JPH09169184A - 可逆記録表示部を有するicカード及びその製造方法 - Google Patents

可逆記録表示部を有するicカード及びその製造方法

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JPH09169184A
JPH09169184A JP7333223A JP33322395A JPH09169184A JP H09169184 A JPH09169184 A JP H09169184A JP 7333223 A JP7333223 A JP 7333223A JP 33322395 A JP33322395 A JP 33322395A JP H09169184 A JPH09169184 A JP H09169184A
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label
reversible recording
layer
card
resin
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JP7333223A
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Toru Endo
徹 遠藤
Atsushi Kijima
厚 木島
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Harumoto Ota
晴基 太田
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2425/00Cards, e.g. identity cards, credit cards

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、単一の射出工程により可逆表示部を
有するICカードを得ると同時に、可逆記録可能な表示
部を含む絵柄層を、熱ストレスによる白濁透明化特性の
劣化を損なうことなく、射出成形によりICカード上に
強固に設けた可逆表示部を有するICカード及びその製
造方法を提供することにある。 【解決手段】基材上に、樹脂バインダー中の有機酸を熱
により白濁或いは透明化することで画像を表示する可逆
記録表示部を設けたラベルを、金型内のカード面の一方
の面側に該表示部をカード面の外側に向けてインサート
し、他方の面側に基材上に印刷柄層を有するラベルをイ
ンサートし、両ラベル基材間に溶融樹脂を射出して一体
成形するカードにおいて、前記いずれか一方のラベル基
材裏面側にICモジュールを装着したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白濁透明による可
逆記録表示部を有するICカード及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピューターおよびコンピ
ューターを利用した電子機器の外部記憶装置としては、
フロッピーディスク、カセットテープ等の磁気記録媒体
が広く利用されているが、近年では取り扱い易さ、小型
化を図るべく、RAM、ROM等の半導体メモリを備え
たカード状、或いはパッケージ状の記録媒体が用いられ
てきている。一方、クレジットカード、IDカード、キ
ャッシュカード等の分野においては、磁気カードに代わ
るカードとして、カード素材にマイクロプロセッサやR
AM、ROM等の半導体メモリを含むICモジュールを
搭載してなる所謂ICカードが、情報記録容量が非常に
大きいこと、および高セキュリティ性を有することから
開発されてきている。これらのICカードは、読み取り
を接触式で行うタイプと非接触式で行うタイプに大別さ
れる。接触式タイプは、カード表面に露呈された外部端
子に直接リーダー側端子を接触、接続し電源供給、情報
通信を行うタイプのもので、現在ICカードのタイプと
しては殆どがこの範疇に入る。このタイプのカードの読
み取りは、良好なカードに対してのエラー率は極めて低
い反面、外部端子が汚れていたり、摩耗により損傷を受
けると電気導通性が失われるため読み取りができなくな
る恐れがある。また乾燥した環境下ではカード表面に帯
電した静電気により読み取りエラーの原因となることが
問題としてある。
【0003】そこで、近年ではメモリ用のICチップと
データ通信を行うための静電プレート、および電磁誘導
による電力供給を受けるためのコイルから構成される非
接触型ICモジュールが開発されてきている。このタイ
プのICモジュールは、通信を非接触で行うため、カー
ド化した時に通信用端子をカード表面に露呈する必要は
ないため、前述したような外部端子の汚れや静電気等に
よるエラーの心配がないことからもこの種のタイプのI
Cモジュールのカード化が進められている。この種のI
Cカードを製造する方法としては、ラミネート方式、或
いは射出成形方式が検討されている。
【0004】上記ラミネート方式は、ICモジュールを
