JPH09166948A - 可動部材の位置設定方法および位置設定治具 - Google Patents

可動部材の位置設定方法および位置設定治具

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JPH09166948A
JPH09166948A JP8146235A JP14623596A JPH09166948A JP H09166948 A JPH09166948 A JP H09166948A JP 8146235 A JP8146235 A JP 8146235A JP 14623596 A JP14623596 A JP 14623596A JP H09166948 A JPH09166948 A JP H09166948A
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則雄 保苅
Ryoichi Tsuruoka
亮一 鶴岡
Mikio Kobayashi
幹男 小林
Yukio Hayashi
幸男 林
Junichiro Samejima
淳一郎 鮫島
Hideji Izeki
秀二 井関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレード等の可動部材のエッジを固定部材に
対して適正かつ均一な食い込み量をもって位置決めする
にあたり、簡単かつ高精度でその位置決めが行えるよう
にする。 【解決手段】 ハウジング13に第1のブラケット21
をスペーサ40を挟んで仮固定し、次に、ブレード15
のエッジ15aを駆動ローラ2に巻かれた転写ベルト4
に合わせてブレード15が固着された第2のブラケット
22を第1のブラケット21に固定し、次いで、第1の
ブラケット21をハウジング13から外してスペーサ4
0を取り除いた後、第1のブラケット21をハウジング
13に直接固定する。ブレード15のエッジ15aは、
スペーサ40の厚さの分だけ転写ベルト4に食い込み、
その食い込み量Lは適正に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、幅方向に
移動自在に設けられた細長い平らなブレードの長手方向
に沿う一方のエッジを、均一な突出量をもって他の部材
に対して位置決めする必要がある場合などに用いて好適
な可動部材の位置設定方法およびその方法を実現する際
に用いて好適な位置設定治具に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機やプリン
タ等のいわゆる画像形成装置においては、感光体ドラム
や転写ベルトの表面に付着した不要なトナーを、弾性ク
リーニングブレードで除去する機構が一般に設けられて
いる。この機構は、感光体ドラムの場合であれば、転写
行程の下流側において、ゴム等の弾性材質からなるブレ
ードの長手方向に沿うエッジを、感光体ドラムの表面に
適度な圧力で圧接させて残留トナーを掻き落として除去
する構成となっている。このようにブレードでトナーを
除去する方式においては、感光体ドラムの表面に対する
ブレードのエッジの食い込み量が均一に保持されていな
いと、感光体ドラムの軸方向におけるトナー除去効果に
偏りが生じるとともに、感光体ドラムの回転に悪影響を
与えてしまう。また、転写ベルトの場合であれば、ベル
トの蛇行を招く。
【0003】そこで、ブレードのエッジの食い込み量を
適正かつ均一化させる技術が従来より提案されている。
その一例としては、特開昭59−197071号公報に
示されるように、ブレードを保持部材に保持させた後、
ドラムに当接する先端部を切断する方式がある。またこ
の他には、特開昭61−267078号公報に示される
ように、ブレードの両端部を感光体ドラムに対して進退
自在に支持し、エッジの進退量を調節ねじで調節する方
式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合は、高度な
切断精度を必要とする欠点がある。また後者の場合は、
長手方向に沿った食い込み量を調節できるもののそれを
厳密に均一化させる手段は講じられておらず、しかも構
造が複雑であり、部品点数およびコストの増大を招くも
のであった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、ブレード等の可動部材のエッジを固定部材に対
して適正かつ均一な食い込み量をもって位置決めするに
あたり、簡単かつ高精度でその位置決めが行え、かつ部
品点数およびコストの増大を抑えることのできる方法お
よび位置設定治具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の可動部材の位置
設定方法は概ね2つあり、その1つは、帯状をなし、そ
