JPH09135030A - 半導体集積回路装置およびそれを用いたコンピュータシステム、ならびに半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびそれを用いたコンピュータシステム、ならびに半導体集積回路装置の製造方法

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JPH09135030A
JPH09135030A JP7289613A JP28961395A JPH09135030A JP H09135030 A JPH09135030 A JP H09135030A JP 7289613 A JP7289613 A JP 7289613A JP 28961395 A JP28961395 A JP 28961395A JP H09135030 A JPH09135030 A JP H09135030A
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Japan
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semiconductor integrated
transistor
circuit device
depleted transistor
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JP7289613A
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English (en)
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Hiromasa Noda
浩正 野田
Katsuhiro Shimohigashi
勝博 下東
Masakazu Aoki
正和 青木
Yoji Idei
陽治 出井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 完全空乏化トランジスタを用いて高速化と低
電力を両立させ、かつ部分空乏化トランジスタを用いて
耐圧が確保できる半導体集積回路装置の製造技術を提供
する。 【解決手段】 SOI基板上に所定の集積回路が作製さ
れる半導体集積回路装置であって、イオン打ち込みの条
件を変えて打ち分けることで、左側のMOSトランジス
タはチャネル領域のドーパント濃度が低いため、領域全
体が空乏化している完全空乏化トランジスタ28とな
り、右側のMOSトランジスタは、チャネル領域にドー
パント濃度が高い領域を有するため、チャネル領域は部
分的にしか空乏化しない部分空乏化トランジスタ29と
なり、これにより完全空乏化トランジスタ28と部分空
乏化トランジスタ29とが、不純物濃度を異なるように
して同一のSOI基板10上に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路技
術に関し、特にSOI(Silicon On Insulator)基板上
に作製したLSIにおいて、このSOI基板の利点を活
かした部分空乏化トランジスタと完全空乏化トランジス
タとの形成に好適な半導体集積回路装置およびそれを用
いたコンピュータシステム、ならびに半導体集積回路装
置の製造方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、発明者が検討したところによ
れば、SOI基板上に作製したLSIにおいては、完全
な素子分離が可能となるために配線−基板間の寄生容量
や拡散層容量などが低減でき、半導体集積回路装置の動
作速度を向上させることができるので、バルクLSIに
比べて低電力・高速化の可能性が秘められていることが
考えられる。
【0003】このようなSOI基板上に作製した半導体
集積回路技術としては、たとえば「IEEE JOURNAL OF SO
LID-STATE CIRCUITS,VOL.29,NO.11,NOVEMBER 1994 P132
3-P1329 」などに記載される技術などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なSOI基板上に作製した半導体集積回路技術において
は、SOI基板の性能を引き出すには完全空乏化トラン
ジスタが必要であるが、この完全空乏化トランジスタは
耐圧が低いということが考えられる。特にSOI基板を
用いたLSIにおいては、低電力・高速化とともに、ド
レイン耐圧の確保がLSI化に重要であることが本発明
者による検討の結果明らかとなっている。
