JPH09227069A - 吊り下げ移動方法および吊り下げ移動機 - Google Patents

吊り下げ移動方法および吊り下げ移動機

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JPH09227069A
JPH09227069A JP6530096A JP6530096A JPH09227069A JP H09227069 A JPH09227069 A JP H09227069A JP 6530096 A JP6530096 A JP 6530096A JP 6530096 A JP6530096 A JP 6530096A JP H09227069 A JPH09227069 A JP H09227069A
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JP
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rod
load
suspending
shaped
main body
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JP6530096A
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Yasuo Shirota
安雄 城田
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KOKURA KOGYO KK
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KOKURA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重量物を、例えば橋桁の下に横から移動して取
り付けたり、ビルの室内に屋外から搬入したり、屋外に
搬出したりする際に用いられる吊り下げ移動方法および
吊り下げ移動機に関し、構造が極めて簡単な機械で、確
実にバランスをとりながら自由にあやつって、どのよう
な場所にでも横から容易に移動可能とすることを目的と
する。 【解決手段】張り出しばり状の竿状本体から延びた竿状
アーム部に荷物を取り付け、反対側にバランス荷重をか
けた状態で、該竿状本体を吊り下げて移動させる際に、
荷物の有無にかかわらず常に、バランス荷重取り付け部
側が下がるような重量のバランス荷重をかけ、かつ、該
バランス荷重の支持部も、ワイヤーなどで吊って、該バ
ランス荷重支持部を上下させることで、竿状アーム部の
荷物取り付け部を上下させる吊り下げ移動方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば200kgない
し500〜600kgといった重量物を、例えば橋桁の
下に横から移動して取り付けたり、ビルの室内に屋外か
ら搬入したり、屋外に搬出したりする際に用いられる吊
り下げ移動方法および吊り下げ移動機、特に水平方向に
吊り下げ移動する方法および吊り上げ下げ移動機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は橋脚1の上端側面に受け具4を移
送して取り付ける工法を説明する側面図、図8は図7に
おけるA−A断面図である。1は橋脚であり、その上
に、両側の橋桁2a、2bが載置支持されている。
【0003】ところが、大地震が発生したりすると、橋
桁2a、2bが橋脚1上からずれ落ちたりする恐れがあ
るので、橋脚1中に埋設したボルト3によって、受け具
4を橋脚1の両側面に固定し、橋桁2a、2bが橋脚1
上から外れても、受け具4で受け止めることで、橋桁2
a、2bの脱落を防止することが提案されている。
【0004】図示のように、このような受け具4を、橋
脚1の上端両側面に多数取り付ける必要がある。受け具
4は、小型なものでも200kg程度の重量があり、大
型になると600〜700kgもある。しかも、既存の
橋においては、受け具4の取り付け部の上側に橋桁2
a、2bが有るので、受け具4を直接クレーンで吊り上
げて、橋脚1の上端側面に移動することができない。
【0005】重量物を、例えばビルの室内に屋外から搬
入したり、逆に室内から屋外に搬出したりする際にも、
