JPH09230301A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

Info

Publication number
JPH09230301A
JPH09230301A JP35413096A JP35413096A JPH09230301A JP H09230301 A JPH09230301 A JP H09230301A JP 35413096 A JP35413096 A JP 35413096A JP 35413096 A JP35413096 A JP 35413096A JP H09230301 A JPH09230301 A JP H09230301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
color
display device
liquid crystal
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35413096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3327153B2 (ja
Inventor
Hirosada Horiguchi
宏貞 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP35413096A priority Critical patent/JP3327153B2/ja
Publication of JPH09230301A publication Critical patent/JPH09230301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3327153B2 publication Critical patent/JP3327153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の2板式の投射型表示装置に比べて、色
純度が良く、しかも明るい投射画像を形成可能な2板式
の投射型表示装置を提案すること。 【解決手段】 投射型表示装置100は、偏光ビームス
プリッタ3で分離されたP偏光光が、RGBのカラーフ
ィルタ層を備えた第1の液晶パネル62に入射され、S
偏光光が、RGBとは補色関係にあるCMYのカラーフ
ィルタ層を備えた第2の液晶パネル61に入射される。
各液晶パネル62、61を介して形成されたカラー画像
は、偏光ビームスプリッタ9を介して合成されて合成画
像となり、投射レンス光学系10を介して投射面11上
に拡大投射される。2枚の液晶パネル61、62を用い
て、投射画像の輝度を確保すると共に、色再現性を確保
しているので、従来の2板式の投射型表示装置に比べ
て、色純度が高く、しかも明るい投射画像を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光束を
液晶パネル等の光変調手段によって画像情報に応じて変
調し、変調後の光束を投射面上に投射する投射型表示装
置に関するものであり、さらに詳しくは、2組の光変調
手段を備えた投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光変調手段である液晶パネルを用いてカ
ラー画像を投射表示する投射型表示装置としては各種の
ものが知られている。このなかで特に普及しているもの
が3枚の液晶パネルを用いた3板式と呼ばれる方式と、
1枚の液晶パネルを用いた単板式と呼ばれる方式の投射
型表示装置である。
【0003】図7には、一般的に使用されている3板式
の投射型液晶表示装置の光学系の概略構成を示してあ
る。この図において、1は光源ランプであり、ここから
の光は反射ミラー2によって反射されて平行光束となっ
て色分離光学系11の側に出射される。色分離光学系1
1は、ダイクロイックミラー111、112と、ミラー
113を備えている。ダイクロイックミラー111は、
赤色光束Rを透過するが、緑および青色光束G、Bを反
射するものであり、他方のダイクロイックミラー112
は緑色光束Gを反射するが、青色光束Bを透過するもの
である。これらの2枚のダイクロイックミラー111、
112によって白色光束Wは、赤、緑、青の各色光束
R、G、Bに分離される。
【0004】分離された後の各色光束はそれぞれ入射側
偏光板53、54、55を透過して直線偏光になってか
ら各色に対応する3枚の液晶パネル63、64、65に
入射する。各液晶パネル63、64、65は、それらの
出射面に出射側偏光板73、74、75が光学的に密着
した状態で貼り付けられた構成となっている。これらの
液晶パネル63、64、65は、与えられた画像情報に
基づき、入射した光束に変調を施す。変調後の各色の光
束R、G、Bは、出射側偏光板73、74、75をそれ
ぞれ通過した後に、ダイクロイックミラー121、12
2と、ミラー123を備えた色合成光学系12に入射し
て、1つの変調光束に合成される。合成された変調光束
は投射レンズ光学系10を介して、スクリーン等の投射
面13上に拡大投射される。なお、色合成光学系として
は、ダイクロイックミラーの代わりにダイクロイックプ
リズムを用いたプリズム光学系を用いた構成のものも知
られている。
【0005】3板式の投射型表示装置は、光の利用効率
が高いので明るく、解像度の高い高品位の映像を得るこ
とができるという利点を有している。この反面、3枚の
液晶パネルを駆動するので、回路系と光学系が複雑とな
り、投射型表示装置を構成する部品点数が必然的に多く
なる。この結果、投射型表示装置の外形及び重量が大き
くなり、また製造価格も高騰するという欠点がある。
【0006】図8には、一般的に使用されている単板式
の投射型表示装置の光学系の概略構成を示してあり、図
