JPH0710471A - 塔式クレーンのブームの組立て方法及び装置 - Google Patents

塔式クレーンのブームの組立て方法及び装置

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JPH0710471A
JPH0710471A JP6137476A JP13747694A JPH0710471A JP H0710471 A JPH0710471 A JP H0710471A JP 6137476 A JP6137476 A JP 6137476A JP 13747694 A JP13747694 A JP 13747694A JP H0710471 A JPH0710471 A JP H0710471A
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brace
opposite
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tower crane
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ミシエル・リザンドル
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    • B66C23/26Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes for use on building sites; constructed, e.g. with separable parts, to facilitate rapid assembly or dismantling, for operation at successively higher levels, for transport by road or rail

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】塔式クレーンのブームを、安全性を改良し、組
立て補助装置の駐留使用時間を短縮して組立てる。 【構成】本発明は、建物建設及び土木工事の現場で用い
られる、塔式クレーンの分配ブーム(7)及び組合わさ
れた反対側ブーム(8)の組立てに関する。ブームの要
素(15、16、17、18)は、筋交い(13)とと
もに地上で整列させられて組立てられ、次いでブームの
筋交い(13)と、場合によっては反対側ブーム(8)
の筋交い(111)が、組立て補助装置(69)を用い
て持上げられて整列させられる。次には、同じ組立て補
助装置(69)を用いて、持上げられて整列させられた
筋交い(13、111)とブーム(7)又は反対側ブー
ム(8)の組立て体が持上げられ、ブームがマスト頭部
(6)の面に当てがわれ、その結果、(14、138
で)直接固定できるように、筋交い(13、111)の
自由端部(56、122)がマスト頭部(6)の頂部に
正しく仮留めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塔式クレーンのブーム
の組立て方法、及びこの方法を実施する装置に関する。
本発明は特に、建物建築及び土木工事の現場で使用され
る塔式クレーンの、分配ブーム、及び釣合い錘の支えを
構成する組合わされる反対側ブームの組立てにその利用
が見出だされる。
【0002】
【従来の技術】このようなクレーンの分配ブームは、一
般に対称三角形の横断面を有し、三角形の上部頂点は上
側フレームに対応し、一方二つの下部頂点は、現場上で
荷物を分配する台車の走行軌道を形成する下側フレーム
に対応する。この分配ブームは主として、上側フレーム
及び下側フレームの端部に配置された仮留軸によって、
互いに整列させられて組立てられたブーム要素、ブーム
の中央平面に直角に取付けられた仮留軸によって、端部
と端部を合わせて互いに組立てられた複数の部分で形成
された固定筋交いで構成され、筋交いの前端部は、ブー
ムの中央平面に同様に直角に取付けられた仮留軸によっ
て、ブーム要素の上側フレームの高さで連接される。
【0003】このようなブームの組立ては、一般に次の
ように行われる。分配ブームは、ブームの根元の要素の
方向に上側フレーム上に静置した筋交いと、地上で整列
させられて組立てられ、次いで移動クレーンのような組
立て補助装置を用いて、持上げ用に吊り縄を装備され
る。持上げの最後に、ブームの根元の連接部は、マスト
頭部の前面又は回転軸に当てがわれ、仮留めされる。
【0004】作業の第1のやり方によれば、ブームは、
組立て補助装置による位置に保持され、筋交いの自由端
部とマスト頭部の頂部のその固定点の間に複滑車が設け
られる。ウインチ又は引上げケーブルを用いて、マスト
頭部の頂部に筋交いの仮留部を作ることができるまで、
複滑車の自由ロープに近づけられる。複滑車の作業は高
