JPH09149134A - 多地点テレビ会議制御装置 - Google Patents

多地点テレビ会議制御装置

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JPH09149134A
JPH09149134A JP7302650A JP30265095A JPH09149134A JP H09149134 A JPH09149134 A JP H09149134A JP 7302650 A JP7302650 A JP 7302650A JP 30265095 A JP30265095 A JP 30265095A JP H09149134 A JPH09149134 A JP H09149134A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
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  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さい回路規模で多数の端末局を設けること
のできる多地点テレビ会議制御装置を提供する。 【解決手段】 議長端末12からの信号は、議長用デマ
ルチプレクサ16で映像と音声に分離される。複数の参
加端末13の中で発言中の端末局の多重化信号を第1の
セレクタ17で選択し発言者用デマルチプレクサ19で
映像と音声に分離する。分配器26により発言者の参加
端末には、議長端末12の映像と音声を多重化して送
り、発言者以外の参加端末局には、議長端末12の音声
と発言者の参加端末の音声とをミキシングした音声と発
言者の参加端末の映像とを多重化して送る。参加端末1
3のうち発言者の端末からの信号だけを分離しているの
で、各端末局ごとに多重化信号を映像信号と音声信号に
分離する分離手段を設けなくても、適切な映像を各端末
に送ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多地点間でデレビ
会議を行う多地点テレビ会議制御装置に係わり、特に多
地点のうちのいずれか1つが議長用の局である多地点テ
レビ会議制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議は、カメラ、マイク、モニタ
テレビを備えた端末局を多地点に設け、これらの間を通
信回線で結んで遠隔の地の者どうしが会議を行うもので
ある。テレビ会議システムの代表的な例としては、いわ
ゆるポイント−マルチポイント形式のものがある。この
システムは、中枢的な機能を果たすセンタ局と、これ以
外の端末局で構成される。センタ局では、全ての端末局
からの映像を同時にあるいは切り替えて見ることができ
るが、各端末局は、センタ局の映像しか見ることができ
ないようになっている。音声は、全ての局のものが加算
・合成されて同報される。
【0003】このようなシステムでは、端末局はセンタ
局の映像しか見ることができないので、センタ局以外の
端末局の者が発言しているときに会議の臨場感に欠けて
しまう。そこで、端末局の映像を他の端末局に送ること
ができるように改良されたテレビ会議システムがある。
【0004】このテレビ会議システムでは、発言する者
のいる端末局の映像が他の全ての端末局に送られるよう
になっている。また、音声は全ての端末局からの音声が
加算され合成された後、全ての端末局に同報される。多
地点テレビ会議制御装置は、このようなテレビ会議シス
テムにおいて、各端末局に送るべき映像の切り替えや音
声の加算・同報を行う装置であり、テレビ会議システム
の全体動作を統括する機能を果している。
【0005】各端末局は通信回線を通じて多地点テレビ
会議制御装置と双方向に接続される。映像と音声は、通
常、多重化されて送受信される。多地点テレビ会議制御
装置は、各端末局から受信した多重化信号を各地点ごと
に映像と音声に分離し、これら複数の端末局から送られ
てきた映像の中から各端末局に送り返すべき映像を選択
する。また、分離された音声信号どうしを加算して合成
する。そして選択された映像信号と加算後の音声信号を
再び多重化した後、各端末局に送出している。このよう
な多地点テレビ会議制御装置について、ITU−T勧告
H.231 に規定されている。
【0006】特開平1−117486号公報には、現
在、発言している者の端末局の映像信号をFIFO(フ
ァースト・イン・ファースト・アウト)メモリを介して
他の端末局に送信するようにした多地点テレビ会議制御
装置が開示されている。発言者の映像を他の端末局に送
るためには、発言者の局から送られてきた映像信号を、
センタ局と他の端末局の双方に分配する必要がある。通
常、音声信号や映像信号はディジタル信号に変換され、
通信回線を介して伝送される際は、所定のアルゴリズム
によって符号化され圧縮されている。したがって、発言
者の信号をセンタ局用と他の端末局用のクロックタイミ
ングの異なる2つの符号化回路に分配する必要がある。
そこで、この先行技術では、発言者となっていない端末
局に対しては、FIFOメモリを介して発言者の端末局
