JPH04197926A

JPH04197926A - 大量給紙搬送装置のバックフェンス装置

Info

Publication number: JPH04197926A
Application number: JP2327843A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Atokata; 後潟　義昭
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1990-11-27
Filing date: 1990-11-27
Publication date: 1992-07-17
Anticipated expiration: 2014-08-09
Also published as: JP2931086B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像処
理機器に並設される大量給紙搬送装置のバックフェンス
装置に関する。

従来の技術従来、複写機やプリンタ等の画像処理機器においては、
大量の用紙を供給するために大量給紙搬送装置を並設す
ることが行われている。このような大量給紙搬送装置に
おいては、大量の用紙が積載された昇降自在なテーブル
とこのテーブルの両側を覆うサイドフェンスとを備えた
トレイユニット、積載された用紙を一枚ずつ給紙するＦ
ＲＲ方式の分離給紙ユニット、及び、トレイユニットを
挾んで分離給紙ユニットの反対側に位置するエンドフェ
ンス等が設けられている。

ここで、給紙に際して多数枚の用紙がトレイユニットか
ら一度に送り出された場合は、分離給紙ユニット中の分
離コロによって最上位の用紙のみが分離給紙され、残り
の用紙は分離コロが反転する際にトレイユニット内へ戻
される。このとき、トレイユニット内へ戻された用紙の
後端側がエンドフェンスに当接し、用紙は元の積載状態
に戻される。

なお、トレイユニットはスライド自在に設けられており
、用紙を補給する際にはトレイユニットを大量給紙搬送
装置の本体ケース外へ引き出している。また、トレイユ
ニットを本体ケース外へ引き出した際にエンドフェンス
が一体的に引き出される構造であると、テーブル上へ用
紙を積載する操作性が悪くなるため、エンドフェンスは
本体ケース側に取付けられており、かつ、エンドフェン
スは本体ケース内の中央位置と奥側（トレイユニットの
引出し方向の反対側）との間を移動自在に設けられてい
る。

従って、用紙を補給する際には、中央位置に位置するバ
ックフェンスを奥側へ移動させ、ついで、テーブルを下
降させ、ついで、トレイユニットを本体ケース外へ引き
出している。

発明が解決しようとする課題トレイユニットを本体ケース外に引き呂す際において、
先端側を分離コロに乗せた状態となっていた用紙はテー
ブルの下降に伴ってトレイユニット内へ落下する。この
とき、エンドフェンスが本体ケース内の奥側へ移動して
いるため、落下した用紙はエンドフェンスに当接して元
の積載状態に戻るということができず、トレイユニット
と本体ケースとの隙間部等へ入り込んでしまい、その用
紙が給紙トラブルの原因となる場合がある。

課題を解決するための手段大量の用紙を積載するとともに本体ケース外へ引き出し
自在なトレイユニットと、このトレイユニット内の用紙
を画像処理機器内へ分離給紙させる分離給紙ユニットと
を有する大量給紙搬送装置において、前記用紙の給紙方
向後端側に対向するバックフェンスを前記トレイユニッ
トと一体的に引き出し自在に設け、前記トレイユニット
の前記本体ケース外への引き出し動作に連動して前記バ
ックフェンスを前記用紙の給紙方向後端側を開放する位
置へ移動させる開放機構を設けた。

作用トレイユニットを本体ケース外に引き出す際には、バッ
クフェンスが用紙の給紙方向後端側に位置した状態のま
ま一体的に引き出されるため、給紙方向先端側を分離給
紙ユニット側に乗せた状態となっていた用紙がトレイユ
ニット側へ戻された際に、その用紙の給紙方向後端側か
バックフェンスに当接して元の積載状態に戻される。ま
た、トレイユニットを本体ケース外へ引き出した際には
、バックフェンスは開放機構により用紙の給紙方向後端
側を開放する位置へ移動する。

実施例本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第２図に示すように、画像処理機器である複写機
１とこの複写機１に対して大量の用紙を供給する大量給
紙搬送装置２とが並設されている。

前記複写機１においては、ベルト状の感光体３の周りに
電子写真プロセス部材が配設されており、さらに、複数
段の給紙トレイ４，５，６、何れかの給紙トレイ４〜６
から選択的に用紙を感光体３に対して給紙する給紙部７
が設けられている。

前記大量給紙搬送装置２は、キャスタ８が取付けられた
本体ケース９、本体ケース９内にスライド自在に収納さ
れたトレイユニット１０、トレイユニット１０内の昇降
自在なテーブル１１上に積載された用紙を一枚ずつ分離
して前記複写機１側へ給紙する分離給紙ユニット１２等
から構成されている。

ここで、前記トレイユニット１０は、前記テーブル１１
、テーブル１１を昇降させるテーブル駆動モータ１３、
テーブルｌｌ上に積載された用紙の給紙方向側方を覆う
一対のサイドフェンス１４等により構成されており、前
記サイドフェンス１４は積載する用紙のサイズに応じて
用紙幅方向へ位置調節自在に設けられている。

