JPH07104705B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH07104705B2
JPH07104705B2 JP61306045A JP30604586A JPH07104705B2 JP H07104705 B2 JPH07104705 B2 JP H07104705B2 JP 61306045 A JP61306045 A JP 61306045A JP 30604586 A JP30604586 A JP 30604586A JP H07104705 B2 JPH07104705 B2 JP H07104705B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、可動軸の送り制御中に、可動軸が指令された
位置に到達した時に、M出力をオンとする同時処理機能
を有した数値制御装置に関する。
【従来技術】
従来、数値制御装置はM出力(M機能により出力される
信号)をオンオフするM機能を有している。そして、こ
のM出力に同期して、クーラント動作、工具交換動作、
テーブル割出動作、工作物交換動作等のシーケンスを起
動することにより、可動軸の送り位置と上記シーケンス
の動作開始との同期がとれるようになっている。
【発明が解決しようとする問題点】 ところが、従来は、M出力と送り制御とを同時に処理す
ることができなかった。即ち、1つの送りコードによる
パルス分配が完了した後に、M出力コードがプログラム
されておれば、M出力をオンとしていた。このため、可
動軸の任意の位置でM出力をオンとするには、同一モー
ドの送り工程であっても、、その送り指令を、M出力を
オンとするまでの送り指令とM出力をオンとした後の送
り指令との2つの指令に分割し、その2つの指令間にM
出力をオンとする指令を挿入するにようにプログラムし
なければならなかった。 従って、M出力がオンとなるのは、一旦送り制御が終了
した後に行われるため、処理時間が長くなるという問題
がある。また、送り指令を2つのデータブロックに分け
なければならず、NCプログラムの作成が煩雑になるとい
う問題がある。
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための発明の構成は、少なくとも
可動軸の目標位置を指令する移動指令コードを有する複
数の指令コードからなるNCデータに基づいて可動軸の送
りを数値制御する数値制御装置において、前記移動指令
コードに指定された目標位置に前記可動軸の送りを制御
する送り制御手段と、前記可動軸の任意位置を指定して
外部機器を制御するM出力をオンすることを指令するM
出力指令手段と、前記M出力指令手段による指令が有効
な前記送り制御手段による可動軸の送り制御中に、前記
可動軸がM出力指令手段で指令された前記任意位置を経
過した時に、M出力をオンとするM出力実行手段と前記
M出力のオンにより制御される外部機器の状態に係わら
ず前記可動軸が目標位置に到達したことによって次の指
令コードを実行する指令コード実行手段とを設けたこと
である。
【作用】
送り制御手段は、移動指令コードが指令されると目標位
置に可動軸を移動する制御を行い、 M出力指令手段によりM出力をオンとする可動軸の任意
位置を指定してM出力をオンとすることが指令される
と、M出力実行手段はM出力指令手段による指令が有効
な可動軸の送り制御中に、可動軸がM出力指令手段で指
令された任意位置を通過した時に、M出力をオンとす
る。 この結果、M出力を指令する1つのNCデータブロックに
より、1つのNCデータブロックによる送り指令中の任意
の位置でM出力をオンとすることができるので、処理が
高速化されると共にNCプログラムの作成が簡単になる。 また、指令コード実行手段はM出力のオンにより制御さ
れる外部機器の状態に係わらず前記可動軸が目標位置に
到達したことによって次の指令コードを実行する。 このため、NCデータの実行はM出力のオンにより制御さ
れる外部機器の状態に係わらず進行されるので、処理の
進行を高速化することができる。
【実施例】
以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例に係る数値制御装置を用い
た送り制御装置の構成を示す図であり、第2図はその装
置を用いた工作機械の主軸台の送り制御装置の構成図で
