JPH09247903A - 制御装置付き電動機 - Google Patents

制御装置付き電動機

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JPH09247903A
JPH09247903A JP8056521A JP5652196A JPH09247903A JP H09247903 A JPH09247903 A JP H09247903A JP 8056521 A JP8056521 A JP 8056521A JP 5652196 A JP5652196 A JP 5652196A JP H09247903 A JPH09247903 A JP H09247903A
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JP
Japan
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electric motor
power unit
unit
power
inverter device
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JP8056521A
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Katsumi Ishikawa
勝己 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置を交換する必要がある場合に、交換
コストを低減すると共に、交換作業を簡単に行う。 【解決手段】 本発明のインバータ装置付き電動機は、
スイッチング素子を有すると共に電動機1に電力を供給
するパワーユニット8を電動機1の端子部6に着脱可能
に取り付け、そして、上記スイッチング素子を制御する
制御回路を有する制御ユニット9をパワーユニット8に
着脱可能に取り付けるように構成したものである。これ
により、インバータ装置7を交換する必要がある場合、
パワーユニット8または制御ユニット9の一方だけを交
換するだけで対応することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機を駆動制御
する制御装置を電動機の本体に一体に取り付けるように
構成した制御装置付き電動機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】制御装置として例えば
インバータ装置を、電動機のフレームに設けられた端子
部に一体に取り付けるように構成した電動機が考えられ
ている。この構成において、例えば電源電圧を200V
から400Vに切換える必要が生じた場合、電動機側の
巻線の接続を200V用接続から400V用接続に切換
接続すると共に、インバータ装置を200V用から40
0V用に交換する必要がある。この場合、電動機は、巻
線を切換接続するだけでそのまま使用できるのに対し
て、インバータ装置は装置全体を交換しなければなら
ず、交換コストがかなり高くなるという問題があった。
【0003】そこで、本発明の目的は、制御装置を交換
する必要がある場合に、交換コストを低減することがで
きると共に、交換作業を簡単に行うことができる制御装
置付き電動機を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置付き電
動機は、電動機の本体に着脱可能に取り付けられスイッ
チング素子を有すると共に前記電動機に電力を供給する
パワーユニットを備え、そして、このパワーユニットに
着脱可能に取り付けられ前記スイッチング素子を制御す
る制御回路を有する制御ユニットを備えて構成されたと
ころに特徴を有する。
【0005】上記構成によれば、制御装置をパワーユニ
ットと制御ユニットとに分割可能な構成としたので、制
御装置を交換する必要がある場合、パワーユニットまた
は制御ユニットの一方だけを交換するだけで対応可能で
あることが多いから、交換コストを低減することができ
る。そして、パワーユニットが電動機の本体に着脱可能
であると共に、制御ユニットがパワーユニットに着脱可
能であるから、交換作業が簡単になる。
【0006】また、上記構成の場合、パワーユニットを
本体に設けられた端子部にコネクタを介して接続するよ
うに構成すると共に、制御ユニットをパワーユニットに
コネクタを介して接続するように構成することが好まし
い。更に、制御装置をインバータ装置から構成した場
合、パワーユニットにインバータ装置の主回路を設ける
と共に、制御ユニットにインバータ装置の制御回路を設
けることが一層好ましい構成である。更にまた、複数の
電源電圧に対応するようにパワーユニットを複数種類用
意し、電源電圧を切換える際には、パワーユニットを交
換するように構成することが良い。又本体は巻線の接続
を電動機端子部分の接続を変更することにより切換接続
