JPH09250371A - 車両用加速スリップ制御装置 - Google Patents

車両用加速スリップ制御装置

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JPH09250371A
JPH09250371A JP5941196A JP5941196A JPH09250371A JP H09250371 A JPH09250371 A JP H09250371A JP 5941196 A JP5941196 A JP 5941196A JP 5941196 A JP5941196 A JP 5941196A JP H09250371 A JPH09250371 A JP H09250371A
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JP
Japan
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acceleration slip
temperature
control
vehicle
low
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Application number
JP5941196A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Sato
博道 佐藤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温時にブレーキフルードの粘性の増大や、
バッテリー電圧の降下によるポンプモータの出力低下に
よって、ブレーキ昇圧勾配に示す常温時に比べて悪化す
る。このため、従来の加速スリップ制御では、加速スリ
ップが増大し、車両安定性が大きく損なわれる。 【解決手段】 車両の駆動輪の車輪速度と車体速度とか
ら駆動輪のスリップ状態を判定し、この判定結果に基づ
いて上記駆動輪に伝達する駆動力を制御する車両用加速
スリップ制御手段M1を持つ装置において、ブレーキフ
ルードの温度を判定する温度判定手段M2と、ブレーキ
フルードの温度の判定結果に基づいて加速スリップ制御
での駆動力を変更する駆動力変更手段M3を有する。こ
のため、ブレーキフルードの温度が低くブレーキ性能が
低下しているとき、駆動力を低く変更して加速スリップ
の増大を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用加速スリップ
制御装置に関し、特に車両の加速時における駆動輪のス
リップを抑えるように、駆動力及び制動力を適切に制御
する加速スリップ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高出力車両では加速時にエンジンの出力
がタイヤ面と路面との間の摩擦力を上回るとタイヤはグ
リップを失いスリップが発生することがある。スリップ
の発生を防止するための技術として、アクセルペダルと
独立して吸入空気量を制御することが可能な副スロット
ル弁を設け、又はスロットル弁をリンクレスとして構成
し、スリップの発生を駆動輪の回転数と従動輪の回転数
の差として知り、吸気スロットル弁をアクセルペダルの
踏込量で決める本来の開度から閉鎖することによりエン
ジンの発生する出力を下げてスリップを抑制し、それか
らスロットル弁を本来の開度に戻してゆく制御を行う。
【0003】発進の場合にスロットル弁が全開まで開か
れて、スリップの発生を検出した後にスロットル弁を閉
じても、スロットル弁制御の遅れ、及び、エンジントル
クの遅れから、トルクは急には降下しないため、過大ス
リップが長時間継続される。例えば特開平3−1645
40号公報には、車両の状態から加速スリップを予測
し、加速スリップが予測されたとき予め所定量スロット
ル弁を閉鎖させるスタンバイ制御を行い、かつ内燃機関
の発生トルクに関連する因子に応じて上記所定量を調整
することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アキュムレ
ータを持たない、又は自吸式ポンプを用いるブレーキア
クチュエータにおいては、低温時にブレーキフルードの
粘性の増大やバッテリー電圧の降下によるポンプモータ
の出力低下によって、図15(A)の破線に示す如く、
ブレーキ昇圧勾配が実線に示す常温時に比べて悪化す
る。
【0005】従来の加速スリップ制御装置のスタンバイ
制御では、同図(C)の実線で示すメインスロットルの
全開に伴って、サブスロットルを破線に示す如く閉じて
いるが、低温度のブレーキ性能低下を考慮した制御を行