ある。 第1図において、Aは数値制御装置、Bはサーボユニッ
ト、Cは絶対位置検出装置である。数値制御装置Aは、
主として、制御演算を行うマイクロプロセッサユニット
1(以下「MPU」と略記する)とその制御プログラムを
記憶したROM2とキーボード等のデータ入力装置3とバッ
テリバックアップしたRAM4とから成る。RAM4には、NCプ
ログラムが記憶されたNCD領域とM出力オンが指令され
た時に設定されるM出力フラグF1〜F4とM出力をオンに
する位置を設定するM出力位置レジスタMSR1〜MSR4と送
り制御の目標位置を設定する目標位置レジスタOPRと送
り速度を設定する速度レジスタVRと絶対位置検出装置C
により、主軸台10の現在の絶対位置(以下「現在位置」
という)が検出される度に、この値を記憶する現在位置
レジスタAPRが形成されている。尚、M出力はM1〜M4の
4出力あり、M出力フラグとM出力位置レジスタは各M
出力毎に設けられている。 サーボユニットBは、主として、レジスタ5とDA変換器
7と駆動回路8とで構成されている。MPU1から出力され
た速度信号S1はレジスタ5に入力し、DA変換器7により
アナログ信号に変換されて、駆動回路8に出力される。
駆動回路8は、この信号を入力してサーボモータ9に電
力を供給して、それを回転させる。 サーボモータ9の出力軸には主軸台10を移動させるため
の可動軸である送りねじ11が機械的に連結されている。
従って、可動軸の絶対位置は、主軸台10の絶対位置に対
応しているものとみなすことができる。主軸台10は送り
ねじ11によりベッド24上を摺動する。また、ベッド24上
を摺動するテーブル26上に工作物25が載置されており、
この工作物25は主軸27に取付けられたドリル28により加
工される。ドリル28は冷却装置29から出力される冷却液
で冷却される。また、サーボモータ9の出力軸には、主
軸台10の移動速度を検出して駆動回路8に速度フィード
バック信号を送出する速度検出器12が配設されている。 絶対位置検出装置Cは、主として、サーボモータ9の出
力軸に機械的に結合している第1のレゾルバ13と、減速
機構14を介して第1のレゾルバ13に結合している第2の
レゾルバ15と、レゾルバ励磁回路16と、第1のレゾルバ
13の位相角を検出する第1位相比較回路17と、第2のレ
ゾルバ15の位相角を検出する第2位相比較回路18と、そ
の両者の出力から主軸台10の絶対位置を演算する絶対位
置演算回路19と、その回路19を一定周期で駆動し絶対位
置の検出タイミングを与えるリアルタイムクロック(以
下「RTC」と略記する)20とから成る。第1のレゾルバ1
3は送りねじ11が1回転するとその入力軸が1回転し、
かつ第2のレゾルバ15は主軸台10が移動範囲の端から端
まで移動する間にその入力軸が1回転するように構成さ
れている。レゾルバの出力電圧と励磁電圧との位相差
は、その入力軸の回転角度に対応して変化する。第1の
位相比較回路17は、第1のレゾルバ13の出力電圧の励磁
電圧に対する位相差を、カウンタによりカウントしてデ
ィジタル値に変換して絶対位置演算回路19に出力する。
同様に第2の位相比較回路18は、第2のレゾルバ15の出
力電圧の励磁電圧に対する位相差を、ディジタル値に変
換して絶対位置演算回路19に出力する。絶対位置演算回
路19は、RTC20から検出タイミング信号Dを入力する毎
(2ms)に起動され、両位相比較回路17、18から位相デ
ータを入力し、主軸台10の絶対位置を演算して、インタ
フェース回路(IF)を介してMPU1に出力している。又、
絶対位置演算回路19は、絶対位置データの演算が完了し
た時、そのデータの出力時期を与える割り込み信号S2を
MPU1の割り込み入力端子(NMI)に出力している。MPU1
は、係る割り込み信号S2を入力した時は、所定の追随制
御のためのプログラムの実行を開始し、速度信号を出力
する。この割り込み信号S2はRTC20から出力される検出
タイミング信号Dに対し一定時間遅れて、その信号に同
期している。したがって、本実施例では、2ms毎に速度
信号がレジスタ5に出力される。 6はストアードプログラム方式のシーケンスコントロー
ラである。このシーケンスコントローラ6は数値制御装
置AにNCプログラムの実行の指令とM出力をオフする指
令MFINを与えると共に、主軸モータ22の回転と冷却装置
29を制御する。 次に本実施例装置の作用を第3図のフローチャートに従
