JPH09204288A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09204288A
JPH09204288A JP3307796A JP3307796A JPH09204288A JP H09204288 A JPH09204288 A JP H09204288A JP 3307796 A JP3307796 A JP 3307796A JP 3307796 A JP3307796 A JP 3307796A JP H09204288 A JPH09204288 A JP H09204288A
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JP
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display
screen
unit
input
division
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JP3307796A
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Muneyuki Ogawa
宗之 小川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示面を複数の画面に簡単に分割して表示で
きる電子機器を提供することである。 【解決手段】 ペン入力型の電子機器において、画面を
分断する線分をペンで描くと、制御部24は、この線分
を検出し、RAM26に分割フラグをセットし、この線
分を境界として表示装置の画面を2つに分割する。分割
状態では、各画面に個別の編集エリア及び表示メモリを
割り付けて、対応する編集エリア及び表示メモリを用い
てデータを処理する。2つの表示メモリの内容を合成し
て、実際に表示する画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示部と入力部
とが一体化された表示装置に関し、特に、表示面を複数
の画面に分割することができる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より表示装置を備えたワードプロセ
ッサ等の電子機器において、表示装置の表示面を分割さ
せて異なる画面を同時に表示させ、各表示内容を同時に
操作することが知られている。しかし、従来のこの種の
表示装置にあっては、表示画面を分割させるために、表
示面に表示される文字入力位置を表すカーソル(点滅表
示)をカーソルキーを使って分割したい行又は桁位置ま
で移動させ、移動が完了した時点で確定キーを押して画
面分割されていた。そのため、操作時間が掛かり効率が
悪く、操作も面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記実状
に鑑みてなされたもので、操作が簡単で、しかも操作時
間がかからず操作性に優れた表示装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる表示装置は、表示部
と入力部とが一体化された表示手段と、この表示手段の
表示面の座標位置を指示する指示手段と、この指示手段
により指示された座標位置を検出する検出手段と、この
検出手段により検出された座標位置を含む境界を境とし
て前記表示手段の表示面を分割する分割手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0005】このような構成の表示装置によれば、指示
手段により任意の座標位置を指定することにより、任意
の位置で画面を分割することができる。従って、画面を
簡単に所望の形状で分割して使用することができる。
【0006】また、この発明の第2の観点にかかる表示
装置は、表示部と入力部とが一体化された表示手段と、
この表示手段の表示面を分割する境界を入力する入力手
段と、この入力手段により入力された境界を検出する検
出手段と、この検出手段により検出された境界を境とし
て前記表示手段の表示面を分割する分割手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0007】このような構成の表示装置によれば、入力
手段により入力した任意の境界を境として画面を分割す
ることができる。従って、画面を簡単に所望の形状で分
割して使用することができる。
【0008】また、この発明の第3の観点にかかる表示
装置は、表示面を備え、該表示面に図形を表示する表示
手段と、この表示手段の前記表示面上に任意の図形を描
く入力手段と、この入力手段により前記表示手段の前記
表示面に所定の図形が描かれたことを検出する図形検出
手段と、この図形検出手段が所定の図形が前記表示面に
描かれたことを検出した際に、前記表示手段の表示面
を、描かれた図形を境界として複数画面に分割する分割
