JPH0916263A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH0916263A
JPH0916263A JP16023895A JP16023895A JPH0916263A JP H0916263 A JPH0916263 A JP H0916263A JP 16023895 A JP16023895 A JP 16023895A JP 16023895 A JP16023895 A JP 16023895A JP H0916263 A JPH0916263 A JP H0916263A
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JP
Japan
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pulse
pulse speed
speed
manual
fast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16023895A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Haruhiko Kozai
治彦 香西
Ryoji Eguchi
亮二 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP16023895A priority Critical patent/JPH0916263A/ja
Publication of JPH0916263A publication Critical patent/JPH0916263A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 早送りパルス速度を設定倍率の整数倍に換算
することによって、手動パルス発生器を使用しての位置
決め等の作業を効率良く行う。 【構成】 手動パルス発生器11はハンドルを回すこと
によりパルス速度を発生する。手動ハンドル送り量設定
スイッチ12は倍率の設定を行う。移動量計算手段21
は手動パルス発生器11からのパルス速度を倍増し倍増
パルス速度を求める。そして早送りパルス速度を設定倍
率の整数倍に換算し、倍増パルス速度と整数倍に換算さ
れた早送りパルス速度を比較する。この時、倍増パルス
速度の方が大きい場合は整数倍に換算された早送りパル
ス速度をクランプパルス速度として軸制御回路26に出
力する。これにより切削工具の移動量が把握しやすくな
り、手動パルス発生器11を使用しての位置決め等の作
業を効率良く行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置に関し、特
に手動パルス発生器を有する数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置では正確な切削工具の移動
を手動で行わせるために手動パルス発生器を使用する。
手動パルス発生器は機械操作盤に配置され、さらに手動
パルス発生器からのパルス速度を倍増するためのスイッ
チである倍増スイッチとして、手動ハンドル送り量設定
スイッチが同時に設けられている。工作機械の操作者は
手動ハンドル送り量設定スイッチの倍率を設定して、手
動パルス発生器のハンドルを回しながら切削工具の送り
量を微調整し、目標座標値に対して位置決め等の作業を
行っていく。この時、切削工具を速く移動させようとし
て、手動ハンドル送り量設定スイッチの倍率を上げ、手
動パルス発生器のハンドルを速く回して、速い倍増パル
ス速度を発生させると、非常に大きいサーボモータの速
度が計算されることになり早送り速度を越えてしまう場
合がある。従って早送り速度を超えてしまうような倍増
パルス速度を軸制御回路に出力させないために、倍増パ
ルス速度は早送り速度に対応する早送りパルス速度〔パ
ルス/補間周期〕でクランプされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、早送りパル
ス速度は早送り速度を補間周期当たりのパルス速度に変
換して算出した値である。手動パルス発生器から出力さ
れる倍増パルス速度が早送りパルス速度を越えて設定さ
れた場合は、上述したように早送りパルス速度でクラン
プされるのであるが、これでは座標値を倍増スイッチの
倍率の整数倍の位置に位置決めしにくく、他の倍率を設
定する必要があった。
【0004】また、切削工具の正確な位置も把握しにく
いなど煩わしい点が多かった。本発明はこのような点に
鑑みてなされたものであり、手動パルス発生器を使用し
ての位置決め等の作業を効率よく行うことができる数値
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】回転数に応じてパルス速
度を出力する手動パルス発生器を有する数値制御装置に
おいて、前記パルス速度を倍増スイッチからの倍率に従
って倍増パルス速度として増やし、前記倍増パルス速度
が所定のパルス速度を越えたときに前記所定のパルス速
度を倍増スイッチの倍率の整数倍に換算し、前記所定の
パルス速度をクランプパルス速度とする移動量計算手段
を有することを特徴とする数値制御装置が提供される。
【0006】
