JPH09202138A - 車両用補強兼装飾部材 - Google Patents

車両用補強兼装飾部材

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JPH09202138A
JPH09202138A JP1034696A JP1034696A JPH09202138A JP H09202138 A JPH09202138 A JP H09202138A JP 1034696 A JP1034696 A JP 1034696A JP 1034696 A JP1034696 A JP 1034696A JP H09202138 A JPH09202138 A JP H09202138A
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Tatsuya Tamura
達也 田村
Taketsuna Baba
勇綱 馬場
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インパクトビームとしての耐曲げ強度とサイ
ドプロテクションモールとしての意匠効果とを併有する
車両用補強兼装飾部材の提供を図る。 【解決手段】 ドアアウターパネル31の車外側面に前
後方向に取り付けられる長尺な部材1であって、部材1
は車両の側面衝突時の衝突荷重を負担し得る曲げ強度を
有するパイプ状の骨格体2と、これの外側面を全体的に
覆って所望の意匠を呈する装飾体3とを備えて、補強兼
装飾部材としている。骨格体2は金属製のパイプからな
る中央部分4と、これの両端に一体に設けられた端末部
分5,6とで構成してある。各端末部分5,6には補強
兼装飾部材1をドアアウターパネル31に取り付ける連
結手段9,11および10,12を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の側面衝突時
に車体パネルが車内側に変形するのを防止又は抑制して
乗員保護性能を高めると共に、車両側面の意匠効果を高
めることができる車両用補強兼装飾部材に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の補強部材としては、例えば特開
平5−301522号公報に示されているように、ドア
アウタパネルの外側面にインパクトビームを前後方向に
取付け、該インパクトビームの前後端の取付部分をカバ
ーで覆って、該インパクトビーム自体にサイドプロテク
ションモールの機能を持たせたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の車
両用補強部材では、インパクトビームの形状がそのまま
サイドプロテクションモールの形状となるので、サイド
プロテクションモールとしての意匠に制限を受ける不都
合がある。また、この先行技術では、意匠性を優先する
と補強機能を維持できないことがあり、いずれの場合に
も製品設計の自由度に、制限を受けることがある。
【0004】そこで、本発明はインパクトビームとして
適切な強度が得られると共に、サイドプロテクションモ
ールとして所望の適切な意匠効果を得ることができる車
両用補強兼装飾部材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、車
両側面の車外側パネル面にほぼ前後方向に取り付けられ
る長尺な部材であって、該部材は剛性を有し、車両の側
面衝突時の衝突荷重に対抗して車外側パネルの車内側へ
の変形を防止又は抑制して梁として機能するのに十分な
曲げ強度を有する長尺な骨格体と、この骨格体とは異な
り相対的に軟かい材料で異なる形状に成形され、該骨格
体に一体化され、この外側面を全体的に覆って所望の意
匠を呈する装飾体とを備えた補強兼装飾部材として形成
されていて、骨格体を内部に中空部を有する長尺な中央
部分と、この中央部分の両端に一体的に設けられた端末
部分とで構成し、各端末部分は補強兼装飾部材を車外側
パネル面に取り付ける連結手段を備え、補強兼装飾部材
を連結手段で車外側パネルの前後端部に固着して実質的
に両端固定梁として作用させると共に、前記衝突荷重が
作用した時の支点として働くようにしたことを特徴とし