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】このような構成の表示装置によれば、入力
手段により入力された図形を境として画面を分割するこ
とができる。従って、画面を簡単に所望の形状で分割し
て使用することができる。
【0010】前記分割手段により分割された分割画面を
異なる表示形態、たとえば、テキストモードとイメージ
モードで表示する表示制御手段を配置してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる電子機器(表示装置)を図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)この発明の第1の実施の形態にか
かる電子機器は、図1に示すように、電子機器本体11
と入力用の電子ペン12とから構成される。電子機器本
体11には表示面と入力面が一体化された表示入力面1
3が形成されている。
【0012】図2は、この電子機器の回路構成のブロッ
ク図である。図示するように、この電子機器は、ペン検
出部21と、座標読取部22と、ペン検出部21と座標
読取部22の出力信号を一時記憶するバッファ23と、
制御部24と、ROM25と、RAM26と、表示駆動
部30と、表示部31とより構成されている。
【0013】図示するように、ペン検出部21は、ペン
12と表示入力面13との接触を検出し、検出信号を出
力する。座標読取部22は、ペン12と表示入力面13
との接触位置の座標を読み取り、読み取った座標を出力
する。バッファ23は、ペン検出部21からの検出信号
と座標読取部22からの座標を一時記憶する。
【0014】ROM25は、ペン12による入力を制御
するための制御プログラム、固定データ等を記憶する。
特に、この実施の形態にあっては、図5に示す画面分割
処理を実行するためのプログラム等を記憶する。RAM
26は、データの加工・編集等に使用される編集エリア
27と、画面分割の制御に必要な分割制御エリア28、
表示情報を保存する表示エリア29を有する。
【0015】表示部31はフラットパネルディスプレイ
等から構成され、画像、データ等を表示する。表示駆動
部30は、制御部24の制御下に、表示部31に画像を
表示する。表示部31とペン検出部21及び座標読取部
22は、表示画面上で入力が可能になるように、積層し
て配置されている。
【0016】編集エリア27は、図3(A)に示すよう
に、通常時に使用される第1の編集エリア27Aと、通
常時と画面分割時に使用される第2の編集エリア27B
とより構成される。分割制御エリア28は、図3(B)
に示すように、画面が分割されているか否かを示す分割
フラグを記憶する分割フラグレジスタ28Aと、分割に
より生成された2つの画面(ウインドウ)のいずれが有
効(アクティブ)であるかを示す有効画面フラグを記憶
する有効画面フラグレジスタ28Bと、分割により形成
された2つの画面のサイズを示す分割レングスを記憶す
る分割レングスレジスタ28Cと、より構成される。表
示エリア29は、図3(C)に示すように、実際に表示
される画像データを記憶する実VRAM29Aと、画面
分割時に使用される第1と第2のVRAM29Bと29
Cとより構成される。
【0017】次に、このような構成の電子機器における
画面操作の例を図4を参照して説明する。図4(A)に
示すように機能操作(メニュー)41が表示されてる状
態で、「画面分割」をペン12で選択すると、図4
(B)に示すように、表示領域の最上行にアクセスバー
42が表示され、全体的に画面が1行下がり、表示面が
ほぼ左右対称に2つの画面13Aと13Bに分割され
る。画面の分割は、ドット単位ではなく、表示文字サイ
ズ単位で行う。例えば、1行に20文字表示される場合
は、左10、右9として、中の1文字を分割罫線43で
使用する。
【0018】アクセスバー42のうち、有効な画面(現
在アクセス中の画面)上に位置する部分は、着色され
(図4ではハッチングを付して示す)、有効状態である
ことを示す。アクティブ状態の画面は表示入力面13を
ペン12でタッチすることにより切り替わる。
【0019】画面の分割位置はポインタ44で表され
る。ペン12でポインタ44を指示して、ペンを左右方
向(アクセスバー42に沿って)移動させると、図4
(C)に示すように、2つの画面13A,13Bの分割
比(横方向のサイズ比)が変化する。また、表示入力面
13の左上部には、画面の分割を終了するための、分割
終了アイコン44が表示されており、ペン12でこのア
イコンを指示することにより、画面の分割が終了する。
【0020】次に、上述の画面操作を可能とする電子機
器の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
先ず、電源が投入されると、制御部24はROM25に
記憶されているプログラムに従って図5に示す処理を開
始し、一般的な電子手帳に関する処理(その他の処理)
が行われる(ステップS1)。この際、初期設定によ
