オルガノポリシロキサン。ただし(A1)及び(A2)の少
    なくとも一方はケイ素原子結合水素原子あるいはビニル
    基の含有量がケイ素原子に結合している有機基と水素原
    子との合計量に対して20モル%未満である。(A3)は25
    ℃における粘度が50センチストークス以下の低粘度シリ
    コーン油。] (B)ポリビニルアルコール 0.1〜30重量%、 (C)陰イオン性乳化剤 0.1〜30重量%、 及び (D)水 残部。
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