つぎに、一方の前記サイドフェンス１４には、前記用紙
の給紙方向後端側に対向するバックフェンス１５が回動
自在に取付けられており、このバックフェンス１５はね
じれスプリング１６により用紙の給紙方向後端側を開放
する回動力向へ付勢されている。また、前記本体ケース
９内には前記トレイユニット１ｏのスライド方向にそっ
てガイドレール１７が固定されており、前記バックフェ
ンス１５には前記ガイドレール１７に当接することによ
りこのバックフェンス１５を用紙の給紙方向後端側に対
向する状態に維持するガイドコロ１８が取付けられてい
る。そして、前記ガイドレール１７と前記ガイドコロ１
８と前記ねじれスプリング１６とにより、前記トレイユ
ニット１０が前記本体ケース９内に位置するときは前記
バックフェンス１５を用紙の給紙方向後端に対向する位
置に位置させるとともにトレイユニット１０を本体ケー
ス９外に引き出した際に用紙の給紙方向後端側を開放す
る位置へバックフェンス１５を回動させる開放機構１９
が構成されている。

さらに、前記バックフェンス１５の先端部には、支軸２
０の回りに回動自在及びつまみネジ２１の締付けにより
任意の回動位置で固定自在なバックフェンスレバー２２
が取付けられている。

このような構成において、テーブル１１上に積載された
用紙は、分離給紙ユニット１２により最上位のものから
順に分離され、複写機ｌ側へ搬送される。

つぎに、用紙の補給等のためにトレイユニット１０を本
体ケース９外へ引き出す場合は、トレイユニット１０の
外側部に設けられているスイッチ２３を押し、テーブル
駆動モータ１３を下降方向へ駆動させることによりテー
ブル１１を下降させ、テーブル１１が所定位置まで下降
して停止した後にトレイユニット１ｏを引き出し方向（
矢印六方向）へ引き出す。ここで、トレイユニットｌＯ
が本体ケース９外へ完全に引き出される以前においては
、ガイドコロ１８がガイドレール１７に当接しており、
バックフェンス１５は用紙の給紙方向後端側に対向する
位置に維持されている。従って、給紙方向先端側を分離
給紙ユニット１２の給紙ローラに乗せた状態となってい
た用紙がテーブル１１の下降に伴ってトレイユニット１
０側へ戻った際において、その用紙の給紙方向後端側か
バックフェンス１５に当接して元の積載状態に戻り、ト
レイユニット１０と本体ケース９との間の隙間部へ落ち
込むということが防止される。

トレイユニット１ｏを本体ケース９外へ完全に引き出し
た場合には、ガイドコロ１８とガイドレール１７との当
接状態が解除されるため、第５図に示すようにバックフ
ェンス１５は約９０”回動し、用紙の給紙方向後端側か
開放される。従って、テーブル１１上に用紙を積載する
場合において、バックフェンス１５が妨げとはならず、
テーブルｌｌ上への用紙の積載作業をスムーズに行える
。

テーブル１１上への用紙の積載が終了した後は、トレイ
ユニット１０を本体ケース９内へ押し込むとガイドロー
ラ１８がガイドレール１７に当接することにより、バッ
クフェンス１５は用紙の給紙方向後端側に対向する位置
へ自動的に回動する。

そして、トレイユニット１０が所定の位置まで押し込ま
たれた後にテーブル駆動モータ１３が上昇方向へ駆動さ
れ、最上位の用紙が給紙位置に至るまでテーブル１１が
上昇する。

なお、第６図はバックフェンスレバー２２の回動調節状
態を示したもので、用紙の給紙方向の幅寸法に応じてバ
ックフェンスレバー２２を回動させることにより、用紙
サイズが異なる場合であっても、バックフェンス１５に
よる用紙の給紙方向後端側の保持を行える。

発明の効果本発明は、上述のようにトレイユニットに積載した用紙
の給紙方向後端側に対向するバックフェンスをトレイユ
ニットと一体的に引き出し自在に設けたことにより、ト
レイユニットを本体ケース外へ引き出す場合において、
給紙方向先端側を分離給紙ユニット側に乗せた状態とな
っていた用紙がトレイユニット側へ戻された場合であっ
てもその用紙の給紙方向後端側かバックフェンスに当接
して元の積載状態に戻されるため、用紙がトレイユニッ
トと本体ケースとの間の隙間部へ落ち込むということを
防止することができ、さらに、トレイユニットの引き出
し動作に連動してバックフェンスを用紙の給紙方向後端
側を開放する位置へ移動させる開放機構を設けたことに
より、トレイユニットを本体ケース外に引き出した場合
には用紙の給紙方向後端側か開放されるため、用紙の積
載作業をスムーズに行うことができる等の効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はトレイ
ユニットを拡大して示す斜視図、第２図は複写機と大量
給紙搬送装置との全体を示す縦断正面図、第３図は大量
給紙装置の全体を示す縦断正面図、第４図はトレイユニ
ットを本体ケース内へ収納した状態を示す平面図、第５
図はトレイユニットを本体ケース外／＼引き出した状態
を示す平面図、第６図はバックフェンスレバーの回動調
節状態を示す正面図である。１・・・画像処理機器、２・・・大量給紙搬送装置、９
・・・本体ケース、１０・・・トレイユニット、１２・
・・分離給紙ユニット、１５・・・バックフェンス、】
９・・・開放機構

Claims

【特許請求の範囲】

大量の用紙を積載するとともに本体ケース外へ引き出し
自在なトレイユニットと、このトレイユニット内の用紙
を画像処理機器内へ分離給紙させる分離給紙ユニットと
を有する大量給紙搬送装置において、前記用紙の給紙方
向後端側に対向するバックフェンスを前記トレイユニッ
トと一体的に引き出し自在に設け、前記トレイユニット
の前記本体ケース外への引き出し動作に連動して前記バ
ックフェンスを前記用紙の給紙方向後端側を開放する位
置へ移動させる開放機構を設けたことを特徴とする大量
給紙搬送装置のバックフェンス装置。