7における各部分に対応する部分には同一の符号を付し
てある。この図に示すように、光源ランプ1から出射し
て反射ミラー2によって平行光束として反射された白色
光束Wは、入射側偏光板56を透過して直線偏光となっ
てから赤、緑、青(R、G、B)のカラーフィルタを備
えた液晶パネル66に入射する。液晶パネル66の出射
面には出射側偏光板76が光学的に密着した状態で貼り
付けられている。この液晶パネル66は、与えられた画
像情報に基づき、入射した光束に変調を施す。変調後の
光束は、出射側偏光板76を通過した後に、投射レンズ
光学系10を介してスクリーン13上に拡大投射され
る。
【0007】単板式の投射型表示装置は、前述した3板
式の投射型表示装置とは逆に、部品点数が少なく、小型
軽量で廉価な投射型液晶表示装置を実現できるという利
点を有するが、液晶パネルがR、G、Bのカラーフィル
タを備えているので、液晶パネルに入射する光量のう
ち、約3分の2はカラーフィルタに吸収され、残りの3
分の1しか利用できない。このため、投射型表示装置に
よる投射画像が暗くなってしまうという欠点がある。こ
の欠点を解消するためには、より大きな光量を液晶パネ
ルに入射させれば良いが、このようにすると、発熱及び
消費電力の増大等といった新たな弊害が発生してしま
う。
【0008】一方、投射型表示装置としては上記の3板
式および単板式の中間の特徴を備えた2板式の投射型表
示装置も知られている。図9には、この形式の投射型表
示装置の光学系の概略構成を示してあり、この図におい
ても、上記の図7および図8における各部分に対応する
部分には同一の符号を付してある。この図に示すよう
に、光源ランプ1からの光束は反射ミラー2を介して偏
光ビームスプリッタ3に入射して、偏光軸が互いに略直
交するP偏光光束とS偏光光束に分離される。
【0009】P偏光光束は、入射側偏光板58を透過し
て輝度確保用液晶パネル68に入射する。液晶パネル6
8はその出射面には出射側偏光板78が光学的に密着し
た状態に貼り付けられた構成となっており、入射した光
束に対して、与えられた画像情報に対応した変調を施こ
す。出射側偏光板78を透過した光束は反射ミラー8に
より反射されて偏光ビームスプリッタ9に入射される。
なお、入射側偏光板は偏光ビームスプリッタ3の偏光光
束が直線偏光になっていれば無くてもよいが、実際には
充分なコントラスト比が得られる程の直線偏光にはなっ
ていないので、当該入射側偏光板を配置する構成が一般
的に採用されている。
【0010】一方、S偏光光束はミラー4を介して入射
側偏光板57を透過して、R、G、Bのカラーフィルタ
を備えた液晶パネル67に入射する。液晶パネル67は
その出射面に出射側偏光板77が光学的に密着した状態
に貼り付けられた構成となっており、入射光束に対し
て、与えられた画像情報に基づいた変調を施す。
【0011】各液晶パネル67、68から出射される2
つの変調光束は偏光ビームスプリッタ9で1つの変調光
束に合成された後に、投射レンズ光学系10を介してス
クリーン13上に拡大投射される。
【0012】反射型の液晶パネルを用いてこのような2
板式の投射型表示装置を構成した例は、例えば、特開平
3−139638号公報に開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような構成となっ
ている2板式の投射型表示装置においては、S偏光光束
はカラー表示用としてR、G、Bのカラーフィルタを有
する液晶パネルに入射し、P偏光光束は輝度確保用とし
て白黒表示パネルに入射している。さらには、光源から
の光を偏光ビームスプリッタでP偏光光束とS偏光光束
に分離し、それぞれの偏光方向の光をそれらに合った偏
光軸の偏光板を有する液晶パネルに入射させることによ
り、入射側偏光板に吸収される光量を極力少なくし光の
利用効率を高めている。また、部品点数も3板式に比べ
ると少ないので、小型軽量で廉価で明るい表示が得られ
る投射型表示装置を実現できる。
【0014】しかしながら、2板式の投射型表示装置に
おいて、2枚の液晶パネルのうち、カラー表示に寄与す
るのはR、G、Bのカラーフィルタを備えた液晶パネル
のみである。従って、投射画像の色純度の点は単板式の
投射型表示装置と同一である。そのために、もう一方の
輝度確保用液晶パネルを用いて光源光量の利用効率を高
めて投射画像の輝度を上げることは可能であるが、一定
の水準の色純度を確保しようとした場合には、輝度用の
映像の光量を大幅に抑える必要がある。換言すると、輝
度確保用液晶パネルを配置したことによる利点を有効に
活用できていないのが現状であり、従って、従来の2板
式の投射型液晶表示装置では、実際には本来期待される
程の明るさを備えた投射画像は得られていない。
【0015】本発明の課題は、上記の点に鑑みて、投射
画像の色純度を確保しつつ、その明るさを高めることの
可能な2板式の投射型表示装置を提案することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の投射型表示装置は、第1の偏光光束を変
調すると共に、所定の色光のみが透過する第1のカラー
フィルタ層を備えた第1の光変調手段と、前記第1の偏
光光束の偏光軸と互いに略直交する偏光軸を有する第2
の偏光光束を変調すると共に、前記第1のカラーフィル
タ層を透過する前記色光に対して補色の関係にある色光
のみが透過する第2のカラーフィルタ層を備えた第2の
光変調手段と、前記第1および第2の光変調手段から出
射される変調光束を合成して得られる合成画像を投射す
る投射光学手段とを有する構成を採用している。
【0017】この構成を備えた投射型表示装置において
は、2組の光変調手段の双方を用いて、投射画像の輝度
を確保すると共に色再現性を確保している。従って、従
来の2板式の投射型表示装置に比べて、色純度が高く、
