JPH03166134A - 給紙カセット構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機等の画像形成装置に複写用紙を供給する
際に使用される給紙カセットの構造に関する。

〔従来の技術〕

複写機で複写を行う際、複写用紙は内部に用紙を積層し
た給紙カセットから供給される。

従来、サイズの異なる用紙を複写機に供給する場合、例
えば実開昭６２−１３３５４０号公報に示されるように
給紙カセットからの供給と、該給紙カセットの上蓋に設
けられた幅調整可能なガイド部材からの手差しによるサ
イズの異なる単葉紙の供給とが行われるように構成され
たものが提案されている。

また、特開昭６１−１３６８３５号公報に示されるよう
にカセット容器内に規制部材を設け、この規制部材の配
設位置を変更することにより、例えばＡ３サイズのカセ
ットで上記規制部材を用いてＡ４サイズ紙をＡ３サイズ
紙上に載置して、この載置されたＡ４サイズ紙を検出し
て複写機に供給するものが提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

実開昭６２−１３３５４０号公報のものでは、給紙カセ
ットの上蓋に幅調整可能なガイド部材を設けた構成であ
るので、構成が複雑になるとともにコストがかかる。更
に単葉紙を手差しで一枚ずつガイド部材に供給する構成
のため、一度に多くの用紙を複写することが出来ず、時
間と手間がかかるという問題があった。

更に、特開昭６１−１３６８３５号公報のものでは、同
一のカセットを使用するとともに、用紙の給紙を該カセ
ットの爪を利用して行うタイプのものであるため、同幅
の用紙の場合しか適用することが出来ない。また、用紙
のサイズを変える（同幅の用紙の範囲）場合は、カセッ
ト容器内の規制部材の位置を変更する作業が必要となり
、手間がかかるという問題があった。

本発明は、大サイズ紙用の内蔵カセットに重ねて小サイ
ズ紙用のカセットを配設し得る給紙カセットの構造を提
案することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、積層用紙の上側から順次給紙される給紙カセ
ットにおいて、画像形成装置内に内蔵される大サイズ紙
用給紙カセット上にその先端位置が揃った状態で小サイ
ズ紙用給紙カセットが装着脱自在に取り付けられるよう
にしたものである。

〔作用〕

本発明の構成によれば、小サイズ紙に複写するときは、
大サイズ紙用内蔵カセットの上面に小サイズ紙用カセッ
トを重ねて取り付けることにより小サイズ紙が供給可能
にされる。また、大サイズ紙に複写する場合は小サイズ
紙用カセットを取り外すことにより大サイズ紙が供給可
能にされる。

〔実施例〕

第２図は、大サイズ紙用内蔵カセット及び小サイズ紙用
ホルダー（小サイズ紙用カセット）の各構造を示す斜視
図である。

１は底板部２とその両側が上向きに屈曲された側板部３
とから構成される大サイズ紙用給紙カセットで、底板部
２の上面適所には、例えばＡ１サイズ紙Ｐｌを揃えて積
層可能にするための対構造を有するカセットガイド４．
４が設けられている。

また、底板部２の先端側で、Ａ１サイズ紙Ｐ０の積層位
置の直前位置には一対の嵌合孔５が穿設されている。

６は底板部（図では見えていない）とその両側が上向き
に屈曲された側板部７とから構成される小サイズ紙用ホ
ルダーで、その内部には、例えばＡ２サイズ紙Ｐ２が積
層可能にされている。この小サイズ紙用ホルダー６の先
端適所位置には、前記一対の嵌合孔５に嵌合可能に形成
された一対のホルダー止め具８が設けられている。

この小サイズ紙用ホルダー６を矢印で示すように大サイ
ズ紙用給紙カセット１の上部に位置させ、一対のホルダ
ー止め具８を一対の嵌合孔５に嵌合させることにより大
サイズ紙用給紙カセット１の上面に重ねて小サイズ紙用
ホルダー６を配置させることが出来る。

第１図は、上記小サイズ紙用ホルダー６を大サイズ紙用
給紙カセット１に取り付けた状態を示す斜視図である。

この第１図の状態ではＡ２サイズ紙Ｐ２による複写が可
能となる。

小サイズ紙用ホルダー６は大サイズ紙用給紙カセット１
内のＡ１サイズ紙Ｐ１に取り付けられている。

また、小サイズ紙用ホルダー６は一対のホルダ止め具８
を一対の嵌合孔５に嵌合させているので、Ａ１サイズ紙
Ｐ１の積層用紙の枚数に係わりなく常時、該Ａ１サイズ
紙Ｐ１上端面に接するように取り付けられる。これによ
り、小サイズ紙用ホルダー６は、常時大サイズ紙用給紙
カセット１との平行状態が保持される。

