JPH09141147A - 液体吐出器用押下げヘッド - Google Patents

液体吐出器用押下げヘッド

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JPH09141147A
JPH09141147A JP7329780A JP32978095A JPH09141147A JP H09141147 A JPH09141147 A JP H09141147A JP 7329780 A JP7329780 A JP 7329780A JP 32978095 A JP32978095 A JP 32978095A JP H09141147 A JPH09141147 A JP H09141147A
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JP
Japan
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nozzle
head
main body
liquid
push
Prior art date
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Application number
JP7329780A
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English (en)
Inventor
Natsuo Shinozaki
夏夫 篠崎
Takao Kishi
岸  隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP7329780A priority Critical patent/JPH09141147A/ja
Publication of JPH09141147A publication Critical patent/JPH09141147A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1097Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle with means for sucking back the liquid or other fluent material in the nozzle after a dispensing stroke
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】押下げヘッドにそのポンプ操作に随伴して作用
するノズル内液体の引き戻し手段を講じてそれらの不都
合を防止し、かつ、その引き戻し手段が過分に外気を吸
入しないようにして、吐出の際に液体が発泡で異音を生
ずるのを防ぐ。 【解決手段】ヘッド本体11の前面にノズル12を突設する
とともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
1において、前記ヘッド本体11の頂部に、ポンプ操作た
るヘッド押し下げ操作に随伴作動して上記ノズル12内に
残る液体を機械的に吸入し排出するスポイト状の引き戻
し手段3を重設し、該引き戻し手段3を上記ノズル12の
基端と連通させるとともに、該引き戻し手段3の容積a
を上記ノズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液垂れ等を防止し
た液体吐出器用押下げヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体を収容する容器体の口部に、
押下げヘッドを有する縦型往復ポンプを装着した液体吐
出器が知られている。この場合、押下げヘッドは、ヘッ
ド本体の前面にノズルを突出し、下面に該ノズルと通じ
る嵌合筒を垂設して、該嵌合筒をポンプ本体から上方へ
と突出するステムに嵌着しており、そのポンプ本体は、
通常、容器体の口部に取り付ける縦型のシリンダの中間
部に上記ステムと連動する筒状ピストンを、下部に該筒
状ピストン及びステムを押し上げるスプリングを、ま
た、下端部に吸込弁をそれぞれ内装し、その筒状ピスト
ンには、シリンダ内へと上方から挿入した上記ステムを
機械的に連繋させ、該ステム内には、吐出弁のある吐出
流路を形成して、該吐出流路を筒状ピストンを介してシ
リンダ内に連通させており、そして、シリンダの下端か
ら上記吸込弁に通じる吸上げパイプを垂設させている。
この種の縦型往復ポンプは、その押下げヘッドを押し下
げることで、ステム及び筒状ピストンをスプリングに抗
して圧下させ、かつ、そのスプリングの弾力で上昇復帰
させると、吸込弁及び吐出弁が働いてポンプ作用を生ず
る。つまり、押し下げ行程では、予めシリンダ内に吸い
込まれている液体が加圧され、吐出流路を上昇して、吐
出弁を経て、押下げヘッドのノズルから吐出される。ま
た、上昇復帰行程では、容器体内の液体が吸上げパイプ
を通じてシリンダ内へと吸い上げられて、次の押し下げ
行程に備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既に市
販されているこの種の縦型往復ポンプでは、押下げヘッ
