JPH09187479A - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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Publication number
JPH09187479A
JPH09187479A JP8018352A JP1835296A JPH09187479A JP H09187479 A JPH09187479 A JP H09187479A JP 8018352 A JP8018352 A JP 8018352A JP 1835296 A JP1835296 A JP 1835296A JP H09187479 A JPH09187479 A JP H09187479A
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JP
Japan
Prior art keywords
wheelchair
frame
seat
side frames
cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8018352A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatewaki Kamishita
帯刀 神下
Takashi Katayama
隆 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aron Kasei Co Ltd
Original Assignee
Aron Kasei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aron Kasei Co Ltd filed Critical Aron Kasei Co Ltd
Priority to JP8018352A priority Critical patent/JPH09187479A/ja
Publication of JPH09187479A publication Critical patent/JPH09187479A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は車椅子を移動用にも用便時用またはシ
ャワー洗浄用等にも使用出来るようにすることを課題と
する。 【解決手段】車椅子11の座部26に便座23を設置し
て用便用またはシャワー洗浄用等とし、該便座23上に
クッション25を取はずし可能に載置して移動用とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として病弱者の移
動用に使用される他、用便時あるいはシャワー洗浄時に
も使用される車椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図11に示すようにな走行式便座
(1) が提供されている(実開平5−53632号公
報)。該走行式便座(1) は本体(2) の座部上に便座(3)
を取付け下端に車輪(4) を配置したものであり、該走行
式便座(1) は病弱者がこれに腰掛け、介護人が該便座
(1) を押して便器(5) 上に移動させて該病弱者の用便に
供するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記走行式便座(1) に
あっては病弱者が便所まで自力で行って便器に腰を下ろ
す労力を省くものであるが、用便時にのみ使用するもの
であって移動用として使用するものではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、車椅子(11)の座部(26)に
便座(23)を配置し、その上にクッション(25)を取はずし
可能に載置し、座部(26)の下部空間に便器(40)を挿入可
能とした車椅子(11)を提供するものである。該便座(23)
はカバー(24)によって被覆し、その上にクッション(25)
を載置すれば移動に使用する際外観上問題はなくなり、
また該車椅子(11)の本体(12)の望ましい構造は左右一対
の側枠(13,13) と、該左右側枠(13)後部から上方へ延設
される背枠(14)と、該左右側枠(13)の下縁前後部に夫々
取付けられている車輪(15)と、該背枠(14)の左右両側中
間から該左右側枠(13)上縁前部に夫々差出されている肘
掛け枠(16)とからなり、該左右側枠(13)の間隔は便器(4
0)が挿入可能な間隙に設定されており、該便座(23)は左
右側枠(13)上縁に差渡されている構造であり、更に車椅
子(11)に病弱者の乗降に便利なように該肘掛け枠(16)根
端は上方に回動可能に背枠(14)の左右中間に夫々取付け
られていることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一つの具体例を図1〜図
9に示す。車椅子(11)の本体(12)は左右一対の側枠(13,
13) と、該左右側枠(13,13) の後部から上方へ立設され