するように構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をインバータ装置付
き電動機に適用した第1の実施例について図1ないし図
9を参照しながら説明する。まず、インバータ装置付き
電動機の概略全体構成を示す図1において、電動機1は
例えば三相誘導電動機から成り、該電動機1の本体は、
ほぼ円筒状をなすフレーム2と、このフレーム2の両端
部に取り付けられた軸受ブラケット3(一方のみ図示)
とから構成されている。上記電動機1の本体の内部に
は、固定子が固定されていると共に、回転子が回転可能
に設けられている。この回転子のシャフト4は、軸受ブ
ラケット3に軸受を介して支承されている。上記シャフ
ト4の図1中左端部には外扇が取り付けられており、こ
の外扇はカバー5により覆われている。
【0008】また、上記フレーム2の外周部の上部に
は、端子部6(図7参照)が配設されている。この端子
部6の具体的構成については、後述する。そして、上記
端子部6に、制御装置としてインバータ装置7が着脱可
能に取り付けられている。このインバータ装置7は、全
体として矩形箱状をなしており、図2にも示すように、
パワーユニット8と制御ユニット9とを連結して構成さ
れている。
【0009】ここで、上記インバータ装置7の電気的構
成を図3を参照して説明する。この図3に示すように、
インバータ装置7はインバータ主回路10と制御回路1
1とから構成されている。ここで、インバータ主回路1
0側が上記パワーユニット8内に内蔵され、制御回路1
1側が制御ユニット9に内蔵されるように構成されてい
る。
【0010】そして、上記インバータ主回路10は、整
流回路12と平滑コンデンサ13とスイッチング回路1
4とから構成されている。上記整流回路12は、6個の
ダイオード15から構成されており、商用電源である三
相交流電源を入力端子10R、10S、10Tを介して
入力して整流する。この整流回路12により整流された
整流出力は、平滑コンデンサ13により平滑されて直流
電源ライン16、17間に出力される。
【0011】また、これら直流電源ライン16、17か
ら給電されるスイッチング回路14は、6個のスイッチ
ング素子18を三相ブリッジ接続して構成されている。
各スイッチング素子18は、例えばIGBT、FET、
サイリスタ等の半導体素子により構成されている。尚、
各スイッチング素子18には、それぞれフリーホイール
ダイオード(帰還ダイオード)19が並列に接続されて
いる。この構成の場合、各スイッチング素子18がスイ
ッチング動作されることにより、スイッチング回路14
の三相の出力端子10U、10V、10Wから三相交流
が出力され、この三相交流が電動機1に供給されるよう
に構成されている。
【0012】そして、上記インバータ主回路10の各ス
イッチング素子18は、制御回路11から与えられる制
御信号によりオンオフ制御されるように構成されてい
る。上記制御回路11は、主としてマイクロコンピュー
タや集積回路等から構成されており、インバータ主回路
10の各スイッチング素子18をオンオフ制御するため
の制御信号を生成する機能を有している。また、制御回
路11は、図4に示すように、制御ユニット9の上面に
配設されたディスプレイ20を駆動制御すると共に、制
御ユニット9の上面に配設された多数のキースイッチ2
1からのスイッチ信号を受けるように構成されている。
【0013】この構成の場合、使用者は、上記ディスプ
レイ20を視認しながら各種のキースイッチ21を適宜
操作することにより、インバータ装置7の運転条件を設
定したり、運転を開始させたり、運転を停止させたりす
ることが可能なように構成されている。
【0014】次に、インバータ装置7のパワーユニット
8と制御ユニット9を着脱可能に連結する具体的構成に
ついて、図4、図5及び図6を参照して説明する。制御
ユニット9の図4中上部側の側面部には、雄形コネクタ
22が上方へ突出するように設けられている。また、パ
ワーユニット8の図4中下部側の側面部は、雌形コネク
タ23が設けられており、この雌形コネクタ23に上記
制御ユニット9の雄形コネクタ22が嵌合連結するよう
に構成されている。これにより、二つのユニット8、9
が一体化されるようになっている。
【0015】そして、両コネクタ22、23が嵌合連結
すると、雄形コネクタ22内に設けられた多数の凹状端
子22aと雌形コネクタ23内に設けられた多数の突条
端子23aとが接続されるように構成されている。これ
ら両端子22a、23aの接続により、インバータ主回
路10と制御回路11とが接続される構成となってい
る。この場合、雄形コネクタ22と雌形コネクタ23と
からコネクタ24が構成されている。尚、制御回路11
に供給する直流定電圧電源は、インバータ主回路10側
に設けられた定電圧電源回路(図示しない)で生成され
るように構成されている。そして、この定電圧電源回路
から出力される直流定電圧電源は、上記コネクタ22、
23を介して制御回路11に供給されるようになってい
る。
【0016】一方、パワーユニット8の図4中上部側の
