JPH09214378A - 受信機 - Google Patents

受信機

Info

Publication number
JPH09214378A
JPH09214378A JP8037300A JP3730096A JPH09214378A JP H09214378 A JPH09214378 A JP H09214378A JP 8037300 A JP8037300 A JP 8037300A JP 3730096 A JP3730096 A JP 3730096A JP H09214378 A JPH09214378 A JP H09214378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
keyword
character
program
teletext
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8037300A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuharu Yamazaki
康晴 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8037300A priority Critical patent/JPH09214378A/ja
Publication of JPH09214378A publication Critical patent/JPH09214378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字多重放送受信機において、指定の文字デ
ータを受信したとき、これをユーザに通知する。 【解決手段】 文字多重放送を受信する受信回路10
と、この受信回路10により受信された文字放送番組の
データを記憶するメモリ24とを設ける。受信した文字
放送番組のデータと、ユーザの設定したキーワードとを
比較し、文字放送番組のデータにキーワードが含まれて
いるかどうかを検出する回路20を設ける。比較の結
果、キーワードを含む文字放送番組のデータが検出され
たとき、その文字放送番組のデータを、表示素子50に
供給する回路20を設ける。表示素子50に、キーワー
ドを含む文字放送番組を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字多重放送を
受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM放送において、「FM文字多重放
送」と呼ばれ、本来の音声放送の番組に、文字情報など
のデータを多重化して送信することが実現されている。
【0003】このFM文字多重放送は、DARC方式と
呼ばれているが、文字情報などのデジタルデータの多重
化の規格は、 副搬送周波数:76kHz 伝送レイト :16kビット/秒 変調方式 :LMSK 誤り訂正方式:(272,190)短縮化差集合巡回符号によ
る積符号 とされている。
【0004】そして、文字情報などの番組サービスとし
ては、レベル1、2、3の区別がある。これらは、いず
れも、ドット表示により文字情報などを表示(提示)す
るものであるが、レベル1は、ヘッダ部を含んで15.5文
字×2.5行の表示が可能な受信機に向けたサービスで、
情報は文字である。また、レベル2は、ヘッダ部を含ん
で15.5文字×8.5行の表示が可能な受信機に向けたサー
ビスで、情報は文字および図形である。さらに、レベル
3は、CD−ROMなどにより詳細な地図を表示できる
受信機、すなわち、ナビゲーションシステムに向けた交
通情報のサービスである。
【0005】そして、レベル1の番組サービスとして
は、ニュース、天気予報、交通情報、エンターテインメ
ントおよび主な補完番組などが考えられている。この場
合、エンターテインメントは、占い、リスナー伝言板、
クイズ、タウン情報などを提供するものである。
【0006】また、主な補完番組は、例えば本来の音声
放送が音楽番組であるときに、その曲名、演奏者名、リ
クエストのときの電話番号・FAX番号などのような番
組の補完情報を提供するものである。なお、以下におい
ては、主な補完番組を「番組情報」または「番組連動」
と称する。
【0007】さらに、上記以外の番組サービスとして、
緊急の必要性があるときに随時提供される「緊急情報」