っていないためブレーキ性能低下を補うことができず、
同図(B)に実線で示す常温時駆動輪の車輪速度が従動
輪の車輪速度に短時間で近付くのに対し、破線で示す低
温時車輪速度は従動輪の車輪速度から大きく離れ、加速
スリップが増大し、車両安定性が大きく損なわれるとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ブレーキフルードの温度に応じて加速スリップ制御での
駆動輪の駆動力を変更することにより、低温時のブレー
キ性能低下に起因する加速スリップの増大を防止する車
両用加速スリップ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1に示す如く、車輪の駆動輪の車輪速度と車体速
度とから駆動輪のスリップ状態を判定し、この判定結果
に基づいて上記駆動輪に伝達する駆動力を制御する車両
用加速スリップ制御手段M1を持つ装置において、ブレ
ーキフルードの温度を判定する温度判定手段M2と、上
記ブレーキフルードの温度の判定結果に基づいて上記加
速スリップ制御での駆動力を変更する駆動力変更手段M
3を有する。
【0008】このため、ブレーキフルードの温度が低く
ブレーキ性能が低下しているとき、駆動力を低く変更し
て加速スリップの増大を防止することができる。請求項
2に記載の発明は、請求項1記載の車両用加速スリップ
制御装置において、アクセル操作量が所定値以上の場合
にスロットル弁を閉方向に駆動するスタンバイ制御手段
と、スタンバイ制御後に上記スロットル弁を徐々に開方
向に駆動するバックアッブ制御手段と、前記温度判定手
段で低温と判定されたとき上記バックアップ制御でのス
ロットル弁の開方向の駆動を遅らせるバックアップ遅滞
手段とを有する。
【0009】このようにスロットル弁の開方向の駆動を
遅らせることで駆動力を低く変更することができ、低温
時の加速スリップの増大を防止することができる。請求
項3に記載の発明は、請求項1記載の車両用加速スリッ
プ制御装置において、路面状態が推定されており、アク
セル操作量が所定値以上の場合にスロットル弁を閉方向
に駆動するスタンバイ制御手段と、スタンバイ制御後に
上記スロットル弁を徐々に開方向に駆動するバックアッ
プ制御手段と、前記温度判定手段で低温と判定されたと
き上記路面状態が推定されてなくとも上記スタンバイ制
御を起動するスタンバイ制御起動手段を有する。
【0010】このように、低温時に路面状態が推定され
ていなくともスタンバイ制御を行うことで駆動力を低く
変更でき、低温時の加速スリップの増大を防止すること
ができる。請求項4に記載の発明は、請求項1記載の車
両用加速スリップ制御装置において、前記温度判定手段
で低温と判定されたとき、加速スリップ制御開始時のス
ロットル弁の弁開度を高温時より小さく設定する弁開度
設定手段を有する。
【0011】このように低温時には加速スリップ制御開
始におけるスロットル開度が高温時より小さく設定され
て駆動力が小さくなり、低温時の加速スリップの増大を
防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は本発明の加速スリップ制御
装置を備えた後輪駆動車両の構成を表わす概略構成図で
ある。図に示す如く本実施例の車両には、ブレーキマス
タシリンダ2と、従動輪である左右前輪3,4のホイル
シリンダ5,6及び駆動輪である左右後輪7,8のホイ
ルシリンダ9,10、油圧源11、アンチスキッド制御
用油圧回路12及び加速スリップ制御用油圧回路13が
備えられている。
【0013】ブレーキマスタシリンダ2の第1油圧室2
aから左右前輪3,4のホイルシリンダ5,6に至るブ
レーキ油圧回路には、左右前輪アンチスキッド制御用容
量制御弁14,15が配設されている。また、ブレーキ
マスタシリンダ2の第2油圧室2bから左右後輪7,8
のホイルシリンダ9,10夫々に至るブレーキ油圧回路
には、プロポーショナルバルブ16、後輪アンチスキッ
ド制御用容量制御弁17、並列に配設された第1ソレノ
イドバルブ18と逆止弁19、及び加速スリップ制御用
容量制御弁20が設けられている。
【0014】アンチスキッド制御時には、第1ソレノイ
ドバルブ18は励磁されないで図示の位置にあるため、
後輪アンチスキッド制御用容量制御弁17と加速スリッ
プ制御用容量制御弁20とは連通状態に保たれる。ま
た、加速スリップ制御用容量制御弁20の制御入力ポー
ト20aと直列に配設された第2ソレノイドバルブ2
1、第3ソレノイドバルブ22が励磁されないで共に図
示の位置にあるため、上記加速スリップ制御用容量制御
弁20の制御油圧室20bは油圧源11のリザーバ23