からの信号を送出し、クロックタイミングのずれを吸収
するようになっている。
【0007】特開平2−274084号公報には、各端
末局に同報すべき映像を切り替えるときに、切り替え後
の映像の準備ができるまで、切り替え前の映像を各端末
局においてフレーズして保持させるようにした多地点テ
レビ会議制御装置が開示されている。この装置では、各
端末局からの多重化信号を映像信号と音声信号に分離
し、音声信号については全ての局のものを加算・合成す
る。映像信号は、デコーダによる復号化およびエンコー
ダによる符号化を行うことなく、端末局からの符号化さ
れたデータをそのまま他の端末局に送っている。この
際、切り替え後の映像の準備ができるまで切り替え前の
映像をフリーズさせることによって切り替え時の映像が
途切れないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような多地点テレ
ビ会議制御装置では、各端末局から受信した多重化信号
を音声信号と映像信号に分離するデマルチプレクサと、
端末局に送出すべ音声信号と映像信号を多重化するマル
チプレクサを端末局ごとにそれぞれ備えている。したが
って、収容地点の数が増えるに従って、信号の分離およ
び多重化を行うための回路の数が多くなり、大規模なシ
ステムを構築する場合には、多地点テレビ会議制御装置
の回路が大型化するとともに、装置が高価になるという
問題がある。
【0009】そこで本発明の目的は、小さい回路規模で
多数の端末局を設けることのできる多地点テレビ会議制
御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、テレビ会議の端末局である第1の端末局から送られ
てくる映像信号と音声信号の多重化された多重化信号を
映像信号と音声信号に分離する第1の信号分離手段と、
第1の端末局以外の複数の端末局からそれぞれ送られて
くる多重化信号の中のいずれか1つを選択する多重化信
号選択手段と、この多重化信号選択手段によって選択さ
れた多重化信号を映像信号と音声信号に分離する第2の
信号分離手段と、この第2の信号分離手段の出力する音
声信号と第1の信号分離手段の出力する音声信号とを加
算する音声加算手段と、第1の信号分離手段の出力する
映像信号と第2の信号分離手段の出力する映像信号のう
ちのいずれかを選択する映像信号選択手段と、複数の端
末局から発言の要求を表わした発言要求信号が到来して
いるか否かを検出する発言要求信号検出手段と、この発
言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出された
ときその送出元の端末局からの多重化信号を多重化信号
選択手段に選択させる第1の選択指示手段と、発言要求
信号検出手段によって発言要求信号が検出されたとき第
2の信号分離手段からの映像信号を映像信号選択手段に
選択させ、発言要求信号検出手段によって発言要求信号
が検出されないとき第1の信号分離手段からの映像信号
を映像信号選択手段に選択させる第2の選択指示手段
と、映像信号選択手段によって選択された映像信号と音
声加算手段で加算された後の音声信号とを多重化する第
1の信号多重化手段と、発言要求信号検出手段によって
発言要求信号が検出されたときこの第1の信号多重化手
段の出力する多重化信号を複数の端末局のうち発言要求
信号の送出元以外の端末局に分配して送出する第1の信
号分配手段と、発言要求信号検出手段によって発言要求
信号が検出されたときその送出元の端末局に第1の端末
局からの多重化信号を送出する第1の信号送出手段と、
発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出され
ないとき第1の信号多重化手段の出力する多重化信号を
複数の端末局のすべてに分配して送出する第2の信号分
配手段とを多地点テレビ会議制御装置に具備させてい
る。
【0011】テレビ会議では、ある特定の端末局が議長
の役割を果たし、議長以外の端末局の者が発言をすると
き以外は、通常、議長用の端末局の映像が議長以外の端
末局である参加端末局に送られる。一方、議長以外の端
末局の者が質問や質問に対する回答のために発言すると
きは、その発言者のいる参加端末局の映像が発言者の以
外の参加端末局および議長局に送られるのが一般的であ
る。そこで、請求項1記載の発明では、多重化信号を映
像信号と音声信号に分離する手段を2つだけ用意し、一
方は議長局からの信号を分離し、他方は複数の参加端末
局の中で発言中の端末局の多重化信号だけを選択して分
離している。また、発言者の参加端末には、議長局の映
像と音声を送り、発言者以外の参加端末局には、議長局
の音声と発言者の参加端末の音声とをミキシングした音
声と発言者の参加端末局の映像とを多重化して送ってい
る。これにより、多重化信号を映像信号と音声信号に分
離する分離手段を各端末局ごとに設けなくても、適切な
映像を各局に送ることができる。
【0012】請求項2記載の発明では、テレビ会議の端
末局である第1の端末局から送られてくる映像信号と音
声信号の多重化された多重化信号を映像信号と音声信号
に分離する第1の信号分離手段と、第1の端末局以外の
