JPH09235034A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH09235034A
JPH09235034A JP8044478A JP4447896A JPH09235034A JP H09235034 A JPH09235034 A JP H09235034A JP 8044478 A JP8044478 A JP 8044478A JP 4447896 A JP4447896 A JP 4447896A JP H09235034 A JPH09235034 A JP H09235034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sheet feeding
paper feeding
paper feed
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP8044478A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sagawa
泰博 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8044478A priority Critical patent/JPH09235034A/ja
Publication of JPH09235034A publication Critical patent/JPH09235034A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイを引出自在に支持する引出機構等を設
置するための給紙部支柱を給紙ユニットが干渉する位置
に有する給紙装置においても、給紙ユニットの引出を支
障なく行え、給紙ローラの交換等を容易に行えるように
することである。 【解決手段】 給紙ユニット18を装置手前側に引出自
在に支持するユニット引出機構19と、このユニット引
出機構19を装置奥側を回動支点23として給紙部支柱
11を避ける位置まで水平面内で回動自在に支持する回
動支持機構24とを備えることで、ユニット引出機構1
9を給紙部支柱11を避ける位置まで回動させ、その位
置で給紙ユニット18を装置手前側に引き出せばよく、
簡単に給紙ローラ12等の交換作業を行えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる給紙装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等にあっては高速機化され
る傾向にあり、これに伴いトレイから用紙を給紙する給
紙ローラ、或いは、分離ローラ等の交換頻度が高くなる
傾向にある。即ち、給紙ローラ等は積載された用紙の繰
り出し等を行うため、通常の単なる搬送用ローラに比べ
て高い摩擦係数を必要とし、ゴムの一般性質として摩擦
係数を大きくすると摩耗が増加する傾向にあり、高速機
では給紙ローラを定期的に交換する必要がある。
【0003】ここに、給紙ローラは、通常、機械(装
置)の下部側に位置している上に奥まった個所に入り込
んでいることが多く、給紙ローラの交換に際しては、周
辺の部品の取り外しを必要としたり、無理な姿勢での作
業を強いる等の不具合が伴う。
【0004】この点、特開平3−106733号公報に
よれば、給紙ローラ、分離ローラ等を給紙ユニットとし
てユニット化し、スライド支持部材によって給紙ユニッ
トを引出自在とし、給紙ローラ部分を容易に機外に引き
出せるようにした提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平3−
106733号公報に記載された方式は、必ずしもこの
種の画像形成装置の実情を網羅しておらず、装置によっ
ては、給紙ユニットが設けられる位置の外側(手前側)
にトレイ引出機構等を支持し、或いは、給紙部全体を補
強するための給紙部支柱が設けられており、給紙ユニッ
トを引出自在に設けても給紙部支柱に干渉して引き出せ
ないこともある。特に、トレイを多段に渡って設けたよ
うな大型の機種では、給紙部支柱が必須となり、給紙ユ
ニットの引出の邪魔になってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、引出機構により引出自在に支持されて用紙を積載す
るトレイと、このトレイに積載された用紙を繰り出す給
紙ローラと、繰り出された用紙を1枚だけに分離して給
紙する分離手段とを備え、前記給紙ローラと前記分離手
段とを給紙ユニットとしてユニット化して前記引出機構
の給紙側を支持する給紙部支柱の位置に配設させた給紙
装置において、前記給紙ユニットを装置手前側に引出自
在に支持するユニット引出機構と、このユニット引出機
構を装置奥側を回動支点として前記給紙部支柱を避ける
位置まで水平面内で回動自在に支持する回動支持機構と
を備えている。従って、給紙部支柱を備えた給紙装置に
おいても、回動支持機構により回動自在に支持されたユ
ニット引出機構を給紙部支柱を避ける位置まで回動さ
せ、その位置で給紙ユニットを装置手前側に引き出せば
よく、簡単に給紙ローラ等の交換作業を行える。特に、
請求項2記載の発明のように、トレイは、垂直方向に複
数段に設けられ、給紙ユニットは前記トレイの段数分の
給紙ローラと分離手段とを一体にユニット化してなるこ
とにより、給紙部支柱を必須の要素とする大型機種には
