JPH0923646A - スイッチングレギュレータ - Google Patents

スイッチングレギュレータ

Info

Publication number
JPH0923646A
JPH0923646A JP17239395A JP17239395A JPH0923646A JP H0923646 A JPH0923646 A JP H0923646A JP 17239395 A JP17239395 A JP 17239395A JP 17239395 A JP17239395 A JP 17239395A JP H0923646 A JPH0923646 A JP H0923646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
power
choke coil
turned
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17239395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Oishi
広人 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP17239395A priority Critical patent/JPH0923646A/ja
Publication of JPH0923646A publication Critical patent/JPH0923646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力の変動が大きくても、その電源の入力電
流を常に高調波電流成分を抑えて、高力率を維持し続け
られるようにする。 【構成】 交流電源1の電力をダイオードブリッジ2と
平滑コンデンサ3により整流平滑し、この1次直流電力
をトランス9の1次巻線NPに直列接続されたFET1
1によりオンオフし、トランス9の2次巻線NS1,N
S2に誘起された電力をさらに整流平滑して2次直流電
力として出力し、その2次直流電力の出力電圧に応じて
FET11のデューティ比を制御して出力電圧を安定化
するスイッチングレギュレータにおいて、交流電源1と
ダイオードブリッジ2との間に、小負荷時の高調波電流
抑制用のチョークコイル4aと、これをバイパスするた
めの高負荷時の高調波電流抑制用のチョークコイル4b
とトライアック5との直列回路とが並列接続となる回路
と、FET11を流れる電流の平均値を検出する電流検
出回路10とを設け、この電流検出回路10が検出した
電流の平均値が所定値以下の時はトライアック5をオフ
し、所定値を越えた時はオンさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば複写機、
プリンタ、ファクシミリのようなOA機器に使用される
スイッチングレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置やその他のOA機器用の直流電源装置とし
て、小型高効率で優れた電圧安定性を有するDC−DC
コンバータを備えたスイッチングレギュレータが広く使
用されている。一方、これらOA機器の発達は目覚まし
く、特に普通紙に画像を形成する画像形成装置、例えば
複写機においては高速化、多機能化に伴って、その直流
電源容量の増加が著しくなっている。例えば、駆動源で
あるモータは、その回転状態を正確に制御するためにA
CモータからDCモータに変わり、高圧電源の種類も増
えているから、従来100VA程度であった直流電源の
容量が400VA級から500VA級になり、中には6
00VAを越える機種も現われ、しかも厳しい電圧安定
性が要求されている。
【0003】このような機器の電源としては、効率が落
として電圧を安定化させているドロッパ型電源が使用さ
れていたが、この形式の電源はサイズの大型化と大量の
発熱を伴うという問題があり、代ってそれらの問題点を
解決し、小型で発熱も少ない高効率のスイッチングレギ
ュレータが使用され始めている。
【0004】しかしながら、スイッチングレギュレータ
のDC−DCコンバータに交流電源からの交流電力を整
流平滑化して直流電力を供給する整流平滑回路として、
例えば特開昭64−40849号公報に示されているよ
うに、交流電源をダイオードブリッジと平滑用コンデン
サで直流に変換して出力するコンデンサ入力型は、ダイ
オードブリッジの出力を大容量の平滑コンデンサで平滑
化するため、短時間に過大なピーク電流が流れ、そのた
め波形が著しく歪み、力率が低下してしまう。このよう
に、DC−DCコンバータの効率が優れていても、組み
合わされる整流平滑回路の力率が悪いと、効率と力率の
積であるVA効率(出力VA/入力VA)がよくならな
い。
【0005】そこで、例えば特開昭63−23561号
公報に示されているように、平滑用のコンデンサを使用
せず、全波整流した直流を直接にDC−DCコンバータ
に入力して力率を改善することが提案されている。
【0006】また、図8の回路図に示すように、交流電
源81からの交流電力を整流するダイオードブリッジ8
2と、平滑用のコンデンサ83そしてダイオードブリッ
ジ82と平滑コンデンサ83との間に接続されたチョー
クコイル84とで構成されたチョークインプット型の整
流平滑回路を設け、この整流平滑回路で整流平滑化して
直流電圧にし、これをDC−DCコンバータ85に供給
することもよく知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
提案は、平滑コンデンサを除いたことにより生じる整流
電力のゼロクロス付近のスイッチング動作不安定を解決