しかも明るい投射画像を得ることができる。
【0018】典型的な本発明の構成においては、前記第
1のカラーフィルタ層は、赤色光のみを透過する赤色光
透過領域、緑色光のみを透過する緑色光透過領域、およ
び青色光のみを透過する青色光透過領域を備えており、
同様に、前記第2のカラーフィルタ層は、シアン光のみ
を透過するシアン光透過領域、マゼンタ光のみを透過す
るマゼンタ光透過領域、およびイエロー光のみを透過す
るイエロー光透過領域を備えている。
【0019】この場合、前記赤色光透過領域、緑色光透
過領域、および青色光透過領域のそれぞれを透過した色
光が、前記シアン光透過領域、マゼンタ光透過領域、お
よびイエロー光透過領域のそれぞれを透過した色光と、
前記合成画像上で重なり合うように、これらの領域が前
記第1および第2のカラーフィルタ層に形成された構成
を採用すればよい。
【0020】また、投射型表示装置は、上記構成に加え
て、光源と、前記光源から出射する光束を前記第1の偏
光光束と前記第2の偏光光束に分離する偏光分離手段
と、前記第1および第2の光変調手段から出射される変
調光束を合成する光合成手段とを有する構成が採用され
る。
【0021】ここで、前記第1および第2の光変調手段
としては光透過型のものだけでなく、光反射型のものも
使用することができる。
【0022】光反射型の光変調手段を用いる場合には、
前記偏光分離手段および前記光合成手段を、プリズム合
成体からなる共用の偏光ビームスプリッタから構成する
ことができる。すなわち、当該偏光ビームスプリッタの
4つの外側面に、それぞれ、前記光源、前記第1および
第2の反射型光変調手段、並びに前記投射手段を対向配
置すればよい。この構成の光学系では、前記光源から出
射した光がまず前記偏光ビームスプリッタでS偏光光束
およびP偏光光束に分離され、それぞれの光束が分離方
向に配置されている第1および第2の反射型光変調手段
に入射して、画像情報に対応した変調が施されると共
に、カラーフィルタ層を介して所定の色光のみが、画素
毎に偏光軸が直交する方向に変換あるいは入射した偏光
軸のままに制御された状態で反射される。各反射型光変
調手段から出力された変調光束は、再度、偏光ビームス
プリッタに入射して合成された後に、投射手段に向けて
出射され、この投射手段を介して投射面上に拡大投射さ
れる。
【0023】このように反射型光変調手段を用いた場合
には、前記偏光分離手段および前記光合成手段を共通光
学素子を用いて構成できるので、光学系を簡素化でき
る。
【0024】次に、前記赤色光透過領域、緑色光透過領
域、および青色光透過領域を、前記第1の光変調手段を
形成している各画素に対して一定のパターンで割り当て
ればよく、同様に、前記シアン光透過領域、マゼンタ光
透過領域、およびイエロー光透過領域を、前記第2の光
変調手段を構成している各画素に対して一定のパターン
で割り当てればよい。
【0025】
【発明の実施の形態】図1には、本発明を適用した2板
式の投射型表示装置の光学系の主要構成を示してあり、
図7〜図9における各部分に対応する部分には同一の符
号を付してある。
【0026】この図に示すように、2板式の投射型表示
装置100では、光源ランプ1からの光は反射ミラー2
を介して白色平行光束Wとなって、偏光分離手段である
偏光ビームスプリッタ3に入射して、P偏光光束とS偏
光光束に分離される。P偏光光束は、入射側偏光板52
を透過して、赤(R)、緑(G)および青(B)のカラ
ーフィルタ層を備えた第1の光変調手段としての第1の
液晶パネル62に入射する。第1の液晶パネル62は、
その出射面には出射側偏光板72が光学的に密着した状
態で貼り付けられた構成となっており、与えられた画像
情報に基づき、入射したP偏光光束に対して変調を施
す。
【0027】これに対して、S偏光光束はミラー4を介
して入射側偏光板51を透過して、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)のカラーフィルタ層を備え
た第2の光変調手段としての第2の液晶パネル61に入
射する。この第2の液晶パネル61は、その出射面に出
射側偏光板71が光学的に密着した状態に貼り付けられ
た構成となっており、与えられた画像情報に基づき、入
射したS偏光光束に対して変調を施す。
【0028】第1および第2の液晶パネル62、61か
ら出射した変調光束は、光合成手段としての偏光ビーム
スプリッタ9で1つの変調光束に合成されて合成画像を
形成する。この合成画像は、投射光学手段である投射レ
ンズ光学系10を介してスクリーン等の投射面13上に
拡大投射される。なお、第1の液晶パネル62の側にS
偏光光束を入射させ、第2の液晶パネル61の側にP偏
光光束を入射させるように光学系を構成してもよい。ま
た、入射側偏光板51、52は偏光ビームスプリッタ3
の偏光分離特性が良ければ無くてもよい。
【0029】次に、図2を参照して、上記の第1および
第2の液晶パネル62、61におけるカラーフィルタ層
の各色の配列状態、並びにこれら2枚の液晶パネル6
1、62によって合成される画像について説明する。
【0030】図2(A)は第1の液晶パネル62の第1
のカラーフィルタ層における各色の配列状態を示してあ
る。この第1のカラーフィルタ層620は、赤色光のみ
を透過する赤色光透過領域R、緑色光のみを透過する緑
色光透過領域G、および青色光のみを透過する青色光透
過領域Bが、第1の液晶パネル62の各画素に対応した
位置に形成されている。本例では、画素配列の行方向に
向けて、領域R、G、Bがこの順序で繰り返し形成され
ている。なお、領域R、G、Bの配列形態は、各領域の
出現頻度および密度が実質的に同一となるような配列形
態であれば良く、本例の配列状態に限定されるものでは
ない。
【0031】これに対して、図2(B)に示すように、
第2の液晶パネル61の第2のカラーフィルタ層610
