JPH09222448A - 故障診断機能付安全回路 - Google Patents

故障診断機能付安全回路

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JPH09222448A
JPH09222448A JP8029412A JP2941296A JPH09222448A JP H09222448 A JPH09222448 A JP H09222448A JP 8029412 A JP8029412 A JP 8029412A JP 2941296 A JP2941296 A JP 2941296A JP H09222448 A JPH09222448 A JP H09222448A
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JP
Japan
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failure
switching device
safety circuit
semiconductor switching
potential
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Application number
JP8029412A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Mizuno
史章 水野
Yukinobu Tabata
幸伸 田畑
Takashi Hoshino
孝志 星野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造で、回路デバイスを過電流や過昇
温から有効に保護しながら、その故障原因を的確に診断
する。 【解決手段】 電源であるバッテリー10と、負荷であ
るランプ16A,16Bとの間に、FET14等のスイ
ッチ手段を設け、かつ、これと直列にPTC15を配す
る。信号処理部18は、PTC15の両端電位のうちの
少なくとも一方の電位(例えばF点の電位)を取込み、
この電位が異常の場合にその電位に基づいて故障原因を
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等において
電源と負荷との間にスイッチ手段が設けられた故障診断
機能付安全回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電源と負荷との間に手動スイッチ
や半導体スイッチングデバイス等のスイッチ手段が設け
られた回路の中には、故障の発生の有無を自動的に判定
し、安全動作を行う故障診断機能を備えた安全回路があ
る。
【0003】その一例を図3に示す。図において、90
は半導体スイッチデバイスであるFET(電界効果トラ
ンジスタ)であり、そのソースに電源であるバッテリー
92のプラス端子が接続され、ドレインにランプ94等
の負荷が接続されるとともに、これらドレインとランプ
94等との間に抵抗98が設けられている。制御部96
は、マイクロコンピュータ等で構成され、上記FET9
0のゲートにゲート信号を入力してこのFET90をオ
ンオフさせるとともに、抵抗98の電源側のX点の電位
及びアース側のY点の電位を取込み、これらの電位に基
づいて故障発生の有無を判定する役割を果たす。その判
定内容は次の通りである。
【0004】1)FET90をオン状態(ソースとドレ
インとを導通した状態)に切換えているにもかかわら
ず、XY間の電位差が0Vのままである場合、すなわち
電流が流れていない場合には、ランプ94等の負荷が断
線したものと判定する。 2)FET90がオン状態でXY間の電位差が通常使用
時の電位差よりも大きくなった場合、すなわち、過電流
が流れた場合には、ランプ94等の負荷の短絡やバッテ
リー92の電圧異常が発生したものと判定して、直ちに
FET90をオフ状態にする(すなわち安全動作を行
う)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、上記FET90
をはじめとして半導体スイッチングデバイスの改良は目
覚ましく、その許容電流範囲の拡大に伴って、ランプ調
光、モータ制御といった幅広い分野に亘り上記半導体ス
イッチングデバイスの利用が可能とされている。しかし
ながら、このような半導体スイッチングデバイスは、上
記許容電流範囲を少しでも超えたり、デバイス周辺温度
がその規格温度を僅かに超えたりするだけでも、制御不
可能となったり、最悪の場合にはデバイス自体が破壊さ
れて再使用不能となったりするおそれがあり、その対策
が非常に重要となっている。また、このような半導体ス
イッチングデバイスを用いない場合でも、他の回路素子
を保護する必要があることに変わりはない。
