JPH09163789A - モールススタート回路およびその制御方法 - Google Patents

モールススタート回路およびその制御方法

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JPH09163789A
JPH09163789A JP8243813A JP24381396A JPH09163789A JP H09163789 A JPH09163789 A JP H09163789A JP 8243813 A JP8243813 A JP 8243813A JP 24381396 A JP24381396 A JP 24381396A JP H09163789 A JPH09163789 A JP H09163789A
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cross
morse
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    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 デッドポイント、ヘッドスティッキング、起
動トルク不足を解決し、モータ出力段に流れる大きい起
動電流を防止する。 【解決手段】 励磁電流を発生させる整流手段10と、
モールススタートモードと一般的な起動モードとの間を
スイッチングしてモータ出力段を整流させるモード変換
手段20と、モータの回転方向を検出するための信号を
発生するモデルリファレンスゼロ−クロス発生手段30
と、モデルリファレンスゼロ−クロス信号とモータの回
転時に発生する実際ゼロ−クロス信号とを比較してモー
タの回転方向を検出するゼロ−クロス検出手段40と、
モータの各相のコイルが励起されない場合、一回に一つ
の位相を選択する位相選択手段50と、モータ起動失敗
時、励磁電流パルス幅を増減することで励磁電流を調節
する第1変調手段60と、モータ起動失敗時、モータに
供給されるパワーのパワーオフ時間インターバルを調節
する第2変調手段70とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモールススタート回
路およびその制御方法に係り、より詳しくは、モータ駆
動において、初期に大きい起動トルクを発生させ確実な
ゼロ−クロスポイントを検出できるようにして、デッド
ポイント、ヘッドスティッキングおよび起動トルク不足
により発生され得る問題を解決し、さらには、モータ出
力段に流れる大きい起動電流を防止することにより、集
積回路の温度を低めることができるように設計されたモ
ールススタート回路およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセンサのないブラシレス永久磁石
型直流モータ駆動において、デッドポイント(モータト
ルクが0であるポイント)、ヘッドスティッキング(湿
気などによりディスクのヘッドがディスクの表面に粘り
着く現象)、低い起動トルクおよび回転子の位置に対す
る情報の不在はモータを正常に起動させ難くする要因に
なってきた。特に、ハードディスクドライブにおいて、
起動の失敗または起動の信頼性が低いと産業上非常に重
要な問題になる。
【0003】従って、上述の問題点を解決するため、モ
ータ起動方法については既に多くの提案が示されてい
る。例えば、回転子の位置に対する情報の不在によりモ
ータが正常に起動されない従来の問題点を解決するた
め、回転子の位置を検出するためのホールセンサに代わ
り電気的な角を用いる技術が米合衆国特許第5,25
4,914の“ホールセンサを用いないブラシレスDC
モータにおける位置検出器”において提示されたことが
ある。
【0004】しかしながら、上述の技術においては二つ
の解決すべき問題点がある。一つはモータ駆動回路にお
いて、特に高速回転する直流モータにおいて、電気的な
角の正確性の問題であり、また他の一つは電気的な角に
より回転子の位置がわかってもそれが大きい起動トルク
ばかりでなく信頼すべきモータ起動を保証できないとい
う点である。
【0005】また、前述したモータの起動時の諸問題点
を解決するため、回転子の位置情報を検出するため短い
電流信号をモータの各相に印加し、それに対する応答で
モータに誘導されるモータ電流を測定する高周波整流方
式を用いる技術が米合衆国特許第4,876,491の
“ブラシレスDCモータの速度制御装置および制御方
法”において提示されたことがある。
【0006】しかし、前記高周波整流方式はモータが起
動する間に適用させるにはよい方法とはいえない。その
理由は、モータの逆回転現象が発生しないように設計し
なければ多くの場合にモータが逆回転され得るためであ
る。なお、モータの正常回転速度時の周波数より低い周
波数でモータを回転させて起動し、その後にゼロ−クロ
スポイントを探し出すことが好ましい。
【0007】しかし、ここでゼロ−クロスポイントを探
し出しても、それが高い起動トルクを保証できないので
前述した同一の問題点が依然として残っている。たま
に、ゼロ−クロスポイントが正しく検出されてモータが
起動したといってもモータの初期起動トルクが不足であ
ると、モータの運転時に大きいトルクを出すことができ
ないので非常にゆっくりとしか回転しなかったり、回転
し難くなったりして、多くの場合モータを正常に運転で
きないという問題点が生じる。
