JPH09219460A - 不揮発性半導体メモリ装置とその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置とその製造方法

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JPH09219460A
JPH09219460A JP8046610A JP4661096A JPH09219460A JP H09219460 A JPH09219460 A JP H09219460A JP 8046610 A JP8046610 A JP 8046610A JP 4661096 A JP4661096 A JP 4661096A JP H09219460 A JPH09219460 A JP H09219460A
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JP
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film
polycrystalline silicon
floating gate
gate
insulating film
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JP8046610A
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Naohiro Ueda
尚宏 上田
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Ricoh Co Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い不揮発性半導体メモリ装置を得
る。 【解決手段】 フィールド酸化膜4の形成されたシリコ
ン基板2上にゲート絶縁膜6を形成した後、シリコン基
板2の表面全面に第1の多結晶シリコン膜8を形成す
る。多結晶シリコン膜8上にワードライン方向の分離を
行なう領域を形成するための、素子分離用絶縁膜4上に
矩形状の開孔32をもつレジストパターン30を形成す
る。レジストパターン30をマスクとして多結晶シリコ
ン膜8に酸素イオンをエネルギー30KeV、ドーズ量
5×1015/cm2の条件で注入し、レジストパターン
30を除去した後、例えば1000℃で1時間熱処理を
施す。これにより、多結晶シリコン膜8のうち酸素イオ
ンが注入された領域のみを選択的に絶縁性の二酸化シリ
コン36に変換させる。この絶縁性の二酸化シリコン3
6がフローティングゲートのワードライン方向の分離を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフローティングゲー
トとコントロールゲートからなるスタックゲートを備え
た不揮発性半導体メモリ装置とその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図1に一般的に行なわれているスタック
ゲートの形成方法を含む製造工程を示す。(A)〜
(C)はその右側に記載した(a)〜(c)のX−X’
線位置での断面図である。 (A)シリコン基板2に素子分離領域としてのフィール
ド酸化膜4を形成し、ゲート絶縁膜6を形成した後、フ
ローティングゲートとなる第1の多結晶シリコン層8を
形成する。多結晶シリコン層8上にレジスト層を形成
し、写真製版によりフローティングゲートをワードライ
ン方向に分離するためのスリット10を形成するための
溝をもつレジストパターンを形成し、それをマスクにし
て多結晶シリコン層8をエッチングすることによりスリ
ット10を形成する。
【0003】(B)多結晶シリコン層8の表面に絶縁膜
12を形成し、更にその上に第2の多結晶シリコン層1
4を形成する。そして写真製版とエッチングによりシリ
コン層14,絶縁膜12及び多結晶シリコン層8をパタ
ーン化してコントロールゲート14、絶縁膜12及びフ
ローティングゲート8を完成する。
【0004】(C)その後、層間絶縁膜16を形成し、
ドレイン領域上にコンタクトホール18を開けた後、ア
ルミニウム膜を形成し、写真製版とエッチングによるパ
ターン化によりアルミニウム配線20を形成し、コンタ
クトホール18を介してアルミニウム配線20とドレイ
ン領域とを接続する。アルミニウム配線20はビットラ
インとなり、コントロールゲート14はワードラインと
なる。
【0005】図1に示されたスタックゲートの形成方法
は基本的なものであり、例えば特開平2−31466号
公報や特開平3−34470号公報に記載されているス
タックゲート形成方法もこれと同じである。
【0006】図1の方法では以下のような欠点がある。
このことをビットライン方向の分離を行なった図1
(B)のパターン化の段階について説明する。図2はビ
ットライン方向の分離を行なう目的のレジストパターン
15を用いて第2の多結晶シリコン膜14を異方性エッ