ドのノズルから液体を吐出させた後に、ノズル内に残っ
た液体が時間の経過とともに流れ出て周りを汚したり、
ノズル先端で固まって孔詰まりを生じたりすることがあ
る。そこで、請求項1乃至請求項5の発明は、押下げヘ
ッドにそのポンプ操作に付随して作用するノズル内液体
の引き戻し手段を講じて、それらの不都合を防止しよう
とするものである。
【0004】ところで、従来のこの種の縦型往復ポンプ
では、押下げヘッドの頂部に弾性圧縮可能な中実のゴム
板を付設して、押し下げの際の指先の感触をよくすると
ともに、初動圧を弱めて指先が痛くなるのを防ぐように
したものがある(実開平3-11454 号公報)。このような
押し具合をそのまま適用して、そのゴム板とその周辺部
分にスポイト的機能をもたせることができれば、ノズル
内液体の引き戻し手段を形成することができる。そこ
で、請求項2、請求項4及び請求項5の発明は、押下げ
ヘッドの頂部にスポイト的機能を有する簡易かつ適切な
ノズル内液体の引き戻し手段を講じようとするものであ
る。
【0005】ただし、上述のノズル内液体の引き戻し手
段において、その引き戻し量があまりに多くなると、ノ
ズル内に残った液体だけでなく外気をも吸い込み、この
空気が次回の吐出の際に先に押し出されて、中の液体に
沢山の気泡を含ませるため、後から出る液体が異音をた
てて吐出されるおそれがある。そこで、請求項3乃至請
求項5の発明では、その引き戻し手段の容量をノズル内
の容積と同等乃至ほぼ同等とし、過分に外気を吸入する
ことのないように配慮して、吐出の際に異音が生ずるの
を防止しようとするものである。
【0006】そして、請求項4及び請求項5の発明で
は、押下げヘッドの頂部にスポイト的機能を有する簡易
かつ適切なノズル内液体の引き戻し手段を講じるととも
に、その引き戻し手段の容量をノズル内の容積と同等乃
至ほぼ同等とし、過分に外気を吸入することのないよう
に配慮して、吐出の際に異音が生ずるのを防止しようと
するものであり、また、請求項5の発明は、より具体的
なものとして、簡単かつ容易に、低コストで製造できる
ようにしようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる観点から、請求項
1の発明は、ヘッド本体11の前面にノズル12を突設する
とともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
1において、前記ヘッド本体11の適所に、上記ノズル12
内に残る液体を機械的に吸引する引き戻し手段3を講
じ、該引き戻し手段3を上記ノズル12の基端と連通させ
たことを特徴とする。この場合、その嵌合筒13を上記ポ
ンプ本体2のステム21に嵌着して、押し下げ、かつ、上
昇復帰させることで、ポンプ本体2を作動させて、ノズ
ル12からの液体の吐出を得るが、この吐出直後に、引き
戻し手段3を機械的に作動させて、ノズル12内に残った
液体を全て該引き戻し手段3に吸入させることにより、
ノズル12内を空にして、該ノズル12からの液垂れをなく
し、そして、吸入した液体は次回の押し下げ行程でノズ
ル12を通じて排出させる。
【0008】請求項2の発明は、ヘッド本体11の前面に
ノズル12を突設するとともに、下面に該ノズルと通じる
嵌合筒13を垂設して、該嵌合筒13をポンプ本体2から上
方に突出するステム21へ嵌着させるようにした液体吐出
器用押下げヘッド1において、前記ヘッド本体11の頂部
に、ポンプ操作たるヘッド押し下げ操作に随伴作動して
上記ノズル12内に残る液体を機械的に吸入し排出するス
ポイト状の引き戻し手段3を重設し、該引き戻し手段3
を上記ノズル12の基端と連通させたことを特徴とする。
この場合、その嵌合筒13を上記ポンプ本体2のステム21
に嵌着して、押し下げ、かつ、上昇復帰させることで、
ポンプ本体2を作動させて、ノズル12からの液体の吐出
を得るが、ヘッド本体11の頂部に重設したスポイト状の
引き戻し手段3は、ポンプ操作たるヘッド押し下げ操作
に随伴作動し、押し下げ行程で容積が縮小し、かつ、上
昇復帰行程で容積が拡大して、該上昇復帰行程では、押
し下げ直後にノズル12内に残る液体を全て吸入してノズ
ル12からの液垂れをなくし、そして、吸入した液体は次
回の押し下げ行程でポンプ本体2からの液体の吐出に先
立ってノズル12を通じて排出させる。また、ヘッド本体
11の頂部に重設した引き戻し手段3は、ポンプ操作たる
ヘッド押し下げ操作に柔軟性を与え、押し下げの際の指
先の感触をよくするとともに、初動圧を弱めて指先が痛
くなるのを防ぐ。
【0009】請求項3の発明は、ヘッド本体11の前面に
ノズル12を突設するとともに、下面に該ノズルと通じる
嵌合筒13を垂設して、該嵌合筒13をポンプ本体2から上
方に突出するステム21へ嵌着させるようにした液体吐出
器用押下げヘッド1において、前記ヘッド本体11の適所
に、上記ノズル12内に残る液体を機械的に吸引する引き
戻し手段3を講じ、該引き戻し手段3を上記ノズル12の
基端と連通させるとともに、該引き戻し手段3の容積a
を上記ノズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成し
たことを特徴とする。この場合、上記請求項1の発明の
作用を生ずる他、引き戻し手段3の容積aをノズル12内