【0006】ここで、前記図3に示した回路では、制御
部96にX点及びY点での電位を取込み、これらの電位
に基づいて過電流の発生の有無を判定し、過電流が発生
したと判定した場合に制御部96がFET90をオフ状
態に切換えるものであるため、この制御部96が故障し
た場合や、誤検知が生じた場合には、FET90等が有
効に保護されないことになり、信頼性が低い欠点があ
る。また、上記過電流だけでなく、回路に過昇温が発生
したか否かを知るためには、上記抵抗98とは別に感温
デバイス等の高価なデバイスを新たに設置する必要があ
り、コスト高になるとともに、制御も複雑になる欠点が
ある。
【0007】なお、従来から上記のような過電流による
不都合を回避する手段としてヒューズが知られている
が、このヒューズは、過電流発生によって一旦溶断され
ると、交換しない限り再通電ができないので、メンテナ
ンスが非常に煩わしい欠点がある。しかも、上記のよう
な自動的な故障診断ができない欠点もある。
【0008】本発明は、このような事情に鑑み、簡素な
構造で、過電流や過昇温から半導体スイッチングデバイ
ス等の回路構成要素を確実に保護し、かつ故障発生の有
無を的確に診断できる故障診断機能付安全回路を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、電源と負荷とを導通させるオ
ン状態と遮断するオフ状態とに切換えられるスイッチ手
段が設けられた回路において、上記スイッチ手段と直列
に正特性サーミスタを配するとともに、この正特性サー
ミスタの両端電位のうちの少なくとも一方の電位に基づ
き故障の有無を判定して判定信号を出力する故障判定手
段を備えたものである。
【0010】この回路において、回路に過昇温が発生す
ると、正特性サーミスタの温度も上昇してその電気抵抗
が急激に増大し、電流が遮断される。また、負荷の短絡
等により過電流が発生した場合も、これに伴うスイッチ
手段等でのジュール熱の発生によって正特性サーミスタ
も昇温し、やはり電流が遮断される。従って、過昇温や
過電流の状態のまま回路の駆動が続けられることが自動
的に阻止され、各デバイスが有効に保護される。しか
も、故障判定手段が上記正特性サーミスタの両端電位の
うちの少なくとも一方の電位を取り込むことにより、こ
の故障判定手段によって適切な故障診断がなされる。
【0011】一般には、上記電源と負荷との間に上記ス
イッチ手段と正特性サーミスタとを直列に配するのが好
ましいが、この場合、上記正特性サーミスタの電源側電
位は、この正特性サーミスタの電源側に比較的大きな抵
抗がない限り、正特性サーミスタに電流が流れる場合と
流れない場合とでほとんど変化しないので、現在の異常
が正特性サーミスタを遮断させる故障によるものか否か
をより正確に判定するには、少なくとも正特性サーミス
タのアース側電位を取り込むのが好ましい。
【0012】より具体的には、上記スイッチ手段がオン
状態であるにもかかわらず上記正特性サーミスタのアー
ス側電位がほぼ0である場合に上記正特性サーミスタが
遮断する故障が発生した旨の判定信号を出力するように
上記故障判定手段を構成したものや、上記正特性サーミ
スタのアース側電位がほぼ0でかつ正特性サーミスタの
電源側電位が電源電圧とほぼ等しい場合にこの正特性サ
ーミスタが遮断する故障が発生した旨の判定信号を出力
するように上記故障判定手段を構成したものが、好適で
ある。特に後者の場合、正特性サーミスタ自身が遮断し
て電流が流れなくなったのか、それとも正特性サーミス
タよりも電源側での故障により電流が流れなくなったの
かについても的確に判定できる利点がある。
【0013】また本発明では、上記スイッチ手段がオン
状態で正特性サーミスタのアース側電位が電源電圧とほ
ぼ等しい場合、すなわち正特性サーミスタは電気的に遮
断されていないが電流が流れていない場合に上記負荷が
遮断された旨の判定信号を出力するように上記故障判定
手段を構成することもできる。
【0014】上記スイッチ手段は、例えば手動で開閉操
作されるものでもよいが、このスイッチ手段が制御端子
に入力される制御信号によって上記オン状態とオフ状態
とに切換えられる半導体スイッチングデバイスである場
合には、この半導体スイッチングデバイスを上記過電流
や過昇温から直接保護できることになる。
【0015】この場合も、上記電源と負荷との間に上記
スイッチ手段と正特性サーミスタとを直列に配するのが
好ましく、上記正特性サーミスタは、上記半導体スイッ
チングデバイスのアース側に設けてもよいし、電源側に
設けてもよい。
【0016】前者の場合には、上記半導体スイッチング
デバイスの制御端子にこの半導体スイッチングデバイス
をオン状態にするための制御信号が入力されているにも
かかわらず上記正特性サーミスタと上記半導体スイッチ