所で行われ、困難な作業条件、特に風又は他の悪天候の
場合には、一人又は数人の作業員を必要とし、一方、組
立て補助装置はこの全時間の間駐留させられ、この装置
は一般に高い費用で賃貸しされる。
【0005】さらに一層微妙な作業の他のやり方によれ
ば、組立て組立て補助装置が、ブーム及びその筋交いを
ブームの根元の連接部の周りに持上げるのに用いられ、
この持上げは、ブームの根元の要素上で待機する筋交い
の自由端部と、マスト頭部の頂部で待機する十分に長い
吊り具の端部の間で仮留めが行えるまで上げられる。仮
留めが行われると、組立て補助装置を用いて、筋交いが
整列させられ緊張するまでブームが下げられる。反対側
ブームの組立ては、分配ブームの組立てと同様なやり方
で行われ、したがって同一の不都合を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安全性を改
良し、組立て補助装置の駐留時間を短縮する、塔式クレ
ーンのブームの組立て方法、及びその方法を実施する装
置を提供することによって、上に述べられた不都合な点
を修正することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明による塔
式クレーンのブームの組立て方法は、一方の端部がブー
ムの要素又は反対側ブームと連接され、最初は自由端部
である他方の端部が、クレーンのマスト頭部の頂部に仮
留めによって接続されるようになっている固定筋交いを
備えた、分配ブーム、及び場合によっては反対側ブーム
も組立てるために、 −ブームの要素をその筋交いとともに地上で整列させて
組立てること、 −まだ地上にあるブームの筋交い、及び場合によっては
反対側ブームの筋交いを持上げて整列させ、その結果、
筋交いの自由端部が、マスト頭部の頂部に直接仮留めの
ために正しく扱われるように、前記自由端部が、ブーム
又は反対側ブームの上方高くに配置されて保持されるこ
と、 −持上げられ整列させられて保持された筋交いとブーム
又は反対側ブームの組立て体を持上げること、 −持上げの最後に、ブーム又は反対側ブームをマスト頭
部の面に当てがうこと、 −ブーム又は反対側ブームを、マスト頭部の下部に取付
けること、並びに −ブーム又は反対側ブームの筋交いの自由端部を、マス
ト頭部の頂部に直接仮留めすることに存する。
【0008】容易に理解されるように、筋交いを最初に
分配ブーム又は反対側ブーム上の適当な高さに上げるこ
とは、この筋交いの自由端部を直接組合わせることがで
き、したがって現在の複滑車装置を不要にする形状で、
マスト頭部の前にブーム又は反対側ブームを当てがうこ
とを可能にする。組立ては一層迅速で一層容易に、した
がって従業員については一層安全な条件で、かつ組立て
補助装置を短縮された時間しか駐留させないことによっ
て行うことができる。
【0009】油圧式移動式クレーンのようなこの組立て
補助装置は、まだ地上にある筋交い、ブーム又は反対側
ブームを持上げて整列させ、次いで持上げられ整列させ
られて保持されたその筋交いとブーム又は反対側ブーム
の組立て体の持上げを行い、マスト頭部の前面に当てが
うのにも使用されるのが有利である。
【0010】上に定義された方法を実施するための本発
明による装置は、一方では、分配ブームの場合にはブー
ムの根元の要素の固定点を、又は反対側ブームの固定点
を筋交いの固定点に接続し、組立て補助装置のフックに
直接又は間接的に吊下げられるに適した、少なくとも一
つの吊り縄又は吊り縄セットを有し、他方では、持上げ
られ整列させられて保持された筋交いと分配ブーム又は
反対側ブームの組立て体を持上げられる、釣合い装置の
ような吊下げ手段を有する。したがってブーム又は反対
側ブームの組立て体が持上げられる前の、分配ブーム又
は反対側ブームがまだ地上に静置されているときに、筋
交いを持上げ位置にもたらすために、まず筋交いに牽引
力がかけられる。
【0011】塔式クレーンの分配ブーム組立て方法の好
ましい一実施態様によれば、前記装置は、ブームの根元
の要素の固定点を筋交いの固定点に接続する少なくとも
1本の吊り縄以外に、第1の端部が筋交いの固定点に連
接され、一方第2の端部が、ブームの根元の要素の上側
フレームに沿って移動するための支持・案内手段をもっ
た持上げ束を有し、手段が、束を立ち上げられた位置に
停止され、その位置で前記フレームへの仮留めを保証す
るためにさらに設けられている。
【0012】持上げ束の第2の端部は、ブームの根元の
要素の上側フレームに沿って移動し、束が立ち上げられ
た位置に達したときは、前記フレームによって支えられ
る車止めと接触するようになる走行車輪を支持すること
ができる。この束はブームの筋交いと同時に持上げら
れ、その剛性によって、分配ブーム組立て体の持上げと
それをマスト頭部の前に当てがう間、持上げられて整列
させられた位置に筋交いを確実に保持する。
