JPH09161912A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH09161912A JPH09161912A JP7345314A JP34531495A JPH09161912A JP H09161912 A JPH09161912 A JP H09161912A JP 7345314 A JP7345314 A JP 7345314A JP 34531495 A JP34531495 A JP 34531495A JP H09161912 A JPH09161912 A JP H09161912A
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- fixing member
- modular jack
- connector
- main body
- circuit board
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/707—Soldering or welding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/60—Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
- H01R24/62—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装面の高さ調整を容易にしたコネクタを安
価に提供する。 【解決手段】 モジュラージャック本体１１０の側面
に、断面略Ｌ字状の金属製の取付片１２０を支持する支
持部１１１を突出形成し、支持部１１１には取付片１２
０の翼部１２１を挿入する本体側溝部１１２を複数段に
設ける。また、固定部材１３０の両側壁１３１には翼部
１２１を挿入する固定部材側溝部１３２を本体側溝部１
１２と同じ高さ位置に複数段に設けるとともに、導通用
コンタクト１５０を引き出す引出し穴１３４を固定部材
側溝部１３２と同じ高さ位置に複数段に設ける。固定部
材１３０をモジュラージャック本体１１０に係止して取
付片１２０の翼部１２１を本体側溝部１１２と固定部材
側溝部１３２によって支持し、導通用コンタクト１５０
を同じ高さ位置の引出し穴１３４から引き出す。
価に提供する。 【解決手段】 モジュラージャック本体１１０の側面
に、断面略Ｌ字状の金属製の取付片１２０を支持する支
持部１１１を突出形成し、支持部１１１には取付片１２
０の翼部１２１を挿入する本体側溝部１１２を複数段に
設ける。また、固定部材１３０の両側壁１３１には翼部
１２１を挿入する固定部材側溝部１３２を本体側溝部１
１２と同じ高さ位置に複数段に設けるとともに、導通用
コンタクト１５０を引き出す引出し穴１３４を固定部材
側溝部１３２と同じ高さ位置に複数段に設ける。固定部
材１３０をモジュラージャック本体１１０に係止して取
付片１２０の翼部１２１を本体側溝部１１２と固定部材
側溝部１３２によって支持し、導通用コンタクト１５０
を同じ高さ位置の引出し穴１３４から引き出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタに関する。
具体的にはモジュラージャックなどのコネクタにおい
て、回路基板に実装するための構造に関する。
具体的にはモジュラージャックなどのコネクタにおい
て、回路基板に実装するための構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来のモジュラージャック２００
の概略的一部破段斜視図である。このモジュラージャッ
ク２００のモジュラージャック本体２１０の側壁には、
略Ｌ字状をした金属製の取付金具２２０が、モジュラー
ジャック本体２１０の底面と取付金具２２０の実装面と
を一致させて固定されている。このモジュラージャック
２００は回路基板２５０の上に直接載置され、取付金具
２２０が回路基板２５０にハンダ付けされることで実装
される。この結果、モジュラージャック２００は回路基
板２５０に強固に固定される。
の概略的一部破段斜視図である。このモジュラージャッ
ク２００のモジュラージャック本体２１０の側壁には、
略Ｌ字状をした金属製の取付金具２２０が、モジュラー
ジャック本体２１０の底面と取付金具２２０の実装面と
を一致させて固定されている。このモジュラージャック