も考えられている。
【0008】[データの構成]図4は、上記のFM文字
多重放送において多重化されるデータ信号のフレーム構
成を示す。このデータ信号の1フレームは272ブロック
で構成され、それぞれのブロックは288ビットとされて
いる。
【0009】また、1フレームの272ブロックは、190個
のデータパケットのブロックと、82個の縦方向のパリテ
ィパケットのブロックとに分けられ、縦方向のパリティ
パケットのブロックは、フレーム内で分散されて送出さ
れる。
【0010】そして、各ブロックの先頭には、16ビット
のBIC(ブロック識別符号)が付加される。このBI
Cとしては4種類のものが用いられ、これにより各パリ
ティパケットが区別されるとともに、フレームの先頭が
識別される。
【0011】また、データパケットのブロックは、BI
Cに続いて176ビットのデータパケットを有し、そのあ
とに14ビットのCRC符号が付加され、これに続いて82
ビットの横方向のパリティチェック符号を有する。
【0012】この場合、CRC符号は、積符号による誤
り訂正後の残留誤りを検出するために付加される。ま
た、縦方向のパリティパケットのブロックは、BICに
続いて272ビットの縦方向のパリティパケットを有する
ものとされている。
【0013】そして、各データパケットは、図5に示す
ように、32ビットのプリフィックスと、これに続く144
ビットのデータブロックとから構成されている。
【0014】[プリフィックス]プリフィックスは、図
5に示すように、サービス識別符号、復号識別フラグ、
情報終了フラグ、更新フラグ、番組番号、ページ番号、
データリンク符号、およびデータパケット番号から構成
されている。
【0015】そして、サービス識別符号は、4ビット
で、番組内容などを識別するものであり、レベル1に関
しては、 1 :逐次受信処理 2、3:記録受信処理 とされている。
【0016】この場合、逐次受信処理とは、受信機にお
いて番組データまたはページデータの最初のデータパケ
ットが着信し次第、表示の復号処理を開始するモードで
ある。そして、送信側が、受信側における提示のタイミ
ングをとる必要がある番組や、データグループの最終パ
ケットが得られてから復号処理を始めたのでは表示が間
に合わないような番組のとき、この逐次受信処理とされ
る。
【0017】また、記録受信処理とは、番組データまた
はページデータの全データを受信記録してデータグルー
プごとのCRC符号による誤り訂正処理を行ったのちに
初めて表示の復号処理を開始するモードである。したが
って、この記録受信処理の番組は、受信機側で表示のタ
イミングを制御することができる。なお、この記録受信
処理を行う番組としては、ニュース、天気予報、交通情
報などがある。
【0018】さらに、プリフィックスにおいて、復号識
別フラグは、1ビットで、受信機の誤り訂正回路が横方
向のみの復号によりデータを出力する場合には“1”と
され、横方向および縦方向の復合後にデータを出力する
場合には“0”とされる。
【0019】そして、逐次受信処理で、復号識別フラグ
が“0”の場合には、受信機は、それぞれのデータパケ
ットの先頭のBICを受信してから302パケット後のデ
ータパケットの先頭のBICの時点で、それぞれのデー
タパケットについての提示のための復号処理を行うよう
に、規定されている。
【0020】また、情報終了フラグは、1ビットで、あ
るデータグループ番号で送出するデータグループが終了
する場合には“1”とされ、そうでない場合には“0”
とされる。さらに、更新フラグは、2ビットで、データ
グループが更新されるごとに1ずつインクリメントされ
る。また、番組番号は8ビット、ページ番号は6ビット
で、両者によりデータグループ番号が構成される。
【0021】さらに、番組番号は0から255までとさ
れ、 0 :総目次(メインメニュー) 1〜253:任意の番組(ニュース、天気予報など) 254 :主な補完番組(番組情報ないし番組連動) 255 :緊急情報 のように、割り付けられている。
【0022】また、ページ番号は1から62までとされ、
すなわち、1番組は最大62ページとされている。そし
て、1ページは、1〜4つのデータグループにより構成
され、1データグループは、1つまたは複数のデータブ
ロックにより構成される。
【0023】さらに、データリンク符号は、2ビット
で、1つのデータグループに属すべきデータを、パケッ