における各色の配列も、この第2の液晶パネル61の各
画に対応した位置に、シアン光のみを透過するシアン光
透過領域C、マゼンタ光のみを透過するマゼンタ光透過
領域M、およびイエロー光のみを透過するイエロー光透
過領域Yが形成されている。さらに、これらの各領域
C、M、Yの配列も、画素配列の行方向に向けて、領域
C、M、Yがこの順序で繰り返された状態となってい
る。これに加えて、第1のカラーフィルタ層の領域R、
G、Bに対して、補色関係にある領域C、M、Yが対応
する位置に配列されている。すなわち、偏光ビームスプ
リッタ9を介して得られる合成画像上において、第1の
液晶パネル62の第1のカラーフィルタ層の領域Rを透
過した赤色光の照射領域に、第2の液晶パネル61の第
2のカラーフィルタ層における補色関係にある領域Cを
透過したシアン光の照射領域が重畳する配置関係となっ
ている。同様に、偏光ビームスプリッタ9を介して得ら
れる合成画像上において、第1の液晶パネル62の第1
のカラーフィルタ層の領域G、Bを透過した緑色、青色
の各色光の照射領域に、第2の液晶パネル61の第2の
カラーフィルタ層における補色関係にある領域M、Yを
透過したマゼンタ、イエローの各色光の照射領域が重畳
する配置関係となっている。
【0032】従って、図2(A)に示す第1のカラーフ
ィルタ層の各領域R、G、Bの配列関係は、第1の液晶
パネル62の各画素が全て表示状態の場合に得られる画
像を表しており、同様に、図2(B)に示す第2のカラ
ーフィルタ層の各領域C、M、Yの配列関係は、第2の
液晶パネル61の各画素が全て表示状態の場合に得られ
る画像を表している。この結果、これらの画像を合成す
ることによって得られる合成画像、すなわち、偏光ビー
ムスプリッタ9を介して得られる合成画像は、図2
(C)に示すように、各画素領域は、補色関係にある色
光が重畳して、全て白表示領域Wとなる。なお、図2で
はモザイク型の色配列において説明したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、ストライプ型、デルタ型等
の色配列を用いてもよい。
【0033】次に、カラー表示を行う場合の動作を説明
する。例えば赤の表示を行う場合には、第1の液晶パネ
ル62の赤色光透過領域Rの画素を表示させ、第2の液
晶パネル61の側ではイエロー透過領域Yおよびマゼン
タ透過領域Mの画素を表示させる。すなわち、図2に示
す第1および第2の液晶パネル62、61の場合には、
行方向に配列された3つの画素によって、投射画像の単
位画素の表示が行われる。従って、図3(C)に示すよ
うに、投射画像の単位画素Uに赤の表示を行う場合に
は、図3(A)に示すように、当該単位画素Uに対応し
ている第1の液晶パネル62における3個の画素領域6
2−1〜62−3におけるR領域62−1のみを表示さ
せる。これに対して、図3(B)に示すように、当該単
位画素Uに対応している第2の液晶パネル61における
3個の画素領域61−1〜61−3の側では、赤色成分
を有する領域M、Yを表示させる。
【0034】このようにして得られる図3(C)の合成
画像の単位画素Uの部分においては、当該部分の光量と
波長との関係が図4(A)のグラフによって模式的に表
される状態となる。このグラフに示すように、赤色の波
長帯域の光量は、第1の液晶パネル62の領域Rを通過
した光量と、第2の液晶パネル61の領域M、Yを通過
した光量との和となる。従って、当該単位画素Uの輝度
の3倍の光量からなる色純度で赤色表示が行われる。
【0035】これに対して、図9に示す従来の2板式の
投射型表示装置では、液晶パネル67はカラー表示用で
あり、ここを介して得られる各色の光量は光源光量の1
/6であり、他方の輝度確保用液晶パネル68を介して
得られる光量は光源光量の1/2である。従って、例え
ば、赤表示を行った場合に、合成画像の単位画素Uにお
ける全体の輝度および色純度の関係は図4(B)に示す
ようになる。図4(A)および(B)のグラフを比較す
ると分かるように、本発明による投射型表示装置では投
射画像の全体の輝度は低下するが、高い色純度の表示が
できる。
【0036】ここで、前述したように、従来の2板式の
投射型表示装置では、色純度を確保するために、輝度確
保用液晶パネルを介して得られる白黒画像の光量を低下
させており、本発明による投射型表示装置と同程度の色
純度を確保するためには、輝度確保用液晶パネルを介し
て得られる白黒画像の光量を少なくとも1/3以下に低
下させる必要があり、この結果、得られる合成画像は極
めて輝度が低いものとなってしまう。しかしながら、本
発明による投射型表示装置によれば、色純度を確保しつ
つ、しかも明るい投射画像を形成することが可能であ
る。なお、以上の説明では、赤色の表示における第1お
よび第2の液晶パネルでの表示方法を説明したが、緑色
の表示の場合は、画素領域62−2と画素領域61−
1、61−3を表示させる。また、青色の表示の場合
は、画素領域61−3と、画素領域61−1、61−2
を表示させることにより、同様な効果が得られる。
【0037】なお、図5には、本発明による投射型表示
装置100の色再現範囲のグラフを示してある。このグ
ラフにおいて、破線で示す領域P1は、RGBカラーフ
ィルタ層を備えた第1の液晶パネルの色再現範囲であ
る。一点鎖線で示す領域P2は、CMYカラーフィルタ
層を備えた第2の液晶パネルの色再現範囲である。ま
た、太い実線で示す領域(P1+P2)は、2枚の液晶
パネルによる合成画像において最大光量が得られるよう
にした場合の色再現範囲である。最大光量の表示を行う
際には色純度が低下するが、従来の単板式の投射型表示
装置の3倍の明るさの表示が可能である。また、CYM
カラーフィルタ層を備えた第2の液晶パネルを透過して
得られる画像の光量を抑制することにより、RGBカラ