【0013】分配ブームの筋交いは順次複数の部分で作
られ、該部分それぞれの長さが、運搬時には筋交いの各
部分が上に取付けられ、組立て時には結合連接棒によっ
て互いに結合されるブームの要素の長さとほぼ対応する
のが有利である。
【0014】塔式クレーンの分配ブームに利用された本
発明による装置に関する他の特徴によれば、この装置
は、分配ブームの上側フレームへの二つの固定金具をも
ったブーム持上げ釣合い装置をさらに有し、この固定金
具の一方が固定長連接棒を支持し、他方が、分配ブーム
の傾斜を修正するために長さ調整吊り具を支持する。
【0015】本発明の補足的一特徴によれば、固定長連
接棒及び長さ調整吊り具は、分配ブームの横勾配を修正
するために、連接棒及び吊り具のそれぞれ固定金具への
仮留軸の両側に配置された、厚みのあるワッシャによっ
て横方向に位置決めされている。
【0016】組立て補助装置を用いて筋交い及び束の持
上げを行った後に、釣合い装置はブーム組立て体を持上
げ、それをマスト頭部の前に当てがうために、同一組立
て補助装置とともに使用される。この釣合い装置は、装
置の重心区域において、分配ブーム上に常に固定して静
置される。
【0017】塔式クレーンの反対側ブームの組立てに特
に一層適した本発明による装置の他の実施態様によれ
ば、装置は、塔式クレーンの反対側ブームを組立てるた
めに、中点が組立て補助装置のフックへの吊下げに役立
つ釣合い装置、及び釣合い装置の両端部に固定され、反
対側ブームの両側に取付けられた2組の吊り縄を有し、
この吊り縄は、釣合い装置を反対側ブームのフレームの
固定点に接続する後方吊り縄、及び二つの部分からなる
前方吊り縄をそれぞれ有し、前方吊り縄の一方が、釣合
い装置を筋交いの持上げ用に筋交いに接続し、他方が、
持上げられた筋交いと反対側ブームの組立て体の持上げ
用に、筋交いを反対側ブームのフレームの固定点に接続
している。
【0018】したがって、吊り縄と釣合い装置で構成さ
れた単一セットは、ここでは反対側ブームの筋交いの持
上げ、及び持上げられた筋交いと反対側ブームの組立て
体の持上げに役立ち、二つの作業は、組立て補助装置の
フックへの吊下げ点を修正することなしに、一方に続い
て他方が直接に行われる。本発明による他の態様によれ
ば、筋交い自由端部のマスト頭部の頂部への仮留めは、
好ましくは分配ブームの側の筋交い自由端部に、及び反
対側ブームの側の接続連接棒に設けられた孔の存在によ
って容易に行われる。
【0019】いずれにせよ本発明は、限定されない例と
して、塔式クレーンのブームの組立て方法を実施するや
り方を説明し、その方法を実施する装置のいくつかの実
施態様を示した添付の図面を参照しながら、以下になさ
れる記載から一層理解されるであろう。
【0020】
【実施例】図1に示されたクレーンは公知のやり方で、
固定又は回転式基礎台枠1、方向転換装置4を介してそ
れ自身マスト頭部6を載せた回転軸5を支える固定軸3
を載せた、高さを調節できるマスト2を有する。このク
レーンは、本発明による組立て用に装置の両側に設けら
れた、分配ブーム7及び釣合い錘をもった反対側ブーム
8を備えている。
【0021】分配ブーム7は、台車9及び台車9の走行
機構10、並びに作業場上で荷物扱いするための荷揚ウ
インチ11を備えており、分配ブームは、マスト頭部6
又は回転軸5で水平軸周りに連接して取付けられ、前記
マスト頭部の頂部に14で接続された筋交い13を介し
て、ほぼ水平の位置に維持される。長さを調節できるこ
の分配ブーム7は、根元の要素15、一つ又は複数の中
間要素16、いわゆる筋交い取付け要素17、及び筋交
い取付け要素の先に位置する一つ又は複数の普通の要素
18を有する。
【0022】分配ブーム7の筋交い13は、前記分配ブ
ームの要素、さらに詳しくは根元の要素15、中間要素
16、及び筋交いの下に位置する部分に限定された筋交
い取付け要素17の長さとほぼ対応する、それぞれの長
さをもった複数部分19、20、21で順次形成され
る。図2、3及び4に示されたように、筋交い13の異
なる部分19、20、21は、輸送のために、対応する
分配ブーム要素の上に配置される。
【0023】図3を参照すると、筋交い13の中間部分
20は、後部はキャップ23によって両端部を終わる円
形断面の長い要素22で構成され、前部は筋交い13の
線及び分配ブーム7の中央平面と直角に取付けられた軸
26によって、互いに組合わされてほぞを形成する、握
り部25を備えた連接棒24で構成される。運搬位置で
は、長い要素22は、張索軸29を備えた前方支持部2
8、及び仮留軸29を備えた後方支持部30によって、
対応するブームの中間要素16の上側フレーム27の上
に静置され、仮留軸上には長い要素が位置決めされるよ
うになり、一方、連接棒24は、前記上側フレーム27
の前端部に下ろされる。
【0024】図4に示されたように、筋交い13の前方