重量物を直接、吊り上げて移動することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、例え
ば特開平6−298500号公報に記載されているよう
な片持ばり状のアームの先端に荷物を吊り下げること
で、横から荷物を出し入れすることが可能である。
【0007】そのためには、アーム先端に重量物が支持
されている場合と、空の場合とのバランスが困難であ
り、バランスを取るために、バランスウェイトを可動式
にするなどの工夫が行なわれている。
【0008】しかしながら、構造が複雑となり、取り扱
いも不便であり、かつ危険を伴なう。アームを水平にコ
ントロールすることも困難で、周囲に障害物が有る狭い
場所に重量物を取り付けたり、搬入、搬出するような場
合には、作業性が悪い。
【0009】荷物の荷重で吊りフックが下がる構造なた
め、アームへの荷物の取り付け方が、吊りフックに制限
され、例えばアームの上に荷物を載せたりすることはで
きない。したがって、工法や適用場所も制限され、用途
が狭い。
【0010】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、構造が極めて簡単な機械で、確実にバランスを
とりながら自由にあやつって、どのような場所にでも横
から容易に移動可能とすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1の吊り下げ
移動方法は、張り出しばり状の竿状本体から延びた竿状
アーム部に荷物を取り付け、反対側にバランス荷重をか
けた状態で、該竿状本体を吊り下げて移動させる際に、
荷物の有無にかかわらず常に、バランス荷重取り付け部
側が下がるような重量のバランス荷重をかける。そし
て、該バランス荷重の支持部もワイヤーなどで吊って、
該バランス荷重支持部を上下させることで、自由端側の
荷物取り付け部を上下させる。
【0012】この方法によると、竿状アーム部の先端に
荷物が存在しない場合はもちろん、荷物が支持されてい
る場合であっても、バランス荷重の重量によって、該バ
ランス荷重支持部側が下がるが、該バランス荷重支持部
は、ワイヤーなどで吊られているので、該ワイヤーを巻
き取ったり、繰り出したりして、バランス荷重支持部側
の上下動をコントロールするだけで、竿状本体および竿
状アーム部の水平や傾きを自由に、かつ容易に操作し
て、上下動もコントロールできる。
【0013】竿状アーム部を橋桁の下やビルの窓から室
内に横から出し入れすることで、竿状アーム部の先端に
取り付けた荷物を容易に移動できる。また、竿状アーム
部先端への荷物の取り付けは、吊り下げに限らず、自由
な取り付けが可能であり、しかも作業中に竿状アーム部
に対し荷物が移動することはないので、作業が容易でし
かも安全である。
【0014】請求項2は、張り出しばり状の竿状本体か
ら延びた竿状アーム部に荷物を取り付け、反対側にバラ
ンス荷重をかけた状態で、該竿状本体を吊り下げて移動
させることにより、荷物を移動したり、取り付け・取り
外しなどを行なう機械であって、竿状本体全体を吊り上
げ下げする手段と、バランス荷重支持部を吊り上げ下げ
する手段とを有していることを特徴とする吊り上げ下げ
移動機である。
【0015】このように、本発明の吊り下げ移動機は、
竿状本体全体を吊り上げ下げする手段と、バランス荷重
支持部を吊り上げ下げする手段とを有しているだけの極
めて簡単な構造なため、荷物の重量に応じてバランスウ
ェイトを移動させたりする構造と違って、安価に実現で
き、取り扱い操作も簡便である。
【0016】請求項3は、請求項2に記載の竿状本体に
対し、先端の荷物支持部が、水平面内において角度βだ
け曲がっていることを特徴とする吊り上げ下げ移動機で
ある。このように、竿状本体に対し、荷物支持部が水平
面内方向に折れた形状になっていると、荷物支持部のみ
を、橋脚などの取り付け面に密着させて容易に作業を行
なうことができ、またクレーン操作も楽になる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明による吊り下げ移動方
法および吊り下げ移動機が実際上どのように具体化され
るか実施形態を説明する。
【0018】〔吊り下げ移動機の原理〕図1は本発明に
