JPH09136207A - スローアウェイ式エンドミル - Google Patents

スローアウェイ式エンドミル

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Publication number
JPH09136207A
JPH09136207A JP29715795A JP29715795A JPH09136207A JP H09136207 A JPH09136207 A JP H09136207A JP 29715795 A JP29715795 A JP 29715795A JP 29715795 A JP29715795 A JP 29715795A JP H09136207 A JPH09136207 A JP H09136207A
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JP
Japan
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tip
end mill
throw
away
tips
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Pending
Application number
JP29715795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Arai
辰夫 新井
Takanobu Saitou
貴宣 斉藤
Norio Aso
典夫 麻生
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Publication of JPH09136207A publication Critical patent/JPH09136207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • B23C5/109Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの管理を容易にすることができるとと
もに、底刃を構成するチップの先端外周刃の消耗を抑え
て、そのチップ寿命の延長を図ることが可能なスローア
ウェイ式エンドミルを提供する。 【解決手段】 軸線O回りに回転される略円柱状のエン
ドミル本体1の外周に、このエンドミル本体1の先端か
ら基端側に向けて軸線O回りの切刃6の回転軌跡が連続
するように複数のチップ4が配列されてなるスローアウ
ェイ式エンドミルにおいて、これらのチップ4を同形同
大のチップとし、このうちエンドミル本体1の先端部に
は、基端部側よりもエンドミル本体1の周方向について
多くのチップ4を配設し、そのうちエンドミル本体1の
最先端に位置するチップ4を、互いの切刃6の先端を軸
線O方向について一致させて配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種被削材に溝加
工や段付き加工を施す際に用いられるスローアウェイ式
エンドミルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスローアウェイ式エンドミルと
しては、例えば実公平6−7855号公報に記載された
ものが知られている。この公報に記載されたスローアウ
ェイ式エンドミルでは、略円柱状をなすエンドミル本体
の外周に複数のチップ取付座が螺旋状に形成され、これ
らのチップ取付座に方形平板状のスローアウェイチップ
(以下、チップと称する。)が、その方形をなす面を外
周逃げ面としてエンドミル外周側に向けて着脱自在に装
着されて、複数のチップより成るチップ列が形成され、
このようなチップ列がエンドミル本体の周方向に間隔を
おいて複数配列されて、これらのチップに形成された切
刃がそのエンドミル本体の軸線回りの回転軌跡を連続さ
せて、当該エンドミルの外周刃を構成するようになされ
ている。
【0003】また、その一方で、このエンドミル本体の
先端外周部には、上記外周刃を構成するチップとは異な
る形状の方形平板状のチップが、その方形をなす面をエ
ンドミル先端側に向けて装着されており、このチップの
上記方形をなす面の辺稜部に形成された切刃が当該エン
ドミルの底刃とされている。さらに、この底刃を構成す
るチップには、該底刃に連なりエンドミル本体の外周側
に配置される先端外周刃が設けられており、この先端外
周刃の後端に上記外周刃の軸線回りの回転軌跡が連続し
て、該先端外周刃が上記外周刃の先端部分を構成するよ
うになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のスローアウェイ式エンドミルでは、まず、チ
ップが、底刃を構成するチップと外周刃を構成するチッ
プとで異なる形状のものであるため、一つのエンドミル
本体におけるチップの管理が煩雑となることが避けられ
ない。しかも、特にエンドミル本体の先端に取り付けら
れる上記チップは、底刃の他に外周刃の先端部分を構成