り、分割フラグはオフされている。このため、制御部2
4は、第1編集エリア27Aを用いてデータ処理を実行
し、表示内容を実VRAM29Aに展開する。続いて、
この処理により更新された実VRAM29Aの内容が表
示駆動部30を介して表示部31の画面に表示され(ス
テップS2)、入力待ち状態に移る(ステップS3)。
【0021】ここで、何らかの入力(ペン12により表
示入力面13への接触)があると、入力があったことが
ペン検出部21により検出され、さらに、その接触位置
が座標読取部22により判別される。これらの情報はバ
ッファ23を介して制御部24に読み込まれる。続い
て、制御部24は、分割フラグがオン、即ち、画面が既
に分割されているか否かを判別する(ステップS4)。
ここでは、分割フラグがオフとする。
【0022】次に、画面の分割が指示されているか否か
を判別する(ステップS5)。即ち、図4(A)に示す
メニュー41が表示されている状態において、「画面分
割」が選択されているか否かが判別される。画面の分割
が指示されていない場合、フローはステップS1にリタ
ーンし、入力に対応する処理が実行される。
【0023】一方、ステップS5で、画面の分割が指示
されていると判断された場合、分割フラグレジスタ28
Aに分割フラグを設定し(ステップS6)。続いて、予
め定められた分割比、例えば、10:9を分割レングス
レジスタ28Cに設定する(ステップS7)。続いて、
有効画面フラグレジスタ28Bに左側の画面13Aを有
効(アクティブ)とするフラグを設定する(ステップS
8)。
【0024】続いて、第1VRAM29Bに実VRAM
29Aの内容を書き込む(ステップS9)。続いて、第
2VRAM29Cに第1VRAM29Bの内容を書き込
む(ステップS10)。
【0025】続いて、第1VRAM29Bの内容を実V
RAM29Aに書き込む(ステップS11)。この際、
上部にアクセスバー42を書き込み、さらに、有効画面
フラグと分割レングスに基づいてアクセスバー42の一
部をアクティブ状態を示すために着色する。また、分割
レングスで指示される位置にポインタ44を書き込み、
左上に終了アイコン45を書き込む。さらに、分割レン
グスレジスタ28Cの設定に従い、第2VRAM29C
の内容のうち、表示対象部分のデータを読み出して実V
RAM29Aに書き込む。このようにして設定された実
VRAM29Aの内容がステップS2で図4(B)に示
すように表示される。
【0026】続いて、何らかの入力を待機する(ステッ
プS3)。何らかの入力があると、分割フラグがオンし
ているか否かを判別する(ステップS4)。この例で
は、先程のステップS6の処理で分割フラグがセットさ
れているので、分割フラグがオンしていると判別され、
フローはステップS12に進む。ステップS12では、
座標読取部22で検出された座標が分割終了アイコン4
5を指示しているか否かを判別する。
【0027】分割終了が指示されていない場合、フロー
はステップS13に進み、分割比の変更が指示されてい
るか否かが判別される。即ち、ポインタ44が指示され
ているか否かが判別される。ポインタ44が指示されて
いる場合には、ペン12の動きに応じて、分割レングス
レジスタ28Cに設定されている分割比を再設定する
(ステップS14)。
【0028】続いて、実VRAM29A上のアクセスバ
ー41とポインタ44Aが更新されさらに、再設定され
た分割比に基づいて、第1VRAM29Bと第2VRA
M29Cの内容が実VRAM29Aに書き込まれる(ス
テップS11)。この結果、ペン12の動きに応じて2
つの画面13A,13Bがそのサイズを変化させて表示
される。
【0029】一方、ステップS13で、NOと判別され
た場合、即ち、ポインタ44が指示されていないと判別
された場合、フローはステップS15に進み、有効画面
の変更が指示されているか否かを判別する。例えば、現
時点で左側の画面13Aが有効状態に設定されている場
合に、右側の画面13Bがペン12によりタッチされた
場合には、有効画面が変更されたと判断する。同様に、
右側の画面13Bが有効であると設定されている場合
に、左側の画面13Aがペン12によりタッチされた場
合にも、有効画面が変更されたと判断する。
【0030】有効画面を変更すると判断された場合、有
効画面フラグレジスタ28Bに設定されている有効フラ
グを変更する。続いて、実VRAM29Aに記憶されて
いる画像データのうち、アクセスバー41の部分着色を
変更する(ステップS11)。実VRAM29Aの内容
はステップS2で表示される。
【0031】このため、有効状態でない表示面にペン1
2で接触すると、アクセスバー42の表示が変化し、有
効状態の表示面が非有効状態に変化し、非有効状態の表
示面が有効状態に変化する。
【0032】また、ステップS15でNOと判断された
場合、即ち、有効状態の表示面をペン12により接触し
た場合、フローはステップS1に戻り、入力に基づいた
通常の処理が行われる。ステップS1においては、分割
