JPH09162798A - 無線通信システム,無線通信システム用基地局および間欠電源投入型移動局 - Google Patents

無線通信システム,無線通信システム用基地局および間欠電源投入型移動局

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JPH09162798A
JPH09162798A JP7320704A JP32070495A JPH09162798A JP H09162798 A JPH09162798 A JP H09162798A JP 7320704 A JP7320704 A JP 7320704A JP 32070495 A JP32070495 A JP 32070495A JP H09162798 A JPH09162798 A JP H09162798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局及び移動局を含む無線LAN等の無線
通信システムにおいて、スループット向上及び省電力化
をともに図ることができるようにする。 【解決手段】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
て自動的に電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の
一定期間をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移
動局3−1と、間欠電源投入型移動局3−1に対するビ
ーコン信号を定期的に発信して間欠電源投入型移動局3
−1を制御しながら間欠電源投入型移動局3−1との無
線通信を行なう基地局2−1とを有し、基地局2−1
が、間欠電源投入型移動局3−1のデータ受信可能期間
中に間欠電源投入型移動局3−1へ送信すべきデータが
ある場合、当該データを、常時電源投入状態の通常移動
局4−1への送信データに優先して送信するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図21,図22) 発明が解決しようとする課題(図23) 課題を解決するための手段(図1〜図4) 発明の実施の形態(図5〜図20) ・本発明の一実施形態にかかる無線通信システムの説明 ・本実施形態にかかる無線通信システムにおける、移動
局と基地局との接続動作の説明 ・本実施形態にかかる無線通信システムの第1の信号送
受信態様の説明 ・本実施形態にかかる無線通信システムの第2の信号送
受信態様の説明 ・本実施形態にかかる無線通信システムの第3の信号送
受信態様の説明 ・本実施形態にかかる無線通信システムの第4の信号送
受信態様の説明 ・その他 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に無線LAN
(Local Area Network)において用いて好適な、無線通
信システム,無線通信システム用基地局および間欠電源
投入型移動局に関する。
【0003】
【従来の技術】図21は一般的な無線通信システムとし
ての無線LANを適用した通信モデルを示すブロック図
であり、この図21に示す無線LAN100は、複数の
無線端末102と、自身の無線エリア103に位置する
無線端末102を収容する基地局101とにより構成さ
れ、2つの無線端末102間においては、ケーブルレス
で無線ネットワークと接続されることにより通信を行な
うことができるようになっている。
【0004】また、複数の無線LAN100における基
地局101は、有線端末105を収容する有線ネットワ
ーク104に接続されており、これにより、各基地局1
01に収容される無線端末102は、その基地局101
を経由して有線ネットワーク104又は無線ネットワー
ク上の端末(無線端末102又は有線端末105)との
間で通信を行なうことができる。
【0005】ところで、基地局101では、無線端末1
02に対してビーコンと呼ばれる同期信号を定期的に発
信することで、無線端末102と基地局101との間の
同期を取るとともに、無線端末102の制御を行なうよ
うになっている。また、上述の無線端末102は、可搬
性のある移動端末として用いることができるが、この無
線端末102を移動端末として用いる際には消費電力を
抑えることが要求される。
【0006】上述の図21に示すような一般的な無線L
AN100においては、例えば以下に示すような、基地
局101からの制御に基づいて、移動端末(無線端末)
102を間欠的に電源を投入されるように制御すること
により、省電力動作させるような制御態様がある。即
ち、基地局101から発信するビーコン信号の中の特定
なものに(定期的に)、省電力によって動作させるため
の無線端末(PS局又はPower Save局)102に対する
データ送信情報(送信先の端末情報)を定期的に加え
る。
【0007】例えば、図22に示すタイムチャートに示
すように、基地局101からは所定の間隔をおいてビー
コン信号(記号“○”,“◎”参照)が出力されている
が〔時点(t1),(t2),…,(t5)参照〕、こ
れらのビーコン信号のうちで3回に1回出力されるビー
コン信号(記号“◎”参照)に、省電力動作させるよう
に制御される移動端末102に対するデータ送信情報を
加えるのである(時点(t1),(t4)参照)。
【0008】また、基地局101からの、省電力制御用
のビーコン信号を受けた送信先端末としての移動端末1
02では、次のビーコン信号を受信するまでの期間を、
基地局101からのデータを受信しうる期間(受信可能
期間)として使用し、当該期間のみにおいて電源が投入
されるように制御されている〔時点(t1)〜(t
2),(t4)〜(t5)参照〕。
【0009】また、省電力制御用のビーコン信号〔例え
ば時点(t1)におけるもの〕には、次に送信される省
電力制御用のビーコン信号に関するタイミング情報が含
まれており、PS局としての無線装置102では、この
タイミング情報に基づいて、次の省電力制御用のビーコ
ン信号〔時点(t4)におけるもの〕を受信できるよう
に電源が投入されるようになっている。
【0010】即ち、PS局としての無線装置102は、
省電力制御用のビーコン信号が受信できるタイミングで
電源が投入され、ビーコン信号に含まれるデータ送信情
報に基づき自局宛のデータがある場合にはそれを受信す
る一方、自局宛のデータがない場合には電源をオフとす
ることにより、データを受信しない期間においては電源
を投入しないようにして、省電力化を図っている。
【0011】従って、基地局101からのビーコン信号
(記号“◎”参照)に含まれるデータ送信情報に該当す
る無線端末(PS局)102が、省電力動作するように
制御されるのである(以下、記号“◎”のビーコン信号
を省電力制御用ビーコン信号と記載)。なお、省電力制
御用でないビーコン信号(記号“○”)が出力されてか
ら次のビーコン信号を送信するまでの期間においては、
基地局101では、省電力動作しない無線端末(CA
局,Continuous Active)102へのデータの送信可能状
態となっている一方〔時点(t2)〜(t4)参照〕、
省電力動作する移動端末102においては、電源がオフ
となるように制御されてデータを受信しないようになっ
ている。
【0012】なお、この図22において、数字は送信要
求が発生した順番を表し、矢印がデータの流れ(宛て先
としての移動局)を示す。データの送信順序は基本的に
は番号順(送信要求の発生順)に行なわれる。また、無
線端末(PS局)102へのデータ送信は、無線端末
(PS局)102におけるデータ受信可能期間にしか送
信されないため、送信要求が発生した時間が早くても1
回の期間内に入りきらなければ次の送信機会へ先送りさ
れる。このため、間欠電源投入型移動局13への送信デ
ータは基地局11内のメモリ(符号33,34参照)に
バッファリングされて送信待機状態となる。
【0013】このような構成により、移動端末102で
は、移動端末102自身の位置に該当する無線エリアを
収容する基地局101の発信するビーコン信号に同期
し、基地局101がPS局としての移動端末102に対
してデータ送信を行なう期間〔時点(t1)〜(t
2),(t4)〜(t5)参照〕のみ電源を投入する。
これにより、受信されたビーコン信号に含まれる自局宛
の送信データの有無に関する情報をチェックする。
【0014】ここで、移動端末102では、自局当ての
データがあればそれを受信し、自局宛データが無ければ
次の受信予定期間まで電源をパワーオフすることで消費
電力の削減を図っている。例えば、図22における時点
(t1)において受信されるビーコン信号に含まれるデ
ータ送信情報に基づいて、第1のPS局としての無線端
末(PS1)102においてはデータ“1”を受信し、
第2のPS局としての無線端末(PS2)102におい
てはデータ“2”を受信する。
【0015】同様に、時点(t4)にて受信されるビー
コン信号に含まれるデータ送信情報に基づき、無線端末
(PS1)102においてはデータ“8”を受信し、第
2のPS局としての無線端末(PS2)102において
はデータ“5”を受信する。なお、図22に示すタイム
チャートにおいて、基地局101から移動端末102に
送信されるデータに付されている番号情報は、基地局1
01側において送信要求の上がった順番を示すもので、
各データはこの番号情報の順番に従って送信されるよう
になっている(送信データ“5”,“8”については、
PS局宛のデータであり、時点(t2)〜(t4)にて
送信されるCA局(CA1,CA2)宛のデータ
“6”,“7”,…,“11”に比して送信タイミング
は遅れている)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような無線通信システムとしての無線LANにおいて
は、基地局101に接続している移動端末102のう
ち、PS局として動作するものとそれ以外のCA局の数
は不定であり、また、基地局101から移動端末102
に対するデータ送信量,タイミングについても不定であ
り、移動端末102において基地局101からのデータ
を受信しうる期間を、一定間隔のビーコン信号に基づい
て割り当てる手法ではこれらに対応することができない
という課題がある。
【0017】即ち、一般的に送信データの流れを良くし
