JPH09251551A - 三次元画像の表示方法 - Google Patents

三次元画像の表示方法

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JPH09251551A
JPH09251551A JP8059361A JP5936196A JPH09251551A JP H09251551 A JPH09251551 A JP H09251551A JP 8059361 A JP8059361 A JP 8059361A JP 5936196 A JP5936196 A JP 5936196A JP H09251551 A JPH09251551 A JP H09251551A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の断層像を積み上げて積上げ三次元画像
を得、これを任意の方向から見た二次元画像に所定の処
理を行って再構成された三次元画像の表示方法におい
て、被検体目的部位の表面について観察可能であり、か
つそのうちの所望部分についてはその内部の性状をも同
時観察可能で、目的部位全体についてより有効な観察,
診断をなし得、容易に病巣と正常組織を見分けられるよ
うにする。 【解決手段】 所望方向については、その投影線L上、
所望のしきい値の条件を満たした位置40から投影面P
方向に所定距離進んだ位置41の画素値を前記処理を行
うことなくそのまま表示する。例えば前記断層像がCT
像の場合、CT値をそのまま表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばX線CT装
置で得られた多数の断層像(CT像)や、MRI装置等
の三次元計測によるボリューム画像を分解して得られた
多数の断層像、あるいはその他の多数の断層像を積み上
げて積上げ三次元画像を得、これを任意の方向から見た
二次元画像に陰影付け等を行って再構成された三次元画
像(疑似三次元画像)の表示方法の改良に関するもので
ある。以下、X線CT装置で得られた多数のCT像によ
る積上げ三次元画像を用いた場合を例に採って説明す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用した上記三次
元画像の構成,表示は、被検体目的部位の外面あるいは
内面形状等、例えば頭部皮膚像や骨像、あるいは血管内
壁面像の外観的な性状の観察,診断に供するものとして
注目されている。
【0003】このような三次元画像を構成,表示する場
合、それに用いる上記多数の断層像(原画像)の隣り合
う断層像間のピッチ(距離)が粗いと、得られる三次元
画像の画質が劣り、観察しにくいものとなる。そこで、
隣り合う断層像間の画素を補間によって求め、その画素
をも用いて三次元画像を構成,表示することにより画質
を改善する方法が提案されている。この種の画質改善方
法の例として周藤安造,他、共著による「三次元表示に
おける画質改善の一方法」(MEDICAL IMAGING TECHNOLO
GY.August 1988.275頁)がある。以下、これにつき図1
5を参照して説明する。
【0004】図15は、隣り合う互いに平行な2つの原
画像(CT像)1,2が存在し、視点Eから投影面Pへ
投影を図った例を示す。視点Eは任意の点、投影面Pの
位置も任意の位置に存在するものであり、この視点Eと
投影面Pとの位置は投影目的、表示目的によって定ま
る。視点Eからの投影面Pへの投影法は種々存在する。
視点Eを面としてとらえ、この面から投影面Pへの平行
な投影線で平行投影する方法や、視点Eを点としてとら
え、この点から投影面方向へ放射状に広がる中心投影線
を想定して投影面Pに中心投影する方法等、種々の方法
が採用され得る。
【0005】さて、視点Eから投影面P上の投影点pへ
の投影について述べる。視点Eから投影点pまでの直線
Lが投影線であり、この投影線L上の各画素が、投影点
pへの投影すべき画素となる。ここで投影線Lは、互い
に平行な2つの原画像1,2に垂直に交わらない投影線
である。すなわち、原画像1,2に対して斜め方向とな
る投影線Lを想定している。投影線L上にあって、Q1
が投影線LとCT像1との交点、Q2が投影線LとCT
像2との交点である。そして、点Q1の画素値はCT像
1の当該位置の画素値、点Q2の画素値はCT像2の当
該位置の画素値であり、点Q1と点Q2とを結ぶ投影線L