するものであるから、その消耗がきわめて早いにも関わ
らず、外周刃を構成する他のチップとは異なる形状とさ
れているため、かかる早期の消耗に速やかに対応するに
は、この底刃を構成するチップの予備を予め用意してお
かなければならず、チップ管理の一層の煩雑化を招く結
果となっていた。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
ものであって、チップの管理を容易にすることができる
とともに、底刃を構成するチップの先端外周刃の消耗を
抑えて、そのチップ寿命の延長を図ることが可能なスロ
ーアウェイ式エンドミルを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明は、軸線回りに回転
される略円柱状のエンドミル本体の外周に、上記軸線回
りの切刃の回転軌跡が該エンドミル本体の先端から基端
側に向けて連続するように複数のチップが配列されてな
るスローアウェイ式エンドミルにおいて、これらのチッ
プを同形同大のチップとして、このうち上記エンドミル
本体の先端部には、基端部側よりも該エンドミル本体の
周方向について多くのチップを配設し、さらにそのうち
上記エンドミル本体の最先端に位置するチップを、互い
の上記切刃の先端を上記軸線方向について一致させて配
設したことを特徴とする。
【0007】従って、エンドミル本体に装着されるチッ
プが同形同大の1種類のチップであるので、そのチップ
管理を大幅に簡略化することができる。また、エンドミ
ル本体の先端部においては基端側よりも多くのチップの
切刃によって切削が行われることとなるため、溝加工や
段付き加工において常に切削に供されるエンドミル本体
の先端側では個々のチップへの負担を軽減し、特に底刃
としても供される先端のチップの消耗を抑えることがで
きる。その一方で、切り込み深さによっては切削に供さ
れることのないエンドミル本体の基端側ではチップの数
を少なくして、先端側のチップとの消耗のバランスを図
り、エンドミル全体としてチップ寿命の安定、延長を促
すことが可能となる。
【0008】さらに、このようにエンドミル本体の基端
部側においてチップの数が少なくなることから、かかる
チップをエンドミル本体に装着するためのチップ取付座
やチップポケット等も、エンドミル本体の基端部で少な
くすることができる。従って、エンドミル本体の基端部
側では、これらチップポケットやチップ取付座のために
エンドミル本体が切り欠かれる部分も少なくなるので、
その剛性の向上を図って安定した切削を行うことができ
る。これは、当該エンドミルに装着されるチップが方形
平板状であって、この方形をなす面をすくい面としてエ
ンドミル回転方向側に向けるとともに、このすくい面の
辺稜部に形成された切刃をエンドミル外周側に位置させ
ている場合のように、チップポケットやチップ取付座の
ためにエンドミル本体が切り欠かれる部分が大きくなり
がちな場合に、特に有効である。
【0009】ここで、これらエンドミル本体の先端部に
設けられる周方向の数の多いチップと、基端部側に設け
られる少ないチップとの配列としては、一つに、基端部
側のチップを、先端側に向けて連続するチップ列を形成
するように配列するとともに、先端部に設けられるチッ
プのうちの一部を、このチップ列の先端側に連続するよ
うに配列することができる。しかるに、このような構成
を採った場合には、エンドミル本体の先端から基端部側
に向けて連続した上記チップ列が形成されることとな
り、これに伴い、各チップのエンドミル回転方向側に形
成されるチップポケットも、該チップ列に配列されるチ
ップについてはエンドミル本体の先端から基端部側に向
けて連続することとなるので、特に溝削り加工等におい
て切屑の円滑な排出を促すことが可能となる。
【0010】また、チップの他の一つの配列として、エ
ンドミル本体の基端部側に配設されるチップを先端側に
向けてチップ列を形成するように配列する一方、上記の
場合とは逆に、エンドミル本体の先端部のチップを、こ
のチップ列からエンドミル本体の周方向にずらして配設
することもできる。しかるに、このような構成を採った
場合には、先端部のチップの基端側において、基端部側
のチップを設けたり、そのチップポケットを形成したり
することによってエンドミル本体が切り欠かれるのを避
けることができるので、特に底刃としても切削に供され
るこの先端部のチップに高い取付剛性を与えることが可
能となる。
【0011】なお、この先端部に配設されるチップに、
より高い取付剛性を与えるには、上記エンドミル本体
に、少なくともこのエンドミル本体の先端に位置するチ
ップの基端側を向く部分に当接する当接部を設けること
が望ましく、このような構成を採ることにより、底刃と
して供される当該チップに軸線方向に作用する負荷を、
この当接部によって受けとめることが可能となる。ここ
で、例えばチップが上述した一の配列を採るような場合
には、エンドミル本体の先端部に設けられるチップのう
ち、上記チップ列に連続する一部のチップにおいて、そ