ている。
【0006】この請求項1の構成によれば、車両の側面
衝突時には、骨格体の中央部分で受けた衝突荷重を端末
部分からピラー等の車両骨格部材へ分散して、車体パネ
ルの車内側への変形量を小さく抑えて、乗員の保護性能
を向上することができる。
【0007】また、骨格体を覆う装飾体が所望の意匠を
呈することにより、車両側面の意匠効果を高めることが
できる。
【0008】請求項2にあっては、請求項1に記載の車
両側面の車外側パネル面にほぼ前後方向に沿って車内側
に向けて突出するように形成された凹溝に骨格体の車内
側の一部を収容し車外側の一部を該パネル面から突出さ
せて取付け可能としたことを特徴としている。
【0009】この請求項2の構成によれば、車外側パネ
ル面の凹溝に骨格体の車内側の一部を収容し車外側の一
部を突出させたことにより、補強兼装飾部材の車外側パ
ネル面より突出する量を少なくして、規定の車幅寸法を
得る場合に有利となる。
【0010】請求項3にあっては、請求項1,2に記載
の骨格体の中央部分を断面形状が実質的に閉鎖した環状
を呈するパイプ状の長尺材で形成したことを特徴として
いる。
【0011】この請求項3の構成によれば、中央部分を
パイプ状の長尺材で形成したことにより、耐曲げ強度を
向上させることができる。
【0012】請求項4にあっては、請求項3に記載のパ
イプ状の長尺材を高張力鋼板で形成したことを特徴とし
ている。
【0013】この請求項4の構成によれば、中央部分を
高張力鋼板で形成したことにより、中央部分の厚さを薄
くして軽量化を図ることができると共に、衝突荷重に対
する適切な耐曲げ強度を得ることがことができる。
【0014】請求項5にあっては、請求項3に記載のパ
イプ状の長尺材を押し出し成形品で形成したことを特徴
としている。
【0015】この請求項5の構成によれば、中央部分を
押し出し成形品で形成したことにより、中央部分の成形
性を向上することができる。
【0016】請求項6にあっては、請求項1〜5に記載
の装飾体をゴム又は合成樹脂の成形品で形成したことを
特徴としている。
【0017】この請求項6の構成によれば、歩行者等に
対する安全性が向上するとともに装飾体の所望の意匠を
表現する形状を容易に作ることができる。
【0018】請求項7にあっては、請求項6に記載の装
飾体の表面に該装飾体を構成する材料自体の色とは異色
の表面処理を施したことを特徴としている。
【0019】この請求項7の構成によれば、装飾体の表
面に色による表面処理を施したことにより、車外側パネ
ル面の塗装色との適合を図ることができる。
【0020】請求項8にあっては、請求項1〜7に記載
の端末部分は中央部分の内部の中空部に内接嵌合される
挿入部分を備えていると共に、連結手段はこの挿入部分
に設けられた第1の連結要素を含み、該第1の連結要素
は車外側パネルを挾んで第2の連結要素と結合可能にさ
れていることを特徴としている。
【0021】この請求項8の構成によれば、連結手段の
第1連結要素と第2連結要素とによって補強兼装飾部材
の車外側パネルへの装着と伴せて、骨格体の端末部分と
中央部分との一体化を図れ、補強兼装飾部材の強度剛性
を向上することができる。
【0022】請求項9にあっては、請求項8に記載の端
末部分を中央部分に接合したことを特徴としている。
【0023】この請求項9の構成によれば、端末部分と
中央部分とを予め一体化してあるため、骨格体と装飾体
との型成形性を向上することができる。
【0024】請求項10にあっては、請求項1〜9に記
載の骨格体の内部の中空部でドア開閉時の加速度の影響
の少ない部分に車外側からの衝撃によって発生する加速
度を検出するセンサを配置したことを特徴としている。
【0025】この請求項10の構成によれば、骨格体の
内部空間を有効利用してセンサを配置できて側面衝突時
の加速度をより直接的にかつ確実に検出でき信頼性を高
めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。
【0027】図1〜図5において、1は車両の側面を構
成するフロントドア52、リヤドア53、フロントフェ
ンダー54、リヤフェンダー55等の車外側パネル面に
前後方向に取り付けられる長尺な補強兼装飾部材であっ