【0008】このため、ゼロ−クロスポイントが検出さ
れる前に大きい起動トルクを発生させることが重要で、
その後にゼロ−クロスポイントを探して制御する方法が
必要である。前述したモータ起動時の諸問題点を解決
し、大きい起動トルクを発生させるため、励磁電流の流
れを順方向から逆方向に変えてモータを起動させる技術
が米合衆国特許第5,323,094の“センサレス多
位相DCモータの起動方法”で提示されたことがある。
【0009】前記した電流方向を変える方法を用いて高
い起動トルクを得ても、モータの起動時にモータが同期
しない。このため、正確に同期されない状態における高
いトルクはモータの逆回転を起こしたり、トルクが解除
してしまう結果をもたらすという問題点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前記
のような従来の問題点を解決するためのものであって、
その目的は、モータの駆動において、モータの磁界内で
発生される飽和現象を除去し、次の段階のパワーオン動
作と整流の行いに必要な磁界内の初期条件を生成するた
め周期的な整流中断とパワーオフ時間を置くことによ
り、初期に大きい起動トルクを発生させ確実なゼロ−ク
ロスポイントを検出できるようにして、デッドポイン
ト、ヘッドスティッキングおよび起動トルクの不足によ
り発生され得る問題を解決し、さらには、モータ出力段
に流れる大きい起動電流を防止することにより、集積回
路の温度を低めることができるように設計されたモール
ススタート回路およびその制御方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明のモールススタート回路は、モータが起動する
間、整流クロック信号が入力されるごと励磁電流を発生
させる整流手段と;前記整流手段と連結されており、入
力されるモード制御信号を通じてモールススタートモー
ド(整流の行いと中断を同一のインターバルで繰り返す
モード)と一般的な起動モード(CSSモード)の間を
スイッチングしてモータ出力段を整流させることによ
り、大きい起動トルクでモータが起動できるように設計
されたモード変換手段と;モータが正方向に回転するか
逆方向に回転するかを検出できるようにモデルリファレ
ンスゼロ−クロス信号を発生させて出力するモデルリフ
ァレンスゼロ−クロス発生手段と;前記モデルリファレ
ンスゼロ−クロス発生手段から出力されるモデルリファ
レンスゼロ−クロス信号を入力され、モータの回転時に
発生する実際ゼロ−クロス(Dynamic zero
−cross)信号と比較してモータが正方向に回転す
る場合、逆方向に回転する場合およびゼロ−クロス信号
が発生されない場合の三つの場合を検出するゼロ−クロ
ス検出手段と;モータの各相のコイルが励起されない場
合、一回に一つの位相を選択するように設計された位相
選択手段と;モータの成功的な起動のため初期にモータ
の起動が失敗した場合、励磁電流パルス幅を増加させる
か減少させる方法で励磁電流を調節する第1変調手段
と;前記第1変調手段と連結されており、モータの成功
的な起動のため初期にモータの起動が失敗した場合、モ
ータに供給されるパワーをオフさせて整流を中断し、前
記パワーのターンオフされる時間間隔を増加させるか減
少させる方法でパワーオフ時間インターバルを調節する
第2変調手段と;マイクロプロセッサが用いられる場
合、すべての動作状態がマイクロプロセッサによりリー
ド/ライトされ、制御がマイクロプロセッサにより行な
えるように外部のマイクロプロセッサと回路を連結する
マイクロプロセッサ直列ポートとからなる。
【0012】さらに、本発明のモールススタート回路の
制御方法は、起動失敗回数をチェックするための変数、
起動失敗回数、励磁電流パルス幅およびパワーオフ時間
を初期化させる段階と;モータの初期起動の際モールス
スタートモードで整流する段階と;ゼロ−クロス信号が
検出されたかどうかを判断する段階と;ゼロ−クロス信
号が検出されたとき、モータが逆回転されたかどうかを
判断する段階と;モータが逆回転しているとき、パワー
をターンオフさせ整流を中断した後、前記モールススタ
ートモードで整流を行なう段階にもどる段階と;モータ
が正回転しているとき、一般的な起動モード(CSS)
で整流を行なう段階と;ゼロ−クロス信号が検出されな
かったとき、励磁電流パルス幅を変調させる段階と;パ
ワーオフ時間を変調させる段階と;起動失敗回数のチェ
ックのための変数を増加させる段階と;起動失敗回数が
既に設定された特定回数と比較して同一であると作業を
完全に中止し、起動失敗回数が既に設定された特定回数
より小さいと前記パワーをターンオフさせ整流を中断す
る段階にもどる段階とからなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態に従うモールススタート回路の構成図であ
る。図1に示すモールススタート回路の全体構成は、モ
ータが起動する間、整流クロック信号が入力されるごと
に励磁電流を発生させる整流回路10と;整流回路10
に連結されており、入力されるモード制御信号に応答し
てモールススタートモードと一般的な起動モード(CS
Sモード)との間をスイッチングしてモータ出力段を整
流させることにより、大きい起動トルクでモータが起動
できるように設計されたモード変換器20と;モータが
正方向に回転するか逆方向に回転するかを検出できるよ
うにモデルリファレンスゼロ−クロス信号を発生させて