２００は回路基板２５０の上に直接載置され、取付金具
２２０が回路基板２５０にハンダ付けされることで実装
される。この結果、モジュラージャック２００は回路基
板２５０に強固に固定される。
【０００３】しかしこのモジュラージャック２００は回
路基板２５０の上に直接載置されているため、回路基板
２５０上に実装した際の高さはモジュラージャック本体
２１０の高さに制約され、一定以上には小さくできな
い。このため、このモジュラージャック２００が装備さ
れた通信装置、例えばパーソナルコンピュータに用いる
モデムボード等は一定値、すなわちモジュラージャック
２００の厚さと回路基板２５０の厚さの合計値以下には
薄型化することができなかった。
路基板２５０の上に直接載置されているため、回路基板
２５０上に実装した際の高さはモジュラージャック本体
２１０の高さに制約され、一定以上には小さくできな
い。このため、このモジュラージャック２００が装備さ
れた通信装置、例えばパーソナルコンピュータに用いる
モデムボード等は一定値、すなわちモジュラージャック
２００の厚さと回路基板２５０の厚さの合計値以下には
薄型化することができなかった。
【０００４】そこで図７に示すモジュラージャック３０
０が考案された。このモジュラージャック３００では、
モジュラージャック本体３１０の左右側面のほぼ上端部
に取付部３２０を膨出させている。このモジュラージャ
ック３００は、回路基板２５０に設けた切り欠き２５１
に嵌め込まれて回路基板２５０に実装されている。した
がって、このモジュラージャック３００によると、回路
基板２５０の厚さ分だけ前記通信装置全体の厚みを少な
くすることができる。また、このモジュラージャック３
００では取付金具３２１を取付部３２０に設け、回路基
板２５０に開口した装着穴２５２に挿入するようになっ
ているので、回路基板２５０に強固に固定することがで
きる。
０が考案された。このモジュラージャック３００では、
モジュラージャック本体３１０の左右側面のほぼ上端部
に取付部３２０を膨出させている。このモジュラージャ
ック３００は、回路基板２５０に設けた切り欠き２５１
に嵌め込まれて回路基板２５０に実装されている。した
がって、このモジュラージャック３００によると、回路
基板２５０の厚さ分だけ前記通信装置全体の厚みを少な
くすることができる。また、このモジュラージャック３
００では取付金具３２１を取付部３２０に設け、回路基
板２５０に開口した装着穴２５２に挿入するようになっ
ているので、回路基板２５０に強固に固定することがで
きる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのモジ
ュラージャック３００にあっては、取付部３２０の膨出
位置が固定されているため、モジュラージャック３００
を装備すべき通信装置に応じて、膨出位置の異なる多種
類のモジュラージャック本体３１０を作成する必要があ
り、製造コストが高くなっていた。
ュラージャック３００にあっては、取付部３２０の膨出
位置が固定されているため、モジュラージャック３００
を装備すべき通信装置に応じて、膨出位置の異なる多種
類のモジュラージャック本体３１０を作成する必要があ
り、製造コストが高くなっていた。
【０００６】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、実装面に対
する高さ調整を可能にしたモジュラージャックを低コス
トで提供することにある。
れたものであり、その目的とするところは、実装面に対
する高さ調整を可能にしたモジュラージャックを低コス
トで提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、導
通用コンタクトが設けられたコネクタ本体と、このコネ
クタ本体の側面の支持部に着脱可能に取り付けられる取
付片とを具備しており、前記取付片は回路基板の実装面
上に固定されるものであって、前記支持部には取付片を
支持する複数段の本体側溝部が形成されている。
通用コンタクトが設けられたコネクタ本体と、このコネ
クタ本体の側面の支持部に着脱可能に取り付けられる取
付片とを具備しており、前記取付片は回路基板の実装面
上に固定されるものであって、前記支持部には取付片を
支持する複数段の本体側溝部が形成されている。
【０００８】このとき、前記コネクタ本体に係止される
固定部材を備え、前記固定部材には、支持部に取り付け