部分21は、後部は、ほぞ33によって前端部を、キャ
ップ34によって後端部を終わる円形断面の長い要素3
2で構成され、前部は軸36によって互いに組合わされ
てキャップを形成する二重吊具35で終わる。二重吊具
35はさらに、軸39によってほぞを形成するガセット
プレート38の高さで、ブームの筋交い取付け要素17
の上側フレーム37上に組立てられる。軸36及び39
は、いずれも筋交い13の線及び分配ブーム7の中央平
面と直角に取付けられる。運搬位置では、長い要素32
は、張索軸41を備えた後方支持部40によって、分配
ブーム7の筋交い取付け要素17の上側フレーム37の
上に静置される。
【0025】図2に示されたように、筋交い13の後方
部分19は、支持部44を通って両側の延長上に取付け
られた円形断面の2本の長い要素42、43を有し、支
持部44の上部は、分配ブーム7の筋交い13の持上げ
用に役立つ吊り縄46の係止用軸45を受入れ、一方、
その下部は、筋交い13の線及び分配ブーム7の中央平
面と直角に取付けられ、前記長い要素4、43の組立て
と、前記筋交い13の持上げにも役立つ束48の連接に
同時に役立っている軸47を受入れる。
【0026】長い要素42、43の軸47で組立てられ
た両端部は、それぞれほぞ49及びキャップ50を形成
し、前記両端部が平角以下の角度を形成するときは、支
え板51を介して互いに当接するようになる。さらに筋
交い13の後方部分19は、筋交い13の線及び分配ブ
ーム7の中央平面と直角に取付けられた軸54によって
組立て用のほぞを形成する、握り部53を備えた連接棒
52を前方に有し、2本の長い要素42、43の組立て
体の前端部はキャップ55を形成する。2本の長い要素
42、43の組立て体の後端部は、筋交い13をマスト
6の頭部の頂部に14で容易に接続するために、楕円形
孔57を備えたほぞ56を形成する。
【0027】図11に詳細に示されたように、一方の端
部を筋交い13に軸47で連接される束48は、他方の
端部にブームの根元の要素15の円形断面の上側フレー
ム59上を回転することができる、空中ゴマの形状をし
た車輪58を備えている(図2も参照)。運搬位置で
は、束48は筋交い13の後方部分19の下方の前方に
下ろされ、2本の長い要素42、43の組立て体は、張
索軸又は仮留軸61を備えた前方支持部60、及び仮留
軸63を備えた後方支持部62によってブームの根元の
要素15の上側フレーム上に静置され、軸上には束が位
置決めされるようになり、一方、連接棒52は前記フレ
ーム59の前端部に下ろされる。
【0028】図5、6及び7に図示された分配ブーム7
の筋交い13の持上げ及び整列は、次のように行われ
る。完全に装備されたブーム7の要素15、16、1
7、18は、地上に並べられて互いに組立てられる。そ
のとき筋交い13の部分19、20、21は、連接棒5
2、24をそれぞれキャップ23、34に接続すること
によって、筋交いの線及び分配ブーム7の中央平と直角
に取付けられた軸64、65によって組立てられる。
【0029】こうして装備された分配ブーム7は、装備
された台車9の通過に十分な高さがある少なくとも二つ
の架台66、67上に上げられる。架台66はブームの
根元の要素15の後部に配置され、一方架台67は、前
記筋交い13の持上げ時にブーム7の傾きを避けるため
に、筋交い13の組立て軸を越えてブーム7の前部に配
置される。ブーム7の後ろ側のブーム軸に配置された組
立て補助装置69のフック68を用いて、筋交い13の
後方部分19の支持部44の軸45に吊り下げられた持
上げ吊り縄46の自由端部が捕捉される。フック68へ
の吊り縄46の捕捉は、地面の高さで行われる。次いで
図5に示されたように、組立て補助装置69のフック6
8は、吊り縄46が緊張するまで再び上げられる。
【0030】フック68の上昇を継続することによっ
て、筋交い13の部分は徐々に次々と持上げられ、一
方、その自重の作用で前記筋交い13に軸47で吊下げ
られた持上げ束48は、ブームの根元の要素15の上側
フレーム59上を、車輪58を介して回転することによ
って立上がる(図6参照)。
【0031】この作業中、ブームの根元の要素15の後
端部に位置する二重固定点71を、持上げ束48の頂部
に位置する軸72に接続する二重固定吊り縄70は、徐
々に緊張する。作業の終りには、二重固定吊り縄70は
緊張され、筋交い13は持上げ位置でほぼ真直ぐにさ
れ、一方、持上げ束48の下端部は、上側フレーム59
の、ブームの根元の要素15の長さのほぼ中央に固定さ
れた支持部74と一体の軸73に当接するようになる
(図2及び7参照)。この位置で、持上げ束48の下端
部は、軸75によって手動又は自動で支持部74に施錠
される。
【0032】完全に装備されたブーム7及び筋交い13
で構成された組立て体を持上げ位置に引上げるには、図
12に示されたような釣合い装置76が使用される。釣