【作用】手動パルス発生器はハンドルを回すことにより
パルス速度を発生する。手動ハンドル送り量設定スイッ
チは倍率の設定を行う。移動量計算手段は手動パルス発
生器からのパルス速度を倍増し倍増パルス速度を求め
る。そして早送りパルス速度を倍増スイッチの倍率の整
数倍に換算し、倍増パルス速度と整数倍に換算された早
送りパルス速度を比較する。この時、倍増パルス速度の
方が大きい場合は整数倍に換算された早送りパルス速度
をそうでない場合は倍増パルス速度を軸制御回路に出力
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は本願発明の概念図である。本発
明は手動パルス発生器11、手動ハンドル送り量設定ス
イッチ12、移動量計算手段21から構成される。
【0008】手動ハンドル送り量設定スイッチ12を1
00倍に設定し、手動パルス発生器11のハンドルを回
転させて100パルス発生させたとする。また早送り速
度を10000〔mm/min〕、補間周期(ITP)
を8〔msec〕、座標格子間隔を0.001〔mm〕
とする。移動量計算手段21において倍増パルス速度は
10000(100×100)パルスと計算される。次
に移動量計算手段21は早送りパルス速度を計算する。
早送りパルス速度は早送り速度を補間周期当たりのパル
ス速度に変換して算出した値であるから上述の設定値よ
り1333〔パルス/ITP〕と計算される。計算方法
については後に説明する。そして移動量計算手段21
は、早送りパルス速度である1333〔パルス/IT
P〕を倍増スイッチの倍率の整数倍に換算することによ
って1300〔パルス/ITP〕とし、これをクランプ
パルス速度とする。その後、クランプパルス速度と倍増
パルス速度とを比較する。この場合は、倍増パルス速度
がクランプパルス速度を越えてしまったので、クランプ
パルス速度1300〔パルス/ITP〕を軸制御回路2
6に出力することになる。軸制御回路26はこのパルス
を軸の移動指令に変換しサ−ボアンプ27に出力する。
サ−ボアンプ27はこの移動指令を受けてサ−ボモ−タ
14を駆動する。
【0009】図2は移動量計算手段21の処理手順を示
すフローチャートである。 〔S1〕手動パルス発生器のハンドル回転数からパルス
速度を読み取る。ここでは100パルスを読み取る。 〔S2〕倍増パルス速度(=手動ハンドル送り量設定ス
イッチの設定倍率×手動パルス発生器のハンドルから出
力されるパルス速度)を算出する。ここでは手動ハンド
ル送り量設定スイッチの設定倍率を100としたから倍
増パルス速度は10000パルスとなる。 〔S3〕早送りパルス速度を算出する。早送りパルス速
度は早送り速度を補間周期当たりのパルス速度に変換し
たものである。早送り速度が10000〔mm/mi
n〕、補間周期が8〔msec〕,座標格子間隔が0.
001〔mm〕ならば(10000×8×10-3)/
(60×0.001)=1333〔パルス/ITP〕と
計算される。 〔S4〕早送りパルス速度を倍増スイッチの倍率の整数
倍に換算することによってクランプパルス速度を算出す
る。これは、(早送りパルス速度/倍増スイッチの設定
倍率)×倍増スイッチの設定倍率、という形で計算す
る。早送りパルス速度が1333〔パルス/ITP〕、
倍増スイッチの設定倍率が100倍であるから、まず
(早送りパルス速度/倍増スイッチの設定倍率)より1
333を100で割り算し、この時点で答えの小数点以
下を切り捨てる。よって13となる。次に手動ハンドル
送り量設定スイッチの設定倍率100を13に掛ける。
従ってクランプパルス速度は手動ハンドル送り量設定ス
イッチの設定倍率の整数倍となり、この場合1300と
なる。 〔S5〕倍増パルス速度がクランプパルス速度より大き
い場合はステップ7にいき、小さいまたは等しい場合は
ステップ6にいく。ここでは倍増パルス速度が1000
0でクランプパルス速度が1300であるからステップ
7にいく。 〔S6〕倍増パルス速度を軸制御回路に出力する。 〔S7〕クランプパルス速度を軸制御回路に出力する。
よって1300パルスのクランプパルス速度が軸制御回
路に出力されることになる。
【0010】図3は本発明が適用される数値制御装置
(CNC)のハードウェアのブロック図である。プロセ
ッサ(CPU)20は数値制御装置の基本機能を制御す
る。読み取り専用記憶装置(ROM)22にはシステム
制御用プログラムが格納されている。ランダムアクセス
メモリ(RAM)23には入出力信号等の一時的なデー
タが格納される。不揮発性メモリ24には加工プログラ
ム等の電源切断後も保持すべき各種データが格納され
る。パネル25内にはグラフィック制御回路25a,表
示装置25b、キーボード25c,ソフトウェアキー2
5dが設けられている。グラフィック制御回路25aは
CPU20から送られた画像情報を表示可能な信号に変
換し、表示装置25bに出力する。表示装置25bはC
RTや液晶ディスプレイ等が使用される。キーボード2
5cはデータ入力に使用される操作キーや、ファンクシ
ョンキーなどを備えている。ソフトウェアキー25dは
オペレータの画面選択に合わせてキーの意味が変わりそ
の画面で必要なキーが表示される。工作機械10内の機
械操作盤13には手動ハンドル送り量設定スイッチ1
1、手動パルス発生器12が設けられている。手動ハン
