JPH09150811A - 自動包装機の横方向シールタイミングの初期設定方法 - Google Patents
自動包装機の横方向シールタイミングの初期設定方法Info
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- JPH09150811A JPH09150811A JP7338292A JP33829295A JPH09150811A JP H09150811 A JPH09150811 A JP H09150811A JP 7338292 A JP7338292 A JP 7338292A JP 33829295 A JP33829295 A JP 33829295A JP H09150811 A JPH09150811 A JP H09150811A
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Abstract
う場合に、本格運転に入る前にそのPとシール位置の違
いに対して横シールタイミングを最適に初期設定する。 【解決手段】 ピッチの光電管マークを有した長い熱溶
着性包装フィルムを二つ折りし、両側縁部を合わせ、竪
シールしてチューブ状とし、順次充填しながら横シール
して包装する自動包装機において、その本運転前の横シ
ールタイミングの初期設定起動で、光電管とピッチ制御
手段を作動可能とし、同時に竪方向熱溶着手段をサーボ
モーターの起動で作動してフィルムを移動させ、光電管
がマークを検知した時点で横方向熱溶着手段の上流側の
一番近いマークと横シールタイミングとの間にずれがあ
る場合は、ずれをサーボモーターのロータリーエンコー
ダーでパルス計測してその修正パルス経過後に定位置停
止して待機中の横方向熱溶着手段を作動させ、ずれが無
い場合はそのままのシールタイミングで該手段を作動さ
せる。
Description
体、半流動物、液体等各種の被包装材を、包装品長さに
相当するピッチの光電管マークを有した長尺な熱溶着性
包装フィルムでそれらピッチ毎にシール包装していく自
動包装機、特にその種の自動包装機において包装フィル
ム交換時等における光電管マークPとシール位置の違い
に対して横方向熱溶着手段の横方向シールタイミングを
最適に初期設定する方法に関する。
ルム上において横シールや区画シールしてカットする箇
所をあらかじめ光電管マーク等として印刷しているが、
素材フィルムの性質上周囲の温度や湿度、印刷や包装作
業時の供給張力のかけ方等で伸び縮みし、仕上がり寸法
にバラツキが生じることになる。このバラツキに合わせ
て仕上がり寸法を揃えるようにした従来の自動包装機用
シール間隔自動調整装置としては,特公昭47−501
53号の特許公報に開示されたものがある。この装置
は、図7から図9に示す様にポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニルその他熱可塑性樹脂よりなる素材フィルムFを長手
方向に移動させながら折曲具2によって長手方向に沿っ
て二つ折りにし、その折り重ね端縁を一対の竪溶着ロー
ル3、3で挟んで縦溶着して筒状素材F1となし、この
素材F1を所要間隔置きに一対の回転横溶着具4、4に
よって横方向にシールし、このシール後に定量供給装置
5から粉末食品、薬品等の被包装料を供給すると共に次
の横シールの後に回転カッター7によって該シール部分
を切断するようにした自動包装機に使用されるものであ
る。
ターM1で回転駆動される竪溶着ロール3、3の駆動軸
S2を差動歯車Dと光電管モーターM2とによって加
速、減速自在となし、横回転溶着具4、4の軸S4と主
軸S1側との間に適当な動力結合手段Cを設け、これを
カッター軸S3に設けた起動手段Aによって該軸S3の
1回転に1回宛上記結合手段Cを作動させて溶着具4、
4によりシールをさせると共に該溶着具4、4が筒状素
材F1を1回宛シールして該素材F1より離れると同時
に結合手段Cを解除して軸S4を停止させる如くなし、
上記カッター軸S3に二連のカム22、23を設けると
共に各々のカムに接してその接触位置により開閉自在と
なり且つ一方が開成の場合はそれと相対接触位置にある
他方が閉成しているような二つのマイクロスイッチSW
1、SW2を上記カムに各々対置させ、上記フィルムF
の送りの適所に光電管19を設け、これが捉えた光電管
マークP・・・のパルスによって上記スイッチSW1、
SW2を介して前記モーターM2を起動させる電気的回
路を形成している。
れらのパルスを受けた際にカム22、23上の正常なパ
ルス受信位置に接していない場合は、いずれか一方のス
イッチを働かせてこの回路を閉成してモーターM2を正