てスループットを上げるために、PS局が受信しうる省
電力動作用のビーコン信号を送信する間隔を狭く設定し
た場合には、PS局としての移動端末102側では電源
が投入される頻度が大きくなり、結果的に移動端末10
2側の消費電力が大きくなる。また、消費電力を抑えよ
うとして、上述の省電力動作用のビーコン信号を送信す
る間隔を広く設定した場合には、基地局101側の送信
データの流れが低下するのでスループットが低下するの
である。
【0018】さらに、例えば図23に示すように、時点
(s1)における省電力制御用のビーコン信号の送信後
の、PS局としての移動端末102が基地局101から
データ信号を受信しうる受信可能期間中において〔時点
(s1)〜(s2)参照〕、移動端末102から基地局
101へ上りデータ“A”が発生すると、当該受信可能
期間内に、送信を予定していたデータ(データ“3”)
を受信できなくなり、スループットが低下するという課
題もある。
【0019】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ビーコン信号の間隔を可変としたり、移動局
へのデータに優先度を付けて送信することにより、スル
ープット向上及び省電力化をともに図ることができるよ
うにした、無線通信システム,無線通信システム用基地
局および間欠電源投入型移動局を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であり、この図1において、1−1は無線通信シ
ステムであり、この無線通信システム1−1は、一定期
間をデータ受信可能期間として設定される間欠電源投入
型移動局3−1及び通常移動局4−1を収容するととも
に、間欠電源投入型移動局3−1との間で無線通信を行
なう基地局2−1により構成されている。
【0021】ここで、基地局2−1は、間欠電源投入型
移動局3−1に対するビーコン信号を定期的に発信して
間欠電源投入型移動局3−1を制御しながら間欠電源投
入型移動局3−1との無線通信を行なうものであり、優
先送信手段2aをそなえている。さらに、間欠電源投入
型移動局3−1は、基地局2−1からのビーコン信号の
受信タイミングに同期して電源投入状態に移行し、ビー
コン信号受信後の一定期間をデータ受信可能期間とする
ものである。
【0022】即ち、優先送信手段2aは、間欠電源投入
型移動局3−1のデータ受信可能期間中に間欠電源投入
型移動局3−1へ送信すべきデータがある場合、当該デ
ータを、常時電源投入状態の通常移動局4−1への送信
データに優先して送信するものである(請求項8)。上
述の構成により、本発明の無線通信システム1−1で
は、基地局2−1では、間欠電源投入型移動局3−1に
対するビーコン信号を定期的に発信するが、間欠電源投
入型移動局3−1では、この基地局2−1からのビーコ
ン信号の受信タイミングに同期して電源投入状態に移行
しビーコン信号受信後の一定期間をデータ受信可能期間
とする。これにより、基地局2−1では間欠電源投入型
移動局3−1との間で無線通信を行なうことができる。
【0023】また、基地局2−1の優先送信手段2aに
より、間欠電源投入型移動局3−1のデータ受信可能期
間中に間欠電源投入型移動局3−1へ送信すべきデータ
がある場合、当該データを、常時電源投入状態の通常移
動局4−1への送信データに優先して送信している(請
求項1)。また、図2についても本発明の原理ブロック
図であり、この図2において、1−2は無線通信システ
ムであり、この無線通信システム1−2は、間欠電源投
入型移動局3−2を収容するとともに、間欠電源投入型
移動局3−2との間で無線通信を行なう基地局2−2に
より構成されている。
【0024】また、基地局2−2は、間欠電源投入型移
動局3−2に対するビーコン信号を定期的に発信して間
欠電源投入型移動局3−2を制御しながら間欠電源投入
型移動局3−2との無線通信を行なうものであり、期間
延長通知手段2bをそなえている。さらに、間欠電源投
入型移動局3−2は、ビーコン信号の受信タイミングに
同期して電源投入状態に移行し、ビーコン信号受信後の
一定期間をデータ受信可能期間とするものであり、電源
制御手段3aをそなえている。
【0025】ここで、基地局2−2の期間延長通知手段
2bは、間欠電源投入型移動局3−1のデータ受信可能
期間を超えて連続的にデータ送信を行なう場合、間欠電
源投入型移動局3−1に対して、データ受信可能期間を
超えてデータを受信する必要がある旨を期間延長情報と
して通知するものである(請求項9)。また、間欠電源
投入型移動局3−2の電源制御手段3aは、基地局2−
2の期間延長通知手段2bから、データ受信可能期間を
超えてデータを受信する必要がある旨の期間延長情報を
受信すると、基地局2−2から連続的に送信されてくる
データを全て受信するまで、電源投入状態を維持してデ
ータ受信可能期間を延長するものである(請求項1
4)。
【0026】上述の構成により、本発明の無線通信シス
テム1−2においても、前述の無線通信システム1−1
と同様に基地局2−2と間欠電源投入型移動局3−2と
の間で無線通信が行なわれる。また、基地局2−2が、
間欠電源投入型移動局3−2のデータ受信可能期間を超
えて連続的にデータ送信を行なう場合、期間延長通知手
段2bにより、間欠電源投入型移動局3−2に対して、
データ受信可能期間を超えてデータを受信する必要があ
る旨を期間延長情報として通知するとともに、間欠電源
投入型移動局3−2の電源制御手段3aでは、基地局2
−2から期間延長情報を受信すると、基地局2−2から
連続的に送信されてくるデータを全て受信するまで、電
源投入状態を維持してデータ受信可能期間を延長する
(請求項2)。
【0027】また、図3についても本発明の原理ブロッ
ク図であり、この図3において、1−3は無線通信シス
テムであり、この無線通信システム1−3は、間欠電源
投入型移動局3−3を収容するとともに、間欠電源投入
型移動局3−3との間で無線通信を行なう基地局2−3
により構成されている。また、基地局2−3は、間欠電
源投入型移動局3−3に対するビーコン信号を定期的に
発信して間欠電源投入型移動局3−3を制御しながら間
欠電源投入型移動局3−3との無線通信を行なうもので
あり、送信情報通知手段2c及び期間外送信手段2dを
そなえている。
【0028】さらに、間欠電源投入型移動局3−3は、
ビーコン信号の受信タイミングに同期して電源投入状態
に移行し、ビーコン信号受信後の一定期間をデータ受信
可能期間とするものであり、電源制御手段3bをそなえ
ている。また、基地局2−3の送信情報通知手段2c
は、間欠電源投入型移動局3−3のデータ受信可能期間
中に間欠電源投入型移動局3−3へ送信するデータに関
する送信情報を間欠電源投入型移動局3−3に予め通知
するものであり、期間外通知手段2dは、送信情報に含
まれるデータをデータ受信可能期間中に送信できなかっ
た場合には、当該データをデータ受信可能期間を終了し
てから所定時間内に送信するものである(請求項1
0)。
【0029】さらに、間欠電源投入型移動局3−3の電
源制御手段3bは、データ受信可能期間中に基地局2−
3が送信するデータに関する送信情報を基地局2−3の
送信情報通知手段2cから予め通知され、送信情報に含
まれるデータをデータ受信可能期間中に受信していない
場合、電源投入状態を維持してデータ受信可能期間を所
定時間だけ延長するものであり(請求項15)、データ
受信可能期間を終了してから所定時間内に送信情報に含
まれるデータを全て受信した時点で電源供給を停止させ
ることもできる(請求項16)。
【0030】上述の構成により、本発明の無線通信シス
テム1−3においても、前述の無線通信システム1−1
と同様に基地局2−3と間欠電源投入型移動局3−3と
の間で無線通信が行なわれる。即ち、基地局2−3の送
信情報通知手段2cが、間欠電源投入型移動局3−3の
データ受信可能期間中に間欠電源投入型移動局3−3へ
送信するデータに関する送信情報を間欠電源投入型移動
局3−3に予め通知し、送信情報に含まれるデータをデ
ータ受信可能期間中に送信できなかった場合には、期間
外通知手段2dは、当該データをデータ受信可能期間を
終了してから所定時間内に送信する。
【0031】また、間欠電源投入型移動局3−3の電源
制御手段3bでは、基地局2−3から予め通知された送
信情報に含まれるデータをデータ受信可能期間中に受信
していない場合、電源投入状態を維持してデータ受信可
能期間を所定時間だけ延長する一方(請求項3)、デー
タ受信可能期間を終了してから所定時間内に送信情報に
含まれるデータを全て受信した時点で電源供給停止状態
へ移行する(請求項4)。
【0032】さらに、図4についても本発明の原理ブロ
ック図であり、この図4において、1−4は無線通信シ
ステムであり、この無線通信システム1−4は、間欠電
源投入型移動局3−4を収容するとともに、間欠電源投
入型移動局3−4との間で無線通信を行なう基地局2−
4により構成されている。また、基地局2−4は、間欠
電源投入型移動局3−4に対するビーコン信号を定期的
に発信して間欠電源投入型移動局3−4を制御しながら
間欠電源投入型移動局3−4との無線通信を行なうもの
であり、信号発信間隔変更手段2eをそなえている。
【0033】さらに、間欠電源投入型移動局3−4は、
ビーコン信号の受信タイミングに同期して電源投入状態
に移行し、ビーコン信号受信後の一定期間をデータ受信
可能期間とするものであり、ビーコン信号受信タイミン
グ変更手段3cをそなえている。ここで、基地局2−4
のビーコン信号発信間隔変更手段2eは、間欠電源投入
型移動局3−4への送信データ量に応じて、間欠電源投
入型移動局3−4に対するビーコン信号の発信間隔を変
更するものである(請求項11)。
【0034】具体的には、このビーコン信号発信間隔変
更手段2eでは、送信データ量が増加した場合には、発
信間隔を狭くする一方(請求項12)、送信データ量が
減少した場合には、発信間隔を広くすることもできる
(請求項13)。また、ビーコン信号受信タイミング変
更手段3cでは、基地局2−4のビーコン信号発信間隔
変更手段2eにおいて、送信データ量に応じてビーコン
信号の発信間隔を変更した場合、電源投入状態へ移行す
るビーコン信号受信タイミングを発信間隔に応じて変更
するものである(請求項17)。
【0035】上述の構成により、本発明の無線通信シス