ングデバイスとの間の電位がほぼ0Vである場合に、上
記半導体スイッチングデバイスが遮断故障している旨の
判定ができ、また、上記半導体スイッチングデバイスの
制御端子にこの半導体スイッチングデバイスをオフ状態
にするための制御信号が入力されているにもかかわらず
この半導体スイッチングデバイスのアース側電位が上記
半導体スイッチングデバイスがオン状態のときの電位と
等しい場合に、上記半導体スイッチングデバイスが短絡
故障した旨の判定ができる。
【0017】後者の場合には、上記半導体スイッチング
デバイスの制御端子にこの半導体スイッチングデバイス
をオン状態にするための制御信号が入力されているにも
かかわらず上記正特性サーミスタと上記半導体スイッチ
ングデバイスとの間の電位が電源電圧と等しい場合に上
記半導体スイッチングデバイスが遮断故障した旨の判定
ができ、また、上記半導体スイッチングデバイスの制御
端子にこの半導体スイッチングデバイスをオフ状態にす
るための制御信号が入力されているにもかかわらず上記
正特性サーミスタのアース側電位が上記半導体スイッチ
ングデバイスがオン状態のときの電位と等しい場合に上
記半導体スイッチングデバイスが短絡故障した旨の判定
ができる。
【0018】以上の各装置では、さらに、上記故障判定
手段から出力される判定信号の判定内容を表示する表示
手段を備えることにより、使用者等に故障発生の有無を
迅速に知らせることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
に基づいて説明する。なお、ここでは、自動車に搭載さ
れたバッテリー10(電圧12V)を電源とし、上記自
動車に装備されたリアランプ16A等を負荷とする自動
車用電流制御回路を示すが、本発明において電源及び負
荷の種類は問わず、その他モータの駆動回路等、広く適
用が可能である。
【0020】図1において、バッテリー10のプラス端
子にヒューズ12を介してスイッチングデバイスである
FET(Field Effect Transistor;電界効果トランジ
スタ)14のソースが接続されており、このFET14
のドレインに正特性サーミスタ(Positive Temperature
Coefficient サーミスタ;以下、単にPTCと称す
る。)15を介して左右一対のリアランプ16A,16
Bの一方の端子が並列に接続されている。両リアランプ
16A,16Bの他方の端子は上記バッテリー10のマ
イナス端子に接続され、これらの端子はアースされてい
る。FET14は、そのゲート電位がソース電位に対し
て所定値以上低い場合にのみソース−ドレイン間が通電
する状態(オン状態)となり、それ以外の場合にはソー
ス−ドレイン間が通電しない状態(オフ状態)となるも
のである。
【0021】なお、本発明において半導体スイッチング
デバイスを用いる場合、その種類は特に問わず、上記F
ETの他、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transis
tor)、BPT(Bipolar Transistor)等も好適に使用
可能である。
【0022】両リアランプ16A,16Bは、自動車の
ブレーキランプとテールランプとに兼用されるものであ
り、その点灯制御は、ブレーキスイッチS1及びランプ
スイッチS2のオンオフに基づいて行われる。
【0023】上記ブレーキスイッチS1は、通常は開い
ており、自動車のブレーキが踏み込まれた場合にのみこ
れに連動して閉じるように構成されている。このブレー
キスイッチS1の一方の端子は前記ヒューズ12を介し
て上記バッテリー10のプラス端子に接続され、他方の
端子は前記PTC15と同様のPTC20Aを介してラ
ンプ22Aに接続されている。ランプスイッチS2は、
車内において運転席近傍の位置に設けられ、運転者等に
より開閉操作されるものであり、その一方の端子が前記
ヒューズ12を介して上記バッテリー10のプラス端子
に接続され、他方の端子が前記PTC15と同様のPT
C20Bを介してランプ22Bに接続されている。
【0024】なお、前述のヒューズ12は、各PTC1
5,20A,20Bを遮断させる電流よりも十分大きな
電流が流れてはじめて切断されるものであり、このヒュ
ーズ12が切断されずにPTC15,20A,20Bが
先に遮断されるケースは十分に存在する。
【0025】この回路では、上記の点灯制御、並びに本
発明の特徴である故障診断を行う手段として、信号処理
部18が備えられている。この信号処理部18は、マイ
クロコンピュータ及びトランジスタ等で構成され、ブレ
ーキスイッチS1とPTC20Aとの間のA点の電位
と、ランプスイッチS2とPTC20Bとの間のC点の
電位とを、各スイッチS1,S2のオンオフによって変
化するランプ点灯指令信号として取り込むのに加え、さ