逆いずれかに回転させて、差動歯車Dの外輪21を遊星
歯車20と同方向に正転又は逆転させて駆動軸S2を増
減速し、光電管マークP・・・の遅れ進みの修正を行
う。正常なパルス受信位置の場合は両スイッチSW1、
SW2を開いて該回路を開成する如くなし、更に上記溶
着ロール3、3の駆動機構間に必要に応じ変速比を変更
できる変え歯車Bを挿入し、横シールと切断の箇所を光
電管マークP・・・に合わせるようにしている。
動包装機用シール間隔自動調整装置では、遅らす位置と
進ます位置の2つの位置に設けられた各カム22、23
によって、横回転溶着具4、4に到達した光電管マーク
Pが遅らす進ますのどちらの範囲に在るのかを光電管1
9に認識させ、遅らす方向又は進ます方向へ所定の修正
時間に渡って光電管モータM2を正転又は逆転して竪溶
着ロール3、3の回転速度を減速したり、増速するよう
にしており、修正が徐々に行われることになり、時間が
かかるものであった。特にフィルム交換時には、初期に
マークが合う迄に時間がかかっていた。本発明は、上述
の点に鑑み提案されたものであり、包装フィルム交換時
等包装フィルムの光電管マークPとシール位置が違う場
合に、本格運転に入る前にそのPとシール位置の違いに
対して横方向熱溶着手段の横方向シールタイミングを最
適に初期設定することで無駄なピッチ合わせ運転を省く
ことを目的とする。
ために、本発明の自動包装機の横方向シールタイミング
の初期設定方法は、包装品長さに相当するピッチの光電
管マークを有し且つ長手方向に供給される長尺な熱溶着
性包装フィルムを成形シュートに導いて長手方向に沿っ
て二つ折りにし両側縁部を合わせること、光電管とロー
タリエンコーダーとを含むピッチ制御手段によるピッチ
制御を受けるサーボモーターを介して所定速度で上記長
手方向供給を行う竪方向熱溶着手段によって上記合わさ
った両側縁部を竪シールしてチューブ状包装フィルムを
得ること、上記竪方向熱溶着手段の下流側に配置され且
つ別駆動手段によって駆動される横方向熱溶着手段によ
って上記チューブ状包装フィルムを順次横シールして行
って有底状態のチューブ状包装フィルム内に被包装物を
充填してから封止しすること、包装フィルムの横方向熱
溶着部を切断手段によって切断して包装品を製造して行
くこと、以上の工程によって粉粒体や流体等の自動包装
を行うもので、上記竪方向熱溶着手段の長手方向供給速
度を上記サーボモーターで制御して上記光電管マークを
目標に上記横方向熱溶着手段による横シールを行う自動
包装機の横方向シールタイミングの初期設定方法におい
て、自動包装機の本運転前の横方向シールタイミングの
初期設定起動によって、上記光電管と上記ピッチ制御手
段を作動可能状態とし、また同時に上記竪方向熱溶着手
段を上記サーボモーターの起動で作動して上記包装フィ
ルムを移動させ、上記光電管が光電管マークを検知した
時点で上記横方向熱溶着手段の上流側の一番近い光電管
マークと定位置停止して待機中の該横方向熱溶着手段の
シールタイミングとの間にずれがある場合はそのずれを
上記サーボモーターに付いているロータリエンコーダー
でパルス計測してその修正パルス経過後に定位置停止し
て待機中の該横方向熱溶着手段を作動させ、ずれが無い
場合はそのままのシールタイミングで横方向熱溶着手段
を作動させるようにして、自動包装機の本運転に入るこ
とを特徴としている。
包装機において、包装品長さに相当するピッチの光電管
マークを有し且つ長手方向に供給される長尺な熱溶着性
包装フィルムを成形シュートに導いて長手方向に沿って
二つ折りにし両側縁部を合わせて該両側縁部を、サーボ
モーターの制御を受け長手方向供給を行う竪方向熱溶着
手段によって竪シールしてチューブ状包装フィルムを得
る。次いで竪方向熱溶着手段の下流側に配置された横方
向熱溶着手段によって、順次横シールして行き、有底状
態のチューブ状包装フィルムを得、その内に粉粒体や流
体等の被包装物を充填してから封止し、包装フィルムの
横方向熱溶着部を切断手段によって切断して包装品を製
造して行く。竪方向熱溶着手段の長手方向供給速度をサ
ーボモーターで制御して光電管マークを目標に上記横方
向熱溶着手段による横シールが可能である。
転前の横方向シールタイミングの初期設定起動によっ
て、光電管とピッチ制御手段を作動可能状態とし、また
同時に竪方向熱溶着手段をサーボモーターの起動で作動
して包装フィルムを移動させる。光電管が光電管マーク
を検知した時点で横方向熱溶着手段の上流側の一番近い
光電管マークと定位置停止して待機中の該横方向熱溶着
手段のシールタイミングとの間にずれがある場合はその
ずれをサーボモーターのロータリエンコーダーでパルス
計測してその修正パルス経過後に定位置停止して待機中
