JP2000151438A - Fm多重放送受信方法 - Google Patents

Fm多重放送受信方法

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JP2000151438A
JP2000151438A JP10323195A JP32319598A JP2000151438A JP 2000151438 A JP2000151438 A JP 2000151438A JP 10323195 A JP10323195 A JP 10323195A JP 32319598 A JP32319598 A JP 32319598A JP 2000151438 A JP2000151438 A JP 2000151438A
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Koji Sekine
浩司 関根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにより選択された文字情報番組を短時
間で表示することが可能であり、かつ、メモリ容量が少
なくてすむFM多重放送受信方法を提供する。 【解決手段】 FM多重されたデータ(文字情報)を受
信すると、受信したデータの番組番号とカレント番組の
番組番号とを比較し、カレント番組のデータの場合は外
部メモリに保存する。一方、受信したデータの番組番号
とカレント番組の番組番号とが異なるときは、一定のペ
ージ数分(例えば最初の5ページまで)のデータのみを
メモリに保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字情報表示機能
を備えたFM多重放送受信機のFM多重放送受信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FM放送局では、FM放送に多重
して、天気予報、ニュース、交通情報及び放送中のラジ
オ番組に連動した情報(例えば、放送中の音楽の曲名
等)などを文字情報として送信している。また、これら
の情報を受信して例えば2.5行又は8.5行の表示画
面に文字情報を表示するFM多重放送受信機が製品化さ
れている。
【0003】ところで、上記したFM多重放送受信機で
は、記録受信型と待ち受け受信型との2つの方式があ
る。記録受信型の受信機では、FM多重された文字情報
をメモリ内に記録しておき、ユーザの操作に応じて適宜
メモリから対応する情報を読み出して表示画面に表示す
る。但し、FM多重された文字情報を全て記録しようと
すると必要なメモリの容量が膨大になり、実現が難しく
なる。また、放送局から送信されるデータ量も年々増加
する傾向にある。そこで、一般的には、メモリの容量を
超えた分のデータは切り捨てされている。
【0004】待ち受け受信型の受信機では、ユーザによ
り所望の番組(文字情報番組)が設定されるとその番組
のデータが放送局から送信されてくるまで待機する。そ
して、設定された番組のデータが放送局から送信されて
くると、当該番組のデータを取り込んで表示画面に表示
する。
【0005】図10はFM放送に多重された文字情報
(一般情報レベル1)の階層構造の一例を示す模式図で
ある。この図10に示すようにFM放送に多重された文
字情報は階層構造を有している。この例では、第1階層
にメインメニューがあり、メインメニューは第2階層の
サブメニューA〜Eにリンクしている。また、この例で
は、第2階層にメインメニューからリンクしていないサ
ブメニューFが含まれている。サブメニューB〜Fはそ
れぞれ第3階層の番組B1〜B6、C1〜C6、D1〜
D3、E1〜E5、F1〜F5にリンクしている。な
お、サブメニューAは放送中の番組に連動する文字情報
であり、受信した文字情報は逐次表示部に表示すること
が必要である。
【0006】図11(a)〜(d)はFM多重放送受信
機の画面表示の一例を示す図である。但し、この図11
(a)〜(d)は一般情報レベル1(2.5行表示用文
字情報)の場合の表示例である。この場合、FM多重放
送受信機には、下の階層に移動する動作(キーイン1〜
6)、同じ階層で前後のページに移動する動作(キーイ
ンA,B)及び上の階層に戻る動作(キーインC)が定