て、本実施形態では補強兼装飾部材1をすでに塗装済の
フロントドア52やリヤドア53におけるドアアウター
パネル31の車外側面に前後方向に形成された凹溝33
に直線状に取り付けた場合を一例として図示してある。
【0028】この補強兼装飾部材1は車両の側面衝突時
の衝突荷重Fに対抗してドアアウターパネル31の車内
側への変形を防止又は抑制して梁として機能するのに十
分な耐曲げ強度を有するパイプ状の骨格体2と、この骨
格体2の外側を全体的に覆う装飾体3とを備えている。
【0029】骨格体2はドアアウターパネル31よりも
厚い板厚を有し、引張強度が50kgf/mm2 以上の
強度を有し、好ましくは80Kgf/mm2 〜150k
gf/mm2 、最も好ましくは100kgf/mm2
後の強度で板厚が1.0mm〜2.5mm程度の高張力
鋼板をロール成形して溶接したパイプ(電縫管)やアル
ミニウム合金を押し出し成形したパイプ等からなる金属
製角形パイプの中央部分4と、この中央部分4の両端に
一体的に設けられた金属製の端末部分5,6とを備えて
いる。
【0030】端末部分5,6は骨格体2の内部に内接嵌
合される挿入部5a,6aと、これらの挿入部5a,6
aの後端より外側に突出する頭部5b,6bとを備えて
おり、挿入部5a,6aを骨格体2の端部より内部に挿
入すると共に、頭部5b,6bを骨格体2の端部に当接
して、該頭部5b,6bと骨格体2との当接部分の外周
面を溶接7,8にて治金的に接合してある。
【0031】各端末部分5,6の挿入部5a,6aの車
内側面には連結手段の第1連結要素としてのねじ孔9,
10を形成してある。
【0032】これらのねじ孔9,10と対向する骨格体
2の車内側面には連結手段の第2連結要素としてのボル
ト11,12の軸部を挿入する貫通孔13,14を形成
してある。
【0033】装飾体3はゴムや合成樹脂のインジェクシ
ョン成形で別に予め形成しておいたものを後工程で骨格
体2に嵌め込んで組み立てたり、あるいは端末部分5,
6を備えた骨格体2をインサートとし、この骨格体2を
インジェクション成形型内に載置して型内にゴムや合成
樹脂を射出して装飾体3を成形するとともに骨格体2に
一体化する(通称、インサートインジェクション法)こ
ともできる。なお、インジェクション成形は、加熱溶融
したゴムや合成樹脂材料を使用する通常のインジェクシ
ョン成形に代えてRIM(反応射出成形)を適用するこ
ともでき、あるいはインジェクション・コンプレッショ
ン成形などでもよい。
【0034】以上の通り、装飾体3は成形型を用いて形
成するものであるから、骨格体2の形状に制約されるこ
となく所望の意匠を呈する比較的自由な形状に容易に成
形できる。
【0035】装飾体3を形成する材料としては、ゴムの
他に、通常のインジェクション成形によるときは、PV
C,PP,PPE,ABS,TPU(熱可塑性ウレタ
ン)樹脂等を用いることができ、RIM成形を用いると
きはポリオールとイソシアネートの混合によるポリウレ
タン樹脂とすることができる。
【0036】本実施形態の補強兼装飾部材1をドアアウ
ターパネル31に取り付けた場合において、図1に示す
ようにフロントドア52又はリヤドア53を車体に開閉
可能に取り付けるドア側ヒンジ51寄りの装飾体3の車
外側面には欠如部15を有段形成して、この欠如部15
によりフロントドア52が開けられた際に装飾体3が車
体のフロントフェンダー54の後端縁部分に接して干渉
したり、リヤドア53が開けられた際に装飾体3がフロ
ントドア52の後端縁、又はフロントドア52に取付け
られた補強兼装飾部材の後端に干渉するのを防止するよ
うにしてある。
【0037】また、図2及び図3に示すように、装飾体
3の車外側面は、傾斜状の上側意匠面16と、段差部1
7を有する主意匠面18と、傾斜状の下側意匠面19と
を備えている。更に、骨格体2が塗装したドアアウター
パネル31と直接に接触して塗膜面を傷つけるのを防止
するため装飾材3の一部を骨格体2の両側及び車内側ま
で延長させて緩衝材部16a,19aを形成しておくの
が好ましい。
【0038】また、図4に斜線で示すように装飾体3の
上側意匠面16と主意匠面18の段差部17よりも上位