よる吊り下げ移動機の原理構成を示す側面図である。5
は張り出しばり状の竿状本体であり、その支点5aを主
ワイヤー6、11で吊ってある。そして、支点5aから
竿状に延びたアーム部5bの先端に、荷物Waが支持さ
れており、支点5aに対し反対側に延びたアーム部5c
の先端に、バランス荷重Wbが支持されている。
【0019】このバランス荷重Wbは、竿状アーム部5
bの先端にどのような重さの荷物が支持されたとして
も、常にバランス荷重支持側アーム5c側が下がるよう
な、十分に大きな重量をしている。
【0020】すなわち、支点5aから荷物Waの支持部
までの寸法をL1、支点5aからバランス荷重Wbの支
持部までの寸法をL2、とすると、常に、 L2×Wb>L1×Wa …(1) の式が成り立つように、バランス荷重Wbを設定する。
【0021】このように、バランス荷重Wbを大きく設
定すると、支点5aのみを主ワイヤー6、11で吊った
だけでは、バランス荷重支持側アーム5c側が下がるの
で、該バランス荷重支持側アーム5c側が下がらないよ
うに、あるいは上昇・下降量をコントロールできるよう
に、バランス荷重支持部を別の補助ワイヤー7で吊って
ある。
【0022】この吊り下げ移動機で荷物Waを吊り下げ
移動するには、2本のワイヤー11、7をそれぞれ別々
のフックF1、F2で吊る。通常、クレーン車には、親
フックF1と、孫フックF2が装備されているので、主
フックF1で竿状本体5を吊って移動したり、上下させ
る。また、孫フックF2で、バランス荷重支持部を吊っ
て、バランス荷重支持部が異常に下がったりするのを防
いでいる。
【0023】〔吊り下げ移動方法〕図2は、この吊り下
げ移動機を用いて、橋桁2aの下に受け具4(荷物W
a)を移動して取り付ける作業を行なっている状態であ
る。まず、クレーンの2本のワイヤー6と10を同期し
て繰り出すことで、吊り下げ移動機を、目的の受け具の
待機する位置まで移動させて、竿状アーム部5bの先端
に受け具4を載せて支持する。
【0024】次に、2本のワイヤー6と10を同期して
巻き取ることで、吊り下げ移動機を吊り上げ、さらにク
レーンのブーム(ジブ)を回転移動させることで、竿状
アーム部5bを橋桁2aの下に横から挿入し、受け具4
を橋桁2aの下の取り付け位置まで移動させる。すなわ
ち、ワイヤー6、10は、橋桁2aの外側までしか移動
できないので、竿状アーム部5bの先端を、橋桁2aの
下まで挿入して、受け具4を橋脚1の上端側面のボルト
3に位置合わせする。
【0025】この位置合わせ作業のときに、主ワイヤー
6、10のコントロールによって、受け具4を橋脚1の
ボルト3の位置まで移動させた後、補助ワイヤー10、
7をコントロールすることで、バランス荷重支持部を上
下させ、受け具4の位置合わせ調節を行なう。
【0026】すなわち、受け具4側が上がり過ぎの場合
は、補助ワイヤー10を巻き取ってバランス荷重支持部
側を上昇させ、逆に受け具4側が下がり過ぎの場合は、
補助ワイヤー10を繰り出して、バランス荷重の重量を
利用して、バランス荷重支持部側を下降させる。このよ
うに、1本の補助ワイヤー10によって、バランス荷重
支持部側の上下動をコントロールするだけで、受け具4
の位置合わせ調節を容易に行なえる。
【0027】受け具4の取り付け作業が終わると、補助
ワイヤー10の操作によって、竿状アーム部5bを受け
具4から離脱させ、フリーの状態にしてから、クレーン
のタワーを回転移動させることで、吊り下げ移動機を橋
桁2aの下から外に脱出させ、再度次の受け具4を支持
してから、橋脚1に取り付ける、という作業を繰り返す
ことで、総ての受け具4…を橋脚1に固定する。
【0028】〔吊り下げ移動機の実施形態〕図3は本発
明による吊り下げ移動機の実施形態を示す斜視図であ
る。竿状本体5には、両側に突出する水平翼状のアーム
8a、8bを一体に固設し、それぞれの先端に、ワイヤ
ー取り付け穴の開いた吊り耳9a、9bを固設してあ
る。
【0029】そして、2本のワイヤー11aと11b
を、クレーンの第1のフックF1で吊ることにより、竿
状本体5のローリング方向の安定をとりながら、吊り上
げ下げできる。
【0030】竿状本体5のバランス荷重Wbの支持部に
は、ワイヤー取り付け穴の開いた吊り耳12を固設し