の該横方向熱溶着手段を作動させ、ずれが無い場合はそ
のままのシールタイミングで横方向熱溶着手段を作動さ
せる。シールタイミングのずれは、実際に横方向熱溶着
手段で包装フィルムをシールして判定しても良いしシー
ル位置までの光電管マークの距離を計測しても良い。か
くして、包装フィルム交換時等包装フィルムの光電管マ
ークPとシール位置が違う場合に、本格運転に入る前に
そのPとシール位置の違いに対して横方向熱溶着手段の
横方向シールタイミングを最適に初期設定することで無
駄なピッチ合わせ運転を省くことが出来る。
動包装機及びその横方向シールタイミングの初期設定方
法を実施例によって添付図を参照にして以下に詳細に説
明する。図1は本発明に係る粉粒体用自動包装機の外観
を示す斜視図、図2は同自動包装機の要部の駆動機構を
示す縦断面図、図3は同自動包装機の要部のシール間隔
自動調整装置のサーボモーターと竪方向熱溶着手段の駆
動機構を示す横断平面図、図4は同シール間隔自動調整
の制御ブロック線図、図5は同横方向シールタイミング
の制御フローチャートのうちオペレーターの作業手順、
図6は同横方向シールタイミングの制御フローチャート
のうちコントローラー側からみた動作手順、図7は同横
方向シールタイミングの修正説明図である。
粉末の自動包装機1は、先ずリール11から繰り出した
熱溶着性の包装フィルムFをテンション手段12を経由
して竪長の成形シュート2に導いて長手方向に沿って二
つ折りし、次いで、二つ折りされた包装フィルムFの両
側縁部を合わせた後、これら両側縁部を竪方向熱溶着手
段(一対の竪シール用熱ロール)3、3によって竪シー
ルし、下流側の横方向熱溶着手段(一対の横シール用熱
ロール)4、4によって横シールして有底状態にする。
包装フィルムFの送りは、専用のサーボモーター18に
よって回動されるこれら一対の竪シール用熱ロール3、
3によって行っている。ホッパーHから常時補充される
粉末は、一定量だけ分量盤8からシュート2を経由して
有底状態のチューブ状包装フィルムF1内に順次導入さ
れる。横シール用熱ロール4の作動毎に、チューブ状包
装フィルムFを有底状態から粉末導入後封止状態にして
行き、回転式の切断手段7によって包装フィルムF2の
横シール部で順次切断して行くようになっている。
包装フィルムFの長手方向供給速度を制御して光電管マ
ークP・・・を目標に横シール用熱ロール4による横シ
ールを行わせるシール間隔自動調整方法には色々な方法
があり、例として図4に示すように、ロータリエンコー
ダー15と、光電管19と、光電管アンプ19Aと、デ
ィスプレイ16、入力タッチパネル17とから構成され
ている光電管マークピッチ制御手段を有しており、基本
的にはロータリエンコーダー15によって、光電管19
から送られて来る光電管マークPを捉えた信号と基点に
対する誤差をパルス数で求めて、この誤差相当パルス数
に対応した大きさのサーボ電圧の制御量をサーボモータ
ー18に付加して誤差をゼロに近付ける。主軸より駆動
されている軸S2によって回転駆動されるロータリエン
コーダー15は、基準点の一回転で例えば2880パル
ス発生し、この間に包装フィルムFが、光電管マークP
・・・の一ピッチ移動され且つ横シール用熱ロール4が
一回転だけ回転駆動されるように基準設定されてい
る。。
リエンコーダー15が発生した2880パルスを光電管
アンプ19Aの中で設定した基点内で、光電管19から
光電管マークPを捉えた信号を同アンプ19Aが受信す
ると、光電管マークP・・・に合致したシールが行われ
ていることになり、これが通常運転時の運転開始時設定
状態である。
に前の運転時の包装フィルムの光電管マークP・・・の
ピッチとシール位置が違うことが多々有り、これを短時
間で修正するために図4に示すように、シール間隔自動
調整装置と共用するものである。図5〜図7のフローチ
ャート及び説明図に示すように、横方向シールタイミン
グの初期設定が行われることにより、無駄なピッチ合わ
せ運転を省くことが出来る。初めての包装フィルムFを
リール11にかけた時、セットアップ(修正パルス数)
送りをゼロに設定して横方向シールタイミングの初期設
定起動を行う。竪シール用熱ロール3、3をサーボモー
ター18が起動して、光電管19が最初の光電管マーク
Pを捉えると定位置停止して待機中の包装機本体が起動
して、横シール用熱ロール4による横シール結果と光電
管マークPの位置を判定し、上流側の一番近い光電管マ
ークPと該横シール用熱ロール4とのシールタイミング
との間にずれを計測して入力タッチパネル17でセット
アップ送りを修正する。この修正で光電管19による光
電管マーク検知タイミングから横方向シールタイミング