面及び欠如部15の上半面にはドアアウターパネル31
と同色の第1の色の塗装21を施してあり、図4に網目
で示すように主意匠面18の段差部17よりも下位面と
下側意匠面19及び欠如部15の下半面にはドアアウタ
ーパネル31の車外側面に仕上げ塗装される色と異なる
第2の色の塗装22を施してある。これによって、補強
兼装飾材1をドア52,53の比較的上部に取り付けた
としても下部寄りに取り付けた様な外観を呈させること
ができ、車両のタイプにより適した位置と外観を両立さ
せることができる。また装飾体3の幅を実際よりも細く
見えさせることができる。
【0039】補強兼装飾部材1をドアアウターパネル3
1に取り付けるには、図1に示すように、先ず、補強兼
装飾部材1をその骨格体2の貫通孔13,14をドアア
ウターパネル31側に向けてドアアウターパネル31の
凹溝33に収容して、骨格体2より前後に延設された装
飾体3の前端及び後端部の裏面に装着された両面粘着テ
ープ等のような接着部材23,24をドアアウターパネ
ル31のドアインナーパネル32と巻締め結合された前
後縁に接着することにより、補強兼装飾部材1をドアア
ウターパネル31に仮止めする。なお、装飾体3の幅は
装飾性を向上させる為に凹溝33の幅よりもやや大きく
するのが好ましい。
【0040】次に、ドアインナーパネル32の前端縁よ
りも内側に形成された膨出部34と、該膨出部34とド
アアウターパネル31との間に介装されたビームブラケ
ット35の相互に形成された作業孔36より該ビームブ
ラケット35とドアアウターパネル31との相互に形成
された貫通孔37及び骨格体2の貫通孔13にボルト1
1を、好ましくは高力ボルト11をワッシャを介して通
してねじ孔9に締結する一方、ドアインナーパネル32
の後端縁よりも内側に形成された段差38と、該ドアイ
ンナーパネル32とドアアウターパネル31との間に介
装されたビームブラケット39の相互に形成された貫通
孔40より骨格体2の貫通孔14に上記と同様にボルト
12を通してねじ孔10に締結する。なお、ビームブラ
ケット35,39は引張強度50kgf/mm2 〜80
kgf/mm2 程度の強度で板厚2.0mm〜5.0m
m程度の高張力鋼板のプレス成形品が好ましく、側面衝
突時の荷重を支持して広い範囲に分散させる作用をす
る。
【0041】本実施形態の場合、図1に示すようにビー
ムブラケット35,39はドアインナーパネル32に対
接面でスポット溶接され、更に端縁部でアーク等で溶接
41,42,43,44にて接合してあり、図2に示す
ようにドアインナーパネル31の凹溝33を抱持するブ
ラケット39の端部はドアアウターパネル31に溶接4
5,46にて接合してある。この場合溶接45,46は
補強兼装飾部材1を取付けると外部からは目視されな
い。
【0042】また、図1に示すようにドアヒンジ51側
で、ドア開閉時に発生する横方向のの加速度の影響の少
ない端末部分5の先端面に形成された収容孔25には外
側からの衝撃によって発生する加速度を検出するセンサ
47を装着してある。
【0043】このセンサ47よりリード線として延設さ
れたハーネス48は、樹脂グロメット50を備えた電線
用孔26と49を通してドア内部に引き出されている。
【0044】このハーネス48は、車両の側面衝突時に
センサ47がある一定値以上の横方向の加速度を検出し
たらその送信を送る為に、図外のシートベルトを引き締
めて乗員を拘束するシートベルトのプリテンショナーシ
ステムやサイドエアバックシステム等を駆動する制御装
置の入力部に接続される。
【0045】自動車の側面衝突時には、一般的に側面ド
アやフェンダーに荷重を受ける場合が多いが、荷重を受
ける部分又はその近くに加速度センサーを設けることに
より加速度を直接的、確実に加速度を検出できるので信
頼性を向上させることができる。
【0046】また、前記ドアインナーパネル32の膨出
部34とドアアウターパネル31との間には、図外のド
アウインドウパネル及びその昇降用のウインドウレギュ
レータ等が格納される。
【0047】本実施形態の構造によれば、車両の側面衝
突時に補強兼装飾部材1が衝突荷重Fを受けると、該補
強兼装飾部材1の骨格体2がこの衝突荷重Fに対抗して