ト数がデータパケット番号の最大値を超えるような大容
量のデータであるなどのために、最大で4つのデータグ
ループに分割して、データリンク符号が異なる、同一の
データグループ番号により送信する場合に、各データグ
ループの間で0→1→2→3の順にリンクさせる符号で
ある。
【0024】また、データパケット番号は、8ビット
で、「0」から順に割り当てられ、1つの番組における
データパケットの順序を示している。すなわち、そのデ
ータパケットが、1つの番組のうちの何番目のデータパ
ケットであるかを示している。
【0025】そして、レベル1においては、1ページ
は、一般には15.5文字×2.5行の表示書式とされるが、1
5.5文字×8.5行の表示書式とすることもできる。また、
この場合の文字データは、JISコードなどによって表
示する文字を指定するものとされている。
【0026】[データパケット]データパケットのデー
タブロックは、図6Aに示すように、その1つまたは複
数が、1つのデータグループを構成するものである。そ
して、この場合、サービス識別符号、データグループ番
号および更新フラグが等しいデータブロックを、データ
パケット番号の順に、データパケット番号が0番のデー
タブロックからプリフィックスの情報終了フラグのセッ
トされているデータブロックまで並べたものが、1つの
データグループとなる。
【0027】したがって、データグループは、データブ
ロックの長さである144ビットの整数倍の長さである。
また、1つのデータグループは、1表示単位、すなわ
ち、1ページの表示データに対応している。
【0028】そして、図6Bに示すように、データグル
ープの先頭の8ビットは、そのデータグループの開始を
示すヘッディング開始符号とされ、次の16ビットが、デ
ータグループの連結の有無を示すフラグと、後ろに続く
データグループデータのバイト数とを示すデータグルー
プヘッダとされている。さらに、データグループデータ
の後ろには、データグループの長さを18バイトの整数倍
に調整するヌルコードが続き、その次にデータグループ
の終了を示すデータグループ終了符号が続き、最後に、
データグループの誤り検出用のCRC符号が続く。
【0029】また、1つの番組は1つの番組データによ
り構成されるが、図7Aに示すように、その番組データ
は、複数のデータグループから構成されるとともに、先
頭のデータグループは番組管理データとされ、残りのデ
ータグループはすべてページデータとされる。
【0030】そして、番組管理データは、図7Bの左に
示すように、6バイトの番組データヘッダと、データユ
ニット群とから構成される。そして、番組データヘッダ
は、図7Cの左に示すようなデータを有し、データユニ
ット群は、データユニットの複数個から構成され、その
データユニットが、表示用の文字データや図形データな
どを有する。
【0031】さらに、ページデータは、図7Bの右に示
すように、7バイトのページデータヘッダと、データユ
ニット群とから構成されている。そして、ページデータ
ヘッダは、図7Cの右に示すようなデータを有する。な
お、データユニット群は、番組管理データのそれと同一
の構成である。
【0032】以上が、DARC方式による文字多重放送
におけるフォーマットである。
【0033】[番組の表示例]レベル1に対応する受信
機には、図8に示すように、LCDのような表示素子DS
Pが設けられるとともに、その表示領域SCRNは、15.5文
字×2.5行(横248ドット×縦40ドット)の大きさとされ
る。ただし、その表示領域SCRNのうち、上側の0.5行の
領域はヘッダ文の表示領域とされ、下側の2行の領域が
本文の表示領域とされる。
【0034】そして、受信機が文字多重放送を受信する
と、図9Aに示すように、表示素子DSPの表示領域SCRN
に、総目次が表示される。ただし、図9Aは、総目次が
複数ページにわたり、そのうちの最初の1ページが表示
された状態である。
【0035】そして、このような状態のとき、所定のキ
ーを操作すると、図9Bに示すように、表示領域SCRNに
は、次のページが表示される。
【0036】そして、ユーザーが総目次の中から見よう
とする項目の番号を選択して決定すると、その選択決定
された項目についての目次が表示される。例えば、ユー
ザーが総目次の中から「3.天気予報」を選択した場
合、図9Cに示すように、「1.今日の天気」、「2.