複数の端末局からそれぞれ送られてくる多重化信号の中
のいずれか1つを選択する多重化信号選択手段と、この
多重化信号選択手段によって選択された多重化信号を映
像信号と音声信号に分離する第2の信号分離手段と、こ
の第2の信号分離手段の出力する音声信号と第1の信号
分離手段の出力する音声信号とを加算する音声加算手段
と、第1の信号分離手段の出力する映像信号と第2の信
号分離手段の出力する映像信号のうちのいずれかを選択
する映像信号選択手段と、複数の端末局から発言の要求
を表わした発言要求信号が到来しているか否かを検出す
る発言要求信号検出手段と、この発言要求信号検出手段
によって発言要求信号が検出されたときその送出元の端
末局からの多重化信号を多重化信号選択手段に選択させ
る第1の選択指示手段と、発言要求信号検出手段によっ
て発言要求信号が検出されたとき第2の信号分離手段か
らの映像信号を映像信号選択手段に選択させ、発言要求
信号検出手段によって発言要求信号が検出されないとき
第1の信号分離手段からの映像信号を映像信号選択手段
に選択させる第2の選択指示手段と、映像信号選択手段
によって選択された映像信号と音声加算手段で加算され
た後の音声信号とを多重化する第1の信号多重化手段
と、発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
されたときこの第1の信号多重化手段の出力する多重化
信号を複数の端末局のうち発言要求信号の送出元以外の
端末局に分配して送出する第1の信号分配手段と、発言
要求信号検出手段によって発言要求信号が検出されたと
きその送出元の端末局に第1の端末局からの多重化信号
を送出する第1の信号送出手段と、発言要求信号検出手
段によって発言要求信号が検出されないとき第1の信号
多重化手段の出力する多重化信号を複数の端末局のすべ
てに分配して送出する第2の信号分配手段と、多重化信
号選択手段によって選択された多重化信号を第1の端末
局に送出する第2の信号送出手段とを多地点テレビ会議
制御装置に具備させている。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、多重化
信号選択手段によって選択された現在発言者となってい
る端末局からの多重化信号を、第1の端末局に送出して
いる。たとえば、第1の端末局が議長の役割を果たす者
のいる端末局の場合、議長に発言者の映像と音声を送る
ことができる。
【0014】請求項3記載の発明では、テレビ会議の端
末局である第1の端末局から送られてくる映像信号と音
声信号の多重化された多重化信号を映像信号と音声信号
に分離する第1の信号分離手段と、第1の端末局以外の
複数の端末局からそれぞれ送られてくる多重化信号の中
のいずれか1つを選択する多重化信号選択手段と、この
多重化信号選択手段によって選択された多重化信号を映
像信号と音声信号に分離する第2の信号分離手段と、こ
の第2の信号分離手段の出力する音声信号と第1の信号
分離手段の出力する音声信号とを加算する音声加算手段
と、第1の信号分離手段の出力する映像信号と第2の信
号分離手段の出力する映像信号のうちのいずれかを選択
する映像信号選択手段と、複数の端末局から発言の要求
を表わした発言要求信号が到来しているか否かを検出す
る発言要求信号検出手段と、この発言要求信号検出手段
の検出結果を基にして発言要求信号の送出元の端末局を
表わした発言要求局表示信号を第1の端末局に送出する
発言要求局表示信号送出手段と、第1の端末局から発言
を許可する端末局を表わした発言許可信号を受信する発
言許可信号受信手段と、この発言許可信号受信手段によ
って発言許可信号を受信したときそれが表わす端末局か
らの多重化信号を多重化信号選択手段に選択させる第1
の選択指示手段と、発言許可信号受信手段によって発言
許可信号を受信したとき第2の信号分離手段からの映像
信号を映像信号選択手段に選択させ、発言許可信号が受
信されないとき第1の信号分離手段からの映像信号を映
像信号選択手段に選択させる第2の選択指示手段と、映
像信号選択手段によって選択された映像信号と音声加算
手段で加算された後の音声信号とを多重化する第1の信
号多重化手段と、発言許可信号受信手段によって発言許
可信号が受信されたときこの第1の信号多重化手段の出
力する多重化信号を複数の端末局のうち発言要求信号の
送出元以外の端末局に分配して送出する第1の信号分配
手段と、発言許可信号受信手段によって発言許可信号が
受信されたときそれが表わす端末局に第1の端末局から
の多重化信号を送出する第1の信号送出手段と、発言許
可信号受信手段によって発言許可信号が受信されないと
き第1の信号多重化手段の出力する多重化信号を複数の
端末局のすべてに分配して送出する第2の信号分配手段
と、多重化信号選択手段によって選択された多重化信号
を第1の端末局に送出する第2の信号送出手段とを多地
点テレビ会議制御装置に具備させている。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、発言要
求の到来している端末局を表わした信号を第1の端末局
に送り、第1の端末局により発言の許可された端末局の
