JPH09140066A - 二次電池パック - Google Patents

二次電池パック

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JPH09140066A
JPH09140066A JP7291442A JP29144295A JPH09140066A JP H09140066 A JPH09140066 A JP H09140066A JP 7291442 A JP7291442 A JP 7291442A JP 29144295 A JP29144295 A JP 29144295A JP H09140066 A JPH09140066 A JP H09140066A
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民次 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護回路を備えた二次電池パックにおいて、
過放電などの好ましくない状態が発生しても、充電など
ができるようにする。 【解決手段】 電池パックの端子部10bと保護回路の
制御手段12との間に接続される第1の制御手段電源供
給用スイッチング手段SW1と、二次電池11の電極と
制御手段12との間に接続される第2の制御手段電源供
給用スイッチング手段SW2とを備えて、電池パックの
外部と二次電池11の双方から制御手段12に電源を供
給できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばリチウムイ
オン電池などの二次電池を収納して負荷装置や充電器に
接続される二次電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】充電が可能な電池である2次電池は、電
池パックと称される筐体に収納されて使用される場合が
ある。この電池パックは、予め所定の電池容量が得られ
るように所定個の二次電池を直列又は並列に接続した状
態で収納(場合によっては1個の二次電池だけを収納)
させると共に、この収納された二次電池の保護回路を内
蔵させて、二次電池の過充電や過放電を防止させると共
に、端子部のショートによる二次電池の損傷を防止する
ように構成してある。
【0003】図16は、従来の二次電池を収納した電池
パックを示した図で、電池パック1は、端子2及び3を
備え、所定の充電容量の二次電池4の正極側が+側の端
子2と接続してある。そして、−側の端子3と二次電池
4の負極側との間には、2個の電界効果トランジスタFE
T1,FET2が直列に接続してある。この場合、各トランジ
スタFET1,FET2のゲートは、制御回路5と接続してあ
り、ソース・ドレイン間の接続方向は、トランジスタFE
T1とトランジスタFET2とで逆方向としてある。即ちトラ
ンジスタFET1は、制御回路5からゲートに得られる信号
により、二次電池4から端子3の方向への電流の流れを
制限する状態に接続してある。また、トランジスタFET2
は、制御回路5からゲートに得られる信号により、端子
3から二次電池4の方向への電流の流れを制限する状態
に接続してある。この場合、それぞれのトランジスタFE
T1,FET2には、電流の流れが制限される方向とは反対方
向に電流が流れる寄生ダイオードD1,D2がある状態
となっている。
【0004】そして、制御回路5は、二次電池4の正極
側及び負極側が接続され、このように接続された二次電
池4を電源として作動する回路で、何らかの方法により
充電状態や放電状態を検出して、その検出した状態に応
じてトランジスタFET1,FET2の制御を行う。この制御と
しては、制御回路5で充電を行う状態であると判別した
とき、トランジスタFET1をオン状態とし、トランジスタ
FET2をオフ状態とし、制御回路5で放電を行う状態であ
ると判別したとき、トランジスタFET1をオフ状態とし、
トランジスタFET2をオン状態とする。また、充電・放電
のいずれも行われないときには、双方のトランジスタFE
T1,FET2をオフ状態とする。
【0005】このように構成したことで、この電池パッ
ク1に充電装置(図示せず)が接続された場合には、制
御回路5がこのことを判別してトランジスタFET1をオン
状態とすると共にトランジスタFET2をオフ状態とするの
で、二次電池4の負極側から寄生ダイオードD2及びト
ランジスタFET1を介して端子3に電流が流れるようにな
り、端子2,3に接続された充電装置からの電流が二次
電池4に供給されて、この二次電池4が充電される。
【0006】また、電池パック1が何らかの負荷装置
(図示せず)に接続された場合には、制御回路5がこの
ことを判別してトランジスタFET1をオフ状態とすると共
にトランジスタFET2をオン状態とするので、端子3から
寄生ダイオードD1及びトランジスタFET2を介して二次
電池4の負極側に電流が流れるようになり、二次電池4
からの放電電流が端子2から負荷装置側に流れ、負荷装
置に二次電池4から電源を供給できるようになる。
【0007】このように2個の電界効果トランジスタFE
T1,FET2を直列に接続して、その制御を充放電状態の判
別に基づいて行うことで、電池パック1内の二次電池4
と、外部の装置(充電装置又は負荷装置)との接続状態
が適切に制御され、二次電池4を効果的に保護すること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の二次電池パック内の制御回路5は、例えばマイク
ロコンピュータなどの演算回路で構成されるが、制御回
路として作動させるためには、二次電池4から供給され
る電源の電圧が、回路として作動できる電圧以上ある必
要がある。このため、何らかの要因により過放電されて
二次電池4の残量が少なくなって、二次電池4の正極と
負極間の電圧が非常に低くなった場合には、この電池パ
ック1を使用することが不可能になってしまう。
【0009】例えば図16に示す電池パック1として、
二次電池4の満充電時の電圧が4.2Vとなるものを使
用し、制御回路5が作動するために最低2.5V必要で
あったとする。このとき、制御回路5は放電時には二次
電池4の電圧が2.5Vより若干高い電圧(例えば2.
