JPH09218816A - ファイル転送方法 - Google Patents

ファイル転送方法

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JPH09218816A
JPH09218816A JP8022658A JP2265896A JPH09218816A JP H09218816 A JPH09218816 A JP H09218816A JP 8022658 A JP8022658 A JP 8022658A JP 2265896 A JP2265896 A JP 2265896A JP H09218816 A JPH09218816 A JP H09218816A
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    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/957Browsing optimisation, e.g. caching or content distillation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバからクライアントへの複数文書転送を打
ち切れるようにし、複数文書の転送を効率よく制限でき
るようにする。 【解決手段】文書要求装置120にてユーザまたはプロ
グラムの指示で発行される一回のファイル要求に対して
複数のファイル転送要求が順次文書提供装置110に送
信され、これによって文書要求装置120への複数ファ
イルの転送が開始される。この複数ファイルの転送中
に、転送された合計データサイズやファイル転送時間、
あるいはインタラプト指示の発行の有無などによって予
め決められた転送打ち切り条件が成立したと判断される
と、最近送信したファイル転送要求に後続して送信すべ
き未送信のファイル転送要求全ての送信が中止され、こ
れによって複数ファイル転送がその時点で打ち切られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファイルを提供
するサービスを行うサーバと、このサーバにファイル転
送を要求するクライアントとを含むクライアント/サー
バシステムで使用されるファイル転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文書などのファイルをインターネットを
介してサーバからクライアントに提供するための文書提
供プログラムとして、WWW(World Wide
Web)が知られている。これは、WWWサーバとWW
Wクライアントからなり、クライアントとサーバにてあ
らかじめ定まったファイル転送プロトコルHTTP(H
yper Text Transfer Protoc
ol)に従い、文書などのファイルをサーバからクライ
アントに提供するものである。
【0003】この方法では、サーバからクライアントへ
の文書ファイルの転送は逐一行うのが基本である。すな
わち、ユーザが文書などのファイルの表示を求めると、
WWWクライアントはWWWサーバと通信を行い該文書
の転送を行い画面に表示する。さらに別の文書の表示を
行う場合には、この操作が再び行われる。
【0004】しかし、携帯情報端末のように常にネット
ワーク接続可能な環境で使用されるとは限らない計算機
をクライアント計算機として使用する場合には、この方
法では不十分である。ユーザからの要求に応じて必要な
文書を即座にユーザに提供できるようにするためには、
クライアント計算機がネットワークに繋がっている時に
まとめて複数の文書をサーバからクライアントに転送
し、それをクライアント側に保存しておくことが必要が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これを実現するための
方法として、ユーザが転送を要求した文書だけでなく、
関連文書をまとめてサーバからクライアントに転送する
方法が本出願人により提案されている(藤井他、「文書
要求方法、文書提供装置、文書要求装置及び文書転送方
法」特願平7−292910号)。
【0006】この方法を活用すると、サーバからクライ
アントへの複数文書の転送をユーザが一つ一つ指示する
ことなく、一度の指示にて行うことができる。転送され
た文書はクライアントの記憶媒体に保存される。具体的
には、ユーザの一回の転送要求に応じて複数文書を順次
転送するプログラムが起動されクライアントの記憶媒体
に保存する方法、あるいはあらかじめ複数文書を連結し
て一つの文書にまとめておき、この連結文書をクライア
ントの記憶媒体に保存する方法が記されている。ところ
が本方法では次のような場合に問題が生じることがあ
る。
【0007】すなわち、クライアントからサーバに提供
を求めた文書に対する関連文書のデータ量が大きい場合
には、全ての文書の転送が完了するまでに要する時間が
大きくなり、ネットワークのトラフィック増大などの問
題を引き起こす。また、クライアントの記憶媒体の空き
領域が十分に大きくない時に多くの文書が転送される
と、クライアントのファイルシステムの多くを占有する
恐れもある。さらに、複数の文書を連結し一つの文書と
して転送する方法の場合には、文書の転送をユーザから
の求めに応じて中断した場合に、それまでに転送を完了
した文書を活用することができないと言う問題もある。
【0008】また、クライアントにて静止画、動画を表
示する能力がない場合、あるいは音声を再生する能力が
ない場合でも、これらの文書が転送されてくることが考
えられる。クライアントにて使用できない文書を転送す
ることは、クライアントの記憶媒体の浪費であり、また
ネットワークのトラフィックを無意味に増やすことにつ
ながる。
【0009】この発明はこの様な点に鑑みてなされたも
のであり、文書転送が高速でない場合やクライアントの
所有する記憶媒体の空き領域が少ない場合、あるいはク
ライアントの文書表示再生能力などに応じて複数文書の
転送を効率よく制限でき、またその制限のためにファイ
ル転送を途中で打ち切った場合でも転送済みの文書につ
いてはクライアント側で活用することが可能なファイル
転送方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、ファイルを
提供するサービスを行うサーバと、このサーバにファイ
ル転送を要求するクライアントとを含むクライアント/
サーバシステムで使用されるファイル転送方法におい
て、前記クライアントから発行される一回のファイル要
求に対してそのファイル要求で指定されたファイルとそ
れに関連するファイルとを含む複数のファイルが前記サ
ーバから前記クライアントに転送されるように、前記一
回のファイル要求に対して複数のファイル転送要求を前
記サーバに順次送信し、予め指定された転送打ち切り条
件が成立したと判断したとき、それ以降に送信すべき全
てのファイル転送要求の送信を中止することを特徴とす
る。
【0011】このファイル転送方法においては、クライ
アントにてユーザまたはプログラムの指示で発行される
一回のファイル要求に対して複数のファイル転送要求が
順次サーバに送信され、これによってサーバからクライ
アントへの複数ファイルの転送が開始される。この複数
ファイルの転送中に、例えば、サーバからクライアント
に転送された合計データサイズやファイル転送時間、あ