出力するモデルリファレンスゼロ−クロス発生器30
と;モデルリファレンスゼロ−クロス発生器30から出
力されるモデルリファレンスゼロ−クロス信号を入力と
し、モータの回転時に発生する実際ゼロ−クロス信号と
比較してモータが正方向に回転する場合、逆方向に回転
する場合およびゼロ−クロス信号が発生されない場合の
三つの場合を検出するゼロ−クロス検出器40と;モー
タの各相のコイルが励起されない場合、一回に一つの位
相を選択するように設計された位相選択器50と;初期
にモータの起動が失敗した場合、励磁電流パルス幅を増
加させるか減少させるかいずれかの方法で励磁電流を調
節する励磁電流パルス幅変調器60と;励磁電流パルス
幅変調器60と連結され、初期にモータの起動が失敗し
た場合、モータに供給されるパワーをオフさせて整流を
中断し、パワーのターンオフされる時間間隔を増加させ
るかまたは減少させるかいずれかの方法でパワーオフ時
間インターバルを調節する整流−中断およびパワーオフ
時間変調器70と;マイクロプロセッサが用いられる場
合、すべての動作状態がマイクロプロセッサによりリー
ド/ライトされ、制御がマイクロプロセッサにより行な
えるように外部のマイクロプロセッサと回路を連結する
マイクロプロセッサ直列ポート80とからなる。
【0014】図2及び図3は本発明の実施の形態に従う
整流回路10及びモード変換器20の詳細回路図をそれ
ぞれ示したものである。図3に示すように、モード変換
器20の構成は、図2に詳細に示す整流回路10から出
力される整流信号(q0とq5/,q2とq1/,q4
とq3/)を入力されゼロ−クロス検出器40から出力
されるモード制御信号(ey,ey/)を入力されて、
モールススタートモード時と一般的な起動モード(CS
S)時において、それぞれモータ出力段の上位レベルス
イッチング素子を制御するための制御信号を発生させる
上位レベル制御部21と;整流回路10から出力される
整流信号(q1とq4,q3とq0,q5とq2)を入
力され、ゼロ−クロス検出器40から出力されるモード
制御信号(ey,ey/)を入力されて、モールススタ
ートモード時と一般的な起動モード(CSS)時におい
て、それぞれモータ出力段の下位レベルスイッチング素
子を制御するための制御信号を発生させる下位レベル制
御部22とからなる。
【0015】上位レベル制御部21の構成は、整流回路
10から出力される整流信号(q0とq5/,q2とq
1/,q4とq3/)をそれぞれ2入力として論理積を
行なうANDゲート91,92,93と;モード制御信
号ey/をそれぞれ1入力とし、整流信号(q0,q
2,q4)をそれぞれ他の1入力として論理積を行なう
ANDゲート94,95,96と;モード制御信号ey
をそれぞれ1入力とし、ANDゲート91,92,93
の出力信号をそれぞれ他の1入力として論理積を行なう
ANDゲート97,98,99と;ANDゲート(94
と97,95と98,96と99)の出力信号をそれぞ
れ2入力として否定論理和を行い上位レベルスイッチン
グ素子の制御信号(dp0,dp2,dp4)を発生さ
せて出力するNORゲート100,101,102とか
らなる。
【0016】下位レベル制御部22の構成は、整流回路
10から出力される整流信号(q1とq4,q3とq
0,q5とq2)をそれぞれ2入力として論理積を行な
うANDゲート103,104,105と;モード制御
信号ey/をそれぞれ1入力とし、整流信号(q1,q
3,q5)をそれぞれ他の1入力として論理積を行なう
ANDゲート106,107,108と;モード制御信
号eyをそれぞれ1入力とし、ANDゲート103,1
04,105の出力信号をそれぞれ他の1入力として論
理積を行なうANDゲート109,110,111と;
ANDゲート(106と109,107と110,10
8と111)の出力信号をそれぞれ2入力として論理和
を行い下位レベルスイッチング素子の制御信号(dq
1,dq3,dq5)を発生させて出力するORゲート
112,113,114とからなる。
【0017】図4は本発明の実施の形態に従うモデルリ
ファレンスゼロ−クロス発生器30の詳細回路図であ
る。図4に示すように、モデルリファレンスゼロ−クロ
ス発生器30の構成は、整流回路10から発生される整
流信号(q3とq0,q5とq2,q1とq4)をそれ
ぞれ2入力として論理積を行いそれぞれゼロ−クロス信
号(z1,z2,z3)を発生させるANDゲート3
1,32,33と;ANDゲート31,32,33の出
力信号(z1,z2,z3)を入力され、排他−論理和
してモデルリファレンスゼロ−クロス信号MZを発生さ
せるEX−ORゲート34とからなる。
【0018】図5はゼロ−クロス検出器40の詳細回路
図である。図5に示すように、ゼロ−クロス検出器40
の構成は、図4に示されているモデルリファレンスゼロ
−クロス発生器30から出力されるモデルリファレンス
ゼロ−クロス信号MZをデータ入力端子D1に入力さ
れ、モータの回転時に発生される実際ゼロ−クロス信号
Z0をクロック入力端子CK1に入力されて、入力され
るモデルリファレンスゼロ−クロス信号MZと実際ゼロ
−クロス信号Z0とのタイミングを比較し、その結果信
号xを出力するDフリップフロップ41と;モデルリフ
ァレンスゼロ−クロス発生器30から出力されるモデル
リファレンスゼロ−クロス信号MZをクロック入力端子
CK2に入力され、モータの回転時に発生される実際ゼ
ロ−クロス信号Z0をデータ入力端子D2に入力され