効果的となる。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の給紙装置において、ユニット引出機構は、給紙ユ
ニットの給紙ローラを装置外に引き出した位置で停止さ
せる停止機構と、回動支持機構との連結を解除する解除
機構とを有している。従って、給紙ローラ等の交換に際
して給紙ユニット全体が完全に抜け出てしまうことがな
く、必要とする給紙ローラが露出した位置で一旦停止す
るので、操作性がよく、さらには、解除機構により解除
すれば、給紙ユニット全体を取り出すこともでき、給紙
ユニットの故障等にも容易に対処できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。本実施の形態の給紙装置は、図2に示
すようなデジタル複写機1中に適用されている。このデ
ジタル複写機1はスキャナ部2とプリンタ部3と給紙部
4に大別され、前記プリンタ部3はドラム状の感光体5
及びこの感光体5周辺に配設された電子写真プロセス部
材とによる作像部を中心に構成されている。
【0009】プリンタ部3の下部に位置して前記感光体
5に対して用紙6を順次給紙するための給紙部4は、垂
直方向に4段に渡って複数のトレイ7a〜7dを内蔵可
能な大型のものである。ここに、この給紙部4は、スキ
ャナ部2及びプリンタ部3といった重量物を保持し、か
つ、4段分のトレイ7a〜7d等を保持するため、図
2、図5等に示すように前後左右の周囲を連結させた頑
強な骨組枠状のフレーム8をベース材として構成されて
いる。このフレーム8内において各トレイ7a〜7dを
給紙方向に直交する前後方向(図2では紙面表裏方向)
に引出自在に支持して引出機構を構成するスライドレー
ル機構9が設けられている。このようなスライドレール
機構9は周知であり詳述しないが、トレイ7a〜7dの
給紙先端側に位置するスライドレール10はフレーム8
の右側に寄せて取り付けられた給紙部支柱11によって
支持されている。
【0010】また、各トレイ7a〜7dの給紙先端側に
は、各々のトレイ7a〜7d内に積載収納された最上位
側の用紙6を繰り出すように揺動自在に支持された給紙
ローラ12と、この給紙ローラ12により繰り出された
用紙6を1枚だけに分離する分離手段を構成する一対の
分離ローラ13,14と、搬送ローラ15等のローラ類
が設けられている。これらのローラ12〜15は各トレ
イ7a〜7d毎にユニット板16に取り付けられてグル
ープ分けされ、全体では、図4に示すような枠形状の給
紙フレーム17に多段に一体に取り付けられて給紙ユニ
ット18が構成されている。このような給紙ユニット1
8は、前記給紙部支柱11がスライドレール10を支持
する必要がある等の関係から、図2等に示すように、正
面から見て給紙部支柱11に対応する位置(隠れる位
置)に配設される。
【0011】ここに、給紙ユニット18について説明す
る。まず、給紙フレーム17の上フレーム17a,下フ
レーム17bは断面コ字状のスライド部とされ、ユニッ
ト引出機構19により装置手前側に引出自在とされてい
る。前記ユニット引出機構19は上フレーム17aの2
個所に取り付けられた段付きねじ20と、この上フレー
ム17aのコ字状内に入り込むとともに前記段付きねじ
20のスライドを許容する所定長さの長穴21が引出方
向に形成されたレール22と下フレーム17bのコ字状
内に入り込むレール22とにより構成されている。これ
らのレール22の奥端側は段付きねじ23によりフレー
ム8中の奥側上辺8aと奥側下辺8bとに回動自在に取
り付けられている。即ち、給紙ユニット18は段付きね
じ23部分を回動支点として水平面内で回動自在に支持
されており、前記段付きねじ23とレール22と奥側上
辺8aと奥側下辺8bとが回動支持機構24を構成して
いる。また、前記長穴21の手前端は前記給紙ユニット
18の引出量を規定するもので、長穴21が停止機構2
5として機能するとともに、前記段付きねじ20を取り
外すことにより給紙ユニット18全体を機外に取り出せ
るので段付きねじ20が解除機構26としても機能す
る。なお、前記フレーム8において手前側上辺8cの給
紙側(右側)は他の上辺部分よりも高く形成され、給紙
ユニット18の手前側への引出に支障ないように設定さ
れている。これにより、手前側の給紙部支柱11の右側
脇には引出開口27が形成されている。
【0012】このような構成において、通常は図2に示
すような状態にあり、操作パネル等を通じて選択され
た、或いは、自動選択された任意のトレイ7a〜7dに
対応する給紙ローラ12が駆動されてそのトレイ7a〜
7d内の用紙6が繰り出され、分離ローラ13,14に
より1枚だけに分離され、搬送ローラ15を経て感光体
5側に給紙搬送され、コピーに供される。
【0013】ここに、例えば、不送り等の給紙性能の劣
化が生じて給紙ローラ12を交換する場合を考える。こ
の場合、装置のフロントカバー(図示せず)を解放し、
給紙フレーム17の手前側を把持して給紙部支柱11を
避ける方向(右側)に給紙ユニット18全体を回動させ
る。このとき、給紙ユニット18は奥側の段付きねじ2
3部分を回動支点として水平面内で回動する。これによ
り、給紙ユニット18は図1に平面的に示すように給紙
部支柱11に干渉しない斜め状態となる。そこで、今度
は把持した給紙フレーム17をそのまま手前側に引き出
すことにより、給紙フレーム17を含む給紙ユニット1
8はユニット引出機構19にガイドされながら引出開口