側面部には、三相交流電源を入力する入力端子10R、
10S、10Tが配設されている。これら入力端子10
R、10S、10Tに、三相交流電源の3本の電源ライ
ン25、26、27(図1参照)の各端子をねじ止めし
て接続する構成となっている。尚、上記入力端子10
R、10S、10Tは、パワーユニット8に着脱可能に
装着された端子カバー28により覆われるように構成さ
れている。
【0017】また、図5及び図6に示すように、パワー
ユニット8の下面部の図5中右端部には、インバータ主
回路10の三相の出力端子10U、10V、10Wが下
方へ向けて突設されている。これら出力端子10U、1
0V、10Wは、それぞれ円柱状の径大部29aと、こ
の径大部29aの中心に突設された円柱状の径小部29
bとから構成されている。
【0018】そして、このように構成されたパワーユニ
ット8は、入力する三相交流電源の電圧が例えば200
Vに対応する200V用と、入力する三相交流電源の電
圧が例えば400Vに対応する400V用とが用意され
ている。200V用のパワーユニット8と400V用の
パワーユニット8とは、外形の大きさが同じであると共
に、コネクタや端子等の各形状も同じである。両者が異
なるところは、内蔵するインバータ主回路10を構成す
る各構成部品(スイッチ素子18や平滑コンデンサ13
やダイオード15等)の耐圧が200Vまたは400V
である点である。尚、両者を識別するために、各パワー
ユニット8の表面に200V用または400V用である
ことを示す文字等が印刷されている。
【0019】次に、電動機1の端子部6の具体的構成に
ついて、図7、図8及び図9を参照して説明する。端子
部6の図7中上端部には、3個のモータ入力端子6R、
6S、6Tが配設されている。これらモータ入力端子6
R、6S、6Tには、図8にも示すように、パワーユニ
ット8の出力端子10U、10V、10Wが着脱可能に
嵌合連結するような段付き凹部6aが形成されている。
この構成の場合、モータ入力端子6R、6S、6Tにパ
ワーユニット8の出力端子10U、10V、10Wを嵌
合連結して接続することにより、パワーユニット8(及
び制御ユニット9)を端子部6に取り付ける構成となっ
ている。
【0020】この場合、端子部6のモータ入力端子6
R、6S、6Tとパワーユニット8の出力端子10U、
10V、10Wとからコネクタ30が構成されている。
尚、このコネクタ30の連結力だけでは、パワーユニッ
ト8及び制御ユニット9を電動機1へ取り付ける強度が
不足する場合には、他の部品例えば取付板やねじ等を用
いて取り付けることにより取付強度を高くするように構
成しても良い。
【0021】また、端子部6におけるモータ入力端子6
R、6S、6Tの図7中下方には、3個の中継端子31
R、31S、31Tが配設されている。これら中継端子
31R、31S、31Tは、導通板32、32、32を
介してモータ入力端子6R、6S、6Tに接続されてい
る。更に、端子部6における中継端子31R、31S、
31Tの図7中下方には、9個の巻線端子33U1、3
3V1、33W1、33U2、33V2、33W2、3
3X1、33Y1、33Z1が配設されている。これら
9個の巻線端子33U1〜33Z1は、図9(a)に示
すように,電動機1の6個の巻線34〜39の各端子で
ある。
【0022】この場合、電動機1は、6個の巻線34〜
39を2種類のY接続することにより、入力する三相交
流電源の電圧を200Vまたは400Vに切換可能なタ
イプの電動機である。具体的には、電動機1は、6個の
巻線34〜39(即ち、9個の巻線端子33U1〜33
Z1)を図9(b)の右欄で示すようにY接続すること
により、低電圧(200V)仕様となり、一方、6個の
巻線34〜39(即ち、9個の巻線端子33U1〜33
Z1)を図9(b)の左欄で示すようにY接続すること
により、高電圧(400V)仕様となる。尚、図9
(b)において、巻線34〜39の各端子間に記載され
た線分が接続状態を表わしている。
【0023】また、上記構成の場合、使用者は、図7に
示すように、短絡板40を使って図9(b)に示す2種
類のY接続の切換を実現するように構成されている。
尚、図7は低電圧(200V)仕様のY接続に切換えた
接続状態を示している。また、端子部6には、プラスチ
ック製の隔壁6b、6cが端子群をU、V、W(R、
S、T)相毎に仕切るように突設されている。
【0024】さて、このような構成の本実施例におい
て、商用交流電源(三相交流電源)の電圧を200Vか
ら400Vに切換える場合の作業について説明する。ま
ず、インバータ装置付き電動機1が200V仕様に設定
されているとする。この状態で、インバータ装置7を電
動機1の本体の端子部6から取り外す。そして、端子部
6の9個の巻線端子33U1〜33Z1を短絡板40に
より図9(b)の左欄で示すように接続することによ
り、6個の巻線34〜39を高電圧(400V)仕様の
Y接続に切換える。
【0025】これと共に、インバータ装置7のパワーユ