って説明する。NCプログラムは第6図のように与えられ
ており、そのプログラムにより第7図のように送り制御
が行われる。 まず、ステップ100でNCプログラムの読出番号Iが初期
値1に設定される。次のステップ102でNCプログラムか
ら第I番目のデータブロックが読出され、読出されたデ
ータがステップ104においてデータエンドコード(G9)
と判定されると本プログラムによる処理が終了する。ま
た、ステップ102で読出されたデータがデータエンドコ
ードでない場合には、ステップ106へ移行して早送りコ
ード(G0)又は切削送りコード(G1)か否かが判定され
る。早送りコード(G0)又は切削送りコード(G1)と判
定された場合には、ステップ108へ移行して、読出され
たデータブロックのXコードから位置決めの目標位置が
RAM4の目標位置レジスタOPRに設定され、読出されたデ
ータブロックのFコードから送り速度がRAM4の速度レジ
スタVRに設定される。 次に、ステップ110へ移行し、次のG0又はG1コードの存
在するデータブロックまでに、M出力をオンとすること
を指令するG7コードが有るか否かが判定される。G7コー
ドは第6図に示すように、M出力をオンとする可動軸の
位置を与えるXコードとM出力のアドレスを与えるMコ
ードと共にプログラムされる。本実施例では、M出力は
M1出力〜M4出力の4出力ある。そして、これらのM出力
は、次のG0又はG1コードまでに存在するG7コードにより
自由に指定される。ステップ110でいずれかのM出力を
オンにする指令が有ると判定されると、ステップ112へ
移行してM出力フラグF1〜F4のうち、オンとすることを
指令されたM出力のフラグが全てセットされる。また、
それらのM出力をオンとする。各位置は、対応するM出
力位置レジスタMSRに設定される。その後、MPU1の処理
はステップ114の送り制御に移行する。一方、ステップ1
10で次のG〇又はG1コードまでにG7コードが1つも存在
しないと判定された時は、処理はステップ114の送り制
御に移行する。 ステップ114で後述する送り制御プログラムの実行が終
了すると、ステップ116へ移行しシーケンスコントロー
ラの出力するMFIN信号がオンか否かが判定され、MFIN信
号がオンとなっている時は、M出力をオフにする指令を
意味するので、ステップ118へ移行してM1出力〜M4出力
が全てオフとされる。その後、MPU1の処理はステップ12
2へ移行してNCプログラムの読出番号Iが1だけ加算さ
れ、再度、ステップ102以下が実行される。また、ステ
ップ116でMFINがオンとなっていない時は、直ちにステ
ップ122へ移行する。 尚、ステップ106において、早送りコード(G0)又は切
削送りコード(G1)以外のコードを判別した時は、ステ
ップ120へ移行してそのコードに応じた機能処理が実行
された後、ステップ116へ移行する。 次に、ステップ114で起動される送り制御プログラムに
ついて説明する。 まず、第5図の初期セットプログラムが起動される。ス
テップ300でRAM4の目標位置レジスタOPRから目標位置M
とRAM4の現在位置レジスタAPRから現在位置Rが読出さ
れ、次のステップ302で目標位置Mと現在位置Rの偏差
が演算され、その値は初期残移動量L0として記憶され
る。 この様に、初期残移動量L0が初期設定さた後、絶対位置
演算回路19から、割り込み信号S2を入力する毎に、第4
図のプログラムが実行される。まず、ステップ200で、
絶対位置演算回路19から検出された絶対位置は主軸台10
の現在位置Rとして現在位置レジスタAPRに記憶され
る。次に、ステップ202でM出力フラグF1〜F4を調べフ
ラグがセットされているか否かが判定される。フラグが
セットされていると判定された場合には、ステップ204
へ移行し現在位置レジスタAPRに記憶されている現在位
置Rのフラグがセットされている全てのM出力に対応す
るM出力位置レジスタMSRに記憶されているM出力位置
に等しいか否かが判定される。等しいと判定されるM出
力位置が存在する場合には、主軸台10の現在位置Rが何
れかの指令されたM出力位置に達したことを意味してお
り、この場合にはステップ206へ移行して、M1出力〜M4
出力のうち該当するM出力をオンとし、次のステップ20
8でオンとしたM出力に対応するM出力フラグがオフと
される。また、ステップ204の判定結果がNOの場合に
は、主軸台10の現在位置Rは何れのM出力位置も未だ越