フラグが設定されているため、第1及び第2の編集エリ
ア27A及び27Bのうち、有効画面に対応するものを
用いてデータ処理を行い、編集結果を第1及び第2VR
AM29B,29Cの有効画面に対応するものに書き込
む。また、分割比に応じて第1及び第2VRAM29
B,29Cの内容が実VRAM29A上に合成される。
続いて、ステップS2において実VRAM29Aの内容
が表示される。
【0033】例えば、第2の画面13Bが有効に設定さ
れている場合には、第2の編集エリア27Bを用いてデ
ータ処理を行い、表示内容を第2VRAM29Cに書き
込み、さらに、分割比に応じて第1及び第2VRAM2
9B、29Cの内容が実VRAM29A上に合成されて
表示される。この際、第1の編集エリア27A及び第1
VRAM27Bの内容は影響を受けない。従って、第1
の画面13Aで処理中のプログラムとは異なるプログラ
ムを実行した場合でも、第1の画面13Aには影響を与
えない。従って、カレンダーとスケジュールのような異
なる2つのプログラムを第1と第2の編集領域27Aと
27Bを用いて独立して実行し、分割された2つの画面
に独立して表示することができる。また、2つの画面の
表示属性(表示モード)を別々に設定することも可能で
ある。また、例えば、第1の画面13Aをテキスト表示
モードとし、第2の画面13Bをイメージ表示モードと
すること等も、設定により任意に可能である。
【0034】ステップS12で、分割終了と判断された
場合、即ち、分割終了アイコン45がペン12で指示さ
れた場合、分割フラグ、有効画面フラグ、分割レングス
をクリアし(ステップS18)、第2VRAM29Cを
クリアし(ステップS18)、第1VRAM29Bの内
容を実VRAM29Aにセットする(ステップS1
9)。その後、フローはステップS2にリターンし、実
VRAM29Aの内容を表示する。従って、第2の画面
13Bが閉じ、第1の画面13Aの表示内容が表示入力
面13全体に表示される。
【0035】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、ペン入力を用いて画面を複数に簡単に分割でき、
それぞれソフトウエア的に異なった処理による画面を分
割して表示することができる。従って、操作時間がかか
らず、操作性を向上することができる。
【0036】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては、分割される画面の形状等が固定されており、
そのサイズの変更も横方向に変更できるだけであった。
しかし、この発明は第1の実施の形態に限定されず、例
えば、画面を任意の形状及びサイズに分割することも可
能である。以下、画面を任意の位置で、任意の形状に分
割することができるペン入力型の電子機器を説明する。
【0037】まず、この実施の形態のペン入力型の電子
機器の画面分割処理の概略を説明する。ペン12で表示
入力面13上に線を引き、図6(A)〜(D)に示すよ
うに、ある辺から他の辺に至る線を引くと、この線に最
も近い半角単位等で画面が2つの領域に分割される。
【0038】この実施の形態の電子機器の構成は、基本
的に第1の実施の形態にかかる電子機器の構成と基本的
に同一である。但し、分割レングスレジスタ28Cは除
去可能である。次に、動作について図7を参照して説明
する。まず、電源が投入されると、画面分割処理以外の
通常の処理が実行される(ステップS21)。例えば、
ペン12の軌跡上に線を引く処理、ペン12が指示した
アイコンに割り付けられた処理等を行う。続いて、実V
RAM29Aの内容がステップS22で表示される。
【0039】続いて、入力待ちの状態に移る(ステップ
S23)。ペン12の表示入力面への接触が検出される
と、分割フラグがオンしているか否かが判別される(ス
テップS24)。当初は分割フラグはオフであり、フロ
ーはステップS25に進む。ステップS25において、
画面の分割が指示されたか否かを判別する。即ち、ステ
ップS23の入力で、表示入力面13上に引かれた線分
の両端が表示入力面13の辺に達したか否かが判別され
る。線分が引かれていない場合、或いは、線分の両端が
表示入力面13の辺に達していない場合、ステップS2
5で、NOと判断され、フローはステップS21にリタ
ーンし、入力に対応する処理を実行する。
【0040】一方、描かれた線分の両端が表示入力面1
3の辺に達している場合、画面を分割するために、分割
フラグレジスタ28Aに分割フラグをセットする(ステ
ップS26)。続いて、表示入力面13に描かれた線分
の各ドットの座標を判別し、画面を分割する為の境界線
を境界線レジスタに設定する(ステップS27)。尚、
境界線の位置は、ペン12により描かれた線分の位置で
もよく、或いは、線分に一番近い半角単位等で設定され
る。
【0041】続いて、境界線により分割された表示入力
面13の2つの領域の面積を判別し、面積の大きい方を
第1の画面13Aとし、面積の小さい方を第2の画面1