て、補助ワイヤー7を取り付け、クレーンの第2のフッ
クF2で吊ってある。
【0031】実際には、図6に示すように、クレーン車
のブーム21の上端の滑車を経て吊られている二つのフ
ックF1、F2を用いて、主ワイヤー11a、11bお
よび補助ワイヤー7を吊っている。なお、主ワイヤー1
1a、11bおよび補助ワイヤー7は、F1、F2いず
れのフックで吊ってもよい。
【0032】竿状本体5に対し、竿状アーム部5bが伸
縮できるように設けてあり、竿状本体5の水平方向の穴
13と竿状アーム部5bの水平方向穴14に、横からピ
ンを挿入することで、長さ調節できる。
【0033】竿状アーム部5bの先端には、荷物を取り
付け支持するための取り付け穴15が開けてあり、しか
も角度βだけ、折れ曲がっている。
【0034】図4は別の実施形態を示す平面図と側面図
である。この実施形態では、竿状本体5および竿状アー
ム部5bは、例えばH型鋼などからなり、竿状本体5に
対し、竿状アーム部5bをボルト・ナット16で連結固
定してある。このとき、使用する現場の状況などに応じ
て、複数種類の竿状アーム部5bを用意しておき、ボル
ト・ナット16の着脱によって、所望の竿状アーム部5
bと交換して使用できる。
【0035】竿状本体5と竿状アーム部5bを分離した
状態で運搬して、現場でボルト・ナット16で連結する
ことにより、運搬も容易になる。
【0036】竿状アーム部5bの先端には、垂直方向の
軸17を介して、荷物取り付け部18が連結されてお
り、荷物取り付け部18を、軸17を中心に回転するこ
とで、図3に示した折れ角βを変更できる。なお、竿状
アーム部5bと荷物取り付け部18に開けられた複数の
穴に、選択的にピンを挿入することで、設定した角度β
を固定できるようになっている。
【0037】また、荷物取り付け部18には、2本の水
平翼19、20を固定してあり、その上に荷物Waを載
置支持する構造になっている。荷物Waは、ボルト・ナ
ットで仮止めして取り付けてもよく、あるいはシャコマ
ン(ブルマン、バイス)などで締めつけ固定してもよ
い。
【0038】水平翼19、20に形成したメネジ孔に下
から太いボルト22をねじ込んでおき、その上に荷物W
aを載せて固定し、取り付け位置に移動してラフに位置
合わせした後、各ボルト22を回転させることで、荷物
Waをジャッキアップし、上下方向の位置合わせをする
こともできる。なお、ボルト22は一例であって、他の
任意のジャッキ手段を荷物取り付け部18に装備しても
よい。
【0039】〔折れ曲がり構造の利点〕図5は、竿状ア
ーム部5bの先端が角度βだけ折れ曲がった構造の吊り
下げ移動機により、受け具4を橋脚1に取り付ける作業
を説明する平面図である。
【0040】竿状アーム部5bが真っ直ぐの場合であれ
ば、竿状アーム部5bを橋脚1の側面にぴったり密着さ
せないと作業できない場合もあり、ボルト3などのよう
な突起物が有ったり、狭い場所などの場合は、作業が困
難で、かつクレーンのオペレータや作業員の熟練を要
し、しかも危険を伴うこともある。
【0041】これに対し、竿状アーム部5bの先端が角
度βだけ折れていると、荷物取り付け部18だけを橋脚
1側面などの取り付け部に密着・接近させ、竿状アーム
部5bは橋脚1から十分離した状態で作業できるので、
作業が楽に行なえる。
【0042】図4の軸17の部分で、荷物取り付け部1
8を逆方向に角度βだけ折ることにより、図5の橋脚1
の右側の側面に取り付け作業するときに備えることがで
きる。
【0043】以上、受け具4を橋脚1に取り付ける場合
を例に説明したが、ビルの室内に重量物を出し入れする
場合も、本発明の吊り下げ移動機の竿状アーム部5bを
窓から出し入れすることで、容易に作業できる。荷物取
り付け部18は、作業現場の状況に応じて任意の構造を
選択使用でき、荷物を吊り下げる構造なども可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1の吊り下げ移動方法によると、
竿状本体から延びた竿状アーム部に荷物が存在しない場
合はもちろん、荷物が支持されている場合であっても、
バランス荷重の重量によって、該バランス荷重支持部側
が下がるが、該バランス荷重支持部は、ワイヤーなどで