搭載したセンターコアの両面に絵柄、文字等の印刷が施
されたオーバーシートを積層し、加熱プレスによりカー
ド素材を一体化する方法である。また、射出成形方式は
金型内のカード面のいずれか一方にICモジュールを装
着し、この金型内に溶融した樹脂を射出し成形する方法
である。近年では、品質および生産効率上、射出成形機
によるカード化が主流に成りつつある。
【0005】ところで、これらのICカードは情報記憶
内容を表示、或いは確認する場合は専用のリーダーで記
憶情報の読み込み処理を行う必要があり、一般のユーザ
ーが確認する手段はない。最近ではICカードの情報記
憶内容を簡易的に表示する要求が高まりつつあり、この
要求を満足するため、磁性体をマイクロカプセル中に封
入した磁気マイクロカプセルをカードの表面、或いは裏
面に粘着剤等で接着し、これに情報記憶内容の一部を表
示するカードの開発が行われている。しかし、磁気マイ
クロカプセルの磁性体は金属色、或いは黒色に近く、暗
い色調であるため、コントラスト、或いは意匠性を損な
う恐れがある。
【0006】これらを解決するため、樹脂バインダー中
に有機低分子を分散させ白濁透明のコントラストにより
可逆記録を行う方法が提案されている。この可逆記録表
示部をカード上に形成する方法として、カードの一部に
窪みを持たせ可逆記録表示部を粘着剤等により接着させ
る方法と、可逆記録表示用ラベルを低温接着剤等により
ラミネートさせる方法がある。しかし、カードの窪みに
粘着剤で貼り合わせる方法では、カードと可逆記録表示
部との間の隙間を防ぐことは不可能であり、この隙間か
らカードと可逆記録表示部が剥がれる恐れがある。ま
た、ラミネート方式では、カードと可逆記録表示部は強
固に接着されるが、ラミネート時の熱ストレスのため白
濁透明の特性が得られなくなってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題点に着目してなされたもので、単一の射出工程に
より可逆表示部を有するICカードを得ると同時に、可
逆記録可能な表示部を含む絵柄層を、熱ストレスによる
白濁透明化特性の劣化を損なうことなく、射出成形によ
りICカード上に強固に設けた可逆表示部を有するIC
カード及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基材上に、樹脂バインダー中の有機酸を熱により白濁或
いは透明化することで画像を表示する可逆記録表示部を
設けたラベルを、金型内のカード面の一方の面側に該表
示部をカード面の外側に向けてインサートし、他方の面
側に基材上に印刷柄層を有するラベルをインサートし、
両ラベル基材間に溶融樹脂を射出して一体成形するカー
ドにおいて、前記いずれか一方のラベル基材裏面側に、
ICモジュールを装着したことを特徴とする可逆記録表
示部を有するICカードである。
【0009】請求項2に係る発明は、前記可逆記録表示
部を有するラベルが、少なくとも基材片面上に光反射
層、可逆記録層、印刷柄層、保護層を順次積層してなる
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、前記可逆記録表示
部を有するラベルが、少なくとも基材上に印刷柄層、可
逆記録層、隠蔽層を順次積層してなることを特徴とす
る。
【0011】請求項4に係る発明は、基材上に、樹脂バ
インダー中の有機酸を分散又は溶解し、熱により白濁或
いは透明化することで画像を表示する可逆記録可能な表
示部を形成し、この表示部を繰り返し使用可能にしてな
るラベルとして、該ラベルを金型内のカード面の一方の
面側に該表示部を外側に向けてインサートし、他方の面
側に基材上に印刷柄層を有するラベルをインサートし、
両ラベル基材間に溶融樹脂を射出して一体成形するカー
ドの製造方法において、前記いずれか一方のラベル基材
の裏面側にICモジュールが装着されていることを特徴
とする可逆記録表示部を有するICカードの製造方法で
ある。
【0012】請求項4に係る発明は、前記可逆記録表示
部を有するラベルが、少なくとも基材片面上に光反射
層、可逆記録層、印刷柄層、保護層が積層されている
か、又は少なくとも基材上に印刷柄層、可逆記録層、隠
蔽層を順次積層してなるラベルのいずれかがインサート
されていることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、金型内の一方の面にインサー
トするラベルには、絵柄、文字等の印刷柄層と可逆記録
可能な表示部を併せ持ち、一回の射出成形工程により可
逆記録表示部を有するカードとすることができる。ま
た、可逆記録表示部はラミネート方式で設けられたもの
と異なり、ラベル基材及び金型は、溶融された成形樹脂
からの温度上昇を防ぐ機能があり、従って熱ストレスが
加わらないため白濁透明の特性を損なうこと無く強固に
カード上に設けることができることにより、可逆表示機
能を有するカードを提供することが可能となる。更に、