上の当該Q1,Q2点間をN分割(Nは整数)したときの
各点の画素値が補間によって求めるべき画素値というこ
とになる。
【0006】そのためには、まず点Q1と点Q2とを結ぶ
投影線L上の上記各点(補間点)の座標を特定する必要
がある。いま、x,y,zの座標系のもとで、その任意
の一点である補間点(新CT像点)Aの位置(x1,y
1,z1)を特定したとする。ここで、x,y,zはCT
像1,2等の積み上げた状態での各点の座標を特定する
ための空間座標系であり、yは互いに平行な配置のCT
像1,2,…に直交する座標軸を示し、x,zはyに直
交する平面の座標軸である。そして、各CT像の積上げ
位置(スライス位置)はyで表現でき、各CT像の各点
画素位置はx,zで表現できる。また、CT像1のy位
置をy01、CT値2のy位置をy02とする。
【0007】いま、点Aを通るy軸に平行な直線mを与
え、この直線mとCT像1,2との交点a5,b5を、
a5(x1,y01,z1),b5(x1,y02,z1)とす
る。点a5と補間点Aとの距離は(y01−y1)、補間
点Aと点b5との距離は(y1−y02)であり、これら
から、補間点Aの画素値Iaは、点a5,b5での画素
値を各々I01,I02とすると次式(1)の線形補間式で
求められる。 Ia={I01(y1−y02)+I02(y01−y1)/(y01−y02) …(1) 一方、CT像1,2上の上記点a5,b5は、画素位置
として実際には存在しないことが多い。これは、CT像
1,2のCT画素位置が投影分解能に比して粗いためで
ある。例えば、図15ではCT像1,2の実際の隣り合
う画素位置はa1,a2,a3,a4,…、b1,b2,b
3,b4,…のように粗い。そして点a5,b5にはCT
像1,2の画素は存在しない。そこで、点a5,b5の
画素値もその周囲の実際の画素値から補間によって求め
る。点a5,b5の画素値I01,I02を求めるには、例
えばその点a5,b5近傍の各4点a1,a2,a3,a
4;b1,b2,b3,b4の画素値の加重平均値から算出
する方法もあれば、近傍2点の画素値からの線形補間法
によって求める方法もある。
【0008】以上は補間点Aについてであるが、他の補
間点B(x1´,y1´,z1´)の画素値Ibを求める
ためには、同様にy軸に平行な直線m´との交点a5
´,b5´を求め、この交点a5´,b5´の画素値I
01´,I02´を補間によって求める。この補間によって
求めた画素値I01´,I02´と、交点a5´,b5´と
の距離(y01−y1´),(y1´−y02)とを用いて上
式(1)による線形補間を行い、補間点Bの画素値Ib
を求める。
【0009】上述演算を、投影線Lの点Q1と点Q2との
間で基本ピッチ毎に行ってその基本ピッチ毎の補間画素
値を求める。投影線Lはその投影法によって種々定めら
れるものであり、このような演算処理を、CT像1,2
に対する全ての投影線について行う。更に、CT像1,
2以外での隣り合うCT像についても同様の処理を行っ
て画素値を求める。このようにして求めた画素値の表示
に際しては、投影線L上の全ての画素値をそのまま表示
したのでは表示内容が極めて不鮮明となるので、視点E
から遠い距離にある点(画素位置)の画素値は暗くし、
すなわち小さい値とし、また、視点Eから近い距離にあ
る点(画素位置)の画素値は明るくする、すなわち大き
な値とする方法(ボクセル法あるいはデプス法等)をと
る。この方法は陰影付け処理と呼ばれるものである。更
に、必要に応じて奥側を除去し一番手前の位置の画素値
のみを表示させる画像処理(隠面処理)を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述補間方法により補
間された画素値をも用いて構成表示された三次元画像の
画質は大幅に向上され、例えば頭部骨像あるいは血管内
壁面像の外観的な性状の観察,診断をより有効なものと
する。特に、血管内壁面像の画質の向上は、対血管術技
における事前の観察,診断あるいはシミュレーション等
に有用である。しかしながら上述従来方法では、上記の
ように被検体目的部位の外面あるいは内面形状を見るこ
と、例えば血管内壁面についていえば、その血管内壁面
を外観的に見ることしかできず、血管内壁面の性状につ
いて観察,診断できるに過ぎなかった。しかし、血管内
壁面に加えて血管壁中組織の性状をも同時観察できれ
ば、血管全体についてより有効な診断をなし得ることは
いうまでもなく、またこのことは血管のみならず、他の