と連通状態に保たれる。従って加速スリップ制御用容量
制御弁20のピストン20cは、スプリング20dの付
勢によって図示の位置に保たれる。このとき上記後輪ア
ンチスキッド制御用容量制御弁17は、その第1制御入
力ポート17aに連通する後輪第1切換弁24と後輪第
1切換弁24に直列接続された後輪第2切換弁25との
励磁・非励磁の組合せにより、 (A1)油圧源11のポンプ駆動モータ26により駆動
されるポンプ27及びその油圧を蓄積するアキュムレー
タ28からの油圧をブレーキ操作量に応じた油圧に変換
するレギュレータ29の出力ポート29aと、上記第1
制御入力ポート17aとの連通状態。
【0015】(A2)第1制御入力ポート17a、レギ
ュレータ29、リザーバ23の各々との遮断状態。 (A3)第1制御入力ポート17aとリザーバ23との
連通状態。 の3状態に変化する。
【0016】一方、第2制御入力ポート17bは、レギ
ュレータ29の出力ポート29aと常時連通する。従っ
て、上記3状態に対応して後輪アンチスキッド制御用容
量制御弁17は次のように作動する。
【0017】即ち、第1制御入力ポート17aを有する
第1油圧室17c内の圧力が増圧(A1)、保持(A
2)又は減圧(A3)され、この第1油圧室17c内の
圧力に応じてブレーキ油圧室17dの容量が変化する。
これにより後輪アンチスキッド制御用容量制御弁17は
第1ソレノイドバルブ18又は逆止弁19を介して左右
後輪ホイルシリンダ9,10内の圧力を増圧(A1)、
保持(A2)又は減圧(A3)する。
【0018】なお、左前輪第1,第2切換弁30,3
1、右前輪第1,第2切換弁32,33の励磁、非励磁
により、左右前輪アンチスキッド制御用容量制御弁1
4,15も左右前輪ホイルシリンダ5,6に対して同様
に作用する。また上記のような各第1,第2切換弁2
4,25,30,31,32,33の励磁・非励磁は、
図示しないアンチスキッド制御装置により行なわれる。
【0019】次に加速スリップ制御実行時には、第1ソ
レノイドバルブ18が励磁されて図2の右側に示す位置
に切り替わり連通を遮断する。このため、第1ソレノイ
ドバルブ18と逆止弁19とにより、後輪アンチスキッ
ド制御用容量制御弁17と加速スリップ制御用容量制御
弁20との連通が遮断される。このとき、加速スリップ
制御用容量制御弁20は、その制御入力ポート20aに
連通する第2,第3ソレノイドバルブ21,22の励磁
・非励磁の組合せにより、 (B1)アキュムレータ28と制御入力ポート20aと
の連通状態。
【0020】(B2)アキュムレータ28と制御入力ポ
ート20aとの絞り弁を介した連通状態。 (B3)リザーバ23と制御入力ポート20aとの絞り
弁を介した連通状態。 (B4)リザーバ23と制御入力ポート20aとの連通
状態。 の4状態に変化する。
【0021】従って、上記各状態に対応して加速スリッ
プ制御用容量制御弁20は次のように作動する。即ち、
制御入力用ポート20aを有する制御油圧室20b内の
圧力が増圧(B1)、徐々に増圧(B2)、徐々に減圧
(B3)、又は減圧(B4)されることにより該制御油
圧室20bの容積が変化し、ピストン20cがスプリン
グ20dの付勢に抗して図2の左右方向に移動する。こ
れにより、ブレーキ油圧室20eの出力ポート20fか
ら油圧が左右後輪ホイルシリンダ9,10夫々に供給さ
れる。従って、左右後輪7,8のホイルシリンダ9,1
0内の圧力を増圧(B1)、徐々に増圧(B2)、徐々
に減圧(B3)、又は減圧(B4)する。
【0022】こうした後輪のブレーキ制御は、加速スリ
ップ制御回路40が加速スリップ発生時に第1〜第3ソ
レノイドバルブ18,ソレノイドバルブ21,22及び
ポンプ駆動モータ26を駆動制御することによって行な
われる。即ち加速スリップ制御回路40には、ブレーキ
ペダル44aの操作の有無に応じてオン・オフ信号を出
力するペダルスイッチ44、左前輪3の回転速度を検出
する左前輪回転速度センサ45、右前輪4の回転速度を
検出する右前輪速度センサ46、左後輪7の回転速度を
検出する左後輪回転速度センサ47、右後輪8の回転速
度を検出する右後輪回転速度センサ48、左右後輪7,
8を駆動する内燃機関の回転速度を検出する回転速度セ
ンサ49、及び車両運転者がアクセルペダル50を操作
することによって内燃機関の吸気通路53を開閉する主
スロットルバルブ51の開度を検出するスロットルポジ
ションセンサ52、エンジン冷却水温を検出する水温セ
ンサ56からの検出信号が入力され、加速スリップ制御
回路40は各センサからの検出信号に基づき後輪の加速
スリップ状態を検出して、上記後輪のブレーキ制御を実
行する。
【0023】また加速スリップ制御装置40には、内燃