金型内にインサートする表裏いずれかのラベル基材にI
Cモジュールを装着することで、ICカード内のデータ
の一部、或いは個人情報等のデータを可逆記録部に記
録、消去できると同時に、ICモジュールが金型内での
射出成形樹脂の飛散を防止するためのICモジュール固
定用支持体となっているので、一回の射出成形工程によ
りカード化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関して、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明の可逆表示付き
カードの断面図であり、本発明の基本的構成である。ラ
ベル基材11の表面に可視記録を行う可逆記録部12、
絵柄・文字等の印刷柄層13、必要に応じて印刷保護層
14を設け、この基材11の裏面には必要に応じてIC
モジュール接着層15、ICモジュール16を設けてラ
ベル10が構成される。また、一方のラベル基材21の
片面にも印刷柄層22、必要に応じて印刷保護層23を
設けて可逆記録層を除いたラベル20が構成され、ラベ
ル10とラベル20との間に成形用樹脂31によって基
本的な可逆記録表示部を有するICカードが構成されて
いる。
【0015】図2は、本発明のラベル10を更に詳細に
示した断面図であり、本発明の基本的構成である。ラベ
ル基材11の表面に可逆記録部12、印刷柄層13、必
要に応じて印刷保護層14を設ける。この可逆記録部1
2はラベル基材11側から光反射層12−1、必要に応
じて接着層12−2、可逆記録層12−3、必要に応じ
て保護層12−4を設けている。また、ラベル基材11
の裏面にはICモジュール接着層15、ICモジュール
16を設けラベル10が構成されている。
【0016】図3は、本発明の他の実施例によるラベル
40を詳細に示した断面図であり、ラベルの基本的構成
である。ラベル基材11の裏面に印刷柄層13、印刷保
護層14、可逆記録部12、ICモジュール接着層1
5、ICモジュール16を設けたもので、可逆記録部1
2は、ラベル基材11側から可逆記録層12−3、必要
に応じて接着層12−2、光反射層12−1を設けてラ
ベル40が構成されている。
【0017】図1に示すように、ラベル基材11とラベ
ル基材21は、カード表裏面に相当し、カードへの絵
柄、文字等の印刷を施すと同時にICモジュールを金型
内で固定するための支持体としてのシートである。これ
らのラベルとしては印刷適性を有する任意の紙、合成
紙、プラスチックフィルム、若しくはそれらの材料を組
み合わせた複合体によるシート等が適用できる。例え
ば、上質紙、コート紙、アート紙、カード紙等印刷適性
を有する紙、合成紙の他、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ABS樹脂等の
材料を押し出し成形法、カレンダーロール成形法等によ
り得たプラスチックフィルム、またはシート、さらには
これらの材料による複合シート等が挙げられる。厚みと
しては印刷適性を考慮し、10〜200μm程度の範囲
から選択すればよい。
【0018】可逆記録部12は、ICカード内のデータ
の一部、或いは個人情報等のデータを可逆的に記録する
最も重要な構成層である。可逆記録部12は、光反射層
12−1、必要に応じて接着層12−2、可逆記録層1
2−3、必要に応じて保護層12−4から成っている。
【0019】光反射層12−1は、可逆記録層12−3
に記録された白濁透明のコントラストを向上させる層で
あり、光反射層12−1の下層部を隠ぺいする効果もあ
る。光反射層12−1は、白色系の薄膜層を真空蒸着
層、スパッタリング法、イオンプレーティング法、ラミ
ネート法等により、膜厚は真空蒸着層、スパッタリング
法、イオンプレーティング法によって0.03〜0.0
8μm、ラミネート法によって0.5〜100μm程度
設けることができる。光反射層に適用できる材料として
は、例えばAl、Cr、Sn、Ni等が用いられる。
【0020】接着層12−2は、可逆記録層12−3に
使用する樹脂系によっては接着力が劣る場合があり、光
反射層12−1と可逆記録層12−3を接着させる効果
があり、印刷法、コーティング法等により、膜厚0.5
〜5μm程度に設けることができる。使用される樹脂と
しては、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、セルロースアセテート系樹脂、ニトロ
セルロース系樹脂、塩ビ系樹脂、酢ビ系樹脂の単独、混
合或いは共重合物が用いられる。
【0021】可逆記録層12−3は、樹脂母材のマトリ
ックス中に分散された有機低分子物質の結晶状態の変化
によって白濁・透明が可逆的に変化するもので、印刷
法、コーティング法等により、膜厚4〜15μm程度に
設けることができる。可逆記録層中に分散される有機低
分子物質としては脂肪酸若しくは脂肪酸誘導体、また
は、脂環式有機酸が挙げられ、更に詳しくは、飽和若し
くは不飽和のものあるいはジカルボン酸、又は、これ等