らに、故障診断のパラメータとして、PTC20Aとラ
ンプ22Aとの間のB点の電位と、PTC20Bとラン
プ22Bとの間のD点の電位と、FET14とPTC1
5との間のE点の電位と、PTC15と両リアランプ1
6A,16Bとの間のF点の電位とを取り込むように構
成されている。
【0026】この信号処理部18の行うランプ点灯制御
動作及び故障判定動作の内容は、次の通りである。
【0027】A)ランプ点灯動作:信号処理部18は、
スイッチS1,S2のオンオフに応じたデューティ比を
もつ信号を上記FET14のゲートにゲート信号(制御
信号)として入力する。ここでいうデューティ比とは、
上記ゲート信号が1パルス周期の中でFET14をオン
状態にするレベルを有する時間を当該パルス周期で除し
た値であり、このデューティ比は次のように設定されて
いる。
【0028】
【表1】
【0029】B)故障診断動作:信号処理部18は、A
〜F点の電位を監視し、これらの電位が正常状態におけ
る電位と異なる場合に故障発生と判定し、その電位に対
応した種類の判定信号をCRT等からなる表示装置(表
示手段)24に出力し、その判定内容を表示させる。各
電位と判定信号の内容との関係は次の通りである。
【0030】
【表2】
【0031】次に、この回路の作用を説明する。
【0032】まず、正常駆動時には、次のような作用が
得られる。
【0033】ブレーキが踏み込まれた場合:ブレーキ
スイッチS1がオンに切換えられ、これに対応した信号
が制御装置18に入力される。これを受けた制御装置1
8は、ランプスイッチS2のオンオフに関係なく、デュ
ーティ比が100%(第1のデューティ比)の信号(す
なわち常時FET14をオン状態に保つ信号)をゲート
信号としてFET14のゲートに入力し、このFET1
4のソース−ドレイン間を常時導通させる。従って、こ
の場合は、ランプスイッチS2のオンオフにかかわらず
(すなわち昼夜を問わず)、両リアランプ16A,16
Bは高い輝度で点灯する。また、同時にランプ22Aが
通電されて点灯する。
【0034】ブレーキは踏み込まれていないが、ラン
プスイッチS2がオンに切換えられた場合:制御装置1
8は、デューティ比がX%(第2のデューティ比)の方
形波信号をゲート信号としてFET14のゲートに入力
する。その結果、X%のデューティ比に対応する期間の
みFET14のソース−ドレイン間が断続的に導通す
る。従って、この場合は、ブレーキが踏み込まれた場合
よりも低い輝度で両リアランプ16A,16Bが点灯
し、これらのリアランプ16A,16Bはテールランプ
としての役割を果たす。また、ランプ22Bが通電され
て点灯し、上記ランプスイッチS2が実際にオンに切換
えられたことを運転者等に知らせる。
【0035】ブレーキが踏み込まれず、かつ、ランプ
スイッチS2がオフの場合:制御装置18はFET14
のゲートにデューティ比が0%の信号(すなわち常にF
ET14をオフ状態に保つ信号)を出力する。このた
め、FET14のソース−ドレイン間は導通せず、両リ
アランプ16A,16Bは全く点灯しない。また、ラン
プ22A,22Bも点灯しない。
【0036】従って、この回路では、FET14に入力
するゲート信号のデューティ比を変化させるいわゆるP
WM制御により、両リアランプ16A,16Bの輝度が
調節され、その輝度の区別によってリアランプ16A,
16Bがブレーキランプとテールランプとに兼用され
る。
【0037】次に、回路に異常が生じた場合になされる
故障診断動作を、前記表2に示したケース番号に基づい
て順に説明する。
【0038】ケース1(ブレーキスイッチS1がオンの
状態でAB間の電位差がバッテリー電圧12Vの場
合):このケースでは、PTC20Aで電流が遮断され
ているので、このPTC20Aに過電流が流れたことが
予想される。このPTC20Aに過電流が流れる原因と
しては、負荷であるランプ22Aの短絡と、バッテ
リー電圧の異常とが考えられるが、他の点C〜Fの電位
が正常であればバッテリー電圧に異常はない。そこで、
この場合にはランプ22Aが短絡している旨の判定信号
を出力する。
【0039】ケース2(ブレーキスイッチS1がオンの
状態でB点の電位がバッテリー電圧12Vの場合):こ
のケースでは、PTC20Aよりもアース側で電流が遮
断されているが、その遮断はランプ22Aの断線に起因
する確率が極めて高い。そこで、ランプ22Aが断線し
ている旨の判定信号を出力する。
【0040】ケース3(ランプスイッチS2がオンの状
態でCD間の電位差がバッテリー電圧12Vの場合):
このケースでは、PTC20Bで電流が遮断されている
ので、このPTC20Bに過電流が流れたことが予想さ
れる。ケース1と同様、他の点A,B,E,Fの電位が
正常であればバッテリー電圧に異常がないので、ランプ