て、入力されるモデルリファレンスゼロ−クロス信号M
Zと実際ゼロ−クロス信号Z0とのタイミングを比較
し、その結果信号yを出力するDフリップフロップ42
と;結果信号x,yを否定論理和して出力するNORゲ
ート43と;結果信号xとNORゲート43の出力信号
とを論理和して出力するORゲート44と;結果信号y
とORゲート44の出力信号とを論理積してモード制御
信号eyを発生させるANDゲート45とからなる。
【0019】図6は位相選択器50の詳細回路図であ
る。図6に示すように、位相選択器50の構成は、整流
回路10から発生される整流信号(q0とq1,q2と
q3,q4とq5)をそれぞれ2入力として、否定論理
和を行い位相選択信号を出力するNORゲート51,5
2,53とからなる。
【0020】図7は励磁電流パルス幅変調器60の詳細
回路図である。図7に示すように、励磁電流パルス幅変
調器60の構成は、四つのDフリップフロップDFF0
〜DFF3で構成されており、システム周波数cloc
k1をクロック入力とし、入力されるクロック信号を
2,4,8,16分周する機能を行なう周波数分周器6
1と;スタートカウンティング、ストップカウンティン
グを制御する信号clock2とアップカウンティン
グ、ダウンカウンティングを制御する信号clock3
の論理和された信号をクロック入力とし、カウント機能
を行い周波数分周器61を通じてそれぞれの分周された
周波数を選択できるように選択制御信号を出力する2ビ
ットカウンタ62と;2ビットカウンタ62から出力さ
れる選択制御信号を通じて前記分周された周波数を選択
することにより、励磁電流パルス幅を増加または減少さ
せる方法で変調する機能を持つ選択論理回路63とから
なる。
【0021】つぎに前述のように構成されている本発明
のモールススタート回路の動作を説明する。まず、図2
に示すような、一般的な整流回路10はモータが起動す
る区間の間整流クロック信号が入力されるごとに励磁電
流を発生させる。一般的な起動モード(CSSモード)
の際の励磁電流状態を表1に示す。表1において、励磁
電流信号(d0,d2,d4)はモータ出力段にある上
位レベルスイッチング素子を制御するための信号であ
り、励磁電流信号(d1,d3,d5)はモータ出力段
にある下位レベルスイッチング素子を制御するための信
号である。
【0022】
【表1】
【0023】図8、図9はスイッチング素子制御信号
(d0〜d5)が一般的な起動モード(CSSモード)
時の整流信号(励磁電流)タイミング図を示したもので
ある。図8、図9に示されている一般的な起動モード時
の励磁電流はモータコイル(uv,uw,vw,vu,
wu,wv)を順次に励起させる。ここで、みられるよ
うに、各相のモータコイル(u,v,w)のうち、常に
二つのコイルのみが“ハイ”で励起され、残り一つのコ
イルは“ロー”状態を有する。
【0024】しかしながら、図3に示されている本発明
の実施の形態に従うモード変換器20は、整流状態を一
般的な起動モード(CSSモード)からモールススター
トモード状態に変換させるかあるいはその逆に変換させ
てモータ出力段を駆動できるように設計された論理回路
である。
【0025】ここで、モード制御信号(ey,ey/)
は一般的な起動モードとモールススタートモードとの間
にモード変換を制御する信号である。そして、前記モー
ド制御信号としてゼロ−クロス信号または速度誤差信号
が用いられる。もし、モード制御信号として確実なゼロ
−クロス信号が用いられると、それは確実なゼロ−クロ
ス信号が検出されるときモールススタートモードを一般
的な起動モードに変換させることを意味する。もし、速
度誤差信号がモード制御信号として用いられると、それ
は速度誤差値が予め設定された値に到達したときモール
ススタートモードを一般的な起動モードに変換させるこ
とを意味する。前記モールススタートモードの際励磁電
流の状態を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】表2からみられるように、各相のモータコ
イルは3回のステップにおいてのみ整流され、残り3回
のステップにおいては整流が中断される過程を繰り返す
ことにより、モータを起動させる。前述のように、スイ
ッチング素子がターンオフされるため、モータコイルを
通じた電流は流れないようになる。モールススタートモ
ードの際整流信号の波形がモールススタートモード時の
整流信号(励磁電流)タイミング図、図8、図9に示さ
れている。
【0028】前述のように動作する本発明の実施の形態
に従うモード変換器20はある形態の電力電子装置が用
いられるかに従い他の方法で具現できる。しかしなが
ら、各相のモータコイルに対して3回は整流させ3回は
整流を中断してモータを停止させるという基本的な原理
は同一である。そして、前述した動作過程において旧型
の電信幾のような音を立てるため、全体回路をいわゆる
“モールススタート”回路という。
【0029】本発明の実施の形態に従うモード変換器2
0はより効果的かつ能率的に機能を行なうため、平常時
に整流回路10と連結されている。さらに、図示してい
ないが、パワーラインとモータ出力段との間にパワーオ
ン/オフスイッチが連結されていて、外部のマイコンや
特定論理回路からパワーオフ命令が入力されるとき瞬間
的にパワーラインを遮断できるように構成される。
【0030】図4には本発明の実施の形態に従うモデル
リファレンスゼロ−クロス発生器30が示されている。