の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成することで、引き戻
し手段3により過分に外気を吸入することをなくして、
次回の押し下げ行程で、排出液体に吸入空気が混入する
ことによる発泡を防ぎ、該液体の排出に異音が生ずるの
を防止する。
【0010】請求項4の発明は、ヘッド本体11の前面に
ノズル12を突設するとともに、下面に該ノズルと通じる
嵌合筒13を垂設して、該嵌合筒13をポンプ本体2から上
方に突出するステム21へ嵌着させるようにした液体吐出
器用押下げヘッド1において、前記ヘッド本体11の頂部
に、ポンプ操作たるヘッド押し下げ操作に随伴作動して
上記ノズル12内に残る液体を機械的に吸入し排出するス
ポイト状の引き戻し手段3を重設し、該引き戻し手段3
を上記ノズル12の基端と連通させるとともに、該引き戻
し手段3の容積aを上記ノズル12内の容積bと同等乃至
ほぼ同等に形成したことを特徴とする。この場合、上述
の請求項2の作用に加え、引き戻し手段3の容積aをノ
ズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成すること
で、引き戻し手段3により過分に外気を吸入することを
なくして、次回の押し下げ行程で、排出液体に吸入空気
が混入することによる発泡を防ぎ、該液体の排出に異音
が生ずるのを防止する。
【0011】請求項5の発明は、ヘッド本体11の前面に
ノズル12を突設するとともに、下面に該ノズルと通じる
嵌合筒13を垂設して、該嵌合筒13をポンプ本体2から上
方に突出するステム21へ嵌着させるようにした液体吐出
器用押下げヘッド1において、前記ヘッド本体11の頂部
に、ポンプ操作たるヘッド押し下げ操作に随伴作動して
上記ノズル12内に残る液体を機械的に吸入し排出するス
ポイト状の引き戻し手段3を重設し、該引き戻し手段3
としては、ヘッド本体11の頂壁14の上面周縁部分に低い
係止筒31を起立させ、該係止筒31に弾性変形自在なキャ
ップ状押圧部材32を気密水密に嵌合させて、該キャップ
状押圧部材32の内側に吸入室33を形成し、上記頂壁14の
中間部にその吸入室33と上記ノズル12の基端とを連通さ
せる透孔34を穿設し、かつ、その吸入室33の容積aを上
記ノズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成したこ
とを特徴とする。この場合、上記請求項4の作用に加
え、その具体的引き戻し手段3が簡単かつ容易な低コス
トの製造を可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】図面は、請求項1乃至請求項5の
発明に係る液体吐出器用押下げヘッドの実施の形態を示
すものである。図において、1は、押下げヘッド、2
は、該押下げヘッドを装着したポンプ本体であり、これ
らは合成樹脂製とするものである。押下げヘッド1は、
ヘッド本体11の外周壁15の前面において、該外周壁を突
き抜けた状態で外周壁と一体に形成するとともに、先端
部を前方へ突出したノズル12を設け、その外周壁15の内
側で、頂壁14の下面から嵌合筒13を一体に垂設して、該
嵌合筒の上端を上記ノズル12の基端に開通させている。
【0013】また、押下げヘッド1は、上記ヘッド本体
11の頂部に、ポンプ操作たるヘッド押し下げ操作に随伴
作動して上記ノズル12内に残る液体を機械的に吸入し排
出するスポイト状の引き戻し手段3を重設しており、該
引き戻し手段3としては、ヘッド本体11の頂壁14におい
て、上面周縁部分に上記外周壁15よりやや小径で低い係
止筒31を起立させ、該係止筒の近くの内側に該係止筒よ
り更に少々低くした規制筒35を起立させ、該規制筒の直
ぐ内側の頂壁14上面に環状の窪み36を設け、その係止筒
31の内外周に扁平で弾性変形自在な軟材質のキャップ状
押圧部材32を気密水密に嵌合させ、つまり、該キャップ
状押圧部材32には、その係止筒31の外側に嵌着係合させ
る嵌着外周壁37と内側に嵌合させる嵌着内筒38とを垂設
して、これらをその係止筒31の内外に気密水密にかつ抜
け出し不能に嵌着係合させ、更に、内面にて上記環状の
窪み36に対応させた環状の突条39を設けて、該キャップ
状押圧部材32の内側に吸入室33を形成し、そして、上記
頂壁14の中間部に、その吸入室33と上記嵌合筒13の上端
部とを連通させる透孔34を穿設して、その吸入室33と上
記ノズル12の基端とを連通させ、かつ、その吸入室33の
容積aを上記ノズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に
形成している。
【0014】ポンプ本体2は、前述した既存の縦型往復
ポンプに係るものであり、上端中央に上方へ突出するス
テム21を有し、該ステムに押下げヘッド1の嵌合筒13を
嵌合固定させている。そして、容器体4の口部に装着し
て、これら全体で液体吐出器を構成する。なお、ポンプ
本体2や容器体4については、既述従来例と同じにつ
き、詳細な説明を省略する。
【0015】如上の構成であり、液体吐出器としての使
用において、従来通り押下げヘッド1を押し下げし、か
つ、放して上昇復帰させることで、ポンプ本体2を作動