フロントドア52やリヤドア53の車内側への変形量を
小さくして乗員の保護性能を向上することができる。
【0048】また、前記衝突荷重Fが作用して、骨格体
2の中央部分4が車内側に変形するような場合にあって
も、骨格体2の中央部分4で受けた衝突荷重Fを端末部
分5,6からビームブラケット35,39を介して図外
のピラー等の車両骨格部材へ分散してフロントドア52
やリヤドア53の車内側への変形量を少なく抑えること
ができる。
【0049】また、骨格体2が衝突荷重Fを負担し得る
耐曲げ強度を有し、この骨格体2を覆う装飾体3が所望
の意匠を呈することにより、ドア側面の意匠効果を高め
ることができる。
【0050】一方、この実施形態では補強兼装飾部材1
の車内側の一部をドアアウターパネル31の前後方向に
沿って車内側に突出するよう形成された凹溝33に収容
し車外側の一部を突出させてあるので、補強兼装飾部材
1がドアアウターパネル31の車外側面より突出する量
を少なくして、規定の車幅寸法内に収めることができる
とともに、隣り合って駐車した他の車両のドアが開いて
接したときでも、他の車両のドア縁を突出した部分で受
けとめて、車体パネル31に傷がつくのを防止できる。
また歩行者等がこの突出部に接しても安全である。
【0051】また、補強兼装飾部材1をドアアウターパ
ネル31に取付けるボルト11,12により骨格体2の
端末部分5,6と中央部分4とを一体化できて強度剛性
を高めることができる。
【0052】更に、該骨格体2はその端末部分5,6を
中央部分4に予め接合してあることから、骨格体2に一
体的に装飾体3を樹脂成形型を用いて成形する場合に装
飾体3を形成する材料が骨格体3の内部に流れ込んでゆ
かず成形性を向上することができる。
【0053】図6は本発明の第2実施形態を示し、この
図において、補強兼装飾部材1の骨格体2に連結手段の
第1連結要素としてボルト55を設けてある。
【0054】このボルト55はそのねじ部を骨格体2の
中央部分4の車内側面より突出させ、頭部は骨格体2の
中央部分4の車外側面に形成された貫通孔56から端末
部分5の挿入部5aの車外側面に形成された凹部57に
収容して該凹部57まわりに溶接58にて接合してい
る。
【0055】補強兼装飾部材1はドアアウターパネル3
1に前記実施形態と同様に仮止めした後に、作業孔36
よりナット59をボルト55のねじ部に締結することに
より、取り付けることができる。
【0056】図7は本発明の第3実施形態を示し、骨格
体2の中央部分4が複数のパイプ状の第1,第2部材6
0,61と、これらを結合する車外側,車内側保持板6
3,64とを備え、車外側,車内側保持板63,64を
第1,第2部材60,61に溶接にて接合して、衝突荷
重Fに対抗し得る曲げ強度を高めるように構成してあ
る。
【0057】本実施形態の構造によれば、中央部分4の
曲げ強度を第1,第2部材60,61と車外側,車内側
保持板63,64とで高められることにより、該中央部
分4の横幅を小寸法に形成することができて、補強兼装
飾部材1の横幅を全体的に小さくでき、該横幅を小寸法
に形成した分だけ、補強兼装飾部材1を収容するドアア
ウターパネル31に形成される凹溝33の深さを浅く形
成できて、ドア内のスペースを大きく確保したいときに
有用である。
【0058】また、この実施形態の場合第1,第2部材
60,61の機械的強度、寸法、材質を選択して組み合
わせることによって対荷重性能を調整することもでき
る。
【0059】図8は本発明の第4実施形態を示し、骨格
体2の中央部分4が複数のパイプ状の第1,第2部材6
0,61を互いに突き合わせて、該突き合わせ部分を溶
接65,66にて接合して、衝突荷重Fに対抗し得る曲
げ強度を高めるように構成してある。
【0060】本実施形態の構造によれば、第1,第2部
材60,61を互いに突き合わせて溶接65,66にて
接合したことにより、第1,第2部材60,61の互い
に突き合わされた部分が衝突荷重Fに対する補強リブと
して作用して、中央部分4の耐曲げ強度を高めることが
できると共に、部品点数を少なくしてコストダウンを図
ることができる。
【0061】図9は本発明の第5実施形態を示し、骨格
体2の中央部分4が円形のパイプ材(電縫管)67によ