7V)まで低下したとき、放電を停止させる制御を行
い、制御回路5が動作できない電圧まで過放電されるの
を防止することが考えられる。ところが、例えば電池電
圧が2.7Vに低下した状態で放電を停止させても、こ
の状態で電池パック1を長期間放置しておくと、二次電
池4が自己放電して徐々に電池電圧が低下し、2.5V
以下の電池電圧となってしまう。
【0010】このような事態になると、この電池パック
1を充電器に接続しても、制御回路5が作動しないの
で、トランジスタFET1がオン状態にならず、充電させる
ことができなくなり、電池パック1が使用不能になって
しまう。
【0011】また、このように過放電された場合の他
に、電池パック1の+側の端子2と−側の端子3との間
が、何らかの要因によりショートした場合にも、同様に
制御回路5に正常な電源が供給されなくなって、トラン
ジスタFET1,FET2をオンさせることが不可能になってし
まう。
【0012】本発明はこれらの点に鑑み、過放電などの
好ましくない状態が発生しても、二次電池が使用できる
状態にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、電池パックの端子部と制御手段との間に接
続される第1の制御手段電源供給用スイッチング手段
と、二次電池の電極と制御手段との間に接続される第2
の制御手段電源供給用スイッチング手段とを備えたこと
を特徴としたものである。
【0014】かかる構成によると、充電時には第1の制
御手段電源供給用スイッチング手段を導通状態とするこ
とで、外部の充電装置側から供給される電源により制御
手段を作動させることができ、この制御手段が充放電制
御用スイッチング手段を制御でき、二次電池の残量の有
無にかかわらず充電動作が可能になる。
【0015】また、放電時には第2の制御手段電源供給
用スイッチング手段を導通状態とすることで、二次電池
からの電源により制御手段を作動させることができ、こ
の制御手段が充放電制御用スイッチング手段を制御で
き、電池パックの端子部の状態にかかわらず放電動作が
可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例を図
1〜図7を参照して説明する。
【0017】図1は本例の電池パックの構成を示すブロ
ック図で、本例の電池パック10は、充放電用の端子1
0a及び10bを備え、所定の充電容量の二次電池11
の正極側が+側の端子10aと接続してある。この場
合、二次電池11としては、リチウムイオン電池を使用
する。そして、−側の端子10bと二次電池11の負極
側との間には、抵抗器R0と2個の電界効果トランジス
タFET1,FET2とが直列に接続してある。この場合、抵抗
器R0は充放電電流を制御回路12で検出するための抵
抗器である。また、各トランジスタFET1,FET2のゲート
は、制御回路12と接続してあり、ソース・ドレイン間
の接続方向は、トランジスタFET1とトランジスタFET2と
で逆方向としてある。即ちトランジスタFET1は、制御回
路12からゲートに得られる信号により、二次電池11
から端子10bの方向への電流の流れを制限する状態に
接続してある。また、トランジスタFET2は、制御回路1
2からゲートに得られる信号により、端子10bから二
次電池11の方向への電流の流れを制限する状態に接続
してある。この場合、それぞれのトランジスタFET1,FE
T2には、電流の流れが制限される方向とは反対方向に電
流が流れる寄生ダイオードD1,D2がある状態となっ
ている。
【0018】そして、制御回路12は、充電状態や放電
状態を検出して、その検出した状態に応じてトランジス
タFET1,FET2の制御を行う回路で、集積回路で構成され
る。この場合、制御回路12の動作用電源としては、端
子10a,10bに接続された外部装置(充電器など)
又は二次電池11から供給される電源を使用するように
してある。即ち、制御回路12の+側の電源入力部が、
二次電池11の正極側と端子10aとの間に接続してあ
る、また、制御回路12の−側の電源入力部が、接続ス
イッチSW1及びSW2の一端側に接続してある。そし
て、接続スイッチSW1の他端側は端子10bとトラン
ジスタFET1との間に接続してあり、接続スイッチSW2
の他端側はトランジスタFET2と抵抗器R0との間に接続
してある。それぞれの接続スイッチSW1及びSW2
は、外部信号検出回路13により接続状態が制御され
る。
【0019】この外部信号検出回路13は、電池パック
10の外部から端子10cに供給される信号(この信号
は電池パック10が接続される充電器又は負荷装置から
供給される)を検出して、充電状態及び放電状態の検出
を行う回路である。即ち、この電池パック10の端子1
0cに供給される信号の電位(ここでの電位は端子10
bと10cとの間の電位Va)を外部信号検出回路13
で検出し、その検出状態に応じて充電状態と放電状態と
の検出を行う。
【0020】そして、外部信号検出回路13が充電状態
と検出したときには、スイッチSW1をオン状態とし、
放電状態と検出したときには、スイッチSW2をオン状
態とする。そして、外部信号検出回路13が充電状態,
放電状態のいずれも検出できないときには、両スイッチ
SW1,SW2をオフ状態とする。
【0021】このように制御されることで、充電状態で
あると検出回路13が検出したときには、スイッチSW
1がオン状態となって、電池パック10の端子10a,
10bに接続された機器(充電器)から供給される電源
が、制御回路12に供給されて、この制御回路12が作
動する。また、放電状態であると検出回路13が検出し
たときには、スイッチSW2がオン状態となって、電池
パック10内の二次電池11から供給される電源が、制
御回路12に供給されて、この制御回路12が作動す
る。
【0022】そして、このように電源が供給される制御
回路12は、外部信号検出回路13で検出した充電状態
及び放電状態に関する情報が供給され、この情報に基づ
いて制御回路12がトランジスタFET1,FET2の制御を行
う。即ち、供給される情報で充電を行う状態であると判
別したとき、トランジスタFET1をオン状態とし、トラン
ジスタFET2をオフ状態とする。また、供給される情報で
放電を行う状態であると判別したとき、トランジスタFE
T1をオフ状態とし、トランジスタFET2をオン状態とす
る。また、充電状態と放電状態のいずれの状態の情報も
供給されないときには、双方のトランジスタFET1,FET2
をオフ状態とする。
【0023】次に、このように構成される電池パック1
0の充電時及び放電時の動作を、図2のフローチャート
に基づいて説明する。まず、この電池パック10が負荷
装置又は充電器に接続されることで動作を開始し(ステ
ップ101)、接続された場合には充電を行うモードで
あるのか、又は放電を行うモードであるのか(ステップ
102)で、処理が異なる。
【0024】まず、充電を行うモードである場合には、