整流クロック信号が発生された後、整流回路10はモー
タコイルの励磁電流ばかりでなく逆起電力のゼロ−クロ
ス信号と解釈され得る6状態の整流信号を発生させる。
【0031】もし、モータが正方向に回転していると、
モデルリファレンスゼロ−クロス発生器30から発生さ
れるモデルリファレンスゼロ−クロス信号MZはモータ
の電気的常数であるL/R(L:インダクタンス、R:
抵抗)のため、モータコイルから発生される逆起電力の
実際ゼロ−クロス信号より速くなる(lead)。しか
し、もしモータが逆回転していると、モデルリファレン
スゼロ−クロス信号は実際逆起電力ゼロ−クロス信号よ
り遅くなる(lag)。従って、これを検出するためモ
デルリファレンスゼロ−クロス信号MZは図5に示され
ているゼロ−クロス検出器40に送られる。
【0032】図5に示されているゼロ−クロス検出器4
0はその機能的な表現で逆回転検出器ともいう。ゼロ−
クロス検出器40には三つの異なる場合、すなわちモー
タの正回転、逆回転およびゼロ−クロス信号の未発生の
場合を検出できるように設計された二つのDフリップフ
ロップ41,42がある。一つのDフリップフロップ4
1においては、クロック端子CK1から逆起電力ゼロ−
クロス信号Z0が入力される間データ端子D1からモデ
ルリファレンスゼロ−クロス信号MZが入力される。従
って、Dフリップフロップ41は逆起電力ゼロ−クロス
信号Z0とモデルリファレンスゼロ−クロス信号MZの
タイミングを比較することにより、モータが正回転する
かどうかを検出できるようになる。もし、Dフリップフ
ロップ41の出力端子Q1信号が論理的“ハイ”である
と、これはモータが正方向に回転していることを示す。
【0033】また他の一つのDフリップフロップ42に
おいては、クロック端子CK2からモデルリファレンス
ゼロ−クロス信号MZが入力される間データ端子D2か
ら逆起電力のゼロ−クロス信号Z0が入力される。従っ
て、もし、Dフリップフロップ42の出力端子Q2信号
が論理的“ハイ”であると、これはモータが逆方向に回
転していることを示す。しかし、もし、Dフリップフロ
ップ41,42の出力端子Q1,Q2信号がすべてゼロ
であると、これはゼロ−クロス信号がまだ発生されなか
ったことを意味する。モータが回転しないとゼロ−クロ
ス信号は発生せず、モータが回転しているときのみゼロ
−クロス信号が発生されるためである。ゼロ−クロス検
出器40の真理値表を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】上記三つの場合のうち、もしゼロ−クロス
が検出されない場合、モールススタート回路はゼロ−ク
ロス信号が検出されるまで動作され続ける。また、上記
三つの場合のうち、モータが正方向に回転されているこ
とが検出される場合には、モールススタート回路は一般
的な起動モード状態に変換される。ここで、モールスス
タート回路はモータ速度が一定のレベルに到達した後に
前記変換を行なう。しかし、もし、モータが逆方向に回
転されていることが検出されるとモールススタート回路
の動作は直ちに中止される。パワーラインがターンオフ
されなければならないし、整流回路10も再起動される
前に初期状態にリセットされなければならない。
【0036】図6は本発明の実施の形態に従う位相選択
器50の詳細回路図であり、位相選択器50はモータの
位相コイルが励起されなかったとき1回に一つの位相を
選択する機能を有し、位相選択器50の出力信号はモデ
ル追従型ディジタルマスキング回路で入力される。
【0037】図7には本発明の実施の形態に従う励磁電
流パルス幅変調器60が示されている。励磁電流パルス
幅変調器60において二つのDフリップフロップDFF
4,DFF5で構成された2ビットカウンタ62は二つ
の制御信号clock2,clock3を通じて制御さ
れるが、一つは2ビットカウンタ62のスタートカウン
ティングとストップカウンティングとを制御するクロッ
ク信号であり、他の一つはアップカウンティングとダウ
ンカウンティングとを制御する信号である。
【0038】さらに、四つのDフリップフロップDFF
0〜DFF3で構成された周波数分周器61は、システ
ムクロック周波数clock1を入力されて2,4,
8,16分周する機能を有する。周波数分周器61を通
じてそれぞれの分周された周波数は、2ビットカウンタ
62から出力される選択制御信号を通じて制御される選
択論理回路63により選択される。2ビットカウンタ6
2がアップ/ダウンカウンティング機能を有するので、
選択論理回路63の各選択端sele1,sele2,
sele3,sele4は両方向に選択されることが可
能になる。2ビットカウンタ62、周波数分周器61お
よび選択論理回路63は励磁電流のパルス幅を増加させ
るか減少させるかの方法で変調する機能を行なう。本発
明の実施の形態に従う励磁電流パルス幅変調器60の出
力信号は、ディジタルカウンタを用いて整流クロック信
号を発生させる整流遅延回路(またはモデル追従型ディ
ジタル角遅延回路)に入力されてディジタルカウンタの
クロック信号で用いられる。ディジタルカウンタのクロ
ックは変調されることができ、これはディジタルカウン
タのカウンティング時間が変化されることを意味する。
結果的に、ディジタルカウンタのカウンティング時間に
より決まる整流クロック信号も変調される。
【0039】次に、図1に示されている整流−中断およ