テム1−4においても、前述の無線通信システム1−1
と同様に基地局2−4と間欠電源投入型移動局3−4と
の間で無線通信が行なわれる。また、基地局2−4のビ
ーコン信号発信間隔変更手段2eが、間欠電源投入型移
動局3−4への送信データ量に応じて、間欠電源投入型
移動局3−4に対するビーコン信号の発信間隔を変更す
るとともに、間欠電源投入型移動局3−4のビーコン信
号受信タイミング変更手段3cが、電源投入状態へ移行
するビーコン信号受信タイミングを発信間隔に応じて変
更する(請求項5)。
【0036】具体的には、ビーコン信号受信タイミング
変更手段3cでは、送信データ量が増加した場合は発信
間隔を狭くし、送信データ量が減少した場合は発信間隔
を広くするように変更する(請求項5〜7)。
【0037】
【発明の実施の形態】
(a)本発明の一実施形態の無線通信システムの説明 図5は本発明の一実施形態にかかる無線通信システムを
適用した通信モデルを示すブロック図であり、この図5
において、10は無線通信システムとしての無線LAN
(Local Area Network)であり、この無線LAN10
は、前述の図21にて示したものと同様に、複数の通常
移動局12及び間欠電源投入型移動局13(以下、単に
移動局12,13と記載する場合がある)をそなえると
ともに、自身の無線エリア14に位置する移動局12,
13を収容する基地局11とにより構成されている。
【0038】即ち、これらの無線LAN10内における
基地局11と移動局12,13間においては、ケーブル
レスで無線ネットワークと接続されることにより通信を
行なうことができるようになっている。また、これらの
移動局12,13は、例えばパーソナルコンピュータ等
により、データ通信を行なうデータ通信用移動端末とし
て構成されることができる。さらに、通常移動局12は
常時電源投入状態にあるものであり、間欠電源投入型移
動局13は、後述のビーコン信号の受信タイミングに同
期して電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定
期間をデータ受信可能期間とするものである。
【0039】換言すれば、間欠電源投入型移動局13で
は間欠的に電源が投入されるようになっているので、省
電力型の移動局として構成されるようになっている。ま
た、無線LAN10における複数の基地局11は、通常
移動局12,間欠電源投入型移動局13に対するビーコ
ン信号を定期的に発信して通常移動局12及び間欠電源
投入型移動局13を制御しながら通常移動局12,間欠
電源投入型移動局13との無線通信を行なうものであ
る。
【0040】即ち、複数の基地局11は、有線端末16
を収容する有線ネットワーク15を介して接続されてお
り、これにより、各基地局11に収容される移動局1
2,13は、その基地局11を経由して有線ネットワー
ク15又は無線ネットワーク上の端末(移動局12又は
有線端末15)との間で通信を行なうことができる。と
ころで、上述の基地局11は詳細には図6に示すような
ハードウェア構成を有している。即ち、この図6に示す
ように、MPU(MicroProcessor Unit,MPU SPARK Lite)
21,PCMCIA(Personal Computer Memory Card I
nternationalAssociation) コントローラ22,LAN
C(LAN Controller)24,SRAM25,FLASH
ROM26,DRAM27及びEPROM28が、バス
29を介して相互に接続されている。
【0041】ここで、MPU21はバス29を介して接
続された各機能部全体を制御するとともに基地局11自
身の収容する移動局12,13との接続情報を管理する
ものである。また、PCMCIAコントローラ22は、
移動局12,13との間の無線信号の送受を行なう無線
部としての機能を有する無線LANカード23に接続さ
れて、無線LANカード23を制御するものである。
【0042】換言すれば、無線LANカード23は、基
地局11の本体にそなえられた図示しないカード挿入口
に挿入されることにより、PCMCIAコントローラ2
2と接続されるようになっている。なお、無線LANカ
ード23は、詳細には後述する図7に示すようなハード
ウェア構成を有している。さらに、LANC24は、有
線ネットワーク15に接続され、この有線ネットワーク
15と、基地局11自身の収容する移動局12,13と
の間の通信の際に用いられる無線ネットワークとの間を
インタフェースするものである。
【0043】また、SRAM25,FLASH ROM
26,DRAM27及びEPROM28により、プログ
ラム,プログラム運用データ(例えば基地局11自身の
収容する移動局12,13との接続情報あるいは移動局
12,13の管理情報等を含む)を記憶する記憶部20
を構成するものである。ところで、移動局12,13は
基地局11及び有線ネットワーク14を介してデータを
通信を行なうようになっているが、無線信号によりデー
タ信号を送受する機能を有する無線部は、詳細には図7
に示すようなハードウェア構成を有している。
【0044】即ち、移動局12,13の無線部として用
いられるハードウェア構成についても、基地局11のP
CMCIAコントローラ22に接続された無線LANカ
ード23と同様、図7に示すような構成を有することが
できるのである(移動局12,13を構成する無線LA
Nカードの符号については‘23A’とする)。ここ
で、この図7に示す無線LANカード23,23Aにお
いて、31はPCMCIAインタフェースであり、この
PCMCIAインタフェース31は、無線LANカード
23,23Aの外部(例えば無線LANカード23では
PCMCIAコントローラ22)との間において信号の
やり取りを行なう際のインタフェースとして機能するも
のである。
【0045】また、32はプログラムを実行し無線LA
Nカード23,23A全体を統括制御するMPU、33
はプログラム等を格納し例えば512KBの記憶容量を
有するFLASH ROM、34はプログラム運用デー
タや通信データ等を格納し例えば512KBの記憶容量
を有するDRAMである。また、上述のPCMCIAイ
ンタフェース31,MPU32,FLASH ROM3
3及びDRAM34とともに、後述のMAC制御部35
a,タイマ35b及びシリアルインタフェース35cが
バス30を介して相互に接続されており、これにより、
MPU32では、バス30を介して接続された各機能部
を制御するようになっている。
【0046】さらに、35は第1集積回路であり、この
第1集積回路35は、MAC(Media Access Control)
制御部35a,タイマ35b,シリアルインタフェース
35c及び第1PHY(PHYsical)制御部35dにより構
成されるものである。ここで、MAC制御部35aは、
無線回線を介してデータを送信する際のデータの送出順
制御を行なうものであり、第1PHY制御部35dは、
送信信号及び受信信号についてのシリアル/パラレル変
換処理を行なう等の物理層インタフェースとして機能す
るものである。また、上述のMAC制御部35a,タイ
マ35b、第1集積回路35が構成されるようになって
いる。
【0047】また、36は第2集積回路であり、この第
2集積回路36は、送信信号及び受信信号についての周
波数変換処理を行なう等の物理層インタフェースとして
機能するPHY制御部36aをそなえている。なお、3
7は送受信部であり、この送受信部37はアンテナ38
を介して無線信号を送受するものである。
【0048】ところで、上述の基地局11における無線
LANカード23を構成するMPU32,FLASH
ROM33及びDRAM34におけるソフトウェア等に
よる制御により、図8に示すようなフレーム送信処理部
40としての機能を有するほか、図9に示すようなフレ
ーム受信処理部50としての機能を有することができ
る。
【0049】ここで、フレーム送信処理部40は、ビー
コン送信処理部41,データ送信処理部42,ACK(A
CKnowledge)送信処理部43,レスポンスフレーム送信
処理部44,CTS(Clear To Send)フレーム送信処理
部45及びタイマ制御部46としての機能を有してい
る。即ち、ビーコン送信処理部41は、基地局11と移
動局12,13との間の同期を取るためのビーコン信号
を生成するとともに移動局12,13に対して送信する
ものであって、通常移動局12に対するビーコン信号を
生成・送信する通常ビーコン作成部41a及び省電力局
としての間欠電源投入型移動局13に対するビーコン信
号を生成・送信する省電力局制御用ビーコン作成部41
bにより構成されている。
【0050】また、データ送信処理部42は、移動局1
2,13に対する送信データについての送信処理を行な
うものであり、ACK送信処理部43は、移動局12,
13からの受信信号について受信確認通知信号を送信す
るものであり、レスポンスフレーム送信処理部44は、
後述の移動局12,13からのリクエストフレームを受
信したことに対しての応答信号としてのレスポンスフレ
ームを移動局12,13に対して送信するものである。
【0051】さらに、CTSフレーム送信処理部45
は、移動局12,13に、基地局11に対してデータ信
号を送信することが可能である旨を通知するためのCT
Sフレームを送信するものであり、タイマ制御部46
は、フレーム送信処理部40から送信されるデータ信号
あるいはビーコン信号等の制御信号の送信タイミングを
生成するためのものである。
【0052】また、図9に示すフレーム受信処理部50
は、データ受信処理部51,ACK(ACKnowledge)受信
処理部52,リクエストフレーム受信処理部53及びR
TS(Request To Send)フレーム受信処理部54として
の機能を有している。即ち、データ受信処理部51は、
移動局12,13からの受信データについての受信処理
を行なうものであり、ACK受信処理部52は、基地局
11から移動局12,13に対して信号を送信したこと
に対する受信確認通知信号を、移動局12,13から受
信するものである。
【0053】また、リクエストフレーム受信処理部53
は、移動局12,13からのリクエストフレームを受信
するものであり、RTSフレーム受信処理部54は、移
動局12,13からのデータ信号の送信を要求する旨を