の基端側が上記チップ列のチップポケットにより開放さ
れた状態となっていることがある。しかるに、このよう
な場合には、エンドミル本体の上記先端のチップの基端
側にピン等を取り付けることにより、これを上記当接部
とすることができる。一方、チップが上述した他の一の
配列を採る場合のように、先端のチップの基端側に他の
チップが配設されないときには、上記当接部をエンドミ
ル本体に直接形成することができる。
【0012】一方、上述のようにエンドミル本体に配設
されるチップの周方向の数を基端部側よりも先端部で多
くした場合、この先端部に装着されるチップの切刃後端
位置を境にして、エンドミル本体の先端部と基端部と
で、チップを装着するためのチップ取付座の間隔や上述
のチップポケットの形状など、エンドミル本体の設計の
仕様が変化することとなる。そこで、上記エンドミル本
体を、該エンドミル本体の先端部に配設される上記チッ
プのうち最も基端側のチップの切刃後端位置を通る分割
面において軸線方向に着脱自在に分割可能とすれば、こ
の先端部には周方向にチップの多い部分だけが形成さ
れ、また基端部にはチップの少ない部分だけが形成され
ることとなって、それぞれの部分についてはその全長に
亙って周方向のチップ数が変化することがなくなるの
で、エンドミル本体の設計やチップ取付座等の形成にお
いて有利である。
【0013】また、このようにエンドミル本体をその先
端部と基端部とで分割可能とした場合、両者の取付強度
を確保するには、先端部と基端部との互いの分割面の一
方にキー部を形成するとともに他方にキー溝を形成し
て、これらを互いに嵌合させて先端部を基端部に取り付
けるようにするのが望ましい。しかるに、上記構成のス
ローアウェイ式エンドミルでは、上述のようにエンドミ
ル本体の基端側において剛性の向上が図られるのである
から、キー部を先端部側に形成するとともにキー溝を基
端部側に形成するようにすれば、先端部と基端部とに分
割することによってエンドミル本体全体としての剛性が
損なわれるのを抑えることができ、切削の安定性の維持
を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図3を用いて本
発明の第一の実施形態について説明する。これらの図に
示す実施形態においてエンドミル本体1は略円柱状をな
し、その先端外周部には、周方向に略等間隔に4条のチ
ップポケット2…が形成されている。ここで、これらの
チップポケット2…のうち、エンドミル本体1の回転軸
線Oを挟んで互いに反対側に位置する一対のチップポケ
ット2A,2Aは、エンドミル本体1の先端から基端側
に向かうに従い、上記軸線O回りにエンドミル回転方向
(図2において反時計回り方向)の後方側に螺旋状に延
びるように形成される一方、他の一対のチップポケット
2B,2Bは、エンドミル本体1の先端部にのみ形成さ
れている。そして、これらのチップポケット2…のエン
ドミル回転方向側を向く壁面にはチップ取付座3…が形
成され、これらのチップ取付座3…にそれぞれチップ4
がクランプネジ5によって着脱自在に装着されている。
【0015】これらのチップ4…は、本実施形態ではい
ずれも超硬合金等の硬質材料から形成された略平行四辺
形平板状の同形同大のものであり、この平行四辺形をな
す一方の面4aがすくい面とされて、その両長辺稜部に
切刃6,6が形成されるとともに、これらの切刃6,6
から他方の平行四辺形をなす面にかけての側面には逃げ
角が与えられたポジティブチップとされている。なお、
このチップ4の平行四辺形をなす上記一方の面4aの短
辺稜部には、上記切刃6,6に連なるように副切刃7,
7が形成されており、エンドミル本体1の最先端に位置
する合計4つのチップ4…にあって、この副切刃7が当
該エンドミルの底刃とされている。
【0016】一方、このようなチップ4…が取り付けら
れる上記チップ取付座3…は、いずれもエンドミル回転
方向側を向く底面3aと、この底面3aの内周側に位置
してエンドミル外周側を向くように屹立する壁面3bと
を備えたものであり、このようなチップ取付座3が、上
記一対のチップポケット2A,2Aにおいてはエンドミ
ル本体1の先端から基端側に向けてエンドミル回転方向
後方側に捻れる螺旋階段状に6つ形成される一方、上記
他の一対のチップポケット2B,2Bにおいてはその先
端側に1つだけが形成されている。ここで、上記一対の
チップポケット2A,2Aに形成される各6つのチップ
取付座3…は、その上記底面3aがエンドミル本体1の
基端側に向かうに従い一段ずつエンドミル回転方向後方
側に後退するように配設されることにより上述のような
螺旋階段状に形成されており、そのうちエンドミル本体
1の先端から2つ目以降のチップ取付座3…には、先端
側のチップ取付座3からの段差部によって、エンドミル
本体1の基端側を向く壁面3cが備えられている。
【0017】また、この一対のチップポケット2A,2
Aのチップ取付座3…の最先端に位置するチップ取付座
3,3には、その上記底面3aの基端側において壁面3