【0005】そこで、本発明の目的は、完全空乏化トラ
ンジスタと部分空乏化トランジスタとを同一基板上に形
成することによって、完全空乏化トランジスタを用いて
高速化と低電力を両立させ、かつ部分空乏化トランジス
タを用いて耐圧を確保することができる半導体集積回路
装置およびそれを用いたコンピュータシステム、ならび
に半導体集積回路装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0008】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、SOI基板上に所定の集積回路が作製される半導体
集積回路装置に適用されるものであり、前記集積回路の
うち、外部インターフェースやDRAMのワード線昇圧
回路のような高耐圧が必要な回路は部分空乏化トランジ
スタを用いて構成し、かつそれ以外の降圧した電圧しか
印加されない低電力・高速化が必要な回路は完全空乏化
トランジスタを用いて構成するものであり、特にDRA
MまたはSRAMなどの半導体記憶装置に適用するよう
にしたものである。
【0009】さらに、本発明のコンピュータシステム
は、前記半導体集積回路装置または半導体記憶装置に加
えて、少なくとも、中央処理装置およびその周辺回路な
どを有するものである。
【0010】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、SOI基板上に作製される所定の集積回路を、
高耐圧が必要な回路と低電力・高速化が必要な回路とに
区別し、同一のSOI基板上に、高耐圧が必要な回路を
部分空乏化トランジスタを用いて作製し、かつ低電力・
高速化が必要な回路を完全空乏化トランジスタを用いて
作製するものである。
【0011】具体的に、前記部分空乏化トランジスタま
たは完全空乏化トランジスタを同一のSOI基板上に作
り分ける際には、イオン打ち込みの条件を変えて打ち分
けたり、LOCOS形成プロセスと同様のプロセス(リ
セスアレー)を用いたり、さらにはSOI基板の埋め込
み酸化膜中に局所的に不純物を導入し、そこから埋め込
み酸化膜上の単結晶シリコン薄膜中に熱拡散により不純
物を導入するプロセスを用いて、シリコンの不純物濃度
または膜厚が異なるようにしたものである。
【0012】すなわち、部分空乏化トランジスタまたは
完全空乏化トランジスタにおいて、完全空乏化トランジ
スタは、SOI基板の利点を最も活かせるトランジスタ
であるが、ドレイン耐圧が低いという欠点があり、これ
に対して部分空乏化トランジスタは、トランジスタとし
ての性能は完全空乏化トランジスタに比べて劣るもの
の、ドレイン耐圧の確保が可能である。
【0013】よって、本発明によれば、完全空乏化トラ
ンジスタと部分空乏化トランジスタとを同一のSOI基
板上に形成することを可能にして、内部で降圧した電圧
しか印加されない回路には完全空乏化トランジスタを用
いて高速化と低電力を両立させ、かつ外部インターフェ
ースやDRAMのワード線昇圧回路のような高耐圧が必
要になる回路には部分空乏化トランジスタを用いて耐圧
を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1である半導体集積回路装置を示す概略機能ブロック
図、図2は本実施の形態1におけるデータ出力回路の一
例を示す回路図、図3〜図10は本実施の形態1におけ
るMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。
【0016】まず、図1により本実施の形態1の半導体
集積回路装置の概略構成を説明する。
【0017】本実施の形態1の半導体集積回路装置は、
たとえばSOI基板上に所定の集積回路が作製される半
導体集積回路装置とされ、内部回路1、入出力インター
フェース2、降圧回路3などからなり、内部で降圧した
電圧しか印加されない内部回路1は完全空乏化トランジ
スタのみを用いて構成され、入出力インターフェース2
や外部電源の降圧回路3、さらに内部回路1の高耐圧が
必要な高耐圧部4は部分空乏化トランジスタを含んで構
成され、これらの完全空乏化トランジスタと部分空乏化
トランジスタとが同一のSOI基板上に形成されてい
る。
【0018】なお、入出力インターフェース2や降圧回
路3は回路を工夫することによって、トランジスタのソ
ース・ドレイン間に外部電源の電圧がそのままかからな
いようにすることもできるため、その場合に部分空乏化
トランジスタを使う部分は、内部回路1の高耐圧を必要
とする高耐圧部4の回路ブロック、たとえばDRAMで
いえばワード線電圧昇圧回路などに限られる。