の長手方向に直交する幅方向に沿って移動可能に設けら
れた可動部材を、その長手方向に沿った一端縁を規定線
に対向して設け、その一端縁を前記規定線と平行として
前記規定線から均一な突出量を確保させた状態で固定部
材に位置決めするにあたり、前記可動部材の前記一端縁
を前記規定線に合わせるとともに、可動部材と前記固定
部材との間に前記突出量に応じた位置設定治具を挟んで
可動部材を固定部材に仮固定し、次に、該仮固定を解除
して前記位置設定治具を取り除いた後、可動部材を固定
部材に直接固定することを特徴としている。上記方法に
よれば、最終的に可動部材を固定部材に直接固定するこ
とにより、可動部材の一端縁は、位置設定治具の分だけ
規定線より突出する。位置設定治具は突出量に応じて規
定されているので、その突出量は適正に設定される。用
いるものが位置設定治具のみであるので、部品点数およ
びコストの増大が抑えることができ、しかも適正な突出
量を簡単かつ高精度に設定できる。
【0007】もう1つの可動部材の位置設定方法は、帯
状をなし、その長手方向に直交する幅方向に沿って移動
可能に設けられた可動部材を、その長手方向に沿った一
端縁を規定線に対向して設け、前記一端縁を前記規定線
と平行として前記一端縁を前記規定線から均一な突出量
を確保させた状態で固定部材に位置決めするにあたり、
前記規定線に前記突出量に応じた位置設定治具を合わ
せ、該位置設定治具に、前記可動部材の一端縁を当接さ
せた後、可動部材を前記固定部材に固定することを特徴
としている。上記方法によれば、位置設定治具に直接可
動部材の一端縁を当接させた後に可動部材を固定部材に
固定するだけで、位置設定が完了するので、設定の簡略
化が図られる。
【0008】また、本発明の可動部材の位置設定治具は
概ね2つあり、その1つは、帯状をなし、その長手方向
に直交する幅方向に沿って移動可能に設けられた可動部
材を、その長手方向に沿った一端縁を規定線に対向して
設け、その一端縁を前記規定線と平行として前記規定線
から均一な突出量を保持した状態で固定部材に位置決め
するために使用する位置設定治具であって、前記突出量
に応じた均一な厚さを有する板状に形成され、前記厚さ
を挟んだ状態で、一方の面が前記固定部材に、他方の面
が前記可動部材にそれぞれ当接されて、両部材の間に除
去可能に介在されることを特徴としている。上記位置設
定治具によれば、まず、一方の面を固定部材に当接さ
せ、次いで、他方の面に可動部材を当接して当該位置設
定治具を両部材の間に介在させ、かつ可動部材の一端縁
を固定部材の規定線に合わせ、この状態を仮固定する。
次に、仮固定を解除して位置設定治具を除去した後、可
動部材を固定部材に直接固定する。最終的に可動部材が
固定部材に直接固定されると、可動部材の一端縁は、位
置設定治具の厚さの分だけ規定線より突出する。位置設
定治具の厚さは突出量に応じているので、一端縁の突出
量は適正に設定される。したがって、前述の2つの方法
のうちの前者の方法を実施するにあたって好適な治具で
ある。また、厚さが規定されるのみであるので、部品点
数およびコストの増大が抑えられ、適正な突出量を簡単
かつ高精度に設定できる。
【0009】もう1つの可動部材の位置設定治具は、帯
状をなし、その長手方向に直交する幅方向に沿って移動
可能に設けられた可動部材を、その長手方向に沿った一
端縁を規定線に対向して設け、その一端縁を前記規定線
と平行として前記規定線から均一な突出量を保持した状
態で固定部材に位置決めするために使用する位置設定具
であって、前記規定線に当接される基準面と、該基準面
から前記突出量に応じて離間する位置に設けられ、前記
可動部材の前記一端縁が当接される当接部を有すること
を特徴としている。上記位置設定治具によれば、基準面
を前記規定線に当接させ、次いで、当接部に直接可動部
材の一端縁を当接させた後に、可動部材を固定部材に固
定することにより、位置設定が完了する。したがって、
前述の2つの方法のうちの後者の方法を実施するにあた
って好適な治具である。また、基準面と当接部が規定さ
れるのみであるので、部品点数およびコストの増大が抑
えられ、適正な突出量を簡単かつ高精度に設定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】A.第1の実施形態(請求項1、3、4、5、7、9に
基づく) A−1.転写装置の構成 図1は、第1の実施形態の方法および位置設定治具が適
用される多色複写機に組み込まれた転写装置の一部(右
端部)側面を示している。まず、この転写装置を説明す
る。なお、以下の説明において前後および左右といった
方向は、それぞれ図1における紙面の表裏方向および左
右方向と定義する。
【0011】図1の符号1は転写装置のフレームであ
り、このフレーム1内には駆動ローラ2および複数(図