チングした状態である。下地の第1の多結晶シリコン膜
8には既にワードライン方向に分離するためのパターン
化が施されており、その分離用の溝10が形成されてい
るため、その溝10部分には第2の多結晶シリコン膜1
4がサイドウォール14aの形で残存する。
【0007】次に、続いて絶縁膜12を異方性エッチン
グした所を図3に示す。絶縁膜12のエッチングでは多
結晶シリコン膜はエッチングされないため、多結晶シリ
コン膜で形成されたサイドウォール14aはそのままの
形で残存する。また、第1の多結晶シリコン膜8の側面
部では絶縁膜12がサイドウォール14aとの間に挾ま
れる形で存在するため、この部分のエッチングが進行し
にくい。そのため、絶縁膜12がフェンス12aの形で
残存する。
【0008】さらに絶縁膜12の直下であって、かつ第
1の多結晶シリコン膜8が存在しない部分では以下に示
す不具合が起こる。まず、素子分離用の厚い絶縁膜4上
であって絶縁膜12の直下に第1の多結晶シリコン膜8
が存在しない部分(図1(b)の領域22)では、絶縁
膜12の異方性エッチングに引き続き、素子分離用の厚
い絶縁膜4が連続して異方性エッチングされることにな
る。その結果、素子分離用の厚い絶縁膜4には意図しな
い溝10aが形成されてしまう(図3(B)参照)。ま
た、ゲート絶縁膜6上であって絶縁膜12の直下に第1
の多結晶シリコン膜8が存在しない部分(図1の領域2
4)では、同じ理由でゲート絶縁膜6が連続して異方性
エッチングされ、半導体基板2が露出する(図3(B)
参照)。
【0009】さらに、第1の多結晶シリコン膜8を異方
性エッチングしたところを図4に示す。このエッチング
では多結晶シリコンのサイドウォール14aは除去され
るが、図3で形成された絶縁膜のフェンス12aは除去
できないため、そのままの形で残存する。また、図3に
おいて半導体基板2が露出した部分10bでは、このと
きの異方性エッチングで半導体基板がエッチングされて
しまうため、意図しない溝10cが形成されてしまう
(図4(C)参照)。ここで、図3の段階で形成された
溝10aは素子分離用の厚い絶縁膜4が掘れたものであ
り、図4の段階で形成された溝10cは半導体基板2が
掘れたものである。図1(B)はその後、レジストパタ
ーン15を除去した状態である。
【0010】ここで、図1の従来技術の欠点をまとめる
と以下の3点となる。 欠点1:素子分離用の厚い絶縁膜4に意図しない溝10
aが形成されてしまう。 欠点2:半導体基板2に意図しない溝10cが形成され
てしまう。 欠点3:それらの溝10a,10cの内壁面に意図しな
いフェンス12aが残存してしまう。
【0011】これらの欠点により、後工程において以下
に示す不具合が発生する。 不具合1:欠点1の溝10aのため、後工程でのソース
・ドレイン注入が素子分離用の絶縁膜を突き抜けて半導
体基板2に注入されてしまう。 不具合2:溝10a,10cのため平坦化が不完全にな
る。 不具合3:半導体基板2で溝10cが形成された領域は
共通ソースラインとなるため、この溝10cの段差のた
めに拡散層の抵抗値が高くなる。
【0012】不具合4:このスタックゲートをもったメ
モリ素子を周辺回路のMOSトランジスタと同一基板上
に形成する場合に3層多結晶シリコンプロセスを採用す
れば、3層目の多結晶シリコン膜が溝10a,10c中
にサイドウォールの形で残存するため、それを除去する
処理が必要となる。そしてその除去が不完全だとリーク
の原因になる。 不具合5:フェンス12aが剥離し、異物となる。
【0013】そのため、これらの不具合を回避する技術
がいくつか提案されている。第1の提案は、図5(A)
のように、第1の多結晶シリコン膜8の溝を絶縁膜28
で埋め込む方法である(特開昭62−128567号公
報、特開平2−65175号公報参照)。第2の提案
は、図5(B)のように、第1の多結晶シリコン膜8の
溝を第2の多結晶シリコン膜14で埋め込む方法である
(特開昭63−186478号公報、特開平4−586
5号公報参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これらの提案はいずれ
も素子分離用の厚い絶縁膜及び半導体基板が意図しない
エッチングにさらされるのを防ぎ、膜減りすることを防
止しているが、以下に示すような新たな欠点を抱えてい
る。第1の提案では、第1の多結晶シリコン膜8の溝を
絶縁膜28で埋め込むことが極めて困難である。例え
ば、埋込みを絶縁膜28の堆積後、全面エッチングする
方法を用いると、図5(C)に示すように第1の多結晶
シリコン膜8上の凹部にも絶縁膜28が埋め込まれてし
まう。そのため、この後工程である絶縁膜12の形成を
行なうことができなくなり、メモリの形成が不可能にな
ってしまう。
【0015】第2の提案では、第1の多結晶シリコン膜
8の溝を第2の多結晶シリコン膜14で埋め込むために
は、第2の多結晶シリコン膜14の膜厚を必要以上に厚