するために、別に補助の電源回路が必要となり、回路が
複雑で、部品点数が増大し、コストアップを招く等の問
題があった。
【0008】また、後者のチョークインプット型の整流
平滑回路は、力率と電圧レギュレーションの点では優れ
ているが、50Hzや60Hzの商用電源周波数で作動
するため、50KHz〜200KHzというような高周
波のスイッチング周波数で作動するDC−DCコンバー
タのトランス、チョークコイルに比べて遙かに大型で重
く、コストも高くなる欠点があり、無理に小型化しよう
とすれば発熱が増大して放熱板や冷却ファン等が必要と
なり、小型化が困難であった。
【0009】この発明は、上述したような現状に鑑みて
なされたものであり、その目的は出力電力の変動が大き
くても、その電源の入力電流を常に高調波電流成分を抑
えて、高力率を維持し続けられるようにしたスイッチン
グレギュレータを比較的簡単な構成で、大型化を伴わず
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、第1の手段は、交流電源から入力された交流電力
を整流素子と平滑コンデンサにより整流平滑し、その整
流平滑された1次直流電力をトランスの1次巻線と直列
に接続されたスイッチング素子によりオンオフし、トラ
ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
得られた2次直流電力を出力するとともに、その2次直
流電力の出力電圧に応じてスイッチング素子のデューテ
ィ比を制御することにより出力電圧を安定化するスイッ
チングレギュレータにおいて、交流電源と整流素子との
間に、小負荷時の高調波電流抑制用の第1のチョークコ
イルと、これをバイパスするための高負荷時の高調波電
流抑制用の第2のチョークコイルと切り替えスイッチと
の直列回路とが並列接続となる回路と、スイッチング素
子を流れる電流の平均値を検出する電流検出手段とを設
け、この電流検出手段が検出した電流の平均値が所定値
以下の時は、切り替えスイッチをオフし、所定値を越え
た時はオンするように構成している。
【0011】第2の手段は、上述の第1の手段における
第1のチョークコイルとこれに並列に接続された第2の
チョークコイルと切り替えスイッチの直列回路とを交流
電源の整流素子と平滑コンデンサの間に接続している。
【0012】第3の手段は、上述の第1あるいは第2の
手段における電流検出手段をスイッチング素子がオン時
における電流の平均値を検出し、その平均値が所定値以
下の時は、切り替えスイッチをオフし、所定値を越えた
時はオンするように構成している。
【0013】第4の手段は、上述の各構成において、切
り替えスイッチをリレーで構成している。
【0014】第1の手段では、電流検出手段がスイッチ
ング素子を流れる電流の平均値の所定値以下(小負荷
時)の時は、切り替えスイッチがオフになっていて、こ
の状態ではスイッチングレギュレータの入力電流は高調
波電流抑制用の第1のチョークコイルを通って流れる。
この時の入力電流は小さいので、高調波電流を抑制する
にはかなりのインダクタンスが必要であるが、第1のチ
ョークコイルは高インダクタンス小電流という構成にな
っている。これにより、低出力時であっても高インピー
ダンスが配置できるので、高調波成分を抑えることがで
き、かつ高力率を可能にすることができる。また、動作
中に出力が増えて電流検出手段が検出した電流値が所定
値を超えた時は、切り替えスイッチがオンになり、この
状態ではスイッチングレギュレータの入力電流はより低
インダクタンス(低インピーダンス、低抵抗)である高
調波電流抑制用の第2のチョークコイルを通って流れ
る。この時の入力電流は大きいので、高調波電流を抑制
するには第1のチョークコイルと比較して、小さなイン
ダクタンスでよい。したがって第2のチョークコイルは
大電流のもので構成すれば、高出力時には低インピーダ
ンスが配置され、高調波成分を抑えることができる。
【0015】第2の手段では、上記の第1の手段におけ
る第1および第2のチョークコイルと切り替えスイッチ
とを交流電源の整流素子と平滑コンデンサの間に接続し
ているが、その作用は上述の第1の手段と同じである。
この第2の手段により第1および第2のチョークコイル
は第1の手段とは異なる位置に配置することができ、ス
イッチング電源等のレイアウトに応じてこれらチョーク
コイルの配置位置を選択することができる。
【0016】第3の手段では、上記の第1および第2の
手段における電流検出手段をスイッチング素子がオン時
における電流の平均値を検出するように構成している
が、これによっても出力電力の変動が大きい電源の入力
電流を常に高調波成分を抑えて高力率を維持し続けるこ
とができる。
【0017】第4の手段では、切り替えスイッチをリレ
ーで構成しているので、このリレーの接点を1次回路の
切り替えスイッチ部に配置すれば、2次回路のみでリレ
ーを駆動でき、上記の第1および第2の手段より更に簡
略化、小型化がはかれ、コストを低減することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明のスイッチングレ
ギュレータの実施の形態を図面を参照して説明する。各
実施例を通して、この発明のスイッチングレギュレータ
を複写機に適用した場合を例にとって説明する。
【0019】最初に図1および2により第1実施例を説
明する。図1はこの発明の第1実施例を示す回路図、図
2はその電流検出回路の一具体例を示す回路図である。
この第1実施例におけるスイッチングレギュレータは、
交流電源1からの交流電力を1次直流電力に変換するた
めの整流素子であるダイオードブリッジ2と平滑コンデ
ンサ3とで構成された整流平滑回路と、交流電源1とダ