る二股コの字状の背枠(14)と、該左右側枠(13,13) の前
後下端に夫々取付けられている車輪(15,15) と、該背枠
(14)の左右両側中間から該左右側枠(13,13) の上縁前部
に夫々差出され上下回動可能にされているL字状の肘掛
け枠(16,16) と、該左右側枠(13,13) の下縁前端に上下
回動可能に取付けられているコの字状の足載せ枠(17)と
からなり、該左右側枠(13,13) はL字状の上後縁枠部(1
3A) と、該上後縁枠部(13A) の後下端から前方へ差出さ
れている下縁枠部(13B) と、該上後縁枠部(13A) と下縁
枠部(13B) との前端部に差渡されている前側縁枠部(13
C) と、該左右下縁枠部(13B,13B) の前端部に差渡され
ている前縁枠部(13D) とからなり、該背枠(14)の両下端
は該左右側枠(13,13) の下縁枠部(13B) に夫々接続し、
該背枠(14)の上部(14A) は取はずし可能とされており、
該車輪(15)は軸受(15A) を介して左右回動可能に取付け
られており、該肘掛け枠(16)の左右後端はヒンジ(16A)
を介して上下回動可能に取付けられ、該足載せ枠(17)の
左右端はヒンジ(17A) を介して該左右下縁枠部(13B,13
B) の前端部に上下回動可能に取付けられている。
【0006】図3および図4に示すように該ヒンジ(17
A) は足載せ枠(17)の左右端に取付けられている嵌合筒
(18)と、下縁枠部(13B) の前端部内側に差出されている
軸筒(19)と、該軸筒(19)に嵌着されている回動規制板(2
0)とからなり、該回動規制板(20)には回動範囲を規制す
るための段部(20A,20B) を両端に形成した切欠き(20C)
が設けられており、該足載せ枠(17)の嵌合筒(18)は該下
縁枠部(13B) の軸筒(19)の外側に回動可能に嵌着されて
おり、該嵌合筒(18)の内側には係止ピン(21)が突出して
おり、該係止ピン(21)が該回動規制板(20)の切欠き(20
C) の両端段部(20A,20B) に係止されることによって該
足載せ枠(17)は図5に示す実線位置から点線位置までに
回動を規制されている。なお肘掛け枠(16)のヒンジ部(1
6A) も同様な構造によって、図5に示す実線位置から点
線位置までに該肘掛け枠(16)の回動を規制してもよい。
更に該側枠(13)の下縁枠部(13B) の前縁にはキャップ(2
2)が嵌着されている。
【0007】肘掛け枠(16)のヒンジは図6〜図9に示す
構造のものでもよい。図に示すヒンジ(16A) は肘掛け枠
(16)の左右端に取付けられている嵌合筒(28)と、背枠(1
4)の左右両側から外側に差出されている軸筒(29)と、該
軸筒(29)に嵌着されている回動規制板(30)とからなり、
該回動規制板(30)の所定箇所には係止溝(30A) が形成さ
れており、該軸筒(29)と該回動規制板(30)との間には回
動溝(29A) が形成されている。該肘掛け枠(16)の嵌合筒
(28)は該背枠(14)の軸筒(29)の外側に回動可能に嵌着さ
れており、該嵌合筒(28)の内側には係止ピン(28A) が突
出しており、肘掛け枠(16)の図5点線位置では図8に示
すように係止ピン(28A) が該回動規制板(30)の係止溝(3
0A) に嵌合して該肘掛け枠(16)の回動が規制されてお
り、該肘掛け枠(16)を若干内側に押込んで嵌合筒(28)の
係止ピン(28A) を該回動規制板(30)の係止溝(30A) から
脱出させ、図9に示すように該軸筒(29)と該回動規制板
(30)との間の回動溝(29A) に移行させると該肘掛け枠(1
6)は回動可能となり、該肘掛け枠(16)はそのまゝの状態
で図5実線位置まで下方に回動させることが出来る。こ
の際該肘掛け枠(16)の係止ピン(28A) は該回動溝(29A)
内を摺動する。該肘掛け枠(16)が実線状態では該肘掛け
枠(16)の端末が上後縁枠部(13A) の端末に当接し、該肘
掛け枠(16)の更なる下方への回動が阻止される。
【0008】U字状の便座(23)は該左右側枠(13)の上縁
に差渡されており、該便座(23)にはカバー(24)が被覆さ
れ、その上にクッション(25)が載置されて座部(26)が形
成されており、更に図1に示すように背枠(14)の上部に
もカバー(27)が被覆されている。
【0009】上記車椅子(11)を移動用に使用する時は図
1に示す状態で使用者はクッション(25)上に腰を下ろ
し、足載せ枠(17)に足を載せ、肘掛け枠(16)に肘を掛
け、介護人は後側から背枠(14)を押して車椅子(11)を移
動させる。
【0010】上記車椅子(11)を用便時に使用する時はク
ッション(25)とカバー(24)とを取はずし、例えば病弱者
である使用者は便座(23)上に腰を下ろし、この状態で介
護人は車椅子(11)を移動させて該車椅子(11)の後側から
便座(23)の下側に便器(40)を挿入する。そのためには該
車椅子(11)の背枠(14)の左右間の巾を便器(40)よりも大
きく設定して座部(26)の下部空間に便器(40)が挿入出来