合い装置76は、ブーム7の上側フレーム79への二つ
の固定金具77、78を有する。各金具77、78は、
ブーム7の構造体の結合部81、82に配置された上部
鐙部80、及び結合部81、82の両側に配置されたそ
れぞれ二つの下部鐙部83、84で形成される。下部鐙
部83及び84の上部鐙部80への取付けは、ねじ8
7、88によって行われる。
【0033】ブーム7の上側フレーム79周りの回転、
固定金具77、78の固定化は、下部鐙部83、84を
通るブーム7の変形防止設備86に係合された軸85に
よって保証される。各上部鐙部80は、ブーム7の中央
平面と直角に取付けられた握り部付きの軸89、90を
高い部分に支持している。固定金具77は、第1の持上
げ吊り縄92によって延長された固定長連接棒91を、
その軸によって再捕捉する。異なる厚さのワッシャ93
は、支持部間の軸の両側からの要求で、前記固定金具7
7及び連接棒91に分配される。
【0034】他の側では、固定金具78は、第2の持上
げ吊り縄95によって延長された長さ調整吊り具94を
その軸90によって再捕捉する。異なる厚さのワッシャ
96も、軸90の両側からの要求で分配される。長さ調
整吊り具94は、軸90に一方の端部で連接される調整
連接棒97を有し、その本体は、複数の仮留孔98、調
整連接棒97の仮留孔98を一方の端部で軸としている
部品99、及びその必要があれば、部品99の他方の端
部に101で接続される追加連接棒100を有する。
【0035】ブーム7の傾斜は、吊り具94の長さを調
整することによって正しくされ、一方、その横勾配は、
軸89及び90の両側のワッシャ93の分配によって修
正される。原則として調整は、与えられた長さのブーム
のすべてについて一度行われる。完全に装備されたブー
ム7及び筋交い13で構成された組立て体を、持上げ位
置に調整して持上げる釣合い装置76は、組立て補助装
置69によってマスト頭部6の高さまで持上げられる。
この作業は図8に示されている。
【0036】図9及び10に示されたように、こうして
持上げられたブーム7は、マスト頭部6の前面にブーム
の根元の要素15を結合するように図示される。結合
は、ブームの根元の要素15の下側フレーム104を後
方に延長するキャップ103に、回転軸5のほぞを形成
する二つのガセットプレート102を接続する2本の軸
12によって行われる。ガセットプレート102の内側
では、アングル型の案内装置105が、キャップ103
をガセットプレート102にあらかじめ中心決めするの
を保証し、軸12に容易に正しい位置を取らせる。
【0037】ブームの根元要素15のマスト頭部6への
結合が行われ、ほぞ56を形成する筋交い13の自由後
方端部は、マスト頭部6の頂部106付近に現れる。頂
部106から二重吊り具107が、ほぞ56と組合わさ
れるために設けられたキャップを形成する(図14も参
照)。梯子108及び作業台109は、組立工によって
連結軸14を正しい位置にするために設けられる。マス
ト頭部6の頂部106に筋交い13の組立てを行うこと
は、筋交い13の横方向の柔軟性、及びほぞ56の楕円
形孔57によって容易にされる。
【0038】そちらの側からは、図13に詳細に示され
た反対側ブーム8が、分配ブーム7と同じ高さで、マス
ト頭部6又は回転軸5の後面に、110で連接して取付
けられ、前記マスト頭部6の頂部106に138で連接
された筋交い111を介して、ほぼ水平の位置に保持さ
れる。筋交い111は、反対側ブーム8の両側に対称的
に取付けられ、その両端部がキャップ113、114に
よって終わる、円形断面の2本の同一の長い要素112
で構成される。
【0039】後方キャップ113は、軸117によって
ほぞを形成するガセットプレート116の高さで、フレ
ーム115上に組立てられる。前方キャップ114は、
ほぞを形成する基部121及び頂部122で折畳まれ、
スペーサ123、124によって接続される2枚の平鉄
板120で構成された連結要素119に軸118によっ
て組立てられる。連結要素119は、キャップ114と
ほぞ121の間の支え板125を介して、長い要素11
2の延長上に保持される。
【0040】反対側ブーム8の組立て方法を実施するた
めの装置は、中点127が組立て補助装置69のフック
68の係止に役立つ釣合い装置126を有し、釣合い装
置126の両端部128に接続され、反対側ブーム8の
両側に取付けられた2本の吊り縄は、それぞれ釣合い装
置126の端部128を反対側ブーム8の対応するフレ
ーム115の後部に配置された固定点130に直接接続
する後方吊り縄129、及び二つの部分131、132
で作られ、その第1部分131は釣合い装置126の端
部128を筋交い111の固定点133に接続し、その
第2部分132は、筋交い111の固定点134を反対
側ブーム8の対応するフレーム115の前部に配置され