映像を他の端末局に送っている。たとえば、第1の端末
局を議長の端末局とすると、発言要求を行っている端末
局を表わした信号が第1の端末局に送られてくるので、
議長は、その端末局を把握することができる。そして、
議長に発言の許可された端末局の映像が他の端末局に送
られる。
【0016】請求項4記載の発明では、発言要求信号は
複数の端末局から送られてくる多重化信号に多重化され
ており、発言要求検出手段は、複数の端末局からそれぞ
れ送られてくる多重化信号の中のいずれか1つを巡回的
に順次選択する選択手段と、この選択手段によって選択
された多重化信号の中から発言要求信号を分離する発言
要求信号分離手段とを具備している。
【0017】すなわち請求項4記載の発明では、各端末
局から送られてくる多重化信号の中の1つを巡回的に順
次選択し、選択した多重化信号の中から発言要求信号を
分離している。これにより、発言要求信号を分離する手
段を1つ設けるだけ済む。
【0018】請求項5記載の発明では、発言要求信号検
出手段は、各端末局から到来した発言要求を蓄積するバ
ッファメモリと、このバッファメモリに蓄積された発言
要求を蓄積された順に順次読み出す読出手段と、この読
出手段出によって読み出した順に発言要求信号の到来し
たことを検出する検出手段とを具備させている。
【0019】すなわち請求項5記載の発明では、各端末
局から到来する発言要求信号をバッファリングし、蓄積
された順にこれを読み出すことで、発言要求に対応した
処理を順次行っている。これにより1つの端末局を選択
している最中に他の他の端末局から発言要求を受け付け
順次処理することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における多地点テ
レビ会議制御装置の構成の概要を表わしたものである。
多地点テレビ会議制御装置11には、会議の議長を務め
る者用に設けられた議長端末12と、会議に参加する議
長以外の者用に設けられた第1〜第5の参加端末131
〜135 がそれぞれ通信回線14を通じて接続されてい
る。議長端末12および第1〜第5の参加端末131
135 はそれぞれカメラ、マイク、モニタテレビおよび
スピーカなどの機器を備えている。
【0022】テレビ会議では、ある特定の端末局が議長
の役割を果たし、議長以外の端末局の者が発言をすると
き以外は、通常、議長用の端末局の映像が議長以外の端
末局である参加端末局に送られる。一方、議長以外の端
末局の者が質問や質問に対する回答のために発言すると
きは、その発言者のいる参加端末局の映像が発言者の以
外の参加端末局および議長局に送られるのが一般的であ
る。そこで、多地点テレビ会議制御装置11は、参加端
末から発言があるときは、発言者の参加端末(以後、発
言者端末という。)からの映像と音声を選択し、これを
発言者端末以外の参加端末および議長端末に送る。ま
た、発言者端末には議長端末からの映像と音声を送る。
一方、参加端末からの発言がないときは、議長端末から
の映像と音声を全ての参加端末に送出するようになって
いる。
【0023】多地点テレビ会議制御装置11は、通信回
線14通じて各端末から送られてくる映像と音声の多重
化された多重化信号の受信および各端末に対して多重化
信号の送出を行う回線インタフェース回路151 〜15
6 を各端末ごとに備えている。通信回線14を通じて送
受信される信号には、音声信号と映像信号が多重化され
ている。これらのほかに符号化のアルゴリズムや参加端
末からの発言要求の有無を表わす情報を伝送するための
制御信号も多重化されている。
【0024】議長端末12からの多重化信号は、回線イ
ンタフェース回路151 を介して議長用デマルチプレク
サ16に入力されている。議長用デマルチプレクサ16
は、多重化信号を映像信号と音声信号に分離する回路で
ある。一方、参加端末131〜135 から送られてくる
多重化信号は、回線インタフェース回路152 〜15 6
介して第1のセレクタ17と第2のセレクタ18に分配
されて入力されている。第1のセレクタ17は、参加端
末131 〜135 から送られてくる多重化信号の中か
ら、発言者として選ばれた参加端末からの多重化信号を
1つだけ選択する切り替え回路である。また、第1のセ
レクタ17は、発言者が存在しないときは、いずれの参
加端末にも接続されないように切り替えられる。
【0025】第1のセレクタ17によって選択された発
言者端末からの多重化信号は、発言者用デマルチプレク
サ19に入力される。発言者用デマルチプレクサ19
は、発言者端末からの多重化信号を映像信号と音声信号
に分離する回路である。発言者用デマルチプレクサ19
によって分離された音声信号と、議長用デマルチプレク
サ16によって分離された音声信号は、これらを加算し
てミキシングする音声加算器21に入力されている。
【0026】また発言者用デマルチプレクサ19によっ
て分離された映像信号と、議長用デマルチプレクサ16
によって分離された映像信号はそれぞれ画像セレクタ2
2に入力されている。画像セレクタ22は、これら映像
信号のいずれか一方を選択する回路である。画像セレク
タ22によって選択された映像信号と、音声加算器21