のエステル、アミド等を含むものである。前記飽和脂肪
酸の具体例としては、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、ペンタデカン酸、パルミチル酸、ヘプタデカ
ン酸、ステアリン酸、ナノデカン酸、アラキン酸、ベヘ
ン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリ
シン酸等が挙げられ、また、不飽和脂肪酸の具体例とし
ては、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、ソルビ
ン酸、ステアロール酸等が挙げられる。尚、脂肪酸若し
くは脂肪酸誘導体又は脂環式有機酸はこれ等のものに限
定される物ではなく、かつ、これ等の内の一種類または
二種類以上を混合させて適用することも可能である。ま
た、樹脂母材としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、セルロースアセテート系樹
脂、ニトロセルロース系樹脂、塩ビ系樹脂、酢ビ系樹脂
の単独、混合或いは共重合物が用いられる。
【0022】保護層12−4は、印刷柄層13、若しく
は印刷保護層14が可逆記録層12−3を含む下層を保
護する役割を果たす場合、保護層12−4は特に必要と
しない構成層である。通常は保護層12−4を設け、印
刷保護層14を設けなくとも傷等に強い印刷柄層13を
設けるのが一般的である。保護層12−4は印刷法、コ
ーティング法等により、膜厚0.5〜5μm程度に設け
ることができる。使用される樹脂としては、例えば、ア
クリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂−酢酸ビニ
ル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリスチレン樹脂等の従来公知の合成樹脂あ
るいは天然樹脂、紫外線または電子線硬化樹脂をベース
に耐性を向上させるための材料として、イソシアネート
系等の硬化剤、ポリエチレンワッス、カルナバワック
ス、等のワックス類、あるいは炭酸カルシウム、シリ
カ、アルミナ等の体質顔料、シリコーン油脂等の油脂類
等を、透明性を損なわない範囲で添加することができ
る。
【0023】絵柄・文字等の印刷柄層13及び印刷柄層
22は、絵柄、文字等の印刷が施されるが、オフセット
印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法等公知の印
刷方法により設けることができる。使用される樹脂とし
ては、例えばポリエステルアクリレート系樹脂、ポリウ
レタンアクリレート系樹脂、エポキシアクリレート系樹
脂、アルキッド系樹脂等のインキ、或いはセルロース系
樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩ビ/酢ビ共重合樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、アクリルポリオ
ール系樹脂等のインキを用いることができる。
【0024】印刷保護層14及び印刷保護層23は、印
刷柄層13,22の摩耗等の耐性を向上させる目的で必
要に応じて保護層を設けることができる。印刷保護層1
4,23は印刷法、コーティング法等により、膜厚0.
5〜5μm程度に設けることができる。使用される樹脂
としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹
脂、酢酸ビニル樹脂、ニトロセルロース、ヒドロキシセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリエステ
ル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ABS樹脂等の
従来公知の合成樹脂あるいは天然樹脂、紫外線または電
子線硬化樹脂をベ−スに耐性を向上させるための添加
剤、体質顔料、油脂類等を、透明性を損なわない範囲で
添加することができる。
【0025】ICモジュール接着層15は、取り扱いの
利便性の点からエポキシ樹脂、ポリプロピレン樹脂等に
より封止されたICモジュール16を可逆記録部12を
含むラベル10、ラベル40、或いは可逆記録部を含ま
ないラベル20に接着させ、ICモジュール16が金型
内での溶融樹脂の射出による飛散を防止するための重要
な構成層の1つである。ICモジュール接着層15は、
熱融着、溶剤接着、高周波溶接、超音波溶接、接着剤等
が用いられる。熱融着の方法としてはヒートシーラー、
熱ラミネート等の方法が挙げられる。また溶剤接着法は
ラベルとICモジュールを封止している樹脂の両者に共
通して高い溶解性を示す溶剤により接着面を溶解させ、
乾燥後接着、一体化させる方法である。更に、接着剤の
例としてはエポキシ系、ウレタン系、シリコーンゴム
系、アクリル系、ポリアミド系樹脂等による1液、若し
くは2液硬化型接着剤、ホットメルト系ワックス等の使