義されている。また、FM多重放送受信機には、これら
の動作に対応するキーが設けられている。例えば、FM
多重放送受信機には、キーイン1〜6に対応する「1」
〜「6」の数字キー、キーインA,Bに対応する「ペー
ジアップ」,「ページダウン」キー、キーインCに対応
する「戻り」キーが設けられている。
【0007】FM多重放送受信機は、FM多重放送の受
信を開始するとメインメニューの情報が送信されてくる
まで待機し、例えば図11(a)に示すように、表示画
面にデータ受信中を示すメッセージを表示する。記録受
信型の受信機の場合は、この間に受信した他階層の情報
をメモリに記録しておく。
【0008】そして、メインメニューの情報を受信する
と、FM多重放送受信機は図11(b)に示すようにメ
インメニュー画面を表示する。この画面が表示されてい
るときに例えば数字キーの「4」を押す(キーイン4を
入力する)と、FM多重放送受信機は図11(a)に示
す画面を表示し、4番の情報(この例では交通情報)を
受信するまで待機する。そして、放送局から該当する情
報が送られてくるとその情報を取り込んで、図11
(c)に示すように取り込んだ情報を画面に表示する。
【0009】ここで、数字キーの「1」を押す(キーイ
ン1を入力する)と、FM多重放送受信機は図11
(a)に示す画面を表示し、1番の情報(この例では高
速道路一般)を受信するまで待機する。そして、FM放
送局から該当する情報が送信されてくるとその情報を取
り込んで、図11(d)に示すように取り込んだ情報の
1ページ目を画面に表示する。なお、記録受信型の受信
機の場合、該当する情報が既にメモリに記録されていれ
ば、メモリからその情報を読み出して画面に表示する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】待ち受け受信型の受信
機の場合は、ユーザにより番組が指定されてから情報の
取り込みを開始するので、情報が表示されるまでに時間
がかかるという欠点がある。情報が送られてくる頻度は
番組毎に決められているので、極端な場合は文字情報が
表示されるまで数分〜10分間程度待たなければならな
いこともある。
【0011】一方、従来の記録受信型の受信機の場合
は、予めメモリに情報を保存しておくので、ユーザが選
択した番組がメモリに保存されている場合は極めて短時
間で文字情報を表示することができる。しかし、メモリ
の容量を超える分の情報は切り捨てされているので、ユ
ーザが選択した番組がメモリに保存されていない場合は
放送局から該当する番組が送られてくるまで待つ必要が
あり、情報を表示するまで時間がかかってしまう。メモ
リの容量を多くすれば全ての番組のデータを保存するこ
ともできるが、そうすると製品コストが高くなってしま
う。
【0012】以上から本発明の目的は、ユーザにより選
択された文字情報番組を短時間で表示することが可能で
あり、かつ、メモリ容量が少なくてすむFM多重放送受
信方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、FM多
重された文字情報を受信するFM多重放送受信方法にお
いて、同一情報レベルの各文字情報番組のデータをメモ
リ部にそれぞれ一定のページ数分保存するとともに、ユ
ーザにより設定されたカレント番組については前記一定
のページ数を超えるページ数分のデータを前記メモリ部
に保存することを特徴とするFM多重放送受信方法によ
り解決する。
【0014】以下、本発明の作用について説明する。
【0015】本発明においては、同一情報レベルの各文
字情報番組に対しそれぞれ一定のページ数分のデータを
メモリ部に保存する。また、ユーザにより設定された番
組(以下、カレント番組という)については、前記一定
のページ数を超えるページ数分(例えば全ページ分)の
データをメモリ部に保存する。このように、本発明にお
いては、カレント番組については多くのページ数分のデ
ータを保存しておくので、ページアップ又はページダウ
ンが指示されると保存したデータをメモリ部から読み出
し、所定の情報を迅速に表示することができる。
【0016】また、本発明においては、カレント番組以
外の番組についても一定のページ数分のデータをメモリ
部に保存しておくので、ユーザによりカレント番組が変