びパワーオフ変調器70は励磁電流パルス幅変調器60
と連結されている。表1および表2に示しているよう
に、整流−中断時間インターバル(commutati
on stop time interval)は整流
される時間、すなわち励磁電流パルス幅と直接的に関連
される。これは、整流時間インターバルが変調されると
整流−中断時間インターバルも変調されるためである。
【0040】整流−中断の長所は、モータコイルの飽和
および磁界の飽和状態から回復可能にし、周期的にモー
タが起動する間に流入される過電流を遮断することによ
り、チップが過熱されすぎることを防止できる点にあ
る。
【0041】励磁電流がモータコイルに印加されると磁
束と逆起電力が生成され励起された磁束はモータの起動
トルクを作り出す永久磁石の磁束と反対方向の力で作用
するようになる。逆起電力はモータ回転速度を発生させ
る電圧源になり得る。そして、逆起電力と励磁電流によ
り発生された磁束すべてはゼロ−クロス信号の形態を形
成させることができる。ゼロ−クロス信号はゼロ−クロ
ス検出器40により検出される。
【0042】整流−中断時間インターバルとパワーオフ
時間インターバルとは基本的に電気的、機械的常数およ
びモータの負荷に依存している。しかし、整流−中断時
間インターバルとパワーオフ時間インターバルとはモー
ルススタート回路内部のディジタル回路により設定され
るか、マイクロコンピュータが用いられる場合マイクロ
プロセッサ直列ポート80を通じてプログラムされるこ
ともできる。整流−中断時間とパワーオフ時間とが終わ
ると励磁電流は再びモータコイルに印加される。
【0043】もし、モータが起動するに際して1回失敗
して再起動が求められると、励磁電流パルス幅と次のパ
ワーオフ時間インターバルとは増加されるか減少される
かの方法で調整されなければならない。これは、先に印
加された励磁電流パルス幅とパワーオフ時間インターバ
ルとがある面で最適のものでないこともあるためであ
る。
【0044】正常状態下において、次のパワーオン動作
と直ぐ直前のパワーオフ動作とはほとんどモータ回転子
と同じ位置上で発生される。これは、励磁電流が印加さ
れる場合にもモータの慣性が常に回転方向と同じ方向に
回転しようとするためである。モータが回転しようとす
るにもかかわらずモータ出力段のパワーが瞬間的にター
ンオフされるので、回転子は連続的にエネルギーを得る
か、回転するに十分な逆起電力を得ないようになる。し
かし、これは動作界(motion field)ばか
りでなく磁界の反発力(repellent forc
e)を可能にする。その理由は、次のようである。パワ
ーがターンオフされるか整流が中断された後に、飽和さ
れた磁界はもとの状態にもどる。そして、バイアス磁界
はモータコイルと固定子に蓄積された位置エネルギ(p
otential energy)として考えられる。
前述したように、飽和された磁束エネルギはモータの慣
性により、蓄積された機械的エネルギに変換される。さ
らに、前記パワーオフ時間インターバルまたは整流中断
時間インターバルはモータの再起動の際非常に重要な意
味を有する。これは、パワーがターンオフされ励磁電流
の供給が中断された後にも次のモータの再起動の際磁束
はゼロにならないである程度残っているためである。
【0045】次に、パワーがターンオンされるとモータ
のコイルと固定子に蓄積されたバイアス磁界のエネルギ
とある程度残っている磁束は励磁電流をつくる初期磁束
としての役割をする。さらに、初期起動の際発生する力
の方向と二番目の再起動の際発生する力の方向とは反対
である。すなわち、電源が遮断される瞬間モータの慣性
により蓄積されたエネルギは最初の動作方向と反対方向
に動作しようとする傾向に変わることになる。
【0046】かかる電磁気的、そして機械的エネルギは
次に電源が再供給されたとき、正方向回転に2倍の力に
なる起動トルクを得られる結果をもたらす。結果的に、
従来のモータ起動方法よりもっと大きい起動トルクを得
られる。
【0047】図10は本発明の実施の形態に従うモール
ススタート回路の制御方法を示す制御フローチャートで
ある。図10に示されているように、まず、起動失敗回
数のチェックのための変数N、起動失敗回数n、励磁電
流パルス幅Tおよびパワーオフ時間tを初期化させる
(S10)。そして、モータの初期の起動の際モールス
スタートモードで整流を始める(S20)。次に、ゼロ
−クロス信号が検出されたかどうかを判断し(S3
0)、ゼロ−クロス信号が検出されたとき再びモータが
逆回転するか判断する(S40)。モータが逆回転して
いるとき、パワーをターンオフさせ整流を中断した後、
前記モールススタートモードで整流を行なう段階にもど
る(S50)。もし、モータが正回転していると、一般
的な起動モードで整流を行なう(S60)。もし、前記
段階(S30)において、ゼロ−クロス信号が検出され
なかったとき、励磁電流パルス幅Tを変調させ(S7
0)、パワーオフ時間tを変調させた後(S80)、起
動失敗回数のチェックのための変数Nを増加させる(S
90)。次に、実際起動失敗回数Nが既に設定された特
定起動失敗回数nと比較して大きい場合には作業を完全
に中止し、起動失敗回数Nが既に設定された特定起動失
敗回数nより小さいとパワーをターンオフさせ整流を中
断する段階(S50)にもどる(S100)。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、モー