接続された充電器から充電を行うことを示す所定の電位
の制御信号を発生させ、この制御信号を端子10cを介
して電池パック10内の外部信号検出回路13に供給す
る(ステップ103)。そして、この制御信号を外部信
号検出回路13で判別する(ステップ104)。このと
きには、充電状態に対応した電位が検出回路13で検出
されるので、スイッチSW1をオン状態とする(ステッ
プ105)。このスイッチSW1がオン状態となること
で、接続された充電器側からの電源が電池パック10内
の制御回路12に供給されることになり、この制御回路
12が作動して、検出回路13からの信号により充電状
態であると判別し、トランジスタFET1をオンさせる(ス
テップ106)。このトランジスタFET1がオン状態とな
ることで、充電器からの電流が二次電池11に供給され
るようになり、充電が開始される(ステップ107)。
【0025】そして、この充電開始後に、制御回路12
が二次電池11の正極と負極の間の電位の判断(判断す
る構成については図示せず)や抵抗器R0を使用した充
電電流の検出などから、満充電状態であると判断したと
き、トランジスタFET1をオフ状態に戻して、充電を停止
させる。
【0026】次にステップ102で放電を行うモードで
ある場合には、接続された負荷装置から放電を行うこと
を示す所定の電位の制御信号を発生させ、この制御信号
を端子10cを介して電池パック10内の外部信号検出
回路13に供給する(ステップ108)。そして、この
制御信号を外部信号検出回路13で判別する(ステップ
109)。このときには、放電状態に対応した電位が検
出回路13で検出されるので、スイッチSW2をオン状
態とする(ステップ110)。このスイッチSW2がオ
ン状態となることで、電池パック10内の二次電池11
から電源が制御回路12に供給されることになり、この
制御回路12が作動して、検出回路13からの信号によ
り放電状態であると判別し、トランジスタFET2をオンさ
せる(ステップ111)。このトランジスタFET2がオン
状態となることで、二次電池11から電流が端子10
a,10bに接続された負荷装置に供給されるようにな
り、放電が開始される(ステップ112)。
【0027】そして、この放電開始後に、制御回路12
が二次電池11の正極と負極の間の電位の判断などか
ら、これ以上放電させるのが好ましくないと判断したと
き、トランジスタFET2をオフ状態に戻し、放電を停止さ
せる。
【0028】このようにして充電時の制御と放電時の制
御が行われることで、本例の電池パック10は、内蔵さ
れた二次電池11の状態にかかわらず、充電や放電が可
能になる。即ち、内蔵された二次電池11の保護回路で
ある制御回路12は、動作用の電源が必要であるが、従
来は内蔵された二次電池11から常時電源を供給するよ
うにしてあるため、二次電池11の自己放電などによ
り、制御回路12を作動させるのが困難な程度まで電池
11の端子間電圧が低下したときには、制御回路12が
作動しないので、トランジスタFET1をオンさせて充電を
開始させることが出来なくなっていた。これに対し、本
例の場合には、充電時には制御回路12を動作させる電
源が、充電器側から供給されるので、内部の二次電池1
1の電圧が大幅に低下していても、充電動作を開始させ
る制御が行え、充電不能となる事故(即ち電池パックが
使用不能となる事故)を防止できる。
【0029】なお、図1では、スイッチSW1,SW2
を制御する具体的な構成については説明しなかったが、
電圧検出に基づいた各種スイッチ制御方式が適用でき
る。例えば、ツェナーダイオードとトランジスタを組み
合わせた構成としても良い。即ち図3に示すように、端
子10cをツェナーダイオードZD1と抵抗器R1との
直列回路を介して端子10bに接続し、ツェナーダイオ
ードZD1と抵抗器R1との接続中点を、NPN型のト
ランジスタQ1のベースに接続する。そして、このトラ
ンジスタQ1のエミッタをトランジスタFET1と端子10
bとの間に接続する。また、端子10cをツェナーダイ
オードZD2と抵抗器R2との直列回路を介してトラン
ジスタFET2と抵抗器R0との間に接続し、ツェナーダイ
オードZD2と抵抗器R2との接続中点を、NPN型の
トランジスタQ2のベースに接続する。そして、このト
ランジスタQ2のエミッタをトランジスタFET2と抵抗器
R0との間に接続する。そして、トランジスタQ1,Q
2のコレクタを、制御回路12の−側の電源入力部に接
続する。
【0030】ここで、抵抗器R1及びR2の抵抗値は、
それぞれ充電時及び放電時に端子10cに得られる制御
信号の電圧に対応して設定する。
【0031】このように構成することで、トランジスタ
Q1及びQ2がスイッチSW1及びSW2として機能す
る。即ち、充電を行うことを示す電位の制御信号が端子
10cに供給される場合には、トランジスタQ1がオン
状態となって、制御回路12に外部機器(充電器)から
の電源が供給されるようになる。また、放電を行うこと
を示す電位の制御信号が端子10cに供給される場合に
は、トランジスタQ2がオン状態となって、制御回路1
2に二次電池11からの電源が供給されるようになる。
【0032】なお、この図3の例では、端子10cに得
られる制御信号を制御回路12側に供給する構成につい
ては省略してある。
【0033】以上説明した構成では、外部から供給され
る信号に基づいて、直ちに充電や放電を開始させる制御
を制御回路12が行うようにしたが、充電や放電を開始
させる前に、二次電池11の状態を検出するようにして
も良い。
【0034】この二次電池11の状態を検出する場合の
処理の一例を、図4のフローチャートに基づいて説明す
る。この例ではトランジスタFET1又はFET2を、ハイイン
ピーダンス状態として電池電圧を検出して、異常がない
ときに充電又は放電を開始させるようにしたものであ
る。即ち、この電池パック10が負荷装置又は充電器に
接続されることで動作を開始し(ステップ201)、接
続された場合には充電を行うモードであるのか、又は放
電を行うモードであるのか(ステップ202)で、処理
が異なる。
【0035】まず、充電を行うモードである場合には、
接続された充電器から充電を行うことを示す所定の電位
の制御信号を発生させ、この制御信号を端子10cを介
して電池パック10内の外部信号検出回路13に供給す
る(ステップ203)。そして、この制御信号を外部信
号検出回路13で判別する(ステップ204)。このと
きには、充電状態に対応した電位が検出回路13で検出
されるので、スイッチSW1をオン状態とする(ステッ
プ205)。このスイッチSW1がオン状態となること
で、接続された充電器側からの電源が電池パック10内
の制御回路12に供給されることになり、この制御回路
12が作動して、検出回路13からの信号により充電が
行われると判別される。
【0036】この判別を行うと、制御回路12はトラン
ジスタFET1をハイインピーダンス状態にすると共に、ト