えていないのであるから、M出力をオンとすることな
く、ステップ210へ移行する。 また、ステップ202で何れのM出力フラグもオンに設定
されていないと判定された場合には、直ちにステップ21
0へ移行する。 次に、ステップ210では、目標位置レジスタOPRから目標
位置Mが読出され、ステップ212で目標位置Mから現在
位置Rが減算されて、実残移動量RLが演算される。次
に、ステップ214において、実残移動量RLが零か否かが
判定される。実残移動量RLが零でない場合には、ステッ
プ216へ移行し、目標位置Mまでの経路を補間して得ら
れた制御目標位置の目標位置Mに対する残移動量(以下
この残移動量を「理論残移動量」という)ILが算定され
る。この時、経路補間により得られた制御目標位置は、
目標位置Mと指令速度とから、徐加速、徐減速等の処理
を行って発生される。次に、ステップ218で実残移動量R
Lの理論残移動量ILに対する偏差ΔLが演算され、ステ
ップ220で、偏差ΔLに応じた速度信号Vcが演算され、
その速度信号Vcはステップ222でレジスタ5に出力され
る。すると、サーボユニットBの作用により、指令速度
でサーボモータ9は回転される。 係る処理は、一定時間毎に、ステップ214において実残
移動量RLが零となるまで繰返し実行される。零となると
ステップ226で零の速度信号Vcが出力される。 このようにして、主軸台10は制御タイミングに同期して
変化する補間された制御目標位置に追随しながら、目標
位置Mに位置決めされる。そして、指令されたM出力は
可動軸の送り処理中に可動軸が指令位置に達した時にオ
ンとなる。また、オンとしたM出力は、送り制御の切れ
目、即ちステップ116でMFIN信号がオンとなっていると
判定された時にオフされる。 次に第6図のNCプログラムに沿って処理手順を説明す
る。データブロックN000がステップ102で読出される
と、G0コードが存在するためステップ106の判定がYESと
なり、ステップ108でそのデータブロックのXコードと
Fコードから目標位置と速度が目標位置レジスタOPRと
速度レジスタVRにそれぞれ設定される。次のデータブロ
ックN001にはM出力を指令するG7コードが存在するた
め、ステップ110の判定結果がYESとなり、データブロッ
クN001のM1コードによりオンさせるM出力はM1と指令さ
れているので、ステップ112でM出力フラグF1がセット
される。また、Xコードで指定されたM1出力位置がM出
力位置レジスタMSR1に設定される。その後、ステップ11
4で送り制御される。その結果、第7図に示すように早
送りが行われ、その早送り工程中に主軸台10がM1出力位
置を通過するとM1出力がオンとなる。このM1出力オンは
クーラントオンを意味している。このM1出力オンによ
り、シーケンスコントローラ6は冷却装置29を駆動す
る。こうして、早送り工程の途中からクーラントオンと
なる。 次に、次のデータブロックN001が読出されるが、このデ
ータブロックは既に前のブロックN000の実行時に処理さ
れているので、無操作で、ステップ120、116、122を経
てステップ102へ戻り、次のデータブロックN002が読出
される。データブロックN002が読出され実行されると、
次のG0又はG1コードまでにG7コードが存在しないため、
M出力に関する操作が行われることなく、第7図に示す
ように主軸台10の第1切削送りが行われる。同様に、次
にデータブロックN003が読出され実行されると、第7図
に示すように第2切削が行われる。次に、データブロッ
クN004が読出され実行されると、ステップ120でG4コー
ドによるドウエル処理が実行された後、ステップ116、1
22を経てステップ102へ戻り次のデータブロックN005が
読出される。データブロックN005にはG0コードが存在す
るが、後のデータブロックにはG7コードが存在しないた
め、M出力に関する操作が行われることなく、第7図に
示すように主軸台10の早戻しが行われる。そして、次の
データブロックN006が読出されると、G9コードによりス
テップ104の判定結果がYESとなり、NCプログラムが終了
する。 尚、オンされたM出力は、各データブロックによる処理
が完了した時点でシーケンスコントローラ6から入力す
るMFIN信号がオンの時にオフとなる。 上記実施例では、MFIN信号のオンによりM出力をオフと