タ駆動において、モータの磁界内で発生される飽和現象
を除去し次の段階のパワーオン動作と整流に必要な磁界
内の初期条件を生成するため周期的な整流中断とパワー
オフ時間を置いている。従って初期に大きい起動トルク
を発生させ確実なゼロ−クロスポイントを検出できるよ
うにして、デッドポイント、ヘッドスティッキングおよ
び起動トルクの不足により発生され得る問題を解決し、
さらには、モータ出力段に流れる大きい起動電流を防止
することにより、集積回路の温度を低下させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に従うモールススタート回
路の構成図。
【図2】一般的な整流回路の詳細回路図。
【図3】本発明の実施の形態に従うモード変換器の詳細
回路図。
【図4】本発明の実施の形態に従うモデルリファレンス
ゼロ−クロス発生器の詳細回路図。
【図5】本発明の実施の形態に従うゼロ−クロス検出器
の詳細回路図。
【図6】本発明の実施の形態に従う位相選択器の詳細回
路図。
【図7】本発明の実施の形態に従う励磁電流パルス幅変
調器の詳細回路図。
【図8】本発明の実施の形態に従うモールススタート回
路においてモールススタートモードと一般的な起動モー
ド(CSS;Conventional Step S
tart)時の整流信号タイミング図(その1)。
【図9】本発明の実施の形態に従うモールススタート回
路においてモールススタートモードと一般的な起動モー
ド(CSS;Conventional Step S
tart)時の整流信号タイミング図(その2)。
【図10】本発明の実施の形態に従うモールススタート
回路の制御方法を示す制御フローチャート。
【符号の説明】
10 整流回路 20 モード変換器 30 モデルリファレンスゼロ−クロス発生器 40 ゼロ−クロス検出器 50 位相選択器 60 励磁電流パルス幅変調器 70 整流−中断およびパワーオフ時間変調器 80 直列ポート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータが起動する間、整流クロック信号
    の入力に応答して励磁電流を発生させる整流手段と;前
    記整流手段と連結され、入力されるモード制御信号に応
    じてモールススタートモードと一般的な起動モードとの
    間をスイッチングしてモータ出力段を整流させることに
    より大きい起動トルクでモータが起動できるように設計
    されたモード変換手段と;モータが正方向に回転するか
    逆方向に回転するかを検出できるようにモデルリファレ
    ンスゼロ−クロス信号を発生させて出力するモデルリフ
    ァレンスゼロ−クロス発生手段と;前記モデルリファレ
    ンスゼロ−クロス発生手段から出力されるモデルリファ
    レンスゼロ−クロス信号と、モータの回転時に発生する
    実際ゼロ−クロス(Dynamic zero−cro
    ss)信号と比較してモータが正方向に回転する場合、
    逆方向に回転する場合およびゼロ−クロス信号が発生さ
    れない場合の三つの場合を検出するゼロ−クロス検出手
    段と;モータの各相のコイルが励起されない場合、一回
    に一つの位相を選択するように設計された位相選択手段
    と;初期にモータの起動が失敗した場合、励磁電流パル
    ス幅を増加させるか減少させるかの方法で励磁電流を調
    節する第1変調手段と;前記第1変調手段と連結されて
    おり、初期にモータの起動が失敗した場合、モータに供
    給されるパワーをオフさせて整流を中断し、前記パワー
    のターンオフされる時間間隔を増加させるか減少させる
    かの方法でパワーオフ時間インターバルを調節する第2
    変調手段とを含んでなることを特徴とするモールススタ
    ート回路。
  2. 【請求項2】 前記モード変換手段は、 前記整流手段から出力される整流信号(q0とq5/,
    q2とq1/,q4とq3/)を入力され前記ゼロ−ク
    ロス検出手段から出力されるモード制御信号(ey,e
    y/)を入力され、モールススタートモード時と一般的
    な起動モード時とにおいてそれぞれモータ出力段の上位
    レベルスイッチング素子を制御するための制御信号を発
    生させる上位レベル制御部と;前記整流手段から出力さ
    れる整流信号(q1とq4,q3とq0,q5とq2)
    を入力され前記ゼロ−クロス検出手段から出力されるモ
    ード制御信号(ey,ey/)を入力され、モールスス
    タートモード時と一般的な起動モード時とにおいてそれ
    ぞれモータ出力段の下位レベルスイッチング素子を制御
    するための制御信号を発生させる下位レベル制御部とを
    含んでなることを特徴とする請求項1に記載のモールス
    スタート回路。
  3. 【請求項3】 前記上位レベル制御部は、 前記整流手段から出力される整流信号(q0とq5/,
    q2とq1/,q4とq3/)をそれぞれ2入力として
    論理積を行なう第1ないし第3論理積手段と;前記モー
    ド制御信号ey/をそれぞれ1入力とし前記整流信号
    (q0,q2,q4)をそれぞれ他の1入力として論理
    積を行なう第4ないし第6論理積手段と;前記モード制
    御信号eyをそれぞれ1入力とし前記第1ないし第3論
    理積手段の出力信号をそれぞれ他の1入力として論理積