部位についても同様であり、従来、この点についての改
善が要求されていた。
【0011】本発明の目的は、被検体目的部位の表面、
例えば血管内壁面の性状について観察可能であり、かつ
そのうちの所望部分についてはその内部の性状、例えば
血管壁中組織の性状をも同時観察可能で、血管全体等、
目的部位全体についてより有効な観察,診断をなし得、
容易に病巣と正常組織を見分けられる三次元画像の表示
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、多数の断層
像を積み上げて積上げ三次元画像を得、これを任意の方
向から見た二次元画像に所定の処理を行って再構成され
た三次元画像の表示方法において、所望方向について
は、その投影線上、所望のしきい値の条件を満たした位
置から投影面方向に所定距離進んだ位置の断層像の画素
値を前記処理を行うことなくそのまま表示することによ
り達成される。
【0013】病巣と正常組織を見分ける1つの方法とし
て、画素値(断層像がX線CT装置のCT像であるとき
にはCT値、MRI装置等の三次元計測によるボリュー
ム画像を分解して得られた断層像であるときは濃度値)
をそのまま表示する方法が有効である。これはX線CT
装置やMRI装置による断層像で病巣の観察,診断が有
効に行えることと同じ理由による。また、病巣を見つけ
るには目的部位の外面あるいは内面を表示するよりも組
織の内部を表示するほうがよい。特に、血管に関しては
そうである。積上げ三次元画像による再構成三次元画像
は、被検体目的部位の外面あるいは内面形状を見ること
しかできず、内部の性状について観察,診断はできな
い。しかし、陰影付けや隠面処理等を行って再構成され
た三次元画像の表示方法において、所望方向の所定距離
進んだ位置については断層像の画素値(補間方法による
ものも含む)をそのまま表示することとすれば、目的部
位の外面あるいは内面形状を見ると同時に、内部の所望
部分の性状についても見ることができる。
【0014】これによれば、目的部位の表面の性状につ
いて観察可能で、かつ所望部分についてはその内部の性
状をも同時観察可能となり、目的部位全体についてより
有効な観察をなし得る。特に、血管内壁面の性状につい
て観察可能で、かつ所望部分については血管壁中組織の
性状をも同時観察可能であることによれば、血管全体に
ついてより有効な観察,診断をなし得ることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明するが、それに先立って、まず本発明方法
で用いられる三次元画像構成での中心投影法による座標
変換方法及び隣接2CT像間での投影線上の位置の画素
値(断層像)の補間方法について説明する。
【0016】図11は上記座標変換方法において必要な
座標系や視点E、投影面Pの定義及びそれらの関係を示
す図である。図11中、x,y,zは積上げ三次元画像
(CT像1,2…)の空間座標系であり、yはCT像
1,2…に直交する座標軸、x,zはyに直交する平面
の座標軸であってCT像1,2…上での各画素位置を特
定する座標軸である。投影面P及び視点Eは診断目的や
投影目的によって定まる。また視点Eは、平行投影法で
の平面上の視点の1つとしても、中心投影法での視点と
しても考えられるが、図11では中心投影法での視点を
表わしている。
【0017】投影面Pは、3つのパラメータである角度
α,β及び距離hで定義する。x,y,z座標系での原
点0から投影面Pに垂線を下ろし、その交点をN1とす
る。交点N1をx−z平面に垂直に投影し、その投影点
をN2とする。パラメータαは、原点0と交点N2とを結
ぶ直線とx軸とのなす角度、パラメータβは、原点0と
交点N2とを結ぶ直線と、原点0と交点N1とを結ぶ直線
とのなす角度である。距離hは、視点Eから投影面Pへ
の垂線L1上の視点Eと垂直交点C間の距離であり、こ
のパラメータhは視点Eと投影点pとの関係を規定す
る。
【0018】投影面Pそのものの座標系をX,Yとす
る。視点Eの位置をE(x0,y0,z0)とし、この視
点Eからの投影線Lの投影面Pとの交点(すなわち投影
点)pをp(x,y,z)とする。またp(x,y,
z)は、X,Y座標系でp(X,Y)と表現する。視点
Eから投影面Pへ垂直に交わる点をc(x11,y11,z
11)とし、これをX,Y平面上ではC(X,Y)とす
る。更に、CT像1には、交点Q1の周囲4点a1,a