られた取付片を支持する複数段の固定部材側溝部が前記
本体側溝部に対応して形成されており、前記取付片は、
任意の本体側溝部と、コネクタ本体に係止された固定部
材の固定部材側溝部のうち前記任意の本体側溝部に対応
する固定部材側溝部とによってコネクタ本体に固定され
るように構成することが望ましい。
固定部材を備え、前記固定部材には、支持部に取り付け
られた取付片を支持する複数段の固定部材側溝部が前記
本体側溝部に対応して形成されており、前記取付片は、
任意の本体側溝部と、コネクタ本体に係止された固定部
材の固定部材側溝部のうち前記任意の本体側溝部に対応
する固定部材側溝部とによってコネクタ本体に固定され
るように構成することが望ましい。
【０００９】また、前記固定部材には、前記導通用コン
タクトの端子部を引き出すための引出し穴が前記固定部
材側溝部とほぼ同じ高さ位置に複数段にわたって設けら
れていると好都合である。
タクトの端子部を引き出すための引出し穴が前記固定部
材側溝部とほぼ同じ高さ位置に複数段にわたって設けら
れていると好都合である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明のコネクタについてモ
ジュラージャックを例に挙げて説明するが、本発明はモ
ジュラージャックに限らず、その他のプラグ式のジャッ
ク等にも適用できるのはいうまでもない。以下、各図に
したがって本発明のコネクタについて詳述する。
ジュラージャックを例に挙げて説明するが、本発明はモ
ジュラージャックに限らず、その他のプラグ式のジャッ
ク等にも適用できるのはいうまでもない。以下、各図に
したがって本発明のコネクタについて詳述する。
【００１１】図１に示すものは本発明の一実施例である
モジュラージャック１００の分解斜視図、図２（ａ）
（ｂ）（ｃ）（ｄ）はそれぞれその正面図、側面図、平
面図及び背面図、図３はその断面図、図４（ａ）（ｂ）
はそれぞれ当該モジュラージャック１００を回路基板２
５０に実装した様子を示す説明図である。
モジュラージャック１００の分解斜視図、図２（ａ）
（ｂ）（ｃ）（ｄ）はそれぞれその正面図、側面図、平
面図及び背面図、図３はその断面図、図４（ａ）（ｂ）
はそれぞれ当該モジュラージャック１００を回路基板２
５０に実装した様子を示す説明図である。
【００１２】モジュラージャック１００は、図１に示す
ように、略立方体状のモジュラージャック本体１１０
（『コネクタ本体』に相当する）と、モジュラージャッ
ク１００を回路基板２５０の実装面上に固定するための
一対の金属製の取付片１２０と、この取付片１２０をモ
ジュラージャック本体１１０に固定する固定部材１３０
と、電話線やＬＡＮケーブル等のモジュラー（図示せ
ず）からの電気信号を外部へ取り出すための導通用コン
タクト１５０とから構成されている。
ように、略立方体状のモジュラージャック本体１１０
（『コネクタ本体』に相当する）と、モジュラージャッ
ク１００を回路基板２５０の実装面上に固定するための
一対の金属製の取付片１２０と、この取付片１２０をモ
ジュラージャック本体１１０に固定する固定部材１３０
と、電話線やＬＡＮケーブル等のモジュラー（図示せ
ず）からの電気信号を外部へ取り出すための導通用コン
タクト１５０とから構成されている。
【００１３】取付片１２０は端面が略Ｌ字状をなしてお
り、回路基板２５０に固定される翼部１２１と、この翼
部１２１に対して直交する方向に延設された固定部１２
２とを一体として構成されている。また、翼部１２１に
は回路基板２５０とのハンダ付けが容易に行なえるよう
に、取付穴１２３が複数個設けられている。
り、回路基板２５０に固定される翼部１２１と、この翼
部１２１に対して直交する方向に延設された固定部１２
２とを一体として構成されている。また、翼部１２１に
は回路基板２５０とのハンダ付けが容易に行なえるよう
に、取付穴１２３が複数個設けられている。
【００１４】前記モジュラージャック本体１１０は、絶
縁性を有する合成樹脂からなり、その両側の側面正面側
には取付片１２０の端部を挿入支持するための支持部１
１１が突出形成されている。この支持部１１１と、モジ
ュラージャック本体１１０の側面との間には、前記固定
部１２２を挿入可能な隙間が設けられている。かかる支
持部１１１には取付片１２０の翼部１２１の一方の端部
が挿入される本体側溝部１１２が、固定されるべき回路