1では1つしか示されていないが)の従動ローラ3が、
軸方向を前後方向に一致させて所定位置に配設されてい
る。これらローラ2、3には、図示せぬシートを搬送す
る転写ベルト(移動体、転写材担持部材)4が巻き掛け
られている。転写ベルト4は、誘電体フィルムで構成さ
れており、駆動ローラ2の回転により矢印方向に駆動さ
れ、シートを同方向に搬送する。フレーム1は、前後
(図1では後のものしか見えない)に設けられた2段構
造のスライダ5を介して複写機内のレール6に沿って前
後に摺動自在に支持されており、転写装置は、フレーム
1ごと、複写機内に対して出し入れされるようになって
いる。また、転写装置は、奥側の端部がフレーム1にヒ
ンジ結合されており、フレーム1ごと複写機外に出した
状態で、図5に示すように、上側をチルトアップできる
ようになっている。このように複写機がチルトアップさ
れると、フレーム1の底部が開放する。
【0012】転写ベルト4の上側の平らな走行部の上方
には、複数色(通常、ブラック、イエロー、マゼンタ、
シアンの4色)の図示せぬ画像形成ユニットが、走行方
向に沿って等間隔おきに配設されている。ちなみにこの
画像形成ユニットは、感光体ドラム、チャージコロトロ
ン、潜像書き込み手段および現像機等から構成されるも
のである。感光体ドラムの下方には、転写ベルト4を挟
んで転写コロトロンが配設され、さらに、この転写コロ
トロンの下流側には、除電コロトロンが配設されてい
る。これら転写および除電コロトロンは図示していない
が、転写装置の一部を構成するものである。
【0013】図1に示した転写装置の右端部には、転写
ベルト4の表面に付着したトナーを除去するクリーニン
グユニット10が収容されている。このクリーニングユ
ニット10は、筒状のクリーニング用のブラシ11、ト
ナー回収オーガ12およびこれらを支持するハウジング
(固定部材)13と、ハウジング13の下方に配された
トナー回収ボックス14と、クリーニングブレード15
とを備えている。
【0014】ブラシ11は、外周部が図示した従動ロー
ラ3から駆動ローラ2にわたる転写ベルト4の走行部の
表面に圧接するよう駆動ローラ2と平行に配されてい
る。そして、駆動ローラ2と同方向に回転駆動され、そ
の回転により、転写ベルト4の表面に付着しているトナ
ーを掻き落として除去する。転写ベルト4の内側には、
ブラシ11との間に転写ベルト4を挟んで受圧ローラ1
6が配されている。この受圧ローラ16に、ブラシ11
で押圧された転写ベルト4の内面が当接し、これによっ
てブラシ11が転写ベルト4の軸方向に均等な圧力で圧
接するようになっている。
【0015】ハウジング13の底部には前後方向に延び
るトナー貯留溝17が形成されており、このトナー貯留
溝17に、前記トナー回収オーガ12が収容されてい
る。ブラシ11で掻き落とされたトナーはトナー貯留溝
17に溜まり、そのトナーは、軸回りに回転するトナー
回収オーガ12によりトナー貯留溝17の後方に搬送さ
れた後、トナー回収ボックス17に落とされる。ハウジ
ング13の前後には、ハウジング13と転写ベルト4と
の間の隙間を塞いでトナーをハウジング13外に飛散さ
せないためのシャッタ18が設けられている。
【0016】ハウジング13の右端面には、第1のブラ
ケット21がボルト止めされ、この第1のブラケット2
1には第2のブラケット22がビス止めされており、こ
の第2のブラケット22に、前記クリーニングブレード
15が固着されている。このクリーニングブレード(弾
性部材:以下単にブレードと略称する)15は、転写ベ
ルト4の全幅を十分カバーする長さを有する帯状のもの
で、ゴムあるいは樹脂等の弾性材質でできている。そし
てその長手方向に沿った一端部である先端部の下側のエ
ッジ(一端縁)15aが、駆動ローラ2に巻かれた転写
ベルト4の表面に所定の食い込み量をもって圧接してい
る。図2に示すように、この場合の食い込み量Lの適正
値は、1.0mm±0.3mmに設定され、実際にはブレー
ド15は僅かにまくれ上がり、弾性的に転写ベルト4の
表面に圧接している。
【0017】上記ブラケット21、22は、ともに長幅
部21a、22a、短幅部21b、22bを有する断面
L字状の板材である。図3に示すように、第1のブラケ
ット21の長幅部21aには、長手方向に均等間隔をお
いて複数(この場合3つ)のボルト通し孔23が形成さ
れている。また、短幅部21bの両端部には、ねじ孔2
4が1つずつ形成され、さらにその内側には、凸部25
が形成されている。この第1のブラケット21は、長幅
部21aがハウジング13の右端面である取付面13a
に合わせられ、各ボルト通し孔23に通したボルト26
をハウジング13に形成されているねじ孔27にねじ込
むことにより、ハウジング13に固定されている。この
固定状態で、第1のブラケット21の長手方向は前後方