させればよく、これによって、ポンプ本体2を作動させ
て、ノズル12から容器体4内の液体を吐出させることが
できるが、その押し下げ及び上昇復帰において、スポイ
ト状の引き戻し手段3がそれに随伴して作動する。つま
り、引き戻し手段3は、その押し下げ行程で容積が縮小
し、かつ、上昇復帰行程で容積が拡大する。したがっ
て、上昇復帰行程では、容積の拡大に伴い、押し下げ行
程直後にノズル12内に残る液体を全て吸入して、ノズル
12内を空にし、ノズル12からの液垂れをなくする。そし
て、吸入した液体は次回の押し下げ行程において、ポン
プ本体2からの液体の吐出に先立ってノズル12を通じて
排出させる。また、引き戻し手段3は、ヘッド本体11の
頂部に重設しているので、ポンプ操作たるヘッド押し下
げ操作に柔軟性を与え、押し下げの際の指先の感触をよ
くするとともに、初動圧を弱めて指先が痛くなるのを防
ぐ。更に、ノズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形
成した引き戻し手段3の容積aは、引き戻し手段3によ
る過分な外気の吸入をなくし、次回の押し下げ行程で、
排出液体中に吸入空気が混入して、排出液体が発泡する
のを防ぎ、発泡により該液体が排出時に異音を生ずるの
を防止する。なお、上記キャップ状押圧部材32は、図示
の形状に限るものではなく、ドーム状その他の形状にし
てもよく、その場合、キャップ状押圧部材32の内側の吸
入室33もそのキャップ状押圧部材32の形状に対応させて
適宜に形成すればよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4及び請求項5の発明によれば、既述構成とするので、
その使用において、ノズル12から容器体内の液体の吐出
を得ることができるだけでなく、この吐出の直後に、引
き戻し手段3の作動によりノズル12内に残った液体を全
て該引き戻し手段3に吸入させることができて、ノズル
12内を空にでき、ノズル12からの液垂れをなくすること
ができる。したがって、ノズル内に残った液体が時間の
経過とともに流れ出て周りを汚したり、ノズル先端で固
まって孔詰まりを生じたりする等の従来の不都合を解決
できる。なお、吸入した液体は次回の押し下げ行程でポ
ンプ本体2からの液体の吐出とともにノズル12を通じて
排出させるから、支障を生じない。
【0017】請求項2、請求項4及び請求項5の発明に
よれば、ヘッド本体11の頂部に、ポンプ操作たるヘッド
押し下げ操作に随伴作動してノズル12内に残る液体を機
械的に吸入し排出するスポイト状の引き戻し手段3を重
設し、該引き戻し手段3をノズル12の基端と連通させて
いるので、引き戻し手段3をポンプ操作たるヘッド押し
下げ操作に随伴作動させて、押し下げ行程で容積を縮小
させ、上昇復帰行程で容積を拡大させることができ、上
昇復帰行程で押し下げ直後にノズル12内に残る液体を全
て引き戻し手段3に吸入させ、かつ、次回の押し下げ行
程でポンプ本体2からの液体の吐出に先立ってノズル12
を通じて排出させることができ、したがって、押下げヘ
ッドの頂部にスポイト的機能を有する簡易かつ適切なノ
ズル内液体の引き戻し手段3を講じることができ、ポン
プ操作たるヘッド押し下げ操作だけで足りて他に引き戻
し手段3としての別操作を要せず、操作上頗る便利重宝
である。また、ヘッド本体11の頂部に重設した引き戻し
手段3はポンプ操作たるヘッド押し下げ操作に柔軟性を
与え、押し下げの際の指先の感触をよくすることができ
るとともに、初動圧を弱めて指先が痛くなるのを防ぐこ
とができて、ヘッド本体11の頂部に設ける弾性収縮部材
を兼用できる。
【0018】請求項3、請求項4及び請求項5の発明に
よれば、引き戻し手段3をノズル12の基端と連通させる
とともに、引き戻し手段3の容積aをノズル12内の容積
bと同等乃至ほぼ同等に形成しているので、引き戻し手
段3に過分に外気を吸入することがなく、次回の押し下
げ行程で、排出液体に吸入空気が混入することによる発
泡を防ぐことができ、該液体の排出に異音が生ずるのを
防止することができる。
【0019】請求項4及び請求項5の発明によれば、請
求項2と請求項3の発明の構成を合わせ具有するので、
双方の上記各効果を共に発揮させることができる。
【0020】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の構成にあって、引き戻し手段3としては、ヘッド本体
11の頂壁14の上面周縁部分に低い係止筒31を起立させ、
該係止筒31に弾性変形自在なキャップ状押圧部材32を気
密水密に嵌合させて、該キャップ状押圧部材32の内側に
吸入室33を形成し、上記頂壁14の中間部にその吸入室33
と上記ノズル12の基端とを連通させる透孔34を穿設して
いるので、構成を簡単にでき、製作を容易にできて、低
コストで製造できて、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体吐出器用押下げヘッドに係る実
施の形態を示す斜視図である。
【図2】 同実施の形態の截断側面図である。
【図3】 同実施の形態の動作状態を示す截断側面図で
ある。
【図4】 同実施の形態の要部拡大截断側面図である。
【符号の説明】