た固定点135に接続する前方吊り縄を有する。
【0041】筋交い111の持ち上げ及び反対側ブーム
8の組立ては、次のようにして行われる。反対側ブーム
8は、フレーム115上に下ろされた筋交い111と地
上で組立てられる。組立て補助装置69のフック68を
用いて、釣合い装置126の中点127が地面の高さで
吊され、次いでフック68が徐々に上げられる。
【0042】最初の時点で後方吊り縄129及び前方吊
り縄131が張られ、筋交い111が、今度は前方吊り
縄132が張れるまで持上げられる。次の時点で、持上
げられた位置で筋交い111をもった反対側ブーム8
が、組立て補助装置69によってマスト頭部6の高さに
持上げられる。次いで分配ブーム7におけるように、反
対側ブーム8は当てがわれ、マスト頭部6又は回転軸5
の後面に110で取付けられ、筋交い111は、軸13
8の組立てを容易にするように、楕円形孔137を備え
た連接棒136によって前記マスト頭部6の頂部106
に取付けられる(図1及び14参照)。
【0043】本発明が、同一の塔式クレーンの分配ブー
ム7及び反対側ブーム8に同時に適用されるならば、原
則として反対側ブーム8の組立てを行い、それから場合
によっては反対側ブーム8に部分釣合い錘を配置し、次
いで分配ブーム7の取付けを行う。
【0044】言うまでもないように、本発明は、例とし
て上に述べられた本発明の方法を実施する唯一の態様、
及び塔式クレーンのブームを組立てる装置の実施態様に
限定されるものではなく、もしろ同一原理に基いた実施
及び応用のあらゆる変形を含んでいる。したがって、例
えば筋交い13及び111の細部を支える建設的修正
や、ブームの根元の要素15の上側フレーム59を滑動
する車輪58をシューに取替えるような、あらゆる同等
技術の取入れによって、本発明の範囲から遠ざかるもの
ではない。方法に関する同じ考え方の順で、ある作業の
順番は、本発明の精神から離れることなしに修正するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を適用した塔式クレーンの組
立て状態の全体図。
【図2】分配ブームの場合について、本発明による方法
を実施するために、固定筋交いを持上げて整列させるの
に役立つ装置を支えるブームの根元の要素の斜視図。
【図3】運搬位置に対応する筋交いの一部の配置を示す
ブーム中間要素の斜視図。
【図4】分配ブームの筋交い取付け要素の斜視図。
【図5】ブームの筋交いの持上げ及び整列の第1状態を
示す図。
【図6】同じく第2状態を示す図。
【図7】同じく第3状態を示す図。
【図8】持上げた筋交いをもった分配ブーム組立て体の
持上げ作業を示す図。
【図9】マスト頭部に取付けるブームの配置の詳細を示
す図。
【図10】同じく斜視図。
【図11】分配ブームの筋交いの持上げ及び整列に役立
つ束の詳細斜視図。
【図12】分配ブーム組立て体の持上げに役立つ釣合い
装置の全体斜視図。
【図13】反対側ブームの場合について、本発明による
方法を実施するための装置の全体斜視図。
【図14】クレーンのマスト頭部の高い部分の詳細斜視
図。
【符号の説明】
2 マスト 3 固定軸 5 回転軸 6 マスト頭部 7 分配ブーム 8 反対側ブーム 9 台車 10 台車走行機構 11 荷揚ウインチ 13、111 筋交い 15 分配ブーム7の根元の要素 16 同中間要素 17 同筋交い取付け要素 18 同普通の要素 19 筋交い13の後方部分 20 同中間部分 21 同前方部分 22、32、42、43、112 長い要素 23、34、50、55、103、113、114 キ
ャップ 24、52、91、97、100、136 連接棒 25、53 握り部 26、36、39、45、47、54、64、65、7
2、73、75、85、117、118、138 軸 27、37、59、79 上側フレーム 28、60 前方支持部 29、41、61 張索軸 30、40、62 後方支持部 31、63 仮留軸 33、49、56 ほぞ 35、107 二重吊り具 38、102、106 ガセットプレート 44、74 支持部 46 吊り縄 48 束(持上げ束) 51、125 支え板 57、137 楕円形孔 58 車輪 66、67 架台 68 フック 69 組立て補助装置 70 二重固定吊り縄 71 二重固定点 76、126 釣合い装置 77、78 固定金具 80 上部鐙部 81、82 結合部 83、84 下部鐙部 86 変形防止設備 87、88 ねじ 89、90 握り部付きの軸 92、95 持上げ吊り縄 93、95 ワッシャ 94 長さ調整吊り具 104 下側フレーム 105 案内装置 106 マスト頭部6の頂部 108 梯子 109 作業台 115 フレーム 119 連結要素 120 平鉄板 123、124 スペーサ 127 釣合い装置126の中点 128 同端部 129 後方吊り縄 130、133、134、135 固定点 131、132 前方吊り縄