用が可能である。また、未封止状態のICモジュールに
おいては、シート上に接着剤等により固定、若しくは固
定すると同時に封止する方法が挙げられる。これらの封
止兼ベースシート上への固定用樹脂としてはエポキシ樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂等を用いるこ
とができる。
【0026】ICモジュール16は、メモリ用のICチ
ップとデータ通信を行うための静電プレート、および電
磁誘導による電力供給を受けるためのコイルメモリー用
ICと電磁誘導による通信用アンテナの機能としてのコ
イルから成っている。ICモジュール16は取り扱いに
おける利便性の点からエポキシ樹脂、ポリプロピレン樹
脂等により封止されているのが普通である。このICモ
ジュール16は可逆記録部を含むラベル10、及びラベ
ル40、或いは可逆記録部を含まないラベル20の何れ
にICモジュール接着層15を用いて設けても一向に構
わない。
【0027】成形用樹脂31は、カード化した際の主要
な構成層である。可逆記録部を含むラベル10、ラベル
40、或いは可逆記録部を含まないラベル20の何れか
を金型内カード面の表面、若しくは裏面にあたる一方の
位置にインサート、吸着させる。吸着はエアーの吸引等
による方法で行われ、前記ラベルを吸着させた面とは逆
のカード面には、少なくとも一方の面に印刷層を形成し
てなるラベルをインサート、吸着させ射出成形する。使
用される樹脂としては、一般用ポリスチレン樹脂、耐衝
撃用ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレン樹
脂、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、変性PP
O樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニ
レンサルファルド樹脂等の熱可塑性樹脂、若しくはそれ
らの材料の複合によるアロイ系樹脂、さらにはガラス繊
維の添加による強化樹脂等を用いることができる。
【0028】ICカード50の成形は、可逆記録部を含
むラベル10、若しくはラベル40の何れかと可逆記録
部を含まないラベル20を金型内カードの表面、若しく
は裏面にあたる一方の位置にインサート、吸着させる。
必要に応じてICモジュール16をICモジュール接着
層15を介して、金型内にインサートしたラベル基材の
何れかに接着されているものである。前記方法により金
型内にインサートさせた両ラベルの間に成形用樹脂31
を、金型を型締めした後射出、充填することによりカー
ド50を成形する。また、表裏両ラベル間の薄肉部への
樹脂の充填性を向上させる目的で、射出圧縮成形法によ
りカード化しても良いことは言うまでもなく、射出、若
しくは射出圧縮後、成形用樹脂を金型内で冷却させカー
ド50が得られる。
【0029】
【実施例】
<実施例1>厚み50μの透明ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)フィルムより成るラベル基材11上に真
空蒸着法によって膜厚0.05μmのAl層を形成し光
反射層12−1を設けた。この上層に可逆記録塗料をグ
ラビア法を用いて乾燥温度120℃、塗布厚6μm塗布
して可逆記録層12−3を設け、この上に保護層塗料を
グラビア法を用い乾燥温度110℃、塗布厚2μm塗布
して保護層12−4を形成し可逆記録部12を得た。ま
た、オフセット印刷法により絵柄・文字等の印刷柄層1
3を膜厚1μで設けて、ラベル基材裏面側には、接着剤
15を介してICモジュール16を設け表面ラベル10
を得た。次に厚み50μの白色PETフィルム21上に
オフセット印刷法により絵柄・文字等の印刷柄層22を
膜厚1μmで設け、その上に印刷保護層23をオフセッ
ト印刷法により膜厚2μmでシート全面に設け裏面ラベ
ル20を得た。上記方法により得られた2枚のラベル
を、カード形状に作製した金型の表裏面にあたる位置に
それぞれ印刷面側が金型と接触するようインサートし、
吸着させた後、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン樹脂の成形用樹脂31を射出し、冷却固化しカード5
0を得た。
【0030】インサートしたカード表裏ラベルには既に
絵柄画像、文字等の印刷が施されており、かつ、ICモ
ジュール固定用支持体としての機能があるため、一回の
射出工程により良好なカードを得ることができた。ま
た、表面ラベルは可逆記録可能な表示部を持ちサーマル
ヘッドを用いて、印可エネルギー0.45mj/dot
で記録でき、更に90℃に加熱した熱板を1kg/cm2
1秒間接触させることで記録データは消去できた。カー
ド製造に使用した塗料を下記に示す。 可逆記録層 ステアリン酸 7重量部 セバチン酸 2重量部 塩酢ビ共重合体樹脂 6重量部 テトラヒドロフラン 30重量部 トルエン 10重量部 保護層 アクリル樹脂 30重量部 カルナバワックス 1.5重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メチルイソブチルケトン 20重量部