通知するためのRTSフレームを受信するものである。
さらに、上述の移動局12,13においても、無線LA
Nカード23Aを構成するMPU32,FLASH R
OM33及びDRAM34におけるソフトウェア等の制
御により、図10に示すようなフレーム送信処理部60
としての機能を有するほか、図11に示すようなフレー
ム受信処理部70としての機能を有することができる。
【0054】即ち、この図10に示すフレーム送信処理
部60は、データ送信処理部61,ACK(ACKnowledg
e)送信処理部62,リクエストフレーム送信処理部6
3,RTS(Request To Send)フレーム送信処理部64
及び電力制御部65としての機能を有している。ここ
で、データ送信処理部61は、移動局12,13から基
地局11に対してデータの送信処理を行なうものであ
り、ACK送信処理部62は、基地局11から移動局1
2,13に対する送信信号を受信したことに対する送信
確認通知信号を、基地局11に対して送信するものであ
る。
【0055】また、リクエストフレーム送信処理部63
は、基地局11に対してリクエストフレームを送信する
ものであり、RTSフレーム送信処理部64は、基地局
11に対して、信号の送信を要求する旨を通知するため
のRTSフレームを送信するものである。さらに、電力
制御部65は、移動局12,13からデータ信号又は制
御フレームを送信する際の送信電力を制御するものであ
り、タイマ制御部65aをそなえている。即ち、タイマ
65aによるタイマカウント情報に基づいて、上述のデ
ータ信号又は制御フレームの送信電力が制御されるよう
になっているのである。
【0056】また、図11に示すフレーム受信処理部7
0は、ビーコン受信処理部71,データ受信処理部7
2,ACK受信処理部73,レスポンスフレーム受信処
理部74,CTSフレーム受信処理部75及びタイマ制
御部76としての機能を有している。即ち、ビーコン受
信処理部71は、基地局11からのビーコン信号の受信
処理を行なうものであって、受信されたビーコン信号を
解析する制御用ビーコン解析処理部71aをそなえてい
る。
【0057】また、データ受信処理部72は基地局11
からのデータについて受信処理を行なうものであり、A
CK受信処理部73は上述の基地局11からの受信確認
通知信号を受信するものであり、レスポンスフレーム受
信処理部74は基地局11からのレスポンスフレームを
受信するものである。さらに、CTSフレーム受信処理
部75は基地局11からのCTSフレームを受信するも
のであり、電力制御部76は電源のオンオフ状態を制御
するものであって、この電力制御部76による電源のオ
ンオフ状態は、タイマ制御部76aによるタイマカウン
ト値に基づいて制御されるようになっている。
【0058】(b)本実施形態にかかる無線通信システ
ムにおける、基地局と移動局との接続動作の説明 上述の構成により、本発明の一実施形態にかかる無線通
信システムでは、基地局11と移動局12,13との間
の通信を行なう際には、必要に応じて、所望の基地局1
1との間において上述のリクエストフレーム及びレスポ
ンスフレームのやり取りを行なうことにより、自身の移
動局12,13を収容する基地局11が設定(移動局1
2,13と基地局11とを接続)するようになってい
る。
【0059】即ち、移動局12,13自身が移動するこ
とによって、移動局12,13が収容されている基地局
11を変更する場合には、図12に示すように、移動局
12,13側のリクエストフレーム送信処理部63から
基地局11に対し、リクエストフレームを動作モード情
報(間欠電源投入型移動局か又は通常移動局かの識別情
報)とともに送信することにより、変更先の基地局11
に対する接続依頼を行なう(信号S1参照)。
【0060】また、基地局11における無線LANカー
ド23Aにおいては、リクエストフレーム受信処理部5
3で移動局12,13からのリクエストフレームを受信
すると、基地局本体11Aに対してへ登録依頼を行なう
(信号S2参照)。その後、基地局本体11Aでは移動
局12,13の接続に関する登録処理(移動局12,1
3の動作モード等の格納)が行なわれてから、無線LA
Nカード23に対して応答を出力する(信号S3参
照)。
【0061】基地局本体11Aからの応答を受信した無
線LANカード23では、レスポンスフレーム送信処理
部44において、リクエストフレームに対する応答とし
てのレスポンスフレームを送信することにより、基地局
11から移動局12,13に対する接続応答通知を送信
する(信号S4参照)。なお、移動局12,13では、
レスポンスフレーム受信処理部74において上述のレス
ポンスフレームを受信することにより、所望の基地局1
1と接続されたことを認識することができる。
【0062】(c)本実施形態にかかる無線通信システ
ムの第1の信号送受信態様の説明 上述のごとく基地局11と移動局12,13とが接続さ
れると、本実施形態にかかる無線通信システムとしての
無線LAN10の第1の信号送受信態様として、基地局
11と移動局12,13との間においては、以下に示す
ように信号のやり取りが行なわれている。
【0063】例えば、図13に示すように、有線ネット
ワーク15からのデータを基地局本体11Aにおいて受
信した場合には、MPU21において、受信したデータ
のアドレス情報に基づき、基地局本体11Aの記憶部2
0を参照することにより、移動局12,13へのデータ
かをチェックする。さらに、MPU21では、有線ネッ
トワーク15から受信したデータが移動局12,13へ
のデータである場合には、PCMCIAコントローラ2
2を介し、移動局12,13宛データとして、宛て先の
移動局12,13の動作モード情報と共に無線LANカ
ード23へ設定する。
【0064】これにより、無線LANカード23では、
宛て先の移動局12,13に対して、動作モードに合わ
せてデータを送信することができる。例えば、図14の
フローチャートに示すように、基地局11のタイマ制御
部46の制御に基づき、ビーコン送信処理部41からの
ビーコン信号の送信タイミングが来たときには(ステッ
プA1のYESルート)、必要に応じて省電力制御用ビ
ーコンである旨を示す情報を設定してからビーコン信号
を送信する。
【0065】具体的には、そのビーコン信号の送信タイ
ミングが省電力制御用ビーコンの送信タイミングであっ
て(ステップA2のYESルート)、その基地局11の
配下に省電力制御を行なう端末としての間欠電源投入型
移動局13があり(ステップA3のYESルート)、さ
らに、基地局11において当該間欠電源投入型移動局1
3のいずれかに対するデータ送信要求が発生している場
合においては(ステップA4のYESルート)、省電力
制御用ビーコン作成部41bにおいて、省電力制御用ビ
ーコンである旨を示す情報を設定することによりビーコ
ン信号を送信するのである(ステップA5,ステップA
6)。
【0066】なお、上述のビーコン信号に含まれる情報
は、送信先としての間欠電源投入型移動局13を識別す
るための情報を含んでおり、これにより、ビーコン信号
を受信した各間欠電源投入型移動局13では、自局宛の
データがある場合には電源投入状態を維持し、自局宛の
データが無い場合には電源をオフとすることができる。
【0067】換言すれば、間欠電源投入型移動局13で
は、ビーコン受信処理部71にて受信されたビーコン信
号について、制御用ビーコン解析処理部71aにて解析
し、その解析結果に基づいて電力制御部76を制御して
いる。即ち、電力制御部76の制御に基づいて、省電力
制御用のビーコン信号の受信タイミングに同期して電源
投入状態に移行して、ビーコン信号受信後の一定期間を
データ受信可能期間としている。
【0068】また、制御用ビーコン解析処理部71aに
おいて、受信されたビーコン信号に含まれる送信データ
情報(ビーコン信号送信後に送信されるデータの宛て先
局情報)を解析し、自局宛のデータがある場合は電源投
入状態を維持し、自局宛のデータが無い場合には電源を
オフとする。なお、ビーコン信号の送信タイミングが省
電力制御用ビーコンの送信タイミングでない場合や(ス
テップA2のNOルート)、基地局11の配下に間欠電
源投入型移動局13がない場合や(ステップA3のNO
ルート)、又は基地局11において間欠電源投入型移動
局13のいずれかに対するデータ送信要求が発生してい
ない場合においては(ステップA4のNOルート)、通
常ビーコン作成部41aにおいて、通常移動局12に対
するビーコン信号を作成し、このビーコン信号を送信す
る。
【0069】具体的には、図15のタイムチャートに示
すように、基地局11のビーコン送信処理部41によ
り、2つの通常移動局(CA1,CA2)12及び2つ
の間欠電源投入型移動局(PS1,PS2)13に送信
するビーコン信号のうち、3回のビーコン信号毎に省電
力局制御用のビーコン(記号“◎”参照)を送信し、残
りの2回を通常ビーコン作成部41aにて作成された通
常移動局12用のビーコン(記号“○”参照)を送信す
るようになっている。
【0070】さらに、基地局11が、間欠電源投入型移
動局13のデータ受信可能期間中に間欠電源投入型移動
局13へ送信すべきデータがある場合、当該データを、
常時電源投入状態の通常移動局12への送信データに優
先して送信している。具体的には、基地局11のデータ
送信処理部42では、上述のビーコン信号を送信後、基
本的にはデータ送信要求が発生した順番にデータが送信
されるが、特に、省電力制御用のビーコン信号が送信さ
れた後の次にビーコン信号が送信されるまでは〔図15
における時点(u1)〜(u2)参照〕、間欠電源投入
型移動局13に対して送信すべきデータを、通常移動局
12に対して送信すべきデータに優先して送信する。
【0071】例えば、基地局11のデータ送信処理部4
2では、5番目に送信要求の発生したデータ(間欠電源
投入型移動局(PS2)13に対して送信すべきデータ
“5”)を3,4番目に発生した通常移動局(CA2,
CA1)12への送信データ“3”,“4”よりも優先
して先に送信しており、これにより、通常移動局12へ
のデータ送信の遅延を抑制しながら間欠電源投入型移動
局13へのデータ送信の遅延が大きくなることを回避し
ている。
【0072】換言すれば、上述の基地局11のデータ送
信処理部42を構成するMPU32及びMPU32,F
LASH ROM33及びDRAM34により、間欠電
