JP2797553B2 - 電子式カムスイツチ - Google Patents

電子式カムスイツチ

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JP2797553B2 JP1299401A JP29940189A JP2797553B2 JP 2797553 B2 JP2797553 B2 JP 2797553B2 JP 1299401 A JP1299401 A JP 1299401A JP 29940189 A JP29940189 A JP 29940189A JP 2797553 B2 JP2797553 B2 JP 2797553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明は、例えば牛乳などの飲料を瓶に自動的に連
続的に注入し充填する飲料自動充填機などのように、設
定された角度範囲において断続的に回転駆動される各種
回転作業機器の動作角度を制御する場合に用いられる電
子式カムスイツチに関するものである。
<従来技術とその課題> 一般に、この種の電子式カムスイツチにおいては、回
転分解能を有するエンコーダを回転作業機器に装着し
て、このエンコーダの回転角に対応する機器の動作角度
を表示部にLCDなどを介して表示するように構成されて
いる。
通常、動作角度に余り高い精度が要求されないシステ
ムの場合は、システム全体のローコスト化を図るために
分解能の低い、つまり、分解能が360未満のエンコーダ
を使用して所定の角度制御をおこなつている。
ところが、分解能が360未満のエンコーダを使用した
従来の電子式カムスイツチにあつては、0゜〜359゜/
回転の角度表示をおこなうことができない。たとえば、
分解能が256のエンコーダの場合は0〜255/回転の数値
表示となり、角度は1.4゜を単位ステツプとして変化す
る。また、分解能が128のエンコーダの場合は0〜127/
回転の数値表示となり、角度は2.8゜を単位ステツプと
して変化する。
従つて、1回転=360゜という人間の感覚に適合しな
いため、実際の運転モード時に表示部に表示される数値
を読み取るだけでは現在の動作角度を即座に知ることが
できず、分解能が256のエンコーダを使用した場合に現
在の動作角度を知るためには、表示された数値に1.4を
乗算することが必要であり、また、分解能が128のエン
コーダを使用した場合は表示された数値に2.8を乗算す
ることが必要である。
また、角度キーを入力操作して動作角度を設定する際
も、入力数値、つまり、表示数値の歩進に合わせて、上
述と同様に、操作者自身が表示部の数値に1.4や2.8を乗
算しながら入力するか、もしくは、予めその乗算をおこ
なつたのちに所要の角度に対応する数値を入力する必要
があつて、運転モード、設定モードのいずれにおいて
も、動作角度を直感的に把握することが困難であつた。
このことは、分解能が361以上のエンコーダを使用す
る場合についても同様である。
<発明の目的> この発明は上記のような従来の問題点を解消するため
になされたもので、分解能が360以外のエンコーダを使
用した場合であつても、人間の感覚に適合した動作角度
の表示を実現することができる電子式カムスイツチを提
供することを目的としている。
<発明の構成と効果> この発明に係る電子式カムスイツチは、360以外の入
力データを0〜359゜の角度データに変換する手段と、
その変換された角度データに対応する角度値を表示部に
出力する手段とを備えたものである。
また、請求項2に記載された発明に係る電子式カムス
イツチは、分解能が360未満のエンコーダを使用して構
成したものである。
この発明によれば、360以外のデータが入力されたと
き、その入力データが0゜〜359゜の角度データに変換
され、その変換後の角度データに対応する0〜359の角
度値が表示部に出力表示されるこになる。
すなわち、エンコーダより取り込まれた360以外のデ
ータが0゜〜359゜/回転の角度データに変換され、運
転モード時において、0〜350の角度値を表示部に表示
することができる。また、キー入力による動作角度の設
定モード時においても、キー入力の歩進に合わせて、上
述と同様に、0゜〜359゜/回転の角度データに変換さ
れて、それに対応する0〜359の角度値を表示部に表示
することができる。
従つて、分解能が360以外のエンコーダを使用した場
合であつても、人間の感覚に適合した0〜359の数値に
よる動作角度の表示を実現することができ、運転モード
時における現在の動作角度および設定モード時における
設定動作角度を直感的に正確かつ容易に把握することが
できる。
また、請求項2に記載された発明によれば、分解能が
360未満のエンコーダを使用することにより、システム
全体のローコスト化を図りながら、動作角度を上述のと
おり、直感的に正確に把握することができるという効果
を奏する。
<実施例の説明> 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図はこの発明に係る電子式カムスイツチの外観を
示す斜視図、第2図はその正面図であり、これら各図に
おいて、1はカムスイツチ本体で、その背部には複数の
入出力端子2およびエンコーダ接続用コネクタ3を備え
ているとともに、前面にはLCD表示部4を備えており、
このLCD表示部4の側部および下側部に多数のキースイ
ツチ群が配置されている。
上記コネクタ3には、360以外の分解能の一例とし
て、256分解能のアブソリユートタイプのエンコーダ5
が接続されており、このエンコーダ5は回転作業機器6
の回転軸に取付けられている。
上記キースイツチ群は、設定モードPRG、試運転モー
ドTSTおよび運転モードRUNの3モードに切替えるモード
切替スイツチ7と、設定モードを回転作業機器6の実動
作からのならいにより設定するテイーテモードTCHおよ
び後述する角度キーを介して手動により角度設定するマ
ニユアルモードMANに切替える設定モード指定スイツチ
8と、回転方向の切替えおよび回転速度の高低二段の切
替えをおこなう機能切替スイツチ9と、0〜255/回転の
表示および0〜359゜/回転の表示を切替える256/360切
替スイツチ10と、上記マニユアル設定モードMANにおい
て角度値をインクリメントおよびデイクリメントする
+,−の角度キー11A,11Bと、回転作業機器6の任意の