22Bが短絡している旨の判定信号を出力する。
【0041】ケース4(ランプスイッチS2がオンの状
態でD点の電位がバッテリー電圧12Vの場合):この
ケースでは、PTC20Bよりもアース側で電流が遮断
されているが、その遮断はランプ22Bの断線に起因す
る確率が極めて高い。そこで、ランプ22Bが断線して
いる旨の判定信号を出力する。
【0042】ケース5(FET14をオンにするゲート
信号が出力された状態でEF間の電位差がバッテリー電
圧12Vの場合):このケースでは、PTC15で電流
が遮断されているので、このPTC15に過電流が流れ
たことが予想される。ケース1と同じ理由により、バッ
テリー電圧に異常はないので、ランプ16Aもしくはラ
ンプ16Bの少なくとも一方が短絡している旨の判定信
号を出力する。
【0043】なお、上記電流の遮断により、過電流が流
れる状態が長く続くことが防がれるので、この過電流か
らFET14が有効に保護される。
【0044】ケース6(FET14をオンにするゲート
信号が出力された状態でF点の電位が正常時の電位より
も高い場合):このケースでは、EF間の電圧降下が正
常時よりも低い、すなわちPTC15を流れる電流が少
ないので、全体の回路抵抗が減少する故障が発生してい
ることが予想される。回路抵抗が増加する故障として
は、PTC15自身の抵抗増加と、相互並列に接続
されているランプ16A,16Bのいずれか一方の断線
とが考えられるが、の場合にはF点の電位が上昇する
ことはないので、本ケースに該当しない。そこで、ラン
プ16Aもしくはランプ16Bが断線している旨の判定
信号を出力する。
【0045】ケース7(FET14をオンにするゲート
信号が出力されているにもかかわらずE点の電位が0V
のままである場合):このケースは、FET14のソー
ス−ドレイン間が常に導通されないことを意味するの
で、FET14が遮断故障している旨の判定信号を出力
する。
【0046】ケース8(FET14をオンにするゲート
信号が出力されていないにもかかわらずE点の電位が12
Vである場合):このケースは、FET14のソース−
ドレイン間が常に導通されていることを意味するので、
FET14が短絡故障している旨の判定信号を出力す
る。
【0047】ケース9(ブレーキスイッチS1がオンの
状態でAB間の電位差がバッテリー電圧12Vで、か
つ、ランプスイッチS2がオンの状態でCD間の電位差
がバッテリー電圧12Vで、かつ、FET14をオンに
するゲート信号が出力された状態でEF間の電位差がバ
ッテリー電圧12Vの場合):このケースでは、全PT
C15,20A,20Bで過電流もしくは過昇温が発生
して遮断されたことが予想されるが、全ランプ16A,
16B,22A,22Bが同時に短絡することは事実上
ほとんどあり得ない。従って、バッテリー電圧が一時的
に上昇して過電流が流れたか、もしくは雰囲気温度が過
度に上昇することにより、全PTC15,20A,20
Bが遮断したと判断するのが妥当である。そこで、その
旨の判定信号を出力する。
【0048】ケース10(ブレーキスイッチS1がオン
の状態でA点の電位が0Vで、かつ、ランプスイッチS
2がオンの状態でC点の電位が0Vで、かつ、FET1
4をオンにするゲート信号が出力された状態でE点の電
位が0Vの場合):このケースでは、スイッチS1,S
2及びFET14の電源側で断線が発生したことが予想
される。そこで、ヒューズ12の切断その他の断線故障
が発生した旨の判定信号を出力する。
【0049】従って、この回路によれば、PTC15,
20A,20Bの抵抗特性を利用して、FET14等の
回路デバイスを過電流や過昇温から有効に保護できると
ともに、上記PTC15,20A,20Bの電源側やア
ース側の電位変化を監視することにより、的確な故障判
断ができる。
【0050】第2の実施の形態を図2に示す。ここで
は、FET14の電源側(すなわちヒューズ12とFE
T14との間)にPTC15が配されている。また、信
号処理部18は、PTC15とFET14との間のG点
の電位と、FET14とランプ16A,16Bとの間の
H点の電位を取り込むとともに、次のような判定信号を
作成し、表示装置24に出力するように構成されてい
る。
【0051】
【表3】
【0052】この表におけるケース1〜4は前記表2の
ケース1〜4と全く同等であるので、ここでは説明を省
略し、以下、ケース15〜20について説明する。
【0053】ケース15(FET14をオンにするゲー
ト信号が出力された状態でG点の電位が0Vの場合):
このケースでは、PTC15で電流が遮断されているの
で、このPTC15に過電流が流れたことが予想され
る。ここで、他のPTC20A,20Bの電源側電位
(A点,C点の電位)が正常である場合、バッテリー電
圧に異常はないので、ランプ16Aもしくはランプ16