源投入型移動局13のデータ受信可能期間中に間欠電源
投入型移動局13へ送信すべきデータがある場合、当該
データを、常時電源投入状態の通常移動局12への送信
データに優先して送信する優先送信手段としての機能を
有している。
【0073】なお、各移動局12,13では、データ受
信処理部72にて基地局11からデータを受信する毎
に、ACK送信処理部62において、受信確認信号とし
てのACK信号を基地局11に対して送信している。こ
れにより、通常移動局12へのデータに優先して省電力
動作を行なう間欠電源投入型移動局13へのデータを送
信することにより、通常移動局12宛データの送信遅延
をそれほど大きくせずに、間欠電源投入型移動局13宛
データの送信遅延が大きくなることを防ぐことができる
のである。
【0074】このように、本実施形態にかかる無線通信
システムによれば、基地局11が、間欠電源投入型移動
局13のデータ受信可能期間中に間欠電源投入型移動局
13へ送信すべきデータがある場合、当該データを、常
時電源投入状態の通常移動局12への送信データに優先
して送信することができるので、省電力動作を行なって
いる間欠電源投入型移動局13の消費電力を抑制しつ
つ、その間欠電源投入型移動局13に対する基地局11
からの送信スループットを向上させることができ、延い
ては基地局11が間欠電源投入型移動局13へのデータ
をバッファリングするための負荷を減らすことができる
利点がある。
【0075】(d)本実施形態にかかる無線通信システ
ムの第2の信号送受信態様の説明 また、本実施形態にかかる無線通信システムとしての無
線LAN10では、第2の信号送受信態様として、以下
に示すように基地局11と移動局12,13との間で信
号のやり取りを行なうことができる。即ち、基地局11
から間欠電源投入型移動局13へのデータ送信を連続し
て行なう場合はその旨を通知し、間欠電源投入型移動局
13ではその通知を受けてデータ受信後の省電力状態
(電源をオフとする状態)への移行を遅らせて連続して
データを受信することができるのである。
【0076】換言すれば、基地局11が、間欠電源投入
型移動局13のデータ受信可能期間を超えて連続的にデ
ータ送信を行なう場合、間欠電源投入型移動局13に対
して、データ受信可能期間を超えてデータを受信する必
要がある旨を期間延長情報として通知するとともに、間
欠電源投入型移動局13が、基地局11から期間延長情
報を受信すると、基地局11から連続的に送信されてく
るデータを全て受信するまで、電源投入状態を維持して
データ受信可能期間を延長することができる。
【0077】これにより、間欠電源投入型移動局13の
ビーコン信号受信処理部71及びデータ受信処理部72
において期間延長情報を受信すると、電力制御部76で
は、連続的に送信されてくるデータを全て受信するま
で、電源投入状態を維持するように制御している。具体
的には、図16のフローチャートに示すように、省電力
局としての間欠電源投入型移動局13へのデータの送信
タイミングにおいて(ステップB1のYESルート)、
間欠電源投入型移動局13宛のデータが存在する場合に
は(ステップB2のYESルート)、この間欠電源投入
型移動局13に対して、以下に示すようにデータが送信
される。
【0078】即ち、間欠電源投入型移動局13に対して
データ受信可能期間を超えて送信すべきデータがある場
合、換言すれば、間欠電源投入型移動局13においてデ
ータ受信可能期間を超えて受信する必要のあるデータが
ある場合は、その旨を示す期間延長情報を付加してデー
タを送信する(ステップB3のYESルートからステッ
プB4)。
【0079】また、データ受信可能期間を超えて受信す
る必要のあるデータがない場合には、間欠電源投入型移
動局13宛の送信データをそのまま当該間欠電源投入型
移動局13に対して送信する(ステップB3のNOルー
トからステップB5)。従って、上述のビーコン送信処
理部41及びデータ送信処理部42を構成するMPU3
2,FLASH ROM33及びDRAM34により、
間欠電源投入型移動局13のデータ受信可能期間を超え
て連続的にデータ送信を行なう場合、間欠電源投入型移
動局13に対して、データ受信可能期間を超えてデータ
を受信する必要がある旨を期間延長情報として通知する
期間延長通知手段としての機能を有している。
【0080】なお、上述の期間延長情報は、基地局11
のデータ送信処理部42から間欠電源投入型移動局13
に対して送信される送信データに含ませることにより通
知することができるほか、ビーコン送信処理部41から
送信されるビーコン信号に含ませることにより通知する
ことができる。さらに、基地局11では、間欠電源投入
型移動局13に対して連続して送信すべきデータを送信
する(ステップB6のYESルートからステップB
5)。また、期間延長情報を受信した間欠電源投入型移
動局13では、連続して受信する必要のあるデータの受
信が終了するまで電源投入状態を維持してデータ受信可
能期間を延長するのである。
【0081】換言すれば、間欠電源投入型移動局13の
ビーコン信号受信処理部71,データ受信処理部72に
おいて受信されたビーコン信号あるいはデータ信号に基
づき、期間延長情報を受信すると、電力制御部76で
は、基地局11から連続的に送信されてくるデータを全
て受信するまで電源投入状態を維持するように制御す
る。
【0082】従って、上述のビーコン信号受信処理部7
1,データ受信処理部72及び電力制御部76により、
データ受信可能期間を超えてデータを受信する必要があ
る旨の期間延長情報を受信すると、基地局11から連続
的に送信されてくるデータを全て受信するまで、電源投
入状態を維持してデータ受信可能期間を延長する電源制
御手段としての機能を有している。
【0083】その後、上述の間欠電源投入型移動局13
に対するデータ送信が終了した後に、データ受信可能期
間を超えていない場合には、再び他の間欠電源投入型移
動局13宛のデータの送信処理を行なう(ステップB7
のNOルートからステップB2)。また、上述の間欠電
源投入型移動局13に対するデータ送信が終了した後
に、データ受信可能期間を超えている場合は、通常局と
しての通常移動局12宛のデータ送信処理を行なう(ス
テップB8)。
【0084】このように、本実施形態にかかる無線通信
システムによれば、基地局11が、間欠電源投入型移動
局13のデータ受信可能期間を超えて連続的にデータ送
信を行なう場合、間欠電源投入型移動局13に対して、
データ受信可能期間を超えてデータを受信する必要があ
る旨を期間延長情報として通知するとともに、間欠電源
投入型移動局13が、基地局11から期間延長情報を受
信すると、基地局11から連続的に送信されてくるデー
タを全て受信するまで、電源投入状態を維持してデータ
受信可能期間を延長することができるので、省電力動作
を行なっている間欠電源投入型移動局13の消費電力を
抑制しつつ、その間欠電源投入型移動局13に対する基
地局11からの送信スループットを向上させることがで
き、延いては基地局11が間欠電源投入型移動局13へ
のデータをバッファリングするための負荷を減らすこと
ができる利点がある。
【0085】特に、一つの間欠電源投入型移動局13に
対して連続してデータを送信することができ、間欠電源
投入型移動局13の飛躍的なスループット向上に寄与す
ることができる。 (e)本実施形態にかかる無線通信システムの第3の信
号送受信態様の説明 また、本実施形態にかかる無線通信システムとしての無
線LAN10では、第3の信号送受信態様として、以下
に示すように基地局11と移動局12,13との間で信
号のやり取りを行なうことができる。
【0086】即ち、基地局11が、間欠電源投入型移動
局13のデータ受信可能期間中に間欠電源投入型移動局
13へ送信するデータに関する送信情報を間欠電源投入
型移動局13に予め通知し、送信情報に含まれるデータ
をデータ受信可能期間中に送信できなかった場合には、
当該データをデータ受信可能期間を終了してから所定時
間内に送信するとともに、間欠電源投入型移動局13
が、基地局11から予め通知された送信情報に含まれる
データをデータ受信可能期間中に受信していない場合、
電源投入状態を維持してデータ受信可能期間を所定時間
だけ延長することができるのである。
【0087】例えば、基地局11のビーコン送信処理部
41においては、ビーコン送信タイミングにて送信され
るビーコン信号に、間欠電源投入型移動局13のデータ
受信可能期間中に間欠電源投入型移動局13へ送信する
データに関する送信情報を含んで送信しておく。これに
より、上述のビーコン送信処理部41は、間欠電源投入
型移動局13のデータ受信可能期間中に間欠電源投入型
移動局13へ送信するデータに関する送信情報を間欠電
源投入型移動局13に予め通知する送信情報通知手段と
しての機能を有している。
【0088】その後、図17のフローチャートに示すよ
うに、省電力局としての間欠電源投入型移動局13宛の
データ送信タイミングにおいて(ステップC1のYES
ルート)、基地局11において間欠電源投入型移動局1
3宛のデータとして送信する(ステップC2のYESル
ートからステップC3)。また、間欠電源投入型移動局
13から送信される送信確認通知信号に基づいて、上述
のビーコン信号に含まれている送信情報における全ての
送信データを送信できなかった場合においては(ステッ
プC4のNOルート)、データ送信処理部42では、デ
ータ受信可能期間が終了してからも最大延長時間を超え
るまでは、当該送信データを送信する(ステップC5の
NOルートからステップC3)。
【0089】従って、上述のデータ送信処理部42は、
送信情報に含まれるデータをデータ受信可能期間中に送
信できなかった場合には、当該データをデータ受信可能
期間を終了してから所定時間内に送信する期間外送信手
段としての機能を有している。例えば、図19のタイム
チャートの時点(v1)に示すように、通常移動局12
から基地局11へ上りデータが発生した為に、データ受
信可能期間(時点(v1)〜(v3)参照)中に間欠電
源投入型移動局(PS2)13への送信を予定していた
データ“3”を送信できなくなった場合には、予め設定
していた時間(最大延長時間,時点(v3)〜(v4)
参照)だけは送信期間を遅延して送信することができ
る。
【0090】なお、上述の最大延長時間を超えても基地