ドル送り量設定スイッチ11はパルスの送り量の倍率を
設定する。手動パルス発生器12は設置されているハン
ドルを回転させることによりパルス速度を発生する。軸
制御回路26はCPU20からの補間パルス等の指令を
受けて軸の移動指令をサーボアンプ27に出力する。サ
ーボアンプ27はこの移動指令を受けて工作機械10内
のサーボモータ14を駆動する。プログラマブル・マシ
ン・コントローラ(PMC)28はラダー形式で形成さ
れたシーケンスプログラムで工作機械10を制御する。
なおこれらの構成要素はバス29によって互いに結合さ
れている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、手動パ
ルス発生器からの倍増パルス速度を倍増スイッチの倍率
の整数倍に換算した早送りパルス速度でクランプする構
成をとる。よって操作者にとっては切削工具の位置が把
握しやすく、手動パルス発生器を使用しての位置決め等
の作業を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すブロック図である。
【図2】移動量計算手段の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明が適用される数値制御装置(CNC)の
ハードウェアのブロック図である。
【符号の説明】
11 手動パルス発生器 12 手動ハンドル送り量設定スイッチ 21 移動量計算手段 26 軸制御回路 27 サーボアンプ 14 サーボモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転数に応じてパルス速度を出力する手
    動パルス発生器を有する数値制御装置において、 前記パルス速度を倍増スイッチからの倍率に従って倍増
    パルス速度として増やし、前記倍増パルス速度が所定の
    パルス速度を越えたときに前記所定のパルス速度を倍増
    スイッチの倍率の整数倍に換算し、前記所定のパルス速
    度をクランプパルス速度とする移動量計算手段、 を有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のパルス速度を早送りパルス速
    度とすることを特徴とする請求項1記載の数値制御装
    置。
JP16023895A 1995-06-27 1995-06-27 数値制御装置 Pending JPH0916263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16023895A JPH0916263A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 数値制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16023895A JPH0916263A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 数値制御装置

Publications (1)

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JPH0916263A true JPH0916263A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15710698

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JP16023895A Pending JPH0916263A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 数値制御装置

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JP (1) JPH0916263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6353301B1 (en) 1998-02-05 2002-03-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Handle feeding control method in a numerical control apparatus, and a numerical control apparatus
CN102189539A (zh) * 2010-03-18 2011-09-21 冯黎 划线机复合式手脉驱动***

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6353301B1 (en) 1998-02-05 2002-03-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Handle feeding control method in a numerical control apparatus, and a numerical control apparatus
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