【0019】具体的に、内部回路1と入出力インターフ
ェース2におけるデータ出力回路は、たとえば図2に示
すように公知のキャパシタ昇圧型とされ、図中左半分が
内部回路1の出力部5であり、この部分は降圧された電
源を用いて動作するために完全空乏化トランジスタが使
用される。この内部回路1からのデータ出力信号RD,
/RDは、出力段の活性化信号φとともにANDゲート
を介して論理積動作により出力されている。
【0020】一方、図2における右半分は入出力インタ
ーフェース2の外部出力部6であり、電源は外部の電源
をそのまま使用し、従ってトランジスタのソース・ドレ
イン間に外部の高い電圧がそのまま印加されるため、高
耐圧の部分空乏化トランジスタが使用される。この外部
出力部6においては、内部回路1からのデータ出力信号
がそれぞれnMOSトランジスタに入力され、さらに直
列接続された遅延回路τ1およびキャパシタに並列に接
続されるインバータとCMOSトランジスタ、遅延回路
τ2のみを介してそれぞれnMOSトランジスタに接続
され、これらのnMOSトランジスタの接続ノードから
外部へのデータ信号が出力されている。
【0021】次に、本実施の形態1の作用について、前
記半導体集積回路装置の要部を構成するMOSトランジ
スタの製造工程を図3〜図10により説明する。
【0022】始めに、図3〜図10のMOSトランジス
タの素子断面図において、左側のMOSトランジスタは
チャネル領域のドーパント濃度が低いため、領域全体が
空乏化している完全空乏化トランジスタである。これに
対して、右側のMOSトランジスタは、チャネル領域に
ドーパント濃度が高い領域を有するため、チャネル領域
は部分的にしか空乏化しない部分空乏化トランジスタで
ある。つまり、前記2種類のトランジスタはイオン打ち
込み条件を変化させることで同一のSOI基板上に形成
されている。
【0023】以下、nチャネルについて、本実施の形態
1のMOSトランジスタの製造方法を説明する。なお、
pチャネルについても、ドーパントの導電型を逆にすれ
ば同じ工程で作ることができるので、フォト工程を加え
ることにより同一のSOI基板上に相補型の回路を形成
することも可能である。
【0024】まず、たとえばシリコン単結晶7の上層に
SiO2 からなる埋め込み酸化膜8が形成され、さらに
その上層に単結晶シリコン薄膜9が形成されているSO
I基板10の表面を酸化してSiO2 の酸化膜11を形
成する。そして、その上層に、たとえばSi3 4 など
のシリコン窒化膜12を堆積し、フォト工程を用いて素
子領域となる部分以外を覆っているシリコン窒化膜12
を除去する(図3)。
【0025】その後、熱酸化を行い、図3のシリコン窒
化膜12の開口部に相当する部分に、たとえばSiO2
からなる素子分離酸化膜13を形成する(図4)。そし
て、シリコン窒化膜12をウェットエッチングで除去
し、さらに酸化膜11を除去した後、改めてSiO2
どの酸化膜14を熱酸化で形成する(図5)。
【0026】続いて、図5のように完全空乏化トランジ
スタを形成する素子領域の部分にレジストマスク15を
かけて、部分空乏化トランジスタを形成する素子領域に
のみ、高濃度不純物層16をイオン打ち込みで形成す
る。具体的には、p型不純物であるボロンをピーク濃度
が約1×1018cm-3で、単結晶シリコン薄膜9と埋め
込み酸化膜8の界面で濃度が最大になるように打ち込
む。
【0027】そして、多結晶シリコン膜17とシリコン
酸化膜18を公知のCVD法で堆積する(図6)。この
多結晶シリコン膜17は後にゲート電極となるため、堆
積時に不純物導入を一緒に行うか、もしくは堆積後、シ
リコン酸化膜18を堆積する前に、イオン打ち込みをし
て活性化アニールをするなどの処理を行う。
【0028】さらに、フォト工程を用いて、シリコン酸
化膜18および多結晶シリコン膜17をゲート電極1
9,20の形状に図7のように加工する。そして、ゲー
ト電極19,20をマスクとして、たとえばn型不純物
であるひ素などのイオン打ち込みを行い、ソース・ドレ
イン21を形成する(図7)。
【0029】続いて、酸化膜22を公知のCVD法で堆
積する(図8)。この状態で異方性ドライエッチングを
行うと、図9のようにゲート電極19,20の側壁にの
み側壁酸化膜23が残る。そして、ゲート電極19,2
0をマスクとして2回目のソース・ドレインのイオン打
ち込みを行い、ソース・ドレイン24を形成する。この
2回目のイオン打ち込みは、ソース・ドレイン24を低
抵抗化するためのものである。
【0030】最後に、たとえばSiO2 などからなる層
間絶縁膜25を堆積して、前記のゲート電極19,2