更されたときも、メモリ部に保存したデータを読み出し
て所定の情報を迅速に表示することができる。ユーザに
よりカレント番組が変更されると、新たにカレント番組
に指定された番組の不足のページ分(カレント番組の保
存ページ数と他の番組の保存ページ数との差)のデータ
の取り込みを開始することが好ましい。これにより、保
存されているデータを表示部に表示している間に不足分
のデータを取り込むことができる。
【0017】前記一定のページ数は、例えば各番組一律
に同じページ数としてもよく、また番組のページ総数の
30%というように、番組毎のページ総数に応じて決定
してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明の実施の形態のFM多重放送
受信方法を実現するFM多重放送受信機の構成を示すブ
ロック図である。FM多重放送受信機は、FM受信部1
1、中間周波増幅/検波回路12、ステレオ復調回路1
3、FM多重デコード部14、制御部15、表示部1
6、操作部17、外部メモリ(RAM)18及び漢字R
OM19により構成されている。
【0020】制御部15はマイクロコンピュータにより
構成されており、操作部17、外部メモリ18、漢字R
OM19、表示部16、FM受信部11及びFM多重デ
コード部14に接続されている。操作部17には受信周
波数を設定するための選局キーと、文字情報の番組を選
択するための「1」から「6」までの数字キー(キーイ
ン1〜6に対応する)、「ページアップ」キー(キーイ
ンAに対応する)、「ページダウン」キー(キーインB
に対応する)及び「戻り」キー(キーインCに対応す
る)等が設けられている。制御部15は操作部17から
出力される信号に基づいて受信周波数を設定したり、表
示部16に表示する番組を選択する。
【0021】外部メモリ18には、制御部15により、
表示部16に表示する文字データが保存される。
【0022】FM受信部11は、受信周波数を制御部1
5により指定された周波数に合わせてFM放送を受信
し、中間周波信号に変換して出力する。中間周波増幅/
検波回路12では、FM受信部11から出力された中間
周波信号を増幅し、その後検波してFM検波信号を出力
する。ステレオ復調回路13は、中間周波増幅/検波回
路12から出力されたFM検波信号をステレオ復調し
て、右チャンネル(R)及び左チャンネル(L)のオー
ディオ信号を出力する。これらのオーディオ信号はアン
プ(図示せず)により増幅された後、スピーカーに供給
されてスピーカーを駆動する。
【0023】FM多重デコード部14は、中間周波増幅
/検波回路12から出力されたFM検波信号からFM多
重された情報を抽出して復号化する。
【0024】制御部15は、FM多重デコード部14で
復号化されたデータを入力し、後述するように所定の情
報レベルのデータを抽出する。そして、抽出したデータ
を更にカレント番組のデータとその他の番組のデータと
に分類し、カレント番組のデータは全て外部メモリ18
に保存し、その他の番組のデータは一定ページ数分だけ
外部メモリ18に保存する。また、制御部15は外部メ
モリ18に保存したデータから表示部16に表示するデ
ータを読み出し、漢字ROM19を参照して文字に変換
して表示部16に表示する。表示部16は例えば2.5
行分の表示(60×248ドット)が可能な液晶表示装
置である。
【0025】図2はFM多重されて送られる情報のデー
タフォーマットを示す図である。FM多重放送では、情
報をパケット単位で送信する。1パケットは32ビット
のプリフィックスと、144ビットのデータブロックと
により構成される。プリフィックスは、4ビットのサー
ビス識別符号、1ビットの復号識別フラグ、1ビットの
情報終了フラグ、2ビットの更新フラグ、14ビットの
データグループ番号、10ビットのデータパケット番号
により構成される。
【0026】サービス識別符号は提供されるサービスを
識別するための符号であり、その値により図3に示すよ
うに提供されるサービスを判別することができる。すな
わち、サービス識別符号が1のときは一般情報レベル1
(逐次受信)であり、現在放送中の番組(音楽等)に連
動した情報であることがわかる。また、サービス識別符
号が2のときは一般情報レベル1(記録受信)であり、