Bの少なくとも一方が短絡した旨の判定信号を出力す
る。
【0054】なお、この場合も、上記電流の遮断によ
り、過電流が流れる状態が長く続くことが防がれるの
で、この過電流からFET14が有効に保護される。
【0055】ケース16(FET14をオンにするゲー
ト信号が出力された状態でG点の電位が正常時の電位よ
りも高い場合):このケースでは、PTC15での電圧
降下が正常時よりも低い、すなわちPTC15を流れる
電流が少ないので、全体の回路抵抗が減少する故障が発
生していることが予想される。回路抵抗が増加する故障
としては、PTC15自身の抵抗増加と、相互並列
に接続されているランプ16A,16Bのいずれか一方
の断線とが考えられるが、の場合にはG点の電位が上
昇することはないので、本ケースに該当しない。そこ
で、ランプ16Aもしくはランプ16Bが断線している
旨の判定信号を出力する。
【0056】なお、この断線故障は、H点の電位を監視
することによっても判定できる。
【0057】ケース17(FET14をオンにするゲー
ト信号が出力されているにもかかわらずH点の電位が0
Vのままである場合):このケースは、FET14のソ
ース−ドレイン間が常に導通されないことを意味するの
で、FET14が遮断故障している旨の判定信号を出力
する。
【0058】ケース18(FET14をオンにするゲー
ト信号が出力されていないにもかかわらずH点の電位が
0Vよりも十分に大きい場合):このケースは、FET
14のソース−ドレイン間が常に導通されていることを
意味するので、FET14が短絡故障している旨の判定
信号を出力する。
【0059】ケース19(ブレーキスイッチS1がオン
の状態でAB間の電位差がバッテリー電圧12Vで、か
つ、ランプスイッチS2がオンの状態でCD間の電位差
がバッテリー電圧12Vで、かつ、FET14をオンに
するゲート信号が出力された状態でGH間の電位差がバ
ッテリー電圧12Vの場合):このケースでは、前記ケ
ース9と同様の理由により、バッテリー電圧の異常もし
くは過昇温が発生した旨の判定信号を出力する。
【0060】ケース20(ブレーキスイッチS1がオン
の状態でA点の電位が0Vで、かつ、ランプスイッチS
2がオンの状態でC点の電位が0Vで、かつG点が0V
の場合):このケースでは、前記ケース10と同様の理
由により、ヒューズ12の切断その他の断線故障が発生
した旨の判定信号を出力する。
【0061】このように、本発明では、PTCをFET
14等のスイッチ手段の電源側、アース側のいずれに設
けてもよい。また、図2においてPTC15の電源側電
位も取り込むようにすれば、より正確な故障診断ができ
る。すなわち、G点が0Vの場合、A点やC点の電位を
監視しなくても、PTC15が遮断する故障が生じてい
るのか、それともヒューズ12の切断等が生じているの
かを判別することができる。
【0062】なお、本発明の実施の形態は以上に限定さ
れず、例えば次のような実施形態をとってもよい。
【0063】(1) 前記各実施形態では、全てのスイッチ
手段(スイッチS1,S2及びFET14)と直列にP
TCが配設されているが、本発明は少なくとも一つのス
イッチ手段に直列にPTCが配されたものを含む趣旨で
ある。ただし、上記FET14等の半導体スイッチング
デバイスと直列にPTCを配すれば、この半導体スイッ
チングデバイスを直接保護できる利点がある。
【0064】(2) 本発明では、PTCの電源側電位を取
り込んで故障診断を行うことも可能である。ただし、こ
の場合、PTCの電源側に比較的大きな抵抗がない限
り、PTCに電流が流れる場合と流れない場合とで上記
電位にほとんど変化がなく、判別は難しい。従って、P
TCが遮断するような故障が生じているか否かをより正
確に判定するには、少なくともPTCのアース側電位を
取り込むのが好ましい。
【0065】(3) 本発明は、電源と負荷との間にスイッ
チ手段及びPTCが設けられているものに限らず、例え
ば負荷とアースとの間にスイッチ手段及びPTCが設け
られているものにも適用が可能である。この場合、PT
Cにおいて負荷に近い側の電位を取り込むことにより、
負荷の短絡や断線を検知することが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明は、電源と負荷との
導通状態を切換えるスイッチ手段と直列に正特性サーミ
スタを配し、この正特性サーミスタの両端電位のうちの
少なくとも一方の電位に基づき故障の有無を判定して判
定信号を出力する故障判定手段を備えたものであるの
で、上記正特性サーミスタによって各回路デバイスを過
電流や過昇温から有効に保護しつつ、この正特性サーミ
スタの特性に対応する電位の変化から的確な故障診断が
できる効果がある。
【0067】ここで、上記電源と負荷との間に上記スイ