ランジスタFET2をオン状態とする(ステップ206)。
この状態で、二次電池11の電池電圧を制御回路12が
検出し(ステップ207)、通常の充電が可能な電圧
(基準電圧)以上あるか否か判断する(ステップ20
8)。ここで、検出した電圧値が基準電圧未満の場合に
は、ステップ206でのトランジスタFET1のハイインピ
ーダンス状態とトランジスタFET2のオン状態とを継続さ
せる。この状態では、二次電池11への充電電流の流れ
は、少ない状態となり、長い時間を掛けて徐々に二次電
池11が充電されて電池電圧が上昇し、二次電池11に
対してダメージを与えない状態で徐々に充電される。
【0037】そして、ステップ208で基準電圧以上の
電池電圧を検出した場合には、トランジスタFET1をオン
状態とすると共に、トランジスタFET2をオフ状態とし
(ステップ209)、通常の充電(即ち比較的大きな充
電電流による急速充電)を開始させる(ステップ21
0)。
【0038】次にステップ202で放電を行うモードで
ある場合には、接続された負荷装置から放電を行うこと
を示す所定の電位の制御信号を発生させ、この制御信号
を端子10cを介して電池パック10内の外部信号検出
回路13に供給する(ステップ211)。そして、この
制御信号を外部信号検出回路13で判別する(ステップ
212)。このときには、放電状態に対応した電位が検
出回路13で検出されるので、スイッチSW2をオン状
態とする(ステップ213)。このスイッチSW2がオ
ン状態となることで、二次電池11からの電源が制御回
路12に供給されることになり、この制御回路12が作
動して、検出回路13からの信号により放電が行われる
と判別される。
【0039】この判別を行うと、制御回路12はトラン
ジスタFET1をオン状態にすると共に、トランジスタFET2
をハイインピーダンス状態とする(ステップ214)。
この状態で、二次電池11の出力電圧を制御回路12が
検出し(ステップ215)、出力電圧が放電するのに適
した電圧(基準電圧)以上であるか否か判断する(ステ
ップ216)。ここで、検出した電圧値が基準電圧以上
である場合には、トランジスタFET2をオン状態とすると
共に、トランジスタFET1をオフ状態とし(ステップ21
7)、放電を開始させる(ステップ218)。
【0040】そして、ステップ216で検出した電圧が
基準電圧未満の場合には、所定時間電圧の変化を監視し
た後(ステップ219)、トランジスタFET1及びFET2を
オフ状態として、放電を停止させる(ステップ22
0)。
【0041】なお、ステップ219での電圧変化の監視
としては、例えばトランジスタFET2のインピーダンスを
変化させて、そのときの電圧変化を検出するようにして
も良い。即ち、例えば図5に示すように、二次電池11
の充電残量が正常な範囲内である場合には、放電開始か
らインピーダンスZ1 を徐々に低下させたとき、電池の
出力電圧V1 は徐々に上昇する。この電圧V1 の上昇を
検出したときには、電池が放電可能な状態であると判断
して放電を続行させても良い。これに対し、インピーダ
ンスZを徐々に低下させても出力電圧V1 が上昇しない
場合には、二次電池11の残量が少ないと判断して、放
電を停止させる処理を行う。
【0042】このように充電や放電が行われる前に、充
電や放電を制御するトランジスタFET1又はFET2をハイイ
ンピーダンス状態として、二次電池11の状態を検出す
ることで、電池残量が少ない状態での充電や放電が防止
され、内蔵された二次電池の劣化を防止することができ
る。
【0043】なお、トランジスタFET1又はFET2をハイイ
ンピーダンス状態とする代わりに、該当するトランジス
タFET1又はFET2を周期的にオン・オフさせて、ハイイン
ピーダンス状態と実質的に同じ状態としても良い。即
ち、例えば図6に示すように(この図6のパルスが立ち
上がった期間がオン状態で下がった期間がオフ状態を示
す)、短時間のオンを短い周期で繰り返し行うことで、
ハイインピーダンス状態と同じ状態に制御することがで
きる。
【0044】次に、このように構成される電池パック1
0の接続状態について説明すると、本例の電池パック1
0は例えば図7に示すように、負荷装置90内に装着さ
せて、電池パック10の端子10a,10bを、この負
荷装置内の常時作動させる必要のある負荷回路91に直
接接続させると共に、選択的に作動させる負荷回路92
にスイッチ93を介して接続させる。例えば負荷装置9
0として携帯電話機(無線電話機)に適用した場合に
は、着信の待ち受け時に間欠的に作動させる必要のある
受信系回路などが、常時作動させる必要のある負荷回路
91に相当し、通話時に作動させる必要のある回路など
が、選択的に作動させる負荷回路92に相当する。そし
て、この電池パック10は、例えば負荷装置90に装着
させたままで、負荷装置の端子90a,90bを充電器
であるACアダプタ94に接続させることが考えられ
る。
【0045】このように接続される構成とすることで、
例えば電池パック10内の二次電池11の残量が少ない
とき、ACアダプタ94で商用交流電源を整流・変圧し
て得られる直流低圧電源により、二次電池11を充電さ
せることができる。また、負荷回路91,92を電池パ
ック10内の二次電池11からの放電で作動させること
ができると共に、ACアダプタ94が接続されたままで
ある場合には、ACアダプタ94からの電源によっても
作動させることができる。なお、図1の構成の電池パッ
ク10の場合には、ACアダプタ94が接続されている
場合には、負荷装置90から電池パック10の端子10
cに、充電を行うことを示す制御信号を供給し、ACア
ダプタ94が接続されてない場合には、負荷装置90か
ら電池パック10の端子10cに、放電を行うことを示
す制御信号を供給する必要がある。
【0046】次に、本発明の第2の実施例を、図8を参
照して説明する。この第2の実施例を適用した図8にお
いて、上述した第1の実施例を適用した図1に対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0047】本例においては、充電状態及び放電状態を
電池パック内で検出するようにして、外部から充放電の
制御信号を供給する必要をなくしたもので、図8に示す
ように構成する。この例での電池パック20は、充放電
検出回路14を設けたもので、この充放電検出回路14
は、端子10bとトランジスタFET1との接続点の電圧
と、トランジスタFET2と抵抗器R0との接続点の電圧の
電位差Vbの極性を検出するものである。この電位差V
bの極性として、トランジスタFET2側の電圧の方がトラ
ンジスタFET1側の電圧より高い場合には、充電状態であ
ると検出する。また、電位差Vbの極性として、トラン
ジスタFET1側の電圧の方がトランジスタFET2側の電圧よ
り高い場合には、放電状態であると検出する。
【0048】そして、検出した状態に基づいて、接続ス