2行分の表示画面で表示される文字情報であることがわ
かる。サービス識別符号が3のときは一般情報レベル2
(記録受信)であり、8行分の表示画面で表示される文
字情報(簡易図形を含む)であることがわかる。サービ
ス識別符号4〜6で示される交通情報レベル1〜3はい
ずれも主に車載用ナビゲーション装置と組み合わされて
使用される交通情報である。
【0027】復号識別フラグはFM多重デコード部14
で復号化する際の復号方法を示し、“1”のときは横方
向のみの復号、“0”のときは横縦横復号を示す。情報
終了フラグはあるデータグループ番号で伝送するデータ
グループの終了か否かを示し、“1”のときはデータグ
ループの終了、“0”のときはその他の場合を示す。デ
ータグループ番号はデータグループ毎に割当てられた番
号である。データパケット番号は各データグループ番号
毎に伝送するデータパケットの番号を示す。
【0028】図4に示すように、複数(N個)のデータ
ブロックより1つのデータグループが構成される。デー
タグループは、8ビットのSOH(ヘディング開始符
号)、7ビットのデータグループサイズ、1ビットのD
GL(データグループリンク符号)、8ビットのデータ
グループサイズ、8ビット×n(nは整数)のデータグ
ループデータ、長さ調整用NULLデータ、8ビットのデー
タグループ終了符号及び誤り訂正用の16ビットのCR
C(Cyclic Redundancy Code:巡回符号)により構成さ
れる。
【0029】SOHはデータグループの開始を示す符号
である。データグループヘッダは、上位を示す7ビット
のデータ(データグループサイズ)と下位を示す8ビッ
トのデータ(データグループサイズ)により構成され、
15ビットでデータグループデータの総バイト数を示
す。DGLはデータグループの連結の有無を示す符号で
あり、DGLが“1”のときは次のデータグループに連
結していることを示し、“0”のときは連結なしを示
す。
【0030】データグループデータは、番組管理デー
タ、ページデータなどの情報データの集合であり、通常
は1データグループが1表示単位(1ページ)に対応し
ている。
【0031】長さ調整用NULLは、1データグループのビ
ット長をデータブロックのビット長のN倍とするため
に、データグループデータとデータグループ終了符号と
の間に必要に応じて付加される。
【0032】データグループ終了符号は、データグルー
プの終了を示す符号であり、CRCは1データグループ
毎の誤り検出用の符号である。
【0033】データグループデータは、8ビットのRS
(情報分離符号)、8ビットのデータヘッダパラメー
タ、任意ビット(データヘッダパラメータの内容により
ビット数が変わる)のデータヘッダデータと、複数のデ
ータユニットとにより構成される。データヘッダパラメ
ータの数値により、図5に示すようにデータヘッダデー
タ及びデータヘッダ長が示される。
【0034】図6はデータヘッダパラメータが30Hの
ときのデータヘッダデータの構成を示す図、図7はデー
タヘッダパラメータが32Hのときのデータヘッダデー
タの構成を示す図である。データヘッダパラメータが3
0Hのときは、データヘッダデータに、番組番号、内容
更新(の有無)、ページ総数、提示機能(文字か図形か
等)、情報種別及び表示フォーマット(レベル1又はレ
ベル2等)のデータが含まれる。
【0035】データヘッダパラメータが32Hのとき
は、データヘッダデータに、番組番号、内容更新(の有
無)、ページ番号、提示機能、情報種別、表示フォーマ
ット、ヘッダラスター色及びラスター色の情報が含まれ
る。
【0036】図8、図9は本実施の形態のFM多重放送
受信方法の動作を示すフローチャートである。なお、本
実施の形態において、FM多重放送受信機は一般情報レ
ベル1のみに対応しているものとする。すなわち、制御
部15はFM多重デコード部14で復号化されたデータ
のサービス識別符号(図2参照)を調べ、サービス識別
符号が1又は2以外のデータを無視する。また、このF
M多重放送受信機は、初期状態において、各番組の最初
の5ページ分のデータを保存するように設定されている
ものとする。
【0037】FM多重放送受信機は、ステップS11に
おいて、FM多重放送の受信を開始するとサービス識別
