JPH09199722A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH09199722A JP869896A JP869896A JPH09199722A JP H09199722 A JPH09199722 A JP H09199722A JP 869896 A JP869896 A JP 869896A JP 869896 A JP869896 A JP 869896A JP H09199722 A JPH09199722 A JP H09199722A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝型パワーMOSFETにおいて、複数のセ
ルの上部に形成されたソース電極上にワイヤボンディン
グを行う。 【解決手段】 図に示す溝型パワーMOSFETにおい
て、バスタブ形状溝50内におけるゲート電極19の凹
部の内側底部の幅Wと層間絶縁膜18の厚さtとが、w
≦2tとなるように、層間絶縁膜18を形成する。この
ことにより、ソース電極19上が平坦化され、その上に
ワイヤボンディングを行う場合に、十分な接着強度が得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば縦型MOS
FETや絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGB
T)等の電力用半導体素子として用いられる半導体装置
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、面積当たりのオン抵抗を飛躍的に
低減するものとして、素子表面に溝を形成し、その溝の
側面にチャネルを形成した構造の溝型パワーMOSFE
Tがある(国際公開WO93/03502号公報)。図
15にその溝型パワーMOSFETの構成を示す。
(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【0003】この溝型パワーMOSFETは、ユニット
セル15がピッチ幅(ユニットセル寸法)aで平面上縦
横に規則正しく多数配置された構造となっている。図1
5(b)において、ウエハ21は、n+ 型シリコンから
なる半導体基板1上にn- 型エピタキシャル層2が形成
されて構成されている。このウエハ21の主表面には、
断面がバスタブ形状の溝(以下、バスタブ形状溝とい
う)50を形成するための選択酸化膜が形成され、この
選択酸化膜をマスクとして自己整合的な二重拡散により
p型ベース層16と、n+ 型ソース層4とが形成されて
いる。このp型ベース層16と、n+ 型ソース層4とに
より、バスタブ形状溝50の側壁部51にチャネル5が
設定される。
【0004】また、上記二重拡散後に選択酸化膜は除去
され、バスタブ形状溝50の内壁にゲート酸化膜8が形
成される。このゲート酸化膜8上には、ポリシリコンか
らなるゲート電極9、BPSGからなる層間絶縁膜18
が形成されている。また、p型ベース層16の中央部表
面にp+ 型ベースコンタクト層17が形成され、層間絶
縁膜18の上に形成されたソース電極19とn+ 型ソー
ス層4およびp+ 型ベースコンタクト層17がコンタク
ト穴を介してオーミック接触している。また、半導体基
板1の裏面にオーミック接触するようにドレイン電極2
0が形成されている。
【0005】なお、6はn- ドレイン層、7はJFET
部である。また、ソース電極19には、図示しない領域
においてソースボンディングパッドが形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、有効セル数を増加させようとした場合、ソースボン
ディングパッドをそれ専用の領域でなく、複数のセルの
上部に形成されたソース電極19を用いることが考えら
れる。しかしながら、バスタブ形状溝50によるへこみ
により、ゲート電極19は凹部形状を有し、セル表面の
ソース電極19に凹凸ができている。このため、ソース
電極19上にワイヤ(金属線)を圧着してワイヤボンデ
ィングを行う時、表面のへこみによりワイヤとソース電
極19との接着面積が減少して十分な接着強度が得られ
なかったり、またへこみのためにワイヤを押し付ける力
や超音波振動による力が下部のゲート溝構造部(バスタ
ブ形状溝50、ゲート酸化膜8、ゲート電極9にて構成
される部分)に局所的に集中し、特にゲート溝形状の突
起部Aに集中して素子破壊に至る可能性がある。その結
果、ワイヤボンディング工程での歩留りが低下する。
【0007】本発明は上記問題に鑑みたもので、溝型の
半導体装置において、複数のセルの上部に形成されたソ
ース電極上にワイヤボンディングを適正に行えるように
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するため、層間絶縁膜18の厚さを調整すること
によりセル表面の段差を緩和することを検討した。層間
絶縁膜18をCVD法により形成する場合、下地の溝面
に沿って略均一な厚さで層間絶縁膜18が成長する。こ
の場合、層間絶縁膜18が薄いと、図16(a)に示す
ように、ゲート溝部の段差はそのまま残る。
【0009】また、層間絶縁膜18を厚くし、ゲート電
極19の凹部の内側底部の幅をW、層間絶縁膜18の厚
さをtとして、tをW/2にすると、図16(b)中の
点線で示すように、互いに隣合う傾斜面から層間絶縁膜
18が横方向に成長して、それらが互いに重なり合うよ