1…押下げヘッド 2…ポンプ本体 3…引き戻し手段 4…容器体 11…ヘッド本体 12…ノズル 13…嵌合筒 14…頂壁 15…外周壁 21…ステム 31…係止筒 32…キャップ状押圧
部材 33…吸入室 34…透孔 35…規制筒 36…窪み 37…嵌着外周壁 38…嵌着内筒 39…突条 a,b…容積

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド本体11の前面にノズル12を突設す
    るとともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
    て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
    ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
    1において、前記ヘッド本体11の適所に、上記ノズル12
    内に残る液体を機械的に吸引する引き戻し手段3を講
    じ、該引き戻し手段3を上記ノズル12の基端と連通させ
    たことを特徴とする液体吐出器用押下げヘッド。
  2. 【請求項2】 ヘッド本体11の前面にノズル12を突設す
    るとともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
    て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
    ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
    1において、前記ヘッド本体11の頂部に、ポンプ操作た
    るヘッド押し下げ操作に随伴作動して上記ノズル12内に
    残る液体を機械的に吸入し排出するスポイト状の引き戻
    し手段3を重設し、該引き戻し手段3を上記ノズル12の
    基端と連通させたことを特徴とする液体吐出器用押下げ
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 ヘッド本体11の前面にノズル12を突設す
    るとともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
    て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
    ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
    1において、前記ヘッド本体11の適所に、上記ノズル12
    内に残る液体を機械的に吸引する引き戻し手段3を講
    じ、該引き戻し手段3を上記ノズル12の基端と連通させ
    るとともに、該引き戻し手段3の容積aを上記ノズル12
    内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成したことを特徴と
    する液体吐出器用押下げヘッド。
  4. 【請求項4】 ヘッド本体11の前面にノズル12を突設す
    るとともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
    て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
    ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
    1において、前記ヘッド本体11の頂部に、ポンプ操作た
    るヘッド押し下げ操作に随伴作動して上記ノズル12内に
    残る液体を機械的に吸入し排出するスポイト状の引き戻
    し手段3を重設し、該引き戻し手段3を上記ノズル12の
    基端と連通させるとともに、該引き戻し手段3の容積a
    を上記ノズル12内の容積bと同等乃至ほぼ同等に形成し
    たことを特徴とする液体吐出器用押下げヘッド。
  5. 【請求項5】 ヘッド本体11の前面にノズル12を突設す
    るとともに、下面に該ノズルと通じる嵌合筒13を垂設し
    て、該嵌合筒13をポンプ本体2から上方に突出するステ
    ム21へ嵌着させるようにした液体吐出器用押下げヘッド
    1において、前記ヘッド本体11の頂部に、ポンプ操作た
    るヘッド押し下げ操作に随伴作動して上記ノズル12内に
    残る液体を機械的に吸入し排出するスポイト状の引き戻
    し手段3を重設し、該引き戻し手段3としては、ヘッド
    本体11の頂壁14の上面周縁部分に低い係止筒31を起立さ
    せ、該係止筒31に弾性変形自在なキャップ状押圧部材32
    を気密水密に嵌合させて、該キャップ状押圧部材32の内
    側に吸入室33を形成し、上記頂壁14の中間部にその吸入
    室33と上記ノズル12の基端とを連通させる透孔34を穿設
    し、かつ、その吸入室33の容積aを上記ノズル12内の容
    積bと同等乃至ほぼ同等に形成したことを特徴とする液
    体吐出器用押下げヘッド。
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