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部がブームの一要素(17)又
    は反対側ブーム(8)に(39、117で)連接され、
    最初は自由である他方の端部が、塔のマスト頭部(6)
    の頂部(106)に(14、138で)仮留めによって
    接続されるように設けられている固定筋交い(13、1
    11)を備えた、分配ブーム(7)及び場合によっては
    反対側ブーム(8)の組立てを可能にする塔式クレーン
    のブームの組立て方法において、 −ブームの要素(15、16、17、18)をその筋交
    い(13)とともに地上で整列させて組立てること、 −まだ地上にあるブーム(7)の筋交い(13)、及び
    場合によっては反対側ブーム(8)の筋交い(111)
    を持上げて整列させ、その結果、筋交い(13、11
    1)の自由端部(56、122)が、マスト頭部(6)
    の頂部(106)に直接仮留めのために正しく扱われる
    ように、前記自由端部が、ブーム(7)又は反対側ブー
    ム(8)の上方高くに配置されて保持されること、 −持上げられ整列させられて保持された筋交い(13、
    111)とブーム(7)又は反対側ブーム(8)の組立
    て体を持上げること、 −持上げの最後に、ブーム(7)又は反対側ブーム
    (8)をマスト頭部(6)の面に当てがうこと、 −ブーム(7)又は反対側ブーム(8)を、マスト頭部
    (6)の下部(5)に(12、110で)取付けるこ
    と、並びに −ブーム(7)又は反対側ブーム(8)の筋交い(1
    3、111)の自由端部(56、122)を、マスト頭
    部(6)の頂部(106)に(14、138で)直接仮
    留めすることに存することを特徴とする塔式クレーンの
    ブームの組立て方法。
  2. 【請求項2】 移動式クレーンのような組立て補助装置
    (69)を使用し、前記組立て補助装置(69)が、ま
    だ地上にある筋交い(13、111)、ブーム(7)又
    は反対側ブーム(8)を持上げて整列させるのにも、次
    いで持上げられ整列させられて保持された筋交い(1
    3、111)とブーム(7)又は反対側ブーム(8)の
    組立て体の持上げを行い、マスト頭部(6)の前面に当
    てがうのにも使用されることを特徴とする請求項1記載
    の塔式クレーンのブームの組立て方法。
  3. 【請求項3】 前記方法が、同一の塔式クレーンの分配
    ブーム(7)及び反対側ブーム(8)に利用されるこ
    と、まず反対側ブーム(8)の組立てが行われ、次いで
    分配ブーム(7)の組立てが行われることを特徴とする
    請求項1又は2記載の塔式クレーンのブームの組立て方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    方法を実施する塔式クレーンのブームの組立て装置にお
    いて、該装置が、一方では、分配ブーム(7)の場合に
    はブームの根元の要素(15)の固定点(71)を、又
    は反対側ブーム(8)の固定点(130、135)を筋
    交い(13、111)の固定点(47、133、13
    4)に接続し、組立て補助装置(69)のフック(6
    8)に直接又は間接的に吊下げられるに適した、少なく
    とも一つの吊り縄(46、70)又は吊り縄セット(1
    29、131、132)を有し、他方では、持上げられ
    整列させられて保持された筋交い(13、111)と分
    配ブーム(7)又は反対側ブーム(8)の組立て体を持
    上げられる、釣合い装置(76、126)のような吊下
    げ手段を有することを特徴とする塔式クレーンのブーム
    の組立て装置。
  5. 【請求項5】 塔式クレーンの分配ブーム(7)の組立
    てのために、前記装置が、ブームの根元の要素(15)
    の固定点(71)を筋交い(13)の固定点(47)に
    接続する少なくとも1本の吊り縄(70)以外に、第1
    の端部が筋交い(13)の固定点(47)に連接され、
    一方第2の端部が、ブームの根元の要素(15)の上側
    フレーム(59)に沿って移動するための支持・案内手
    段をもった持上げ束(48)を有し、手段(73、7
    4、75)が、束(48)を立ち上げられた位置に停止
    され、該位置で前記フレーム(59)への仮留めを保証
    するためにさらに設けられていることを特徴とする請求
    項4記載の塔式クレーンのブームの組立て装置。
  6. 【請求項6】 持上げ束(48)の第2の端部が、ブー
    ムの根元の要素(15)の上側フレーム(59)に沿っ