によって加算された後の音声信号は、これらを多重化す
る同報用マルチプレクサ23に入力されている。
【0027】発言者用デマルチプレクサ19によって分
離された音声信号と映像信号は共に議長用マルチプレク
サ24に入力されている。議長用マルチプレクサ24の
出力する多重化信号は、回線インタフェース回路151
を通じて議長端末12に送出される。議長用デマルチプ
レクサ16によって分離された音声信号と映像信号は共
に発言者用マルチプレクサ25に入力されている。発言
者用マルチプレクサ25によって多重化された多重化信
号と、同報用マルチプレクサ23の出力する多重化信号
は共に分配器26に入力される。
【0028】分配器26は、同報用マルチプレクサ23
の出力を複数の参加端末に分配する回路である。いずれ
かの参加端末が発言者用として選択されているときは、
発言者用マルチプレクサ25で多重化された議長端末1
2からの信号を発言者となっている参加端末に送る。ま
た発言者となっていない他の複数の参加端末には、同報
用マルチプレクサ23からの多重化信号を送る。いずれ
の参加端末も発言者として選択されていないときは、発
言者用マルチプレクサ25からの信号、すなわち議長端
末12からの映像と音声を全ての参加端末に分配するよ
うになっている。
【0029】第2のセレクタ18は、第1〜第5の参加
端末131 〜135 から送られてくる複数の多重化信号
の中から1つを、一定時間間隔で順次切り替えて選択す
るようになっている。第2のセレクタ18によって選択
された多重化信号は、BAS(ビット・アロケーション
・シグナル)−デマルチプレクサ27に入力される。B
AS−デマルチプレクサ27は、多重化信号の中の制御
信号を分離し、発言要求の有無を表わしたBASコマン
ドを抽出する回路である。BASコマンドは、ITU−
T H.221 勧告に従い、その拡張手順で定義するコマン
ドである。
【0030】BAS−デマルチプレクサ27によって取
り出されたBASコマンドは、選択制御部28に入力さ
れる。選択制御部28は、発言要求を行っている参加端
末を選択するように第1のセレクタ17を切り替える機
能を備えている。また、発言要求があるときは、発言者
用デマルチプレクサ19からの映像信号を、発言要求が
ないときは議長用デマルチプレクサ16からの映像信号
を選択させるための選択信号を画像セレクタ22に供給
する。さらに、発言要求の有無に応じて分配器26の設
定を変更するようになっている。選択制御部28は、そ
の内部に発言要求をバッファリングするためのメモリを
備えている。
【0031】それでは、このような構成の多地点テレビ
会議制御装置の動作を説明する。
【0032】第2のセレクタ18は、選択する多重化信
号を、常時巡回的に切り替え、第1〜第5の参加端末か
ら発言要求が到来しているかどうかをサーチしている。
第2のセレクタ18によって選択された参加端末からの
多重化信号は、BAS−デマルチプレクサ27によって
BAS−コマンドが分離され抽出される。抽出されたB
AS−コマンドは、選択制御部28の内部のバッファに
順次格納される。
【0033】図2は、選択制御部の行う動作の流れを表
わしたものである。選択制御部28は、内部のバッファ
に格納されているBAS−コマンドが発言要求を表わし
ているとき(ステップS101;Y)、第1のセレクタ
17を切り替え、発言要求のあった参加端末からの多重
化信号を選択させる(ステップS102)。たとえば、
第5の参加端末135 から発言要求が到来しているとき
は、第1のセレクタ17に第5の参加端末135 からの
多重化信号を選択させる。選択された信号は、、発言者
用デマルチプレクサ19に入力され、映像信号と音声信
号に分離される。
【0034】発言者用デマルチプレクサ19で分離され
た映像信号と音声信号はともに議長用マルチプレクサ2
4によって再び多重化される。多重化された信号は、回
線インタフェース回路151 および通信回線14を通じ
て議長端末12に送出される。このようにして、現在、
発言者となっている参加端末からの映像と音声が議長端
末12に送られる。選択制御部28は、第1のセレクタ
17を切り替えるとともに、画像セレクタ22を切り替
え、発言者用デマルチプレクサ19からの映像信号を選
択する(ステップS103)。これにより、発言者用デ
マルチプレクサ19からの映像信号が同報用マルチプレ
クサ23に入力される。
【0035】音声加算器21には、常時、発言者用デマ
ルチプレクサ19で分離された音声信号と、議長用デマ
ルチプレクサ16で分離された音声信号が入力されてい
る。したがって、現在、発言中である参加端末からの音
声信号と議長端末からの音声信号がミキシングされ同報
用マルチプレクサ23に入力される。同報用マルチプレ
クサ23は、ミキシングされた音声信号と、画像セレク
タ22からの映像信号を常時多重化している。選択制御
部28は、画像セレクタ22を切り替えるとともに、分
配器26の設定を変更する(ステップS104)。この
際、分配器26は、同報用マルチプレクサ23からの多
重化信号が、現在発言者として選択されている参加端末
以外の参加端末に送出されるとともに、発言者用マルチ