局11では送信データを送信することができなかった場
合には、通常局としての通常移動局12宛のデータの送
信処理を施す(ステップC5のYESルートからステッ
プC6)。これにより、送信できなかった間欠電源投入
型移動局13宛の送信データについては、次の間欠電源
投入型移動局13宛のデータ送信タイミングが来てから
再度送信することができる。
【0091】また、上述の最大延長時間の経過前に、送
信情報における全ての送信データを送信することができ
た場合には(ステップC4のYESルート)、この時の
タイミングがデータ受信可能期間を超えていない場合は
他の間欠電源投入型移動局13に対するデータ送信処理
が上述の場合と同様に行なわれる(ステップC7のNO
ルートからステップC2)。
【0092】さらに、この時のタイミングがデータ受信
可能期間を超えている場合には、通常移動局12に対す
るデータ送信処理が行なわれる(ステップC7のYES
ルートからステップC6)。ところで、間欠電源投入型
移動局13では、上述の基地局11のビーコン送信処理
部41から送信されたビーコン信号を受信すると、図1
8のフローチャートに示すように動作する。
【0093】即ち、間欠電源投入型移動局13では、電
力制御部76の制御に基づいて、ビーコン受信タイミン
グにおいて電源が投入されてから(ステップD1)、間
欠電源投入型移動局13用のビーコン信号を受信する
(ステップD2)。間欠電源投入型移動局13の制御用
ビーコン解析処理部71aでは、受信されたビーコン信
号に含まれる送信情報に基づいてビーコン信号を解析
し、自局宛のデータが存在する場合は、その後のデータ
送信タイミングにおいて送信される自局宛データを受信
する(ステップD3のYESルートからステップD
4)。
【0094】間欠電源投入型移動局13では、データ受
信可能期間を経過しても、送信情報における自局宛のデ
ータを受信できなかった場合には(ステップD5のNO
ルート)、電力制御部76ではデータ受信期間を経過し
ても電源投入状態を維持し、最大延長時間まで上述のデ
ータの受信を待機する(ステップD6のYESルートか
らステップD4)。
【0095】従って、上述の電力制御部76により、デ
ータ受信可能期間中に基地局11が送信するデータに関
する送信情報を基地局11から予め通知され、送信情報
に含まれるデータをデータ受信可能期間中に受信してい
ない場合、電源投入状態を維持してデータ受信可能期間
を所定時間だけ延長する電源制御手段としての機能を有
している。
【0096】例えば、図19のタイムチャートの時点
(v1)に示すように、通常移動局12から基地局11
へ上りデータが発生した為に、データ受信可能期間(時
点(v1)〜(v3)参照)中に間欠電源投入型移動局
(PS2)13において受信を予定していたデータ
“3”を受信できなくなった場合には、予め設定してい
た時間(最大延長時間,時点(v3)〜(v4)参照)
だけは受信期間を遅延して送信することができる。
【0097】また、上述の最大延長時間の経過前に、送
信情報における全ての送信データを受信することができ
た場合には(ステップD5のYESルート)、ACK送
信処理部62から基地局11に対して送信確認通知信号
を送信する。さらに、上述の最大延長時間が経過して
も、送信情報における全ての送信データを受信すること
ができなかった場合には、受信できなかった自局宛のデ
ータについては、次の間欠電源投入型移動局13宛のデ
ータ受信タイミングが来てから再度送信することができ
る。
【0098】その後、上述の最大延長時間の経過前に、
送信情報における全ての送信データを受信することがで
きた場合又は、最大延長時間が経過しても、送信情報に
おける全ての送信データを受信することができなかった
場合においては、電力制御部76では、次のビーコン受
信タイミングまでの時間に基づいて、電源のオンオフ制
御が行なわれる。
【0099】即ち、電源制御部76の制御により、現在
の時刻においてパワーオフした場合に、次のビーコン受
信タイミングの時刻までにパワーオンすることができる
場合には、当該次のビーコン受信タイミングの時刻まで
パワーオフとする一方(ステップD7のYESルートか
らステップD8)、次のビーコン受信タイミングの時刻
までにパワーオンすることができない場合には、次のビ
ーコン受信時までパワーオン状態を維持する(ステップ
D9)。
【0100】従って、データ受信可能期間を終了してか
ら所定時間内に送信情報に含まれるデータを全て受信し
た時点で電源供給を停止させることができるのである。
このように、本実施形態にかかる無線通信システムによ
れば、基地局11が、間欠電源投入型移動局13のデー
タ受信可能期間中に間欠電源投入型移動局13へ送信す
るデータに関する送信情報を間欠電源投入型移動局13
に予め通知し、送信情報に含まれるデータをデータ受信
可能期間中に送信できなかった場合には、当該データを
データ受信可能期間を終了してから所定時間内に送信す
るとともに、間欠電源投入型移動局13が、基地局11
から予め通知された送信情報に含まれるデータをデータ
受信可能期間中に受信していない場合、電源投入状態を
維持してデータ受信可能期間を所定時間だけ延長するこ
とができるので、受信状態になって待機していた間欠電
源投入型移動局13の消費電力を有効に使用し、省電力
動作を行なっている間欠電源投入型移動局13の消費電
力を抑制しつつ、その間欠電源投入型移動局13に対す
る基地局11からの送信スループットを向上させること
ができ、延いては基地局11が間欠電源投入型移動局1
3へのデータをバッファリングするための負荷を減らす
ことができる利点がある。
【0101】(f)本実施形態にかかる無線通信システ
ムの第4の信号送受信態様の説明 また、本実施形態にかかる無線通信システムとしての無
線LAN10では、第4の信号送受信態様として、以下
に示すように基地局11と移動局12,13との間で信
号のやり取りを行なうことができる。即ち、基地局11
から間欠電源投入型移動局13に対する送信データ量
(間欠電源投入型移動局13に対して発生している送信
要求量)に応じて、間欠電源投入型移動局13に対する
ビーコン信号の発信間隔を変更するとともに、間欠電源
投入型移動局13が、電源投入状態へ移行するビーコン
信号受信タイミングを発信間隔に応じて変更するのであ
る。
【0102】例えば、図20に示すタイムチャートの時
点(w1)において、基地局11において、間欠電源投
入型移動局13に対する4つの送信要求(間欠電源投入
型移動局(PS1)13に対する2つのデータ“1”,
“2”及び間欠電源投入型移動局(PS2)13に対す
るデータ“3”,“4”)を受けている場合には、間欠
電源投入型移動局13に対する送信データ量が多い。従
って、受信側の間欠電源投入型移動局13では、1つの
データ受信可能期間において受信することができない。
【0103】換言すれば、最初の3つの送信要求にかか
るデータ“1”〜“3”までは1つのデータ受信可能期
間において送信することができるが、残りのデータ
“4”については、次の間欠電源投入型移動局13用の
ビーコン信号送信後のデータ受信可能期間において送信
される〔時点(w3)参照〕。これに対し、基地局11
のビーコン送信処理部41では、送信データ量が増加し
た場合にはビーコン信号の発信間隔を狭くする一方、前
記送信データ量が減少した場合にはビーコン信号の発信
間隔を広くすることができる。
【0104】具体的には、時点(w1)において送信し
た間欠電源投入型移動局13用のビーコン信号“◎”
に、次のビーコン送信タイミング〔時点(w2)参照〕
において送信されるビーコン信号を間欠電源投入型移動
局13用のビーコン信号“◎”とする旨の情報を含んで
送信する。これにより、間欠電源投入型移動局13の電
力制御部76では、基地局11における次のビーコン信
号送信タイミングにおいて電源が投入されるように制御
し、1つのデータ受信可能期間にて送信できなかったデ
ータ“4”を送信時期を早めている。
【0105】従って、上述のビーコン送信処理部41
は、間欠電源投入型移動局13への送信データ量に応じ
て、送信データ量が増加した場合は発信間隔を狭くし、
送信データ量が減少した場合は発信間隔を広くするビー
コン信号発信間隔変更手段としての機能を有している。
なお、この図20における時点(w4)に示すように、
間欠電源投入型移動局(PS2)13では、基地局11
からデータ“4”を受信すると、その後において受信す
べきデータが存在しないので、電力制御部76において
電源をオフとすることにより、電力の消費を抑制してい
る。
【0106】このように、本実施形態にかかる無線通信
システムによれば、基地局11が、間欠電源投入型移動
局13への送信データ量に応じて、間欠電源投入型移動
局13に対するビーコン信号の発信間隔を変更するとと
もに、間欠電源投入型移動局13が、電源投入状態へ移
行するビーコン信号受信タイミングを前記発信間隔に応
じて変更することができるので、基地局11から間欠電
源投入型移動局13に対する送信データ量に応じて、省
電力動作を行なっている間欠電源投入型移動局13の消
費電力と、間欠電源投入型移動局13に対する基地局1
1からの送信スループットとを最適に調整することがで
きる利点がある。
【0107】なお、上述の第4の信号送受信態様では、
送信データ量が増加した場合には、間欠電源投入型移動
局13用のビーコン信号を連続して送信することによ
り、ビーコン信号の発信間隔を狭くしているが、本実施
形態においては2回のビーコン送信タイミングに1回の
割合で間欠電源投入型移動局13用のビーコン信号を送
信することができるほか、送信データ量が減少した場合
には、間欠電源投入型移動局13用のビーコン信号を4
回以上のビーコン送信タイミングに1回の割合で間欠電
源投入型移動局13用のビーコン信号を送信することも
できる。
【0108】(g)その他 上述の本実施形態では、無線通信システムとして無線L
AN10に適用した場合について詳述したが、本発明に
よればこれに限定されず、その他の無線通信シシステム
に適用することができる。この場合における無線通信シ
ステムにおいては、少なくともビーコン信号の受信タイ
ミングに同期して電源投入状態に移行しビーコン信号受
信後の一定期間をデータ受信可能期間とする間欠電源投
入型移動局と、間欠電源投入型移動局に対するビーコン