吊られているので、該ワイヤーを巻き取ったり、繰り出
したりして、バランス荷重支持部側の上下動をコントロ
ールするだけで、竿状本体および竿状アーム部の水平や
傾きを自由に、かつ容易に操作して、上下位置をコント
ロールできる。
【0045】その結果、竿状アーム部を横から出し入れ
することで、どのような場所にでも、重量物を移動し
て、取り付けたり、取り外したりできる。
【0046】しかも、荷物の重量のいかんに係わらず、
バランス荷重支持部側の上下のみをコントロールするだ
けなため、作業中に竿状アーム部に対し荷物が移動する
ことはなく、荷物は竿状アーム部に直接に取り付けるこ
とが可能となる。したがって、荷物の重量や荷物の有無
によって、作業中に竿状アーム部に対し荷物が移動する
ことはなく、予期しない動きをすることもないので、取
り扱いが安全である。
【0047】また、竿状アーム部先端への荷物の取り付
けは、吊り下げに限らず、自由な取り付け方が可能であ
る。
【0048】請求項2の吊り下げ移動機によると、竿状
本体全体を吊り上げ下げする手段と、バランス荷重支持
部を吊り上げ下げする手段とを有しているだけの極めて
簡単な構造なため、安価に実現でき、動作も単純な機械
となる。
【0049】請求項3によると、竿状本体に対し、先端
の荷物支持部が、水平面内において折れ曲がった形状な
ため、荷物支持部のみを、橋脚などの取り付け面に密着
させて容易に作業を行なうことができ、またクレーン操
作も楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による吊り下げ移動機の原理構成を示
す側面図である。
【図2】 本発明の吊り下げ移動機で吊り下げ移動工事
を行なっている状態の側面図である。
【図3】 本発明による吊り下げ移動機の実施形態を示
す斜視図である。
【図4】 本発明による吊り下げ移動機の別の実施形態
を示す平面図と側面図である。
【図5】 先端が角度βだけ折れ曲がった構造の吊り下
げ移動機による吊り下げ移動工事を行なっている状態の
平面図である。
【図6】 クレーン車で吊り下げ移動を行なっている状
態の斜視図である。
【図7】 橋脚の上端側面に受け具を移送して取り付け
る工法を説明する側面図である。
【図8】 図7におけるA−A断面図である。
【符号の説明】
1 橋脚 2a、2b 橋桁 3 ボルト 4 受け具(荷物) Wa 荷物 Wb バランス荷重 5 張り出しばり状の竿状本体 7 補助ワイヤー F1 第1のフック F2 第2のフック 8a、8b 水平翼状のアーム 11a、11b 主ワイヤー 17 軸 18 荷物取り付け部 β 竿状アーム部の先端の折れ曲がり角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張り出しばり状の竿状本体から延びた竿
    状アーム部に荷物を取り付け、反対側にバランス荷重を
    かけた状態で、該竿状本体を吊り下げて移動させる際
    に、 荷物の有無にかかわらず常に、バランス荷重取り付け部
    側が下がるような重量のバランス荷重をかけ、 かつ、該バランス荷重の支持部も、ワイヤーなどで吊っ
    て、該バランス荷重支持部を上下させることで、竿状ア
    ーム部の荷物取り付け部を上下させることを特徴とする
    吊り下げ移動方法。
  2. 【請求項2】 張り出しばり状の竿状本体から延びた竿
    状アーム部に荷物を取り付け、反対側にバランス荷重を
    かけた状態で、該竿状本体を吊り下げて移動させること
    により、荷物を移動したり、取り付け・取り外しなどを
    行なう機械であって、 竿状本体全体を吊り上げ下げする手段と、バランス荷重
    支持部を吊り上げ下げする手段とを有していることを特
    徴とする吊り下げ移動機。
  3. 【請求項3】 前記の竿状アーム部に対し、先端の荷物
    支持部が、水平面内方向に角度βだけ曲がっていること
    を特徴とする請求項2に記載の吊り下げ移動機。
JP6530096A 1996-02-26 1996-02-26 吊り下げ移動方法および吊り下げ移動機 Pending JPH09227069A (ja)

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