JPH09252220A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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Publication number
JPH09252220A
JPH09252220A JP5871796A JP5871796A JPH09252220A JP H09252220 A JPH09252220 A JP H09252220A JP 5871796 A JP5871796 A JP 5871796A JP 5871796 A JP5871796 A JP 5871796A JP H09252220 A JPH09252220 A JP H09252220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
controlled oscillator
oscillation
voltage controlled
switching
Prior art date
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Pending
Application number
JP5871796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Komaki
孝泰 小牧
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発振周波数帯域を切り換えて使用する
ことが可能で、しかも部品点数が少なく、小型化が実現
できる電圧制御発振器を提供する。 【解決手段】 電圧制御発振器1は、発振回路2および
発振周波数切換回路7を備える。発振周波数切換回路7
のスイッチングトランジスタT2 が動作しないときに
は、発振回路2は比較的高い周波数帯域で発振する。一
方、電圧入力端子8に電圧を印加し、スイッチングトラ
ンジスタT2 を動作させた場合、第二のバリキャップダ
イオードV2 が動作することにより、第二のバリキャッ
プダイオードV2 の容量成分が発振回路2に付加され、
発振回路2は比較的低い発振周波数で発振する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に「VCO」
と称され、携帯電話等の無線送受信器に用いられる電圧
制御発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧制御発振器の構成を図2を用
いて説明する。
【0003】図2において、21は電圧制御発振器であ
り、発振回路22を備える。発振回路22は、発振用ト
ランジスタT11、同軸共振器23、発振用トランジスタ
11のバイアス抵抗R11、R12、R13、直流電圧カット
用のコンデンサC11、トランジスタT11に正帰還をかけ
るためのコンデンサC12、接地用のバイパスコンデンサ
13から構成される。このように構成される発振回路2
2は、発振用トランジスタT11から出力される高周波信
号が電源電圧端子24側へ漏れるのを遮断するためのイ
ンダクタンスL11を介して、電源電圧端子24に接続さ
れるとともに、直流電圧カット用のコンデンサC14を介
して、変調信号出力端子25に接続される。さらに、発
振回路22の同軸共振器23には、直流電圧カット用の
コンデンサC15およびスイッチSWを介して、可変容量
素子としてのバリキャップダイオードV11が並列接続さ
れる。バリキャップダイオードV11のカソード側は、高
周波遮断用インダクタンスL12を介して制御電圧端子2
7に接続され、アノードは接地される。また、スイッチ
SWには、共振回路28、28が互いに並列に接続され
る。共振回路28、28は、それぞれコンデンサC16
よびインダクタンスL13が並列に接続されてなるもので
ある。したがって、スイッチSWを切り換えることによ
り、二つの発振周波数帯域を使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電圧制御発
振器21においては、二つの共振回路28、28を備え
るため、これら共振回路が多大の面積を占め、小型化を
妨げるうえに、部品点数も多いため、製造コストがかさ
むという問題点があった。
【0005】そこで、本発明においては、複数の発振周
波数帯域を切り換えて使用することが可能で、しかも部
品点数が少なく、小型化が実現できる電圧制御発振器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明にかかる電圧制御発振器おいては、発振回路
と、互いに直列に接続される容量性素子およびスイッチ
ング素子からなり、前記発振回路の一端に接続される発
振周波数切換回路とを備えてなり、前記発振周波数切換
回路の前記容量性素子の前記発振回路への接断が前記ス
イッチング素子により制御されることを特徴とする。
【0007】このような電圧制御発振器によれば、発振
周波数切換回路のスイッチング素子を動作させ、容量性
素子の容量成分の発振回路への付加を制御することによ
り、発振回路の発振周波数帯域を切り換えることができ
る。また、発振周波数切換回路は、比較的少ない数の素
子で構成できるため、電圧制御発振器の小型化を促し、
しかも、製造コストを抑えることが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例にかかる電圧制
御発振器の構成を図1を用いて説明する。
【0009】図1に示す1は電圧制御発振器であり、発
振回路2を備える。発振回路2は、発振用トランジスタ
1 、同軸共振器3、発振用トランジスタT1 のバイア
ス抵抗R1 、R2 、R3 、直流電圧カット用のコンデン
サC1 、トランジスタT1 に正帰還をかけるためのコン
デンサC2 、接地用のバイパスコンデンサC3 から構成
される。このように構成される発振回路2は、発振用ト
ランジスタT1 から出力される高周波信号が電源電圧端
子4側へ漏れるのを遮断するためのインダクタンスL1
を介して、電源電圧端子4に接続されるとともに、直流
電圧カット用のコンデンサC4 を介して、変調信号出力
端子5に接続される。さらに、発振回路2の同軸共振器
3には、直流電圧カット用のコンデンサC5 を介して、
可変容量素子としての第一のバリキャップダイオードV
1 が並列接続される。第一のバリキャップダイオードV
1 のカソード側は、高周波遮断用インダクタンスL2
介して制御電圧端子6に接続され、アノードは接地され
る。
【0010】また、第一のバリキャップダイオードV1
のカソードとコンデンサC5 との接続点は、発振周波数
切換回路7に接続される。発振周波数切換回路7は、容
量性素子としての第二のバリキャップダイオードV2