イオードブリッジ2との間に設けられた高調波電流抑制
用の第1のチョークコイル4aと、これをバイパスする
ための高調波電流抑制用の第2のチョークコイル4bと
切り替えスイッチであるトライアック5との直列回路が
並列になるように接続された回路と、4個のそれぞれ出
力電圧が異なる2次直流電力を出力するDC−DCコン
バータ6と、トライアック5とDC−DCコンバータ6
のFET11のオンオフを制御する制御回路7と、この
制御回路7が出力するオンオフ信号に応じてトライアッ
ク5をトリガするための発光ダイオード等で構成された
発光部8aとホトトランジスタ等で構成された受光部8
bからなるホトカプラ8とを有している。
【0020】DC−DCコンバータ6は、1次巻線NP
と、4個の2次巻線NS1,NS2,NS3,NS4と
を有するトランス9と、電流検出回路10とトランス9
の1次巻線NPと直列回路を形成し平滑コンデンサ3か
ら入力された1次直流電力を制御回路7からの制御信号
に応じてオンオフするスイッチング素子である電界効果
トランジスタ(以下、FETと称する)11と、トラン
ス9の2次巻線NS1,NS2,NS3にそれぞれ接続
された整流平滑回路12,13,14、および2次巻線
NS4に接続された整流回路15とから構成されてい
る。整流平滑回路12は、整流ダイオードD1と転流ダ
イオードCD1とチョークコイルL1そして電解コンデ
ンサC1とから構成され、電解コンデンサC1に充電さ
れているほぼ安定化された直流電力を更に3端子レギュ
レータ16によりDC5Vに安定化し、制御用電源とし
てフューズFU1を会して負荷LD1に供給するもので
ある。整流平滑回路13は、整流ダイオードD2と転流
ダイオードCD2とチョークコイルL2および電解コン
デンサC2とから構成されており、電解コンデンサC2
に充電されている直流電力をDC24Vの駆動電源とし
てフューズFU2を介して負荷LD2に供給される。整
流平滑回路13の出力電圧は、抵抗R1とR2とからな
る分圧器と、シャントレギュレータ17とにより検出さ
れ、シャントレギュレータ17の出力側と抵抗R3との
間に接続されたホトカプラ18の発光ダイオード等で構
成された発光部18aを点灯させる。ホトカプラ18の
ホトトランジスタ等で構成された受光部18は制御回路
7に接続されており、これにより整流平滑回路13の出
力電圧は制御回路7にフィードバックされる。整流回路
14は、整流ダイオードD3と電解コンデンサC3とか
ら構成され、その出力は電解コンデンサC3に充電され
ているほぼ安定化された直流電力を制御回路7に供給す
るように接続されている。
【0021】なお、平滑コンデンサ3に並列に接続され
た抵抗R5,R6からなる分圧器と、その分圧点と制御
回路7とを結ぶダイオードD5とは、このスイッチング
レギュレータの電源オン時に先ず制御回路7を起動し、
DC−DCコンバータ6がスタートして整流平滑回路1
4が規定の電圧に達するまでの電力を供給するもので、
規定の電圧になればダイオードD5は逆流防止用として
作用する。
【0022】制御回路7は、フィードバックされた出力
電圧信号に応じてFET11にデューティ比を変えた制
御信号を出力することにより、交流電源1の電圧や負荷
LD2に変動があっても、駆動用電源の出力電圧を24
Vに安定化させるとともに、フィードバックされた出力
電流信号を検出して、出力電流が所定値以下の時はホト
カプラ8の発光部8aは消灯のままとし、出力電流が所
定値を越えたら発光部8aを点灯するように制御する。
交流電源1の入力電圧や駆動用負荷LD2の変動に応じ
てデューティ比が変化する制御信号によりFET11の
オン時間の変動で、電解コンデンサC1の端子間電圧は
若干変化するが、3端子レギュレータ16により制御用
電源としての出力電圧は5Vに安定化される。
【0023】整流回路15は、整流ダイオードD4とリ
ミッタ抵抗R4JWY構成され、整流ダイオードD4に
より整流された直流電流(ゲート電流)がリミッタ抵抗
R4とホトカプラ8の受光部8bを介してトライアック
5のゲート電極に供給されるように接続されている。
【0024】FET11のソース端子と平滑コンデンサ
3から供給される1次直流電力の−側ラインとの間に
は、電流検出手段である電流検出回路10が設けられて
いる。この電流検出回路10は、トランス9の1次巻線
NPとFET11との直列回路を流れる電流を検出し
て、その電流検出値を制御回路7に出力するものであ
る。この電流検出回路10は、図2に示すように、電流
検出用の抵抗Riと、この抵抗Riに並列に接続された
コンデンサC11と抵抗R11からなるローパスフィル
タとから構成されている。FET11を流れる電流は、
抵抗Riを通過することにより電圧信号に変換され、ス
イッチング周波数でオンオフが繰り返されるその電圧信
号は、コンデンサC11と抵抗R11とのローパスフィ
ルタにより電流値とデューティ比との積である電流の平
均値(時間積分値)に対応する電圧信号すなわち電流検
出値に変換されて制御回路7に出力される。
【0025】コピー動作中、直流出力として200Wを
必要とするアナログ式の複写機の場合、制御用電源出力
は10%かそれ以下で、出力のほとんどは駆動用電源で
ある。制御用電源出力は複写機の待機中またコピー動作
中には関係なくほぼ一定である。一方、駆動用電源出力
の場合、待機中の出力はコピー動作中の5%程度かそれ
以下である。具体的には、例えば駆動用電源が常時、約
10W(5V×2A=15W)、駆動用電源が待機時約
10W、コピー動作時約190W(24V×8A=19
2W)程度である。このように、待機時は約20Wであ
るものが、コピー動作中には約200Wと負荷変動が極