信号を定期的に発信して間欠電源投入型移動局を制御し
ながら間欠電源投入型移動局との無線通信を行なう基地
局とを有している。
【0109】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,8記載
の本発明によれば、基地局が、間欠電源投入型移動局の
データ受信可能期間中に間欠電源投入型移動局へ送信す
べきデータがある場合、当該データを、常時電源投入状
態の通常移動局への送信データに優先して送信すること
ができるので、省電力動作を行なっている間欠電源投入
型移動局の消費電力を抑制しつつ、その間欠電源投入型
移動局に対する基地局からの送信スループットを向上さ
せることができ、延いては基地局が間欠電源投入型移動
局へのデータをバッファリングするための負荷を減らす
ことができる利点がある。
【0110】また、請求項2,9,14記載の本発明に
よれば、基地局が、間欠電源投入型移動局のデータ受信
可能期間を超えて連続的にデータ送信を行なう場合、間
欠電源投入型移動局に対して、データ受信可能期間を超
えてデータを受信する必要がある旨を期間延長情報とし
て通知するとともに、間欠電源投入型移動局が、基地局
から期間延長情報を受信すると、基地局から連続的に送
信されてくるデータを全て受信するまで、電源投入状態
を維持してデータ受信可能期間を延長することができる
ので、上述の場合と同様の利点があるほか、特に、一つ
の間欠電源投入型移動局13に対して連続してデータを
送信することができ、間欠電源投入型移動局13の飛躍
的なスループット向上に寄与することができる。
【0111】さらに、請求項3,4,10,15,16
記載の本発明によれば、基地局が、間欠電源投入型移動
局のデータ受信可能期間中に間欠電源投入型移動局へ送
信するデータに関する送信情報を間欠電源投入型移動局
に予め通知し、送信情報に含まれるデータをデータ受信
可能期間中に送信できなかった場合には、当該データを
データ受信可能期間を終了してから所定時間内に送信す
るとともに、間欠電源投入型移動局が、基地局から予め
通知された送信情報に含まれるデータをデータ受信可能
期間中に受信していない場合、電源投入状態を維持して
データ受信可能期間を所定時間だけ延長することができ
るので、受信状態になって待機していた間欠電源投入型
移動局の消費電力を有効に使用し、省電力動作を行なっ
ている間欠電源投入型移動局の消費電力を抑制しつつ、
上述の場合と同様に、その間欠電源投入型移動局に対す
る基地局からの送信スループットを向上させることがで
き、延いては基地局が間欠電源投入型移動局へのデータ
をバッファリングするための負荷を減らすことができる
利点がある。
【0112】また、請求項5〜7,11〜13,17記
載の本発明によれば、基地局が、間欠電源投入型移動局
への送信データ量に応じて、間欠電源投入型移動局に対
するビーコン信号の発信間隔を変更するとともに、間欠
電源投入型移動局が、電源投入状態へ移行するビーコン
信号受信タイミングを前記発信間隔に応じて変更するこ
とができるので、基地局から間欠電源投入型移動局に対
する送信データ量に応じて、省電力動作を行なっている
間欠電源投入型移動局の消費電力と、間欠電源投入型移
動局に対する基地局からの送信スループットとを最適に
調整することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の原理ブロック図である。
【図4】本発明の原理ブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる無線通信システム
を適用した通信モデルを示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態における基地局のハードウ
ェア構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態における移動局のハードウ
ェア構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態における基地局のフレーム
送信処理部を示す機能ブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態における基地局のフレーム
受信処理部を示す機能ブロック図である。
【図10】本発明の一実施形態における移動局のフレー
ム送信処理部を示す機能ブロック図である。
【図11】本発明の一実施形態における移動局のフレー
ム受信処理部を示す機能ブロック図である。
【図12】本発明の一実施形態における基地局と移動局
との接続動作を説明するためのブロック図である。
【図13】本発明の一実施形態における基地局と移動局
との間の信号のやり取りを説明するためのブロック図で
ある。
【図14】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第1の信号送受信態様を説明するためのフローチャ
ートである。
【図15】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第1の信号送受信態様を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図16】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第2の信号送受信態様を説明するためのフローチャ
ートである。
【図17】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第3の信号送受信態様を説明するためのフローチャ
ートである。
【図18】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第3の信号送受信態様を説明するためのフローチャ
ートである。
【図19】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第3の信号送受信態様を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図20】本発明の一実施形態にかかる無線通信システ
ムの第4の信号送受信態様を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図21】一般的な無線通信システムとしての無線LA
Nを適用した通信モデルを示すブロック図である。
【図22】一般的な無線通信システムの動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図23】一般的な無線通信システムの動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1−1〜1−4 無線通信システム 2−1〜2−4 基地局 2a 優先送信手段 2b 期間延長通知手段 2c 送信情報通知手段 2d 期間外送信手段 3−1〜3−4 間欠電源投入型移動局 3a,3b 電源制御手段 3c ビーコン受信タイミング変更手段 4−1 通常移動局 10 無線LAN(無線通信システム) 11 基地局 11A 基地局本体 12 通常移動局 13 間欠電源投入型移動局 14 無線エリア 15 有線ネットワーク 16 有線端末 21 MPU 22 PCMCIAコントローラ 23,23A 無線LANカード 24 LANC 25 SRAM 26 FLASH ROM 27 DRAM 28 EPROM 29,30 バス 31 PCMCIAインタフェース 32 MPU 33 FLASH ROM 34 DRAM 35 第1集積回路 35a MAC制御部 35b タイマ 35c シリアルインタフェース 35d PHY制御部 36 第2集積回路 36a PHY制御部 37 送受信部 38 アンテナ 40 フレーム送信処理部 41 ビーコン送信処理部 41a 通常ビーコン作成部 41b 省電力局制御用ビーコン作成部 42 データ送信処理部 43 ACK送信処理部 44 レスポンスフレーム送信処理部 45 CTSフレーム送信処理部 46 タイマ制御部 50 フレーム受信処理部 51 データ受信処理部 52 ACK受信処理部 53 リクエストフレーム受信処理部 54 RTSフレーム受信処理部 60 フレーム送信処理部 61 データ送信処理部 62 ACK送信処理部 63 リクエストフレーム送信処理部 64 RTSフレーム送信処理部 65 電力制御部 65a タイマ制御部 70 フレーム受信処理部 71 ビーコン受信処理部 71a 制御用ビーコン解析処理部 72 データ受信処理部 73 ACK受信処理部 74 レスポンスフレーム受信処理部 75 CTSフレーム受信処理部 76 電力制御部 76a タイマ制御部 100 無線LAN 101 基地局 102 無線端末 103 無線エリア 104 有線ネットワーク 105 有線端末

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
    て電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期間
    をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局と、 該間欠電源投入型移動局に対するビーコン信号を定期的
    に発信して該間欠電源投入型移動局を制御しながら該間
    欠電源投入型移動局との無線通信を行なう基地局とを有
    し、 該基地局が、該間欠電源投入型移動局の前記データ受信
    可能期間中に該間欠電源投入型移動局へ送信すべきデー
    タがある場合、当該データを、常時電源投入状態の通常
    移動局への送信データに優先して送信することを特徴と
    する、無線通信システム。
  2. 【請求項2】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
    て電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期間
    をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局と、 該間欠電源投入型移動局に対するビーコン信号を定期的
    に発信して該間欠電源投入型移動局を制御しながら該間