ーフィルタ層を備えた第1の液晶パネルを介して得られ
るカラー画像によって色純度の高い投射画像を得ること
ができ、必要に応じて、明るさおよび色純度を任意に調
整することが可能である。
【0038】次に、図6は、本発明を適用した2板式の
投射型表示装置の別の実施例の光学系を示す概略構成図
である。この図に示す例は、第1および第2の液晶パネ
ルとして反射型液晶パネルを用いた構成となっている。
本例の投射型表示装置200において、光源ランプ1か
らの出射光は反射ミラー2で反射されて平行光束Wとな
って偏光分離手段として機能する偏光ビームスプリッタ
3に入射する。偏光ビームスプリッタ3は2個のプリズ
ムを貼り合わせたプリズム合成体からなる四角柱形状を
しており、その貼り合わせ面が多層誘電体膜からなる偏
光分離膜30となっている。光源ランプ1の側からの平
行光束Wは、偏光ビームスプリッタ3の外側面31から
直角に入射し、偏光分離膜30において、そのP偏光光
のみが透過し、S偏光光は反射される。P偏光光透過側
の偏光ビームスプリッタ3の外側面33には第1の反射
型液晶パネル62Aが対向配置されている。また、S偏
光光の反射側の偏光ビームスプリッタ3の外側面32に
は第2の反射型液晶パネル61Aが対向配置されてい
る。次に動作を説明するが、以下の動作説明では反射型
液晶パネルの液晶が垂直配向された状態であることを前
提にして説明する。
【0039】第1の反射型液晶パネル62Aは、RGB
のカラーフィルタ層を備えた液晶セル62aと、その背
面に配置された全反射ミラー62bから構成されてい
る。そして、液晶セルの各画素に対応した位置には、図
2(A)を参照して説明したのと同様な配列状態で各色
の透過領域R、G、Bが形成されている。この構成の第
1の反射型液晶パネル62Aに入射したP偏光光は、液
晶セル62aの駆動状態にある画素領域を通過する間に
偏光方向が45度回転させられ、しかる後に全反射ミラ
ー62bで反射されて再度、駆動状態にある画素領域を
通過する間に、再び偏光方向が45度回転させられる。
この結果、第1の反射型液晶パネル62Aに入射したP
偏光光はS偏光光となって当該第1の反射型液晶パネル
62Aから出射する。一方、駆動状態ではない画素領域
を通過する場合は、入射したP偏光光はそのままP偏光
光として出射される。なお、反射型液晶パネルの原理は
公知であるので、その説明は本明細書では省略する。
【0040】同様に、第2に反射型液晶パネル61A
は、CMYのカラーフィルタ層を備えた液晶セル61a
と、その背面に配置された全反射ミラー61bから構成
されている。そして、液晶セルの各画素に対応した位置
には、図2(B)を参照して説明したのと同様な配列状
態で各色の透過領域C、M、Yが形成されている。この
構成の第2の反射型液晶パネル61Aに入射したS偏光
光は、液晶セル61aの駆動状態にある画素領域を通過
する間に偏光方向が45度回転させられ、しかる後に全
反射ミラー61bで反射されて、再度、駆動状態にある
同一画素領域を通過する間に、再び偏光方向が45度回
転させられる。この結果、第1の反射型液晶パネル61
Aに入射したS偏光光はP偏光光となって当該第2の反
射型液晶パネル61Aから出射する。一方、駆動状態で
はない画素領域を通過する場合は、入射したS偏光光は
そのままS偏光光として出射される。
【0041】このように液晶パネル61A、62Aから
出射したP偏光光およびS偏光光は、再び、偏光ビーム
スプリッタ3に入射して、偏光分離膜30を介して、合
成されて、その出射面である側面34から合成画像光束
として出射される。つまり、液晶パネル62Aから出射
された光束のうち、各画素領域のS偏光成分は投射レン
ズ系10側に反射され、液晶パネル62Bから出射され
た光束のうち、各画素領域のP偏光成分は投射レンズ1
0側に透過する。結果として、偏光ビームスプリッタの
外側面34に出射された光の成分により合成画像が形成
される。従って、当該偏光ビームスプリッタ3は偏光分
離手段として機能すると共に、光合成手段としても機能
する共通の光学素子である。この偏光ビームスプリッタ
3からの出射光は投射手段である投射光学系10を介し
てスクリーン等の投射面13上に拡大投射される。
【0042】このように、反射型液晶パネルを用いた2
板式の投射型表示装置100においても、前述の投射型
表示装置100と同様な作用効果を得ることができる。
これに加えて、反射型の液晶パネルを用いた場合には、
光学系を小型でコンパクトに構成できるという利点も得
られる。なお、上記の反射型液晶パネルは、液晶セルの
裏面に全反射ミラーが配置された構成のものであるが、
反射型液晶パネルとしては、画素電極自体がアルミニウ
ム等の金属で形成され、画素電極自体で入射光を反射さ
せる構造のものがあり、本発明においてこの構造の反射
型液晶パネルを用いても同様な作用効果を得ることがで
きる。
【0043】一方、以上の各実施例において、液晶パネ
ルは入射する偏光光の偏光軸の回転角を画像情報に基づ
いて制御するものであるが、本発明において、光変調手
段はこれに限られるものではなく、PLZTやミラー型
ライトバルブ等の各種のライトバルブを光変調手段とし
て用いることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の投射型表
示装置では、第1のカラーフィルタ層を備えた第1の光
変調手段と、第2のカラーフィルタ層を備えた第2の光
変調手段とを備え、第1および第2のカラーフィルタ層
の対応する領域の色が相互に補色関係となるように設定
されている。従って、双方の光変調手段の対応する領域
を駆動することにより、補色関係の色が重畳された白色
表示を行うことができる。また、双方の光変調手段を介
して得られる色光束を利用して各色の表示を行うことが
できる。このように、双方の光変調手段を用いて、投射