しているが、各M出力を選択的にオフとする指令手段を
設けてもよい。また、M出力をオンとする位置を指定す
る機能と同様に、オフとする位置を指定して送り処理と
同時処理によりその位置に達した時にM出力をオフとす
るようにしてもよい。 また、上記実施例では、M出力オンを指令するG7コード
はその前に存在するG0又はG1コードによる送り時に有効
に機能するが、G7コードから後又はM出力をオフとする
コードを設けた場合にはそのコードまでに存在するG0又
はG1コードによる送り工程において有効に機能するよう
にしてもよい。
【発明の効果】
本発明の数値制御装置は、移動指令コードに指令された
目標位置に可動軸の送りを制御する送り制御手段と、可
動軸の任意位置を指定してM出力をオンとすることを指
令するM出力指令手段と、M出力指令手段による指令が
有効な可動軸の送り制御中に、可動軸がM出力指令手段
で指令された任意位置を通過した時に、M出力をオンと
するM出力実行手段とを有しているので、送り動作と同
時処理にてM出力をオンとすることができる。さらにM
出力のオンにより制御される外部機器の状態に係わらず
前記可動軸が目標位置に到達したことによって次の指令
コードを実行する指令コード実行手段を備えたので、NC
データはM出力をオンにより制御される外部機器の状態
に係わらず進行できる。従って、処理速度が向上する。
また、従来のようにM出力をオンとする位置の前後で2
つの工程に分けて送り指令を与える必要がないため、NC
データの作成が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な一実施例に係る数値制御装置
を用いた主軸台送り装置の構成を示したブロックダイヤ
グラム。第2図はその主軸台送り装置を用いた工作機械
の構成図。第3図、第4図、第5図は本実施例装置に使
用されているMPUの処理手順を示したフローチャート。
第6図はNCプログラムの一例を示した説明図。第7図は
そのNCプログラムによる送り工程を示した説明図であ
る。 1…マイクロプロセッサユニット、9…サーボモータ、
10…主軸台、11…送りねじ、13…第1のレゾルバ、15…
第2のレゾルバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 寿男 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 長谷川 宏治 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 佐藤 秀樹 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 井川 正治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 杉戸 弥寿徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 伊藤 政司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 竹内 彰浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−177289(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも可動軸の目標位置を指令する移
    動指令コードを有する複数の指令コードからなるNCデー
    タに基づいて可動軸の送りを数値制御する数値制御装置
    において、 前記移動指令コードに指定された目標位置に前記可動軸
    の送りを制御する送り制御手段と、 前記可動軸の任意位置を指定して外部機器を制御するM
    出力をオンとすることを指令するM出力指令手段と、 前記M出力指令手段による指令が有効な前記送り制御手
    段による前記可動軸の送り制御中に、前記可動軸が前記
    M出力指令手段で指令された前記任意位置を通過した時
    に、M出力をオンとするM出力実行手段と 前記M出力のオンにより制御される外部機器の状態に係
    わらず前記可動軸が目標位置に到達したことによって次
    の指令コードを実行する指令コード実行手段とを有する
    ことを特徴とする数値制御装置。
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