2,a3,a4に画素が存在し、CT像2には、交点Q2の
周囲4点b1,b2,b3,b4に画素が存在しているもの
とする。
【0019】以上の各座標系や位置定義のもとで、CT
像1,2上の上記点Q1,Q2の算出方法を次に示す。ま
ず、投影面Pのパラメータ(α,β,h)と、視点Eの
座標(x0,y0,z0)と2つの隣り合うCT像1,2
及びそのCT像1,2のy座標値y01,y02とをキーボ
ード等からキー入力し、投影面Pを決定する定数a,
b,cを(2),(3),(4)式によって算出する。
定数a,b,cは、図11に示すx,y,z座標系の原
点からの、投影面Pへのx,y,z軸交点への距離であ
る。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】ここで、t=x0・cosα+z0・sinα+y
0・tanβである。(α,β,h),(x0,y0,z0)
はオペレータによって設定される値である。
【0024】次に、視点Eから投影面Pへの垂線L1
の、投影面Pとの交点C(x11,y11,z11)を
(5),(6),(7)式によって算出する。
【0025】
【数4】
【0026】
【数5】
【0027】
【数6】
【0028】その後、視点Eからの投影線Lの、投影面
Pとの交点(投影点)pの座標p(x,y,z)を
(8),(9),(10)式によって算出する。
【0029】
【数7】
【0030】
【数8】
【0031】
【数9】
【0032】ただし、
【0033】
【数10】
【0034】
【数11】
【0035】である。なお、X,Yは、投影点pの座標
p(x,y,z)の、X,Y座標系上での座標である。
この投影点pの座標P(X,Y)は走査時にX=0〜±
256,Y=0〜±256として与えられたものの任意
のX,Yの組合せ値である。
【0036】次に、投影線LとCT像1,2との交点Q
1,Q2の座標Q1(x01,y01,z01)、Q2(x02,
y02,z02)を、(13),(14),(15),(1
6)式によって算出する。
【0037】
【数12】
【0038】
【数13】
【0039】
【数14】
【0040】
【数15】
【0041】ここで、y01はCT像1のy座標値、y02
はCT像2のy座標値であり、CT像1,2はy座標値
に垂直な平面である。y01,y02はCT像1,2の積上
げ時に入力設定された値である。
【0042】次に、図12を参照して本発明方法で用い
られる画素値の補間方法の一例を説明する。本発明方法
における補間画素位置は上記点Q1,Q2のようなCT像
(断層面)上に限らない。図12は、投影線L上の2つ
の点D1,D2の画素値を用いて補間によりD1,D2間の
補間点M3の画素値を求める例を示している。ただし、
点D1,D2はCT像1,2上にない点である。なお、C
T像1上の画素位置a1,a2,a3,a4の画素値を各々
Qa1,Qa2,Qa3,Qa4とし、CT像2上の画素位
置b1,b2,b3,b4の画素値を各々Qb1,Qb2,Q
b3,Qb4とする。これらの画素値Qa1,Qa2,Qa
3,Qa4;Qb1,Qb2,Qb3,Qb4は、画素位置a
1,a2,a3,a4;b1,b2,b3,b4がCT像1,2
上にあるので既知である。
【0043】まず、点D1,D2の画素値QD1,QD2を
画素位置a1,a2,a3,a4;b1,b2,b3,b4の画
素値から補間によって下記の手順で求める。
【0044】点D1からCT像1,2に垂線を延ばし、
各CT像1,2との交点R1,R2の画素値を、画素値Q
a1,Qa2,Qa3,Qa4と画素値Qb1,Qb2,Qb
3,Qb4を用いて補間によって求める。次に、その点R
1,R2の画素値を用いて点D1の画素値を補間によって
求める。点D2の画素値についても同様の方法で求め
る。点D1,D2の画素値QD1,QD2を求める式(1
7),(18)を下記に示す。
【0045】 QD1=〔(1−dz1){Qa4(1−dx1)+Qa3・dx1}+dz1{Q a1(1−dx1)+Qa2・dx1}〕・(1−dy1)+〔(1−dz1){Qb 4(1−dx1)+Qb3・dx1}+dz1{Qb1(1−dx1)+Qb2・dx1 }〕・dy1 ……(17) QD2=〔(1−dz2){Qa4(1−dx2)+Qa3・dx2}+dz2{Q a1(1−dx2)+Qa2・dx2}〕・dy2+〔(1−dz2){Qb4(1− dx2)+Qb3・dx2}+dz2{Qb1(1−dx2)+Qb2・dx2}〕・( 1−dy2) ……(18) ここで、dx1はa1,a2間を1に正規化したときの距