明日の天気」というような目次が表示される。
【0037】さらに、ユーザーがその目次の中から見よ
うとする項目の番号を選択して決定すると、その選択決
定された項目の最初のページが表示される。例えば、ユ
ーザーが上記の目次の中から「1.今日の天気」を選択
した場合には、図9Dに示すように、「今日の天気」に
ついての具体的な文字情報が表示される。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
文字多重放送受信機においては、基本的には、受信した
文字データのうち、ユーザの指定した番組をそのまま表
示素子DSPに表示するだけである。このため、ユーザに
とって有効ではない文字データの受信中であっても、表
示素子DSPは表示を行っていることになり、その表示の
ために無駄な電力を消費してしまう。例えば、電池式の
文字多重放送受信機にあっては、その電池の寿命が短く
なってしまう。
【0039】また、ラジオ受信機の場合、放送は耳で聴
くことがメインであるため、目的とする文字が表示され
るまで、表示素子DSPの表示領域SCRNをずっと見ている
ユーザは、ほとんどいない。このため、重要な文字であ
っても、これを見逃してしまうことがあった。
【0040】この発明は、以上のような場合の使い勝手
を改善しようとするものである。
【0041】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、文字データを、本来の放送の番組の信号に多重
化して放送する文字多重放送の受信機において、上記文
字多重放送を受信する受信回路と、この受信回路により
受信された文字放送番組のデータを記憶するメモリと、
表示素子と、受信した文字放送番組のデータと、ユーザ
の設定したキーワードとを比較し、上記文字放送番組の
データに上記キーワードが含まれているかどうかを検出
する回路と、上記比較の結果、上記キーワードを含む文
字放送番組のデータが検出されたとき、その文字放送番
組のデータを、上記表示素子に供給する回路とを有し、
上記表示素子に、上記キーワードを含む文字放送番組を
表示するようにした受信機とするものである。
【0042】この結果、目的する文字を含んだ文字デー
タが放送されると、これが通知される。
【0043】
【発明の実施の形態】図1は、この発明を、レベル1の
受信能力を有するFM受信機に適用した場合である。
【0044】すなわち、符号10はそのFM受信回路を
示し、アンテナ11により受信されたFM信号が、シン
セサイザ方式のチューナ回路12に供給されて目的とす
る周波数の放送局が選局されるとともに、そのFM信号
が中間周波信号に変換され、この中間周波信号が中間周
波フィルタおよび広帯域アンプを有する中間周波回路1
3を通じてFM復調回路14に供給される。
【0045】こうして、復調回路14からは、ステレオ
の左および右チャンネルのオーディオ信号L、Rの加算
信号(L+R)と、その差信号(L−R)により平衡変
調されたDSB信号と、パイロット信号と、上述したF
M文字多重放送におけるLMSK信号との周波数多重化
信号が取り出される。
【0046】そして、この周波数多重化信号がステレオ
復調回路15に供給され、加算信号(L+R)およびD
SB信号からオーディオ信号L、Rが復調され、これら
信号L、Rがアンプ16L、16Rを通じて左および右
チャンネルのスピーカ17L、17Rに供給される。
【0047】さらに、このFM受信機には、チューナ回
路12における選局およびFM文字多重放送による文字
の表示を実行するため、マイクロコンピュータ20が設
けられている。
【0048】すなわち、このマイクロコンピュータ20
は、プログラムを実行するためのCPU21と、そのプ
ログラム用のROM22と、ワークエリア用のRAM2
3と、FM文字多重放送のデータの受信バッファ用のR
AM24とを有する。そして、メモリ22〜24はシス
テムバス29を通じてCPU21に接続されている。
【0049】さらに、バス29には、ポート25、26
およびインターフェイス回路27が接続され、ポート2
5からチューナ回路12に選局用のデータが供給され、
その選局が実行される。また、復調回路14からの復調
信号が、デコーダ回路41に供給されてLMSK信号か
らFM文字多重放送におけるデータがデコードおよびエ
ラー訂正されて取り出され、このデータがポート26を
通じてマイクロコンピュータ20に取り込まれる。
【0050】また、インターフェイス回路27には、選
局キーや文字の入力キーなどの各種の操作キーK1〜KN
が接続され、そのキー出力がマイクロコンピュータ20
に取り込まれる。なお、キーK1〜KNは、ノンロックタ
イプのプッシュスイッチにより構成されている。
【0051】さらに、バス29には、FM文字多重放送
により送られてきた文字データを表示データに変換する
ためのフォントデータを有するフォントROM(キャラ
クタジェネレータ)31が接続されるとともに、ディス