るいはインタラプト指示の発行の有無などによって予め
決められた転送打ち切り条件が成立したと判断される
と、それ以降に送信されるべき残りのファイル転送要求
全ての送信が中止され、これによって複数ファイル転送
がその時点で打ち切られる。したがって、複数ファイル
の転送を効率よく制限できるようになり、記憶媒体の容
量が少なく、また常にネットワーク接続可能な環境で使
用されるとは限らない携帯情報端末などをクライアント
側の計算機として使用するシステムなどに好適なファイ
ル転送を実現できる。
【0012】また、連結ファイルを用いて複数のファイ
ルをサーバからクライアントに転送させる場合には、そ
の連結ファイルの転送を途中で打ち切った場合でも転送
済みのファイルの内容についてはクライアント側で活用
できるようにするために、クライアントから発行される
一回のファイル要求に対して、ファイル単位で圧縮され
た複数の圧縮ファイルが連結されてなる連結ファイルを
前記サーバから前記クライアントに転送させることが好
ましい。これにより、例えば、サーバからクライアント
に転送された合計データサイズやファイル転送時間など
によって予め決められた転送打ち切り条件が成立して連
結ファイルの転送を途中で打ち切った場合でも、その転
送打ち切り以前に前記クライアントへの転送が完了して
いる圧縮ファイルそれぞれについてはファイル単位で復
元することができる。
【0013】また、クライアントから発行されるファイ
ル要求で指定されたファイルが先頭となるように複数の
ファイルが連結されてなる連結ファイルをサーバからク
ライアントに転送させる方法を利用することもできる。
この場合、ユーザが要求したファイルが最初にクライア
ントに転送されるので、転送打ち切り条件が成立して連
結ファイルの転送が途中で打ち切られても、その時点で
は少なくともユーザが要求したファイルの転送について
は完了している確率が高く、それを利用することができ
る。
【0014】また、この発明は、ファイルを提供するサ
ービスを行うサーバと、このサーバにファイル転送を要
求するクライアントとを含むクライアント/サーバシス
テムで使用されるファイル転送方法において、前記クラ
イアントからの一回のファイル要求で指定されたファイ
ルとそれに関連するファイルとを含む複数のファイルの
中で、静止画、動画、音声などのファイルの種類と前記
クライアントの表示再生能力とに応じて予め決定された
転送条件に合致するファイルを選択し、その選択された
ファイル毎にそれを指定するファイル転送要求を前記サ
ーバに送信して、前記複数ファイルの中で前記転送条件
に合致するファイルのみを前記サーバから前記クライア
ントに送信させることを特徴とする。
【0015】このファイル転送方法においては、静止
画、動画、音声などのファイルの種類とクライアントの
表示再生能力とに応じて選択されたファイルだけをサー
バからクライアントに転送させることができ、クライア
ントで利用できないファイルを転送することによるクラ
イアントの記憶媒体の浪費や、またネットワークトラフ
ィックの無意味な増大を防止することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係るファイル読み出し方法が適用される情報通信シス
テムとそのシステムで用いられるプログラムの機能構成
が示されている。この情報通信システムは、例えば、イ
ンターネットなどのネットワーク環境を利用してサーバ
からクライアントに各種文書ファイル(HTML形式の
ハイパーテキスト、静止画、動画、音声など)を提供す
るクライアント/サーバシステムであり、文書ファイル
を提供するWWWサーバとして動作する文書提供装置1
10と、文書ファイルを要求するWWWクライアントと
して動作する文書要求装置120からなる。
【0017】文書提供装置110では、文書提供プログ
ラム150が動作する。この文書提供プログラム150
は、WWWサーバプログラムとして機能するものであ
り、図示のように、要求受理部151と要求処理部15
2からなる。要求受理部151は文書提供装置120に
て動作する文書表示プログラム130からのHTTPな
どのファイル転送プロトコルに従った文書ファイル転送
要求等を受理するプログラムである。要求処理部152
は、要求受理部にて受理した要求に応じて、具体的な処
理を行うプログラムである。例えば要求受理部151が
前述の文書ファイル転送要求140を受理した場合、記
憶媒体156から該当する文書ファイル111を探索
し、該当文書が見つかったら文書ファイルの転送141
を行う。
【0018】文書要求装置120では、文書表示プログ
ラム130が動作する。この文書表示プログラム130
はWWWクライアントプログラム(WWWブラウザ)と
して動作するものであり、図示のように、接続部13
1、文書要求部132、文書受信部133、文書格納部
134、文書表示部135、要求受理部136、接続解
除部137、複数文書転送要求部138からなる。
【0019】接続部131は、TCP/IPなどのプロ
トコルで文書提供装置110への接続を行うプログラム
である。文書要求部132は、HTTPなどのファイル
転送プロトコルで文書提供装置110に前述の文書ファ
イル転送要求を発行するプログラムである。文書受信部
133は文書提供装置110から提供された文書ファイ
ルを受信するプログラムである。
【0020】文書格納部134は文書提供装置110か
ら受信した文書ファイルを記憶媒体121のローカルフ
ァイルキャッシュ領域121aにキャッシュ(一時保
存)するためのプログラムである。ローカルファイルキ
ャッシュ領域121aにキャッシュされた文書ファイル
は、ユーザが明示的にファイル名を指定して保存した通
常のファイルとは異なり、自動的に名前が割り当てら
れ、ユーザの指示によらずに保存される。ローカルファ
イルキャッシュ領域121aにキャッシュされた文書フ
ァイルの格納位置およびそのファイル名は文書表示プロ
グラム130が独自に管理する。
【0021】このローカルファイルキャッシュ領域12
1aはネットワーク混雑等の緩和を図るために利用され
るものであり、ローカルファイルキャッシュ領域121
aに格納されている文書ファイルに対する表示要求がユ
ーザなどから発せられた場合には、基本的には、文書提
供装置110に対するアクセスは行われず、そのローカ
ルファイルキャッシュ領域121aから該当する文書フ
ァイルが読み出されて画面表示される。また、文書要求
装置120が、キャッシュされている文書ファイルの作
成日時を文書提供装置110に通知してその文書ファイ
ルが最新ファイルか否か問い合わせ、該当する文書ファ
イルの内容が更新されている場合にのみ文書提供装置1
10から文書要求装置120に更新文書ファイルを転送
させるという運用形態をとることもできる。
【0022】文書表示部135は要求された文書ファイ
ルを画面表示するプログラムである。要求受理部136
はユーザもしくはプログラムからの文書ファイル転送や
文書ファイル表示の要求を受けるプログラムである。接
続解除部137はネットワークへの接続を解除するプロ
グラムである。
【0023】複数文書転送要求部138は要求受理部1
36が受理した1つの転送要求に対して複数のファイル
転送要求の発行を文書要求部132に指示するプログラ
ムである。これにより、ユーザなどによる1回のファイ
ル転送要求操作で、要求された文書ファイルとそれに関