離を示す。dy1はa1,b1間を1に正規化したときの
距離を示す。dz1はa1,a4間を1に正規化したとき
の距離を示す。dx2はb1,b2間を1に正規化したと
きの距離を示す。dy2はa1,b1間を1に正規化した
ときの距離を示す。dz2はb1,b4間を1に正規化し
たときの距離を示す。ここで、視点Eの座標をE(x
0,y0,z0)、投影面P上の投影点pの座標をp(x
1,y1,z1)、視点Eと投影点pとの距離をlとし、
x,y,z方向の増分を、 incx=(x1−x0)/l incy=(y1−y0)/l incz=(z1−z0)/l としたとき、投影線L上の視点Eから距離sにある補間
点M3の座標(x,y,z)は、 x=x0+s・incx y=y0+s・incy z=z0+s・incz と表わされる。
【0046】また、補間点M3の画素値は、点D1,D2
の画素値QD1,QD2を使用して次式(19)で表わさ
れる。 補間点M3の画素値=r2・QD1+r1・QD2 …(19) ただしr1,r2は点D1,D2間を正規化した場合の補間
点M3と点D1,D2間の正規化された距離であり、r1+
r2=1である。式(19)において、補間点M3の画素
値として臓器抽出用しきい値を与えた場合、投影線L上
で該しきい値を満たす座標が直ちに求められことにな
る。
【0047】上述補間方法を図13のフローチャートを
併用して更に詳しく述べる。まず、ステップ70でx,
y,z,sの初期化を行う。すなわち、x=x0,y=
y0,z=z0,s=0とする。
【0048】ステップ71では、y←(y+incy)
としてCT像1,2間の点を指定する。これで視点Eか
ら距離sの位置が指定される。ここで、incyを加え
る前の点を旧s、incyを加えた後の点を新sと定義
する。旧sが図12の点D1に対応し、新sが点D2に対
応する。
【0049】ステップ72では、旧sと新sとが同じC
T像間(ここではCT像1,2間)に入るか否かを判定
する。具体的には、旧sと新sのy座標の小数点以下を
切り捨てて、整数部が同じか否かを判定する。同じと判
定されたならば、同じCT像間に入ると判定され、異な
ると判定されたならば異なるCT像間に入いると判定さ
れる。
【0050】図14は、旧sと新sとが同じCT像間に
入らない場合を例示する。この場合は、新sの位置がC
T像(図14においてはCT像j+1)上の点Wになる
ようにする。これにより補間に用いる画素点を同じにす
る。この場合、新s点の座標はステップ73で下記のよ
うに設定する。 y=CT像のy座標 x←(x+incx´) z←(z+incz´) ここで、 incx´=incx・(CT像y座標−旧sのy座
標)/incy incz´=incz・(CT像y座標−旧sのy座
標)/incy ステップ72で旧sと新sとが同じCT像間に入ると判
定された場合、新s点の座標はステップ74で次のよう
に設定される。 s←(s+incs) x←(x+incx) z←(z+incz) ステップ75では、sの先端が投影面Pに達したか否か
を判定し、達していないならばステップ76に進む。達
していたならば処理を終了する。ステップ76では、新
sの画素値QD2を求める。ステップ77では、新sの
画素値QD2を求める計算が1回目か否かを判定する。
1回目ならばステップ78でQD1=QD2としてメモリ
に格納する。この段階で、点D1の画素値QD1が求まっ
たことになり、引き続き点D2の位置と画素値を求める
ためにステップ71に戻る。ステップ77で新sの画素
値QD2を求める計算が1回目でなければ、ステップ7
6で求められた画素値QD2は点D2の画素値に相当する
ので2つの補間点が求まっていると判断し、ステップ7
9で旧s,新s間の補間点M3の画素値を補間によって
求める。旧sの画素値はQD1となる。線形補間による
場合は式(19)を用いて求めるが、非線形補間により
求めてもよい。ステップ80では、QD2をQD1とする
ことにより新sの画素値を旧sの画素値として設定し、
新sの位置と画素値を求めるためにステップ71に跳
ぶ。以後、上述処理を繰り返す。
【0051】以下、上述補間方法を用いた本発明による
三次元画像の表示方法の実施形態について説明する。図
1は、本発明による三次元画像の表示方法の一実施形態
を説明するためのフローチャートである。ここでは、血
液に造影剤を投与した状態で血管のCT像計測が行わ