bからエンドミル本体1の外周側に突出するように、円
柱状のピン8,8が設けられており、このチップ取付座
3,3における当接部とされている。なお、このピン
8,8は、エンドミル本体1に嵌入やネジ止め等によっ
て強固に固定されてなるものであり、その突出長さはエ
ンドミル本体1の外径を越えることがないように設定さ
れている。一方、上記他の一対のチップポケット2B,
2Bに形成される各一つずつのチップ取付座3,3に
は、上記壁面3bの他に、上記底面3aから屹立してエ
ンドミル本体の先端側を向く壁面3dが形成されてお
り、この壁面3dがこれらのチップ取付座3,3の当接
部とされている。
【0018】しかるに、上記チップ4は、このようなチ
ップ取付座3…に、上記一方の面4aをすくい面として
エンドミル回転方向側に向けるとともに上記他方の面を
底面3aに密着させ、また上記面4aの長辺稜部に形成
された上記切刃6,6の一方をエンドミル本体1の外周
側に突出させるとともに、他方の切刃6に連なる側面を
上記壁面3bに当接させて装着されている。ここで、上
記一対のチップポケット2A,2Aの最先端のチップ取
付座3,3においては、チップ4,4はその一方の上記
副切刃7をエンドミル本体1の先端側に突出させるとと
もに、他方の副切刃7に連なりエンドミル基端側を向く
側面を上記ピン8に当接させて装着されており、また他
の一対のチップポケット2B,2Bのチップ取付座3,
3においては、チップ4,4はその一方の上記副切刃7
をエンドミル本体1の先端側に突出させるとともに、他
方の副切刃7に連なりエンドミル基端側を向く側面を上
記壁面3dに当接させて装着されている。さらに、上記
一対のチップポケット2A,2Aの先端から2つ目以降
のチップ取付座3…においては、チップ4…はそのエン
ドミル先端側を向く側面を上記壁面3cに当接させて装
着されている。
【0019】そして、各チップポケット2A,2A,2
B,2Bの最先端のチップ取付座3…に装着された合計
4つのチップ4…においては、エンドミル本体1の先端
に突出するその副切刃7の位置、すなわち切刃6の先端
の位置が、軸線O方向に互いに等しくなるように配置さ
れている。また、本実施形態では、エンドミル本体1に
装着されるすべてのチップ4…の切刃6…に、等しいア
キシャルレーキ角が与えられるようになされている。さ
らに、上記一対のチップポケット2A,2Aのチップ取
付座3…に装着されたチップ4…は、それぞれの切刃6
…の上記軸線O回りの回転軌跡がエンドミル先端のチッ
プ4の切刃6から基端側のチップ4の切刃6に向けて連
続するように、互いに隣り合うチップ4,4同士の切刃
6,6の先端と後端とがオーバーラップして配置されて
おり、これにより各チップポケット2Aについて、エン
ドミル本体1の先端から基端側に向けて連続するチップ
列が形成されることとなる。
【0020】また、各チップポケット2A,2A,2
B,2Bのチップ取付座3…に装着されたチップ4…の
間において、エンドミル先端からの順番が同じとなるチ
ップ4…同士は、その切刃6…の上記回転軌跡が重なり
合うようになされている。従って、本実施形態では、エ
ンドミル本体1の周方向に数えたチップ4…の数は、エ
ンドミル最先端において、チップポケット2A,2A,
2B,2Bのそれぞれのチップ取付座3…に装着された
チップ4…の4つであり、これよりも基端側において
は、上記一対のチップポケット2A,2Aのチップ取付
座3,3に装着されるチップ4,4の2つずつとなる。
すなわち、エンドミル本体1の先端では、基端側よりも
多くのチップ4…が装着されていることとなる。
【0021】さらにまた、本実施形態では、上記エンド
ミル本体1が、その先端側において上記軸線Oに直交す
る分割面Pにより先端部1Aと基端部1Bとに分割可能
に形成されており、先端部1A側の分割面Pには上記軸
線Oに直交する方向に断面方形のキー部1aが形成され
るとともに、基端部1B側の分割面Pにはやはり軸線O
に直交する方向に上記キー部1aが嵌合可能なキー溝1
bが形成されていて、先端部1Aは上記キー部1aをキ
ー溝1bに嵌合させた上で、エンドミル先端側から挿通
された取付ボルト9を基端部1Bに螺着することによ
り、この基端部1Bに強固に一体化されている。そし
て、この分割面Pは、各チップポケット2A,2A,2
B,2Bの最先端のチップ取付座3…に装着されるチッ
プ4の切刃6の後端位置を略通過するように設定されて
いる。
【0022】このように構成されたスローアウェイ式エ
ンドミルにおいては、まずエンドミル本体1に装着され
るチップ4…すべてが同形同大の共通する1種類のチッ
プであるため、いずれか1または複数のチップ4…に摩
耗等によって交換の必要が生じても、この1種類のチッ
プ4だけを適当数予め用意しておけばよい。従って、装
着位置に応じて複数種のチップを必要とする上記従来の
スローアウェイ式エンドミルなどに比べ、そのチップ4
の管理を大幅に簡略化してこのチップ管理に要する労力
の削減を図ることができる。