り形成してある。この場合にはパイプ材を安価に製造
し、又は購入できる。
【0062】図10は本発明の第6実施形態を示し、骨
格体2の中央部分4がかまぼこ形のパイプ材68により
形成されて、該パイプ材68の半円形凸部を衝突荷重F
方向に向けて配置するようにしている。
【0063】図11は本発明の第7実施形態を示し、骨
格体2の中央部分4が内部にリブ69を一体に有する角
形のパイプ材70により形成されて、該パイプ材70の
リブ69を衝突荷重F方向に向けて配置するようにして
あり、この実施形態の場合アルミニウム合金等の押出し
成形によって容易に得ることができる。
【0064】図12は本発明の第8実施形態を示し、図
9〜11に示す実施形態の中央部分4を構成するパイプ
材に相当するパイプ材71の端末部分5を挿入する部分
以外の部分の側面を、実線示から仮想線示のように液圧
バルジ加工により膨出成形してある。
【0065】本実施形態の構造によれば、パイプ材71
の膨出により、衝突荷重Fに対する耐曲げ強度を一段と
高めることができる。
【0066】図13は本発明の第9実施形態を示し、骨
格体2の中央部分4が高張力鋼板を曲げ加工してかまぼ
こ形に形成されたパイプ材72により構成されて、該パ
イプ材72の半円形凸部を衝突荷重F方向に向けている
と共に、該パイプ材72の縫合線73を溶接74にて接
合して車内側に向けている。
【0067】図14は本発明の第10実施形態を示し、
骨格体2の中央部分4が高張力鋼板を曲げ加工して内部
にリブ75を有する角形に形成されたパイプ材76によ
り構成されて、該パイプ材76のリブ75を衝突荷重F
方向に向けていると共に、該リブ75を構成する二重壁
の車内側に位置する合わせ部分を溶接77にて接合して
いる。
【0068】図15は本発明の第11実施形態を示し、
骨格体2の中央部分4が高張力鋼板を曲げ加工して内部
にリブ78を有するかまぼこ形に形成されたパイプ材7
9により構成されて、該パイプ材79のリブ78を衝突
荷重F方向に向けていると共に、該リブ78を構成する
二重壁の車外側に位置する凹状の合わせ部分を溶接80
にて接合している。
【0069】これらの実施形態のように、中央部分4を
高張力鋼板を曲げ加工して構成すれば、パイプ材の板厚
を薄くして軽量化を図ることができて、しかも、衝突荷
重Fに対する適切な耐曲げ強度を得ることができる。
【0070】なお、この実施形態のように、パイプ材7
9の断面形状が比較的複雑で部分的に加工度合が高くな
るものでは高強度(例えば120kgf/mm2 以上)
の高張力鋼板を用いると割れ等が発生しやすいので、低
〜中(例えば50kgf/mm2 〜100kgf/mm
2 )強度のものを用いるとよい。
【0071】図16は本発明の第12実施形態を示し、
骨格体2の中央部分4を構成するパイプ材81の内部で
端末部分5を挿入する部分以外に硬質ポリウレタン樹脂
の発泡体82を充填してある。
【0072】本実施形態の構造によれば、中央部分4が
衝突荷重Fで車内側に変形する際に、発泡体82が抵抗
として作用するので、パイプ材82の板厚を薄くして
も、衝突荷重Fに対する曲げ強度を向上することができ
る。
【0073】図17は本発明の第13実施形態を示し、
骨格体2の端末部分5,6を金属の鍛造品で形成し、一
方の端末部分5の車内側面にねじ孔9を形成し、他方の
端末部分6の車内側面にボルト55を結合している。
【0074】本実施形態の構成によれば、端末部分5,
6を金属の鍛造品で形成したことにより、端末部分5,
6の頭部5b,6bの厚さに変化を持たせることができ
る。
【0075】図18は本発明の第14実施形態を示し、
骨格体2の端末部分5,6に相当する端末部分83を鋼
板のプレス成形品で形成すると共に、該端末部分83の
車内側壁に貫通孔84を形成して、該貫通孔84まわり
の内面にナット85を溶接86にて接合している。
【0076】本実施形態の構成によれば、端末部分83
を鋼板のプレス成形品で形成したことにより、端末部分
83の軽量化を図ることができる。
【0077】図19は本発明の第15実施形態を示し、
補強兼装飾部材1を車両の側面を構成するフロントフェ
ンダー54、フロントドア52、リヤドア53及びリヤ