ッチ手段と正特性サーミスタとを直列に配する場合、上
記正特性サーミスタの少なくともアース側電位を取り込
むようにすれば、現在の異常が正特性サーミスタを遮断
させる故障によるものか否かをより正確に判定できる効
果が得られる。
【0068】より具体的には、上記スイッチ手段がオン
状態であるにもかかわらず上記正特性サーミスタのアー
ス側電位がほぼ0である場合や、上記正特性サーミスタ
のアース側電位がほぼ0でかつ正特性サーミスタの電源
側電位が電源電圧とほぼ等しい場合に、この正特性サー
ミスタが遮断する故障が発生したとの判定をすることが
できる。また、上記スイッチ手段がオン状態で正特性サ
ーミスタのアース側電位が電源電圧とほぼ等しい場合、
すなわち正特性サーミスタは電気的に遮断されていない
が電流が流れていない場合には、上記負荷が遮断された
との判定をすることができる。
【0069】上記スイッチ手段として、このスイッチ手
段が制御端子に入力される制御信号によって上記オン状
態とオフ状態とに切換えられる半導体スイッチングデバ
イスを備えたものでは、この半導体スイッチングデバイ
スを上記正特性サーミスタによって過電流や過昇温から
直接保護できる効果が得られる。
【0070】そして、上記正特性サーミスタと上記半導
体スイッチングデバイスとの間の電位や半導体スイッチ
ングデバイスのアース側電位を取込むことにより、半導
体スイッチングデバイス自身の短絡故障や遮断故障も診
断できる効果が得られる。
【0071】また、上記各装置において、上記故障判定
手段から出力される判定信号の判定内容を表示する表示
手段を備えることにより、使用者等に故障発生の有無を
迅速に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図3】従来の故障診断機能付安全回路の一例を示す回
路図である。
【符号の説明】
10 バッテリー(電源) 14 FET(半導体スイッチングデバイス) 15,20A,20B PTC(正特性サーミスタ) 16A,16B リアランプ(負荷) 18 信号処理部(故障判定手段) 22A,22B ランプ(負荷) 24 表示装置(表示手段) S1 ブレーキスイッチ(スイッチ手段) S2 ランプスイッチ(スイッチ手段)
フロントページの続き (72)発明者 田畑 幸伸 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 星野 孝志 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と負荷とを導通させるオン状態と遮
    断するオフ状態とに切換えられるスイッチ手段が設けら
    れた回路において、上記スイッチ手段と直列に正特性サ
    ーミスタを配するとともに、この正特性サーミスタの両
    端電位のうちの少なくとも一方の電位に基づき故障の有
    無を判定して判定信号を出力する故障判定手段を備えた
    ことを特徴とする故障診断機能付安全回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の故障診断機能付安全回路
    において、上記電源と負荷との間に上記スイッチ手段と
    正特性サーミスタとを直列に配したことを特徴とする故
    障診断機能付安全回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の故障診断機能付安全回路
    において、上記正特性サーミスタの少なくともアース側
    の電位に基づき故障の有無を判定して判定信号を出力す
    るように上記故障判定手段を構成したことを特徴とする
    故障診断機能付安全回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の故障診断機能付安全回路
    において、上記スイッチ手段がオン状態であるにもかか
    わらず上記正特性サーミスタのアース側電位がほぼ0で
    ある場合に上記正特性サーミスタが遮断する故障が発生
    した旨の判定信号を出力するように上記故障判定手段を
    構成したことを特徴とする故障診断機能付安全回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の故障診断機能付安全回路
    において、上記正特性サーミスタのアース側電位がほぼ
    0でかつ正特性サーミスタの電源側電位が電源電圧とほ
    ぼ等しい場合にこの正特性サーミスタが遮断する故障が
    発生した旨の判定信号を出力するように上記故障判定手
    段を構成したことを特徴とする故障診断機能付安全回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の故障診