およびスイッチング素子としてのスイッチングトランジ
スタT2 の直列回路からなる。ここで、スイッチングト
ランジスタT2 のエミッタは、第二のバリキャップダイ
オードV2 のカソードに接続され、ベースは電圧入力端
子8に接続される。また、第二のバリキャップダイオー
ドV2 のアノードは接地される。
【0011】このような発振周波数切換回路7において
は、スイッチングトランジスタT2 動作しないときに
は、第二のバリキャップダイオードV2 は動作せず、発
振回路2は比較的高い周波数帯域で発振する。一方、電
圧入力端子8に電圧が印加され、スイッチングトランジ
スタT2 が動作すると、第二のバリキャップダイオード
2 が動作し、第二のバリキャップダイオードV2 の容
量成分が発振回路2に付加される。このように、発振回
路2に容量成分が付加されることにより、発振回路2に
おいて、発振周波数を簡略的に表す下記式のCに相当
する合成容量の値が大きくなり、発振周波数fは低下す
る。したがって、発振回路2は比較的低い発振周波数で
発振することとなる。
【0012】f(Hz)=1/√LC …… ここで、発振回路2の周波数帯域が比較的高く、第一、
第二のバリキャップダイオードV1 、V2 がインダクタ
ンス成分として扱われる場合、発振回路2の発振周波数
帯域の変化は上記とは異なるものとなる。すなわち、ス
イッチングトランジスタT2 が動作しないとき、発振周
波数は比較的低くなり、スイッチングトランジスタT2
が動作して容量成分が発振回路2に付加されたとき、発
振回路2の発振周波数は比較的高くなる。また、第二の
バリキャップダイオードV2 の性能を第一のバリキャッ
プダイオードV1 と同程度に設定しておけば、スイッチ
ングトランジスタT2 が動作するときと動作しないとき
とで、制御感度はほぼ同じになる。
【0013】以上のように、電圧制御発振器1において
は、発振周波数切換回路7のスイッチングトランジスタ
2 を介して、第二のバリキャップダイオードV2 の容
量成分の発振回路2への付加を制御することにより、発
振回路2の発振周波数帯域を切り換えることができる。
また、発振周波数切換回路7は、コンデンサおよびイン
ダクタンスからなる発振回路を複数設ける場合に比べ
て、少ない素子で構成できるため、電圧制御発振器1の
小型化を促し、しかも、製造コストを抑えることが可能
である。
【0014】なお、本実施例においては、発振周波数切
換回路の容量性素子として、バリキャップダイオードを
用いる場合について説明したが、他の容量性素子、例え
ばスイッチングダイオード、もしくは複数個の素子で一
体に構成され、容量成分を有するものでもよい。
【0015】また、本実施例においては、発振周波数切
換回路のスイッチング素子としてスイッチングトランジ
スタを用いる場合について説明したが、スイッチング動
作を行えるものであれば、どのような形態の素子を用い
てもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる電圧制御発振器において
は、発振周波数切換回路のスイッチング素子を介して、
容量性素子の容量成分の発振回路への付加を制御するこ
とにより、発振回路の発振周波数帯域を切り換えること
ができる。また、発振周波数切換回路は、比較的少ない
数の素子で構成できるため、電圧制御発振器の小型化を
促し、しかも、製造コストを抑えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる電圧制御発振器を示
す回路図である。
【図2】従来の電圧制御発振器を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電圧制御発振器 7 発振周波数切換回路 V2 バリキャップダイオード(容量性素子) T2 スイッチングトランジスタ(スイッチング素
子)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振回路と、 互いに直列に接続される容量性素子およびスイッチング
    素子からなり、前記発振回路の一端に接続される発振周
    波数切換回路とを備えてなり、 前記発振周波数切換回路の前記容量性素子の前記発振回
    路への接断が前記スイッチング素子により制御されるこ
    とを特徴とする電圧制御発振器。
JP5871796A 1996-03-15 1996-03-15 電圧制御発振器 Pending JPH09252220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5871796A JPH09252220A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 電圧制御発振器

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JP5871796A JPH09252220A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 電圧制御発振器

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Publication Number Publication Date
JPH09252220A true JPH09252220A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13092258

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5871796A Pending JPH09252220A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 電圧制御発振器

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JP (1) JPH09252220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007081593A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Neuro Solution Corp 発振器、pll回路および受信機、送信機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007081593A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Neuro Solution Corp 発振器、pll回路および受信機、送信機

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