プレイコントローラ32が接続されている。そして、コ
ントローラ32には、表示用のメモリ33が接続される
とともに、表示素子として、例えばLCD50が接続さ
れている。
【0052】この場合、LCD50は、ドットの組み合
わせにより文字などを表示するもので、例えば図8の表
示素子DSPと同様に構成され、その表示領域は、15.5文
字×2.5行(横248ドット×縦40ドット)の大きさとされ
ている。さらに、メモリ33は、LCD50のドット表
示方式に対応してビットマップ方式とされ、1画面分の
容量を有する。
【0053】そして、受信バッファ用のRAM24に保
持されているデータがCPU21により読み出され、こ
の読み出されたデータが、ROM31のフォントデータ
を使用して表示データに変換され、この表示データがコ
ントローラ32を通じてメモリ33に書き込まれる。
【0054】また、このとき、コントローラ32によ
り、メモリ33の表示データが繰り返し読み出されると
ともに、表示信号に変換されてLCD50に供給され
る。したがって、LCD50には、CPU21がRAM
24から読み出したデータによる文字などが表示され
る。
【0055】さらに、バス29には、ドライブ回路61
を通じて受信通知素子、図1の場合には、ブザー62が
接続されるとともに、ドライブ回路61には、その動作
の許可・禁止を設定するスイッチ63が接続される。
【0056】このような構成において、文字多重放送に
よる番組が受信され、そのエラー訂正の行われたデータ
パケットがマイクロコンピュータ20に供給されると、
ユーザが指定した番組の文字データがRAM24に書き
込まれていく。したがって、図9により説明したように
して任意の文字多重放送の番組をLCD50に表示して
見ることができる。
【0057】一方、キーK1〜KNのうち、所定のキーを
操作すると、受信機は検索モードとなり、まず、検索す
るキーワード(文字列)の入力待ちとなる。そこで、キ
ーK1〜KNにより、そのキーワードKWを入力すると、続
いてRAM24に書き込まれている文字データに対して
検索が行われる。
【0058】すなわち、デコーダ回路41からの文字デ
ータは、例えば図2Aに示すように、メモリ24の所定
のエリアのうちの最下位アドレスALOから最上位アドレ
スAHIへと書き込まれていく。なお、最上位アドレスA
HIまで書き込まれると、次は再び最下位アドレスALOか
ら書き込まれていく。また、キーK1〜KNにより入力さ
れたキーワードKWが、RAM23のエリア23Kに記憶
される。
【0059】そして、図2Aのような書き込みと並行し
て、図2Bに示すように、まず、メモリ24の最初の文
字データD1がRAM23のエリア23Dにコピーさ
れ、次に、その文字データD1の先頭の文字データがエ
リア23KのキーワードKWと比較される。そして、図2
Bの場合、一致しないので、図2Cに示すように、RA
M24の文字データD1は、1文字分だけ先頭方向にシ
フトされ、キーワードKWと比較される。
【0060】しかし、図2Cの場合も一致しないので、
図2Dに示すように、RAM24の文字データD1は、
さらに、1文字分だけ先頭方向にシフトされ、キーワー
ドKWと比較される。こうして、RAM23にコピーされ
た文字データD1は、その先頭から順にキーワードKWと
比較されていく。
【0061】そして、文字データD1の最後まで比較結
果が一致しない場合には、図2Eに示すように、RAM
24の次の文字データD2がRAM23にのエリア23
Dにコピーされ、文字データD1の場合と同様、エリア
23KのキーワードKWと比較されていく。こうして、キ
ーワードKWとの比較結果が一致しない状態が続く間は、
以上のコピーおよび比較処理が繰り返される。
【0062】しかし、図2Fに示すように、ある文字デ
ータDiがRAM23にコピーされ、図2Gに示すよう
に、その文字データDiの一部がエリア23Kのキーワ
ードKWと一致すると、このときの文字データDiが、R
AM24から順に読み出されるとともに、ROM31を
使用して表示データに変換されてからコントローラ32
を通じてメモリ33に書き込まれる。
【0063】したがって、キーワードKWを含む文字デー
タDiが検索され、この文字データDiがLCD50に表
示されることになる。また、このとき、スイッチ63が
オンであれば、ドライブ回路61を通じてブザー62が
ドライブされ、キーワードKWを含む文字データDiの検
索されたことが通知される。
【0064】こうして、この受信機によれば、設定した
キーワードKWを含む文字データが送信されてくると、こ
れがユーザに通知される。したがって、その文字データ
が送信されてくるまでの期間、コントローラ32、メモ
リ33およびLCD50の電源をオフにしておくことが
できるので、無駄な電力の消費を抑えることができ、電
源が電池の場合、その寿命を長くすることができる。
【0065】また、放送を耳で聴くことがメインである
ラジオ受信機に対して、LCD50をずっと見ている必