基板２５０と略平行になるように複数段にわたって設け
られている。さらにモジュラージャック本体１１０の両
側の側面背面側には、固定部材１３０を係止するための
係止突起１１３が形成されている。
縁性を有する合成樹脂からなり、その両側の側面正面側
には取付片１２０の端部を挿入支持するための支持部１
１１が突出形成されている。この支持部１１１と、モジ
ュラージャック本体１１０の側面との間には、前記固定
部１２２を挿入可能な隙間が設けられている。かかる支
持部１１１には取付片１２０の翼部１２１の一方の端部
が挿入される本体側溝部１１２が、固定されるべき回路
基板２５０と略平行になるように複数段にわたって設け
られている。さらにモジュラージャック本体１１０の両
側の側面背面側には、固定部材１３０を係止するための
係止突起１１３が形成されている。
【００１５】またモジュラージャック本体１１０には、
図外のモジュラーを差込むための差込み部１１４が設け
られており、差込み部１１４の底面には導通用コンタク
ト１５０が納められるコンタクト収納部１１５が形成さ
れている。組み立て時には導通用コンタクト１５０の接
触部１５３の開放端が外部に引き出された状態で、その
一部がこのコンタクト収納部１１５に納められ、導通用
コンタクト１５０の立ち上がり部１５２がモジュラージ
ャック本体１１０の背面に沿うようにして外部に引き出
される（図３参照）。
図外のモジュラーを差込むための差込み部１１４が設け
られており、差込み部１１４の底面には導通用コンタク
ト１５０が納められるコンタクト収納部１１５が形成さ
れている。組み立て時には導通用コンタクト１５０の接
触部１５３の開放端が外部に引き出された状態で、その
一部がこのコンタクト収納部１１５に納められ、導通用
コンタクト１５０の立ち上がり部１５２がモジュラージ
ャック本体１１０の背面に沿うようにして外部に引き出
される（図３参照）。
【００１６】前記固定部材１３０は、絶縁性を有する合
成樹脂からなり、対向する両側壁１３１と、この両側壁
１３１を連結する中央壁１３３とからなり、全体として
平面視略コ字形状に形成されている。前記両側壁１３１
の間の寸法は、モジュラージャック本体１１０の幅寸法
と取付片１２０の固定部１２２の厚さ２枚分の寸法との
合計にほぼ等しくなっている。また両側壁１３１の先端
にはそれぞれ支持部１１１の本体側溝部１１２と同じ高
さに、取付片１２０の翼部１２１の残る一方の端部が挿
入される固定部材側溝部１３２が複数段にわたって設け
られている。また固定部材１３０の中央壁１３３には、
導通用コンタクト１５０の端子部１５１を引き出すた
め、導通用コンタクト１５０の本数と同じ数だけの引出
し穴１３４が、横一列に配列されて固定部材側溝部１３
２とほぼ同じ高さとなるように複数段にわたって開口さ
れている。さらに両側壁１３１の基部には、モジュラー
ジャック本体１１０の係止突起１１３に係止するための
係止部１３５が開口されている。
成樹脂からなり、対向する両側壁１３１と、この両側壁
１３１を連結する中央壁１３３とからなり、全体として
平面視略コ字形状に形成されている。前記両側壁１３１
の間の寸法は、モジュラージャック本体１１０の幅寸法
と取付片１２０の固定部１２２の厚さ２枚分の寸法との
合計にほぼ等しくなっている。また両側壁１３１の先端
にはそれぞれ支持部１１１の本体側溝部１１２と同じ高
さに、取付片１２０の翼部１２１の残る一方の端部が挿
入される固定部材側溝部１３２が複数段にわたって設け
られている。また固定部材１３０の中央壁１３３には、
導通用コンタクト１５０の端子部１５１を引き出すた
め、導通用コンタクト１５０の本数と同じ数だけの引出
し穴１３４が、横一列に配列されて固定部材側溝部１３
２とほぼ同じ高さとなるように複数段にわたって開口さ
れている。さらに両側壁１３１の基部には、モジュラー
ジャック本体１１０の係止突起１１３に係止するための
係止部１３５が開口されている。
【００１７】導通用コンタクト１５０は、導電性を有す
る金属細帯板を折曲形成したのものであって、略Ｖ字形
状に折曲形成された接触部１５３と、この接触部１５３
の一端から上方に立ち上がった立ち上がり部１５２と、
この立ち上がり部１５２から直交する方向に延折された
端子部１５１とが一体に形成されている。かかる導通用
コンタクト１５０は、前記引出し穴１３４の各高さに合
せて立ち上がり部１５２の高さＨが異なる数種類が用意