イッチSW1及びSW2の制御を行う。即ち、充放電検
出回路14で充電状態を検出したとき、接続スイッチS
W1を接続状態とする。また、充放電検出回路14で放
電状態を検出したとき、接続スイッチSW2を接続状態
とする。
【0049】その他の部分は、図1に示す第1の実施例
の電池パックと同様に構成する。
【0050】この第2の実施例に示す電池パック20の
場合には、電池パックの内部で充電状態及び放電状態の
検出を行うので、外部から充電や放電の制御信号を供給
する必要がなくなり、それだけ接続される装置(負荷装
置や充電器)側の構成を簡単にすることができると共
に、電池パック20側でも制御信号を受信する端子(図
1の端子10c)が必要なくなり、電池パック側の構成
も簡単になる。
【0051】なお、この第2の実施例においても、充電
開始時や放電開始時に、トランジスタFET1又はFET2をハ
イインピーダンス状態として、電池の状態を検出するよ
うにしても良い。
【0052】次に、本発明の第3の実施例を、図9を参
照して説明する。この第3の実施例を適用した図9にお
いて、上述した第1の実施例を適用した図1に対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0053】本例の電池パック30は、制御回路12の
+側の電源入力部と、二次電池11の正極側と端子10
aとの間に、接続スイッチSW0を設けて、この接続ス
イッチSW0の制御を外部信号検出回路31の制御に基
づいて行うようにしたものである。この場合、外部信号
検出回路31は、端子10cから供給される制御信号の
電圧Vaを検出して、充電状態を検出したとき、スイッ
チSW0及びSW1をオン状態とし、放電状態を検出し
たとき、スイッチSW0及びSW2をオン状態として、
制御回路12に電源を供給するようにしたものである。
【0054】その他の部分は、図1に示す第1の実施例
の電池パックと同様に構成する。
【0055】この図9に示す電池パック30として構成
することで、上述した第1の実施例の場合と同様に、内
蔵された二次電池11が過放電された場合でも、制御回
路12に電源が供給されて、充電を行うことができる。
そして、この第3の実施例に示す電池パック30の場合
には、充電や放電をしない状態の場合には、制御回路1
2の電源入力部が、完全に回路から切り離されるので、
例えば電池パック30の端子10a,10b間がショー
トするような事故があっても、制御回路12などを保護
することができる。
【0056】なお、この第3の実施例においても、充電
開始時や放電開始時に、トランジスタFET1又はFET2をハ
イインピーダンス状態として、電池の状態を検出するよ
うにしても良い。
【0057】次に、本発明の第4の実施例を、図10を
参照して説明する。この第4の実施例を適用した図10
において、上述した第1,第2及び第3の実施例を適用
した図1,図8及び図9に対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
【0058】図10に示す本例の電池パック40は、第
2の実施例を適用した図8に示した電池パック20に、
第3の実施例(図9)で説明したスイッチSW0を設け
るようにしたものである。即ち、制御回路12の+側の
電源入力部と、二次電池11の正極側と端子10aとの
間に、接続スイッチSW0を設ける。そして、この接続
スイッチSW0の制御を、電池パック40に内蔵された
充放電検出回路41により行う。この充放電検出回路4
1は、端子10bとトランジスタFET1との接続点の電圧
と、トランジスタFET2と抵抗器R0との接続点の電圧の
電位差Vbの極性を検出するものである。この電位差V
bの極性として、トランジスタFET2側の電圧の方がトラ
ンジスタFET1側の電圧より高い場合には、充電状態であ
ると検出する。また、電位差Vbの極性として、トラン
ジスタFET1側の電圧の方がトランジスタFET2側の電圧よ
り高い場合には、放電状態であると検出する。
【0059】そして、検出した状態に基づいて、接続ス
イッチSW0,SW1,SW2の制御を行う。即ち、充
放電検出回路41で充電状態を検出したとき、接続スイ
ッチSW0及びSW1を接続状態とする。また、充放電
検出回路41で放電状態を検出したとき、接続スイッチ
SW0及びSW2を接続状態とする。
【0060】その他の部分は、図8に示す第2の実施例
の電池パックと同様に構成する。
【0061】この第2の実施例に示す電池パック40の
場合には、上述した第2の実施例の場合と同様に、電池
パックの内部で充電状態及び放電状態の検出を行うの
で、電池パックと接続される機器の双方の構成を簡単に
することができると共に、上述した第3の実施例の場合
と同様に、電池パック40の端子10a,10b間がシ
ョートするような事故があっても、制御回路12などを
保護することができる。
【0062】なお、この第4の実施例においても、充電
開始時や放電開始時に、トランジスタFET1又はFET2をハ
イインピーダンス状態として、電池の状態を検出するよ
うにしても良い。
【0063】次に、本発明の第5の実施例を、図11を
参照して説明する。この第5の実施例を適用した図11
において、上述した第1及び第3の実施例を適用した図
1及び図9に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0064】図11に示す本例の電池パック50は、制
御回路12への電源供給を制御するスイッチSW1及び
SW2の代わりに、ダイオードを設けるようにしたもの
である。即ち、制御回路12の−側の電源入力部を、ダ
イオードD3及びD4のアノードに接続し、ダイオード
D3のカソードを端子10bとトランジスタFET1との間
に接続し、ダイオードD4のカソードをトランジスタFE
T2と抵抗器R0との間に接続する。
【0065】そして、外部から端子10cに得られる信
号を検出する外部信号検出回路51は、供給される信号
の電圧Vaに基づいて充電状態及び放電状態の検出を行
う回路で、充電状態又は放電状態の制御信号を検出した
とき、スイッチSW0を接続状態として、制御回路12
に電源を供給させる。この場合、充電時にはスイッチS
W0とダイオードD3を介して電源が供給され、放電時
にはスイッチSW0とダイオードD4を介して電源が供
給されるようになる。そして、外部信号検出回路51で
検出した充電状態又は放電状態の情報を、制御回路12
に供給することで、制御回路12が対応した状態に基づ
いたトランジスタFET1,FET2の制御を行うことができ
る。
【0066】その他の部分は、図9に示す第3の実施例
の電池パックと同様に構成する。
【0067】この第5の実施例の場合には、スイッチS
W1及びSW2を設けないので、それだけ外部信号検出
回路51で制御するスイッチとしてはスイッチSW0だ
けで良く、それだけスイッチを制御する構成を簡単にす