機関の吸気通路53に設けられたサブスロットルバルブ
54を駆動する駆動モータ55が接続され、加速スリッ
プ発生時に、サブスロットルバルブ54を開閉して、左
右後輪7,8を駆動する内燃機関の出力トルクを制御す
るようにされている。
【0024】加速スリップ制御回路40は、図3に示す
如く、CPU40a、ROM40b、RAM40c、バ
ックアップRAM40d等を中心に論理演算回路として
構成され、コモンバス40eを介して入力ポート40f
及び出力ポート40gに接続されて外部との入出力を行
なう。
【0025】既述したペダルスイッチ44、回転速度セ
ンサ49及びスロットルポジションセンサ52及び水温
センサ56の検出信号は直接、また左右前輪と左右後輪
の回転速度センサ45,46,47,48の検出信号は
波形成形回路40hを介して、各々入力ポート40fか
らCPU40aに入力される。
【0026】また、既述した第1〜第3ソレノイドバル
ブ18,21,22、ポンプ駆動用モータ26、及びサ
ブスロットルバルブ駆動モータ55夫々の駆動回路40
i、40j,40k,40m,40nも備えられ、CP
U40aは出力ポート40gを介して上記各駆動回路4
0i,40j,40k,40m,40nに制御信号を出
力する。
【0027】次に上記加速スリップ制御回路40で実行
される加速スリップ制御についてフローチャートに基づ
き説明する。図4は内燃機関の冷却水温からエンジンル
ーム内の温度状態を判定する温度判定処理のフローチャ
ートを示す。この処理はイグニッションスイッチのオン
直後に実行される。図4において、ステップS10では
始動直後に得られたエンジン冷却水温(イニシャル水
温)Tint が低温判定用のしきい値T0 以下か否かを判
別する。Tint ≦T0 のときは低温状態としてステップ
S12に進み、Tint >T0 のときは高温状態としてス
テップS18に進む。
【0028】ステップS12では現在のエンジン冷却水
温TC がしきい値T0 以下か否かを判別し、TC ≦T0
のときステップS16に進み、TC >T0 のときステッ
プS14に進む。ステップS14では現在のエンジン冷
却水温TC がしきい値T0 を超えてからの経過時間がt
秒以内か否かを判別し、t秒以内であればまだ低温状態
であるとみなしステップS16に進み、t秒を超えてい
れば既に高温状態にあるとみなしステップS18に進
む。ステップS16ではエンジンルーム内が低温状態で
あることを示すために低温フラグTBに1をセットして
ステップS12に進む。
【0029】一方、ステップS18ではエンジンルーム
内が高温状態であることを示すために低温フラグTBを
0にリセットして処理を終了する。この図4の処理はエ
ンジン冷却水温からブレーキフルードの温度を推定して
温度状態を判定しており、温度判定手段M2に対応す
る。
【0030】図5はエンジンルームの温度状態からスタ
ンバイ制御におけるバックアップ制御を変更する第1実
施例のフローチャートを示す。この処理は所定時間毎に
実行される。この処理全体が加速スリップ制御手段M1
に対応する。同図中、ステップS100では記憶値R0
が設定されているか否かを判別して、これ以前に加速ス
リップ制御が実行されており、路面μの推定が行われて
いるかどうかを判別する。この記憶値R0とは加速スリ
ップ制御において目標スロットル開度θSと基準等出力
線マップを変速機のギヤ位置により補正した値Dθとの
差である。ここで、R0が設定されていればステップS
102に進み、R0が設定されてない場合はスタンバイ
制御を実行できないので、いったん処理を終了する。
【0031】ステップS102ではシステムに異常がな
いか加速スリップ制御に入っていないか等のスタンバイ
制御実行条件が成立しているか否かを判別し、成立時に
はステップS104に進み、不成立時には処理を終了す
る。ステップS104ではメインスロットル開度θMが
開度SO以上か否かを判別する。開度SOは基準等出力
線マップを変速機のギヤ位置により補正した値Dθに記
憶値R0を加えた値であり、そのときの路面μに応じた
等出力線そのものである。ここで、θM≧SOであれば
ステップS106に進み、θM<SOであればスタンバ
イ制御はまだ不要とみなし処理を終了する。
【0032】バックアップ制御手段に対応するステップ
S106ではサブスロットル54を最速で開度SOまで
閉じスタンバイ制御を開始する。次にステップS108
に進み、低温フラグTBが0でエンジンルーム内が高温
状態か否かを判別し、高温状態であればステップS11
0に進み、低温状態であればステップS112に進む。
ステップS110では後述するカウンタnに基づいて図