れ、多数の血管CT像が得られ、それらの積上げ三次元
画像を任意の方向から見た血管の二次元画像に陰影付け
等を行って再構成された三次元画像(疑似三次元画像)
の表示において本発明方法が適用される場合について説
明する。
【0052】上述のようにして得られた積上げ三次元画
像において、臓器抽出用しきい値、ここでは造影剤と血
管壁の境界に相当するCT値(画素値)をしきい値とし
て与え、しきい値処理すると血液と血管壁の境界付近の
画素点、例えば図2中の画素点40が求まる。
【0053】血管壁中組織の画素点41を求めるには投
影線Lに沿って点40から所定距離だけ延長した点を求
めればよい。これを図3により具体的に説明すると、点
ai(i=1,2,3…)でしきい値(血管壁と造影剤
との境界を表わすCT値)の条件を満たしたら各々所定
距離ds(しきい値の検出点から所定距離進んだ点まで
の距離)だけ延長した点bi(i=1,2,3…)の画
素点を抽出する。
【0054】図4は上記所定距離dsを投影線L毎に変
化させる例を示す。ここでは、デプス画像(視点Eか
ら、しきい値処理で抽出した画素点までの距離を画素値
とした画像)の濃度勾配面の法線と投影線Lとのなす立
体角θi(i=1,2,3…)の大きいほど距離dsを
大きくする。実際には、ds=C1−C2・cosθx・c
osθyで近似する。
【0055】ここで、C1,C2はC1>C2の正の定
数である。またθx,θyは、図5で示すように、 tanθx=(f(m+1)−f(m−1))/2点間の
距離 tanθy=(f(n+1)−f(n−1))/2点間の
距離 である。ここで、fは視点と投影面間の距離を表わす。
【0056】したがって、投影線L上の最終抽出点の座
標(x,y,z)は、次のように表わされる。 x=x_ex+ds・incx y=y_ex+ds・incy z=z_ex+ds・incz ただし、(x_ex,y_ex,y_ex)は、しきい
値の条件を満たす画素点の座標である。
【0057】これによる画素座標(x,y,z)のCT
値(このCT値は原画像に存在しなければ補間方法で求
めたCT値)を投影面L上の点P(X,Y)に相当する
表示メモリのアドレスに格納する。これにより、画素座
標(x,y,z)についてはCT値がそのまま表示され
ることになる。投影線Lが臓器面、ここでは血管壁内面
に対して斜めに入射した場合、距離dsを長く設定しな
いとCT値がそのまま表示される画素座標(x,y,
z)は観察,診断に適した血管壁中組織の深い位置には
達しない。図4の例は、そのような不都合を解消でき
る。
【0058】なお、図5はデプス画像濃度勾配を求める
図で、X,Yは投影面の座標軸、Iは画素値を表わす
軸、dix1はデプス画像のX方向の濃度差(=i
(n,m+1)−i(n,m−1))、diyはデプス
画像のY方向の濃度差(=i(n+1,m)−i(n−
1,m))、θxはθx=tan-1(dix1/2)で与え
られる値、θyはθy=tan-1(diy1/2)で与えら
れる値、Nxはθxで定まる直角三角形の斜辺に垂直な
法線ベクトル、Nyはθyで定まる直角三角形の斜辺に
垂直な法線ベクトルである。
【0059】図6は投影,表示する画素点の抽出の他の
例を示す。図6において、CT像の画素値の等高線を考
えると、しきい値の条件を満たす点x(ベクトル表記)
での等高線の法線ベクトルnは、 n=(dnx/dn,dny/dn,dnz/dn) dn=sqrt(dnx2+dny2+dnz2) と表記される。ここでdnx,dny,dnzは画素値
のx,y,z方向の変化分である。
【0060】この例では、点xを投影せずに、ベクトル
nと反対方向の点x´(表記はベクトル) x´=x−定数・n で指定される画素値を投影面P上の点P(X´,Y´)
に投影する。
【0061】このとき、X´,Y´は前記X,Yを変数
とした式(8),(9),(10)をx,y,zを変数
として逆に解いた式(明示せず)にx´,y´,z´を
代入して得る。これによれば、血管等の場合、壁に垂直
方向のCT値による三次元画像が構成できる。
【0062】次に、図1に戻り本発明方法を説明する。
まず、ステップ30において、sを初期化する。s=0
で、x=x0、y=y0、z=z0(視点Eの位置)であ
る。次に、ステップ31で、点(x,y,z)がしきい
値の条件を満たすか否かを判定する。満たすならばその
点を(x_ex,y_ex,z_ex)とし、ステップ