    欠電源投入型移動局との無線通信を行なう基地局とを有
    し、 該基地局が、該間欠電源投入型移動局の前記データ受信
    可能期間を超えて連続的にデータ送信を行なう場合、該
    間欠電源投入型移動局に対して、前記データ受信可能期
    間を超えてデータを受信する必要がある旨を期間延長情
    報として通知するとともに、 該間欠電源投入型移動局が、該基地局から前記期間延長
    情報を受信すると、該基地局から連続的に送信されてく
    るデータを全て受信するまで、電源投入状態を維持して
    前記データ受信可能期間を延長することを特徴とする、
    無線通信システム。
  3. 【請求項3】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
    て電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期間
    をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局と、 該間欠電源投入型移動局に対するビーコン信号を定期的
    に発信して該間欠電源投入型移動局を制御しながら該間
    欠電源投入型移動局との無線通信を行なう基地局とを有
    し、 該基地局が、該間欠電源投入型移動局の前記データ受信
    可能期間中に該間欠電源投入型移動局へ送信するデータ
    に関する送信情報を該間欠電源投入型移動局に予め通知
    し、前記送信情報に含まれるデータを前記データ受信可
    能期間中に送信できなかった場合には、当該データを前
    記データ受信可能期間を終了してから所定時間内に送信
    するとともに、 該間欠電源投入型移動局が、該基地局から予め通知され
    た前記送信情報に含まれるデータを前記データ受信可能
    期間中に受信していない場合、電源投入状態を維持して
    前記データ受信可能期間を前記所定時間だけ延長するこ
    とを特徴とする、無線通信システム。
  4. 【請求項4】 該間欠電源投入型移動局が、前記データ
    受信可能期間を終了してから前記所定時間内に前記送信
    情報に含まれるデータを全て受信した時点で電源供給停
    止状態へ移行することを特徴とする、請求項3記載の無
    線通信システム。
  5. 【請求項5】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
    て電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期間
    をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局と、 該間欠電源投入型移動局に対するビーコン信号を定期的
    に発信して該間欠電源投入型移動局を制御しながら該間
    欠電源投入型移動局との無線通信を行なう基地局とを有
    し、 該基地局が、該間欠電源投入型移動局への送信データ量
    に応じて、該間欠電源投入型移動局に対するビーコン信
    号の発信間隔を変更するとともに、 該間欠電源投入型移動局が、電源投入状態へ移行するビ
    ーコン信号受信タイミングを前記発信間隔に応じて変更
    することを特徴とする、無線通信システム。
  6. 【請求項6】 該基地局は、前記送信データ量が増加し
    た場合、前記発信間隔を狭くすることを特徴とする、請
    求項5記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 該基地局は、前記送信データ量が減少し
    た場合、前記発信間隔を広くすることを特徴とする、請
    求項5記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
    て電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期間
    をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局を収
    容する無線通信システムにおいて、該間欠電源投入型移
    動局に対するビーコン信号を定期的に発信して該間欠電
    源投入型移動局を制御しながら該間欠電源投入型移動局
    との無線通信を行なう基地局であって、 該間欠電源投入型移動局の前記データ受信可能期間中に
    該間欠電源投入型移動局へ送信すべきデータがある場
    合、当該データを、常時電源投入状態の通常移動局への
    送信データに優先して送信する優先送信手段をそなえた
    ことを特徴とする、無線通信システム用基地局。
  9. 【請求項9】 ビーコン信号の受信タイミングに同期し
    て電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期間
    をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局を収
    容する無線通信システムにおいて、該間欠電源投入型移
    動局に対するビーコン信号を定期的に発信して該間欠電
    源投入型移動局を制御しながら該間欠電源投入型移動局
    との無線通信を行なう基地局であって、 該間欠電源投入型移動局の前記データ受信可能期間を超
    えて連続的にデータ送信を行なう場合、該間欠電源投入
    型移動局に対して、前記データ受信可能期間を超えてデ
    ータを受信する必要がある旨を期間延長情報として通知
    する期間延長通知手段をそなえたことを特徴とする、無
    線通信システム用基地局。
  10. 【請求項10】 ビーコン信号の受信タイミングに同期
    して電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期
    間をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局を
    収容する無線通信システムにおいて、該間欠電源投入型
    移動局に対するビーコン信号を定期的に発信して該間欠
    電源投入型移動局を制御しながら該間欠電源投入型移動
    局との無線通信を行なう基地局であって、 該間欠電源投入型移動局の前記データ受信可能期間中に
    該間欠電源投入型移動局へ送信するデータに関する送信
    情報を該間欠電源投入型移動局に予め通知する送信情報
    通知手段と、 前記送信情報に含まれるデータを前記データ受信可能期
    間中に送信できなかった場合には、当該データを前記デ
    ータ受信可能期間を終了してから所定時間内に送信する
    期間外送信手段とをそなえたことを特徴とする、無線通
    信システム用基地局。
  11. 【請求項11】 ビーコン信号の受信タイミングに同期
    して電源投入状態に移行しビーコン信号受信後の一定期
    間をデータ受信可能期間とする間欠電源投入型移動局を
    収容する無線通信システムにおいて、該間欠電源投入型
    移動局に対するビーコン信号を定期的に発信して該間欠
    電源投入型移動局を制御しながら該間欠電源投入型移動
    局との無線通信を行なう基地局であって、 該間欠電源投入型移動局への送信データ量に応じて、該
    間欠電源投入型移動局に対するビーコン信号の発信間隔
    を変更するビーコン信号発信間隔変更手段をそなえたこ
    とを特徴とする、無線通信システム用基地局。
  12. 【請求項12】 前記送信データ量が増加した場合、該
    ビーコン信号発信間隔変更手段が、前記発信間隔を狭く
    することを特徴とする、請求項11記載の無線通信シス
    テム用基地局。
  13. 【請求項13】 前記送信データ量が減少した場合、該
    ビーコン信号発信間隔変更手段が、前記発信間隔を広く
    することを特徴とする、請求項11記載の無線通信シス
    テム用基地局。
  14. 【請求項14】 基地局から定期的に発信されるビーコ
    ン信号の受信タイミングに同期して電源投入状態に移行
    しビーコン信号受信後の一定期間をデータ受信可能期間
    とする間欠電源投入型移動局において、 該基地局から、前記データ受信可能期間を超えてデータ
    を受信する必要がある旨の期間延長情報を受信すると、
    該基地局から連続的に送信されてくるデータを全て受信
    するまで、電源投入状態を維持して前記データ受信可能
    期間を延長する電源制御手段をそなえたことを特徴とす
    る、間欠電源投入型移動局。
  15. 【請求項15】 基地局から定期的に発信されるビーコ
    ン信号の受信タイミングに同期して電源投入状態に移行
    しビーコン信号受信後の一定期間をデータ受信可能期間
    とする間欠電源投入型移動局において、 前記データ受信可能期間中に該基地局が送信するデータ
    に関する送信情報を該基地局から予め通知され、前記送
    信情報に含まれるデータを前記データ受信可能期間中に
    受信していない場合、電源投入状態を維持して前記デー
    タ受信可能期間を所定時間だけ延長する電源制御手段を
    そなえたことを特徴とする、間欠電源投入型移動局。
  16. 【請求項16】 該電源制御手段が、前記データ受信可
    能期間を終了してから前記所定時間内に前記送信情報に
    含まれるデータを全て受信した時点で電源供給を停止さ
    せることを特徴とする、請求項15記載の間欠電源投入
    型移動局。
  17. 【請求項17】 基地局から定期的に発信されるビーコ
    ン信号の受信タイミングに同期して電源投入状態に移行
    しビーコン信号受信後の一定期間をデータ受信可能期間
    とする間欠電源投入型移動局において、 該基地局において送信データ量に応じて前記ビーコン信
    号の発信間隔を変更した場合、電源投入状態へ移行する
    ビーコン信号受信タイミングを前記発信間隔に応じて変
    更するビーコン信号受信タイミング変更手段をそなえた
    ことを特徴とする、間欠電源投入型移動局。
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