連する文書ファイルとを含む複数の文書ファイルを文書
提供装置110から文書要求装置120に一度に転送す
ることができる。この場合、ユーザによるファイル転送
要求操作で指定された文書ファイルだけが画面表示さ
れ、他の関連する文書ファイルはファイル転送要求操作
で指定された文書ファイルと一緒にローカルファイルキ
ャッシュ領域121aに保存される。
【0024】関連ファイルの所在やそのファイル名など
のファイル要求の発行に必要な関連ファイル情報の取得
は、次の2つの方法のいずれか1つを利用することによ
って行うことができる。
【0025】(方法1)文書提供装置110から文書要
求装置110に転送されるたHTML形式の文書ファイ
ルの中から、そこに埋め込まれている関連ファイルへの
リンク情報を抽出して文書リストを作成する。そして、
その文書リストから文書ファイルを一つずつ取り出しな
がら関連ファイルに対する文書ファイル要求を順次発行
する。
【0026】(方法2)文書提供装置110側で文書フ
ァイル毎に予め文書リストを作成しておき、文書要求装
置120からの文書ファイル転送要求で指定された文書
ファイルに対応する文書リストを文書提供装置110か
ら文書要求装置120に転送する。そして、その文書リ
ストから文書ファイルを一つずつ取り出しながら関連フ
ァイルに対する文書ファイル要求を順次発行する。
【0027】このように複数の文書ファイル転送要求を
順次送信するという手続きを行う複数文書転送要求部1
38は必ずしも文書要求装置120側に用意しておく必
要はなく、それに対応するプログラムを、文書提供装置
110から関連ファイルの文書リストと共に文書要求装
置120へ転送するようにしても良い。
【0028】また、複数文書ファイルの転送は、複数の
文書転送要求を発行するのではなく、関連する複数の文
書ファイルを予め文書提供装置110内で連結してお
き、この連結ファイルを文書要求装置120からのファ
イル転送要求に応じて文書提供装置110に転送させる
という方法でも実現できる(方法3)。この方法3で
は、複数文書転送要求部138は特に必要なものではな
い。
【0029】次に、図2のフローチャートを参照して、
文書表示プログラム130の具体的な動作手順を説明す
る。まず、ユーザまたはプログラムがファイル転送要求
を発行して文書の転送および表示を要求する(ステップ
S11)。これは文書を一意に指定する識別子であるU
RL(Uniform Resource Locat
or)を使えば良い。例えば、http://isl.r
dc.toshiba.co.jp/index.ht
mlのように指定すると、転送プロトコルはHTTP、
サーバすなわち接続先文書提供装置名はisl.rd
c.toshiba.co.jp,ファイル名はind
ex.htmlで指定される文書であることが一意に特
定される。以下、その識別子をAとして説明する。
【0030】次に、要求受理部136がこの表示要求を
受理し(ステップS12)、文書要求部132が文書A
のファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プログ
ラム150に送信する(ステップS13)。文書提供プ
ログラム150は、文書要求部132からのファイル転
送要求で指定された文書Aを文書要求装置120に転送
する。この場合、もしファイル転送要求で指定された文
書Aに対応する文書リストを文書提供装置110が保有
していれば、その文書リストを単独、または文書Aと一
緒に文書要求装置110に転送する。ここでは、文書リ
ストが単独で転送される場合を想定することにする。
【0031】したがって、文書受信部133にて受信さ
れるファイルには、2種類あることになる。文書リスト
と、そうでない一般の文書(ここでは、文書A)であ
る。文書リストの例を図3に示す。
【0032】図3において、<LIST>は本ファイル
が文書リストであることを示すキーワードである。次の
文字列はユーザによって要求された文書Aの識別子を示
す。第2行目以降は本文書Aに関連する文書ファイルそ
れぞれの識別子である。ここで、.htmlで終了する
名前の文書ファイルはHTML形式の文書、.gifで
終了する名前の文書ファイルは静止画文書、.auで終
了する名前の文書ファイルは音声文書であることを示し
ている。
【0033】文書受信部133は、受信したファイルの
キーワードを用いてそのファイルが文書リストであるか
否かを判別する(ステップS14)。文書リストでなけ
れば通常の文書Aであるから、これが表示されると共
に、ローカルファイルキャッシュ領域121aに格納さ
れる(ステップS15)。そして、その文書Aから関連
文書の識別子が抽出されて、文書リストが作成される
(ステップS16)。この後、ステップS17〜S21
において、作成した文書リストから文書ファイルの識別
子を一つずつ取り出しながら関連ファイルに対する文書
ファイル要求を順次発行する複数文書要求送信処理が開
始される。文書受信部133が受信したファイルが文書
リストの場合においても、その受信文書リストを用いて
ステップS17〜S21の複数文書要求送信処理が同様
にして行われる。
【0034】この複数文書要求送信処理においては、ま
ず、複数文書要求部138にて転送打ち切り条件が成立
しているか否かが判別される(ステップS17)。転送
打ち切り条件は文書要求装置120の記憶媒体121の
使用量やネットワークを介した通信時間を制限するたる
のものであり、文書提供装置110から転送されたファ
イルの合計データサイズが予め指定された値を越えたと
き、ファイル転送時間が予め指定された値を超えたと
き、あるいはユーザまたはプログラムからの明示的な転
送中止要求(インタラプト)を受けた時、などに転送打
ち切り条件が成立したと判別することが好ましい。
【0035】具体的には、一定量以下の大きさのデータ
のみを受信したい場合には、文書受信部133にて受信
したデータ量を計測し、一定値に達したら打ち切れば良
い。あるいは記憶媒体121の空き領域の大きさを一定
値に保ちたい場合には、例えば現在の空き容量から受信
可能なデータサイズの上限値を決め、文書受信部133
にて受信したデータ量がその上限値に達したら打ち切れ
ば良い。あるいは、ファイル転送を要求してから一定時
間経過したら転送打ち切り条件が成立すると判定する場
合には、転送要求を送信してから一定時間が経過したら
割り込みを発生するようにタイマを設定し、割り込みを
受けと時に転送を打ち切ればよい。受信データ量は、文
書提供装置110から転送される文書ファイルに付加さ
れているデータサイズ情報を用いて検出してもよい。
【0036】転送打ち切り条件が成立してない場合に
は、複数文書転送要求部138は、文書リストに記載さ
れている文書の中で未転送文書を一つ選び、その識別子
を文書要求部132に渡して文書ファィル転送要求の発
行を指示する(ステップS18)。この様にして要求対
象の文書ファイルが選択されると、文書要求部132
は、指示された文書のファイル転送要求をHTTPの形
式で文書提供プログラム150に送信する(ステップS
19,S20)。文書提供プログラム150は、文書要
求部132からのファイル転送要求で指定された文書フ
ァィルを文書要求装置120に転送する。この文書ファ
イルは文書受信部133にて受信され、ローカルファイ