るようにする。
【0011】上記車椅子(11)をシャワー洗浄時に使用す
る時は用便時と同様な状態で浴室内に運んで使用者をシ
ャワーで洗浄する。使用者局部を洗浄する場合には該便
座(23)のU字状の形状により、洗浄し易くかつ洗浄水は
下方へ円滑に流れ落ちる。
【0012】図10には車椅子(31)の他の具体例が示さ
れる。該車椅子(31)の本体(32)は左右一対の側枠(33,3
3) と、該左右側枠(33,33) の後端から上方へ立設され
る二股コの字状の背枠(34)と、該左右側枠(33,33) の前
後下端に夫々取付けられている車輪(35,35) と、該背枠
(34)の左右両側中間から該左右側枠(33,33) の上縁前端
に夫々差出されているL字状の肘掛け枠(36,36) と、該
左右側枠(33,33) の下縁前端に上下回動可能に取付けら
れているコの字状の足載せ枠(37)とからなり、該左右側
枠(33,33) は上縁枠部(33A) と、下縁枠部(33B) と、該
上縁枠部(33A) と下縁枠部(33B) との前端部に差渡され
ている前側縁枠部(33C) と、上縁枠部(33A) と下縁枠部
(33B) の後部に差渡されている中間枠部(33E) と、該左
右下縁枠部(33B,33B) の前端部に差渡されている前縁枠
部(33D) とからなり、該左右肘掛け枠(36,36) は左右前
後枠部(33C,33C) と一体的になっている。便座(43)は該
左右側枠(33,33) の上縁に差渡されており、該背枠(34)
の上部と足載せ枠(37)とには夫々カバー(47,48) が被覆
されている。そして前具体例と同様に該便座(43)にカバ
ーが被覆され、更にその上にクッションが載置される。
【0013】更に上記具体例以外、便座の下側に便器を
取付けてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の車椅子は上記したように病弱者
の移動用に使用出来、また用便時には病弱者は労力を全
く要することなく便器上に移ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本発明の実施の形態を示すものである。
【図1】斜視図
【図2】分解斜視図
【図3】ヒンジ部分分解斜視図
【図4】ヒンジ部分説明側面図
【図5】車椅子本体側面図図6〜図9はヒンジの他の具
体例を示すものである。
【図6】部分分解斜視図
【図7】部分説明側面図
【図8】回動規制状態部分断面図
【図9】回動解除状態部分断面図
【図10】他の具体例の車椅子斜視図
【図11】従来例の説明図
【符号の説明】
11,31 車椅子 12,32 本体 13,33 側枠 14,34 背枠 15,35 車輪 16,36 肘掛け枠 23,43 便座 24 カバー 25 クッション 26 座部 40 便器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車椅子の座部に便座を配置し、その上にク
    ッションを取はずし可能に載置し、座部の下部空間に便
    器を挿入可能としたことを特徴とする車椅子
  2. 【請求項2】該便座をカバーによって被覆し、その上に
    クッションを載置した請求項1に記載の車椅子
  3. 【請求項3】該車椅子の本体は左右一対の側枠と、該左
    右側枠後部から上方へ延設される背枠と、該左右側枠の
    下縁前後部に夫々取付けられている車輪と、該背枠の左
    右両側中間から該左右側枠上縁前部に夫々差出されてい
    る肘掛け枠とからなり、該左右側枠の間隔は便器挿入可
    能な間隙に設定されており、該便座は左右側枠上縁に差
    渡されている請求項1または2に記載の車椅子
  4. 【請求項4】該肘掛け枠根端は上方に回動可能に背枠の
    左右中間に夫々取付けられている請求項3に記載の車椅
JP8018352A 1996-01-08 1996-01-08 車椅子 Pending JPH09187479A (ja)

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JP8018352A JPH09187479A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 車椅子

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JP (1) JPH09187479A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100314640B1 (ko) * 1999-10-23 2001-11-15 정호 환자 이송용 탑승장치
JP2014012069A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Fuji Technica:Kk 便座付き車椅子

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000801