要がない。さらに、目的とする文字を含んだデータを見
逃してしまうこともない。
【0066】ところで、上述においては、検索のキーワ
ードKWをキーK1〜KNから入力するとしたが、そのため
には、キーK1〜KNが日本語入力に対応している必要が
ある。そして、このためには、かな入力にしろローマ字
入力にしろ、多数のキーが必要になってしまうが、その
ように多数のキーをラジオ受信機に設けることは、実用
的ではない。
【0067】さらに、キーワードKWが漢字のときのこと
を考慮すると、かな漢字変換もできる必要があり、かな
漢字変換用の辞書も必要になってしまう。
【0068】図3は、そのようなことを考慮した場合で
ある。すなわち、この図3の受信機においては、図1の
受信機に加えて、赤外線フォトセンサ71が受光用のイ
ンターフェイス回路72を通じてバス29に接続され
る。
【0069】このような構成においては、赤外線通信機
能を有するPDA、例えばパーソナルコンピュータ10
0を用意し、このパーソナルコンピュータ100に検索
時のキーワードKWを入力しておく。そして、検索時、こ
のキーワードKWを、パーソナルコンピュータ100の赤
外線通信機能、いわゆるIrDA機能によりパーソナル
コンピュータ100から送出すると、その赤外線IRがフ
ォトセンサ71により受光されてマイクロコンピュータ
20にキーワードKWが取り込まれる。
【0070】したがって、以後、図1の受信機の場合と
同様、そのキーワードKWを含む文字データが送信される
と、これがユーザに通知されるとともに、LCD50に
表示される。
【0071】そして、この図3の受信機によれば、キー
K1〜KNが日本語入力に対応している必要がないので、
実用的な大きさおよびデザインの受信機とすることがで
きる。また、かな漢字変換用の辞書も不要である。
【0072】なお、上述において、検索用のキーワード
KWのうち、使用頻度の高いと思われる文字、例えば、
「天気」、「今日」、「明日」などの文字や大都市の地
名などをROM22に用意しておき、これを読み出して
キーワードKWと使用することもできる。また、キーワー
ドKWが入力されてからそのキーワードKWを含む文字デー
タが検索されるまでの期間、コントローラ32、メモリ
33およびLCD50の電源をオフにする部分は、マイ
クロコンピュータ20により実行してもよく、ユーザの
キー操作により実行してもよい。
【0073】さらに、ブザー62を設ける代わりに、ビ
ープ音信号をアンプ16L、16Rに供給してキーワー
ドKWを含む文字データを検索したことを通知することで
きる。また、その通知も、LEDの発光やバイブレータ
による振動などとすることもできる。さらに、テレビ放
送における文字多重放送を受信する受信機にも、この発
明を適用することができる。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、設定したキーワード
を含む文字データが送信されてくると、これがユーザに
通知される。したがって、その文字データが送られてく
るまでの期間、表示に関係する部分の電源をオフにして
おくことができるので、無駄な電力の消費を抑えること
ができ、電源が電池の場合、その寿命を長くすることが
できる。
【0075】また、放送を耳で聴くことがメインである
ラジオ受信機に対して、表示素子をずっと見ている必要
がない。さらに、目的とする文字を含んだデータを見逃
してしまうこともない。
【0076】また、パーソナルコンピュータなどからキ
ーワードを入力する場合には、キーが日本語入力に対応
している必要がなく、実用的な大きさおよびデザインの
受信機とすることができる。また、かな漢字変換用の辞
書も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するための図である。
【図3】この発明の他の形態を示す系統図である。
【図4】信号フォーマットを説明するための図である。
【図5】信号フォーマットを説明するための図である。
【図6】信号フォーマットを説明するための図である。
【図7】信号フォーマットを説明するための図である。
【図8】表示画面を説明するための図である。
【図9】表示画面を説明するための図である。
【符号の説明】
10=FM受信回路、12=チューナ回路、13=中間
周波回路、14=FM復調回路、15=ステレオ復調回
路、20=マイクロコンピュータ、21=CPU、22
=ROM(プログラム用)、23=RAM(ワークエリ
ア用)、24=RAM(受信バッファ用)、31=フォ
ントROM(キャラクタジェネレータ)、32=ディス
プレイコントローラ、33=メモリ(表示用)、41=
デコーダ回路、50=LCD、62=ブザー、K1〜KN
=操作キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字データを、本来の放送の番組の信号に