向に一致している。なお、ハウジング13の取付面13
aは駆動ローラ2の軸線方向と平行であり、したがって
この取付面13aに固定された第1のブラケット21も
駆動ローラ2の軸線方向と平行である。
【0018】第2のブラケット22の長幅部22aの長
手方向(前後方向)の両端部には、前記第1のブラケッ
ト21のねじ孔24および凸部25に対応してビス通し
孔30および位置決め孔31がそれぞれ形成されてい
る。これらビス通し孔30および位置決め孔31は、長
幅部22aの幅方向(左右方向)に延びる長孔である。
この第2のブラケット22は、次のようにして第1のブ
ラケット21に固定される。すなわち、短幅部22bを
第1のブラケット21の長幅部21aの外面に沿わせ、
両端部の位置決め孔31に前記凸部25を嵌入させて長
手方向を位置決めすると同時に、長幅部22aを第1の
ブラケット21の短幅部21bに重ね合わせ、次いで、
ビス通し孔30に通したビス32をねじ孔24にねじ込
む。
【0019】ブレード15は、エッジ15aが、駆動ロ
ーラ2に巻かれた転写ベルト4の表面に所定の食い込み
量をもって圧接されており、圧接されていない基端部
が、第2のブラケット22の長幅部22aの下面に接着
等の手段で固着されている。すなわちブレード15は第
2のブラケット22と一体であり、第2のブラケット2
2のねじ孔30の長さ分だけ、第1のブラケット21に
対して左右に相対移動可能となっている。本実施形態の
場合、ブレード15、各ブラケット21、22で可動部
材が構成されている。
【0020】A−2.第1の実施形態の方法 さて、図2に示した上記ブレード15のエッジ15aの
転写ベルト4への適正な食い込み量Lは、エッジ15a
が駆動ローラ2の軸線方向と平行な状態において達成さ
れる。本実施形態は、適正な食い込み量Lを長手方向に
わたって均一に得るための方法であり、以下にその方法
を説明する。なお、この調整は、図5に示すように、転
写装置をフレーム1ごと複写機から出してチルトアップ
させた状態で行う。
【0021】まず、ビス32を緩めて第1のブラケット
21と第2のブラケット22とが相対的にスライド可能
な状態としておく。次に、図4(a)に示すように、ハ
ウジング13の取付面13aに、スペーサ(位置設定治
具)40を挟んで第1のブラケット21をボルト26で
固定する。スペーサ40は、図3に示すように、均一な
厚さの長方形状の金属板からなるもので、各ブラケット
21、22と同等の長さを有し、第1のブラケット21
と同様にボルト通し孔41が形成されている。そして、
その厚さは均一で、食い込み量に応じた1.0mmに設定
されている。このスペーサ40を、第1のブラケット2
1の長幅部21aの内面に合わせ、一致させた双方のボ
ルト通し孔23、41にボルト26を通し、これらボル
ト26をハウジング13のねじ孔27にねじ込んで両者
をハウジング13に固定させる。
【0022】次いで、ブレード15を第2のブラケット
22ごと転写ベルト4側にスライドさせ、転写ベルト4
に対向するブレード15の先端部のエッジ15aを駆動
ローラ2に巻かれている転写ベルト4の表面に当接させ
る。ここで重要なのは、ブレード15が撓んで変形する
ことなく、かつ転写ベルト4の間に隙間が生じることな
く、そのエッジ15aを転写ベルト4の表面に線接触さ
せる。図2に示すように、エッジ15aが転写ベルト4
の表面に線接触する部分が、この場合の規定線Sとな
る。
【0023】次に、転写ベルト4へのブレード15のエ
ッジ15a線接触状態を、緩めていたビス32を締めて
第2のブラケット22を第1のブラケット21に固定す
ることにより保持する。これで、可動部材であるブレー
ド15および第2のブラケット22と第1のブラケット
21との相対的な位置関係が規定されたわけである。次
いで、ボルト26を外してハウジング13に対する第1
のブラケット21の仮固定を解除するとともにスペーサ
40を取り外し、図4(b)に示すように、今度はスペ
ーサ40を挟まずに第1のブラケット21をハウジング
13に直接ボルト26で固定する。
【0024】なお、スペーサ40は、使用前および使用
後で取り外されているときには、図1および図5に示す
ように、フレーム1の底部の上面に、ボルト通し孔41
を利用してねじ止めされ、再調整時の使用が便利なよう
に備え付けられている。ブレード15の位置調整は、フ
レーム1ごと複写機から出して転写装置をチルトアップ
させて行うので、フレーム1の底部の上面に対するスペ
ーサ40の着脱は容易であり、かつ使用しやすい。
【0025】A−3.第1の実施形態の作用効果 上記方法によれば、最終的にスペーサ40を取り除いて
第1のブラケット21をハウジング13に固定すると、
全体すなわち第1、第2のブラケット21、22および
ブレード15がスペーサ40の厚さ分だけ転写ベルト4