3Bとし、第1の画面13Aを有効とする(ステップS
28)。
【0042】続いて、第1VRAM29Bに実RAM2
9Aの内容をコピーし(ステップS29)、第2VRA
M29Cに第1VRAM29Bの内容をコピーする(ス
テップS30)。
【0043】続いて、実VRAM29Aに第1VRAM
29Bの内容を書き込む(ステップS31)。この際、
終了アイコン45等も合わせて書き込む。さらに、第2
VRAM29Cの内容のうち、境界線で区画された面積
が小さい側の領域のデータを上書きする。その後、フロ
ーはステップS22にリターンし、実VRAM29Aの
内容が表示される。以上の処理により、表示入力面13
がペン12により描かれた線分を境界として、面積の大
きい第1の画面と面積の小さい第2の画面の2つ分割さ
れる。
【0044】一方、ステップS24で分割フラグがオン
であると判断された場合、分割終了アイコン45が指示
されたか否かが判別される(ステップS32)。分割終
了アイコン45以外の領域がペン12で指示されている
場合、指示されている位置が第1の画面であるか第2の
画面であるかが判別される(ステップS33)。
【0045】判別された領域が現在有効に設定されてい
る画面内の領域であれば、ステップS21にリターン
し、入力に基づいた処理が行われる。この際は、分割フ
ラグが設定されているため、第1及び第2の編集エリア
27A,27Bのうち有効画面に対応するものを用いて
データ処理を行い、編集結果を第1及び第2VRAM2
9B、29Cの有効画面に対応するものに書き込み、さ
らに、境界線に応じて第1及び第2VRAM29B、2
9Cの内容が実VRAM29A上に合成される。続い
て、ステップS22において実VRAM29Aの内容が
表示される。
【0046】例えば、第2の画面が有効に設定されてい
る場合には、第2の編集エリア27Bを用いてデータ処
理を行い、表示内容を第2VRAM29Cに書き込み、
さらに、境界線に応じて第1及び第2VRAM29B、
29Cの内容が実VRAM29Aに合成されて表示され
る。この際、第1の編集エリア27A及び第1のVRA
M29Aの内容は影響を受けない。従って、第1の画面
で処理中のプログラムとは異なるプログラムを第2の画
面を用いて実行しても、第1の画面には影響を与えな
い。従って、異なる2つのプログラムを異なる画面上で
実行できる。
【0047】ステップS33で、現在有効に設定されて
いない画面がペン12で指示されたと判別された場合に
は、有効な画面を変更し、フローはステップS21にリ
ターンする。以後、制御部24は新たに有効に設定され
た画面に対応するデータ処理を行う。
【0048】一方、ステップS32で、分割終了アイコ
ン45が指示されたと判別された場合、分割フラグ、境
界線レジスタ、有効フラグをクリアし(ステップS3
5)、第1VRAM29Bの内容を実VRAM29Aに
コピーし(ステップS36)、第2VRAM29Cをク
リアし(ステップS37)、実VRAM29Aの内容を
表示する(ステップS22)。従って、小さい側の画面
(第2の画面)が閉じ、表示入力面13全体に大きい側
の画面(第1の画面)の内容が表示される。
【0049】このように、第2の実施の形態によれば、
ペン12を用いて引いた任意の線を境界にして表示入力
面13を2つの画面(ウインドウ)に分割し、それぞれ
独立したソフトウエアを実行することができる。
【0050】第2の実施の形態においては、画面の辺か
ら辺に至る線分を描いた時に画面を分割したが、例え
ば、図8(A)に示すように、任意の閉じた線分を描い
た際に、この線分を境界として画面を分割することも可
能である。この場合は、例えば、図7のステップS35
で、描かれた図形(線)が閉じているか否かが判別さ
れ、閉じている場合には、分割フラグをオンするように
設定すればよい。
【0051】また、図8(B)に示すように、描かれた
線分と表示入力面13の辺とで形成される領域(閉じた
領域)別に画面を分割してもよい。この場合、例えば、
図7のステップS25で、描かれた線と画面の辺で形成
される領域が閉じているか否かが判別され、閉じている
領域が形成される毎に、第1の画面、第2の画面・・・の
分割フラグが順次設定される。分割可能な画面の数は、
例えば、ROM25又はRAM26に格納されたOS
(オペレーティングシステム)が許容する並列的に実行
可能なプログラムの数により定まる。この場合は、並列
的に実行可能なプログラムの数に応じた数の編集領域及
びVRAMを用意する。
【0052】また、閉じた領域の形状は任意であり、図
8(C)に示すように、閉じた領域内に閉じた領域が形
成されていても良い。
【0053】また、分割された画面毎に、表示モード等
を変更することも可能である。例えば、図8(A)に示
すように画面を分割した際に、境界線の外側の画面を文
字表示モード(テキストモード)に設定して文字・記号
等をカラーで表示し、境界線の内側の画面をイメージ表
示モード(映像モード)を設定して、モノクロで表示す