33へ移り、満たさなければステップ32へ移る。ステ
ップ32では、sの長さをincsだけ長くして投影線
L上の次の点を指定する。
【0063】ステップ33では、デプス画像(視点−投
影面の画像が格納してある)の点(X−1,Y)と点
(X,Y−1)の値も用いてデプス画像の勾配を求め
る。ここで、θx,θyが求まる。ステップ34では、
上記θx,θyの関数としてsの延長分dsを求める。
ステップ35では、sをdsだけ延ばす。またステップ
36では、血管壁中組織の点(x,y,z)を求める。
ステップ37では、点(x,y,z)のCT値を表示メ
モリに格納し、画像として表示する。
【0064】図7は、サーフェイス法、ボリュームレン
ダリング法等により陰影付けした画像100の所望部分
を上述本発明方法により得られたCT像の画素値(補間
方法によるものも含む)、ここではCT値をそのまま表
示する部分画像101で置き換え表示した血管分岐部分
の表示画像例を示した図である。この場合、画像100
で血管内壁面の性状について観察し、部分画像101で
所望部分の血管壁中組織の性状を同時観察し得る。これ
により、血管内壁面の性状について観察可能で、かつ所
望部分については血管壁中組織の性状をも同時観察可能
であり、血管全体についてより有効な観察,診断をなし
得ることになる。
【0065】図8は、上記陰影付けした画像100とC
T像のCT値をそのまま表示した部分画像101とを図
7のように重ねて表示せず、並べて表示する場合の例を
示す。ここでは、一方の画像101(又は100)上の
所望の一箇所P1(P2)を、マウス等のポインティン
グデバイス102の操作で画面上を移動する矢印形カー
ソルCUR1(CUR2)により指示した場合に、他方
の画像100(又は101)の対応位置P2(P1)に
矢印形カーソルCUR2(CUR1)が表示されるよう
になされている。これによれば、画像100と部分画像
101との相互位置関係が分かりやすくなる。
【0066】図9は、サーフェイス法、ボリュームレン
ダリング法等で陰影付けした画像110の微分画像11
1をラプラシアン等を用いて作成し、この上記微分画像
111と、画像110の所望部分のCT値をそのまま表
示した画像112(上記画像100に対する部分画像1
01に相当する画像)との合成画像113を表示する例
を示す。これによれば、微分画像は線画であって、他の
画像を合成しやすい。
【0067】図10は本発明方法が適用可能なハードウ
ェア構成例を示すブロック図である。図10において、
200はCPU、201は主メモリ、202は磁気ディ
スク、203は表示メモリ、204はマウスコントロー
ラ、208はキーボードで、これらは共通バス207に
接続されている。磁気ディスク202には、多数のCT
像及び座標変換や陰影付け、隠面処理、更には補間処理
のためのプログラム等が格納されている。CPU200
は、これら多数のCT像及びプログラムを読み出し、主
メモリ201を用いて目的部位、例えば血管壁中組織の
所望部についてはCT値をそのままその画素値とした三
次元画像(疑似三次元画像)を構成し、その結果を表示
メモリ203に格納し、CRTモニタ205に表示させ
る。キーボード208又はマウスコントローラ204に
接続されたマウス206は、上記三次元画像を構成する
際の、視点位置、補間処理時の所定距離等のパラメータ
等を指定する。得られた三次元画像は必要に応じて磁気
ディスク202に格納される。なお、磁気ディスク20
2に代えて光ディスク、光−磁気ディスク等、他の記憶
装置を用いてもよい。
【0068】なお、上述実施形態における補間方法とし
ては、線形補間や非線形補間等、種々の補間方法が適用
可能である。また、原画像となる断層像として、X線C
T装置によるCT像を例に採って説明したが、これに限
らず、MRI装置等の三次元計測によるボリューム画像
を分解して得られた多数の断層像、あるいは超音波断層
装置の断層像等であってもよい。更に、断層像は血管像
に限らない。また、本発明方法で用いられるしきい値
は、複数、例えば2値設定し、設定された範囲内の値で
特定される位置から投影面方向に所定距離進んだ位置の
断層像の画素値を、陰影付け、隠面処理を行うことなく
そのまま表示するようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
数の断層像を積み上げて積上げ三次元画像を得、これを
任意の方向から見た二次元画像に所定の処理を行って再