    断機能付安全回路において、上記スイッチ手段がオン状
    態で正特性サーミスタのアース側電位が電源電圧とほぼ
    等しい場合に上記負荷が遮断された旨の判定信号を出力
    するように上記故障判定手段を構成したことを特徴とす
    る故障診断機能付安全回路。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の故障診断機能付安全回路
    において、上記スイッチ手段として、制御端子に入力さ
    れる制御信号によって上記オン状態とオフ状態とに切換
    えられる半導体スイッチングデバイスを備えたことを特
    徴とする故障診断機能付安全回路。
  8. 【請求項8】 請求項2〜6のいずれかに記載の故障診
    断機能付安全回路において、上記スイッチ手段として、
    制御端子に入力される制御信号によって上記オン状態と
    オフ状態とに切換えられる半導体スイッチングデバイス
    を備えたことを特徴とする故障診断機能付安全回路。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の故障診断機能付安全回路
    において、上記正特性サーミスタを上記半導体スイッチ
    ングデバイスのアース側に設けたことを特徴とする故障
    診断機能付安全回路。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の故障診断機能付安全回
    路において、上記半導体スイッチングデバイスの制御端
    子にこの半導体スイッチングデバイスをオン状態にする
    ための制御信号が入力されているにもかかわらず上記正
    特性サーミスタと上記半導体スイッチングデバイスとの
    間の電位がほぼ0Vである場合に上記半導体スイッチン
    グデバイスが遮断故障した旨の判定信号を出力するよう
    に上記故障判定手段を構成したことを特徴とする故障診
    断機能付安全回路。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載の故障診断機
    能付安全回路において、上記半導体スイッチングデバイ
    スの制御端子にこの半導体スイッチングデバイスをオフ
    状態にするための制御信号が入力されているにもかかわ
    らずこの半導体スイッチングデバイスのアース側電位が
    上記半導体スイッチングデバイスがオン状態のときの電
    位と等しい場合に上記半導体スイッチングデバイスが短
    絡故障した旨の判定信号を出力するように上記故障判定
    手段を構成したことを特徴とする故障診断機能付安全回
    路。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の故障診断機能付安全回
    路において、上記正特性サーミスタを上記半導体スイッ
    チングデバイスの電源側に設けたことを特徴とする故障
    診断機能付安全回路。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の故障診断機能付安全
    回路において、上記半導体スイッチングデバイスの制御
    端子にこの半導体スイッチングデバイスをオン状態にす
    るための制御信号が入力されているにもかかわらず上記
    正特性サーミスタと上記半導体スイッチングデバイスと
    の間の電位が電源電圧と等しい場合に上記半導体スイッ
    チングデバイスが遮断故障した旨の判定信号を出力する
    ように上記故障判定手段を構成したことを特徴とする故
    障診断機能付安全回路。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載の故障診断
    機能付安全回路において、上記半導体スイッチングデバ
    イスの制御端子にこの半導体スイッチングデバイスをオ
    フ状態にするための制御信号が入力されているにもかか
    わらず上記正特性サーミスタのアース側電位が上記半導
    体スイッチングデバイスがオン状態のときの電位と等し
    い場合に上記半導体スイッチングデバイスが短絡故障し
    た旨の判定信号を出力するように上記故障判定手段を構
    成したことを特徴とする故障診断機能付安全回路。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかに記載の故
    障診断機能付安全回路において、上記故障判定手段から
    出力される判定信号の判定内容を表示する表示手段を備
    えたことを特徴とする故障診断機能付安全回路。
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