6に実線で示す高温用1次元マップKT1(n)からゲ
インKTを求める。ステップS112ではカウンタnに
基づいて図6に破線で示す低温用1次元マップKT2
(n)からゲインKTを求める。上記のマップKT1
(n),KT2(n)夫々はnに対して2次関数的に増
加するものであるが、高温用のマップKT1に対して低
温用のマップKT2の方が得られるゲインが小さく設定
されている。このステップS108,S110がバック
アップ遅滞手段に対応する。
【0033】上記のステップS110,S112の実行
後はステップS114でスタンバイ後のサブスロットル
目標開度Tθ(n)を前回のサブスロットル目標開度T
θ(n−1)にKT×KUを加算して求める。KUは適
合上の定数であり、Tθ(o)は開度SOである。次に
ステップS116でサブスロットル54をサブスロット
ル目標開度Tθ(n)となるよう駆動する。
【0034】この後、ステップS118でスロットル開
閉制御実行条件が成立したか否か、つまりホイールスピ
ンが発生して加速スリップ制御を実行するか否かを判別
する。この条件が成立したときはステップS120に進
み、従来通りの加速スリップ制御(TRC制御)を実行
し、条件が不成立のときはステップS122に進む。ス
テップS122ではシステム異常、又はアクセルオフ、
又はサブスロットル開度θSがメインスロットル開度θ
Mより大等のスタンバイ制御禁止条件が成立しているか
否かを判別する。この条件が成立しているときはステッ
プS124に進み、サブスロットル54を最速で全開ま
で駆動してスタンバイ制御を終了しステップS126に
進む。このステップS126ではスタンバイ制御の終了
にあたり、サブスロットル開度θSがそれまでに開度S
Oを超えたか否かを判別する。θS≦SOの場合は開度
SOの値が妥当で変更する必要がないので処理を終了
し、θS>SOの場合はもはや開度SOの値が妥当では
ないとしてステップS130で記憶値R0をリセットし
て処理を終了する。
【0035】一方、ステップS122でスタンバイ制御
禁止条件が成立してないときはステップS128でサブ
スロットル開度θSが全開か否かを判別する。θSが全
開のときはスタンバイ制御は終了となって次のステップ
S130に進み、これまでの処理の間に加速スリップ制
御に入らなかったため、もはや開度SOの値は妥当でな
いとして記憶値R0をリセットして処理を終了する。ま
た、サブスロットル開度θSが全開でなければステップ
S132でカウンタnを1だけインクリメントしてステ
ップS108に進む。
【0036】上記のステップS108〜S122,S1
28,S132の処理はスタンバイ制御を開始した後で
駆動力が徐々に大きくなるようサブスロットル54を徐
々に開いていく処理、つまりバックアップ制御手段であ
り、この処理は途中で加速スリップ制御に入るか、又は
スタンバイ制御禁止になるか、又はサブスロットル開度
θSが全開となるまで繰り返し実行される。
【0037】この実施例による低温時の制御の様子を図
7に示す。低温時にはステップS110でゲインKTを
従来より小さくすることにより、スタンバイバックアッ
プ制御によるサブスロットル開度の増加を図7(B)に
示す如く従来(又は高温時)より遅くしている。このた
め、図7(A)に示す如く、低温時における駆動輪の車
輪速度は従来よりも従動輪の車輪速度に近付き、駆動輪
の加速スリップが小さくなる。つまり、低温時のブレー
キ性能低下をスタンバイ制御において補償している。
【0038】図8はエンジンルームの温度状態から低温
時には常にスタンバイ制御を行う第2実施例のフローチ
ャートを示す。この処理は所定時間毎に実行される。同
図中、ステップS100では記憶値R0が設定されてい
るか否かを判別して、これ以前に加速スリップ制御が実
行されており、路面μの推定が行われているかどうかを
判別する。この記憶値R0とは加速スリップ制御におい
て目標スロットル開度θSと基準等出力線マップを変速
機のギヤ位置により補正した値Dθとの差である。ここ
で、R0が設定されていればステップS202に進み、
R0が設定されてない場合は低温時にスタンバイ制御を
実行するためにステップS204に進む。
【0039】ステップS204では低温フラグTBが1
でエンジンルーム内が低温状態か否かを判別し、低温状
態であればステップS206に進み、高温状態であれば
処理を終了する。ステップS206ではシステムに異常
がないか、加速スリップ制御を実行していないか等のス
タンバイ制御実行条件が成立しているか否かを判別し、
条件成立のときはステップS208に進み、不成立のと
きは処理を終了する。