【0023】さらに、上記構成のスローアウェイ式エン
ドミルによれば、エンドミル本体1の最先端に装着され
るチップ4…の周方向の数が、これよりも基端側に配置
されるチップ4…の周方向の数よりも、チップポケット
2B,2Bのチップ4,4の分だけ多いので、これによ
りエンドミル本体1の先端から軸線O方向に最先端のチ
ップ4…の切刃6…が延在する位置まで、すなわち上記
分割面Pの位置までは、これらのチップ4,4の切刃
6,6を含めた合計4つの切刃6…によって切削が行わ
れる一方、これよりも基端側においてはチップポケット
2A,2Aの2列のチップ列の切刃6…によってのみ切
削が行われることとなる。従って、溝加工や段付き加工
の際には常に使用に供されるエンドミル本体1の最先端
においては、より多くのチップ4…の切刃6…によって
切削を行うことにより、個々のチップ4への切削負荷の
軽減を図ってその寿命の延長を図ることができる。しか
も、これら最先端のチップ4…においては、底刃として
提供される各副切刃7…の位置が軸線O方向に一致して
いるため、外周側の切刃6と同様に個々のチップ4への
負荷を分散してその消耗を抑えることができ、これによ
っても従来に比べてそのチップ寿命の一層の延長をなす
ことができる。
【0024】その一方で、切り込み深さによっては切削
に供されることがなくなる場合がある基端側のチップ4
…においては、先端側に対して周方向の数が少ないチッ
プ4…によって切削を行うようになされており、これに
より、負担の大きな先端側のチップ4との摩耗等による
消耗のバランスを図って、エンドミル全体としてのチッ
プ寿命の安定および均一化をなすことができる。また、
このようにエンドミル本体1の基端側のチップ4…の数
が、周方向において先端側よりも少なく設定されること
により、このエンドミル本体1の基端側ではチップポケ
ット2やチップ取付座3を形成するためにエンドミル本
体1が切り欠かれる部分を少なくすることができる。従
って、上記構成のエンドミルによれば、その基端側にお
いてエンドミル本体1の剛性の向上を図ることができ、
より安定した切削を促すことが可能となる。
【0025】特に、本実施形態では、方形平板状のチッ
プ4が、その方形をなす面4aをエンドミル回転方向側
に向けてエンドミル本体1に装着されており、上述の従
来のスローアウェイ式エンドミルのように、方形平板状
のチップがこの方形をなす面を外周側に向けてエンドミ
ル本体に装着されているのに対して、チップ取付座3の
エンドミル回転方向側を向く底面3aに着座する面の面
積を大きくし得て安定したチップ取付剛性が得られる反
面、チップ取付座3やチップポケット2を形成するため
にエンドミル本体1が切り欠かれる部分が大きくなっ
て、その剛性が損なわれがちであるという問題を有して
いる。しかるに、上記構成のスローアウェイ式エンドミ
ルによれば、このようなチップ4の取付姿勢を採る場合
にあっても、上述のように特にエンドミル本体1の基端
側において剛性の向上を図ることができるので、かかる
問題を解決して安定した切削を行う上で一層有効であ
る。
【0026】また、このようにエンドミル本体1の先端
側と基端側とでその周方向に配置されるチップ4…の数
を相異させることにより、チップ4…の切刃6…が被削
材に食い付く周期が先端側と基端側とで異なるものとな
る。このため、上記構成のスローアウェイ式エンドミル
によれば、切削時に切刃6…から作用する衝撃が先端側
と基端側とで互いに打ち消し合う効果が生じることによ
り、かかる衝撃が切刃の周期的な食い付きによって増幅
されるような事態を防ぐことができ、これによってエン
ドミル本体1にビビリ振動などが生じるのを防止して安
定した切削作業を促すことができる。
【0027】一方、本実施形態では、エンドミル本体1
の最先端に装着される4つのチップ4…のうち、上記一
対のチップポケット2A,2Aのチップ取付座3,3に
装着されるチップ4,4は、エンドミル本体1の基端側
に設けられるチップ4…の先端側に連続するように配設
されていて、これら基端側のチップ4…とともにエンド
ミル本体1の先端から延びるチップ列を形成している。
従って、これらのチップ4,4については、チップポケ
ット2A,2Aが基端側に向けて連通するように形成さ
れることとなるので、本実施形態によれば、該チップ
4,4の切刃6や副切刃7によって生成された切屑を、
このチップポケット2A,2Aを通して基端側に導いて
排出することが可能となり、特に被削材に溝加工を施す
場合など、エンドミル本体1の側部の閉塞される部分が
比較的大きくなりがちな切削条件の場合においても、円
滑な切屑処理を促すこととができるという利点が得られ
る。
【0028】ところで、このようにエンドミル本体1の
先端から基端側に連続するチップ列を形成した場合、こ
のチップ列のチップ4…が、本実施形態のように基端側
に向かうに従いエンドミル回転方向後方側に向かう螺旋
階段状に形成されたチップ取付座3…に装着されている
と、各チップ4のエンドミル基端側は、次のチップ4の