画像の輝度および色純度を調整できるので、従来の2板
式の投射型表示装置に比べて、色純度が高くし、しかも
明るい投射画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した2板式の投射型表示装置の光
学系を示す概略構成図である。
【図2】(A)〜(C)は、それぞれ、図1の投射型表
示装置における第1の液晶パネルによって形成されるカ
ラー画像を示す説明図、第2の液晶パネルによって形成
されるカラー画像を示す説明図、およびこれらのカラー
画像の合成画像を示す説明図である。
【図3】(A)〜(C)は、それぞれ、図1の投射型表
示装置における第1の液晶パネルの3つの画素によって
形成されるカラー画像の説明図、第2の液晶パネルの対
応する3つの画素によって形成されるカラー画像の説明
図、およびこれらのカラー画像の合成画像の説明図であ
る。
【図4】(A)は図1の投射型表示装置により得られる
合成画像の波長に対する光量の関係を概念的に示すグラ
フ、(B)は従来の2板式の投射型表示装置によって得
られる合成画像の波長に対する光量の関係を概念的に示
すグラフである。
【図5】図1の投射型表示装置の色再現範囲を示すグラ
フである。
【図6】本発明を適用した反射型の液晶パネルを備えた
投射型表示装置の光学系を示す概略構成図である。
【図7】従来の3板式の投射型表示装置の光学系を示す
概略構成図である。
【図8】従来の単板式の投射型表示装置の光学系を示す
概略構成図である。
【図9】従来の2板式の投射型表示装置の光学系を示す
概略構成図である。
【符号の説明】
1 光源ランプ 2 反射ミラー 3 偏光ビームスプリッタ 4 ミラー 61 第2の液晶パネル 62 第1の液晶パネル 61A 第2の反射型液晶パネル 62A 第1の反射型液晶パネル 9 偏光ビームスプリッタ 10 投射レンズ光学系 13 投射面 100、200 投射型表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 21/00 G03B 21/00 D H04N 9/31 H04N 9/31 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の偏光光束を変調すると共に、所定
    の色光のみが透過する第1のカラーフィルタ層を備えた
    第1の光変調手段と、 前記第1の偏光光束の偏光軸と互いに略直交する偏光軸
    を有する第2の偏光光束を変調すると共に、前記第1の
    カラーフィルタ層を透過する前記色光に対して補色の関
    係にある色光のみが透過する第2のカラーフィルタ層を
    備えた第2の光変調手段と、 前記第1および第2の光変調手段から出射される変調光
    束を合成して得られる合成画像を投射する投射光学手段
    とを有することを特徴とする投射型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1のカラーフ
    ィルタ層は、赤色光のみを透過する赤色光透過領域、緑
    色光のみを透過する緑色光透過領域、および青色光のみ
    を透過する青色光透過領域を備えており、 前記第2のカラーフィルタ層は、シアン光のみを透過す
    るシアン光透過領域、マゼンタ光のみを透過するマゼン
    タ光透過領域、およびイエロー光のみを透過するイエロ
    ー光透過領域を備えていることを特徴とする投射型表示
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記赤色光透過領
    域、緑色光透過領域、および青色光透過領域のそれぞれ
    を透過した色光が、前記シアン光透過領域、マゼンタ光
    透過領域、およびイエロー光透過領域のそれぞれを透過
    した色光と、前記合成画像上で重なり合うように、これ
    らの領域が前記第1および第2のカラーフィルタ層に形
    成されていることを特徴とする投射型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のうちの何れかの項に
    おいて、光源と、前記光源から出射する光束を前記第1
    の偏光光束と前記第2の偏光光束に分離する偏光分離手
    段と、前記第1および第2の光変調手段から出射される
    変調光束を合成する光合成手段とを有することを特徴と
    する投射型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちの何れかの項に
    おいて、前記第1および第2の光変調手段は透過型光変
    調手段であることを特徴とする投射型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のうちの何れかの項に
    おいて、前記第1および第2の光変調手段は反射型光変
    調手段であることを特徴とする投射型表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記偏光分離手段お
    よび前記光合成手段は、プリズム合成体からなる共用の
    偏光ビームスプリッタであり、当該偏光ビームスプリッ
    タの4つの外側面に、それぞれ、前記光源、前記第1お
    よび第2の反射型光変調手段、並びに前記投射光学手段
    が対向配置されていることを特徴とする投射型表示装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし7のうちの何れかの項に
    おいて、前記赤色光透過領域、緑色光透過領域、および
    青色光透過領域は、前記第1の光変調手段の各画素に対
    して一定のパターンで割り当てられており、前記シアン
    光透過領域、マゼンタ光透過領域、およびイエロー光透