ルキャッシュ領域121aに格納される(ステップS2
1)。ステップS13にて受信したファイルが文書リス
トの場合には、ステップS21で最初に受信される文書
は文書Aとなり、その場合はその文書Aの画面表示も行
われる。
【0037】ステップS17〜S21の処理は、文書リ
ストに記載された文書の中で未転送文書がなくなるまで
繰り返し実行され、一回の文書転送が行われる度に転送
打ち切り条件の成立の有無が判断される。転送打ち切り
条件が成立した場合には(ステップS17のYES)、
複数文書要求送信処理は終了され、残りの未転送文書に
対応するファイル転送要求全ての送信が中止される。
【0038】このように、図2の手順で行われるファイ
ル転送方法によれば、転送打ち切り条件が成立された時
点で複数文書の転送処理が打ち切られる。したがって、
複数の文書ファイルの転送を効率よく制限できるように
なり、特に、記憶媒体の容量が少なく、また常にネット
ワーク接続可能な環境で使用されるとは限らない携帯情
報端末などを文書要求装置120として使用するシステ
ムに好適なファイル転送を実現できる。
【0039】次に、図4のフローチャートを参照して、
文書表示プログラム130の具体的な動作手順の第2の
例を説明する。この処理手順は、複数文書転送要求部1
38が最初から文書要求装置120に用意されたもので
はなく、そのプログラムを文書提供装置110から文書
要求装置120へ転送する場合の例である。
【0040】まず、ユーザまたはプログラムがファイル
転送要求を発行して文書の転送および表示を要求する
(ステップS31)。これは文書を一意に指定する識別
子である前述のURLを使えば良い。例えば、htt
p://isl.rdc.toshiba.co.jp/
index.htmlのように指定すると、転送プロト
コルはHTTP、サーバすなわち接続先文書提供装置名
はisl.rdc.toshiba.co.jp,ファ
イル名はindex.htmlで指定される文書である
ことが一意に特定される。以下、その識別子をAとして
説明する。
【0041】次に、要求受理部136がこの表示要求を
受理し(ステップS32)、文書要求部132が文書A
のファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プログ
ラム150に送信する(ステップS33)。文書提供プ
ログラム150は、文書要求部132からのファイル転
送要求で指定された文書Aを文書要求装置120に転送
する。この場合、もしファイル転送要求で指定された文
書Aに対応する文書リストを文書提供装置110が保有
していれば、その文書リストを単独、または文書Aと一
緒に文書要求装置110に転送する。また、文書Aが、
複数の文書を転送する機能を実現する複数文書転送プロ
グラムを有する文書であれば、それを文書要求装置11
0に転送する。
【0042】したがって、文書受信部133にて受信さ
れるファイルには3種類ある。複数の文書を転送する機
能を実現する複数文書転送プログラムを有する文書と、
文書リストと、一般の文書である。図5に複数文書転送
プログラムを有する文書ファイルの例を示す。この文書
ファイル900の中には、プログラムの名前901と文
書リスト名910が記述されている。該プログラムは文
書リストを読み出して文書提供装置110に文書の転送
を順次要求する手続きを行うものであり、文書Aと一緒
に文書ファィル900に含まれている。
【0043】文書受信部133は、受信したファイルの
種別を判別する(ステップS34,S35)。文書リス
トであれば、文書要求装置120には複数文書転送機能
が無いため、エラーを表示して終了する(ステップS3
6)。通常の文書(文書A)であった場合にも、複数文
書転送要求処理は行われず、受信した文書Aを表示する
と共に、それをローカルファイルキャッシュ領域121
aに保存して終了する(ステップS37)。
【0044】複数文書転送プログラムを含む文書Aであ
れば、その複数文書転送プログラムに制御が移され、以
下の処理が行われる。すなわち、複数文書転送プログラ
ムは、まず、文書Aの表示およびローカルファイルキャ
ッシュ領域121aへの格納を行うと共に、文書要求部
132を用いて文書リスト名902で指定される文書リ
ストを要求するファイル転送要求を、文書提供装置11
0に送信する(ステップS38)。これにより、文書提
供装置110からファイルが転送され、それが文書受信
部133にて受信される。文書受信部133にて受信さ
れたファイルが文書リストでなければエラーとする(ス
テップS39,S36)。文書リストであれば、その受
信文書リストを用いたステップS40〜S44の複数文
書要求送信処理が複数文書転送プログラムの制御の下に
開始される。
【0045】この複数文書要求送信処理においては、ま
ず、複数文書要求部138にて転送打ち切り条件が成立
しているか否かが判別される(ステップS40)。転送
打ち切り条件は文書要求装置120の記憶媒体121の
使用量やネットワークを介した通信時間を制限するたる
のものであり、文書提供装置110から転送されたファ
イルの合計データサイズが予め指定された値を越えたと
き、ファイル転送時間が予め指定された値を超えたと
き、あるいはユーザまたはプログラムからの明示的な転
送中止要求(インタラプト)を受けた時、などに転送打
ち切り条件が成立したと判別される。
【0046】具体的には、一定量以下の大きさのデータ
のみを受信したい場合には、文書受信部133にて受信
したデータ量を計測し、一定値に達したら打ち切れば良
い。あるいは記憶媒体121の空き領域の大きさを一定
値に保ちたい場合には、例えば現在の空き容量から受信
可能なデータサイズの上限値を決め、文書受信部133
にて受信したデータ量がその上限値に達したら打ち切れ
ば良い。あるいは、ファイル転送を要求してから一定時
間経過したら転送打ち切り条件が成立すると判定する場
合には、転送要求を送信してから一定時間が経過したら
割り込みを発生するようにタイマを設定し、割り込みを
受けと時に転送を打ち切ればよい。
【0047】転送打ち切り条件が成立してない場合に
は、複数文書転送プログラムは、文書リストに記載され
ている文書の中で未転送文書を一つ選び、その識別子を
文書要求部132に渡して文書ファィル転送要求の発行
を指示する(ステップS41)。この様にして要求対象
の文書ファイルが選択されると、文書要求部132は、
指示された文書のファイル転送要求をHTTPの形式で
文書提供プログラム150に送信する(ステップS4
2,S43)。文書提供プログラム150は、文書要求
部132からのファイル転送要求で指定された文書ファ
ィルを文書要求装置120に転送する。この文書ファイ
ルは文書受信部133にて受信され、ローカルファイル
キャッシュ領域121aに格納される(ステップS4
4)。
【0048】ステップS40〜S44の処理は、文書リ
ストに記載された文書の中で未転送文書がなくなるまで
繰り返し実行され、一回の文書転送が行われる度に転送
打ち切り条件の成立の有無が判断される。転送打ち切り
条件が成立した場合には(ステップS40のYES)、
複数文書要求送信処理は終了され、残りの未転送文書に
対応するファイル転送要求全ての送信が中止される。
【0049】このように、図4の手順で行われるファイ
ル転送方法によれば、文書提供装置110から文書と一
緒に転送される複数文書転送プログラムにより文書Aの