ることができる。なお、第1の実施例で説明したよう
に、スイッチSW0を省略して、制御回路12の+側の
電源入力部を直接的に二次電池11の正極側に接続する
ようにしても良い。
【0068】なお、この第5の実施例においても、充電
開始時や放電開始時に、トランジスタFET1又はFET2をハ
イインピーダンス状態として、電池の状態を検出するよ
うにしても良い。
【0069】次に、本発明の第6の実施例を、図12を
参照して説明する。この第6の実施例を適用した図12
において、上述した第1,第2及び第5の実施例を適用
した図1,図8及び図11に対応する部分には同一符号
を付し、その詳細説明は省略する。
【0070】図12に示す本例の電池パック60は、第
5の実施例で説明したダイオードD3,D4をスイッチ
SW1,SW2の代わりに接続する構成を、第2の実施
例で説明した充放電を内部で検出する電池パックに適用
したものである。即ち、本例の電池パック60は、制御
回路12の−側の電源入力部を、ダイオードD3及びD
4のアノードに接続し、ダイオードD3のカソードを端
子10bとトランジスタFET1との間に接続し、ダイオー
ドD4のカソードをトランジスタFET2と抵抗器R0との
間に接続する。
【0071】そして、制御回路12の+側の電源入力部
と、二次電池11の正極側と端子10aとの間に、接続
スイッチSW0を設ける。そして、この接続スイッチS
W0の制御を、電池パック60に内蔵された充放電検出
回路61により行う。この充放電検出回路61は、端子
10bとトランジスタFET1との接続点の電圧と、トラン
ジスタFET2と抵抗器R0との接続点の電圧の電位差Vb
の極性を検出するものである。この電位差Vbの極性と
して、トランジスタFET2側の電圧の方がトランジスタFE
T1側の電圧より高い場合には、充電状態であると検出す
る。また、電位差Vbの極性として、トランジスタFET1
側の電圧の方がトランジスタFET2側の電圧より高い場合
には、放電状態であると検出する。
【0072】そして、検出した状態に基づいた情報を制
御回路12に供給すると共に、充電状態又は放電状態の
いずれかの状態を検出したとき、接続スイッチSW0を
接続状態とする制御を行う。
【0073】その他の部分は、図11に示す第5の実施
例の電池パックと同様に構成する。
【0074】この第6の実施例の場合にも、スイッチS
W1及びSW2を設けないので、それだけ充放電検出回
路61で制御するスイッチとしてはスイッチSW0だけ
で良く、それだけスイッチを制御する構成を簡単にする
ことができる。なお、第1の実施例で説明したように、
スイッチSW0を省略して、制御回路12の+側の電源
入力部を直接的に二次電池11の正極側に接続するよう
にしても良い。
【0075】なお、この第6の実施例においても、充電
開始時や放電開始時に、トランジスタFET1又はFET2をハ
イインピーダンス状態として、電池の状態を検出するよ
うにしても良い。
【0076】次に、本発明の第7の実施例を、図13及
び図14を参照して説明する。この第7の実施例を適用
した図13において、上述した第1及び第5の実施例を
適用した図1及び図11に対応する部分には同一符号を
付し、その詳細説明は省略する。
【0077】図13に示す本例の電池パック70は、充
放電制御用スイッチング手段である電界効果トランジス
タが、制御回路12の電源供給用スイッチング手段も兼
ねるようにしたものである。即ち、図13に示すよう
に、−側の端子10bと二次電池11の負極側との間に
は、抵抗器R0と2個の電界効果トランジスタFET11 ,
FET12 とが直列に接続してある。この場合、本例のトラ
ンジスタFET11 とFET12の接続方向は、第1の実施例で
説明したトランジスタFET1とFET2との接続方向とは逆方
向にしてある。
【0078】具体的には、二次電池11の負極側から順
に、抵抗器R0,トランジスタFET12 ,トランジスタFE
T11 を介して端子10bに接続してあり、各トランジス
タFET11 ,FET12 のソース・ドレイン間の接続方向とし
ては、トランジスタFET11 は、制御回路12からゲート
に得られる信号により、端子10bから二次電池11の
方向への電流の流れを制限する状態に接続してある(制
御回路12からのトランジスタFET11 の制御は第1の実
施例でのトランジスタFET2の制御と同じ)。
【0079】また、トランジスタFET12 は、制御回路1
2からゲートに得られる信号により、二次電池11から
端子10bの方向への電流の流れを制限する状態に接続
してある(制御回路12からのトランジスタFET12 の制
御は第1の実施例でのトランジスタFET1の制御と同
じ)。この場合、それぞれのトランジスタFET11 ,FET1
2には、電流の流れが制限される方向とは反対方向に電
流が流れる寄生ダイオードD11,D12がある状態と
なっている。
【0080】そして、両トランジスタFET11 ,FET12 の
接続中点を、制御回路12の−側の電源入力部と接続す
る。その他の部分は、図11に示す第5の実施例の電池
パックと同様に構成する。
【0081】ここで、この第7の実施例の構成での、充
電時及び放電時の制御状態を、図13のフローチャート
に基づいて説明する。まず、電池パック70が負荷装置
又は充電器に接続されることで動作を開始し(ステップ
301)、接続された場合には充電を行うモードである
のか、又は放電を行うモードであるのか(ステップ30
2)で、処理が異なる。
【0082】まず、充電を行うモードである場合には、
接続された充電器から充電を行うことを示す所定の電位
の制御信号を発生させ、この制御信号を端子10cを介
して電池パック10内の外部信号検出回路51に供給す
る(ステップ303)。そして、この制御信号を外部信
号検出回路51で判別する(ステップ304)。このと
きには、充電状態に対応した電位が検出回路51で検出
されるので、スイッチSW0をオン状態とする(ステッ
プ305)。このスイッチSW0がオン状態となること
で、接続された充電器側からの電源が電池パック70内
の制御回路12に供給されるようになる。即ち、充電器
側からの電源が、スイッチSW0とトランジスタFET11
の寄生ダイオードD11を介して制御回路12に供給さ
れるようになる。そして、この電源の供給による制御回
路12の作動で、検出回路51からの信号により充電が
行われると判別される。
【0083】この判別を行うと、制御回路12はトラン
ジスタFET11 ,FET12 をオフ状態とする(ステップ30
6)。この状態で、二次電池11の電池電圧を制御回路
12が検出し(ステップ307)、通常の充電が可能な
電圧(基準電圧)以上あるか否か判断する(ステップ3
08)。そして、基準電圧以上ある場合には、トランジ
スタFET12 をオン状態として(ステップ310)、充電
を開始させる(ステップ311)。このときには、充電
電流が寄生ダイオードD11とトランジスタFET12 を流