フェンダー55のそれぞれの車外側面に前後方向に全体
を大きな曲率半径Rを呈する弧状に取り付ければ、車両
の前後方向に一連の意匠を表現することができる。
【0078】なお、図示は省略するが、骨格体2の中央
部分4を金属以外のFRP(繊維強化樹脂)、特に、C
FRP(カーボン繊維強化樹脂)を積層成形したパイプ
でも構成することもできる。
【0079】また、骨格体2の端末部分5,6を鋼材の
鍛造品やプレス成形品以外のアルミニウム合金や亜鉛合
金などのダイカスト成形品、FRP成形品等で構成して
もよい。
【0080】この骨格体2の中央部分4や端末部分5,
6の一方又は両方を金属以外で形成した場合には溶接に
代えて両者を接着剤等で化学的に接合すればよい。
【0081】なお、本願において、梁という用語は荷重
のかかる方向とは無関係に、材料力学的な用語として用
いている。
【0082】前記の実施形態の説明において、装飾体3
は骨格体2の外側面全体を覆うものとして説明したが、
骨格体2の外表面が例えばステンレス鋼板のように装飾
性を有するものを使用するときには骨格体の一部分を長
手方向に沿って露出させてもよく、また他に、装飾性3
の表面に異色の装飾条片を被着してもよい。
【0083】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。
【0084】請求項1によれば、車両の側面衝突時に
は、骨格体の中央部分で受けた衝突荷重を端末部分から
ピラー等の車両骨格部材へ分散して、車体パネルの車内
側への変形量を小さく抑えて、乗員の保護性能を向上す
ることができる。
【0085】また、骨格体を覆う装飾体が所望の意匠を
呈するから、車両側面の意匠効果を高めることができ
る。
【0086】請求項2によれば、車外側パネル面の凹溝
に骨格体の車内側の一部を収容し車外側の一部を突出さ
せたから、補強兼装飾部材の車外側パネル面より突出す
る量を少なくして、規定の車幅寸法を得る場合に有利と
なると共に他の車のドアが接しても傷を付けられること
がない。
【0087】請求項3によれば、中央部分をパイプ状の
長尺材で形成したから、耐曲げ強度を向上することがで
きる。
【0088】請求項4によれば、中央部分を高張力鋼板
で形成したから、中央部分の厚さを薄くして軽量化を図
ることができると共に、衝突荷重に対する適切な耐曲げ
強度を得ることができる。
【0089】請求項5によれば、中央部分を押し出し成
形品で形成したから、中央部分の成形性を向上すること
ができる。
【0090】請求項6によれば、装飾体をゴム又は合成
樹脂の成形品で形成したから、所望の意匠を表現する形
状を容易に作ることができる。
【0091】請求項7によれば、装飾体の表面に色によ
る表面処理を施したから、車外側パネル面の塗装色との
適合を図ることができる。
【0092】請求項8によれば、連結手段の第1連結要
素と第2連結要素とによって補強兼装飾部材の車外側パ
ネルへの装着と伴せて、骨格体の端末部分と中央部分と
の一体化を図れ、補強兼装飾部材の強度剛性を向上する
ことができる。
【0093】請求項9によれば、端末部分と中央部分と
を予め一体化してあるため、骨格体と装飾体との型成形
性を向上することができる。
【0094】請求項10によれば、骨格体の内部空間を
有効利用して加速度を検出するセンサを配置できて側面
衝突時の加速度を直接的かつ確実に検出できるので信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図5のA−A線に
沿う断面図。
【図2】図5のB−B線に沿う断面図。
【図3】図5のC−C線に沿う断面図。
【図4】同実施形態の表面処理を示す模式図。
【図5】同実施形態の自動車を示す側面図。
【図6】本発明の第2実施形態を示す断面図。
【図7】本発明の第3実施形態を示す断面図。
【図8】本発明の第4実施形態の中央部分を示す断面
図。
【図9】本発明の第5実施形態の中央部分を示す断面
図。
【図10】本発明の第6実施形態の中央部分を示す断面
図。
【図11】本発明の第7実施形態の中央部分を示す断面
図。
【図12】本発明の第8実施形態の中央部分の一部を示
す側面図。
【図13】本発明の第9実施形態の中央部分を示す端面