されており、導通用コンタクト１５０の端子部１５１は
所望する高さ位置にある引出し穴１３４から外部に引き
出される。
る金属細帯板を折曲形成したのものであって、略Ｖ字形
状に折曲形成された接触部１５３と、この接触部１５３
の一端から上方に立ち上がった立ち上がり部１５２と、
この立ち上がり部１５２から直交する方向に延折された
端子部１５１とが一体に形成されている。かかる導通用
コンタクト１５０は、前記引出し穴１３４の各高さに合
せて立ち上がり部１５２の高さＨが異なる数種類が用意
されており、導通用コンタクト１５０の端子部１５１は
所望する高さ位置にある引出し穴１３４から外部に引き
出される。
【００１８】しかして取付片１２０は、モジュラージャ
ック１００を回路基板２５０に実装したときに、翼部１
２１が回路基板２５０の実装面上に位置するよう、所望
する高さ位置にある本体側溝部１１２に翼部１２１の一
方の端部が挿入される。このとき、固定部１２２の端部
は、支持部１１１とモジュラージャック本体１１０側面
との間に挿入支持される。さらに、固定部材１３０をモ
ジュラージャック本体１１０の背面側から嵌め込むと、
翼部１２１は固定部材側溝部１３２に挿入される。この
とき、固定部材１３０は、係止突起１１３と係止部１３
５とによってモジュラージャック本体１１０に係止さ
れ、取付片１２０はモジュラージャック本体１１０に固
定される。
ック１００を回路基板２５０に実装したときに、翼部１
２１が回路基板２５０の実装面上に位置するよう、所望
する高さ位置にある本体側溝部１１２に翼部１２１の一
方の端部が挿入される。このとき、固定部１２２の端部
は、支持部１１１とモジュラージャック本体１１０側面
との間に挿入支持される。さらに、固定部材１３０をモ
ジュラージャック本体１１０の背面側から嵌め込むと、
翼部１２１は固定部材側溝部１３２に挿入される。この
とき、固定部材１３０は、係止突起１１３と係止部１３
５とによってモジュラージャック本体１１０に係止さ
れ、取付片１２０はモジュラージャック本体１１０に固
定される。
【００１９】また、モジュラージャック本体１１０に取
り付けられた導通用コンタクト１５０の端子部１５１
は、図３に示すように、取付片１２０と同じ高さ位置に
ある引出し穴１３４から外部に引出され、導通用コンタ
クト１５０の立ち上がり部１５２はモジュラージャック
本体１１０と固定部材１３０とによって挟み込まれる。
このとき、導通用コンタクト１５０の端子部１５１は回
路基板２５０の実装面上に相当する高さに引き出され
る。
り付けられた導通用コンタクト１５０の端子部１５１
は、図３に示すように、取付片１２０と同じ高さ位置に
ある引出し穴１３４から外部に引出され、導通用コンタ
クト１５０の立ち上がり部１５２はモジュラージャック
本体１１０と固定部材１３０とによって挟み込まれる。
このとき、導通用コンタクト１５０の端子部１５１は回
路基板２５０の実装面上に相当する高さに引き出され
る。
【００２０】こうして構成されたモジュラージャック１
００は、図４（ａ）（ｂ）に示すように回路基板２５０
の縁部に設けられた切り欠き２５１に挿入され、取付片
１２０の翼部１２１によって回路基板２５０に支持され
る。そして翼部１２１が回路基板２５０にハンダ付けさ
れ、回路基板２５０の実装面上に固定される。また、こ
のとき導通用コンタクト１５０も回路基板２５０の実装
面上に位置されているので、図示しない配線回路へのハ
ンダ付けも容易に行なえる。
００は、図４（ａ）（ｂ）に示すように回路基板２５０
の縁部に設けられた切り欠き２５１に挿入され、取付片
１２０の翼部１２１によって回路基板２５０に支持され
る。そして翼部１２１が回路基板２５０にハンダ付けさ
れ、回路基板２５０の実装面上に固定される。また、こ
のとき導通用コンタクト１５０も回路基板２５０の実装
面上に位置されているので、図示しない配線回路へのハ
ンダ付けも容易に行なえる。
【００２１】このように、このモジュラージャック１０
０にあっては取付片１２０の高さ位置を変えることによ
り、固定時におけるモジュラージャック１００の高さ位
置を様々に変えることができる。したがって、一種類の
モジュラージャック本体１１０と固定部材１３０及び取
付片１２０を作成しておけばよく、導通用コンタクト１
５０の立ち上がり部１５２の高さＨを変えることによっ
て種々の実装位置に調整できる。しかも、構成部品の種
類が少なくて済むのでモジュラージャック１００を安価
に提供することができる。
０にあっては取付片１２０の高さ位置を変えることによ
り、固定時におけるモジュラージャック１００の高さ位
置を様々に変えることができる。したがって、一種類の
モジュラージャック本体１１０と固定部材１３０及び取
付片１２０を作成しておけばよく、導通用コンタクト１
５０の立ち上がり部１５２の高さＨを変えることによっ
て種々の実装位置に調整できる。しかも、構成部品の種
類が少なくて済むのでモジュラージャック１００を安価
に提供することができる。
【００２２】また本発明のモジュラージャック１００を
用いることにより回路基板２５０の両面に実装部品を実
装する場合には、回路基板２５０の全体の高さを簡単に
最小限に抑えることができる。
用いることにより回路基板２５０の両面に実装部品を実
装する場合には、回路基板２５０の全体の高さを簡単に
最小限に抑えることができる。
【００２３】つまり回路基板２５０の上下両面に実装部
品１６０及び実装部品１７０を実装する場合を考える。
（ただし、実装部品１６０の高さｂ及び実装部品１７０
の高さｃはそれぞれモジュラージャック１００及びモジ
ュラージャック２００の高さａよりも低いものとす
る。）従来のモジュラージャック２００を用いた場合に
は、図５（ａ）に示すように、回路基板２５０の全体の
厚さｈは、回路基板２５０の厚さｔとモジュラージャッ
ク２００の高さａと回路基板２５０下面の実装部品１７
０の厚さｃの合計（ｈ＝ａ＋ｔ＋ｃ）に等しい。
品１６０及び実装部品１７０を実装する場合を考える。
（ただし、実装部品１６０の高さｂ及び実装部品１７０
の高さｃはそれぞれモジュラージャック１００及びモジ
ュラージャック２００の高さａよりも低いものとす
る。）従来のモジュラージャック２００を用いた場合に
は、図５（ａ）に示すように、回路基板２５０の全体の
厚さｈは、回路基板２５０の厚さｔとモジュラージャッ
ク２００の高さａと回路基板２５０下面の実装部品１７
０の厚さｃの合計（ｈ＝ａ＋ｔ＋ｃ）に等しい。
【００２４】一方、本発明のモジュラージャック１００
を用いた場合には、図５（ｂ）に示すように、モジュラ
ージャック１００の高さａが、回路基板２５０上面の実
装部品１６０の高さｂと回路基板２５０の厚さｔと回路
基板２５０下面の実装部品１７０の高さｃの合計よりも
大きくなる（ａ＞ｂ＋ｔ＋ｃ）ように固定時におけるモ
ジュラージャック１００の高さ位置を調整することによ
り、回路基板２５０の全体の高さｈを、常にモジュラー
ジャック１００の高さａと等しくすることができる。
を用いた場合には、図５（ｂ）に示すように、モジュラ
ージャック１００の高さａが、回路基板２５０上面の実
装部品１６０の高さｂと回路基板２５０の厚さｔと回路
基板２５０下面の実装部品１７０の高さｃの合計よりも
大きくなる（ａ＞ｂ＋ｔ＋ｃ）ように固定時におけるモ
ジュラージャック１００の高さ位置を調整することによ
り、回路基板２５０の全体の高さｈを、常にモジュラー
ジャック１００の高さａと等しくすることができる。
【００２５】このように本発明のモジュラージャック１
００にあっては、実装部品１６０や実装部品１７０の高
さに合わせて、モジュラージャック１００の取付片１２
０の高さ位置を調整することにより、回路基板２５０全
体の高さを最小限に抑えることができ、高さの異なる種
々の実装部品１６０、１７０に容易に対応することがで
きる。
００にあっては、実装部品１６０や実装部品１７０の高
さに合わせて、モジュラージャック１００の取付片１２
０の高さ位置を調整することにより、回路基板２５０全
体の高さを最小限に抑えることができ、高さの異なる種
々の実装部品１６０、１７０に容易に対応することがで
きる。
【００２６】
【発明の効果】本発明のコネクタによれば、導通用コン
タクトが設けられたコネクタ本体と、このコネクタ本体
の側面の支持部に着脱可能に取り付けられる取付片とを
備えており、前記取付片は回路基板の実装面上に固定さ
れるものであって、前記支持部には取付片を支持する複
数段の本体側溝部が形成されているので、通信装置等に
応じて簡単に取付片の高さ位置を変更することができ
る。また、一種類のコネクタ本体及び取付片と、複数種
類の導通用コンタクトすなわち立ち上がり部の高さ寸法
を取付片の高さ位置に対応させた導通用コンタクトを準
備しておけば、回路基板の実装面上にへの固定位置が異
なる複数種類のコネクタとすることができ、従来のよう
に複数種類のコネクタ本体を準備する必要がなくなるの
で、この種のコネクタのコストの低減に寄与することが
できる。
タクトが設けられたコネクタ本体と、このコネクタ本体
の側面の支持部に着脱可能に取り付けられる取付片とを
備えており、前記取付片は回路基板の実装面上に固定さ
れるものであって、前記支持部には取付片を支持する複
数段の本体側溝部が形成されているので、通信装置等に
応じて簡単に取付片の高さ位置を変更することができ
る。また、一種類のコネクタ本体及び取付片と、複数種
類の導通用コンタクトすなわち立ち上がり部の高さ寸法
を取付片の高さ位置に対応させた導通用コンタクトを準
備しておけば、回路基板の実装面上にへの固定位置が異
なる複数種類のコネクタとすることができ、従来のよう
に複数種類のコネクタ本体を準備する必要がなくなるの
で、この種のコネクタのコストの低減に寄与することが
できる。
【００２７】また回路基板の両面に実装部品を実装する
場合、それらの実装部品の高さに応じて、回路基板全体
の高さに応じて、回路基板全体の高さが最も低くなるよ
うに本コネクタの固定位置の高さを設定することが可能
なので、回路基板全体の高さを最小限に抑え、回路基板
全体を容易に薄型化することができる。
場合、それらの実装部品の高さに応じて、回路基板全体
の高さに応じて、回路基板全体の高さが最も低くなるよ
うに本コネクタの固定位置の高さを設定することが可能
なので、回路基板全体の高さを最小限に抑え、回路基板
全体を容易に薄型化することができる。
【００２８】このとき、前記コネクタ本体に係止される
固定部材を備えており、前記固定部材には、支持部に取
り付けられた取付片を支持する複数段の固定部材側溝部
が前記本体側溝部に対応して形成されており、前記取付
片は、任意の本体側溝部と、コネクタ本体に係止された
固定部材の固定部材側溝部のうち前記任意の本体側溝部
に対応する固定部材側溝部とによってコネクタ本体に固
定されるようにすれば、簡単に取付片の高さ位置を変更
することができる。また、取付片は本体側溝部と固定部
材側溝部とによってコネクタ本体に取り付けられる結
果、コネクタ本体を回路基板により強固に固定すること
ができる。
固定部材を備えており、前記固定部材には、支持部に取
り付けられた取付片を支持する複数段の固定部材側溝部
が前記本体側溝部に対応して形成されており、前記取付
片は、任意の本体側溝部と、コネクタ本体に係止された
固定部材の固定部材側溝部のうち前記任意の本体側溝部
に対応する固定部材側溝部とによってコネクタ本体に固
定されるようにすれば、簡単に取付片の高さ位置を変更
することができる。また、取付片は本体側溝部と固定部
材側溝部とによってコネクタ本体に取り付けられる結
果、コネクタ本体を回路基板により強固に固定すること
ができる。
【００２９】また、前記固定部材には、前記導通用コン
タクトの端子部を引き出すための引出し穴が前記固定部
材側溝部とほぼ同じ高さ位置に複数段にわたって設けら
れていると、端子部の引出し位置を取付片の高さ位置に
応じて容易に変更できるので、取付片の高さ位置を調整
した場合でも常に実装面の高さ位置に端子部を引き出せ
る。このため、実装時の結線作業が容易になる。
タクトの端子部を引き出すための引出し穴が前記固定部
材側溝部とほぼ同じ高さ位置に複数段にわたって設けら
れていると、端子部の引出し位置を取付片の高さ位置に
応じて容易に変更できるので、取付片の高さ位置を調整
した場合でも常に実装面の高さ位置に端子部を引き出せ
る。このため、実装時の結線作業が容易になる。
【図１】本発明の一実施例であるモジュラージャックの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図２】（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）はそれぞれ同上のモ
ジュラージャックの正面図、側面図、平面図及び背面図
である。
ジュラージャックの正面図、側面図、平面図及び背面図
である。
【図３】同上のモジュラージャックの断面図である。
【図４】（ａ）（ｂ）はそれぞれ同上のモジュラージャ
ックを回路基板に実装した様子を示す正面説明図及び側
面説明図である。
ックを回路基板に実装した様子を示す正面説明図及び側
面説明図である。
【図５】（ａ）（ｂ）は、同上のモジュラージャックを
用いた場合の具体的な効果を示す説明図である。