れるようになる。
【0084】そして、ステップ308で検出した電圧値
が基準電圧未満の場合には、トランジスタFET12 をハイ
インピーダンス状態とする(ステップ309)。この状
態でステップ307での電池電圧の検出を行い、ステッ
プ308の判断で二次電池11の電池電圧が基準電圧以
上になった場合には、ステップ310に移って充電を開
始させる。
【0085】次にステップ302で放電を行うモードで
ある場合には、接続された負荷装置から放電を行うこと
を示す所定の電位の制御信号を発生させ、この制御信号
を端子10cを介して電池パック10内の外部信号検出
回路51に供給する(ステップ312)。そして、この
制御信号を外部信号検出回路51で判別する(ステップ
313)。このときには、放電状態に対応した電位が検
出回路51で検出されるので、スイッチSW0をオン状
態とする(ステップ314)。このスイッチSW0がオ
ン状態となることで、二次電池11からの電源が制御回
路12に供給されるようになる。即ち、二次電池11か
らの電源が、スイッチSW0とトランジスタFET12 の寄
生ダイオードD12を介して制御回路12に供給される
ようになる。そして、この電源の供給による制御回路1
2の作動で、検出回路51からの信号により充電が行わ
れると判別される。
【0086】この判別を行うと、制御回路12はトラン
ジスタFET11 をハイインピーダンス状態とすると共に、
トランジスタFET12 をオン状態とする(ステップ31
5)。この状態で、二次電池11の出力電圧を制御回路
12が検出し(ステップ316)、出力電圧が放電する
のに適した電圧(基準電圧)以上であるか否か判断する
(ステップ317)。ここで、検出した電圧値が基準電
圧以上である場合には、トランジスタFET11 をオン状態
とすると共に、トランジスタFET12 をオフ状態とし(ス
テップ218)、放電を開始させる(ステップ21
9)。
【0087】そして、ステップ217で検出した電圧が
基準電圧未満の場合には、所定時間電圧の変化を監視し
た後(ステップ220)、トランジスタFET1及びFET2を
オフ状態として、放電を停止させる(ステップ22
1)。
【0088】この第7の実施例の場合には、上述した第
5の実施例の場合と同様に、スイッチSW1及びSW2
を設けないので、それだけ充放電検出回路51で制御す
るスイッチとしてはスイッチSW0だけで良く、それだ
けスイッチを制御する構成を簡単にすることができると
共に、ダイオードD3,D4についてもトランジスタの
寄生ダイオードD11,D12で兼用させたので、より
構成を簡単にすることができる。なお、この例でも第1
の実施例で説明したように、スイッチSW0を省略し
て、制御回路12の+側の電源入力部を直接的に二次電
池11の正極側に接続するようにしても良い。
【0089】次に、本発明の第8の実施例を、図15を
参照して説明する。この第8の実施例を適用した図15
において、上述した第1,第6及び第7の実施例を適用
した図1,図12及び図13に対応する部分には同一符
号を付し、その詳細説明は省略する。
【0090】図15に示す本例の電池パック80は、第
7の実施例と同様に充放電制御用スイッチング手段であ
る電界効果トランジスタが、制御回路12の電源供給用
スイッチング手段も兼ねるようにしたもので、その場合
に第6の実施例のように電池パック内の充放電検出回路
61で充放電状態を検出するようにしたものである。即
ち、図15に示すように、−側の端子10bと二次電池
11の負極側との間には、抵抗器R0と2個の電界効果
トランジスタFET11 ,FET12 とが直列に接続してある。
この場合、本例のトランジスタFET11 とFET12 の接続方
向は、第1の実施例で説明したトランジスタFET1とFET2
との接続方向とは逆方向にしてある。
【0091】そして、充放電検出回路61で、端子10
bとトランジスタFET1との接続点の電圧と、トランジス
タFET2と抵抗器R0との接続点の電圧の電位差Vbの極
性を検出する。この電位差Vbの極性として、トランジ
スタFET12 側の電圧の方がトランジスタFET11 側の電圧
より高い場合には、充電状態であると検出する。また、
電位差Vbの極性として、トランジスタFET11 側の電圧
の方がトランジスタFET12 側の電圧より高い場合には、
放電状態であると検出する。
【0092】そして、検出した状態に基づいた情報を制
御回路12に供給すると共に、充電状態又は放電状態の
いずれかの状態を検出したとき、接続スイッチSW0を
接続状態とする制御を行う。
【0093】その他の部分は、図13に示す第7の実施
例の電池パックと同様に構成する。
【0094】この第8の実施例の場合には、上述した第
7の実施例の場合と同様に、スイッチSW1及びSW2
を設けないので、それだけ充放電検出回路51で制御す
るスイッチとしてはスイッチSW0だけで良く、それだ
けスイッチを制御する構成を簡単にすることができると
共に、ダイオードD3,D4についてもトランジスタの
寄生ダイオードD11,D12で兼用させたので、より
構成を簡単にすることができる。そして更に、電池パッ
ク内部で充放電状態の検出を行うようにしたので、この
点からも電池パックの構成を簡単にすることができる。
なお、この例でも第1の実施例で説明したように、スイ
ッチSW0を省略して、制御回路12の+側の電源入力
部を直接的に二次電池11の正極側に接続するようにし
ても良い。
【0095】なお、上述した各実施例においては、電池
パック内に内蔵させる二次電池としてリチウムイオン電
池を適用するようにしたが、その他の構造の二次電池を
内蔵させるようにしても良い。
【0096】
【発明の効果】本発明によると、充電時には外部からの
電源で保護回路を構成する制御手段に電源が供給される
ので、内蔵された二次電池の残量の有無にかかわらず充
電動作が可能になる。そして、放電時には内蔵された二
次電池から制御手段に電源が供給され、放電動作につい
ても良好に行うことが可能になる。
【0097】この場合、検出手段での検出状態に応じて
制御される別のスイッチ(実施例でのスイッチSW0)
を設けることで、制御手段を作動させないときには、制
御手段を端子側から完全に切り離すことができ、端子部
のショートなどがあっても、制御手段を損傷させること
がなくなる。
【0098】また、状態検出手段で、外部から得られる
信号を検出して、充放電状態の検出を行うようにしたこ
とで、外部からの制御に基づいて、良好に充電と放電の
制御が可能になる。
【0099】また、状態検出手段で、一方の端子部と二
次電池の一方の極との間に生じる電位差の極性を検出し
て、充放電状態の検出を行うようにしたことで、電池パ
ックの内部での検出処理で充電状態や放電状態の検出が
でき、外部から制御信号などを供給する必要がなくな
り、簡単な構成で実現できるようになる。
【0100】また、充放電制御用スイッチング手段とし