うになり、溝段差が大きく緩和される。さらに、層間絶
縁膜18を厚くし、tをWと等しくした場合には、図1
6(c)に示すように、セル表面をかなり平坦化するこ
とができる。すなわち、図16(a)に示すAの部分の
傾斜が、t≧W/2となるようにすれば、図16(b)
および図16(c)のBおよびCに示す部分の傾斜のよ
うに徐々に緩和される。
【0010】その結果、ワイヤボンディング時に、ソー
ス電極19と押し付けられるワイヤとの接触面積が増え
るため、十分な接着強度が得られる。また、ワイヤの押
し付け力や超音波振動による力が、ゲート溝構造部ある
いはその近傍において局所的に集中するのを抑制するこ
とができる。本発明は上記した検討を基になされたもの
で、請求項1乃至4に記載の発明においては、ゲート電
極19の凹部の内側底部の幅Wと層間絶縁膜の厚さtと
が、w≦2tとなるように層間絶縁膜を形成したことを
特徴としている。
【0011】従って、上述したように層間絶縁膜が平坦
化されるため、その上に形成されるソース電極も平坦化
される。このため、複数のセルの上部に形成されたソー
ス電極上でワイヤボンディングを行う場合に、十分な接
着強度が得られ、ゲート溝部あるいはその近傍への局所
的な力の集中を抑制することができ、ワイヤボンディン
グを適正に行うことができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明のように、層
間絶縁膜の表面を平坦化する工程を加えれば、ソース電
極の表面を一層平坦化することができ、一層ワイヤボン
ディグを良好に行うことができる。このような平坦化工
程としては、層間絶縁膜を熱処理して表面を滑らかにす
る工程あるいは層間絶縁膜の表面を研磨する工程を用い
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は本発明の一実施形態にかかる
溝型パワーMOSFETの要部断面図である。本実施形
態では、層間絶縁膜18の厚さtとゲート電極19の凹
部の内側底部の幅をWとが、W≦2tとなるように、層
間絶縁膜18が形成されている。
【0014】また、図1中には図示されていないが、ソ
ース電極19上には保護膜が形成されている。図2に、
溝型パワーMOSFETの平面構成を示す。複数のセル
上に形成されたソース電極19上には、開口部30aを
有する保護膜30が形成されており、その開口部30a
においてソース電極19にワイヤボンディングが行われ
る。なお、40はゲート電極パッドである。上記した以
外の構成は、図15に示すものと同様である。
【0015】次に、本実施形態における溝部MOSFE
Tの製造方法を説明する。まず、図3に示すように、n
+ 型シリコンからなる半導体基板1の主表面に、n-
のエピタキシャル層2を成長させたウエハ21を用意す
る。その後、レジスト膜61を堆積して公知のフォトリ
ソ工程にてセル形成予定位置の中央部に開口するパター
ンにレジスト膜61をパターニングする。そして、この
レジスト膜61をマスクとしてボロン(B+ )をイオン
注入する。
【0016】レジスト剥離後、図4に示すように、熱拡
散により接合深さが3μm程度のp型拡散層62を形成
する。次に、ウエハ21の主表面に窒化シリコン膜63
をCVD法により約200nm堆積し、窒化シリコン膜
63をパターニングして、ピッチ幅(ユニットセル15
の寸法)aで開口する格子状の開口パターンを形成す
る。なお、この開口パターンは上述のp型拡散層62が
そのピッチ間隔の中央部に位置するようにマスク合わせ
している。
【0017】次に、図5に示すように、窒化シリコン膜
63をマスクとしてフィールド酸化膜60をエッチング
し、引き続きn- 型エピタキシャル層2を深さ1.5μ
m程度エッチングして溝64を形成する。次に、図6に
示すように、窒化シリコン膜63をマスクとして溝64
の部分を熱酸化する。これはLOCOS法として良く知
られた酸化方法であり、この酸化により選択酸化膜65
が形成され、同時に選択酸化膜65によって喰われたn
-型エピタキシャル層2の表面にバスタブ形状溝50が
形成される。
【0018】次に、図7に示すように、窒化シリコン膜
63を、例えば加熱したリン酸液に浸してウェットエッ
チングを行う。さらに、選択酸化膜65をマスクとし
て、薄いフィールド酸化膜60を透過させてp型ベース
層16を形成するためのボロンをイオン注入する。この
とき、選択酸化膜65とフィールド酸化膜60の境界部
分が自己整合位置になり、イオン注入される領域が正確
に規定される。
【0019】次に、図8に示すように、接合深さ3μm
程度まで熱拡散する。この熱拡散により、図4に示す工
程において前もって形成したp型拡散層62と、図7に
示す工程において注入されたボロンの拡散層が一体にな
り、一つのp型ベース層16を形成する。また、p型ベ
ース層16の領域の両端面はバスタブ形状溝50の側壁
の位置で自己整合的に規定される。
【0020】次に、図9に示すように、選択酸化膜65
により囲まれたp型ベース層16表面中央部に残された
パターンでパターニングされたレジスト膜66と選択酸
化膜65をともにマスクとして、薄いフィールド酸化膜
60を透過させてn+ 型ソース層4を形成するためのリ
ンをイオン注入する。この場合も図7に示す工程におい
てボロンをイオン注入した場合と同様に、選択酸化膜6
5とフィールド酸化膜60の境界部分が自己整合位置に
なり、イオン注入される領域が正確に規定される。
【0021】次に、図10に示すように、接合深さ0.