【0040】ステップS208ではメインスロットル開
度θMが所定開度α以上か否かを判別する。所定開度α
は路面μが中程度の場合に対応する値である。これは実
際の路面μがそれほど低くないときに駆動力が小さくな
りすぎないようにするためである。θM≧αのときはス
テップS210に進み、θM<αのときは処理を終了す
る。ステップS210では図9に破線で示すエンジン回
転数NEに対応した初期目標開度マップを用いて、NE
から初期目標開度を求め、サブスロットル54をこの初
期目標開度まで最速で駆動し、ステップS220に進
む。なお、図9の実線は低μ路における初期目標開度を
比較のために示している。
【0041】上記のステップS204〜S210がスタ
ンバイ制御起動手段に対応する。ステップS202では
システムに異常がないか、加速スリップ制御に入ってい
ないか等のスタンバイ制御実行条件が成立しているか否
かを判別し、成立時にはステップS214に進み、不成
立時には処理を終了する。ステップS214ではメイン
スロットル開度θMが開度SO以上か否かを判別する。
開度SOは基準等出力線マップを変速機のギヤ位置によ
り補正した値Dθに記憶値R0を加えた値であり、その
ときの路面μに応じた等出力線そのものである。ここ
で、θM≧SOであればステップS216に進み、θM
<SOであればスタンバイ制御はまだ不要とみなし処理
を終了する。
【0042】ステップS216ではサブスロットル54
を最速で開度SOまで閉じスタンバイ制御を開始し、次
にステップS220に進む。ステップS220では後述
するカウンタnに基づいて図6に実線で示す高温用1次
元マップKT1(n)からゲインKTを求める。次にス
テップS224でスタンバイ後のサブスロットル目標開
度Tθ(n)を前回のサブスロットル目標開度Tθ(n
−1)にKT×KUを加算して求める。KUは適合上の
定数であり、Tθ(o)は開度SOである。次にステッ
プS226でサブスロットル54をサブスロットル目標
開度Tθ(n)となるよう駆動する。
【0043】この後、ステップS228でスロットル開
閉制御実行条件が成立したか否か、つまりホイールスピ
ンが発生して加速スリップ制御を実行するか否かを判別
する。この条件が成立したときはステップS230に進
み、従来通りの加速スリップ制御(TRC制御)を実行
し、条件が不成立のときはステップS232に進む。ス
テップS232ではシステム異常、又はアクセルオフ、
又はサブスロットル開度θSがメインスロットル開度θ
Mより大等のスタンバイ制御禁止条件が成立しているか
否かを判別する。この条件が成立しているときはステッ
プS234に進み、サブスロットル54を最速で全開ま
で駆動してスタンバイ制御を終了しステップS236に
進む。このステップS236ではスタンバイ制御の終了
にあたり、サブスロットル開度θSがそれまでに開度S
Oを超えたか否かを判別する。θS≦SOの場合は開度
SOの値が妥当で変更する必要がないので処理を終了
し、θS>SOの場合はもはや開度SOの値が妥当では
ないとしてステップS240で記憶値R0をリセットし
て処理を終了する。
【0044】一方、ステップS232でスタンバイ制御
禁止条件が成立してないときはステップS238でサブ
スロットル開度θSが全開か否かを判別する。θSが全
開のときはスタンバイ制御は終了となって次のステップ
S240に進み、これまでの処理の間に加速スリップ制
御に入らなかったため、もはや開度SOの値は妥当でな
いとして記憶値R0をリセットして処理を終了する。ま
た、サブスロットル開度θSが全開でなければステップ
S242でカウンタnを1だけインクリメントしてステ
ップS220に進む。
【0045】この実施例では路面μ推定が行われている
ときは従来通りのスタンバイ制御を実施し、低温時には
路面μ学習が行われていなくても、常にスタンバイ制御
を行う。これによって低温時のブレーキ性能低下をスタ
ンバイ制御で補償している。但し、低μ路以外での失速
感を防ぐために、路面μ推定がなされてないときは、ス
タンバイ制御時のサブスロットルの初期目標値θS1
を、図10に示す如く、従来のスタンバイ制御時のサブ
スロットルの初期目標値θS2より大きくし、サブスロ
ットル54の閉じすぎを防止する。
【0046】図11は低温時に加速スリップ制御時のサ
ブスロットル初期目標値を従来より小さくする第3実施
例のフローチャートを示す。同図中、ステップS310
ではホイールスピンが発生して加速スリップ制御(TR
C制御)を開始するか否かを判別する。開始する場合に
はステップS310に進み、開始しない場合には処理を
終了する。ステップS310では低温フラグTBが1で