    を行なう第7ないし第9論理積手段と;前記第4と第7
    論理積手段、第5と第8論理積手段および第6と第9論
    理積手段の出力信号をそれぞれ2入力として否定論理和
    を行い上位レベルスイッチング素子の制御信号を発生さ
    せて出力する第1ないし第3否定論理和手段とを含んで
    なることを特徴とする請求項2に記載のモールススター
    ト回路。
  4. 【請求項4】 前記下位レベル制御部は、 前記整流手段から出力される整流信号(q1とq4,q
    3とq0,q5とq2)をそれぞれ2入力として論理積
    を行なう第1ないし第3論理積手段と;前記モード制御
    信号ey/をそれぞれ1入力とし前記整流信号(q1,
    q3,q5)をそれぞれ他の1入力として論理積を行な
    う第4ないし第6論理積手段と;前記モード制御信号e
    yをそれぞれ1入力とし前記第1ないし第3論理積手段
    の出力信号をそれぞれ他の1入力として論理積を行なう
    第7ないし第9論理積手段と;前記第4と第7論理積手
    段、第5と第8論理積手段および第6と第9論理積手段
    の出力信号をそれぞれ2入力として論理和を行い下位レ
    ベルスイッチング素子の制御信号を発生させて出力する
    第1ないし第3論理和手段とを含んでなることを特徴と
    する請求項2に記載のモールススタート回路。
  5. 【請求項5】 前記モデルリファレンスゼロ−クロス発
    生手段は、 前記整流手段から発生される整流信号(q3とq0,q
    5とq2,q1とq4)をそれぞれ2入力として論理積
    を行いそれぞれゼロ−クロス信号を発生させる第1ない
    し第3論理積手段と;前記第1ないし第3論理積手段の
    出力信号を入力され、排他−論理和してモデルリファレ
    ンスゼロ−クロス信号を発生させる排他−論理和手段と
    を含んでなることを特徴とする請求項1に記載のモール
    ススタート回路。
  6. 【請求項6】 前記ゼロ−クロス検出手段は、 前記モデルリファレンスゼロ−クロス発生手段から出力
    されるモデルリファレンスゼロ−クロス信号をデータ入
    力とし、モータの回転時に発生される実際ゼロ−クロス
    信号をクロック入力とし、入力されるモデルリファレン
    スゼロ−クロス信号と実際ゼロ−クロス信号とのタイミ
    ングを比較してモータが正方向に回転するかどうかを検
    出する正方向回転検出手段と;前記モデルリファレンス
    ゼロ−クロス発生手段から出力されるモデルリファレン
    スゼロ−クロス信号をクロック入力とし、モータの回転
    時に発生される実際ゼロ−クロス信号をデータ入力と
    し、入力されるモデルリファレンスゼロ−クロス信号と
    実際ゼロ−クロス信号とのタイミングを比較してモータ
    が逆方向に回転するかどうかを検出する逆方向回転検出
    手段と;前記正方向回転検出手段の出力信号と逆方向回
    転検出手段の出力信号とを否定論理和して出力する否定
    論理和手段と;前記正方向回転検出手段の出力信号と前
    記否定論理和手段の出力信号とを論理和する論理和手段
    と;前記逆方向回転検出手段の出力信号と前記論理和手
    段の出力信号とを論理積してモード制御信号を発生させ
    る論理積手段とを含んでなることを特徴とする請求項1
    に記載のモールススタート回路。
  7. 【請求項7】 前記正方向回転検出手段および逆方向回
    転検出手段はDフリップフロップからなることを特徴と
    する請求項6に記載のモールススタート回路。
  8. 【請求項8】 マイクロプロセッサが用いられる場合、
    すべての動作状態がマイクロプロセッサによりリード/
    ライトされ、制御がマイクロプロセッサにより行なえる
    ように外部のマイクロプロセッサと回路を連結するマイ
    クロプロセッサ直列ポートがさらに含まれることを特徴
    とする請求項1に記載のモールススタート回路。
  9. 【請求項9】 起動失敗回数をチェックするための変
    数、起動失敗回数、励磁電流パルス幅およびパワーオフ
    時間を初期化させる段階と;モータの初期起動の際モー
    ルススタートモードで整流する段階と;ゼロ−クロス信
    号が検出されたかどうかを判断する段階と;ゼロ−クロ
    ス信号が検出されたとき、モータが逆回転されたかどう
    かを判断する段階と;モータが逆回転しているとき、パ
    ワーをターンオフさせ整流を中断した後、前記モールス
    スタートモードで整流を行なう段階にもどる段階と;モ
    ータが正回転しているとき、一般的な起動モードで整流
    を行なう段階と;ゼロ−クロス信号が検出されなかった
    とき、励磁電流パルス幅を変調させる段階と;パワーオ
    フ時間を変調させる段階と;起動失敗回数のチェックの
    ための変数を増加させる段階と;起動失敗回数が既に設
    定された特定回数と比較して同一であると作業を完全に
    中止し、起動失敗回数が既に設定された特定回数より小
    さいと前記パワーをターンオフさせ整流を中断する段階
    にもどる段階とからなることを特徴とするモールススタ
    ート回路の制御方法。
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