また、ホルダー止め具８と嵌合孔５との取り付け位置を
予め定めた位置になるように設定しておくことにより、
小サイズ紙用ホルダー６の先端と大サイズ紙用給紙カセ
ット１の先端とを揃えることができる。なお、各積載用
紙ＰよとＰ２の先端が揃うようにホルダー止め具８と嵌
合孔５との取り付け位置を定めてもよい。

そして、この状態で不図示の画像形成装置内に装着、収
納される。

第３図は、給紙カセットが画像形成装置２０内に装着さ
れた状態を示す給紙部周辺の側断面図である。

画像形威装置２０内にはＡ１サイズ紙Ｐ１を積層した上
記大サイズ紙用給紙カセット１と該大サイズ紙用給紙ａ
カセット１上（Ａｌサイズ紙Ｐ１が積層されている場合
は、該Ａ１サイズ紙Ｐエ上）にＡ２サイズ紙Ｐ２を積層
した小サイズ紙用ホルダー６が重ねて取り付けられた状
態で装着されている。

図において、９はローラ支持棒で、その一端は軸１０に
回動可能に取り付けられ、他端は不図示の駆動源により
駆動されるローラ１１が設けられている。１２ａ．１２
ｂは前記ローラ１１により繰り出された用紙を１枚ずつ
さばいて搬送路１３へ導くための給紙ローラ対である。

かかる状態で画像形成装置２０による画像形威動作を開
始させると、支持棒９が矢印方向に落下するとともに、
ローラ１１が回転を開始する。そして、該ローラ１１が
小サイズ紙用ホルダー６内のＡ２サイズ紙Ｐ２に接する
と、ローラ１１の回転により図中右方向にＡ２サイズ紙
Ｐ２が繰り出される。繰り出されたＡ２サイズ紙Ｐ２は
搬送ローラ対１２ａ．１２ｂによりｌ枚ずつさばかれて
、搬送路１３に向けて供給され、この後不図示の画像形
成部で該Ａ２サイズ紙Ｐ２に画像の転写が行われる。

一方、Ａｌサイズ紙Ｐ１で複写を行う場合は、小サイズ
紙用ホルダー６を大サイズ紙用給紙カセット１から取り
外し、Ａ１サイズ紙Ｐ１が積層されているときはそのま
ま画像形成装置に装着、収納し、一方Ａ１サイズ紙Ｐｌ
が積層されていないときは新たに積層して装着、収納す
る。この後、前述のような複写処理が行われる。

なお、大サイズ紙用給紙カセット１の底板部２の先端部
に磁石を設け、小サイズ紙用ホルダー６のホルダー止め
具８を磁性体で構成することにより磁石の吸弓力により
吸着させるようにして、小サイズ紙用ホルダー６を大サ
イズ紙用給紙カセット１に取り付けるようにしてもよい
。

また、嵌合孔５及び止め具８は２個に限らず、１または
３個以上であってもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、小サイズ紙用供
給カセットを大サイズ紙用供給カセットの上面に装着脱
自在に取り付けられるようにしたので、大サイズ紙をそ
の都度画像形威装置外へ取り出す手間及びそのスペース
を確保する必要がない。

また、画像形成装置内に小サイズのための別のカセット
装着部を設ける必要がないので省スペース化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る大サイズ紙用内蔵カセットと小サ
イズ紙用ホルダー（小サイズ紙用カセット）の取り付け
状態を示す斜視図、第２図は小サイズ紙用ホルダーと大
サイズ紙用給紙カセットの各構造を示す斜視図、第３図
は給紙カセットを複写機の給紙部に装着した状態を示す
側断面図である。 １・・・大サイズ紙用給紙カセット、２・・・底板部、
４・・・カセットガイド、５・・・嵌合孔、６・・・小
サイズ紙用ホルダー（小サイズ紙用給紙カセット）、８
・・・ホルダー止め具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、積層用紙の上側から順次給紙される給紙カセットに
   おいて、画像形成装置内に内蔵される大サイズ紙用給紙
   カセット上にその先端位置が揃った状態で小サイズ紙用
   給紙カセットが装着脱自在に取り付けられるようにした
   ことを特徴とする給紙カセット構造。