エンジンルーム内が低温状態か否かを判別し、低温状態
ではステップS340に進む。
【0047】ステップS330では図12に破線で示す
低温用のθ1(NE)マップからエンジン回転数NEに
基づく初期目標開度TANGTRC(S)を求める。ま
たステップS340では図12に実線で示す高温用のθ
2(NE)マップからエンジン回転数NEに基づく初期
目標開度TANGTRC(S)を求める。ここで、低温
用マップθ1(NE)は高温用マップθ2(NE)に比
べて小さな値とされている。上記のステップS330,
S340の実行後はステップS350に進んで、サブス
ロットル54をこの初期目標開度TANGTRC(S)
まで最速で駆動し、この後、通常の加速スリップ制御を
行う。上記のステップS320〜S340が弁開度設定
手段に対応する。
【0048】本実施例では、加速スリップ制御に入る際
に図13(B)に示す如く低温時の初期目標開度が高温
時の初期目標開度より低く設定されるため、斜線で示す
部分だけエンジンへの流入空気量が減少し、その分駆動
力が小さくなり、結果として駆動輪のスリップは図13
(A)に示す如く、従来に比べて減少する。これによっ
て低温時のブレーキ性能低下を補償している。
【0049】図14は低温時にブレーキアクチュエータ
のポンプを一定時間駆動させる第4実施例のフローチャ
ートを示す。同図中、ステップS400では低温フラグ
TBが1でエンジンルーム内が低温状態か否かを判別す
る。低温状態の場合はステップS410に進み、高温状
態の場合は処理を終了する。ステップS410では以下
の判定ロジックのいずれかが成立するか否かを判別す
る。(1)イグニッションスイッチがオンか、(2)エ
ンジン始動時か否か、(3)加速スリップ制御のイニシ
ャルチェック終了か否か、(4)エンジン始動後、初め
て自動変速機がドライブレンジに入ったか否か、(5)
エンジン始動後、初めて車速が所定値V0を超えたか否
か、上記の判定ロジックが成立した場合はステップS4
20に進み、ブレーキアクチュエータのポンプモータを
所定時間T(例えば数10秒)だけ駆動して処理を終了
する。ステップS410の判定ロジックが不成立の場合
は処理を終了する。
【0050】この実施例では低温時に所定の条件でポン
プモータを強制的に駆動してブレーキ性能低下を防止し
ている。
【0051】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
車両の駆動輪の車輪速度と車体速度とから駆動輪のスリ
ップ状態を判定し、この判定結果に基づいて上記駆動輪
に伝達する駆動力を制御する車両用加速スリップ制御装
置において、ブレーキフルードの温度を判定する温度判
定手段と、上記ブレーキフルードの温度の判定結果に基
づいて上記加速スリップ制御での駆動力を変更する駆動
力変更手段を有する。
【0052】このため、ブレーキフルードの温度が低く
ブレーキ性能が低下しているとき、駆動力を低く変更し
て加速スリップの増大を防止することができる。また、
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の車両用加速ス
リップ制御装置において、アクセル操作量が所定値以上
の場合にスロットル弁を閉方向に駆動するスタンバイ制
御手段と、スタンバイ制御後に上記スロットル弁を徐々
に開方向に駆動するバックアップ制御手段と、前記温度
判定手段で低温と判定されたとき上記バックアップ制御
でのスロットル弁の開方向の駆動を遅らせるバックアッ
プ遅滞手段とを有する。
【0053】このようにスロットル弁の開方向の駆動を
遅らせることで駆動力を低く変更することができ、低温
時の加速スリップの増大を防止することができる。ま
た、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の車両用加
速スリップ制御装置において、路面状態が推定されてお
り、アクセル操作量が所定値以上の場合にスロットル弁
を閉方向に駆動するスタンバイ制御手段と、スタンバイ
制御後に上記スロットル弁を徐々に開方向に駆動するバ
ックアップ制御手段と、前記温度判定手段で低温と判定
されたとき上記路面状態が推定されてなくとも上記スタ
ンバイ制御を起動するスタンバイ制御起動手段を有す
る。
【0054】このように、低温時に路面状態が推定され
ていなくともスタンバイ制御を行うことで駆動力を低く
変更でき、低温時の加速スリップの増大を防止すること
ができる。また、請求項4に記載の発明は、請求項1記
載の車両用加速スリップ制御装置において、前記温度判
定手段で低温と判定されたとき、加速スリップ制御開始
時のスロットル弁の弁開度を高温時より小さく設定する