関連文書を転送するための手続きが自動的に行われ、ま
た転送打ち切り条件が成立された時点で複数文書の転送
処理が打ち切られる。したがって、文書要求装置120
に特別な機能を予め用意することなく、複数文書の転送
およびその転送を制限するための制御を効率よく行うこ
とができる。
【0050】次に、図6のフローチャートを参照して、
文書表示プログラム130の具体的な動作手順の第3の
例を説明する。ここでは、文書ファイルの媒体の種類と
文書要求装置120の表示再生機能とに応じて文書転送
が制限される。
【0051】まず、ユーザまたはプログラムがファイル
転送要求を発行して文書の転送および表示を要求する
(ステップS51)。これは文書を一意に指定する識別
子である前述のURLを使えば良い。例えば、htt
p://isl.rdc.toshiba.co.jp/
index.htmlのように指定すると、転送プロト
コルはHTTP、サーバすなわち接続先文書提供装置名
はisl.rdc.toshiba.co.jp,ファ
イル名はindex.htmlで指定される文書である
ことが一意に特定される。以下、その識別子をAとして
説明する。
【0052】次に、要求受理部136がこの表示要求を
受理し(ステップS52)、文書要求部132が文書A
のファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プログ
ラム150に送信する(ステップS53)。文書提供プ
ログラム150は、文書要求部132からのファイル転
送要求で指定された文書Aを文書要求装置120に転送
する。この場合、もしファイル転送要求で指定された文
書Aに対応する文書リストを文書提供装置110が保有
していれば、その文書リストを単独、または文書Aと一
緒に文書要求装置110に転送する。ここでは、文書リ
ストが単独で転送される場合を想定することにする。
【0053】したがって、文書受信部133にて受信さ
れるファイルには、2種類あることになる。文書リスト
と、そうでない一般の文書(ここでは、文書A)であ
る。文書リストは図3と同じである。
【0054】文書受信部133は、受信したファイルの
キーワードを用いてそのファイルが文書リストであるか
否かを判別する(ステップS54)。文書リストでなけ
れば通常の文書Aであるから、これが表示されると共
に、ローカルファイルキャッシュ領域121aに格納さ
れる(ステップS55)。そして、その文書Aから関連
文書の識別子が抽出されて、文書リストが作成される
(ステップS56)。この後、ステップS57〜S61
において、作成した文書リストから文書ファイルの識別
子を一つずつ取り出しながら関連ファイルに対する文書
ファイル要求を順次発行する複数文書要求送信処理が開
始される。文書受信部133が受信したファイルが文書
リストの場合においても、その受信文書リストを用いて
ステップS57〜S61の複数文書要求送信処理が同様
にして行われる。
【0055】この複数文書要求送信処理においては、ま
ず、複数文書転送要求部138は、文書リストに記載さ
れている文書の中で未転送文書をファイル転送要求対象
の文書として一つ選ぶ(ステップS57)。ファイル転
送要求対象の文書ファイルが選択されると(ステップS
58)、複数文書要求部138にてその選択された文書
の種類が転送条件に合致しているか否かが判別される
(ステップS59)。転送条件は、文書要求装置120
の表示再生機能を考慮し、その文書要求装置120にて
活用できない種類の文書ファイルの無駄な転送を防止す
るためのものであり、静止画、動画、音声などのファイ
ルの種類と文書要求装置120の表示再生能力とに応じ
て予め決定される。
【0056】例えば、動画像を表示できないディスプレ
イを使用しているなら、動画像文書は転送条件を満たし
ていない。音声を再生する機能を持たない文書要求装置
120であれば、音声文書は転送条件を満たしていな
い。
【0057】選択された文書の種類が転送条件を満たさ
ない場合には、ステップS57〜S59が再び実行さ
れ、別の文書の選択および転送条件を満たすか否かの判
断が行われる。
【0058】選択された文書の種類が転送条件を満たす
ものであれば、文書要求部132は、指示された文書の
ファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プログラ
ム150に送信する(ステップS60)。文書提供プロ
グラム150は、文書要求部132からのファイル転送
要求で指定された文書ファィルを文書要求装置120に
転送する。この文書ファイルは文書受信部133にて受
信され、ローカルファイルキャッシュ領域121aに格
納される(ステップS61)。ステップS61にて受信
したファイルが文書リストの場合には、ステップS61
で最初に受信される文書は文書Aとなることがあるが、
その場合はその文書Aの画面表示も行われる。
【0059】ステップS57〜S61の処理は、文書リ
ストに記載された文書の中で未選択の文書がなくなるま
で繰り返し実行され、文書選択が行われる度に転送条件
の成立の有無が判断される。
【0060】このように、図6の手順で行われるファイ
ル転送方法によれば、静止画、動画、音声などのファイ
ルの種類と文書要求装置120の表示再生能力とに応じ
て選択された文書ファイルだけを文書提供装置110か
ら文書要求装置120に転送させることができ、文書要
求装置120で利用できないファイルを転送することに
よる記憶媒体121の浪費や、またネットワークトラフ
ィックの無意味な増大などを防止することが可能とな
る。
【0061】次に、図7のフローチャートを参照して、
文書表示プログラム130の具体的な動作手順の第4の
例を説明する。先の例では転送条件に合致する文書だけ
を転送する複数文書転送要求部138があらかじめ文書
要求装置120に備わっている例であったが、ここで
は、この部分は備わっておらず、文書提供装置110か
ら転送される。
【0062】まず、ユーザまたはプログラムがファイル
転送要求を発行して文書の転送および表示を要求する
(ステップS71)。これは文書を一意に指定する識別
子である前述のURLを使えば良い。例えば、htt
p://isl.rdc.toshiba.co.jp/
index.htmlのように指定すると、転送プロト
コルはHTTP、サーバすなわち接続先文書提供装置名
はisl.rdc.toshiba.co.jp,ファ
イル名はindex.htmlで指定される文書である
ことが一意に特定される。以下、その識別子をAとして
説明する。
【0063】次に、要求受理部136がこの表示要求を
受理し(ステップS72)、文書要求部132が文書A
のファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プログ
ラム150に送信する(ステップS73)。文書提供プ
ログラム150は、文書要求部132からのファイル転
送要求で指定された文書Aを文書要求装置120に転送
する。この場合、もしファイル転送要求で指定された文
書Aに対応する文書リストを文書提供装置110が保有
していれば、その文書リストを単独、または文書Aと一
緒に文書要求装置110に転送する。また、文書Aが、
複数の文書を転送する機能を実現する複数文書転送プロ
グラムを有する文書であれば、それを文書要求装置11
0に転送する。