    過領域は、前記第2の光変調手段の各画素に対して一定
    のパターンで割り当てられていることを特徴とする投射
    型表示装置。
JP35413096A 1995-12-18 1996-12-18 投射型表示装置 Expired - Fee Related JP3327153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35413096A JP3327153B2 (ja) 1995-12-18 1996-12-18 投射型表示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-329360 1995-12-18
JP32936095 1995-12-18
JP35413096A JP3327153B2 (ja) 1995-12-18 1996-12-18 投射型表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09230301A true JPH09230301A (ja) 1997-09-05
JP3327153B2 JP3327153B2 (ja) 2002-09-24

Family

ID=26573171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35413096A Expired - Fee Related JP3327153B2 (ja) 1995-12-18 1996-12-18 投射型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3327153B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407971B1 (ko) * 2001-12-29 2003-12-01 엘지전자 주식회사 2판식 투사광학계
JP2004205917A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Victor Co Of Japan Ltd 投射型表示装置
US6771233B1 (en) 1999-11-06 2004-08-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Projection display device using two liquid crystal display panels
EP1420597A3 (en) * 2002-11-15 2005-01-12 Seiko Epson Corporation Projector
JP2008015517A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Thomson Licensing 投影器のための光学システム及び対応する投影器
JP2008216643A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 投写型表示装置
JP2008287252A (ja) * 2001-06-11 2008-11-27 Genoa Technologies Ltd カラーディスプレイ用の装置、システム、および方法
JP2009258741A (ja) * 2006-09-29 2009-11-05 Sanyo Electric Co Ltd 照明装置及び投写型映像表示装置
US9196203B2 (en) 2001-06-11 2015-11-24 Samsung Display Co., Ltd. Device and system for a multi-color sequential LCD panel wherein the number of colors in a sequence of display colors is greater than the number of LED colors
US9430974B2 (en) 2001-06-11 2016-08-30 Samsung Display Co., Ltd. Multi-primary display with spectrally adapted back-illumination
WO2021210379A1 (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 画像表示装置、及び制御方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6771233B1 (en) 1999-11-06 2004-08-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Projection display device using two liquid crystal display panels
JP2008287252A (ja) * 2001-06-11 2008-11-27 Genoa Technologies Ltd カラーディスプレイ用の装置、システム、および方法
US9851599B2 (en) 2001-06-11 2017-12-26 Samsung Display Co., Ltd. Color display device comprising at least six different primary colors
US9430974B2 (en) 2001-06-11 2016-08-30 Samsung Display Co., Ltd. Multi-primary display with spectrally adapted back-illumination