弁開度設定手段を有する。
【0055】このように低温時には加速スリップ制御開
始におけるスロットル開度が高温時より小さく設定され
て駆動力が小さくなり、低温時の加速スリップの増大を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明装置の構成図である。
【図3】加速スリップ制御回路のブロック図である。
【図4】温度判定処理のフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例の処理のフローチャートで
ある。
【図6】マップを示す図である。
【図7】図5の実施例を説明するための図である。
【図8】本発明の第2実施例の処理のフローチャートで
ある。
【図9】マップを示す図である。
【図10】図8の実施例を説明するための図である。
【図11】本発明の第3実施例の処理のフローチャート
である。
【図12】マップを示す図である。
【図13】図11の実施例を説明するための図である。
【図14】本発明の第4実施例の処理のフローチャート
である。
【図15】従来装置を説明するための図である。
【符号の説明】
2 ブレーキマスタシリンダ 3,4 前輪 5,6,9,10 ホイルシリンダ 7,8 後輪 40 加速スリップ制御回路 44 ペダルスイッチ 45〜49 回転速度センサ 50 アクセルペダル 51 主スロットルバルブ 52 スロットルポジションセンサ 54 サブスロットルバルブ 55 駆動モータ 56 水温センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の駆動輪の車輪速度と車体速度とか
    ら駆動輪のスリップ状態を判定し、この判定結果に基づ
    いて上記駆動輪に伝達する駆動力を制御する車両用加速
    スリップ制御装置において、 ブレーキフルードの温度を判定する温度判定手段と、 上記ブレーキフルードの温度の判定結果に基づいて上記
    加速スリップ制御での駆動力を変更する駆動力変更手段
    を有することを特徴とする車両用加速スリップ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用加速スリップ制御
    装置において、 アクセル操作量が所定値以上の場合にスロットル弁を閉
    方向に駆動するスタンバイ制御手段と、 前記温度判定手段で低温と判定されたとき上記バックア
    ップ制御でのスロットル弁の開方向の駆動を遅らせるバ
    ックアップ遅滞手段とを有することを特徴とする車両用
    加速スリップ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両用加速スリップ制御
    装置において、 路面状態が推定されており、アクセル操作量が所定値以
    上の場合にスロットル弁を閉方向に駆動するスタンバイ
    制御手段と、 スタンバイ制御後に上記スロットル弁を徐々に開方向に
    駆動するバックアップ制御手段と、 前記温度判定手段で低温と判定されたとき上記路面状態
    が推定されてなくとも上記スタンバイ制御を起動するス
    タンバイ制御起動手段を有することを特徴とする車両用
    加速スリップ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の車両用加速スリップ制御
    装置において、 前記温度判定手段で低温と判定されたとき、加速スリッ
    プ制御開始時のスロットル弁の弁開度を高温時より小さ
    く設定する弁開度設定手段を有することを特徴とする車
    両用加速スリップ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256798A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The トラクション・コントロール・システム及びそのセンサユニット
JP2011196333A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Yanmar Co Ltd エンジン回転数制御装置及びエンジン回転数の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256798A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The トラクション・コントロール・システム及びそのセンサユニット
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