【0031】<実施例2>厚み100μの白色PETフ
ィルムより成るラベル基材11上に、上記実施例1と同
様に光反射層12−1、可逆記録層12−3、保護層1
2−4を形成し可逆記録部12を得た。更に、上記実施
例1と同様に印刷柄層13を設けた。また、基材の非印
刷面上にウレタン系樹脂のICモジュール接着層15を
設け、エポキシ封止されたICモジュール16をラベル
基材11上に接着、固定させ表面ラベル10を得た。次
に厚み100μの白色PETフィルム21上に上記実施
例1と同様に印刷柄層22、印刷保護層23を設け、更
に基材の非印刷面上にウレタン系樹脂のICモジュール
接着層15を設けた後にエポキシ封止されたICモジュ
ール16をラベル基材21上に接着、固定させ裏面ラベ
ル20を得た。上記方法により得られた2枚のラベル
を、カード形状に作製した金型の表裏面にあたる位置に
それぞれ印刷面側が金型と接触するようインサート、吸
着させた後、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
樹脂の成形用樹脂31を射出し、冷却固化しカード50
を得た。
【0032】インサートしたカード表裏ラベルには既に
絵柄画像、文字等の印刷が施されており、固定用支持体
としての機能があるため、一回の射出工程により良好な
カードを得ることができた。また、表面ラベルは可逆記
録可能な表示部を併せ持つため、ICカード内のデータ
の一部、或いは個人情報等のデータをサーマルヘッドを
用いて、印可エネルギー0.45mj/dotで記録で
き、更に90℃に加熱した熱板を1kg/cm2 ,1秒間接
触させることで記録データは消去できた。
【0033】<実施例3>厚み12μmの透明PETフ
ィルムより成るラベル基材11上に、オフセット印刷法
により印刷柄層13を膜厚1μmで設けた。この上層に
上記実施例1の可逆記録塗料をグラビア法を用いて乾燥
温度120℃、塗布厚6μmで塗布して可逆記録層12
−3を設け、更に真空蒸着法によって膜厚0.05μm
のAl層を形成し光反射層12−1を設け、可逆記録部
12を得た。この上層にウレタン系樹脂のICモジュー
ル接着層15を設けた後にエポキシ封止されたICモジ
ュール16を接着、固定させ表面ラベル40を得た。次
に厚み12μmの白色PETフィルム21上にオフセッ
ト印刷法により印刷柄層22を膜厚1μmで設け、その
上に印刷保護層23をオフセット印刷法により膜厚2μ
mでシート全面に設け裏面ラベル20を得た。上記方法
により得られた2枚のラベルを、カード形状に作製した
金型の表裏面にあたる位置にそれぞれラベル40は非印
刷面側が、ラベル20は印刷面側が金型と接触するよう
インサート、吸着させた後、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン樹脂の成形用樹脂31を射出し、冷却固
化しカード50を得た。
【0034】インサートしたカード表裏ラベルには既に
絵柄画像、文字等の印刷が施されており、固定用支持体
としての機能があるため、一回の射出工程により良好な
カードを得ることができた。また、表面ラベルは可逆記
録可能な表示部を併せ持つため、ICカード内のデータ
の一部、或いは個人情報等のデータをサーマルヘッドを
用いて、印可エネルギー0.50mj/dotで記録で
き、更に100℃に加熱した熱板を1kg/cm2 ,1秒間
接触させることで記録データは消去できた。
【0035】<比較例1>厚み50μの白色PETフィ
ルムより成るラベル基材11上に上記実施例1と同様に
光反射層12−1、可逆記録層12−3、保護層12−
4を形成し可逆記録部12を得た。更に、上記実施例1
と同様に印刷柄層13を設け、表面ラベル10を得た。
次に厚み100μの白色PETフィルム21上に上記実
施例1と同様に絵柄・文字等の印刷柄層22、印刷保護
層23を設け裏面ラベル20を得た。カード形状に作製
した金型にICモジュール16を固定用支自体無しで
(直接金型内に)インサートした後、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン樹脂の成形用樹脂31を射出
し、冷却固化しカードの原形を得た。更に上記方法によ
り得られた2枚のラベルを、射出成形したカードの表裏
にラミネート法を用いて接着し、カードを得た。
【0036】比較例により作製したカードは外見は実施
例で作製したカードと同様であるが、ICモジュールを
固定していないため、射出成形時にICモジュールその
ものが破壊され、更にはラミネート時の熱ストレスのた
め可逆記録部の白濁透明の特性が損なわれてしまいデー
タの記録ができなかった。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、1
回の射出工程でICモジュールが収められ、かつ、可逆