符号が1又は2のデータのみを抽出し、メインメニュー
のデータを取得して、図11(b)に示すようなメニュ
ー画面を表示する。メニュー画面が表示されているとき
にユーザにより所望のサブメニューが選択されると、ス
テップS12に移行し、FM多重放送受信機はサブメニ
ューのデータを受信して図11(c)に示すようなサブ
メニュー画面を表示する。メインメニュー及びサブメニ
ューのデータは比較的高い頻度で送出されており、これ
らのデータは比較的短時間で取得することができる。
【0038】次に、ステップS13においてユーザがサ
ブメニュー画面で所望の番組をカレント番組として選択
すると、ステップS14に移行し、制御部15は選択さ
れたカレント番組の番組番号(図6,図7参照)を外部
メモリ18に保存する。その後、FM多重放送受信機
は、サービス識別符号が1又は2のデータを受信する毎
に、図9に示す処理を実施する。
【0039】すなわち、ステップS21においてサービ
ス識別符号が1又は2のデータを受信すると、ステップ
S22に移行し、制御部15は外部メモリ18からカレ
ント番組の番組番号を読み出す。次に、ステップS23
に移行して、制御部15は受信したデータの番組番号と
カレント番組の番組番号とが一致しているか否かを調べ
る。一致している場合は、ステップS24に移行し、制
御部15は入力したデータを外部メモリ18に保存して
処理を終了する。
【0040】一方、ステップS23で入力したデータの
番組番号とカレント番組の番組番号とが一致していない
場合はステップS25に移行し、受信データのページ番
号(図7参照)が設定されたページ範囲(この例では5
ページまで)であるか否かを調べる。そして、設定され
たページ範囲内であれば、ステップS24に移行して入
力したデータを外部メモリ18に保存した後、処理を終
了する。また、ステップS25において、受信したデー
タのページ番号が設定されたページ範囲を超える場合は
入力したデータを外部メモリ18に保存することなく処
理を終了する。
【0041】このように、制御部15はデータを受信す
る毎に上述の処理を実行して、カレント番組の全ページ
分のデータと、その他の番組の5ページ分のデータを外
部メモリ18に保存する。そして、制御部15は、例え
ばカレント番組の1ページ目のデータを表示部16に表
示する。
【0042】ユーザによりカレント番組の変更が指定さ
れると、制御部15は外部メモリ18から該当する番組
の1ページ目のデータを読み出して表示部16に表示す
る。そして、新たにカレント番組として設定された番組
の不足分のページのデータの取得を開始する。
【0043】本実施の形態においては、上述の如く、カ
レント番組については全てのページ分のデータを外部メ
モリ18に保存し、その他の番組については最初の5ペ
ージ分のデータを外部メモリ18に保存する。このた
め、ユーザがカレント番組の各ページを見るときには、
外部メモリ18からデータを読み出して表示部16に表
示すればよく、各ページを迅速に表示することができ
る。また、ユーザがカレント番組を変更した場合、制御
部15は外部メモリ18から該当する番組の最初のペー
ジのデータを読み出して表示部16に表示する。そし
て、新たにカレント番組に設定された番組の不足分のペ
ージのデータの取り込みを開始する。これにより、最初
の5ページ分の表示の切替えが迅速に行われる。また、
ユーザが必要な情報が最初の5ページまでの間にないと
しても、ユーザが最初の5ページ分のデータを見ている
間に他のページ分のデータの取り込みを行っているの
で、比較的短時間で所望のデータを表示することができ
る。
【0044】本実施の形態においては、各文字情報番組
の最初の5ページ分のデータを保存するので、外部メモ
リ18の容量が比較的小さくてもよい。例えば図10に
示す階層構造において、5つのサブメニューB〜Fにそ
れぞれ6個づつ合計30の番組があり、これらの番組の
ページ数がいずれも62ページ(規定されている最大
値)であるとすると、全てのページを保存するためには
1860ページ分の記憶容量が必要になる。1ページ分
のデータ量が256バイトであるとすると、全部の番組
のページを保存するためには約500kバイト分のメモ
リ容量が必要になる。