    多重化して放送する文字多重放送の受信機において、 上記文字多重放送を受信する受信回路と、 この受信回路により受信された文字放送番組のデータを
    記憶するメモリと、 表示素子と、 受信した文字放送番組のデータと、ユーザの設定したキ
    ーワードとを比較し、上記文字放送番組のデータに上記
    キーワードが含まれているかどうかを検出する回路と、 上記比較の結果、上記キーワードを含む文字放送番組の
    データが検出されたとき、その文字放送番組のデータ
    を、上記表示素子に供給する回路とを有し、 上記表示素子に、上記キーワードを含む文字放送番組を
    表示するようにした受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の受信機において、 受信通知素子を有し、 上記比較の結果、上記キーワードを含む文字放送番組の
    データが検出されたとき、これを上記受信通知素子によ
    りユーザに通知するようにした受信機。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の受信機において、 上記キーワードを入力するためのキーを有するようにし
    た受信機。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の受信機において、 上記キーワードのデータを有する赤外線を受光する赤外
    線フォトセンサを有するようにした受信機。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の受信機において、 上記キーワードを入力してから上記比較の結果が出るま
    で、上記表示素子の電源をオフにするようにした受信
    機。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の受信機において、 上記キーワードを入力してから上記比較の結果が出るま
    で、上記表示素子の電源をオフにするようにした受信
    機。
JP8037300A 1996-01-31 1996-01-31 受信機 Pending JPH09214378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037300A JPH09214378A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8037300A JPH09214378A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09214378A true JPH09214378A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12493864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8037300A Pending JPH09214378A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09214378A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09116450A (ja) 受信機
JP3716872B2 (ja) 受信機
JPH08331068A (ja) 受信機
JPH09214378A (ja) 受信機
JPH08279796A (ja) Fm多重放送受信装置およびfm多重放送送信方法
US6195538B1 (en) Receiver for receiving text-based multiplex broadcasts and storing text-based data
JPH09148954A (ja) 受信機
US6137808A (en) Receiver for receiving text-based multiplex broadcasts
JPH08331073A (ja) 受信機
JP3729213B2 (ja) 受信機
JPH0964832A (ja) 受信機
JPH09214368A (ja) カード型受信機
JP3642087B2 (ja) 受信機
JP3925582B2 (ja) 文字多重放送の受信機
JPH09331269A (ja) 受信機
KR20000011598A (ko) 문자방송수신용수신기
JPH09116451A (ja) 受信機
JPH08331074A (ja) 受信機
JP4022700B2 (ja) 文字番組の多重放送方法およびその受信機
JPH08321813A (ja) 受信機
JP3671987B2 (ja) Fm文字多重放送受信機
JPH10285128A (ja) 文字多重放送受信機
JPH08330994A (ja) Fm受信機の信号処理装置
JPH10126296A (ja) 受信機
JP2000151438A (ja) Fm多重放送受信方法