上記一方の面4aのエンドミル回転方向側においてチッ
プポケット2A内に開放された状態となり、すなわち該
チップ4は、エンドミル基端側についてはクランプネジ
5によってのみ支持された状態となってしまう。ところ
が、特にエンドミル本体1の最先端に位置するチップ4
については、その副切刃7が底刃として切削に供される
ことにより、エンドミル基端側に向けて大きな切削負荷
が作用することとなるから、こうしてエンドミル基端側
が開放されたままの状態であると上記切削負荷に対して
チップ4の取付剛性が不十分となり、安定性が損なわれ
るおそれが生じる。
【0029】しかるに、これに対して本実施形態では、
このチップポケット2A,2Aの最先端に装着されるチ
ップ4については、そのエンドミル基端側を向く側面に
当接するようにピン8がエンドミル本体1に設けられて
おり、これによって該チップ4の取付剛性を補って上記
切削負荷に対し十分に抗することが可能となるので、こ
の先端のチップ4の取付安定性が損なわれるような事態
を未然に防いで円滑な切削を促すことができる。なお、
このピン8は、エンドミル基端側が開放される他のチッ
プ4…に対しても設けるようにしてもよいが、上記最先
端に装着されるチップ4以外のチップ4…では副切刃7
が切削に供されることがなく、従ってエンドミル基端側
に向けての大きな負荷が作用することもないことと、か
かるピン8をすべてのチップ4…に対して設けた場合に
は却って切屑処理性を損なうなどの問題が生じるおそれ
があることから、本実施形態では上記最先端のチップ4
についてのみこのピン8を設けるようにしている。ま
た、エンドミル本体1の先端部にのみ形成されるチップ
ポケット2B,2Bのチップ取付座3については、上記
底面3aおよび壁面3bに加えてエンドミル先端側を向
く壁面3dが形成されており、チップ4はそのエンドミ
ル基端側を向く側面をこの壁面3dに当接させて該チッ
プ取付座3に装着されるので、上記切削負荷に対して十
分な取付剛性を該チップ4に与えることができ、上記チ
ップポケット2A,2Aの最先端のチップ4,4ととも
に円滑な切削を行うことが可能となる。
【0030】さらに、本実施形態では、上記エンドミル
本体1の最先端に位置するチップ4の切刃6の後端位置
にある分割面Pを境にして、エンドミル本体1が先端部
1Aと基端部1Bとに分割可能とされており、こうして
分割した状態においてエンドミル本体1は、先端部1A
ではその周方向に略等間隔に4つのチップ取付座3…が
配設されるだけとなる一方、基端部1Bでもその先端か
ら螺旋階段状に2列のチップ取付座3…が周方向に略等
間隔に形成されるだけとなる。すなわち、一体のままで
は、周方向におけるチップ取付座3…の数が軸線O方向
に向けて変化するエンドミル本体1を、このように分割
することにより、先端部1Aと基端部1Bとでエンドミ
ル周方向のチップ取付座3…の数がそれぞれに一定とな
るのである。従って、本実施形態のエンドミルによれ
ば、周方向のチップ4…の数が先端側と基端側とで変化
するのに伴いチップ取付座3…の数も変化することによ
って複雑化が避けられないエンドミル本体1の設計や成
形を、比較的簡便かつ容易に行うことが可能となり、か
かるエンドミル本体1の設計・成形に要する時間や労力
が徒に増大するのを防ぐことができる。
【0031】また、このような分割構造を採りつつも、
本実施形態では、エンドミル本体1の先端部1Aと基端
部1Bとを、その分割面Pに形成されたキー部1aとキ
ー溝1bとの嵌合によって一体化する構成としており、
このためエンドミル本体1の剛性が損なわれることはな
い。しかも、本実施形態では、エンドミル本体1を切り
欠くように形成される上記キー溝1bはエンドミル本体
1の基端部1B側の分割面Pに形成されている一方、こ
の基端部1B側では周方向のチップ4の数が少ないこと
によって上述のように高い剛性が得られているので、本
実施形態によればこれらが相俟って、より確実にエンド
ミル本体1の剛性を確保することが可能となり、一層安
定した切削加工を促すことができる。
【0032】なお、上述した第1の実施形態では、エン
ドミル本体1の最先端に配設されるチップ4の周方向の
数を、それよりも基端側のチップ4の周方向の数が2つ
であるのに対して4つとしているが、これを、加工条件
等によっては例えば図4に示す本発明の第2の実施形態
のように、エンドミル本体1の先端から複数個目までの
チップ4…について、その周方向の数を、それよりも基
端側のチップ4…の周方向の数よりも多くするようにし
てもよい。ただし、この図4に示す第2の実施形態にお
いて、上記第1実施形態と共通する部分については、同
一の符号を配して説明を省略してある。
【0033】すなわち、この第2の実施形態において
は、第1の実施形態における上記他の一対のチップポケ
ット2B,2Bがこの第1実施形態よりも基端側に長く
形成されており、これらのチップポケット2B,2Bに
それぞれ2つのチップ取付座3,3が、エンドミル基端
側に向けてエンドミル回転方向後方側に向かう螺旋階段