ニット8と制御ユニット9とを分離する。そして、この
分離した200V用のパワーユニット8に代えて400
V用のパワーユニット8と上記分離した制御ユニット9
とをコネクタを24を介して嵌合連結して接続する。
尚、上記400V用のパワーユニット8の入力端子10
R、10S、10Tには、400Vの三相交流電源の3
本の電源ライン25、26、27を予め接続しておく。
続いて、この連結したインバータ装置7を電動機1の端
子部6に取り付ける。具体的には、インバータ装置7の
パワーユニット8の出力端子10U、10V、10Wを
端子部6のモータ入力端子6R、6S、6Tに嵌合連結
して接続する。これにより、200Vから400Vへの
切換が完了する。
【0026】従って、本実施例によれば、電源電圧を切
換える場合、インバータ装置7のパワーユニット8だけ
を交換するだけで対応することができ、従来構成に比べ
て、交換コストを低減することができる。更に、この交
換作業を行う場合、パワーユニット8が電動機1の端子
部6にコネクタ30を介して着脱可能であると共に、制
御ユニット9がパワーユニット8にコネクタ24を介し
て着脱可能であるから、上記交換作業を簡単に行うこと
ができる。
【0027】図10は本発明の第2の実施例を示すもの
であり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、
第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。第
2の実施例の電動機41は、6個の巻線42〜47を2
種類のΔ接続することにより、入力する三相交流電源の
電圧を低電圧(200V)または高電圧(400V)に
切換可能なタイプの電動機である。具体的には、電動機
41は、6個の巻線42〜47(即ち、端子部の9個の
巻線端子U1〜Z1)を図10(b)の右欄で示すよう
にΔ接続することにより、低電圧(200V)仕様とな
り、一方、6個の巻線42〜47(即ち、9個の巻線端
子U1〜Z1)を図10(b)の左欄で示すようにΔ接
続することにより、高電圧(400V)仕様となる。こ
の場合、使用者は、第1の実施例と同様にして、短絡板
40を使って図10(b)に示す2種類のΔ接続の切換
を実現するように構成されている。
【0028】尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第2の実施例においても、第1の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。
【0029】また、図11は本発明の第3の実施例を示
すものであり、第1の実施例と異なるところを説明す
る。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付して
いる。第3の実施例の電動機48は、3個の巻線49〜
51をΔ接続またはY接続することにより、入力する三
相交流電源の電圧を低電圧(220V)または高電圧
(380V)に切換可能なタイプの電動機である。具体
的には、電動機48は、3個の巻線49〜51(即ち、
端子部の6個の巻線端子U、V、W、Z、X、Y)を図
11(b)の右欄で示すようにΔ接続することにより、
低電圧(220V)仕様となり、一方、3個の巻線49
〜51(即ち、6個の巻線端子U、V、W、Z、X、
Y)を図11(b)の左欄で示すようにY接続すること
により、高電圧(380V)仕様となる。この場合、使
用者は、第1の実施例と同様にして、短絡板40を使っ
て図11(b)に示すΔ接続またはY接続の切換を実現
するように構成されている。
【0030】尚、上述した以外の第3の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第3の実施例においても、第1の実施例と同じ作用
効果を得ることができる。
【0031】また、上記各実施例では、インバータ装置
7を電動機1のフレーム2の端子部6に着脱可能に取り
付ける構成としたが、電動機1の他の部位例えばフレー
ム2の他の外周面部、または、いずれか一方の軸受ブラ
ケット3の外側面部の適当な部位に固定具を介して着脱
可能に取り付ける構成としても良い。このような構成の
場合、インバータ装置7のパワーユニット8から電源出
力線を導出すると共に、この電源出力線の先端に設けた
コネクタを電動機1の端子部6のモータ入力端子6R、
6S、6Tに嵌合接続するように構成しても良い。更に
この場合、コネクタ接続をやめて、電源出力線の各端子
をモータ入力端子6R、6S、6Tにねじ止めにより接
続するように構成しても良い。
【0032】更に、上記各実施例では、電源電圧を切換
える場合について適用したが、これに限られるものでは
なく、例えばインバータ装置7の定格容量を変更する場
合に適用しても良い。具体的に説明すると、インバータ
装置付き電動機においては、電動機1の出力定格に対応
する定格容量のインバータ装置7を搭載するようにして
