JPH09210141A - ワイヤロープ係止具 - Google Patents

ワイヤロープ係止具

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JPH09210141A
JPH09210141A JP3437996A JP3437996A JPH09210141A JP H09210141 A JPH09210141 A JP H09210141A JP 3437996 A JP3437996 A JP 3437996A JP 3437996 A JP3437996 A JP 3437996A JP H09210141 A JPH09210141 A JP H09210141A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire rope
bolt
locking
locking device
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3437996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yoshitake
一男 吉武
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ワイヤロープの係止具に関し、特に
ワイヤロープの係止を確実にする係止具を提供するもの
である。 【解決手段】従来のワイヤロープ係止具は、ワイヤロー
プをUボルト1と係止金具3のV字溝5との間で挟みこ
むために、ワイヤロープの係止は比較的確実にできるも
のであるが、Uボルト1とV字溝5とがずれているため
に複数のワイヤロープを係止した場合には、V字溝5と
直接接していないワイヤロープは充分係止されないおそ
れがあった。上記問題点を解決するため、本発明によれ
ば、Uボルトと、該Uボルト貫通穴とロープ係止V字溝
を有する係止金具と、前記Uボルトに締結されるナット
とを有するワイヤロープ係止具において、前記係止金具
のUボルトに対面する部分に突起を有することを特徴と
するワイヤロープ係止具が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤロープの係
止具に関し、特にワイヤロープの係止を確実にする係止
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤロープの係止具としては図
3に示すようなものが使用されている。図3において、
1はUボルトで、2、2’はナットである。図に示すよ
うに係止金具3に設けられたボルト穴4にUボルト1を
通しナット2、2’をUボルト1に締めこみ、Uボルト
1と係止金具3に設けられたV字溝5との間に係止対象
のワイヤロープ6を通し、ナット2、2’を締めこむこ
とによりワイヤロープの係止を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のワイヤロー
プ係止具は、ワイヤロープをUボルト1と係止金具3の
V字溝5との間で挟みこむために、ワイヤロープの係止
は比較的確実にできるものであるが、Uボルト1とV字
溝5とがずれているために1本又は複数のワイヤロープ
を係止した場合には、図4に示すようにV字溝5と直接
接していないワイヤロープは充分係止されないおそれが
あった。また、1本のワイヤロープを係止するときに
は、ワイヤロープの係止する部分の断面積が小さいた
め、強く挟みこむと係止金具3によりワイヤロープが損
傷しワイヤロープに荷重が加わったときにワイヤロープ
が切断したり抜けたりするおそれもあった。本発明はこ
のような欠点を改善しようとするものであり、その目的
は複数本のワイヤロープは云うに及ばず、1本のワイヤ
ロープでも確実に係止することができるようなワイヤロ
ープ係止具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
め、本発明によれば、Uボルトと、該Uボルト貫通穴と
ロープ係止V字溝を有する係止金具と、前記Uボルトに
締結されるナットとを有するワイヤロープ係止具におい
て、前記係止金具のUボルトに対面する部分に突起を有
するワイヤロープ係止具が提供され、さらに、前記突起
が前記Uボルトに対し同方向に形成された上記のワイヤ
ロープ係止具が提供され、さらに、前記突起が前記Uボ
ルトに対し直角方向に形成された上記のワイヤロープ係
止具が提供され、さらに、前記突起が円錐状に形成され
た上記のワイヤロープ係止具が提供される。本発明によ
れば、係止金具のUボルトに対面する部分に突起を有す
るので、複数のワイヤロープを係止した場合のおいても
全てのワイヤロープに十分な緊縛力を加えることができ
る。また、係止金具のV字溝にワイヤロープが強く押し
つけられることもないのでワイヤロープの損傷もなくな
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態の構
成図である。本図において図3と同一のもは同じ番号を
付し説明を省略する。本図の7は係止金具であるが、図
3の係止金具とは係止用突起8を有するところが相違す
る。
【0006】前記係止用突起8は、係止金具7のUボル
ト1に対面する位置に設けられておりUボルト1にナッ
ト2、2’を締めこみ、Uボルト1と係止金具7間に挿
入されたワイヤーロープ6を係止したときに、ワイヤロ
ープ6をUボルト1との間に挟みこみワイヤロープ6に
緊縛力を加えることができる構造となっている。
【0007】図2の(a)は、複数のワイヤロープを挟
みこんだときの図である。本図において、下部にあるワ
イヤロープは、上部からのUボルトの締め付け力と係止
金具の係止用突起8とにより確実に緊縛され、上部のワ
イヤロープもUボルトと下部のワイヤロープとの挟まれ
て確実に緊縛される。また、Uボルトを強く締めつけて
も係止金具の係止用突起8で規制されるのでV字溝にワ
イヤロープが強く押しつけられることがないのでワイヤ
ロープは損傷されない。又、ワイヤロープが1本のとき
でもこれが係止用突起8とUボルト1の頂部内側との間
にワイヤロープがしっかりと挟み付けられるので、ワイ
ヤロープが抜け去るようなことはない。
【0008】これに対し図2の(b)は従来の係止金具
3で複数のワイヤロープを挟み込んだときの図である。
下部のワイヤロープは係止金具3のV字溝とUボルトと
により挟みこまれ確実に緊縛される。上部のワイヤロー
プは下部ワイヤロープとUボルトとではさまれている
が、下部のワイヤロープの係止金具側に隙間ができてい
るために、緊縛されずらい。さらに、Uボルトを強く締
めつけると係止金具のV字溝にワイヤロープが強く押し
つけられワイヤロープが損傷のおそれがある。
【0009】以上、実施形態で本発明を説明してきた
が、本発明の係止用突起は上記実施形態に制約されるも
のではない。例えば、上記実施形態では係止用突起をU
ボルトと同方向に形成したものを例示したが、係止用突
起をUボルトと直角方向に形成することや円錐状の突起
とすること等は容易に想到できるものであり、本発明は
これら容易に想到できるものをも含むものである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、係止金具のUボルトに
対面する部分に突起を有するので、複数のワイヤロープ
を係止した場合のおいても全てのワイヤロープに十分な
緊縛力を加えることができ、ワイヤロープを確実に係止
することができる。さらに、Uボルトを強く締めつけて
も係止金具のV字溝にワイヤロープが強く押しつけられ
ることもないのでワイヤロープが損傷されることがなく
ワイヤロープの切断がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の係止金具の図面である。
【図2】本発明の一実施例の係止金具と、従来の係止金
具とのワイヤロープを係止したときの断面図である。
【図3】従来の係止金具の図面である。
【符号の説明】
1…Uボルト 2、2’…ナット 3…係止金具 4…ボルト穴 5…V字溝 6…ワイヤロープ 7…係止金具 8…係止用突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Uボルトと、該Uボルト貫通穴とロープ係
    止V字溝を有する係止金具と、前記Uボルトに締結され
    るナットとを有するワイヤロープ係止具において、前記
    係止金具のUボルトに対面する部分に突起を有すること
    を特徴とするワイヤロープ係止具。
  2. 【請求項2】前記突起が前記Uボルトに対し同方向に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のワイヤロ
    ープ係止具。
  3. 【請求項3】前記突起が前記Uボルトに対し直角方向に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のワイヤ
    ロープ係止具。
  4. 【請求項4】前記突起が円錐状に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のワイヤロープ係止具。
JP3437996A 1996-01-29 1996-01-29 ワイヤロープ係止具 Pending JPH09210141A (ja)

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