US9196203B2 (en) 2001-06-11 2015-11-24 Samsung Display Co., Ltd. Device and system for a multi-color sequential LCD panel wherein the number of colors in a sequence of display colors is greater than the number of LED colors
US8885120B2 (en) 2001-06-11 2014-11-11 Genoa Color Technologies Ltd. Liquid crystal display device using a color-sequential method wherein the number of different colored LEDs is less than the number of primary colors used in the display
KR100407971B1 (ko) * 2001-12-29 2003-12-01 엘지전자 주식회사 2판식 투사광학계
EP1420597A3 (en) * 2002-11-15 2005-01-12 Seiko Epson Corporation Projector
US6910777B2 (en) 2002-11-15 2005-06-28 Seiko Epson Corporation Projector
JP2004205917A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Victor Co Of Japan Ltd 投射型表示装置
JP2008015517A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Thomson Licensing 投影器のための光学システム及び対応する投影器
JP2009258741A (ja) * 2006-09-29 2009-11-05 Sanyo Electric Co Ltd 照明装置及び投写型映像表示装置
JP2008216643A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 投写型表示装置
WO2021210379A1 (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 画像表示装置、及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3327153B2 (ja) 2002-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1420597B1 (en) Projector
JP3060049B2 (ja) 画像投射装置
JPH11271744A (ja) カラー液晶表示装置
JP2009265120A (ja) 投射型表示装置
JP2001249400A (ja) 投射型表示装置
US20060098170A1 (en) Projection display device with enhanced light utilization efficiency
US7621641B1 (en) High luminance display apparatus using LCD panel
US7055965B2 (en) Projection type video display
JP3327153B2 (ja) 投射型表示装置
JP2002182307A (ja) 投射型表示装置
JP3385915B2 (ja) 投写型画像表示装置
JPH08340545A (ja) 投写型画像表示装置
US6902276B2 (en) Color projector apparatus and method
JP2000019326A (ja) 色分解素子及び投射装置
US7148936B1 (en) Color-separation/synthesis optical system with particular cut-off wavelengths and emission-side polarizer and projection type liquid crystal display device using the same
US6992833B2 (en) Color combining optical system, projection-type display optical system, projection-type image display apparatus, and image display system
JP2003241304A (ja) プロジェクタ
JP2003241304A5 (ja)
US7559654B1 (en) High luminance display apparatus using LCD panel
JP4172532B2 (ja) 投射型液晶表示装置
JP3723409B2 (ja) 波長選択素子およびそれを用いた表示装置
JP3535072B2 (ja) プロジェクターの照明装置
JPH06242463A (ja) 液晶プロジェクタ
JPH10161255A (ja) 投写形液晶表示装置および液晶パネル
JP2885165B2 (ja) 液晶プロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080712

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130712

Year of fee payment: 11

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees