JPH09159671A - 微生物由来成分の測定装置及び測定方法 - Google Patents
微生物由来成分の測定装置及び測定方法Info
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- JPH09159671A JPH09159671A JP23463996A JP23463996A JPH09159671A JP H09159671 A JPH09159671 A JP H09159671A JP 23463996 A JP23463996 A JP 23463996A JP 23463996 A JP23463996 A JP 23463996A JP H09159671 A JPH09159671 A JP H09159671A
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Abstract
定操作で測定できる微生物由来成分の測定装置及び測定
方法を提供する。 【構成】光源として、青色及び/または紫色の光を発す
る発光ダイオ−ドを使用することによって、比濁時間分
析法と合成基質法の両方に適用できるようにした。
Description
の測定装置及び測定方法に係り、詳記すれば、グラム陰
性菌、グラム陽性菌及び真菌等の広範囲の微生物汚染
を、高い信頼性と容易な測定操作で測定可能な微生物由
来成分の測定装置及び測定方法に関するものである。
造・品質管理、食品の製造・品質管理、透析液の品質管
理、微生物感染症の診断、半導体製造工程での洗浄水の
不純物汚染管理等の微生物汚染が問題となる分野では、
従来から微生物汚染量を測定し、その混入を防ぐことが
行われている。ここで、微生物汚染量というのは、より
具体的には、試料中の生菌数、或は例えばエンドトキシ
ン、ペプチドグリカン、(1→3)β−D−グルカン
(以下、β−グルカンという)等の微生物由来成分量の
ことである。尚、微生物汚染量の測定を、微生物由来成
分量に基づいて行えば、生菌数の量を見積ることができ
るだけではなく、死菌を含めた総合的な微生物汚染量を
知ることができる。
で操作が簡便である等の理由から、このような微生物由
来成分量の測定法としては、下記の方法が主流となりつ
つある。 カブトガニ血球成分を試薬として用いる所謂リムルス
テスト(比濁時間分析法)によるグラム陰性菌由来のエ
ンドトキシンの測定 リムルステスト(合成基質法)によるグラム陰性菌由
来のエンドトキシンの測定 エンドトキシンを不活化又は除去した試料を使用する
リムルステスト(比濁時間分析法)による真菌由来のβ
−グルカンの測定 カブトガニ血球成分から取り出されたβ−グルカンと
反応する成分と、合成基質を含む試薬(合成基質法)に
よる真菌由来のβ−グルカンの測定 カイコ体液成分を含む試薬であるSLP試薬(活性化
時間分析法)によるグラム陽性菌若しくはグラム陰性菌
由来のペプチドグリカンまたは真菌由来のβ−グルカン
の測定
法及び合成基質法は、それぞれ以下の方法のことであ
る。 比濁時間分析法または活性化時間分析法:試料と反応試
薬との混合物(被検試料液)に光を照射し、試料と反応
試薬とを混合後所定時間経過後から、被検試料液につい
ての光学的変化〔初期透過光量Ioと所定時間(t)経
過後の透過光量(It)との比。R=It/Io、透過
光量比Rの対数値、透過率の変化、吸光度の変化等〕が
所定の量だけ生ずるのに要する時間(透過光量が一定の
割合変化するまでの時間)を測定し、当該時間を利用し
て目的の測定を行う方法。 合成基質法:被検試料液中で活性化される酵素の作用に
より色素を遊離する性質を有する合成基質を使用し、遊
離された色素量から目的の測定を行う方法。
法と合成基質法による測定は、試料となる対象物質の反
応への影響に応じて使い分けられている。従来のリムル
ステスト等では、検出困難であったグラム陽性菌由来の
ペプチドグリカンが、上記のSLP試薬が開発された
ことによって、検出可能となったので、実験動物や培養
操作が不要な上記微生物汚染の測定法は、一段とその重
要性を増している。
置は、操作が容易であり、これを用いて上記、、
の測定を行えば、複数の試料について、再現性、定量性
に優れた測定を高い信頼性のもとで実施できる利点はあ
ったが、上記や等の合成基質法に基づく測定には使
用できなかった。
は、上記、、等を実施することは可能であった
が、例えば反応開始時点と測定開始時点とを連動でき
ず、被検試料液毎の反応経過時間を厳密に測定できない
ことと、試料容器並びに反応容器である96穴マイクロ
プレ−トの微生物汚染を完全に除去することが困難であ
るほか、マイクロプレ−トの周辺部と中央部に於ける被
検試料液の温度を均一に制御することが困難であること
等の理由から、得られた測定値は信頼性に欠けるという
問題点を有していた。
レ−トリ−ダ−では、マイクロプレ−トを静止させたま
まで測定を行うことができないため、上記、等のリ
ムルステストを使用し生ずるゲル化反応を利用して行う
分析法をマイクロプレ−トリ−ダ−を使用して実施した
場合、測定精度が悪化するという問題点もあった。更
に、従来のマイクロプレ−トリ−ダ−は、光源として、
タングステンランプを使用するため、光配分系が必要で
且つマイクロプレ−トを移動させる機構が必要となるた
め、装置が複雑で高価となるという問題点も有してい
た。
れぞれ微生物由来成分の測定装置及び測定方法であっ
て、比濁時間分析法と合成基質法の両方に適用でき、そ
の結果、グラム陰性菌、グラム陽性菌及び真菌等の広範
囲の微生物汚染を高い信頼性と容易な測定操作で測定で
きる微生物由来成分の測定装置及び測定方法を提供する
ことを目的とする。また、請求項5に記載の発明は、上
記目的に加えて、試料キュベットのキュベット保持手段
への設置時点を自動的に検出できる測定装置を提供する
ことを目的とする。また、請求項6及び7に記載の発明
は、上記請求項1記載の目的に加えて、測定回路の安定
性を向上させ、測定精度を向上させた測定装置を提供す
ることを目的とする。
請求項1記載の測定装置は、試料と反応試薬とを混合
し、混合後の反応開始による透過光量の変化を測定して
微生物由来成分を測定する装置に於いて、前記試料と反
応試薬との混合物(被検試料液)を収容する試料キュベ
ットを保持する手段と、該試料キュベットに光線を照射
する青色及び/または紫色の光を発する発光ダイオ−ド
と、照射した光線の透過光量を検知する手段と、測定開
始から被検試料の透過光量が所定の割合変化する迄の時
間を検出する手段と、を具備することを特徴とする。
は、試料と反応試薬の混合物(被検試料液)の調製後所定
時間経過後からの透過光量が所定の割合変化するまでの
時間に基づいて微生物由来成分を測定する方法に於い
て、前記被検試料液を試料キュベットに収容して静置状
態に保持し、該被検試料キュベットに発光ダイオ−ドか
ら青色及び/または紫色の光線を照射し、照射した光線
の透過光量を検知し、前記所定時間経過後から被検試料
液の透過光量が所定の割合変化する迄の時間を検出し、
該時間に基づいて目的物を測定することを特徴とする。
の光を発する発光ダイオ−ドを使用して、従来の比濁時
間分析装置(トキシノメ−タ−)を改良し、比濁時間分
析法と合成基質法の両方に適用できるようにしたことを
要旨とするものであるが、従来、比濁時間分析法と合成
基質法の両方に適用できる比濁時間分析法用の測定装置
及び測定方法は全く知られていない。本発明者等は、前
記目的を達成するため鋭意研究の結果、従来の発光ダイ
オ−ドを使用する比濁時間分析法では、発色合成基質試
薬として従来使用されてきた波長405nmにおけるp
−ニトロアニリン(pNA)の発色が検知できなかった
が、青色及び/または紫色の光を発する発光ダイオ−ド
を使用することによって、従来のマイクロプレ−トリ−
ダ−による測定と同等以上の定量測定が実施できること
を見いだし、本発明に到達したものである。
青色及び/または紫色の光を発する発光ダイオ−ドを使
用することを特徴とするものであるが、従来この発光ダ
イオ−ドを微生物由来成分の測定に使用することは全く
行われていないし、このような発想も全く知られていな
い。青色及び/または紫色の光を発する発光ダイオ−ド
としては、発光の最大ピ−クの半分の高さと発光スペク
トルとの交点の少なくとも一方が415〜485nmの
範囲内、特に415〜485nmの範囲内に発光ピ−ク
を有する発光ダイオ−ドが好適に使用される。
が一定の割合変化する迄の時間を検出する手段として
は、具体的には、例えば、試料キュベットの保持手段へ
の設置時点を検出する手段と、該設置時点の検出に連動
してタイマ−を計時開始する手段と、計時開始したタイ
マ−に連動して任意のタイミングで被検試料の透過光量
をサンプリングして記憶する手段とを具備した手段が挙
げられる。
定装置の試料キュベットを保持する手段は、試料キュベ
ットを静置状態に保持し得るものであるのが望ましく、
更に測定効率を考慮すると、複数個の試料キュベットを
保持し得るものであるのが望ましい。照射した光線の透
過光量を検知する手段や前記試料キュベットの保持手段
への設置時点を検出する手段は、試料キュベット毎に設
置し、タイマ−も複数個設置し且つ計時開始する手段
を、試料キュベット設置時点の検出に連動して、これら
複数のタイマ−のうち作動中でないタイマ−の1つを計
時開始させる機構とするのが良い。更に、計時開始した
タイマ−に連動して任意のタイミングで被検試料の透過
光量をサンプリングして記憶する手段や、測定開始から
透過光量が一定の割合変化する迄の時間を検出する手段
も複数個備えても良い。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る測定装置の
ブロック図であり、試料と反応試薬との混合物(被検試
料液)を収容する複数の被検試料キュベット1と、複数
の青色及び/又は紫色の光を発する発光ダイオ−ド光源
2と、該光源2から各々対応する複数の試料キュベット
1に光線を照射し複数の透過光量を別々に検知する光電
検出器3と、試料キュベット1を静置状態で恒温状態に
保持するインキュベ−タ4と、光電検出器3で検知され
た複数の透過光量を順次切替えて次々に送信するマルチ
プレクサ5と、送信された信号を増幅する増幅回路6
と、増幅回路6で増幅された信号をデジタル値に変換す
るA/D変換器7と、試料キュベット1が試料保持手段
に設置された時点の検出に連動して動作中でないものの
1つがコンピュ−タ8により計時開始され、反応時間の
計時を行う複数のタイマ−10と、計時開始したタイマ
−に連動し、透過光測定状態となった光学系に対応して
計時(即ち測定)状態を表示する素子9と、前記デジタ
ル化された透過光量を計時開始したタイマ−に連動して
任意のタイミングでサンプリングしメモリ11に記憶す
ると共に透過光量の変化のデ−タ処理と装置全体の動作
を制御するコンピュ−タ8とから構成された例を示す。
験管を使用するのが良く、ガラス製の試験管を使用する
ことにより、乾熱処理によって微生物汚染を完全に除去
できる。青色及び/または紫色の光を発する発光ダイオ
−ド光源2としては、例えば日亜化学工業(株)から市
販の発光ダイオ−ドNLPB500,510,520,
或はNLPB300,310,320、豊田合成(株)
から市販のE1L51、E1L53、E1L55等の発
光素子を使用することができる。
2は、上記NLPB520であり、青色及び紫色の光を
発し、450nmに発光ピ−クを有し、発光ピ−クの半
分の高さと発光スペクトルとの交点が415nmと48
5nmのダイオ−ドである。上記実施例に於いては、光
源2を複数設けているが、これは必ずしもこのようでな
くとも良く、単一光源から光フアイバ−で各被検試料キ
ュベット1に照射光を導いても良い。光電検出器3とし
ては、透過光量に対応する電気信号が発生するフオトダ
イオ−ド、光電セル等の受光素子を使用することができ
る。光電検出器も光源と同様に、単一の光電検出器に光
フアイバ−で各被検試料キュベット1の透過光を導いて
も良い。
保持するインキュベ−タ4としては、キュベット1を保
持する手段をアルミブロックで構成し、それに公知の温
度制御回路及び素子を結合することによって形成すると
良い。このように形成することによって、振動のない均
一な温度分布を持つインキュベ−タ4とすることができ
る。本インキュベ−タ4で光源2と光電検出器3とを併
せて恒温状態に保持すれば、測定回路の安定性は更に向
上する。本装置では、測定中、試料キュベット1を静置
状態に保つことができる。これは、リムルステストを利
用した比濁時間分析法を精度良く行うための必須の条件
である。
の設置時点の検出は、キュベット保持手段に各キュベッ
トを検出するマイクロスイッチや、光センサを設置する
ことで実現できるが、光源2と光電検出器3とを使用し
て、試料キュベット設置に伴う急激な透過光量の変化を
検出することにより行うのが良い。このようにすること
によって、余分な検出部品を使用せずに、設置時点を自
動的に検出することもでき、独立した試料キュベット毎
の反応経過時間が厳密に管理でき、しかも操作は、試料
キュベットを保持ホルダ−に挿入するだけでよいので、
極めて容易となる。
開始する複数タイマ−10は、公知の順序回路とカウン
タ−で構成できるが、1つの基本タイマ−とコンピュ−
タ8とメモリ11によるプログラム動作で置き換えるこ
ともできる。現在どの光学系が測定状態になっているか
を表示する素子9には、LEDが使用でき、その表示状
態から次にどの光学系が測定状態に入るかを知ることが
できる。
検出し、タイマ−10のうちのどれを起動するかを判断
し制御すると共に、計時動作中のタイマ−10のカウン
トを観測しながら任意のタイミングで被検試料の透過光
量をサンプリングし、メモリ11にデ−タとして記憶す
る。また、所定時間後、タイマ−の停止をも制御する。
このように試料キュベット1の設置時点の検出に連動し
て厳密な反応時間の管理がなされているため、測定開始
から被検試料の透過光量が一定の割合だけ変化するまで
の時間をコンピュ−タ8とメモリ11によるプログラム
操作で容易に検出することができる。尚、「透過光量が
一定の割合だけ変化」したことを確認する方法として
は、例えば、透過光量比Rの変化、透過光量比Rの対数
値の変化、透過率の変化、吸光度の変化等に基づいて確
認する方法等が挙げられる。更に、メモリ11に記憶さ
れたデ−タを使用して、反応のエンドポイント法による
測定或はレ−ト法による動的な反応測定を厳密に行うこ
ともできる。
を十分発揮せしめるため、上記実施例に於いては、デー
タの表示装置12(LED、CRTデイスプレイ、液晶
デイスプレイ等)、デ−タの表示制御スイッチ13、デ
−タの印字プリンタ−14、外部コンピュ−タとの通信
装置15を設けている。表示装置12にCRTデイスプ
レイや液晶デイスプレイを用いる場合には、測定状態表
示素子9をこれらデイスプレイで置き替えることもでき
る。また、フロッピ−デイスクドライブ等の補助記憶装
置17を設置することもできる。
装置の斜視図を示すもので、12は、測定した試料のデ
−タを表示する表示装置、13は複数の表示デ−タを切
り替える制御スイッチ、16は被検試料キュベットを保
持する温度制御装置付きの試料キュベットホルダ−、9
は現在どの光学系が測定状態となっているかを表示する
素子である。ここでは1例として8本の被検試料キュベ
ットの同時保持を行う例を示した。試料と反応試薬を混
合した試料キュベットのホルダ−16への設置が検出さ
れると、これに連動し、動作中でないタイマ−の1つが
起動される。このタイマ−の起動に連動して対応する表
示素子9が点灯し、測定終了まで点灯しつづけるので、
その表示素子が消灯する迄放置すれば、測定とデータ処
理が自動的に終了するようになっているので、測定操作
は極めて容易である。尚、図2中、14はデ−タ印字プ
リンタ−を、17は補助記憶装置を示す。
を測定するには、反応試薬と被検液とを混合した後、反
応試薬による生成物の量がある一定値となるまでの時間
を、透過光量が一定の割合変化するまでの時間として検
出し、これを使用して常法(例えば、この時間と微生物
由来成分量との関係を表す検量線を利用する方法等)に
より定量する。また、本発明に於ける、透過光量が一定
の割合変化するまでの時間とは、具体的には、例えば透
過光量比R、Rの対数値、透過率、吸光度等の光学的測
定値の変化量が、所定値に到達するまでの時間である。
該所定値としては、目的の測定を実施し得る値であれば
良く特に限定されないが、例えば光学的測定値として透
過光量比Rを利用するものであれば、該所定値は、通常
−3〜−25%、好ましくは−5〜−20%の範囲から
適宜設定される。また、透過率、吸光度、Rの対数値等
を光学的測定値として利用して本発明の測定を行う場合
も、該所定値はRの場合に準じて適宜設定すれば良い。
的に反応する公知の反応試薬を使用すれば良い。例え
ば、グラム陰性菌の測定には、エンドトキシンと反応す
る公知の反応試薬、ペプチドグリカンと反応する公知の
反応試薬等が使用され、グラム陽性菌には、ペプチドグ
リカンと反応する公知の反応試薬が使用され、真菌には
β−グルカンと反応する公知の反応試薬が使用される。
これら反応試薬に含まれる主成分は、カブトガニ血球や
カイコ等の昆虫の体液中に含まれている。
と反応する成分とβ−グルカンと反応する成分が含まれ
ているので、目的に応じてこれをそのまま使用したり、
エンドトキシンのみ若しくはβ−グルカンのみと反応す
る成分だけを利用する。カイコ体液成分(SLP)に
は、β−グルカンと反応する成分とペプチドグリカンと
反応する成分が含まれているので、同様に目的に応じて
このまま若しくは適宜成分を分離して使用する。比濁時
間分析法に於いては、上記反応試薬を使用するが、合成
基質法に於いては、上記反応試薬に更に発色合成基質を
添加した試薬を使用する。これら反応試薬は、公知の方
法に基づいて自製したものでも、市販品を適宜使用して
調製したものであっても良い。
由来成分濃度を測定する例を示す。 実施例 1:比濁時間分析法 エンドトキシン測定用ガラス試験管に、エンドトキシン
水溶液(0〜100EU/ミリリットル)100マイク
ロリットルとLAL(カブトガニ血球成分)溶液(リム
ルスES−II、和光純薬工業(株)製)100マイクロ
リットルを加えて撹拌混合し、本発明の装置を使用して
透過光量の変化を測定した。図3に、〔It(時間tに
於ける試料液からの透過光量)/Io(反応の進行によ
り減少を開始する以前の試料液からの透過光量)〕×1
00(%)が95.0%となるまでに要する時間(ゲル
化時間)とエンドトキシン濃度との検量関係を示す。図
3より明らかなように、非常に広い範囲で良好な検量関
係が得られた。
ンドトキシン水溶液(0.05EU/ミリリットル)1
00マイクロリットルとLAL(カブトガニ血球成分)
溶液(リムルスES−Jテストワコ−、和光純薬工業
(株)製)100マイクロリットルを加えて撹拌混合
し、本発明の装置を使用して再現性を測定した。表1
に、エンドトキシン濃度0.05EU/ミリリットルの
場合での〔It/Io〕×100(%)が95.0%と
なるまでに要する時間(ゲル化時間)の再現性を示す。
尚、比較のため、光源として従来の赤色LEDを使用し
た場合も同様に測定し、結果を表1に併記した。
得られる再現性は、従来の装置と同程度であり、また、
本発明の装置では従来の装置よりもゲル化時間が短くな
り、検出に要する時間を短縮することができる利点が得
られる。
水溶液(0〜100EU/ミリリットル)100マイク
ロリットルと合成基質法試液(トキシカラ−TMシステム
LS−200、生化学工業(株)製)100マイクロリ
ットルを加えて撹拌混合し、本発明の装置を使用して透
過光量の変化を測定した。図4に、〔It/Io〕×1
00(%)が95.0%となるまでに要する時間(活性
化時間)とエンドトキシン濃度との検量関係を示す。図
4より明らかなように、非常に広い範囲で良好な検量関
係が得られた。
法) エンドトキシン測定用ガラス試験管に、カ−ドラン(β
−グルカン)水溶液(0〜1000pg/ミリリット
ル)100マイクロリットルとビ−ジ−スタ−Aキット
発色試液(マルハ(株)製)100マイクロリットルを
加えて撹拌混合し、本発明の装置を使用して透過光量の
変化を測定した。図5に、〔It/Io〕×100
(%)が90.0%となるまでに要する時間(活性化時
間)とカ−ドラン濃度との検量関係を示す。図5より明
らかなように、非常に広い範囲で良好な検量関係が得ら
れた。
液(0〜1000pg/ミリリットル)100マイクロ
リットルとSLP試液(和光純薬工業(株)製)100
マイクロリットルを加えて撹拌混合し、本発明の装置を
使用して透過光量の変化を測定した。図6に、〔It/
Io〕×100(%)が95.0%となるまでに要する
時間(活性化時間)とカ−ドラン濃度との検量関係を示
す。図6より明らかなように、非常に広い範囲で良好な
検量関係が得られた。
に、微生物由来成分を測定するには、マイクロプレ−ト
リ−ダ−を使用し、不十分な反応時間管理と不均一な反
応温度制御のもとに、器材汚染の危険性など信頼性の低
い状態で実施せざるを得なかった測定が、本発明の請求
項1及び11に記載の発明によれば、比濁時間分析装置
を改良し、従来の比濁時間分析装置では測定し得なかっ
た合成基質法の測定もできるので、グラム陰性細菌、真
菌、グラム陽性細菌等の微生物汚染の有無を判別するた
めの測定を容易な操作で、信頼性高くしかも効率的に実
施できるというこの種従来の微生物由来成分測定装置及
び方法には全く見られない画期的な効果を奏する。
項1記載の効果に加えて、余分な検出部品を使用せず
に、試料キュベットの設置時点を自動的に検出でき、独
立した試料キュベット毎の反応時間が厳密に管理でき、
しかも操作は容易となる利点が得られる。また、請求項
6及び7に記載の発明は、上記請求項1記載の効果に加
えて、測定回路の安定性が向上し、測定精度が著しく向
上する。
シン濃度との検量関係図である。
濃度との検量関係図である。
(β−グルカン)濃度との検量関係図である。
濃度との検量関係図である。
る発光ダイオ−ド 3 光電検出器 4 インキュベ−タ 5 マルチプレクサ 7 A/D変換器 8 コンピュ−タ 9 測定状態表示素子 10 タイマ− 11 メモリ 16 試料キュベットホルダ−
Claims (12)
- 【請求項1】試料と反応試薬とを混合し、混合後の反応
開始による透過光量の変化を測定して微生物由来成分を
測定する装置に於いて、 前記試料と反応試薬との混合物(被検試料液)を収容す
る試料キュベットを保持する手段と、該試料キュベット
に光線を照射する青色及び/または紫色の光を発する発
光ダイオ−ドと、照射した光線の透過光量を検知する手
段と、測定開始から被検試料の透過光量が所定の割合変
化する迄の時間を検出する手段と、を具備することを特
徴とする微生物由来成分の測定装置。 - 【請求項2】前記測定開始から被検試料の透過光量が所
定の割合変化する迄の時間を検出する手段が、前記試料
キュベットの前記保持手段への設置時点を検出する手段
と、該設置時点の検出に連動してタイマ−を計時開始す
る手段と、該計時開始したタイマ−に連動して任意のタ
イミングで被検試料の透過光量をサンプリングして記憶
する手段とを具備する請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項3】前記試料キュベットを保持する手段が、複
数個の試料キュベットを静置状態に保持し得るものであ
る請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項4】前記青色及び/または紫色の光を発する発
光ダイオ−ドが、発光ピ−クの半分の高さと発光スペク
トルとの交点の少なくとも一方は、波長415nm〜4
85nmの範囲内である請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項5】前記設置時点の検出手段が、前記発光ダイ
オ−ドと前記透過光量検知手段とを使用し、前記試料キ
ュベット設置に伴う透過光量の急激な変化を検出する請
求項2に記載の測定装置。 - 【請求項6】前記試料キュベットを恒温に保持する手段
を具備する請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項7】前記発光ダイオ−ド及び/または前記透過
光量検知手段の温度を恒温に保持する手段を具備する請
求項1または6に記載の測定装置。 - 【請求項8】前記反応試薬が、カブトガニ血球成分を含
んでなるものである請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項9】前記反応試薬が、カイコ体液成分を含んで
なるものである請求項1に記載の測定装置。 - 【請求項10】前記反応試薬が、カブトガニ血球成分又
はカイコ体液成分と、発色合成基質である請求項1に記
載の測定装置。 - 【請求項11】試料と反応試薬の混合物(被検試料液)の
調製後所定時間経過後からの透過光量が所定の割合変化
するまでの時間に基づいて微生物由来成分を測定する方
法に於いて、前記被検試料液を試料キュベットに収容し
て静置状態に保持し、該被検試料キュベットに発光ダイ
オ−ドから青色及び/または紫色の光線を照射し、照射
した光線の透過光量を検知し、前記所定時間経過後から
被検試料液の透過光量が所定の割合変化する迄の時間を
検出し、該時間に基づいて目的物を測定することを特徴
とする微生物由来成分の測定方法。 - 【請求項12】前記透過光量の変化が、前記被検試料液
に於いて起こるゲル化反応、メラニン生成反応または色
素遊離反応に対応して生じる請求項11に記載の測定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23463996A JP3666621B2 (ja) | 1995-10-05 | 1996-08-19 | 微生物由来成分の測定装置及び測定方法 |
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