プレクサ25の出力信号が、現在発言者となっている参
加端末に送出されるように設定される。
【0036】たとえば、第5の参加端末135 が発言者
として選択されているときは、第1〜第4の参加端末1
1 〜134 に同報用マルチプレクサ23からの多重化
信号を分配する。また、発言者用マルチプレクサ25の
出力信号を、第5の参加端末135 に送出する。議長用
デマルチプレクサ16で分離された音声信号と映像信号
は、常時、発言者用マルチプレクサ25で多重化されて
いるので、発言者の参加端末には議長端末12からの映
像と音声が送られる。
【0037】発言要求の無いときは(ステップS10
1;N)、第1のセレクタ17がどの参加端末とも接続
されない切断位置に切り替えられる(ステップS10
5)。また選択制御部28は、画像セレクタ22を切り
替え、議長用デマルチプレクサ16からの映像信号を選
択させる(ステップS106)。これにより、議長端末
12からの映像信号が同報用マルチプレクサ23に入力
される。また、同報用マルチプレクサ23からの信号が
全ての参加端末に分配されるように分配器26の設定を
変更する(ステップS107)。したがって、発言者が
いないとき、議長端末12からの映像と音声が全ての参
加端末13に送出される。
【0038】以上説明した実施例では、発言者用デマル
チプレクサで分離された映像信号と音声信号を議長用マ
ルチプレクサによって多重化し、議長用デマルチプレク
サで分離された信号を発言者用マルチプレクサで多重化
している。これは、映像信号と音声信号の他にBAS−
コマンドなどの制御信号も多重化するために設けられて
いる。映像信号と音声信号のみを多重化する場合には、
議長用マルチプレクサと発言者用マルチプレクサを省略
することができる。すなわち、第1のセレクタからの信
号を分配し、発言者用デマルチプレクサと、議長端末用
の回線インタフェース回路に供給する。また、議長端末
用の回線インタフェース回路からの信号を分配し、議長
用デマルチプレクサと分配器に入力する。このようにす
れば、2つのマルチプレクサを省略することができ、回
路規模の一層ほ縮小を図ることができる。
【0039】また、発言者となる参加端末を議長により
選択することもできる。この場合には、選択制御部はど
の参加端末から発言要求が到来しているかを表わした信
号を議長端末に向けて送出する。議長端末は、この信号
を基にして発言要求の有無を各参加端末ごとにランプ等
の表示器により表示する。議長は、この表示を見て発言
を許可する参加端末を選択し、どの参加端末に発言の許
可を与えたかを表わす信号を選択制御部に送る。選択制
御部は、議長からの指示に従って、第1のセレクタ、画
像セレクタ、分配器の切り替えを行う。このようにする
ことで、議長の判断に基づく議事進行に対応した映像を
送ることができる。
【0040】実施例では、第1のセレクタ、第2のセレ
クタおよびBAS−デマルチプレクサをそれぞれ1つず
つ備えているが、1つのセレクタに収容できる数以上の
参加端末を接続する場合には、セレクタおよびBAS−
デマルチプレクサを複数設ければ良い。この際、選択制
御部は複数設けられたBAS−デマルチプレクサの出力
のいずれかを切り替えて発言要求を受け取る。また、現
在、発言中の参加端末を収容している第1のセレクタに
はその参加端末を選択させ、それ以外の第1のセレクタ
はどの参加端末も接続されていない切断位置に切り替え
られる。これにより発言者用デマルチプレクサで複数の
第1のセレクタからの多重化信号が衝突しなくなる。
【0041】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、多重化信号を映像信号と音声信号に分離する分離手
段を各端末局ごとに設けなくても、適切な映像を各局に
送ることができ、多地点テレビ会議制御装置の回路構成
を簡略化することができる。
【0042】また請求項2記載の発明によれば、現在、
発言者となっている端末局からの多重化信号を、第1の
端末局に送出している。たとえば、第1の端末局が議長
の役割を果たす者のいる端末局であるとすれば、議長に
発言者の映像と音声を送ることができる。
【0043】さらに請求項3記載の発明によれば、第1
の端末局をたとえば議長の端末局とすると、議長は発言
要求を行っている端末局を把握することができる。また
議長により発言の許可された端末局の映像を他の端末局
に送るので、議長の判断に基づく議事進行に対応した映
像を各端末局に送ることができる。
【0044】また請求項4記載の発明によれば、各端末
局からの送られてくる多重化信号の中の1つを巡回的に
順次選択し、多重化信号の中から発言要求信号を分離し
ている。このため、発言要求信号を分離する手段が1つ
だけで済み、回路構成の簡略化をさらに進めることがで
きる。
【0045】さらに請求項5記載の発明によれば、各端
末局から到来する発言要求信号をバッファリングし、蓄
積された順にこれを読み出すことで、発言要求に対応す
るする処理を順次行っている。これにより、1つの端末
局を選択している最中に他の他の端末局から発言要求を