状に形成されていて、これらのチップ取付座3,3にチ
ップ4,4が装着されている。従って、この第2の実施
形態では、エンドミル本体1の先端から2つ目までのチ
ップ4,4についてはその周方向の数が4つとされ、こ
れよりもエンドミル基端側の3つ目以降のチップ4…の
周方向の数が2つとされているのに対し、装着されるチ
ップ4の周方向に数えた数が多く設定されている。な
お、この第2の実施形態では、エンドミル本体1の先端
部1Aと基端部1Bとの分割面Pが、上記2つ目のチッ
プ4の切刃6の後端位置を略通過するように設定されて
いる。また、本第2実施形態では、上記チップポケット
2B,2Bの最先端に装着されるチップ4,4について
もそのエンドミル基端側が開放された状態となることか
ら、エンドミル本体1の最先端に装着される4つのチッ
プ4…のすべてについて、そのエンドミル基端側を向く
側面に当接するようにピン8が設けられている。
【0034】しかるに、このように構成されたスローア
ウェイ式エンドミルにおいても、チップ4…が同形同大
のものであり、しかも先端側における周方向の数が基端
側よりも多く設定されているので、上述した第1の実施
形態と同様の効果を得ることができる。加えて、この第
2の実施形態においては、エンドミル本体1の先端から
2つ目までのチップ4について、その周方向の数が基端
側よりも多く設定されているので、第1の実施形態に比
べて切り込み深さが比較的深い範囲まで、個々のチップ
4の摩耗等を軽減することができる。このため、ある程
度の切り込み深さの切削を頻繁に行うような切削条件に
用いて、特に効果的にチップ寿命の延長を図ることがで
きるという利点が得られる。
【0035】次に、図5は本発明の第3の実施形態を示
すものであり、図1ないし図3に示した第1実施形態や
図4に示した第2実施形態と共通する部分については、
やはり同一の符号を配して説明を省略する。本第3実施
形態では、上述の第1および第2の実施形態において上
記一対のチップポケット2A,2Aに配設されるチップ
4…が、基端側からエンドミル最先端に至るまでチップ
列を形成するように螺旋状に連続して設けられていたの
に対し、エンドミル本体1の最先端に設けられる周方向
の数の多いチップ4…が、いずれもこの基端側から連続
するチップ列に対してずらされて配設されていることを
特徴とする。
【0036】しかるに、このような構成のスローアウェ
イ式エンドミルにおいても、チップ4…がすべて同形同
大のものであって、しかもエンドミル最先端において基
端側よりも多くのチップ4…が配設されているので、上
記第1および第2実施形態と同様の効果を奏することが
できる。また、これに加えて本第3実施形態では、エン
ドミル本体1の最先端に配設されてその副切刃7が底刃
として提供されるチップ4…が、基端側から連続するチ
ップ列からずらされているので、第1、第2実施形態の
ようにこれら最先端のチップ4…のうちの幾つかのチッ
プ4のエンドミル基端側の部分が開放された状態となる
ことはない。これにより、該最先端のチップ4が装着さ
れるチップ取付座3のすべてにエンドミル先端側を向く
壁面3dを形成することが可能となり、この壁面3dに
エンドミル基端側を向く側面を当接させてチップ4をよ
り強固に取り付けることが可能となるので、特に底刃と
される副切刃7からこれらのチップ4…に多大な切削負
荷が作用するような条件においても、安定した切削を図
ることができるという利点が得られる。
【0037】なお、上記第1ないし第3の実施形態で
は、エンドミル本体1の先端側において周方向に4つの
チップ4…を配設するとともに、これよりも基端側では
周方向に2つのチップ4,4を配設するようにしたが、
エンドミル本体の大きさ等によってこれらのチップ4の
数は適宜に設定することが可能であり、場合によっては
先端側から基端側に向けて周方向のチップ4の数が漸
次、あるいは段階的に少なくなるように構成されていて
もよい。また、上記各実施形態では略平行四辺形平板状
のチップ4を用いて、この平行四辺形をなす面4aの長
辺稜部に形成された切刃6をエンドミルの外周刃とし、
短辺稜部に形成された副切刃7を底刃とするようにした
が、例えばこれに代えて正方形平板状のチップを用いて
この正方形の面の辺稜部に形成された切刃を適宜に用い
るようにしても構わない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンドミル本体に装着されるチップが同形同大でチップ
管理が容易となる上、エンドミル本体の最先端のチップ
が、その切刃先端を軸線方向に一致させ、かつ基端側よ
りも周方向に多く配設されているので、エンドミル本体
の先端側では個々のチップに作用する負荷を軽減してそ
の寿命の延長が図られる。その一方で、切り込み深さに
よってはチップの使用頻度が少なくなる基端側では、チ
ップ数を少なくして先端側との消耗のバランスを図り、
エンドミル全体としてチップ寿命を均一化してチップ管
理を一層簡略化するとともに、剛性の向上を促して安定