【0064】したがって、文書受信部133にて受信さ
れるファイルには3種類ある。複数の文書を転送する機
能を実現する複数文書転送プログラムを有する文書と、
文書リストと、一般の文書である。複数文書転送プログ
ラムを有する文書ファイルは図5で説明したとおりであ
る。
【0065】文書受信部133は、受信したファイルの
種別を判別する(ステップS74,S75)。文書リス
トであれば、文書要求装置120には複数文書転送機能
が無いため、エラーを表示して終了する(ステップS7
6)。通常の文書(文書A)であった場合にも、複数文
書転送要求処理は行われず、受信した文書Aを表示する
と共に、それをローカルファイルキャッシュ領域121
aに保存して終了する(ステップS77)。
【0066】複数文書転送プログラムを含む文書Aであ
れば、その複数文書転送プログラムに制御が移され、以
下の処理が行われる。すなわち、複数文書転送プログラ
ムは、まず、文書Aの表示およびローカルファイルキャ
ッシュ領域121aへの格納を行うと共に、文書要求部
132を用いて文書リスト名902で指定される文書リ
ストを要求するファイル転送要求を、文書提供装置11
0に送信する(ステップS78)。これにより、文書提
供装置110からファイルが転送され、それが文書受信
部133にて受信される。文書受信部133にて受信さ
れたファイルが文書リストでなければエラーとする(ス
テップS79,S76)。文書リストであれば、その受
信文書リストを用いたステップS80〜S84の複数文
書要求送信処理が複数文書転送プログラムの制御の下に
開始される。
【0067】この複数文書要求送信処理においては、ま
ず、複数文書転送プログラムは、文書リストに記載され
ている文書の中で未転送文書をファイル転送要求対象の
文書として一つ選ぶ(ステップS80)。ファイル転送
要求対象の文書ファイルが選択されると(ステップS8
1)、複数文書要求部138にてその選択された文書の
種類が転送条件に合致しているか否かが判別される(ス
テップS82)。転送条件は、文書要求装置120の表
示再生機能を考慮し、その文書要求装置120にて活用
できない種類の文書ファイルの無駄な転送を防止するた
めのものであり、静止画、動画、音声などのファイルの
種類と文書要求装置120の表示再生能力とに応じて予
め決定される。
【0068】選択された文書の種類が転送条件を満たさ
ない場合には、ステップS80〜S82が再び実行さ
れ、別の文書の選択および転送条件を満たすか否かの判
断が行われる。
【0069】選択された文書の種類が転送条件を満たす
ものであれば、複数文書転送プログラムは、文書要求部
132を用いて、その文書のファイル転送要求をHTT
Pの形式で文書提供プログラム150に送信する(ステ
ップS83)。文書提供プログラム150は、文書要求
部132からのファイル転送要求で指定された文書ファ
ィルを文書要求装置120に転送する。この文書ファイ
ルは文書受信部133にて受信され、ローカルファイル
キャッシュ領域121aに格納される(ステップS8
4)。
【0070】ステップS80〜S84の処理は、文書リ
ストに記載された文書の中で未選択の文書がなくなるま
で繰り返し実行され、文書選択が行われる度に転送条件
の成立の有無が判断される。
【0071】このように、図7の手順で行われるファイ
ル転送方法においても、静止画、動画、音声などのファ
イルの種類と文書要求装置120の表示再生能力とに応
じて転送条件を予め決定しておくだけで、選択された文
書ファイルだけを文書提供装置110から文書要求装置
120に転送させることができ、文書要求装置120で
利用できないファイルを転送することによる記憶媒体1
21の浪費や、またネットワークトラフィックの無意味
な増大などを防止することが可能となる。
【0072】図8には、この発明のファイル転送方法が
適用されるクライアント/サーバシステムで用いられる
プログラムの第2の構成例が示されている。ここでのプ
ログラム構成は、複数の文書転送要求を順次発行するの
ではなく、関連する複数の文書ファイルを予め文書提供
装置110内で連結しておき、この連結ファイルを文書
要求装置120からのファイル転送要求に応じて文書提
供装置110に転送させる例に対応するものである。
【0073】図8のシステムにおいては、文書提供装置
110では文書提供プログラム150が動作する。文書
提供プログラム150は、要求受理部151と要求処理
部152からなる。要求受理部151は文書提供装置に
て動作する文書表示プログラム130からの要求を受理
するプログラムである。要求処理部152は、要求受理
部にて受理した要求に応じて、具体的な処理を行うプロ
グラムである。例えば要求受理部が文書ファイル転送要
求140を受理した場合、記憶媒体156から該当する
文書111または連結文書112を検索し、該当文書が
見つかったら文書ファイルの送信141を行う。
【0074】文書要求装置120では文書表示プログラ
ム130が動作する。この文書表示プログラム130に
は、図1の複数文書転送要求部138の代わりに、連結
文書展開部139が設けられている。この連結文書展開
部138は文書受信部133より受信した連結文書を各
々の文書に展開するプログラムである。
【0075】次に、図9のフローチャートを参照して、
図8のシステムで実行される文書表示プログラム130
の具体的な動作手順について説明する。まず、ユーザま
たはプログラムがファイル転送要求を発行して文書の転
送および表示を要求する(ステップS91)。これは文
書を一意に指定する識別子である前述のURLを使えば
良い。例えば、http://isl.rdc.tosh
iba.co.jp/index.htmlのように指
定すると、転送プロトコルはHTTP、サーバすなわち
接続先文書提供装置名はisl.rdc.toshib
a.co.jp,ファイル名はindex.htmlで
指定される文書であることが一意に特定される。以下、
その識別子をAとして説明する。
【0076】次に、要求受理部136がこの表示要求を
受理し(ステップS92)、文書要求部132が文書A
のファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プログ
ラム150に送信する(ステップS93)。文書提供プ
ログラム150は、文書要求部132からのファイル転
送要求で指定された文書Aを文書要求装置120に転送
する。この場合、もしファイル転送要求で指定された文
書Aに対応する連結文書を文書提供装置110が保有し
ていれば、その連結文書が文書要求装置110に転送さ
れる。
【0077】したがって、文書受信部133にて受信さ
れるファイルには、2種類ある。複数の文書を連結して
作成された連結文書と一般の文書である。連結文書は、
文書ファイル単位で圧縮された複数の圧縮文書ファイル
を連結することによって構成されるものであり、その一
例を図10に示す。
【0078】図10において、<CONCATENAT
E>は連結ファイルであることを示すヘッダである。次
に文書ファイル要求で指定される文書Aを先頭にしてそ
れぞれファイル毎に圧縮された文書が連結される。各文
書は文書を一意に特定する識別子、圧縮後のサイズ、圧
縮した文書の順に並ぶ。
【0079】文書受信部133は、受信しているファイ
ルが連結文書ファイルであるか否かを判別する(ステッ