めて大きいものである。
【0026】このような状態から制御用および駆動用電
源を合わせた出力状態を性格に把握するには、スイッチ
ング素子であるFET11を流れる電流を検出するのが
最適であり、電流検出回路10はFET11を流れる電
流を検出するように接続されている。
【0027】一方、制御回路7は、その電流検出値が予
め設定された所定値以下の時、すなわちスイッチングレ
ギュレータの出力が比較的小さく、トランス9の1次側
電流の平均値も小さい時は、ホトカプラ8の発光部8a
を消灯のままとし、電流検出値が所定値を越えた時、す
なわちスイッチングレギュレータの出力が大きい時は発
光部8aを点灯するように制御する。
【0028】したがって、ホトカプラ8の発光部8aが
消灯している間は、その受光部8bはオフであり、トラ
イアック5もオフのままである。この間のスイッチング
レギュレータの入力電流はインダクタンスの比較的大き
な(インピーダンス大)高調波電流抑制用の第1のチョ
ークコイル4aを通って流れる。スイッチングレギュレ
ータの出力が増えた電流検出値が所定値を越えると、ホ
トカプラ8の発光部8aが点灯し受光部8bはオンとな
ってゲート電流が流れ、トライアック5はトリガされて
オンとなる。このトライアック5と直列に配置された高
調波抑制用の第2のチョークコイル4bは、第1のチョ
ークコイル4aと比較するとインダクタンスでは数分の
1程度かそれ以下で、電流定格では数倍の容量をもつよ
うに設定されている。言い換えると、第2のチョークコ
イル4bのほうがインピーダンスが圧倒的小さいので、
電流のほとんどが第2のチョークコイル4bを通して流
れる。
【0029】スイッチングレギュレータの高調波電流を
チョークコイルにより制御して高調波電流既成をクリア
させようとする場合、スイッチングレギュレータの容量
(平滑用電解コンデンサ3の容量)にもよるが、一般的
には5〜6mHのインダクタンスが必要といわれてい
る。この値はあくまでもスイッチングレギュレータの出
力が定格状態の時のインダクタンスであり、例えばアナ
ログ式の複写機の場合、コピー動作中のスイッチングレ
ギュレータが200W必要としても、そのほとんどが駆
動用電源であり、制御用電源はその10%かそれ以下で
あり。また制御用電源の負荷電流は待機時でもコピー動
作中でもほぼ変わらない。したがって、平滑用電解コン
デンサ3の容量は、そのスイッチングレギュレータの定
格出力容量により決められるので、このように待機状態
の電力は小さくても、高調波電流成分は大きく、この時
の高調波電流を抑えるには、数10mHものインダクタ
ンスが必要となる。
【0030】一方、チョークコイルに電流を流すとその
端子間に電圧が発生する。コイル抵抗を無視すると、そ
の電圧は以下の式で表される。
【0031】V=ω・L・I ここで、ω:2×π×f(f:周波数Hz) L:インダクタンス(H) I:電流(A) である。
【0032】したがって、電源電圧100V、周波数5
0Hz、待機時のスイッチング電源の入力50W、力率
0.5として、第1のチョークコイル4aに30mHを
配置した場合、このチョークコイル4aの端子間の電圧
は9.4V(=2×3.14×50Hz×0.03H×
1A)となる。この電圧は入力100Vから引かれてス
イッチングレギュレータには約90Vした入力されな
い。また、コピー動作中では、スイッチング電源の入力
200W、力率0.5として、第2のチョークコイル4
bに5mHを配置した場合、このチョークコイル4bの
端子間の電圧は6.3V(=2×3.14×50Hz×
0.03H×1A)となる。
【0033】一方、無負荷時すなわちI=0Aの時に
は、100Vがそのまま入力されることになるので、実
質的にはスイッチング電源の入力電圧範囲が広くなった
ことになる。
【0034】このようにスイッチングレギュレータの出
力電流が所定値以下すなわち負荷が軽い時は、高インダ
クタンス(小電流)に設定した第1のチョークコイル4
aを通して、またスイッチングレギュレータの所定値を
超えると低インダクタンス(大電流)に設定した第2の
チョークコイル4bを通して、スイッチングレギュレー
タの入力電流が流れるので、平滑用コンデンサ3のキャ
パシタンスによって生じた入力電流の位相進みが第1お
よび第2のチョークコイル4a,4bのインダクタンス
によって補正され、平滑用コンデンサ3に流れる時間も
広がって、力率が改善される。
【0035】一般に、制御用電源の負荷LD1は容量即
ち消費電流が小さく、その負荷変動も少ない。したがっ
て、整流平滑回路12のドロッパ型安定化電源である3
端子レギュレータ16により若干の電力損失や発熱が生
じても、このスイッチングレギュレータを設けた本体機
器、例えば複写機全体の消費電力に比べれば微々たるも
のである。
【0036】反対に、駆動用電源の負荷LD2は、用紙
搬送用モータ、原稿走査系を駆動するスキャナモータ等
の各種モータやソレノイド、電磁クラッチ等から構成さ
れ、容量が大きくしかも刻々ダイナミックに変動する傾
向がある。したがって、整流平滑回路13の出力電圧の
安定化をDC−DCコンバータ6によって行うことは総
合的な効率向上に有効である。
【0037】図3は交流電源からの交流電力の電圧およ
び電流の一例を示す波形図で、(A)は交流電源1から
入力する交流電力の電圧波形、(B)は従来例の一般的
なスイッチングレギュレータであるコンデンサ入力型の
平滑回路のままの場合の入力電流波形であり、短時間に
過大な充電電流が流れるため、そのピーク値は極めて大
きくなっている。これに対し、(C)は上述実施例のよ
うにチョークコイルを配置した場合の入力電流波形で、
充電時間が上記の(B)と比べると極めて長くなり、ピ