0、ソース・ドレイン24に向けてコンタクト孔を開口
し、このコンタクト孔にアルミニウムやタングステンな
どの金属26を埋め戻し、配線27を形成して半導体装
置が完成する(図10)。
【0031】以上のようにして、イオン打ち込みの条件
を変えて打ち分けることで、図10において左側のMO
Sトランジスタはチャネル領域のドーパント濃度が低い
ため、領域全体が空乏化している完全空乏化トランジス
タ28となり、右側のMOSトランジスタは、チャネル
領域にドーパント濃度が高い領域を有するため、チャネ
ル領域は部分的にしか空乏化しない部分空乏化トランジ
スタ29となる。
【0032】従って、本実施の形態1の半導体集積回路
装置によれば、完全空乏化トランジスタ28と部分空乏
化トランジスタ29とを不純物濃度が異なるようにして
同一のSOI基板10上に形成することができるので、
SOI基板10の利点を最も活かせる完全空乏化トラン
ジスタ28を用いて高速化と低電力を両立させ、かつこ
の完全空乏化トランジスタ28の欠点を補う部分空乏化
トランジスタ29を用いてドレイン耐圧の確保を可能と
することができる。
【0033】特に、本実施の形態1の製造方法において
は、不純物濃度を変えて完全空乏化トランジスタ28と
部分空乏化トランジスタ29を形成することができるの
で、製造プロセスの面において、製造工程の増加を最低
限に抑えて簡単に半導体集積回路装置の形成が可能とな
る。
【0034】なお、この半導体集積回路装置は、たとえ
ばDRAMまたはSRAMなどに適用し、ワード線昇圧
回路のような高耐圧が必要な回路に部分空乏化トランジ
スタ29を用いることによって、高速化と低電力、耐圧
の確保が可能とされる半導体記憶装置を実現することが
できる。
【0035】(実施の形態2)図11〜図14は本発明
の実施の形態2である半導体集積回路装置におけるMO
Sトランジスタの製造工程を示す断面図である。
【0036】本実施の形態2の半導体集積回路装置は、
前記実施の形態1と同様にSOI基板上に所定の集積回
路が作製される半導体集積回路装置とされ、実施の形態
1との相違点は、LOCOS形成プロセスと同様のプロ
セス(リセスアレー)を用いて、部分空乏化トランジス
タを形成する部分のシリコンの膜厚と、完全空乏化トラ
ンジスタを形成する部分のシリコンの膜厚とを異なるよ
うにして、同一のSOI基板上に部分空乏化トランジス
タと完全空乏化トランジスタとを作り分けて形成するよ
うにした点である。
【0037】すなわち、本実施の形態2の半導体集積回
路装置では、図11〜図14のMOSトランジスタの素
子断面図において、左側のMOSトランジスタはチャネ
ル領域の膜厚が薄いため、領域全体が空乏化している完
全空乏化トランジスタである。これに対して、右側のM
OSトランジスタは、チャネル領域の膜厚が厚いため、
チャネル領域は部分的にしか空乏化しない部分空乏化ト
ランジスタである。つまり、前記2種類のトランジスタ
は埋め込み酸化膜上の単結晶シリコン薄膜の膜厚を変化
させることで同一のSOI基板上に形成されている。
【0038】以下、nチャネルについて、本実施の形態
2のMOSトランジスタの製造方法を説明する。pチャ
ネルについても、ドーパントの導電型を逆にすれば、同
じ工程で作ることができるので、フォト工程を加えるこ
とにより同一のSOI基板上に相補型の回路を形成する
ことも可能である。
【0039】まず、たとえばシリコン単結晶7aの上層
にSiO2 からなる埋め込み酸化膜8aが形成され、さ
らにその上層に単結晶シリコン薄膜9aが形成されてい
るSOI基板10aの表面を酸化して酸化膜11aを形
成する(図11)。そして、公知の選択酸化法を用い
て、完全空乏化トランジスタを形成する領域と、部分空
乏化トランジスタを形成する領域の単結晶シリコン薄膜
9aに差を設ける。
【0040】つまり、酸化膜11a上にシリコン窒化膜
12aを堆積して、フォト工程とエッチングによって部
分空乏化トランジスタを形成する部分のシリコン窒化膜
12aを残し、完全空乏化トランジスタを形成する部分
のシリコン窒化膜12aを除去して洗浄する。
【0041】その後、熱酸化を行って、完全空乏化トラ
ンジスタを形成する部分のシリコン酸化膜30を形成す
る(図12)。このとき、シリコン酸化膜30と埋め込
み酸化膜8aの間に残る単結晶シリコン薄膜9aが完全
空乏化トランジスタの素子領域となるので、熱酸化によ
りこの単結晶シリコン薄膜9aが消失しないように酸化
条件を調整する。
【0042】続いて、シリコン窒化膜12aとシリコン
酸化膜30をウェットエッチングにより除去すると、所
望の膜厚差を有するSOI基板10aとなる(図1