側に移動する。そして、ブレード15のエッジ15a
が、スペーサ40の厚さ分だけ転写ベルト4の表面に食
い込む。
【0026】第2のブラケット22を第1のブラケット
21に固定した段階で両ブラケット21、22の相対的
な位置関係は規定され、その規定状態において、ブレー
ド15のエッジ15aは転写ベルト4の表面に駆動ロー
ラ2と平行で隙間なく、かつ撓みなく当接されている。
したがって、均一な厚さのスペーサ40を取り外して第
1のブラケット21をハウジング13に直接固定する
と、ブレード15のエッジ15aは転写ベルト4の表面
に対して長手方向に均一な1.0mmの食い込み量Lが設
定される。
【0027】本方法によれば、第1のブラケット21が
仮固定の状態でブレード15のエッジ15aを転写ベル
ト4の表面に的確に当接させることに注意を払えば、簡
単かつ高精度にそのエッジ15aの食い込み量を設定で
きる。また用いる部材としては、単なる板状のスペーサ
40のみであり、部品点数の増加およびコストの増大が
抑えられる。また、そのスペーサ40は組上がり状態で
は取り外されているので、余分なスペースをとることが
なく、装置の小型化に寄与する。
【0028】A−4.第1の実施形態の測定例 上記方法により実際にブレード15の位置を設定し、エ
ッジ15aの食い込み量の長手方向におけるばらつき
を、最終的に第1のブラケット21をハウジング13に
固定する際のボルト26の締め方を変えて測定した。そ
の測定結果を次の表1に示す。この表1でIN、CEN
TER、OUTは、それぞれブレード15における長手
方向の手前側の端部、中央部、後側(奥側)の端部のこ
とであり、これらの位置の食い込み量を測定した。ま
た、ボルト26の締め方は、(1)均等:3つのボルト
の締め強さを均等にしながら徐々に締め付ける、(2)
IN→OUT:3つのボルトをIN側から1つ1つ完全
に締め付ける、(3)OUT→IN:3つのボルトをO
UT側から1つ1つ完全に締め付ける、の3つの方法で
行った。
【0029】
【表1】
【0030】ブレード15のIN側とOUT側の食い込
み量の差が大きければ大きいほど、転写ベルト4は蛇行
の程度が大きくなってしまうことは自明であり、その関
係は図6に示す通りである。例えば、蛇行の許容限度を
0.1mmとするならば、本方法ではその許容範囲内にお
さめることができている。
【0031】A−5.第1の実施形態の変形例 上記ブレード15は、駆動ローラ2に巻かれた転写ベル
ト4に対し、この転写ベルト4の駆動方向にならった順
方向に指向してその下面が転写ベルト4に面している
が、これとは逆向きのいわゆるドクターブレードにも、
上記方法を適用できる。図7はその例を示している。同
図におけるドクターブレード45は、転写ベルト4の駆
動方向とは逆方向に指向し、その先端部の上側のエッジ
45aが転写ベルト4の表面に圧接してトナーを掻き落
とすものである。このドクターブレード45のエッジ4
5aも、転写ベルト4の表面に対して適正な食い込み量
が設定されており、スペーサ40を用いて上記と同様に
位置決めを行えば、設定通りの食い込み量を長手方向に
均一な状態で得ることができる。
【0032】B.第2の実施形態(請求項2、3、5、
8に基づく) B−1.転写装置の構成 図8の符号2、4、13、15は、それぞれ上記と同様
の駆動ローラ、転写ベルト、ハウジング、ブレードであ
る。この場合、ブレード15はハウジング13の上面に
固定されるブラケット50の上面に固着されている。ブ
ラケット50は断面L字状の板材で、ハウジング13に
ボルト51で固定されている。ブラケット50のボルト
通し孔52は左右方向に延びる長孔であり、このボルト
通し孔52の長さ分だけ、ブレード15はブラケット5
0と一体に左右方向にスライド可能となっている。ハウ
ジング13は、複写機の図示せぬフレームに固定されて
いる。
【0033】B−2.第2の実施形態の方法 本実施形態においてブレード15を位置決めするにあた
っては、スペーサ(位置設定治具)53を用いる。この
スペーサ53は、転写ベルト4の幅相当の長さを有し、
駆動ローラ2に巻かれた転写ベルト4の表面に合わせら
れる湾曲面(基準面)53aを有している。また、湾曲
面53aの上縁であるエッジ(当接部)53b、上面5
3cおよび右端面である突当て面53dが、スペーサ5
3自身の長手方向と平行に形成されている。スペーサ5
3は、上面53cを上に向け、かつ湾曲面53aを駆動
ベルト2に巻かれた転写ベルト4の表面に合わせたセッ
ト状態で、エッジ53bが、ブレード15のエッジ15
aの規定線Sからの食い込み量に応じた位置に配される
ようになっている。
【0034】スペーサ53を用いてブレード15を設定
するには、まず、ボルト51を緩めブラケット50がハ
ウジング13に対して左右方向にスライド可能な状態と