ーク値が抑制されていることが判る。
【0038】ここでADF(自動原稿給送装置)を備え
た複写機にスイッチングレギュレータを設けた場合にお
けるスイッチングレギュレータの駆動用直流電力の変動
の一例を説明する。図4は、ADFを備えた複写機に設
けられたスイッチングレギュレータの駆動用直流電力の
変動の一例を示すグラフである。図4において、縦軸は
出力電流を、横軸は時間を示す。
【0039】時刻T1以前はスタンバイ状態であり、冷
却ファンモータ等の僅かな電流だけが流れている。制御
用電力は、既に説明したように、コピー動作中も殆ど変
化しないが、以下に説明するように、駆動用電流は大き
く変動する。すなわち、時刻T1でコピースタートスイ
ッチが押されると、原稿を急速に所定位置まで搬送させ
るために、原稿搬送用モータが高速回転するから駆動用
電源の出力電流が大きく上昇して、第1のピークP1を
形成する。時刻T2以降は、駆動用電源から昇圧して得
られる各チャージ等の高圧電源と、それぞれ暖速で移動
するスキャナフォワード、用紙搬送である出力電流は比
較的少なく、安定している。時刻T3になると露光が終
了し、用紙搬送は続行したままスキャナが高速リターン
するので、再び出力電流がアップして第2のピークP2
に入る。時刻T4になると原稿の急速排出のため、消費
電力は最高となって第3のピークP3を形成する。全て
の動作が終了した時刻T5以降は、時刻T1以前と同様
スタンバイ状態に戻る。
【0040】この図4から明らかなように、スイッチン
グレギュレータの駆動用電力がピークを示すのは、時刻
T1〜T2および時速T3〜T5の短時間であり、スタ
ンバイの長い間欠使用は勿論のこと、スタンバイが短い
連続コピー動作中でも時刻T2〜T3の比較的消費電力
の少ない安定期間の方が第1から第3のピークP1,P
2,P3の合計時間より遙かに長い。
【0041】そこで、消費電力の極めて少ないスタンバ
イ時および時刻T2〜T3間の比較的少ない安定時に
は、高インダクタンスで小電流の第1のチョークコイル
4aで、そして消費電力が大きい時は低インダクタンス
で大電流の第2のチョークコイル4bで高調波電流を低
減させるようにしており、これにより出力電力が変動し
ても総合的には効率を落とさず、力率の向上をはかるこ
とができる。また、高インダクタンス小電流と低インダ
クタンス大電流との2つのチョークコイル4a,4bで
構成しているので、いずれも極めて小型のチョークコイ
ルが使用でき、大型のチョークコイルを使用しなくても
済み、電源の大型化を招くこともない。さらにまた、一
般にチョークコイルのインダクタンスと電流容量とを変
えないまま小型化しようとすると、損失が増えて発熱が
大きくなる傾向があるので、放熱板や場合によっては冷
却ファンが必要となって、小型化の目的に合わなくなっ
てくるが、小型のチョークコイルが使用できるので、こ
の欠点も解消することができる。
【0042】また、チョークコイルは商用周波数である
50〜60Hzの交流電力を対象とする場合、大型で重
く、コストも高くなるが、この実施例におけるDC−D
Cコンバータ6のスイッチング周波数は数10〜数10
0KHzと高いので、トランス9およびその2次側に設
けたチョークコイルL1,L2は電力の割に極めて小型
のものが使用できる。このチョークコイルを小型化する
効果、および大電流時の力率を改善することによるピー
ク電流の現象により、ダイオードブリッジ2の耐逆電
圧、最大許容電流は小さくて済み、平滑用コンデンサ3
に流れる無効電力が減少して発熱を抑制することができ
る。
【0043】次に、この発明の第2実施例を説明する。
図5は第2実施例を示す回路図であり、図1に示した構
成要素と実質的に同じ構成要素には同一参照番号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0044】この第2実施例が第1実施例と異なる点
は、第1実施例においては高調波電流抑制用の第1のチ
ョークコイル4aと、これをバイパスするための高調波
電流抑制用の第2のチョークコイル4bと切り替えスイ
ッチ用のトライアック5とが並列となる回路を交流電源
1とダイオードブリッジ2の交流入力端子間に設けてい
るのに対し、第2実施例においてはトライアック5に代
えてトランジスタ21で切り替えスイッチを構成すると
ともに、第1のチョークコイル4aと、第2のチョーク
コイル4bとトランジスタ21の直列回路とが並列とな
る回路をダイオードブリッジ2の直流出力端子と平滑用
コンデンサ3との間に設けていることである。これは、
ダイオードブリッジ2の前方は交流回路側であり、後方
は直流回路側であるから、第1実施例においては双方向
性のトライアック5が切り替えスイッチとして使用さ
れ、第2実施例においては単方向性のトランジスタ21
が使用されている、なお、この切り替えスイッチである
トランジスタ21は単方向性のサイリスタを用いてもよ
い。
【0045】すなわち、2つのチョークコイルとその切
り替えスイッチとから構成される回路を交流電源1と平
滑用コンデンサ3との間に設けることにより上述第1実
施例で説明した効果を奏することができ、整流素子であ
るダイオードブリッジ2の前後はは問題ではない。この
ことはスイッチング電源のレイアウトを決定する上でチ
ョークコイルの取り付け位置に応じて選べるので有利で
ある。
【0046】次に、上述した電流検出回路10の他の具
体例を図6および7に示す回路図により説明する。
【0047】図6に示す具体例においては、電流検出回
路25の電流検出用の抵抗Riには、ダイオードD2
1、抵抗R21そしてコンデンサC21から構成される
ローパスフィルタの直列回路が並列に接続され、コンデ
ンサC21にはリーク抵抗R22が並列に接続されてい