記録可能な表示部を併せ持ち、絵付けも施された高品質
のICカードを得ることができた。また、可逆記録表示
部はラミネート方式で設けられたものと異なり、射出成
形により一体化したもので、ラベル基材及び金型は溶融
された成形樹脂からの温度上昇を防ぐ機能があり、従っ
て、熱ストレスが加わらないためICモジュールを破壊
されず、しかも可逆記録表示部は白濁透明の特性を損な
うこと無く、強固にカード上に設けることが可能とした
ことで、可逆表示機能を有するICカードが得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆記録表示部を有するICカードの
一例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すICモジュールを装着
した可逆記録表示部を有するラベルの断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すICモジュールを装
着した可逆記録表示部を有するラベルの断面図である。
【符号の説明】
10、20、40…ラベル 11、21 …ラベル基材 12 …可逆記録部 12−1 …光反射層 12−2 …接着層 12−3 …可逆記録層 12−4 …保護層 13、22 …絵柄・文字等の印刷柄層 14、23 …印刷保護層 15 …ICモジュール接着層 16 …ICモジュール 31 …成形用樹脂 50 …ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/00 B32B 27/00 G B41M 5/36 B41M 5/26 102 G06K 19/077 G06K 19/00 K (72)発明者 太田 晴基 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に、樹脂バインダー中の有機酸を熱
    により白濁或いは透明化することで画像を表示する可逆
    記録表示部を設けたラベルを、金型内のカード面の一方
    の面側に該表示部をカード面の外側に向けてインサート
    し、他方の面側に基材上に印刷柄層を有するラベルをイ
    ンサートし、両ラベル基材間に溶融樹脂を射出して一体
    成形するカードにおいて、前記いずれか一方のラベル基
    材裏面側に、ICモジュールを装着したことを特徴とす
    る可逆記録表示部を有するICカード。
  2. 【請求項2】前記可逆記録表示部を有するラベルが、少
    なくとも基材片面上に光反射層、可逆記録層、印刷柄
    層、保護層を順次積層してなることを特徴とする請求項
    1に記載の可逆記録表示部を有するICカード。
  3. 【請求項3】前記可逆記録表示部を有するラベルが、少
    なくとも基材上に印刷柄層、可逆記録層、隠蔽層を順次
    積層してなることを特徴とする請求項1に記載の可逆記
    録表示部を有するICカード。
  4. 【請求項4】基材上に、樹脂バインダー中の有機酸を分
    散又は溶解し、熱により白濁或いは透明化することで画
    像を表示する可逆記録可能な表示部を形成し、この表示
    部を繰り返し使用可能にしてなるラベルとして、該ラベ
    ルを金型内のカード面の一方の面側に該表示部を外側に
    向けてインサートし、他方の面側に基材上に印刷柄層を
    有するラベルをインサートし、両ラベル基材間に溶融樹
    脂を射出して一体成形するカードの製造方法において、
    前記いずれか一方のラベル基材の裏面側にICモジュー
    ルが装着されていることを特徴とする可逆記録表示部を
    有するICカードの製造方法。
  5. 【請求項5】前記可逆記録表示部を有するラベルが、少
    なくとも基材片面上に光反射層、可逆記録層、印刷柄
    層、保護層が積層されているか、又は少なくとも基材上
    に印刷柄層、可逆記録層、隠蔽層を順次積層してなるラ
    ベルのいずれかがインサートされていることを特徴とす
    る請求項4に記載の可逆記録表示部を有するICカード
    の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11129631A (ja) * 1997-10-24 1999-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 感熱可逆記録媒体
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JP2004501809A (ja) * 2000-07-05 2004-01-22 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー セキュリティペーパー、およびそれから作成される有価文書

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