くしなければならず、結果的にスタックゲートの高さが
大きくなってしまう。このことは後工程での平坦化を阻
害し、金属配線断線などの不具合を招く。本発明はこれ
らの問題点を解決するメモリ装置の構造とその製造方法
を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】スタックゲート型不揮発
性半導体メモリ装置では、素子分離酸化膜上でのフロー
ティングゲート配列のワードライン方向の電気的分離
は、シリコン酸化物にてなされ、そのシリコン酸化物と
フローティングゲート多結晶シリコンとの境界の酸素濃
度が連続的に変化している。
【0017】本発明の製造方法は、以下の工程(A)か
ら(F)を含んで半導体基板上にスタックゲートを形成
する方法である。 (A)半導体基板上に選択的に素子分離酸化膜を形成
し、前記基板の活性領域上にゲート酸化膜を形成した
後、前記基板表面全面にフローティングゲート用の第1
の多結晶シリコン膜を形成する工程、(B)ワードライ
ン方向のフローティングゲート配列の隣接するフローテ
ィングゲート間を素子分離酸化膜上で互いに電気的に分
離を行なうために、分離領域に開孔をもつレジストパタ
ーンを形成する工程、(C)そのレジストパターンをマ
スクとして前記開孔部の多結晶シリコン膜に酸素を含む
イオン種をイオン注入する工程、(D)そのレジストパ
ターンを除去した後、熱処理を施すことにより多結晶シ
リコン膜の前記イオン注入領域を選択的に絶縁膜に変換
する工程、(E)全面に、フローティングゲートとコン
トロールゲートとの間に層間絶縁膜となる絶縁膜を形成
する工程、(F)全面に、コントロールゲート用の第2
の多結晶シリコン膜を形成し、写真製版とエッチングに
より第2の多結晶シリコン膜、前記絶縁膜及び第1の多
結晶シリコン膜をパターン化してスタックゲートを形成
する工程。工程(C)のイオン注入工程で注入される、
酸素を含むイオン種は、酸素イオン、NOイオン、NO
2イオン又はN2Oイオンであることが好ましい。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を製造方法とともに示
す。図6に示されるように、素子分離用の厚い絶縁膜
(フィールド酸化膜)4の形成された半導体基板(シリ
コン基板)2上にゲート絶縁膜6を形成した後、半導体
基板2の表面全面に第1の多結晶シリコン膜8を形成す
る。
【0019】多結晶シリコン膜8上にレジスト層を形成
し、図6(A)に示されるように、ワードライン方向の
分離を行なう領域を形成するための、素子分離用絶縁膜
4上に矩形状の開孔32をもつレジストパターン30を
写真製版により形成する。その後、レジストパターン3
0をマスクとして多結晶シリコン膜8に酸素を含むイオ
ン種を注入する。酸素を含むイオン種は、例えば酸素イ
オンの他、NOイオン、NO2イオン、N2Oイオンのよ
うな分子イオンである。ここでは、例えば酸素イオンを
エネルギー30KeV、ドーズ量5×1015/cm2
条件で注入すると、第1の多結晶シリコン膜8のうちで
レジストパターン30の開孔した領域34にだけ選択的
に酸素イオンが注入される。
【0020】レジストパターン30を除去した後、例え
ば1000℃で1時間熱処理を施すことで、多結晶シリ
コン膜8のうち酸素イオンが注入された領域のみを選択
的に絶縁性の二酸化シリコン36に変換させる。この絶
縁性の二酸化シリコン36がフローティングゲートのワ
ードライン方向の分離を行なうことになる。
【0021】その後、図7に示されるように、従来技術
と同様に、フローティングゲートとコントロールゲート
との間の層間絶縁膜12、コントロールゲート用の第2
の多結晶シリコン膜14を形成する。第2の多結晶シリ
コン膜14上にレジスト層を形成し、写真製版によりビ
ットライン方向の分離となるパターン化を行なって領域
36aと直交するようにレジストパターン15を形成す
る。そして、レジストパターン15をマスクとして異方
性エッチングにより多結晶シリコン膜14、層間絶縁膜
12及び多結晶シリコン膜8にパターン化を施すと、本
発明のスタックゲートが得られる。
【0022】本発明では従来技術で指摘した欠点1,
2,3のいずれもが発生しない。このことをビットライ
ン方向の分離を行なうレジストパターン15を配置した
図7を出発点に説明する。本発明では図7のように第1
の多結晶シリコン膜8は領域36aのみが選択的に絶縁
性の二酸化シリコンに変換されている。まず、レジスト
パターン15を用いて第2の多結晶シリコン膜14を異
方性エッチングした状態を図8に示す。本発明では下地
の第1の多結晶シリコン膜8の分離をエッチングによる
溝ではなく、多結晶シリコンを部分的に絶縁性の二酸化
シリコン36に変換することで実現しているため、もと
もと溝は存在しない。そのため、図2のように第2の多
結晶シリコン膜14がサイドウォール14aの形で残存
することも起こらない。
【0023】次に、続いて絶縁膜12を異方性エッチン