る。このように構成された電流検出回路25は、FET
11がオフで抵抗Riの端子間電圧がゼロになっている
時は、ダイオードD21が逆流防止用として作用するか
ら、コンデンサC21の端子間にはスイッチング素子で
あるFET11がオンの時に流れる電流に対応する電圧
信号が発生し、その電圧信号が電流検出値として制御回
路7に出力される。なお、制御回路7の動作は上述した
第1実施例と同じであるので、その説明は省略する。
【0048】図7に示す具体例においては、電流検出回
路26の電流検出用の抵抗Riの端子間電圧を、この抵
抗Riに並列に接続された保護抵抗R31を介して電流
検出値として制御回路7に出力するだけの最も簡単な構
成になっている。
【0049】制御回路7は、FET11がオンの間に電
流検出値を入力するが、FET11のオンおよびオフの
時の過渡的な電流変化を避けるために、FET11をオ
ンした時から一定のタイミングをとって電流がほぼ安定
した時の電流検出値を入力し、ホトカプラ8を介してト
ライアック5やトランジスタ21のオンオフを制御す
る。
【0050】更に、切り替えスイッチとしては、リレー
の接点により切り替えを行うようにしてもよい。この場
合は、上述第1および第2実施例におけるトランス9の
2次巻線NS3、整流回路14、発光部8aと受光部8
bとからなるホトカプラ8、およびトライアック5やト
ランジスタ21の切り替えスイッチが不要となり、2次
回路のみでリレーを駆動でき、リレーの接点を1次回路
の切り替えスイッチ部に配置すればよい。このようにす
ることで、回路の簡素化、小型化がはかれコストを下げ
ることも可能となる。
【0051】以上のように、この発明はスイッチング素
子を流れる電流のデューティ比の変化も含めた時間平均
値や、オン時にスイッチング素子を流れる電流をそれぞ
れ電流検出値として、そのレベルによって切り替えスイ
ッチのオンオフを行い、高インダクタンス小電流と低イ
ンダクタンス大電流とのふたつのチョークコイルを切り
替えて入力電流の高調波成分を抑えるように抑制してい
る。また、DC−DCコンバータの外部負荷に出力する
電力の変化を入力側で検出して切り替えスイッチのオン
オフを制御しているから、スイッチングレギュレータが
単一出力であっても、多出力であってもよいが、特に多
出力であって複数の負荷が互いに独立して大きく変化す
るような場合にも、出力変化を1個所で検出して抑制す
ることができるから、構成および制御手段が簡単にな
る。更に、電流の変化値が出力変化をより正確捕らえる
点では、電流の平均値をとる方が優れているが、実際面
ではスイッチングレギュレータの目的すなわち使用され
る機器の仕様にもよるが、トライアック5をオンオフす
る出力の限界点はそれ程正確な必要はないから、スイッ
チング素子のオン時の電流をとってもよく、その場合は
図7に示したような簡単な電流検出回路を採用すること
ができる。
【0052】上述した各実施例においては、スイッチン
グレギュレータを複写機に組み込んだ場合を例にして説
明したが、静電潜像技術により普通紙上に画像を形成す
る画像形成装置すなわちデジタル複写機、レーザプリン
タ、ファクシミリ等の電源装置にも適用できることは勿
論である。それ以外の機器でも、ピーク電力の消費時間
の割合が通常電力の消費時間に対して比較的短いような
機器の直流電源装置として使用することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、交流電源と整流素子との間に、小負荷時の高調
波電流抑制用の第1のチョークコイルと、これをバイパ
スするための高負荷時の高調波電流抑制用の第2のチョ
ークコイルと切り替えスイッチとの直列回路とが並列接
続となる回路と、スイッチング素子を流れる電流の平均
値を検出する電流検出手段とを設け、この電流検出手段
が検出した電流の平均値が所定値以下すなわち小負荷の
時は、切り替えスイッチをオフし、大きいインダクタン
スではあるが電流容量は小さいチョークコイルに、ま
た、検出した電流の平均値が所定値を越えた時は、切り
替えスイッチをオンし、小さいインダクタンスではある
が大電流容量のチョークコイルに、交流入力電流が流れ
るようにしているので、出力電力の変動が大きくても、
その電源の入力電流を常に高調波電流成分を抑えて高力
率を維持し続けられるスイッチングレギュレータを比較
的簡単構成で、大型化を伴わずに提供することができ、
総合的にはVA効率をも改善することができる。
【0054】請求項2に記載の発明は、請求項1におけ
る第1のチョークコイルとこれに並列に接続された第2
のチョークコイルと切り替えスイッチの直列回路とを交
流電源の整流素子と平滑コンデンサの間に接続している
ので、上述した請求項1の効果である変動する負荷での
高調波電流の抑制および力率の改善を比較的簡単な構成
で電源装置の大型化を伴わずに図ることができ、総合的
にはVA効率も改善できるという効果に加えて、チョー
クコイルの取付け可能位置に応じて請求項1の位置と選
択可能となり、レイアウトの自由度を増やすことができ
る。
【0055】請求項3に記載の発明は、請求項1あるい
は2における電流検出手段をスイッチング素子がオン時
における電流の平均値を検出し、その平均値が所定値以
下の時は、切り替えスイッチをオフし、所定値を越えた
時はオンするようにしているので、回路構成が簡単とな
り、電流検出手段が上述請求項1や2に記載の構成と異
なっても、出力電力の変動が大きい電源の入力電流を常
に高調波成分を抑えて高力率を維持し続けることができ
るスイッチングレギュレータを比較的簡単構成で、大型
化を伴わずに提供することができる。