プS94)。通常の文書Aであれば、その文書Aの表示
およびローカルファイルキャッシュ領域121aへの格
納を行って終了する(ステップS95)。連結文書であ
れば、引き続きその連結文書の受信処理が継続して行わ
れる(ステップS96)。
【0080】文書提供装置110から文書要求装置12
0に連結文書が転送されている間、文書表示プログラム
130においては転送打ち切り条件が成立するか否かが
調べられる(ステップS97)。転送打ち切り条件は文
書要求装置120の記憶媒体121の使用量やネットワ
ークを介した通信時間を制限するたるのものであり、文
書提供装置110から転送されたファイルの合計データ
サイズが予め指定された値を越えたとき、ファイル転送
時間が予め指定された値を超えたとき、あるいはユーザ
またはプログラムからの明示的な転送中止要求(インタ
ラプト)を受けた時、などに転送打ち切り条件が成立し
たと判別することが好ましい。
【0081】具体的には、一定量以下の大きさのデータ
のみを受信したい場合には、文書受信部133にて受信
したデータ量を計測し、一定値に達したら打ち切れば良
い。あるいは記憶媒体121の空き領域の大きさを一定
値に保ちたい場合には、例えば現在の空き容量から受信
可能なデータサイズの上限値を決め、文書受信部133
にて受信したデータ量がその上限値に達したら打ち切れ
ば良い。あるいは、ファイル転送を要求してから一定時
間経過したら転送打ち切り条件が成立すると判定する場
合には、転送要求を送信してから一定時間が経過したら
割り込みを発生するようにタイマを設定し、割り込みを
受けと時に転送を打ち切ればよい。受信データ量は連結
ファイルに含まれる圧縮ファイルそれぞれのデータサイ
ズ情報を用いて検出してもよい。
【0082】転送打ち切り条件が成立した時には、その
時点で受信処理を打ち切り、連結文書のうち転送に成功
した部分を文書毎に伸張して個々の文書に復元し、ロー
カルファイルキャッシュ領域121aに格納する(ステ
ップS98)。また、連結文書の転送中に転送打ち切り
条件が成立することなく、連結文書全ての転送完了が検
出された場合には(ステップS96b)、連結文書を構
成する全ての文書が個々の文書に復元されて、ローカル
ファイルキャッシュ領域121aに格納されることにな
る(ステップS99)。
【0083】この図9のファイル転送方法によれば、例
えば、図10の連結文書におけるhttp://is
l.rdc.toshiba.co.jp/newsp
aper/image/imagel.gifの転送途
中で転送を打ち切った場合、その前のhttp://i
sl.rdc.toshiba.co.jp/news
paper/article2.htmlまでは復元し
て活用することが可能となる。
【0084】次に、図11のフローチャートを参照し
て、図8のシステムで実行される文書表示プログラム1
30の具体的な動作手順の第2の例について説明する。
この処理手順は、連結文書展開部139が最初から文書
要求装置120に用意されたものではなく、そのプログ
ラムを文書提供装置110から文書要求装置120へ転
送する場合の例である。
【0085】まず、ユーザまたはプログラムがファイル
転送要求を発行して文書の転送および表示を要求する
(ステップS101)。これは文書を一意に指定する識
別子である前述のURLを使えば良い。例えば、htt
p://isl.rdc.toshiba.co.jp/
index.htmlのように指定すると、転送プロト
コルはHTTP、サーバすなわち接続先文書提供装置名
はisl.rdc.toshiba.co.jp,ファ
イル名はindex.htmlで指定される文書である
ことが一意に特定される。以下、その識別子をAとして
説明する。
【0086】次に、要求受理部136がこの表示要求を
受理し(ステップS102)、文書要求部132が文書
Aのファイル転送要求をHTTPの形式で文書提供プロ
グラム150に送信する(ステップS103)。文書提
供プログラム150は、文書要求部132からのファイ
ル転送要求で指定された文書Aを文書要求装置120に
転送する。この場合、もしファイル転送要求で指定され
た文書Aに対応する連結文書があり、それが連結文書展
開プログラムを含んでいれば、その連結文書展開プログ
ラムを含む連結文書が文書要求装置110に転送され
る。
【0087】したがって、文書受信部133にて受信さ
れるファイルには、2種類ある。連結文書展開プログラ
ムを含む連結文書と一般の文書である。連結文書は図1
0で説明したように文書ファイル単位で圧縮された複数
の圧縮文書ファイルを連結することによって構成されて
おり、またその連結文書内には図5と同様の形式(文書
リストは含まない)で連結文書展開プログラムが含まれ
ている。
【0088】文書受信部133は、受信したファイルが
連結文書展開プログラムを含む連結文書であるか否かを
判別する(ステップS104)。通常の文書Aであれ
ば、その文書Aの表示およびローカルファイルキャッシ
ュ領域121aへの格納を行って終了する(ステップS
105)。連結文書展開プログラムを含む連結文書であ
れば、引き続きその連結文書の受信処理が継続して行わ
れる(ステップS106)。
【0089】文書提供装置110から文書要求装置12
0に連結文書が転送されている間、文書表示プログラム
130においては転送打ち切り条件が成立するか否かが
調べられる(ステップS107)。転送打ち切り条件は
文書要求装置120の記憶媒体121の使用量やネット
ワークを介した通信時間を制限するたるのものであり、
文書提供装置110から転送されたファイルの合計デー
タサイズが予め指定された値を越えたとき、ファイル転
送時間が予め指定された値を超えたとき、あるいはユー
ザまたはプログラムからの明示的な転送中止要求(イン
タラプト)を受けた時、などに転送打ち切り条件が成立
したと判別される。
【0090】転送打ち切り条件が成立した時には、その
時点で受信処理を打ち切り、連結文書のうち転送に成功
した部分を文書毎に連結文書展開プログラムによって伸
張して個々の文書に復元し、ローカルファイルキャッシ
ュ領域121aに格納する(ステップS108)。ま
た、連結文書の転送中に転送打ち切り条件が成立するこ
となく、連結文書全ての転送完了が検出された場合には
(ステップS106b)、連結文書を構成する全ての文
書が連結文書展開プログラムによって個々の文書に復元
されて、ローカルファイルキャッシュ領域121aに格
納されることになる(ステップS109)。
【0091】なお、図8のシステムにおいては、文書毎
に文書が圧縮されてなる連結文書を転送させる例を説明
したが、この様に圧縮をせずに、文書要求装置120か
ら送信されるファイル転送要求で指定された文書が先頭
となるように連結された連結文書を、文書提供装置11
0から文書要求装置120に転送させてもよい。
【0092】この場合、ユーザが要求した文書Aが最初
に文書要求装置120に転送されるので、転送打ち切り
条件が成立して連結文書の転送が途中で打ち切られて
も、その時点では少なくともユーザが要求した文書Aの
転送については完了している確率が高く、それを活用す
ることができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サーバよりクライアントに文書ファィルを転送し表
示するシステムにおいて、文書の転送が高速でない場合