までの修正が、ロータリエンコーダー18Aによる修正
パルス数で換算されることになる。即ち、横シール用熱
ロール4は光電管マークPが検知されてから修正パルス
経過後にシール作動することになる。
の自動包装機の横方向シールタイミングの初期設定方法
によれば、包装フィルム交換後等、自動包装機の本運転
前の横方向シールタイミングの初期設定起動によって、
光電管とピッチ制御手段を作動可能状態とし、また同時
に竪方向熱溶着手段をサーボモーターの起動で作動して
包装フィルムを移動させる。光電管が光電管マークを検
知した時点で横方向熱溶着手段の上流側の一番近い光電
管マークと定位置停止して待機中の該横方向熱溶着手段
のシールタイミングとの間にずれがある場合はそのずれ
をサーボモーターのロータリエンコーダーでパルス計測
してその修正パルス経過後に定位置停止して待機中の該
横方向熱溶着手段を作動させ、ずれが無い場合はそのま
まのシールタイミングで横方向熱溶着手段を作動させ、
かくして、包装フィルム交換時等包装フィルムの光電管
マークPとシール位置が違う場合に、本格運転に入る前
にそのPとシール位置の違いに対して横方向熱溶着手段
の横方向シールタイミングを最適に初期設定することで
無駄なピッチ合わせ運転を省くことが出来る。
斜視図である。
である。
のサーボモーターと縦方向熱溶着手段の駆動機構を示す
横断面図である。
る。
トのうち、オペレーターの作業手順である。
トのうち、コントローラー側からみた動作手順である。
る。
す立面図である。
置を示し、(a)は送り速度制御用のカムとマイクロス
イッチの関係を示す説明図、(b)(c)(d)は作用
図である。
の関係を示す回路図である。
Claims (1)
- 【請求項1】包装品長さに相当するピッチの光電管マー
クを有し且つ長手方向に供給される長尺な熱溶着性包装
フィルムを成形シュートに導いて長手方向に沿って二つ
折りにし両側縁部を合わせること、光電管とロータリエ
ンコーダーとを含むピッチ制御手段によるピッチ制御を
受けるサーボモーターを介して所定速度で上記長手方向
供給を行う竪方向熱溶着手段によって上記合わさった両
側縁部を竪シールしてチューブ状包装フィルムを得るこ
と、上記竪方向熱溶着手段の下流側に配置され且つ別駆
動手段によって駆動される横方向熱溶着手段によって上
記チューブ状包装フィルムを順次横シールして行って有
底状態のチューブ状包装フィルム内に被包装物を充填し
てから封止しすること、包装フィルムの横方向熱溶着部
を切断手段によって切断して包装品を製造して行くこ
と、以上の工程によって粉粒体や流体等の自動包装を行
うもので、上記竪方向熱溶着手段の長手方向供給速度を
上記サーボモーターで制御して上記光電管マークを目標
に上記横方向熱溶着手段による横シールを行う自動包装
機の横方向シールタイミングの初期設定方法において、
自動包装機の本運転前の横方向シールタイミングの初期
設定起動によって、上記光電管と上記ピッチ制御手段を
作動可能状態とし、また同時に上記竪方向熱溶着手段を
上記サーボモーターの起動で作動して上記包装フィルム
を移動させ、上記光電管が光電管マークを検知した時点
で上記横方向熱溶着手段の上流側の一番近い光電管マー
クと定位置停止して待機中の該横方向熱溶着手段のシー
ルタイミングとの間にずれがある場合はそのずれを上記
サーボモーターに付いているロータリエンコーダーでパ
ルス計測してその修正パルス経過後に定位置停止して待
機中の該横方向熱溶着手段を作動させ、ずれが無い場合
はそのままのシールタイミングで横方向熱溶着手段を作
動させるようにして、自動包装機の本運転に入ることを
特徴とする自動包装機の横方向シールタイミングの初期
設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33829295A JP3654983B2 (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 自動包装機の横方向シールタイミングの初期設定方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09150811A true JPH09150811A (ja) | 1997-06-10 |
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- 1995-12-01 JP JP33829295A patent/JP3654983B2/ja not_active Expired - Fee Related
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