【0056】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3における切り替えスイッチをリレーで構成したので、
変動する負荷での高調波電流の抑制および力率の改善を
比較的簡単な構成で大型化することなく実施することが
できる。更に回路構成が請求項1ないし3記載の発明よ
り更に簡略化、小型化がはかれコストを下げることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスイッチングレギュレータの第1実
施例を示す回路図である。
【図2】第1実施例の電流検出回路の具体的な構成の一
例を示す回路図である。
【図3】交流電源から入力する交流電力の電圧および電
流の一例を示す波形図である。
【図4】ADF付複写機に設けられたスイッチングレギ
ュレータの駆動用直流電力の変動の一例を示すグラフで
ある。
【図5】この発明のスイッチングレギュレータの第2実
施例を示す回路図である。
【図6】電流検出回路の具体的な構成の他の例を示す回
路図である。
【図7】電流検出回路の具体的な構成の更に他の例を示
す回路図である。
【図8】従来のスイッチングレギュレータの一例を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ダイオードブリッジ 3 平滑用コンデンサ 4a 第1のチョークコイル 4b 第2のチョークコイル 5 トライアック(切り替えスイッチ用) 6 DC−DCコンバータ 7 制御回路 8 ホトカプラ 9 トランス 10,25,26 電流検出回路 11 FET(スイッチング素子) 12,13,14 整流平滑回路 15 整流回路 16 3端子レギュレータ 21 トランジスタ(切り替えスイッチ用) LD1,LD2 負荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源から入力された交流電力を整流
    素子と平滑コンデンサにより整流平滑し、その整流平滑
    された1次直流電力をトランスの1次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオンオフし、前記トラン
    スの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して得
    られた2次直流電力を出力するとともに、その2次直流
    電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュー
    ティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化する
    スイッチングレギュレータにおいて、 前記交流電源と前記整流素子との間に、小負荷時の高調
    波電流抑制用の第1のチョークコイルと、 これをバイパスするための高負荷時の高調波電流抑制用
    の第2のチョークコイルと切り替えスイッチとの直列回
    路とが並列接続となる回路と、 前記スイッチング素子を流れる電流の平均値を検出する
    電流検出手段と、を設け、この電流検出手段が検出した
    電流の平均値が所定値以下の時は、前記切り替えスイッ
    チをオフし、所定値を越えた時はオンするようにしたこ
    とを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 【請求項2】 交流電源から入力された交流電力を整流
    素子と平滑コンデンサにより整流平滑し、その整流平滑
    された1次直流電力をトランスの1次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオンオフし、前記トラン
    スの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して得
    られた2次直流電力を出力するとともに、その2次直流
    電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュー
    ティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化する
    スイッチングレギュレータにおいて、 前記交流電源と前記整流素子と前記平滑コンデンサの間
    に、小負荷時の高調波電流抑制用の第1のチョークコイ
    ルと、 これをバイパスするための高負荷時の高調波電流抑制用
    の第2のチョークコイルと切り替えスイッチとの直列回
    路とが並列接続となる回路と、 前記スイッチング素子を流れる電流の平均値を検出する
    電流検出手段と、を設け、この電流検出手段が検出した
    電流の平均値が所定値以下の時は、前記切り替えスイッ
    チをオフし、所定値を越えた時はオンするようにしたこ
    とを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記電流検出手段は前記スイッチング素
    子がオン時における電流の平均値を検出し、その平均値
    が所定値以下の時は、前記切り替えスイッチをオフし、
    所定値を越えた時はオンするようにしたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載のスイッチングレギュレー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記切り替えスイッチはリレーで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    1に記載のスイッチングレギュレータ。