グした状態を図9に示す。図8の状態からのエッチング
であるので、図9が得られることは容易に理解できる。
本発明では絶縁膜12の直下であって、かつ第1の多結
晶シリコン膜8が存在しない部分には二酸化シリコン3
6に変換させた領域36aが存在するため、層間絶縁膜
12の異方性エッチングが進行したとしても二酸化シリ
コン36が除去されるだけですむ。その結果、図3のよ
うに素子分離用の厚い絶縁膜4に意図しない溝10aが
形成されることは起こらない(従来技術で指摘した欠点
1の回避)。
【0024】また、二酸化シリコン36以外の部分で
は、層間絶縁膜12の直下には必ず第1の多結晶シリコ
ン膜8が存在するため、図3のように半導体基板2が露
出することも起こらない。さらに、第1の多結晶シリコ
ン膜8を異方性エッチングした状態を図10に示す。図
9の状態からのエッチングであるので、図10が得られ
ることが容易に理解できる。本発明では、従来技術の図
3のように半導体基板2が露出していないので、このと
きの異方性エッチングで半導体基板2がエッチングされ
ることは起こらない。よって、半導体基板2に意図しな
い溝10cが形成されることも起こらない(従来技術で
指摘した欠点2の回避)。
【0025】さらに、当然のことであるが、本発明では
従来技術の図4のようなフェンス12aは本質的に形成
されない(従来技術で指摘した欠点3の回避)。以上の
ように、本発明では従来技術で指摘した欠点1,2,3
のいずれもが発生しない。そのため、従来技術で指摘し
た不具合をいずれも回避することができる。
【0026】図11は、その後レジストパターン15を
除去した状態を示したものであり、これでスタックゲー
トが完成する。素子分離用酸化膜4上でのフローティン
グゲート配列のワードライン方向の電気的分離は、フロ
ーティングゲート用の多結晶シリコンを酸素を含むイオ
ンを注入し熱処理することにより、部分的に絶縁性の二
酸化シリコン36に変換することで実現しているため、
その二酸化シリコン36の領域とフローティングゲート
の多結晶シリコン8との境界の酸素濃度が連続的に変化
している。
【0027】
【発明の効果】本発明では、素子分離用酸化膜上でのフ
ローティングゲート配列のワードライン方向の電気的分
離は、フローティングゲート用の多結晶シリコンを酸素
を含むイオンを注入し熱処理することにより部分的に絶
縁性の二酸化シリコンに変換することで実現しているた
め、素子分離用酸化膜に意図しない溝が形成されること
がなく、また半導体基板に意図しない溝が形成されるこ
ともない。また、フローティングゲート配列のワードラ
イン方向の分離用の溝も存在しないことから、その溝の
両側に意図しないフェンスが残存することもない。これ
らの結果として、信頼性の高い不揮発性半導体メモリ装
置が得られる。本発明の製造方法では、フローティング
ゲート配列のワードライン方向の電気的分離はイオン注
入と熱処理だけで実現されるので、製造が容易で低コス
トに実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスタックゲート製造方法を示す図であ
り、(A)〜(C)はその断面図、(a)〜(c)はそ
の平面図であり、断面図は平面図のX−X’線位置での
断面図を示している。
【図2】従来の方法において、ビットライン方向の分離
を行なう目的のレジストパターンを用いて第2の多結晶
シリコン膜を異方性エッチングした状態を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A’線位置
での断面図、(C)は(A)のB−B’線位置での断面
図、(D)は(A)のC−C’線位置での断面図であ
る。
【図3】従来の方法において、続いてフローティングゲ
ートとコントロールゲートとの間の層間絶縁膜を異方性
エッチングした状態を示す図であり、(A)は図2
(A)に示されたA−A’線位置での断面図、(B)は
同B−B’線位置での断面図、(C)は同C−C’線位
置での断面図である。
【図4】従来の方法において、さらに第1の多結晶シリ
コン膜を異方性エッチングした状態を示す図であり、
(A)は図2(A)に示されたA−A’線位置での断面
図、(B)は同B−B’線位置での断面図、(C)は同
C−C’線位置での断面図である。
【図5】(A)と(B)はそれぞれ従来の方法の問題を
解決する提案を示す断面図、(C)は(A)の問題を示
す断面図である。
【図6】一実施例において、フローティングゲート配列
のワードライン方向の電気的分離領域を形成する工程を
示す図であり、(A)は平面図、(B)はそのH−H’
線位置での断面図である。
【図7】一実施例において、第2の多結晶シリコン膜上
にビットライン方向の分離を行なうためのレジストパタ
ーンを形成した状態を示す図であり、(A)は平面図、
(B)は(A)のI−I’線位置での断面図、(C)は
(A)のJ−J’線位置での断面図、(D)は(A)の
K−K’線位置での断面図、である。