し、このブラケット50と転写ベルト4との間にスペー
サ53を前側から挿入して上記セット状態とする。次
に、ブラケット50の先端縁を、その全長にわたってス
ペーサ53の突当て面53dに当接させる。ブレード1
5、ブラケット50およびスペーサ53の寸法関係は、
このようにブラケット50の先端縁を突当て面53dに
当接させた状態において、ブレード15のエッジ15a
がスペーサ53のエッジ53bに一致して当接するよう
に設定されている。
【0035】次に、ブレード15のエッジ15aがスペ
ーサ53のエッジ53bに一致している状態を、緩めて
いたボルト51を締めてブラケット50をハウジング1
3に固定することにより保持する。この後、ハウジング
13をフレームから一旦取り外してスペーサ53を取り
除き、再びハウジング13をフレームに固定する。
【0036】B−3.第2の実施形態の作用効果 上記第2の実施形態の方法によれば、スペーサ53にブ
レード15と一体のブラケット50を当接させた時点
で、転写ベルト4の表面に対するブレード15の食い込
み量が適正に設定され、ブラケット50をハウジング1
3に固定することによりその状態が保持される。したが
って、上記第1の実施形態と同様に、部品点数およびコ
ストの増大が抑えることができながら、適正なブレード
15のエッジ15aの食い込み量を簡単かつ高精度に設
定できる。
【0037】C.第3の実施形態(請求項1、3、4、
6、7に基づく) 次に、本発明を上記のような転写装置における転写バッ
フル(転写押圧板)の位置決めに適用した第3の実施形
態について説明する。C−1.転写バッフルの構成 図9の60、70は、それぞれ転写バッフル、転写コロ
トロンである。転写バッフル60は、上記転写ベルト4
の下面を適度に押圧することにより、転写ベルト4の幅
方向に沿った転写部4aを直線状に形成し、かつその転
写部4aと転写コロトロン70のワイヤ71を一定距離
に規定して転写が良好になされるようにするものであ
る。転写バッフル60は、図10に示すように、支持板
61にゴムあるいは樹脂等の弾性材質でできた押圧板6
2が接着等の手段で一体に固着されたもので、押圧板6
2を左方にある転写コロトロン70に向けて、支持板6
1の両端部に形成されたねじ孔63に通したねじ64に
より回動板65に固定されている。ねじ孔63は幅方向
(左右方向)に延びる長孔であり、ねじ64を緩めると
転写バッフル60は回動板65に対してスライド可能と
なっている。
【0038】回動板65は、両端から突出する回動軸6
6を介して図示せぬ複写機のフレームに固定された支持
ブロック(固定部材)67に回動可能に支持されてい
る。支持ブロック67には、その内側にブラケット68
がねじ止めされるようになっている。ねじ止め用のねじ
通し孔69は左右方向に延びる長孔で、ここに通される
図示せぬねじがねじ孔67bにねじ込まれ、ブラケット
68は支持ブロック67に対して左右方向にスライド可
能に固定される。回動板65は、回動軸66がブラケッ
ト68に形成された軸受孔68aに嵌合されることによ
り、左右方向を軸として回動するようになっている。支
持ブロック67の内側には、回動軸66が挿入され、ブ
ラケット68ごと回動板65および転写バッフル60が
左右方向にスライドできるようにスリット(図示略)が
形成されている。また、支持ブロック67の左端には、
上方に突出するストッパ壁67aが形成されている。
【0039】転写バッフル60は、図9に示すように、
稼働時には上方に回動されて押圧板62の先端の上側の
エッジ(一端縁)62aが転写ベルト4の下面を弾性的
に押圧する。そのエッジ62aが転写ベルト4に当接す
る位置すなわち転写部4aと転写コロトロン70のワイ
ヤ71との位置関係は、良好な転写がなされるために規
定されている。そのための設定方法は、転写バッフル6
0が転写ベルト4と水平で押圧板62の先端を転写コロ
トロン70のワイヤ71から転写部4aに見合った長さ
だけ突出させることによりなされ、以下にその設定方法
を説明する。
【0040】C−2.第3の実施形態の方法 まず、押圧板62のワイヤ71からの突出量と同一の厚
さを有する図10に示すスペーサ(位置設定治具)80
を、支持ブロック67のストッパ壁67aの内面に当
て、次に、ブラケット68をストッパ壁67a側にスラ
イドさせてスペーサ80に当て、ブラケット68を支持
ブロック67に仮固定する。すなわちストッパ壁67a
との間にスペーサ80を挟んでブラケット68を支持ブ
ロック67に仮固定する。
【0041】次に、ねじ64を緩めて転写バッフル60
を左右方向にスライドさせて、押圧板62の先端を転写
コロトロン70のワイヤ71に、押圧板62が撓んで変
形することなく、かつワイヤ71との間に隙間が生じる
ことなく、当接させる。そして、この状態をねじ64を