角度位置を原点、すなわち0にする原点指定キー12と、
設定内容をすべて消去する消去キー13と、設定内容をセ
ツトするセツトキー14と、ON角度およびOFF角度の選択
・指定をおこなうON/OFFキー15と、多チヤンネル、具体
的には8チヤンネルのカム番号の動作ステツプSTP1、ST
P2を選択・指定するステツプキー16と、カム番号の選択
・指定をおこなうカムNo.キー17と、設定内容をLCD表示
部4に呼び出して確認する確認キー18とからなる。
上記LCD表示部4には、上記各キースイツチ群に対す
る入力操作にともない、第3図で明示したように、PRG
・TST・RUNのいずれかのモード表示7a、TCH・MANのいず
れかの設定モード表示8a、256/360の表示角表示10a、角
度表示11a、立上り矢印で示すON角度設定表示15a1およ
び立下り矢印で示すOFF角度設定表示15a2、STP1・STP2
のいずれかの動作ステツプ表示16a、設定時に1〜8の
カム番号を表示する設定カムNo.表示17a、運転モードお
よび試運転モードにおいて出力状態にある1〜8のカム
番号を表示する出力カムNo.表示19a、ON角度およびOFF
角度の設定が完了してセツトキー14の押圧によりそれら
設定値が確定したときならびに確認キー18の押圧により
設定内容を呼び出したときにその設定ON角度、OFF角度
を表示する角度チヤート表示14a1,14a2、設定モードお
よび試運転時にSVを点灯表示する設定値表示20a1、運転
モード時にPVを点灯表示する現像値表示20a2の各表示が
おこなわれるようになつているほかに、回転角度位置、
回転方向、回転速度を目安として表示する回転表示モニ
タ21が映出されるように構成されている。
第4図は上記電子式カムスイツチが内蔵するCPUが本
来備えているROMを用いて、0〜255の入力データを0〜
359゜の角度データに変換し作成したROMテーブルの内容
に示しており、0〜255データをOO〜FFなるアドレスと
して、そのアドレスOO〜FFに0〜359゜を振分けてい
る。
つぎに、上記構成の動作について説明する。なお、こ
こでは、この発明の要点であるところのデータの変換処
理を中心にして、ON角度およびOFF角度の設定およびそ
の設定値の表示に関する処理フローについて説明する。
このようなデータ処理フローは、エンコーダ5からの
入力データを取り込んで角度データに変換し表示するテ
イーチモードTCHでの処理フローと、+,−の角度キー1
1A,11Bを使用して角度データを設定し表示するマニユア
ルモードMANでの処理フローとの2通りがあり、これら
は設定モード指定スイツチ8により任意に選択可能であ
る。
まず、テイーチモードTCHでの処理フローについて、
第5図(A)を参照しながら説明する。
256分解能のエンコーダ5の回転にともない、このエ
ンコーダ5から0〜255のデータがCPUに入力されると
(ステツプS1)、その入力データをアドレスとして、第
4図に示すようなROMテーブルを用いて0〜225に対応す
る0゜〜359゜の角度データに変換し記憶する(ステツ
プS2)。
この状態で、エンコーダ5が回転すると、その回転角
度に対応した角度データがROMから出力されて上記変換
角度データに対応する0〜359の角度値がLCD表示部4に
出力される(ステツプS3)。
このような0〜359の角度値の表示状態において、ON/
OFFキー15とセツトキー14とを使用して、任意のON角度
およびOFF角度をそれぞれ設定することにより、運転モ
ード時における回転作業機械6の回転動作角度範囲を自
動制御することができる。
つぎに、マニユアルモードMANでの処理フローについ
て第5図(B)を参照しながら説明する。
+,−の角度キー11A,11Bを押圧操作して進歩データ
+1もしくは−1を順次CPUに入力すると(ステツプS1
1)、第4図に示すROMテーブルのRONデータアドレスが
インクリメントもしくはデイクリメントされて、0〜25
5のデータが0゜〜359゜の角度データに変換される(ス
テツプS12)。
この状態で、所望のON角度の設定データおよびOFF角
度の設定データを書込む(ステツプS13)ことにより、L
CD表示部4に0〜359の範囲の設定角度値を出力するこ
とができる。
以上のように、分解能が256と低いエンコーダ5を用
いてシステム全体のローコスト化を図りながらも、運転
モード時における現在の角度値を0〜359といつた感覚
的に非常にわかりやすい状態に表示することができると
ともに、角度キー11A,11Bによる角度設定も0〜359の表
示にもとづいて非常に容易にかつ適正におこなうことが
できる。
なお、上記実施例では、256分解能のエンコーダを使
用した場合について説明したが、128分解能のエンコー
ダを使用した場合も、361以上の分解能のエンコーダを
使用した場合も、同様の効果を奏する。
とくに、360未満のエンコーダを使用する場合は、シ
ステム全体のローコスト化を実現でき、一層有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子式カムスイツチの一例の外
観を示す斜視図、第2図は第1図の正面図、第3図は表
示部の拡大正面図、第4図はROMテーブルの構成図、第
5図(A),(B)はデータ処理のフローチヤートであ
る。 4……LCD表示部、5……エンコーダ、11A,11B……角度
キー、14……セツトキー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】360以外の分解能を有するエンコーダと、
    運転モード時に上記エンコーダの回転角に対応する機器
    の動作角度データを出力表示する表示部とを備えた電子
    式カムイチツチにおいて、上記360以外の入力データを
    0〜359゜の角度データに変換する手段と、その変換さ
    れた角度データに対応する0〜359゜の角度値を上記表
    示部に出力する手段とを備えたことを特徴とする電子式
    カムスイツチ。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記エンコーダの分解
    能が360未満である電子式カムスイツチ。
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