【0045】一方、本実施の形態においては、207ペ
ージ(29番組×5ページ+1番組×62ページ)分の
記憶容量、すなわち、52kバイト程度で足り、今後の
情報量の増大を見込んでも100kバイト程度のメモリ
容量があれば十分である。従って、FM多重放送受信機
の小型化・軽量化が達成できるとともに、製品コストの
上昇が回避される。
【0046】なお、上記の実施の形態においては各番組
毎に指定されたページ範囲内(例えば5ページ分)のデ
ータを保存するとしたが、保存するページ数を各番組の
ページ総数に対する割合で設定してもよい。例えば、ペ
ージ総数が30ページ以内のときは3ページまで、30
ページを超える場合はページ総数の10%(但し、端数
切捨て)としてもよい。
【0047】また、上記の実施の形態においては、メイ
ンメニュー及びサブメニューを表示してユーザがカレン
ト番組を指定した後にカレント番組とその他の番組のデ
ータを受信する場合について説明したが、前回電源がオ
フになる前のカレント番組の番組番号を外部メモリ18
に記憶しておき、電源がオンになると図9に示す処理を
開始するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFM多重
データ受信方法によれば、同一情報レベルの各文字情報
番組のデータをそれぞれ一定のページ数分保存するとと
もに、カレント番組については前記一定のページ数を超
えるページ数分のデータを保存するので、メモリ部の容
量が比較的少なくても、ユーザに所望のページを迅速に
提供することができる。これにより、小型軽量のFM多
重放送受信機を提供に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のFM多重放送受信方法を
実現するFM多重放送受信機の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】FM多重されて送られる情報のデータフォーマ
ットを示す図である。
【図3】サービス識別符号とその内容を示す図である。
【図4】データグループの構成を示す図である。
【図5】データヘッダパラメータとデータヘッダデータ
長を示す図である。
【図6】データヘッダパラメータが30Hのときのデー
タヘッダデータの構成を示す図である。
【図7】データヘッダパラメータが32Hのときのデー
タヘッダデータの構成を示す図である。
【図8】実施の形態のFM多重放送受信方法の動作を示
すフローチャート(その1)である。
【図9】実施の形態のFM多重放送受信方法の動作を示
すフローチャート(その2)である。
【図10】FM放送に多重された文字情報の階層構造の
一例を示す模式図である。
【図11】FM多重放送受信機の画面表示の一例を示す
図である。
【符号の説明】
11 FM受信部、 12 中間周波増幅/検波回路、 13 ステレオ復調回路、 14 FM多重デコード部、 15 制御部、 16 表示部、 17 操作部、 18 外部メモリ、 19 漢字ROM。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM多重された文字情報を受信するFM
    多重放送受信方法において、 同一情報レベルの各文字情報番組のデータをメモリ部に
    それぞれ一定のページ数分保存するとともに、ユーザに
    より設定されたカレント番組については前記一定のペー
    ジ数を超えるページ数分のデータを前記メモリ部に保存
    することを特徴とするFM多重放送受信方法。
  2. 【請求項2】 前記カレント番組については全ページ分
    のデータを保存することを特徴とする請求項1に記載の
    FM多重放送受信方法。
  3. 【請求項3】 ユーザにより前記カレント番組が変更さ
    れると、新たにカレント番組に指定された番組の不足の
    ページ分のデータの取り込みを開始することを特徴とす
    る請求項1に記載のFM多重放送受信方法。
  4. 【請求項4】 前記一定のページ数は前記文字情報番組
    毎にその番組のページ総数に応じて設定することを特徴
    とする請求項1に記載のFM多重放送受信方法。
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