5〜1μm熱拡散し、n+ 型ソース層4を形成し、同時
にチャネル5も設定する。この熱拡散において、n+
ソース層4の領域のバスタブ形状溝50に接した端面
は、バスタブ形状溝50の側壁の位置で自己整合的に規
定される。次に、選択酸化膜65をウェットエッチング
により除去してバスタブ形状溝50の内壁51を露出さ
せる。その後、熱酸化により厚さ60nm程度のゲート
酸化膜8を形成する(図11)。
【0022】次に、図12に示すように、ウエハ21の
主表面にCVD法を用い厚さ400nm程度のポリシリ
コン膜を堆積する。さらに、ウエハ21の主表面の多結
晶シリコン膜をパターニングしてゲート電極9を形成す
る。次に、図13に示すように、パターニングされたレ
ジスト膜68をマスクとして酸化膜67を透過してp+
型ベースコンタクト層17を形成するためのボロンをイ
オン注入する。
【0023】次に、図14に示すように、接合深さ0.
5μm程度熱拡散し、p+ 型ベースコンタクト層17を
形成する。この後、ウエハ21の主表面にBPSGから
なる層間絶縁膜18をCVD法を用いて形成する。この
時、層間絶縁膜18の厚さtが、ゲート電極19の凹部
の内側底部の幅をWの1/2以上になるようにする。本
実施形態では、W、tとも1.5μmとなるようにし
た。
【0024】この後、層間絶縁膜18とゲート絶縁膜8
にコンタクト穴を形成し、p+ 型ベースコンタクト層1
7とn+ 型ソース層4を露出させる。さらに、アルミニ
ウム膜からなるソース電極19を形成し、コンタクト穴
を介してp+ 型ベースコンタクト層17とn+ 型ソース
層4とにオーミック接触させる。さらに、アルミニウム
膜保護用としてプラズマCVD法等により窒化シリコン
等よりまるパッシベーション膜(保護膜30)を形成
し、図2に示すように、ワイヤボンディング用の開口部
30aを形成する。
【0025】また、ウエハ21の裏面にドレイン電極2
0を形成し、n+ 型半導体基板1にオーミック接触をと
る。その後、開口部30aにおいて、ソース電極19上
にワイヤを圧着してワイヤボンディングを行い、この
後、樹脂封止を行う。上記した製造方法において、層間
絶縁膜18を形成する時、図16(b)又は(c)に示
すように、溝50側面から形成される層間絶縁膜18は
相互に接触することになる。この結果、層間絶縁膜18
の表面の段差は溝の当初の段差dよりも小さくなる。こ
れによりソース電極19のゲート溝近傍での平坦性が向
上し、ワイヤボンディング時のワイヤとソース電極19
との接触面積が向上し、密着強度向上、素子の電気的な
抵抗低減が達成できる。さらに、ワイヤボンディング時
のワイヤの押し付け力や超音波振動の力の局所的集中を
抑制、分散するため破壊の抑制効果があり、歩留り低下
を抑制できる。
【0026】なお、層間絶縁膜18として、ほう素、燐
を含有した酸化珪素のように熱処理により軟化しやすい
性質を有するものを用い、層間絶縁膜18の形成後に熱
処理を行って、層間絶縁膜18の表面をより滑らかにす
れば、ソース電極19の表面を一層平坦化することがで
きる。さらに、層間絶縁膜18の形成後、化学−機械的
研磨を行うようにすれば、一層層間絶縁膜18を平坦化
することができる。
【0027】また、本発明は、図15に示す格子状のパ
ターンを用いるもの以外に、例えばストライプ状のパタ
ーンにも適用することができる。さらに、本発明は、上
記した縦型のMOSFETに限定されるものではなく、
例えばこのようなMOSFETを組み込んだパワーMO
SICや、IGBT等にも適用することができる。ま
た、それらの素子において、nチャネル型、pチャネル
型のいずれの型としてもよい。
【0028】さらに、本実施例は縦型のパワー素子の構
成で説明したが、本発明は横型のパワー素子の構成にお
いても同様の効果が得られる。この場合、ドレイン電極
は半導体基板1の主表面側に形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる溝型パワーMOS
FETの要部断面図である。
【図2】図1に示す溝型パワーMOSFETの平面構成
を示す図である。
【図3】溝型パワーMOSFETの最初の工程を示す要
部断面図である。
【図4】図3に続く工程を示す要部断面図である。
【図5】図4に続く工程を示す要部断面図である。
【図6】図5に続く工程を示す要部断面図である。
【図7】図6に続く工程を示す要部断面図である。
【図8】図7に続く工程を示す要部断面図である。
【図9】図8に続く工程を示す要部断面図である。
【図10】図9に続く工程を示す要部断面図である。
【図11】図10に続く工程を示す要部断面図である。
【図12】図11に続く工程を示す要部断面図である。
【図13】図12に続く工程を示す要部断面図である。
【図14】図13に続く工程を示す要部断面図である。