いる。しかし、このようなの定格容量のインバータ装置
7で電動機1を駆動していると、電動機1のトルクが不
足することがある。例えば、電動機1を低周波数で運転
させる場合にトルク不足が生じ易い。このような場合、
定格容量が1ランクまたは2ランク上のインバータ装置
7に交換すると、トルク不足を解消することができる。
そこで、上記交換を行いたい場合には、インバータ装置
7のパワーユニット8だけを1ランクまたは2ランク上
の定格容量のユニット8と交換すれば、対応することが
できるのである。
【0033】また、上記各実施例では、インバータ装置
7のパワーユニット8側を交換する場合について説明し
たが、制御ユニット9側を交換する必要が生じた場合、
例えば制御ユニット9内の制御回路が故障したような場
合には、制御ユニット9だけを交換すれば良い。
【0034】更にまた、上記各実施例では、インバータ
装置7により電動機1を駆動制御する構成に適用した
が、これに限られるものではなく、例えば位相制御装置
により電動機1を駆動制御する構成に適用しても良い。
この場合には、位相制御装置を、スイッチング素子を含
んだパワーユニットと制御回路を含んだ制御ユニットに
分割するように構成すれば良い。また、上記各実施例で
は、電動機1が誘導電動機である場合に適用したが、電
動機1が同期電動機や他の交流電動機である場合に適用
しても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、スイッチング素子を有すると共に電動機に電力を供
給するパワーユニットを電動機の本体に着脱可能に取り
付けると共に、スイッチング素子を制御する制御回路を
有する制御ユニットをパワーユニットに着脱可能に取り
付ける構成としたので、制御装置を交換する必要がある
場合に、一方のユニットだけを交換することで対応する
ことができるようになり、交換コストを低減することが
できると共に、交換作業を簡単に行うことができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すインバータ装置付
き電動機の斜視図
【図2】インバータ装置の分解斜視図
【図3】インバータ装置の電気回路図
【図4】インバータ装置の分解上面図
【図5】インバータ装置の分解側面図
【図6】インバータ装置の分解下面図
【図7】端子部の上面図
【図8】端子部の部分側面図
【図9】電動機の巻線の接続切換の態様を示すための図
【図10】本発明の第2の実施例を示す図9相当図
【図11】本発明の第3の実施例を示す図9相当図
【符号の説明】
1は電動機、2はフレーム、3は軸受ブラケット、6は
端子部、6R、6S、6Tはモータ入力端子、7はイン
バータ装置(制御装置)、8はパワーユニット、9は制
御ユニット、10はインバータ主回路、10R、10
S、10Tは入力端子、10U、10V、10Wは出力
端子、11は制御回路、14はスイッチング回路、18
はスイッチング素子、22は雄形コネクタ、23は雌形
コネクタ、24はコネクタ、25、26、27は電源ラ
イン、30はコネクタ、33U1、33V1、33W
1、33U2、33V2、33W2、33X1、33Y
1、33Z1は巻線端子、34〜39は巻線、40は短
絡板、41は電動機、42〜47は巻線、48は電動
機、49〜51は巻線を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の本体と、 この本体に着脱可能に取り付けられ、スイッチング素子
    を有すると共に前記電動機に電力を供給するパワーユニ
    ットと、 このパワーユニットに着脱可能に取り付けられ、前記ス
    イッチング素子を制御する制御回路を有する制御ユニッ
    トとを備えて成る制御装置付き電動機。
  2. 【請求項2】 前記パワーユニットは、前記本体に設け
    られた端子部にコネクタを介して接続されていると共
    に、 前記制御ユニットは、前記パワーユニットにコネクタを
    介して接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    制御装置付き電動機。
  3. 【請求項3】 前記パワーユニットにインバータ装置の
    主回路を設けると共に、 前記制御ユニットにインバータ装置の制御回路を設ける
    ことを特徴とする請求項1または2記載の制御装置付き
    電動機。
  4. 【請求項4】 前記パワーユニットを、複数の電源電圧
    に対応するように複数種類用意し、 電源電圧を切換える際には、前記パワーユニットを交換
    するように構成したことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の制御装置付き電動機。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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