締めて支持板61を回動板65に固定させることにより
保持する。これで、可動部材である転写バッフル60と
回動板65およびブラケット68との相対的な位置関係
が規定されたわけである。次いで、ブラケット68の固
定用ねじを緩めてブラケット68を右方に僅かに後退さ
せてスペーサ80を外し、今度はスペーサ80を挟まず
にブラケット68をストッパ壁67aに当接させて支持
ブロック67に直接固定する。
【0042】C−3.第3の実施形態の作用効果 上記第3の実施形態の方法によれば、最終的にスペーサ
80を取り除いてブラケット68を支持ブロック67に
固定すると、転写バッフル60は回動板65ごとスペー
サ80の厚さ分だけ転写コロトロン70側に移動する。
これによって、押圧板62のエッジ62aは、ワイヤ7
1から、転写部4aに見合った長さだけ突出し、その突
出量Lは長手方向に均一である。したがって、転写稼働
時においては、転写バッフル60の押圧板62のエッジ
62aは、適正な状態で転写ベルト4を押圧する。
【0043】C−4.第3の実施形態の変形例(請求項
2、3、4、6、8に基づく) 図11は第3の実施形態の変形を示しており、この変形
例では、上記スペーサ80の代わりにスペーサ(位置設
定治具)90を用いて転写バッフル60の位置決めを行
う。このスペーサ90は、コロトロン70内に仮置きさ
れるもので、ワイヤ71の左側に当接させられる基準面
90aと、この基準面90aから段差90bを経てワイ
ヤ71との間に前記突出量Lを確保するための設定面
(当接部)90cが形成された断面L字状の板材であ
る。段差90bの幅は、突出量Lと同一に設定されてお
り、両面90a、90cは、互いに平行に形成されてい
る。
【0044】このスペーサ90を用いて転写バッフル6
0を設定するには、スペーサ90をコロトロン70内に
配し、まず基準面90aをワイヤ71の左側に当接させ
る。次いで、スライド可能とした転写バッフル60の押
圧板62のエッジ62aを含む先端を設定面90cに当
接させ、その状態を、ブラケット68を支持ブロック6
7に固定することにより保持する。この後、スペーサ9
0をコロトロン70から取り除く。この方法によって
も、上記と同様に、転写稼働時においては、転写バッフ
ル60の押圧板62のエッジ62aは、適正な転写部4
aにおいて転写ベルト4を押圧する。そして、上記方法
とは異なり、転写バッフル60の押圧板62をスペーサ
90の設定面90cに当接させた時点で位置設定が完了
するので、より容易かつ短時間でその位置設定を行え
る。
【0045】なお、上記各実施形態は、複写機に組み込
まれる転写装置のクリーニングブレードおよび転写バッ
フルを位置決めする設定方法であるが、本発明はこれら
に限られず、帯状をなし、その長手方向に直交する幅方
向に沿って移動可能に設けられた可動部材を、その長手
方向に沿った一端縁を固定部材の規定線に対向して設
け、その一端縁を前記規定線と平行として前記規定線か
ら均一な突出量を保持した状態で位置決めするあらゆる
場合に適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果を奏する。規定線からの突出量に応じた位置
設定治具を用いるので、部品点数およびコストの増大を
抑えることができながら、可動部材の適正な突出量を簡
単かつ高精度に設定できる。また、位置設定治具に直接
可動部材の一端縁を当接させた後に、可動部材を固定部
材に固定するだけで位置設定が完了するので、設定の簡
略化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態が適用された複写機の転
写装置の一部側断面図である。
【図2】 図1の一部拡大図である。
【図3】 ブラケットおよびスペーサの斜視図である。
【図4】 (a)はスペーサを挟んだ仮固定状態の側断
面図、(b)は最終固定状態の側断面図である。
【図5】 図1に示した転写装置を開放した状態の概略
斜視図である。
【図6】 ブレードのIN側とOUT側の食い込み量の
差によって生じる転写ベルトの蛇行の度合いを示すグラ
フである。
【図7】 第1の実施形態の変形例を説明するための側
面図である。
【図8】 第2の実施形態を説明するための側面図であ
る。
【図9】 第3の実施形態が適用された転写バッフルの
側面図である。
【図10】転写バッフルの取付構造を示す斜視図であ
る。
【図11】第3の実施形態の変形例を説明するための側
面図である。
【符号の説明】
4…転写ベルト(移動体、転写材担持部材)、13…ハ
ウジング(固定部材)、15…クリーニングブレード
(可動部材、弾性部材)、15a、45a、62a…エ
ッジ(一端縁)、21…第1のブラケット(可動部
材)、22…第2のブラケット(可動部材)、40、5
3、80、90…スペーサ(位置設定治具)、53a…