【図8】同実施例において、第2の多結晶シリコン膜を
エッチングした状態を示す図であり、(A)は図7
(A)に示されたI−I’線位置での断面図、(B)は
同J−J’線位置での断面図、(C)は同K−K’線位
置での断面図である。
【図9】同実施例において、フローティングゲートとコ
ントロールゲートとの間の層間絶縁膜をエッチングした
状態を示す図であり、(A)は図7(A)に示されたI
−I’線位置での断面図、(B)は同J−J’線位置で
の断面図、(C)は同K−K’線位置での断面図であ
る。
【図10】同実施例において、第2の多結晶シリコン膜
をエッチングした状態を示す図であり、(A)は図7
(A)に示されたI−I’線位置での断面図、(B)は
同J−J’線位置での断面図、(C)は同K−K’線位
置での断面図である。
【図11】同実施例において、スタックゲートが完成し
た状態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のL−L’線位置での断面図、(C)は(A)の
M−M’線位置での断面図、(D)は(A)のN−N’
線位置での断面図、(E)は(A)のO−O’線位置で
の断面図、(F)は(A)のP−P’線位置での断面図
である。
【符号の説明】
2 半導体基板 4 素子分離用の厚い絶縁膜 6 ゲート絶縁膜 8 第1の多結晶シリコン膜 30 レジストパターン 32 開孔 36 二酸化シリコン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に選択的に素子分離酸化膜
    が形成され、前記基板の活性領域上にはゲート酸化膜を
    介して多結晶シリコンにてなるフローティングゲートが
    形成され、フローティングゲートは活性領域から素子分
    離酸化膜上に延在しているとともに、ワードライン方向
    のフローティングゲート配列は素子分離酸化膜上で互い
    に電気的に分離されており、ワードライン方向のフロー
    ティングゲート配列上にはワードラインとなる連続した
    帯状のコントロールゲートがフローティングゲートとの
    間に絶縁膜を介して形成されているスタックゲート型不
    揮発性半導体メモリ装置において、 素子分離酸化膜上でのフローティングゲート配列のワー
    ドライン方向の電気的分離は、シリコン酸化物にてなさ
    れ、そのシリコン酸化物とフローティングゲート多結晶
    シリコンとの境界の酸素濃度が連続的に変化しているこ
    とを特徴とする不揮発性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 以下の工程(A)から(F)を含んで半
    導体基板上にスタックゲートを形成することを特徴とす
    る不揮発性半導体メモリ装置の製造方法。 (A)半導体基板上に選択的に素子分離酸化膜を形成
    し、前記基板の活性領域上にゲート酸化膜を形成した
    後、前記基板表面全面にフローティングゲート用の第1
    の多結晶シリコン膜を形成する工程、 (B)ワードライン方向のフローティングゲート配列の
    隣接するフローティングゲート間を素子分離酸化膜上で
    互いに電気的に分離を行なうために、分離領域に開孔を
    もつレジストパターンを形成する工程、 (C)そのレジストパターンをマスクとして前記開孔部
    の多結晶シリコン膜に酸素を含むイオン種をイオン注入
    する工程、 (D)そのレジストパターンを除去した後、熱処理を施
    すことにより多結晶シリコン膜の前記イオン注入領域を
    選択的に絶縁膜に変換する工程、 (E)全面に、フローティングゲートとコントロールゲ
    ートとの間に層間絶縁膜となる絶縁膜を形成する工程、 (F)全面に、コントロールゲート用の第2の多結晶シ
    リコン膜を形成し、写真製版とエッチングにより第2の
    多結晶シリコン膜、前記絶縁膜及び第1の多結晶シリコ
    ン膜をパターン化してスタックゲートを形成する工程。
  3. 【請求項3】 工程(C)のイオン注入工程で注入され
    る、酸素を含むイオン種は、酸素イオン、NOイオン、
    NO2イオン又はN2Oイオンである請求項2に記載の不
    揮発性半導体メモリ装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008120384A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fujitsu Microelectronics Limited 半導体装置とその製造方法
JP2011527833A (ja) * 2008-07-09 2011-11-04 サンディスク コーポレイション 漏れ電流を削減するフローティングゲート上の誘電体層

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