構成された三次元画像を表示方法において、所望方向に
ついては、その投影線上、所望のしきい値の条件を満た
した位置から投影面方向に所定距離進んだ位置の(断層
像の)画素値を前記処理を行うことなくそのまま表示す
る。例えば前記断層像がCT像の場合、CT値をそのま
ま表示する。したがって、被検体目的部位の表面、例え
ば血管内壁面の性状について観察可能であり、かつその
うちの所望部分についてはその内部の性状、例えば血管
壁中組織の性状をも同時観察可能で、血管全体等、目的
部位全体についてより有効な観察,診断をなし得、容易
に病巣と正常組織を見分けられるようになるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の一実施形態を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図2】本発明方法を血管内壁の表示に適用した場合の
説明図である。
【図3】本発明方法において投影,表示する画素点を抽
出するときの所定距離dsの設定の一例の説明図であ
る。
【図4】本発明方法において投影,表示する画素点を抽
出するときの所定距離dsの設定の他の例の説明図であ
る。
【図5】図4に示す所定距離dsの設定例を説明するた
めの図である。
【図6】本発明方法において投影,表示する画素点の抽
出の他の例の説明図である。
【図7】本発明方法による表示画像の一例を示す図であ
る。
【図8】本発明方法による表示画像の他の例を示す図で
ある。
【図9】本発明方法による表示画像の更に異なる例の説
明図である。
【図10】本発明方法が適用可能なハードウェア構成例
を示すブロック図である。
【図11】本発明方法で用いられる三次元画像構成での
中心投影法による座標変換方法の説明図である。
【図12】本発明方法で用いられる隣接2CT像間での
投影線上の位置の画素値補間方法の説明図である。
【図13】同上補間方法を説明するためのフローチャー
トである。
【図14】図13に示すフローチャート中のステップ7
2においてnoと判定されたときの処理の説明図であ
る。
【図15】従来公知の隣接2CT像間での投影線上の位
置の画素値補間方法の説明図である。
【符号の説明】
200…CPU、201…主メモリ、202…磁気ディ
スク、203…表示メモリ、204…マウスコントロー
ラ、205…CRTモニタ、206…マウス、207…
共通バス、208…キーボード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の断層像を積み上げて積上げ三次元
    画像を得、これを任意の方向から見た二次元画像に所定
    の処理を行って再構成された三次元画像の表示方法にお
    いて、所望方向については、その投影線上、所望のしき
    い値の条件を満たした位置から投影面方向に所定距離進
    んだ位置の断層像の画素値を前記処理を行うことなくそ
    のまま表示することを特徴とする三次元画像の表示方
    法。
  2. 【請求項2】 所定距離は画素値の濃度勾配が大きくな
    るにつれて大きくすることを特徴とする請求項1に記載
    の三次元画像の表示方法。
  3. 【請求項3】 二次元画像に所定の処理を行うことなく
    そのまま表示する画素値による画像と、二次元画像に所
    定の処理を行って再構成された三次元画像とを隣接表示
    し、一方の画像において所望の一箇所を指示すると他方
    の画像の対応位置に所定の目印が表示されることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の三次元画像の表示方法。
  4. 【請求項4】 所定距離を僅かずつ変えて得られた画素
    値による画像を複数枚作成し、それらを連続的に動画表
    示することを特徴とする請求項1、2又は3のいずれか
    に記載の三次元画像の表示方法。
  5. 【請求項5】 所望のしきい値の条件を満たした位置で
    の画素値の等高線の法線ベクトル上の、上記位置とは反
    対方向に一定距離変位した位置の画素値を投影,表示す
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4のいずれか
    に記載の三次元画像の表示方法。
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