【図15】従来の溝型パワーMOSFETの構成を示す
もので、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図16】層間絶縁膜の膜厚とその平坦性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…n+ 型半導体基板、2…n- 型エピタキシャル層、
4…n+ 型ソース層、5…チャネル、8…ゲート酸化
膜、9…ゲート電極、16…p型ベース層、19…ソー
ス電極、20…ドレイン電極、30…保護膜、50…バ
スタブ形状溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体層(2)を一主面側
    に有する半導体基板(1)と、 個々のセルに対応して前記半導体層の表面に形成され
    た、断面がバスタブ形状の溝(50)に隣接して、前記
    半導体層の表面に形成された第2導電型のベース領域
    (16)と、 このベース領域内の前記溝の近傍にチャネル(5)を形
    成するように、前記ベース領域内において前記半導体層
    の表面側に形成されたソース領域(4)と、 前記溝内に形成されたゲート絶縁膜(8)と、 このゲート絶縁膜の上に形成されたゲート電極(9)
    と、 このゲート電極の上に形成された層間絶縁膜(18)
    と、 個々のセルにおいて前記層間絶縁膜の上を含み前記ベー
    ス領域と前記ソース領域に接触するように、複数のセル
    の上部に渡って形成されたソース電極(19)と、 前記半導体基板に形成されたドレイン電極(20)とを
    備え、 前記複数のセルの上部に形成されたソース電極上にてワ
    イヤボンディングが行われるようにした半導体装置であ
    って、 前記溝内において前記ゲート電極は凹部形状を有してお
    り、その内側底部の幅をW、前記層間絶縁膜の厚さをt
    とした時、W≦2tとなるように、前記層間絶縁膜が形
    成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体層(2)を一主面側
    に有する半導体基板(1)を用意し、セル形成領域に対
    応し前記半導体層の表面の所定領域を選択酸化して選択
    酸化膜(65)を形成する工程と、 前記選択酸化膜の側面に接する前記半導体層表面にチャ
    ネル(5)を形成すべく、前記選択酸化膜をマスクにし
    て第2導電型のベース領域(16)と第1導電型のソー
    ス領域(4)を2重拡散により形成する工程と、 前記選択酸化膜を除去して前記半導体層の表面に溝(5
    0)を形成する工程と、 前記チャネルとなる部分を含む前記溝の内壁を熱酸化し
    てゲート酸化膜(8)とし、このゲート酸化膜上に、前
    記溝の形状を継承して凹部形状を有するゲート電極
    (9)を形成する工程と、 前記ゲート電極における凹部の内側底部の幅の1/2以
    上の膜厚で、前記ゲート電極上に層間絶縁膜(18)を
    形成する工程と、 個々のセルにおいて前記層間絶縁膜の上を含み前記ベー
    ス領域と前記ソース領域に接触するように、複数のセル
    の上部に渡ってソース電極(19)を形成する工程と、 前記半導体基板にドレイン電極(20)を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記層間絶縁膜の表面を平坦化する工程
    を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記複数のセルの上部に形成されたソー
    ス電極上にてワイヤボンディングを行うための開口部
    (30a)が形成された保護膜(30)を前記ソース電
    極上に形成する工程を有することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11168210A (ja) * 1997-12-04 1999-06-22 Denso Corp 半導体装置の製造方法
JP2002026322A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Denso Corp 半導体装置及びその製造方法
KR101483721B1 (ko) * 2013-05-08 2015-01-16 주식회사 원코아에이 오목한 셀 구조를 갖는 파워 모스펫 및 그 제조방법
WO2016010197A1 (ko) * 2014-07-15 2016-01-21 김장래 트렌치 게이트를 구비한 파워 모스펫 및 그 제조 방법

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