JP17239395A 1995-07-07 1995-07-07 スイッチングレギュレータ Pending JPH0923646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17239395A JPH0923646A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 スイッチングレギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17239395A JPH0923646A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 スイッチングレギュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0923646A true JPH0923646A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15941107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17239395A Pending JPH0923646A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 スイッチングレギュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0923646A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100304800B1 (ko) * 1997-10-16 2001-11-22 이충전 모터의고조파전류감쇄장치
US8077488B2 (en) 2007-10-17 2011-12-13 Kawasaki Microelectronics, Inc. Switching-type power-supply unit and a method of switching in power-supply unit
CN115313856A (zh) * 2022-10-11 2022-11-08 深圳市微源半导体股份有限公司 降压型变压电路及电子设备
CN117728478A (zh) * 2024-02-08 2024-03-19 四川大学 并联型三端直流输电***线路分段处谐波传递分析方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100304800B1 (ko) * 1997-10-16 2001-11-22 이충전 모터의고조파전류감쇄장치
US8077488B2 (en) 2007-10-17 2011-12-13 Kawasaki Microelectronics, Inc. Switching-type power-supply unit and a method of switching in power-supply unit
CN115313856A (zh) * 2022-10-11 2022-11-08 深圳市微源半导体股份有限公司 降压型变压电路及电子设备
CN117728478A (zh) * 2024-02-08 2024-03-19 四川大学 并联型三端直流输电***线路分段处谐波传递分析方法
CN117728478B (zh) * 2024-02-08 2024-04-19 四川大学 并联型三端直流输电***线路分段处谐波传递分析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7012818B2 (en) Switching power supply device
WO2012027719A1 (en) Power converter with boost-buck-buck configuration
JP3559645B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH06209574A (ja) 電源回路
JPH0923646A (ja) スイッチングレギュレータ
EP0665632B1 (en) Switching power source apparatus
JPH0487565A (ja) スイツチングレギユレータ
JPH08205519A (ja) スイッチングレギュレータ
JPH0729745Y2 (ja) 多出力スイツチングレギユレータ
JP6682930B2 (ja) 電源装置
JPH08223909A (ja) 多出力スイッチングレギュレータ
JP2000308345A (ja) 交流入力電源装置
JPH0417568A (ja) スイツチングレギユレータ
JPH0340757A (ja) スイッチング電源装置
JP2854081B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JPS64917B2 (ja)
JPH08266041A (ja) 直流電圧変換装置
JP3566532B2 (ja) 電源装置
JP3676873B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2790326B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP2003348846A (ja) 電源回路
JP2006333555A (ja) スイッチング電源装置、及びオーディオアンプシステム
JPH0412668A (ja) 直流電源装置
JPH11187168A (ja) 複合機
JPH1014227A (ja) スイッチング電源装置