るようにしてもよい。逆に、境界線の外側の表示画面を
イメージ表示モードを設定して画像をカラーで表示し、
境界線の内側の画面をテキストモードに設定して、文字
をモノクロで表示するようにしてもよい。
【0054】また、図8(B)に示すように、隣接する
画面毎に動作モードを変化させることも可能である。図
8(C)に示すように画面が分割されている場合に、一
番外側の画面と一番内側の画面を同一の動作モード(文
字表示モード)とし、中央の画面を他の動作モード(イ
メージ表示モード)としてもよい。
【0055】尚、これらの動作モード(表示モード)の
設定は実行されるプログラム自体が設定してもよく、或
いは、各画面を有効状態に設定した状態で、その画面の
動作モードを個別に設定するようにしてもよい。
【0056】また、図示していないが、画面を分割した
際に、境界線の外側と内側に表示される文字の書体を異
ならせて表示させるようにしてもよい。例えば、境界線
の外側の画面の文字を毛筆体で表示させ、境界線の内側
の画面の文字をゴシック体で表示させてもよい。
【0057】なお、以上の説明においては、入力面と表
示面が一体化されたペン入力の電子機器の例を示した
が、入力手段の構成は特に限定されず、指による入力、
マウス・トラックボールによる入力等にも同様に適用で
きる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、表示装置において、表示面を複数の画面(ウインド
ウ)に分割でき、この複数の画面各々に独立したプログ
ラムによる表示処理を実行することができる。従って、
操作時間がかからず、操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる電子機器の斜視
図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる電子機器の回路
ブロック図である。
【図3】図2に示すRAMの詳細を示す図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態にかかる電子機器
において、画面を分割する際の動作を示す図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態にかかる電子機器
の動作を示すフローチャートである。
【図6】この発明の第2の実施の形態にかかる電子機器
において、画面を分割する際の動作を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態にかかる電子機器
の動作を示すフローチャートである。
【図8】表示面を複数の画面に分割する例を示す図であ
る。
【符号の説明】
21・・・ペン検出部、22・・・座標読取部、23・・・バッ
ファ、24・・・制御部、25・・・ROM、26・・・RA
M、27・・・編集エリア、28・・・分割制御エリア、29
・・・表示エリア、30・・・表示駆動部、31・・・表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部と入力部とが一体化された表示手段
    と、 この表示手段の表示面の座標位置を指示する指示手段
    と、 この指示手段により指示された座標位置を検出する検出
    手段と、 この検出手段により検出された座標位置を含む境界を境
    として前記表示手段の表示面を分割する分割手段と、 を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】表示部と入力部とが一体化された表示手段
    と、 この表示手段の表示面を分割する境界を入力する入力手
    段と、 この入力手段により入力された境界を検出する検出手段
    と、 この検出手段により検出された境界を境として前記表示
    手段の表示面を分割する分割手段と、 を備えたことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】表示面を備え、該表示面に図形を表示する
    表示手段と、 この表示手段の前記表示面上に任意の図形を描く入力手
    段と、 この入力手段により前記表示手段の前記表示面に所定の
    図形が描かれたことを検出する図形検出手段と、 この図形検出手段が所定の図形が前記表示面に描かれた
    ことを検出した際に、前記表示手段の表示面を、描かれ
    た図形を境界として複数画面に分割する分割手段と、 を備えたことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】前記分割手段により分割された分割画面を
    異なる表示形態で表示する表示制御手段を更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    表示装置。
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