湾曲面(基準面)、53b…エッジ(当接部)、60…
転写バッフル(可動部材、転写押圧板)、67…支持ブ
ロック(固定部材)、71…ワイヤ(規定線)、90c
…設定面(当接部)、L…突出量、S…規定線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 幸男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 鮫島 淳一郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 井関 秀二 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状をなし、その長手方向に直交する幅
    方向に沿って移動可能に設けられた可動部材を、その長
    手方向に沿った一端縁を規定線に対向して設け、その一
    端縁を前記規定線と平行として前記規定線から均一な突
    出量を保持した状態で固定部材に位置決めするにあた
    り、 前記可動部材の前記一端縁を前記規定線に合わせるとと
    もに、可動部材と前記固定部材との間に前記突出量に応
    じた位置設定治具を挟んで可動部材を固定部材に仮固定
    し、 次に、該仮固定を解除して前記位置設定治具を取り除い
    た後、可動部材を固定部材に直接固定することを特徴と
    する可動部材の位置設定方法。
  2. 【請求項2】 帯状をなし、その長手方向に直交する幅
    方向に沿って移動可能に設けられた可動部材を、その長
    手方向に沿った一端縁を規定線に対向して設け、その一
    端縁を前記規定線と平行として前記規定線から均一な突
    出量を保持した状態で固定部材に位置決めするにあた
    り、 前記規定線に前記突出量に応じた位置設定治具を合わ
    せ、該位置設定治具に、前記可動部材の一端縁を当接さ
    せた後、可動部材を前記固定部材に固定することを特徴
    とする可動部材の位置設定方法。
  3. 【請求項3】 前記可動部材の前記規定線への当接部分
    は、弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の可動部材の位置設定方法。
  4. 【請求項4】 前記可動部材の前記規定線への当接部分
    を、当接時には前記弾性部材で構成された先端部を変形
    させない状態で当接させることを特徴とする請求項3に
    記載の可動部材の位置設定方法。
  5. 【請求項5】 前記可動部材は、移動体上の残留トナー
    をクリーニングするクリーニングブレードであることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の可動部
    材の位置設定方法。
  6. 【請求項6】 前記可動部材は、転写材を転写材担持部
    材を介してトナー像担持体に対して押圧する転写押圧板
    であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
    記載の可動部材の位置設定方法。
  7. 【請求項7】 帯状をなし、その長手方向に直交する幅
    方向に沿って移動可能に設けられた可動部材を、その長
    手方向に沿った一端縁を規定線に対向して設け、その一
    端縁を前記規定線と平行として前記規定線から均一な突
    出量を保持した状態で固定部材に位置決めするために使
    用する位置設定治具であって、 前記突出量に応じた均一な厚さを有する板状に形成さ
    れ、 前記厚さを挟んだ状態で、一方の面が前記固定部材に、
    他方の面が前記可動部材にそれぞれ当接されて、両部材
    の間に除去可能に介在されることを特徴とする可動部材
    の位置設定治具。
  8. 【請求項8】 帯状をなし、その長手方向に直交する幅
    方向に沿って移動可能に設けられた可動部材を、その長
    手方向に沿った一端縁を規定線に対向して設け、その一
    端縁を前記規定線と平行として前記規定線から均一な突
    出量を保持した状態で固定部材に位置決めするために使
    用する位置設定具であって、 前記規定線に当接される基準面と、 該基準面から前記突出量に応じて離間する位置に設けら
    れ、前記可動部材の前記一端縁が当接される当接部とを
    有することを特徴とする可動部材の位置設定治具。
  9. 【請求項9】 非使用時には、前記可動部材の位置決め
    箇所の近傍に備え付けられていることを特徴とする請求
    項7または8に記載の可動部材の位置設定治具。
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