受け付け順次処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における多地点テレビ会議制
御装置の構成の概要を表わしたブロック図である。
【図2】選択制御部の行う動作の流れを表わした流れ図
である。
【符号の説明】
11 多地点テレビ会議制御装置 12 議長端末 13 参加端末 14 通信回線 15 回線インタフェース回路 16 議長用デマルチプレクサ 17、18 セレクタ 19 発言者用デマルチプレクサ 21 音声加算器 22 画像セレクタ 23 同報用マルチプレクサ 24 議長用マルチプレクサ 25 発言者用マルチプレクサ 26 分配器 27 BAS−デマルチプレクサ 28 選択制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ会議の端末局である第1の端末局
    から送られてくる映像信号と音声信号の多重化された多
    重化信号を映像信号と音声信号に分離する第1の信号分
    離手段と、 前記第1の端末局以外の複数の端末局からそれぞれ送ら
    れてくる多重化信号の中のいずれか1つを選択する多重
    化信号選択手段と、 この多重化信号選択手段によって選択された多重化信号
    を映像信号と音声信号に分離する第2の信号分離手段
    と、 この第2の信号分離手段の出力する音声信号と前記第1
    の信号分離手段の出力する音声信号とを加算する音声加
    算手段と、 前記第1の信号分離手段の出力する映像信号と前記第2
    の信号分離手段の出力する映像信号のうちのいずれかを
    選択する映像信号選択手段と、 前記複数の端末局から発言の要求を表わした発言要求信
    号が到来しているか否かを検出する発言要求信号検出手
    段と、 この発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたときその送出元の端末局からの多重化信号を前記
    多重化信号選択手段に選択させる第1の選択指示手段
    と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたとき前記第2の信号分離手段からの映像信号を前
    記映像信号選択手段に選択させ、発言要求信号検出手段
    によって発言要求信号が検出されないとき前記第1の信
    号分離手段からの映像信号を映像信号選択手段に選択さ
    せる第2の選択指示手段と、 前記映像信号選択手段によって選択された映像信号と前
    記音声加算手段で加算された後の音声信号とを多重化す
    る第1の信号多重化手段と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたときこの第1の信号多重化手段の出力する多重化
    信号を前記複数の端末局のうち発言要求信号の送出元以
    外の端末局に分配して送出する第1の信号分配手段と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたときその送出元の端末局に前記第1の端末局から
    の多重化信号を送出する第1の信号送出手段と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されないとき前記第1の信号多重化手段の出力する多重
    化信号を前記複数の端末局のすべてに分配して送出する
    第2の信号分配手段とを具備することを特徴とする多地
    点テレビ会議制御装置。
  2. 【請求項2】 テレビ会議の端末局である第1の端末局
    から送られてくる映像信号と音声信号の多重化された多
    重化信号を映像信号と音声信号に分離する第1の信号分
    離手段と、 前記第1の端末局以外の複数の端末局からそれぞれ送ら
    れてくる多重化信号の中のいずれか1つを選択する多重
    化信号選択手段と、 この多重化信号選択手段によって選択された多重化信号
    を映像信号と音声信号に分離する第2の信号分離手段
    と、 この第2の信号分離手段の出力する音声信号と前記第1
    の信号分離手段の出力する音声信号とを加算する音声加
    算手段と、 前記第1の信号分離手段の出力する映像信号と前記第2
    の信号分離手段の出力する映像信号のうちのいずれかを
    選択する映像信号選択手段と、 前記複数の端末局から発言の要求を表わした発言要求信
    号が到来しているか否かを検出する発言要求信号検出手
    段と、 この発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたときその送出元の端末局からの多重化信号を前記
    多重化信号選択手段に選択させる第1の選択指示手段
    と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたとき前記第2の信号分離手段からの映像信号を前
    記映像信号選択手段に選択させ、発言要求信号検出手段
    によって発言要求信号が検出されないとき前記第1の信
    号分離手段からの映像信号を映像信号選択手段に選択さ