3)。これ以降は、前記実施の形態1と同様に、素子分
離工程、ゲート形成工程、ソース・ドレイン形成工程、
層間絶縁膜形成工程、配線工程により、図14に示す半
導体装置が完成する。
【0043】すなわち、図14に示すように、SOI基
板10a上には、素子分離酸化膜13a、シリコン酸化
膜および多結晶シリコンによるゲート電極19a,20
a、ソース・ドレイン21a、ゲート電極19a,20
aの側壁酸化膜23a、ソース・ドレイン24a、層間
絶縁膜25aが順に形成され、最後にゲート電極19
a,20a、ソース・ドレイン24aに向けて開口され
たコンタクト孔に金属26aを埋め戻し、配線27aを
形成することによって完成される。
【0044】以上のようにして、LOCOS形成プロセ
スと同様のプロセスを用いて、図14において左側のM
OSトランジスタはチャネル領域の膜厚が薄いため、領
域全体が空乏化している完全空乏化トランジスタ28a
となり、右側のMOSトランジスタは、チャネル領域の
膜厚が厚いため、チャネル領域は部分的にしか空乏化し
ない部分空乏化トランジスタ29aとなる。
【0045】従って、本実施の形態2の半導体集積回路
装置によれば、完全空乏化トランジスタ28aと部分空
乏化トランジスタ29aとを膜厚が異なるようにして同
一のSOI基板10a上に形成することができるので、
前記実施の形態1と同様にSOI基板10aの利点を最
も活かせる完全空乏化トランジスタ28aを用いて高速
化と低電力を両立させ、かつこの完全空乏化トランジス
タ28aの欠点を補う部分空乏化トランジスタ29aを
用いてドレイン耐圧の確保が可能となる。
【0046】特に、本実施の形態2の製造方法において
は、膜厚を変えて完全空乏化トランジスタ28aと部分
空乏化トランジスタ29aを形成することができるの
で、半導体集積回路装置の設計面において、設計制御が
容易に可能となる。
【0047】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態1〜2に基づき具体的に説明したが、本
発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいう
までもない。
【0048】たとえば、前記実施の形態1の半導体集積
回路装置については、ボロンを単結晶シリコン薄膜と埋
め込み酸化膜の界面で濃度が最大になるようにし、イオ
ン打ち込み条件を変化させることで不純物濃度が異なる
ようにする場合について説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、ボロンが完全に埋め
込み酸化膜中に入ってしまうエネルギー条件でイオン打
ち込みを行い、後続の熱工程の結果、埋め込み酸化膜か
らの不純物拡散により不純物層を形成する場合について
も適用可能である。
【0049】この場合には、前記実施の形態1に比べて
より急峻な不純物分布を形成することが可能となり、し
きい電圧の調整や短チャネル効果の抑制にも有利であ
る。また、製造プロセスおよび設計の面においても、前
記実施の形態1および2に比べて効果は小さいものの、
製造プロセスの簡単化、設計の容易化を図ることができ
る。
【0050】さらに、DRAMまたはSRAMなどの記
憶装置単位で使用される場合に限らず、たとえばコンピ
ュータシステム、デジタル・スチル・カメラシステム、
自動車システムなどの各種システムの記憶装置として広
く用いられ、一例として図15によりコンピュータシス
テムについて説明する。
【0051】図15において、このコンピュータシステ
ムは、バスと中央処理装置CPU、周辺装置制御部、主
記憶メモリとしての本発明のDRAMおよびその制御
部、バックアップメモリとしてのSRAMおよびバック
アップパリティとその制御部、プログラムが格納されて
いるROM、表示系などによって構成されている。
【0052】前記周辺装置制御部は外部記憶装置および
キーボードKBなどと接続されている。また、表示系は
ビデオRAM(VRAM)などによって構成され、出力
装置としてのディスプレイと接続されることによってV
RAM内の記憶情報の表示が行われる。また、コンピュ
ータシステムの内部回路に電源を供給するための電源供
給部が設けられている。
【0053】前記中央処理装置CPUは、各メモリを制
御するための信号を形成することによって前記各メモリ
の動作タイミング制御を行う。ここでは、前記発明を主
記憶メモリとしてのDRAMに適用した例について説明
したが、前記表示系のVRAMがマルチポートVRAM
であった場合、前記VRAMのランダムアクセス部に適
用することも可能である。