て、二次電池の充電方向の電流をスイッチングする第1
の充放電制御用スイッチング手段と、二次電池の放電方
向の電流をスイッチングする第2の充放電制御用スイッ
チング手段とで構成したことで、2個の電界効果トラン
ジスタなどのスイッチング手段を使用して、良好に充電
と放電の制御ができるようになる。
【0101】また、この場合に状態検出手段で充電状態
を検出したとき、第1の充放電制御用スイッチング手段
をハイインピーダンス状態として電池電圧を検出した
後、第1の充放電制御用スイッチング手段をオン状態と
して充電を行い、状態検出手段で放電状態を検出したと
き、第2の充放電制御用スイッチング手段をハイインピ
ーダンス状態として出力電圧を検出した後、第2の充放
電制御用スイッチング手段をオン状態として放電を行う
ようにしたことで、電池の状態を正確に判断して充電や
放電を行うことが可能になり、過放電や過充電などを良
好に防止することができる。
【0102】また、第1及び第2の制御手段電源供給用
スイッチング手段の代わりに、ダイオードを接続したこ
とで、スイッチング手段を制御する必要がなくなり、構
成を簡単にすることができる。
【0103】さらに、第1の充放電制御用スイッチング
手段で、第2の制御手段電源供給用スイッチング手段を
兼用させ、第2の充放電制御用スイッチング手段で、第
1の制御手段電源供給用スイッチング手段を兼用させる
ようにしたことで、より構成を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図2】第1の実施例による充放電開始時の処理を示す
フローチャートである。
【図3】第1の実施例の具体回路例を示す回路図であ
る。
【図4】第1の実施例による充放電開始時の処理(イン
ピーダンス制御時)を示すフローチャートである。
【図5】二次電池の放電時の特性を示す特性図である。
【図6】第1の実施例においてトランジスタをスイッチ
ング動作させる場合の状態を示すタイミング図である。
【図7】実施例による電池パックを接続した例を示す構
成図である。
【図8】本発明の第2の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施例の構成を示す構成図であ
る。
【図10】本発明の第4の実施例の構成を示す構成図で
ある。
【図11】本発明の第5の実施例の構成を示す構成図で
ある。
【図12】本発明の第6の実施例の構成を示す構成図で
ある。
【図13】本発明の第7の実施例の構成を示す構成図で
ある。
【図14】第7の実施例による充放電開始時の処理を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の第8の実施例の構成を示す構成図で
ある。
【図16】従来の電池パックの構成の一例を示す構成図
である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,80 電
池パック 10a +側端子 10b −側端子 11 二次電池 12 制御回路 13,31,51 外部信号検出回路 14,41,61 充放電検出回路 FET1,FET2,FET11 ,FET12 電界効果トランジスタ D1,D2,D11,D12 寄生ダイオード SW0,SW1,SW2 スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷装置又は充電装置と接続される一方
    及び他方の端子部と、 所定の状態で収納され上記一方の端子部と一方の極とが
    接続された二次電池と、 上記他方の端子部と上記二次電池の他方の極との間に直
    列に接続される充放電制御用スイッチング手段と、 上記二次電池の充放電状態を検出する状態検出手段と、 上記検出手段での検出状態に応じて上記充放電制御用ス
    イッチング手段を制御する制御手段とを備えた二次電池
    パックにおいて、 上記他方の端子部と上記制御手段との間に接続され、上
    記検出手段での検出状態に応じて制御される第1の制御
    手段電源供給用スイッチング手段と、 上記二次電池の他方の極と上記制御手段との間に接続さ
    れ、上記検出手段での検出状態に応じて制御される第2
    の制御手段電源供給用スイッチング手段とを備えた二次
    電池パック。
  2. 【請求項2】 上記一方の端子部と上記制御手段との間
    に接続され、上記検出手段での検出状態に応じて制御さ
    れる第3の制御手段電源供給用スイッチング手段を備え
    た請求項1記載の二次電池パック。
  3. 【請求項3】 上記状態検出手段で、外部から得られる
    信号を検出して、充放電状態の検出を行うようにした請
    求項1記載の二次電池パック。
  4. 【請求項4】 上記状態検出手段で、上記一方の端子部
    と上記二次電池の一方の極との間に生じる電位差の極性
    を検出して、充放電状態の検出を行うようにした請求項
    1記載の二次電池パック。
  5. 【請求項5】 上記充放電制御用スイッチング手段とし
    て、 上記二次電池の充電方向の電流をスイッチングする第1
    の充放電制御用スイッチング手段と、 上記二次電池の放電方向の電流をスイッチングする第2
    の充放電制御用スイッチング手段とで構成した請求項1
    記載の二次電池パック。
  6. 【請求項6】 上記第1及び第2の充放電制御用スイッ
    チング手段として、 それぞれ電界効果トランジスタを使用した請求項5記載
    の二次電池パック。
  7. 【請求項7】 上記二次電池の一方の極と他方の極との
    間の電圧検出手段を備え、 上記状態検出手段で充電状態を検出したとき、上記第1
    の充放電制御用スイッチング手段をハイインピーダンス
    状態として、上記電圧検出手段で所定電圧以上の電圧の
    検出により、上記第1の充放電制御用スイッチング手段
    をオン状態として充電を行い、 上記状態検出手段で放電状態を検出したとき、上記第2
    の充放電制御用スイッチング手段をハイインピーダンス
    状態として、上記電圧検出手段で所定電圧以上の電圧の
    検出により、上記第2の充放電制御用スイッチング手段
    をオン状態として放電を行うようにした請求項5記載の
    二次電池パック。
  8. 【請求項8】 上記第1及び第2の制御手段電源供給用
    スイッチング手段の代わりに、ダイオードを接続した請
    求項1記載の二次電池パック。
  9. 【請求項9】 上記第1の充放電制御用スイッチング手
    段で、上記第2の制御手段電源供給用スイッチング手段
    を兼用させ、 上記第2の充放電制御用スイッチング手段で、上記第1
    の制御手段電源供給用スイッチング手段を兼用させるよ
    うにした請求項5記載の二次電池パック。
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