    せる第2の選択指示手段と、 前記映像信号選択手段によって選択された映像信号と前
    記音声加算手段で加算された後の音声信号とを多重化す
    る第1の信号多重化手段と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたときこの第1の信号多重化手段の出力する多重化
    信号を前記複数の端末局のうち発言要求信号の送出元以
    外の端末局に分配して送出する第1の信号分配手段と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されたときその送出元の端末局に前記第1の端末局から
    の多重化信号を送出する第1の信号送出手段と、 前記発言要求信号検出手段によって発言要求信号が検出
    されないとき前記第1の信号多重化手段の出力する多重
    化信号を前記複数の端末局のすべてに分配して送出する
    第2の信号分配手段と、 前記多重化信号選択手段によって選択された多重化信号
    を前記第1の端末局に送出する第2の信号送出手段とを
    具備することを特徴とする多地点テレビ会議制御装置。
  3. 【請求項3】 テレビ会議の端末局である第1の端末局
    から送られてくる映像信号と音声信号の多重化された多
    重化信号を映像信号と音声信号に分離する第1の信号分
    離手段と、 前記第1の端末局以外の複数の端末局からそれぞれ送ら
    れてくる多重化信号の中のいずれか1つを選択する多重
    化信号選択手段と、 この多重化信号選択手段によって選択された多重化信号
    を映像信号と音声信号に分離する第2の信号分離手段
    と、 この第2の信号分離手段の出力する音声信号と前記第1
    の信号分離手段の出力する音声信号とを加算する音声加
    算手段と、 前記第1の信号分離手段の出力する映像信号と前記第2
    の信号分離手段の出力する映像信号のうちのいずれかを
    選択する映像信号選択手段と、 前記複数の端末局から発言の要求を表わした発言要求信
    号が到来しているか否かを検出する発言要求信号検出手
    段と、 この発言要求信号検出手段の検出結果を基にして発言要
    求信号の送出元の端末局を表わした発言要求局表示信号
    を前記第1の端末局に送出する発言要求局表示信号送出
    手段と、 前記第1の端末局から発言を許可する端末局を表わした
    発言許可信号を受信する発言許可信号受信手段と、 この発言許可信号受信手段によって発言許可信号を受信
    したときそれが表わす端末局からの多重化信号を前記多
    重化信号選択手段に選択させる第1の選択指示手段と、 前記発言許可信号受信手段によって発言許可信号を受信
    したとき前記第2の信号分離手段からの映像信号を前記
    映像信号選択手段に選択させ、発言許可信号が受信され
    ないとき前記第1の信号分離手段からの映像信号を映像
    信号選択手段に選択させる第2の選択指示手段と、 前記映像信号選択手段によって選択された映像信号と前
    記音声加算手段で加算された後の音声信号とを多重化す
    る第1の信号多重化手段と、 前記発言許可信号受信手段によって発言許可信号が受信
    されたときこの第1の信号多重化手段の出力する多重化
    信号を前記複数の端末局のうち発言要求信号の送出元以
    外の端末局に分配して送出する第1の信号分配手段と、 前記発言許可信号受信手段によって発言許可信号が受信
    されたときそれが表わす端末局に前記第1の端末局から
    の多重化信号を送出する第1の信号送出手段と、 前記発言許可信号受信手段によって発言許可信号が受信
    されないとき前記第1の信号多重化手段の出力する多重
    化信号を前記複数の端末局のすべてに分配して送出する
    第2の信号分配手段と、 前記多重化信号選択手段によって選択された多重化信号
    を前記第1の端末局に送出する第2の信号送出手段とを
    具備することを特徴とする多地点テレビ会議制御装置。
  4. 【請求項4】 前記発言要求信号は前記複数の端末局か
    ら送られてくる多重化信号に多重化されており、前記発
    言要求検出手段は、複数の端末局からそれぞれ送られて
    くる多重化信号の中のいずれか1つを巡回的に順次選択
    する選択手段と、この選択手段によって選択された多重
    化信号の中から発言要求信号を分離する発言要求信号分
    離手段とを具備することを特徴とする請求項1ないし請
    求項3記載の多地点テレビ会議制御装置。
  5. 【請求項5】 前記発言要求信号検出手段は、各端末局
    から到来した発言要求を蓄積するバッファメモリと、こ
    のバッファメモリに蓄積された発言要求を蓄積された順
    に順次読み出す読出手段と、この読出手段出によって読
    み出した順に発言要求信号の到来したことを検出する検
    出手段とを具備することを特徴とする請求項1ないし請
    求項3記載の多地点テレビ会議制御装置。
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