した切削を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す側面図である。
【図2】図1に示す実施形態の先端側からの正面図であ
る。
【図3】図1に示す実施形態の側面展開図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の側面展開図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の側面展開図である。
【符号の説明】
1 エンドミル本体 1A エンドミル本体1の先端部 1B エンドミル本体1の基端部 1a キー部 1b キー溝 2,2A,2B チップポケット 3 チップ取付座 3d チップ取付座3のエンドミル先端側を向く壁面
(当接部) 4 チップ 6 切刃 7 副切刃 8 ピン(当接部) O エンドミル本体1の回転軸線 P エンドミル本体1の先端部1Aと基端部1Bとの分
割面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転される略円柱状のエンド
    ミル本体の外周に、上記軸線回りの切刃の回転軌跡が該
    エンドミル本体の先端から基端側に向けて連続するよう
    に複数のスローアウェイチップが配列されてなるスロー
    アウェイ式エンドミルにおいて、これらのスローアウェ
    イチップは同形同大のスローアウェイチップであって、
    このうち上記エンドミル本体の先端部には、基端部側よ
    りも該エンドミル本体の周方向について多くの上記スロ
    ーアウェイチップが配設され、さらにそのうち上記エン
    ドミル本体の最先端に位置するスローアウェイチップ
    は、互いの上記切刃の先端を上記軸線方向について一致
    させて配設されていることを特徴とするスローアウェイ
    式エンドミル。
  2. 【請求項2】 上記スローアウェイチップは、方形平板
    状をなすスローアウェイチップであって、この方形をな
    す面をすくい面としてエンドミル回転方向側に向けると
    ともに、このすくい面の辺稜部に形成された上記切刃を
    エンドミル外周側に位置させていることを特徴とする請
    求項1に記載のスローアウェイ式エンドミル。
  3. 【請求項3】 上記エンドミル本体の基端部側に配設さ
    れる上記スローアウェイチップは、先端側に向けて連続
    したチップ列を形成するように配列されているととも
    に、上記エンドミル本体の先端部に配設される上記スロ
    ーアウェイチップのうちの一部は、このチップ列の先端
    側に連続するように配列されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のスローアウェイ式エンド
    ミル。
  4. 【請求項4】 上記エンドミル本体の基端部側に配設さ
    れる上記スローアウェイチップは、先端側に向けて連続
    したチップ列を形成するように配列されている一方、上
    記エンドミル本体の先端部に配設される上記スローアウ
    ェイチップは、このチップ列から上記エンドミル本体の
    周方向にずらされていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載のスローアウェイ式エンドミル。
  5. 【請求項5】 上記エンドミル本体には、少なくとも該
    エンドミル本体の先端に位置する上記スローアウェイチ
    ップの基端側を向く部分に当接する当接部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載のスローアウェイ式エンドミル。
  6. 【請求項6】 上記エンドミル本体は、該エンドミル本
    体の先端部に配設される上記スローアウェイチップのう
    ち、最も基端側のスローアウェイチップの切刃後端位置
    を通る分割面において、上記軸線方向に着脱自在に分割
    可能とされていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項5のいずれかに記載のスローアウェイ式エンドミル。
  7. 【請求項7】 上記エンドミル本体の分割面には、先端
    部側にキー部が形成されるとともに、基端部側にはこの
    キー部が嵌合可能なキー溝が形成されていることを特徴
    とする請求項6に記載のスローアウェイ式エンドミル。
JP29715795A 1995-11-15 1995-11-15 スローアウェイ式エンドミル Pending JPH09136207A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011500346A (ja) * 2007-10-19 2011-01-06 ケンナメタル インコーポレイテッド 軸方向着座ピン

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