用いた場合の具体的な効果を示す説明図である。
【図６】従来例に係るモジュラージャックの概略的一部
破段斜視図である。
破段斜視図である。
【図７】別の従来例に係るモジュラージャックを示す斜
視図である。
視図である。
１１０ モジュラージャック本体（コネクタ本体） １１１ 支持部 １１２ 本体側溝部 １２０ 取付片 １３０ 固定部材 １３２ 固定部材側溝部 １３４ 引出し穴 １５０ 導通用コンタクト
Claims (3)
- 【請求項１】 導通用コンタクトが設けられたコネクタ
本体と、このコネクタ本体の側面の支持部に着脱可能に
取り付けられる取付片とを具備しており、前記取付片は
回路基板の実装面上に固定されるものであって、前記支
持部には取付片を支持する複数段の本体側溝部が形成さ
れていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項２】 請求項１記載のコネクタにおいて、前記
コネクタ本体に係止される固定部材を具備しており、前
記固定部材には、支持部に取り付けられた取付片を支持
する複数段の固定部材側溝部が前記本体側溝部に対応し
て形成されており、前記取付片は、任意の本体側溝部
と、コネクタ本体に係止された固定部材の固定部材側溝
部のうち前記任意の本体側溝部に対応する固定部材側溝
部とによってコネクタ本体に固定されることを特徴とす
るコネクタ。 - 【請求項３】 前記固定部材には、前記導通用コンタク
トの端子部を引き出すための引出し穴が前記固定部材側
溝部とほぼ同じ高さ位置に複数段にわたって設けられて
いることを特徴とする請求項２記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345314A JPH09161912A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7345314A JPH09161912A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09161912A true JPH09161912A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18375764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7345314A Pending JPH09161912A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09161912A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7347725B2 (en) | 2004-12-27 | 2008-03-25 | Yazaki Corporation | Metal fixing member for fixing a connector to a wiring board |
| WO2011122396A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP7345314A patent/JPH09161912A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7347725B2 (en) | 2004-12-27 | 2008-03-25 | Yazaki Corporation | Metal fixing member for fixing a connector to a wiring board |
| DE102005062595B4 (de) * | 2004-12-27 | 2008-04-17 | Yazaki Corp. | Metall-Fixierungsglied und dasselbe verwendender Verbinder |
| WO2011122396A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
| JP2012059360A (ja) * | 2010-03-31 | 2012-03-22 | Iriso Electronics Co Ltd | コネクタ |
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