【0054】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0055】(1).完全空乏化トランジスタと部分空乏化
トランジスタを同一のSOI基板上に形成することがで
きるので、内部で降圧した電圧しか印加されない回路に
は完全空乏化トランジスタを用いて高速化と低電力を両
立させ、外部インターフェースのような高耐圧が必要に
なる回路には部分空乏化トランジスタを用いて耐圧を確
保することが可能となり、SOI基板を用いる利点を最
大限に活かし、かつ総合的な回路性能の向上を図ること
が可能となる。
【0056】(2).部分空乏化トランジスタと完全空乏化
トランジスタとを同一のSOI基板上に作り分ける際
に、イオン打ち込みの条件を変えて不純物濃度が異なる
ようにすることで、製造工程の増加を最低限に抑えて簡
単な製造プロセスによる半導体集積回路装置の形成が可
能となる。
【0057】(3).部分空乏化トランジスタと完全空乏化
トランジスタとを同一のSOI基板上に作り分ける際
に、LOCOS形成プロセスと同様のプロセス(リセス
アレー)を用いて膜厚が異なるようにすることで、設計
制御を容易にして容易な設計による半導体集積回路装置
の形成が可能となる。
【0058】(4).部分空乏化トランジスタと完全空乏化
トランジスタとを同一のSOI基板上に作り分ける際
に、SOI基板の埋め込み酸化膜中に局所的に不純物を
導入し、そこから埋め込み酸化膜上の単結晶シリコン薄
膜中に熱拡散により不純物を導入するプロセスを用いて
不純物濃度が異なるようにすることで、半導体集積回路
装置の形成における製造プロセスの簡単化、設計の容易
化が可能となる。
【0059】(5).前記(1) 〜(4) により、SOI基板の
利点を活かした部分空乏化および完全空乏化トランジス
タの形成、さらに製造プロセスおよび設計の面における
効果を最大限に取り入れた半導体集積回路装置、特にD
RAMまたはSRAMなどの半導体記憶装置に良好な製
造方法を得ることができ、さらにこれを用いた低電力・
高速化などによる機能性の向上が可能なコンピュータシ
ステムなどの各種システムを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体集積回路装
置を示す概略機能ブロック図である。
【図2】実施の形態1におけるデータ出力回路の一例を
示す回路図である。
【図3】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程を示す断面図である。
【図4】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程(図3に続く)を示す断面図である。
【図5】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程(図4に続く)を示す断面図である。
【図6】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程(図5に続く)を示す断面図である。
【図7】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程(図6に続く)を示す断面図である。
【図8】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程(図7に続く)を示す断面図である。
【図9】実施の形態1におけるMOSトランジスタの製
造工程(図8に続く)を示す断面図である。
【図10】実施の形態1におけるMOSトランジスタの
製造工程(図9に続く)を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置におけるMOSトランジスタの製造工程を示す断面
図である。
【図12】実施の形態2である半導体集積回路装置にお
けるMOSトランジスタの製造工程(図11に続く)を
示す断面図である。
【図13】実施の形態2である半導体集積回路装置にお
けるMOSトランジスタの製造工程(図12に続く)を
示す断面図である。
【図14】実施の形態2である半導体集積回路装置にお
けるMOSトランジスタの製造工程(図13に続く)を
示す断面図である。
【図15】本発明である半導体集積回路装置を用いたコ