27から機外に引き出される(図5参照)。これによ
り、給紙ローラ12等が機外に露出し、その位置で交換
等の作業を行えることになる。よって、使用状態では給
紙部支柱11に干渉する位置に配置されている給紙ユニ
ット18を、支障なく引き出せることになる。ここに、
給紙ユニット18の引出量は基本的にレール22におけ
る長穴21によって規制されており、給紙ローラ12等
の交換に際して給紙ユニット18全体が完全に抜け出て
しまうことがなく、交換を必要とする給紙ローラ12が
露出した位置で一旦停止するので、操作性がよいものと
なる。もっとも、不送り等の給紙性能の劣化、故障の状
態によっては、給紙ユニット18全体について点検・交
換等の作業を必要とする場合もあるが、この場合には、
給紙ユニット18等を一旦引き出した後、段付きねじ2
0を外すことにより、給紙ユニット18はユニット引出
機構19ないしは回動支持機構24から切り離されるの
で、給紙ユニット18全体を単独で機外に取り出すこと
ができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、引出機構
により引出自在に支持されて用紙を積載するトレイと、
このトレイに積載された用紙を繰り出す給紙ローラと、
繰り出された用紙を1枚だけに分離して給紙する分離手
段とを備え、前記給紙ローラと前記分離手段とを給紙ユ
ニットとしてユニット化して前記引出機構の給紙側を支
持する給紙部支柱の位置に配設させた給紙装置におい
て、前記給紙ユニットを装置手前側に引出自在に支持す
るユニット引出機構と、このユニット引出機構を装置奥
側を回動支点として前記給紙部支柱を避ける位置まで水
平面内で回動自在に支持する回動支持機構とを備えてい
るので、給紙部支柱を備えた給紙装置においても、回動
支持機構により回動自在に支持されたユニット引出機構
を給紙部支柱を避ける位置まで回動させ、その位置で給
紙ユニットを装置手前側に引き出せばよく、簡単に給紙
ローラ等の交換作業を行うことができ、特に、請求項2
記載の発明のように、トレイは、垂直方向に複数段に設
けられ、給紙ユニットは前記トレイの段数分の給紙ロー
ラと分離手段とを一体にユニット化してなる装置に適用
することにより、給紙部支柱を必須の要素とする大型機
種には効果的となる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の給紙装置において、ユニット引出機構は、給
紙ユニットの給紙ローラを装置外に引き出した位置で停
止させる停止機構と、回動支持機構との連結を解除する
解除機構とを有しているので、給紙ローラ等の交換に際
して給紙ユニット全体が完全に抜け出てしまうことがな
く、必要とする給紙ローラが露出した位置で一旦停止す
るため、操作性がよく、さらには、解除機構により解除
すれば、給紙ユニット全体を取り出すこともでき、給紙
ユニット自身の故障等にも容易に対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す給紙部のフレーム
構造及び給紙ユニット付近の概略平面図である。
【図2】デジタル複写機全体を示す概略正面図である。
【図3】給紙部のフレーム構造及び給紙ユニット付近を
示す概略斜視図である。
【図4】給紙ユニット付近を示す概略斜視図である。
【図5】給紙ユニット引出状態を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
7a〜7d トレイ 9 引出機構 11 給紙部支柱 12 給紙ローラ 13,14 分離手段 18 給紙ユニット 19 ユニット引出機構 24 回動支持機構 25 停止機構 26 解除機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出機構により引出自在に支持されて用
    紙を積載するトレイと、このトレイに積載された用紙を
    繰り出す給紙ローラと、繰り出された用紙を1枚だけに
    分離して給紙する分離手段とを備え、前記給紙ローラと
    前記分離手段とを給紙ユニットとしてユニット化して前
    記引出機構の給紙側を支持する給紙部支柱の位置に配設
    させた給紙装置において、前記給紙ユニットを装置手前
    側に引出自在に支持するユニット引出機構と、このユニ
    ット引出機構を装置奥側を回動支点として前記給紙部支
    柱を避ける位置まで水平面内で回動自在に支持する回動
    支持機構とを備えることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 トレイは、垂直方向に複数段に設けら
    れ、給紙ユニットは前記トレイの段数分の給紙ローラと
    分離手段とを一体にユニット化してなることを特徴とす
    る請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 ユニット引出機構は、給紙ユニットの給
    紙ローラを装置外に引き出した位置で停止させる停止機
    構と、回動支持機構との連結を解除する解除機構とを有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
JP8044478A 1996-03-01 1996-03-01 給紙装置 Pending JPH09235034A (ja)

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