やクライアントの所有する記憶媒体の空き領域が少ない
場合は転送を途中で打ち切ることができ、複数の文書を
転送する場合や複数の文書を連結して一つの文書として
転送する場合に打ち切り時点で転送が完了した文書はク
ライアントで使用することが可能となる。またクライア
ントの文書表示再生能力に応じて使用可能な文書のみを
転送することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るファイル転送方法
が適用されるクライアント/サーバシステムの構成を示
すブロック図。
【図2】図1のシステムで使用されるWWWクライアン
トプログラムの複数ファイル転送処理手順の第1の例を
示すフローチャート。
【図3】図1のシステムで使用されるWWWクライアン
トプログラムが参照する文書リストの一例を示す図。
【図4】図1のシステムで使用されるWWWクライアン
トプログラムの複数ファイル転送処理手順の第2の例を
示すフローチャート。
【図5】図1のシステムでWWWサーバからWWWクラ
イアントに転送される複数文書転送プログラムを含む文
書ファイルの一例を示す図。
【図6】図1のシステムで使用されるWWWクライアン
トプログラムの複数ファイル転送処理手順の第3の例を
示すフローチャート。
【図7】図1のシステムで使用されるWWWクライアン
トプログラムの複数ファイル転送処理手順の第4の例を
示すフローチャート。
【図8】この発明の一実施形態に係るファイル転送方法
が適用されるクライアント/サーバシステムの他の構成
を示すブロック図。
【図9】図8のシステムで使用されるWWWクライアン
トプログラムの連結文書転送処理手順の第1の例を示す
フローチャート。
【図10】図8のシステムで転送される連結文書の一例
を示す図。
【図11】図8のシステムで使用されるWWWクライア
ントプログラムの連結文書転送処理手順の第2の例を示
すフローチャート。
【符号の説明】
110…文書提供装置、120…文書要求装置、121
…記憶媒体、121a…ローカルファイルキャッシュ領
域、130…文書表示プログラム、131…接続部、1
32…文書要求部、133…文書受信部、134…文書
格納部、135…文書表示部、136…要求受理部、1
37…接続解除部、138…複数文書転送要求部、13
9…連結文書展開部、150…文書提供プログラム、1
51…要求受理部、152…要求処理部、156…記憶
媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下川 俊彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルを提供するサービスを行うサー
    バと、このサーバにファイル転送を要求するクライアン
    トとを含むクライアント/サーバシステムで使用される
    ファイル転送方法において、 前記クライアントから発行される一回のファイル要求に
    対してそのファイル要求で指定されたファイルとそれに
    関連するファイルとを含む複数のファイルが前記サーバ
    から前記クライアントに転送されるように、前記一回の
    ファイル要求に対して複数のファイル転送要求を前記サ
    ーバに順次送信する処理を開始し、 予め指定された転送打ち切り条件が成立したと判断した
    とき、それ以降に送信されるべき残りのファイル転送要
    求全ての送信を中止することを特徴とするファイル転送
    方法。
  2. 【請求項2】 前記サーバから前記クライアントに転送
    された合計データサイズが指定された値を越えた時に前
    記転送打ち切り条件が成立したと判断することを特徴と
    する請求項1記載のファイル転送方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバから前記クライアントへのフ
    ァイル転送時間が指定された値を越えた時に前記転送打
    ち切り条件が成立したと判断することを特徴とする請求
    項1記載のファイル転送方法。
  4. 【請求項4】 前記クライアントのユーザによってイン
    タラプトの指示が発行された時に前記転送打ち切り条件
    が成立したと判断することを特徴とする請求項1記載の
    ファイル転送方法。
  5. 【請求項5】 ファイルを提供するサービスを行うサー
    バと、このサーバにファイル転送を要求するクライアン
    トとを含むクライアント/サーバシステムで使用される
    ファイル転送方法において、 前記クライアントから発行される一回のファイル要求に
    対して、ファイル単位で圧縮された複数の圧縮ファイル
    が連結されてなる連結ファイルを前記サーバから前記ク
    ライアントに転送させ、 予め指定された転送打ち切り条件が成立したと判断した
    とき前記サーバから前記クライアントへの前記連結ファ
    イルの転送を打ち切り、 その転送打ち切り以前に前記クライアントへの転送が完
    了している圧縮ファイルそれぞれをファイル単位で復元
    できるようにしたことを特徴とするファイル転送方法。
  6. 【請求項6】 ファイルを提供するサービスを行うサー
    バと、このサーバにファイル転送を要求するクライアン
    トとを含むクライアント/サーバシステムで使用される
    ファイル転送方法において、 前記クライアントから発行される一回のファイル要求に
    対して、そのファイル要求で指定されたファイルが先頭
    となるように複数のファイルが連結されてなる連結ファ
    イルを前記サーバから前記クライアントに転送させ、 予め指定された転送打ち切り条件が成立したと判断した
    とき前記サーバから前記クライアントへの前記連結ファ
    イルの転送を打ち切ることを特徴とするファイル転送方
    法。
  7. 【請求項7】 前記サーバから前記クライアントに転送
    された合計データサイズが指定された値を越えた時に前
    記転送打ち切り条件が成立したと判断することを特徴と
    する請求項5または6記載のファイル転送方法。
  8. 【請求項8】 前記サーバから前記クライアントへの前
    記連結ファイルの転送時間が指定された値を越えた時に
    前記転送打ち切り条件が成立したと判断することを特徴
    とする請求項5または6記載のファイル転送方法。
  9. 【請求項9】 ファイルを提供するサービスを行うサー
    バと、このサーバにファイル転送を要求するクライアン
    トとを含むクライアント/サーバシステムで使用される
    ファイル転送方法において、 前記クライアントからの一回のファイル要求で指定され
    たファイルとそれに関連するファイルとを含む複数のフ
    ァイルの中で、静止画、動画、音声などのファイルの種
    類と前記クライアントの表示再生能力とに応じて予め決
    定された転送条件に合致するファイルを選択し、 その選択されたファイル毎にそれを指定するファイル転
    送要求を前記サーバに送信して、前記複数ファイルの中
    で前記転送条件に合致するファイルのみを前記サーバか
    ら前記クライアントに送信させることを特徴とするファ
    イル転送方法。
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