    て移動し、束(48)が立ち上げられた位置に達したと
    きは、前記フレーム(59)によって支えられる車止め
    (73、74)と接触するようになる走行車輪(58)
    を支持することを特徴とする請求項5記載の塔式クレー
    ンのブームの組立て装置。
  7. 【請求項7】 分配ブーム(7)の筋交い(13)が順
    次複数の部分(19、20、21)で作られ、該部分そ
    れぞれの長さが、運搬時には筋交い(13)の各部分
    (19、20、21)が上に取付けられ、組立て時には
    結合連接棒(24、52)によって互いに結合されるブ
    ームの要素(15、16、17)の長さとほぼ対応する
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の塔式クレーンの
    ブームの組立て装置。
  8. 【請求項8】 前記装置が、分配ブーム(7)の上側フ
    レーム(79)への二つの固定金具(77、78)をも
    ったブーム持上げ釣合い装置(76)をさらに有し、前
    記固定金具の一方(77)が固定長連接棒(91)を支
    持し、他方(78)が、分配ブーム(7)の傾斜を修正
    するために長さ調整吊り具(94)を支持することを特
    徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の塔式ク
    レーンのブームの組立て装置。
  9. 【請求項9】 固定長連接棒(91)及び長さ調整吊り
    具(94)が、分配ブーム(7)の横勾配を修正するた
    めに、連接棒(91)及び吊り具(94)のそれぞれ固
    定金具(77、78)への仮留軸(89、90)の両側
    に配置された、厚みのあるワッシャ(93、96)によ
    って横方向に位置決めされることを特徴とする請求項8
    記載の塔式クレーンのブームの組立て装置。
  10. 【請求項10】 長さ調整吊り具(94)が、固定金具
    (78)への吊り具(94)の仮留軸(90)に一端部
    で連接され、吊り具本体が、複数の仮留孔(98)、調
    整連接棒(97)の仮留孔(98)を一端部で軸として
    いる部品(99)、及び必要ならば部品(99)の他端
    部に(101で)仮留めされる追加連接棒(100)を
    有することを特徴とする請求項8又は9記載の塔式クレ
    ーンのブームの組立て装置。
  11. 【請求項11】 固定金具(77、78)が、上部鐙部
    (80)及び上部鐙部にねじ(87、88)によって取
    付けられる二つの下部鐙部(83、84)でそれぞれ形
    成され、前記ブーム(7)構造体の結合部(81、8
    2)の両側に配置された、下部鐙部(83、84)を横
    切るブーム(7)の変形防止設備(86)に係合された
    軸(85)によって回転を固定されることを特徴とする
    請求項8から10のいずれか1項に記載の塔式クレーン
    のブームの組立て装置。
  12. 【請求項12】 前記装置が、塔式クレーンの反対側ブ
    ーム(8)を組立てるために、中点(127)が組立て
    補助装置(69)のフック(68)への吊下げに役立つ
    釣合い装置(126)、及び釣合い装置(126)の両
    端部(128)に固定され、反対側ブーム(8)の両側
    に取付けられた2組の吊り縄(129、131、13
    2)を有し、前記吊り縄が、釣合い装置(126)を反
    対側ブーム(8)のフレーム(115)の固定点(13
    0)に接続する後方吊り縄(129)、及び二つの部分
    (131、132)からなる前方吊り縄をそれぞれ有
    し、前方吊り縄の一方(131)が、釣合い装置(12
    6)を筋交い(111)の持上げ用に筋交い(111)
    に接続し、他方(132)が、持上げられた筋交い(1
    11)と反対側ブーム(8)の組立て体の持上げ用に、
    筋交い(111)を反対側ブーム(8)のフレーム(1
    15)の固定点(135)に接続することを特徴とする
    請求項4記載の塔式クレーンのブームの組立て装置。
  13. 【請求項13】 孔(57、137)が、筋交い(1
    3、111)の自由端部(56、122)をマスト頭部
    (6)の頂部(106)に仮留めするのために設けら
    れ、前記孔(57、137)が、好ましくは分配ブーム
    (7)側の筋交い(13)の自由端部(56)、及び反
    対側ブーム(8)側の結合連接棒(136)に設けられ
    ることを特徴とする請求項4から12のいずれか1項に
    記載の塔式クレーンのブームの組立て装置。
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