図。
【図14】本発明の第10実施形態の中央部分を示す端
面図。
【図15】本発明の第11実施形態の中央部分を示す端
面図。
【図16】本発明の第12実施形態の中央部分を示す端
面図。
【図17】本発明の第13実施形態の骨格体を示す断面
図。
【図18】本発明の第14実施形態の骨格体の一部を示
す断面図。
【図19】本発明の第15実施形態の自動車を示す側面
図。
【符号の説明】
1 補強兼装飾部材 2 骨格体 3 装飾体 4 中央部分 5,6 端末部分 5a,6a 端末部分の挿入部 9,10 第1連結要素(連結手段) 11,12 第2連結要素(連結手段) 31 車外側パネル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側面の車外側パネル面にほぼ前後方
    向に取り付けられる長尺な部材であって、該部材は剛性
    を有し、車両の側面衝突時の衝突荷重に対抗して車外側
    パネルの車内側への変形を防止又は抑制して梁として機
    能するのに十分な曲げ強度を有する長尺な骨格体と、こ
    の骨格体とは異なり相対的に軟かい材料で異なる形状に
    成形され、該骨格体に一体化され、この外側面を全体的
    に覆って所望の意匠を呈する装飾体とを備えた補強兼装
    飾部材として形成されていて、骨格体を内部に中空部を
    有する長尺な中央部分と、この中央部分の両端に一体的
    に設けられた端末部分とで構成し、各端末部分は補強兼
    装飾部材を車外側パネル面に取り付ける連結手段を備
    え、補強兼装飾部材を連結手段で車外側パネルの前後端
    部に固着して実質的に両端固定梁として作用させると共
    に、前記衝突荷重が作用した時の支点として働くように
    したことを特徴とする車両用補強兼装飾部材。
  2. 【請求項2】 車両側面の車外側パネル面にほぼ前後方
    向に沿って車内側に向けて突出するように形成された凹
    溝に骨格体の車内側の一部を収容し車外側の一部を該パ
    ネル面から突出させて取付け可能としたことを特徴とす
    る請求項1記載の車両用補強兼装飾部材。
  3. 【請求項3】 骨格体の中央部分を断面形状が実質的に
    閉鎖した環状を呈するパイプ状の長尺材で形成したこと
    を特徴とする請求項1,又は2記載の車両用補強兼装飾
    部材。
  4. 【請求項4】 パイプ状の長尺材を高張力鋼板で形成し
    たことを特徴とする請求項3記載の車両用補強兼装飾部
    材。
  5. 【請求項5】 パイプ状の長尺材を押し出し成形品で形
    成したことを特徴とする請求項3記載の車両用補強兼装
    飾部材。
  6. 【請求項6】 装飾体をゴム又は合成樹脂の成形品で形
    成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の車両用補強兼装飾部材。
  7. 【請求項7】 装飾体の表面に該装飾体を構成する材料
    自体の色とは異色の表面処理を施したことを特徴とする
    請求項6記載の車両用補強兼装飾部材。
  8. 【請求項8】 端末部分は中央部分の内部の中空部に内
    接嵌合される挿入部分を備えていると共に、連結手段は
    この挿入部分に設けられた第1の連結要素を含み、該第
    1の連結要素は車外側パネルを挾んで第2の連結要素と
    結合可能にされていることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の車両用補強兼装飾部材。
  9. 【請求項9】 端末部分を中央部分に接合したことを特
    徴とする請求項8記載の車両用補強兼装飾部材。
  10. 【請求項10】 骨格体の内部の中空部でドア開閉時の
    加速度の影響の少ない部分に車外側からの衝撃によって
    発生する加速度を検出するセンサを配置したことを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載の車両用補強兼装
    飾部材。
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