ンピュータシステムを示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 内部回路 2 入出力インターフェース 3 降圧回路 4 高耐圧部 5 出力部 6 外部出力部 7,7a シリコン単結晶 8,8a 埋め込み酸化膜 9,9a 単結晶シリコン薄膜 10,10a SOI基板 11,11a 酸化膜 12,12a シリコン窒化膜 13,13a 素子分離酸化膜 14 酸化膜 15 レジストマスク 16 高濃度不純物層 17 多結晶シリコン膜 18 シリコン酸化膜 19,19a,20,20a ゲート電極 21,21a ソース・ドレイン 22 酸化膜 23,23a 側壁酸化膜 24,24a ソース・ドレイン 25,25a 層間絶縁膜 26,26a 金属 27,27a 配線 28,28a 完全空乏化トランジスタ 29,29a 部分空乏化トランジスタ 30 シリコン酸化膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/10 681F 29/78 618D (72)発明者 出井 陽治 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SOI基板上に所定の集積回路が作製さ
    れる半導体集積回路装置であって、前記集積回路のう
    ち、高耐圧が必要な回路は部分空乏化トランジスタを用
    いて構成し、かつ低電力・高速化が必要な回路は完全空
    乏化トランジスタを用いて構成することを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
    って、前記半導体集積回路装置を、DRAMまたはSR
    AMなどの半導体記憶装置とすることを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置を用いたコンピュータシステムであって、前記半導
    体集積回路装置または半導体記憶装置に加えて、少なく
    とも、中央処理装置およびその周辺回路などを有するこ
    とを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 SOI基板上に所定の集積回路を作製す
    る半導体集積回路装置の製造方法であって、前記集積回
    路を高耐圧が必要な回路と低電力・高速化が必要な回路
    とに区別し、同一の前記SOI基板上に、前記高耐圧が
    必要な回路を部分空乏化トランジスタを用いて作製し、
    かつ前記低電力・高速化が必要な回路を完全空乏化トラ
    ンジスタを用いて作製することを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、前記部分空乏化トランジスタまたは前
    記完全空乏化トランジスタを作製する際に、イオン打ち
    込みの条件を変えて打ち分け、前記部分空乏化トランジ
    スタを形成する部分のシリコンの不純物濃度と、前記完
    全空乏化トランジスタを形成する部分の不純物濃度とを
    異なるようにして、前記同一のSOI基板上に前記部分
    空乏化トランジスタと前記完全空乏化トランジスタとを
    作り分けることを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、前記部分空乏化トランジスタまたは前
    記完全空乏化トランジスタを作製する際に、LOCOS
    形成プロセスと同様のプロセスを用いて、前記部分空乏
    化トランジスタを形成する部分のシリコンの膜厚と、前
    記完全空乏化トランジスタを形成する部分のシリコンの
    膜厚とを異なるようにして、前記同一のSOI基板上に
    前記部分空乏化トランジスタと前記完全空乏化トランジ
    スタとを作り分けることを特徴とする半導体集積回路装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の半導体集積回路装置の製
    造方法であって、前記部分空乏化トランジスタまたは前
    記完全空乏化トランジスタを作製する際に、前記SOI
    基板の埋め込み酸化膜中に局所的に不純物を導入し、そ
    こから埋め込み酸化膜上の単結晶シリコン薄膜中に熱拡
    散により不純物を導入するプロセスを用いて、前記部分
    空乏化トランジスタを形成する部分のシリコンの不純物
    濃度と、前記完全空乏化トランジスタを形成する部分の
    シリコンの不純物濃度とを異なるようにして、前記同一
    のSOI基板上に前記部分空乏化トランジスタと前記完
    全空乏化トランジスタとを作り分けることを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
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