JPH09128088A - パーソナルコンピュータ - Google Patents

パーソナルコンピュータ

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JPH09128088A
JPH09128088A JP7279326A JP27932695A JPH09128088A JP H09128088 A JPH09128088 A JP H09128088A JP 7279326 A JP7279326 A JP 7279326A JP 27932695 A JP27932695 A JP 27932695A JP H09128088 A JPH09128088 A JP H09128088A
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JP
Japan
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power saving
saving mode
program
time
schedule
Prior art date
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Pending
Application number
JP7279326A
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English (en)
Inventor
Kazunori Iwabuchi
一則 岩渕
Ichiro Ote
一郎 大手
Masayuki Tomizawa
正之 富沢
Masami Sakon
政美 左近
Yuichi Kobayashi
祐一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常モード,省電力モードに関係なくユーザが
登録した任意のプログラムを任意の日時にスケジュール
実行を行う方式、およびPCシステムを提供する。 【解決手段】スケジュール管理実行手段,ドライバ手
段,プログラム実行リスト,アラームタイマー手段,タ
イマー手段とでとで構成した。ユーザ指示によるスケジ
ュール実行は,通常モード,省電力モードにかかわらず
実行でき,省電力と無人運転を両立可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下、PCと称する。)におけるプログラムの
スケジュール実行と省電力動作モードと通常電力消費モ
ードにおける運用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PCにおける省電力動作モードに
おいてプログラムの実行を行わせるには,アラームなど
の割込みを用いて,通常動作モードに戻す必要があっ
た。例えば、特開平3−147117に示されたアラー
ム割込みを用いてプログラムの実行させる方式などが、
これに関するものとしてあげることができる。またPC
の省電力動作に関するものとしては,特開平6−834
91や特開平7−5958などの文献があげられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の技術で
は、通常モードあるいは,省電力モード中に,CPUク
ロックが停止している状態のどちらからでも任意のプロ
グラムのスケジュール実行動作については考慮されてい
なかった。また,省電力動作中に通常状態に戻ってプロ
グラムのスケジュール実行後,プログラムが終了した時
の動作については考慮されていなかった。また,アラー
ム割込みが24時間タイマーであったとき,24時間以
上先のスケジュール実行については考慮されていなかっ
た。また,省電力モードから通常状態に復帰した際,ア
ラーム割込み以外のキーボード割込みやシリアルポート
着信割込みで復帰した場合の切り分けが判断できなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記の問題を解決し、通
常モード,省電力モードに関係なく,ユーザが指定した
任意のプログラムを安全にスケジュール実行できる方式
を具体化したPCを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は,上記の問題を解決
し,省電力動作モード中に復帰して,プログラムを実行
中に省電力モードに移行抑止を行う方式および,その方
式を具体化したPCを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は,上記の問題を解決
し,省電力動作モードからの復帰条件を切り分け,24
時間以上先のスケジュール実行を行う方式および,それ
を具体化したPCを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、PCの内部にスケジュール管理実行手段,ドライバ
手段,プログラム実行リスト,省電力移行タイマー手
段,アラームタイマー手段,タイマー手段,省電力設定
手段を設け,スケジュール管理実行手段内部のユーザイ
ンターフェイスによって,ユーザが任意のプログラムを
任意の日時に実行させる指示をプログラム実行リストに
登録し,ドライバ手段を通じて,タイマー手段による日
時の確認,アラームタイマー手段によって,起動時間の
登録を行い,通常モードおよび,省電力モード時におい
てプログラムのスケジュール実行を行わせるものであ
る。
【0008】上記目的を達成するために、有効なスケジ
ュールが登録されているとき,スケジュール管理実行手
段はドライバ手段を通じて,省電力移行タイマーを停止
させ,プログラム実行中,省電力モードに移行すること
なく安全にプログラムをスケジュール実行させるもので
ある。
【0009】上記他の目的を達成するために,プログラ
ムをスケジュール実行後,ドライバ手段を通じて,省電
力設定手段に対し,省電力モードへの移行指示を行うも
のである。
【0010】上記他の目的を達成するために、省電力モ
ードから通常モードに復帰の際,アラームタイマー手段
の設定値を読みだし,復帰割込み条件を判断するもので
ある。
【0011】プログラム実行リストにユーザが登録した
プログラムのスケジュール実行指示を読み出し,アラー
ムタイマー手段とタイマー手段にその設定値を設定する
ことによって,通常モードにおいて,あるいは省電力モ
ードから復帰させ,プログラムのスケジュール実行を行
う。
【0012】また,通常モードにおいて有効なスケジュ
ールが登録されているとき,省電力モードへの移行を抑
止することで,確実にスケジュール実行を行う。
【0013】また,省電力モードから復帰してプログラ
ムのスケジュール実行後,省電力モードに移行させるこ
とで,無人運用が可能となる。
【0014】また,省電力モードから復帰してプログラ
ムのスケジュール実行中,省電力モードへの移行を抑止
することで,そのプログラムが終了する前に省電力モー
ドへ移行する危険性を回避し,確実にスケジュール実行
を行わせる。
【0015】また,省電力モードからの復帰条件を判断
することで,スケジュール実行のために用いているアラ
ームタイマー割込み以外のキーボード割込みやシリアル
ポート着信割込み時には,省電力モードへの移行を行わ
せず,ユーザの意図にあわせることができる。
【0016】また,アラームタイマーが24時間タイマ
ーであっても,復帰した日付を確認し,異なれば省電力
モードに移行させることで,24時間以上離れたスケジ
ュール実行が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1によ
り説明する。
【0018】図1において、1はスケジュール管理実行
手段,2はユーザインターフェイス,3はプログラム実
行リスト,4はドライバー手段,5はOS/BIOS,
6は省電力設定手段,7はシリアルポート,8はキーボ
ード,9はタイマー手段,10はアラームタイマー手段
11は省電力移行タイマー手段,12はプログラム,1
3はPC本体,15キーボード割込み,14はシリアル
ポート着信割込みである。
【0019】PC本体13内部において,キーボード8
からはキーボード割込み15が,またシリアルポートか
らは,シリアルポート着信割込み14が,またアラーム
タイマー手段10,タイマー手段9,省電力タイマー手
段11の割込みがOS/BIOS5に送られる。スケジ
ュール管理実行手段は,ドライバー手段4を通じて,O
S/BIOS5に接続された各手段へアクセスを行う。
スケジュール管理実行手段1の詳しい動作については,
図12以降の流れ図を用いて説明を行う。
【0020】図2において,23はプロセッサ,24は
ROM,25はRAM,26はバス,27はハードディ
スクコントローラ,28はキーボードコントローラ,2
9はシリアルコントローラ,30はハードディスク,3
1はキーボード,16は表示コントローラである。
【0021】図2は図1において説明を行ったPC本体
13のハードウェア構成を示した図であり,プロセッサ
23はバス26を通じて,ROM24に置かれた Basic
Input output system (BIOS)プログラムの実行,及
び,ハードディスクコントローラ27を通じてハードデ
ィスク30上に置かれたオペレーティングシステム(O
S),プログラム,図1のスケジュール管理実行手段1
を具体化するプログラムをアクセスし,実行を行う。バ
ス26にはキーボードコントローラ28を通じてキーボ
ード31や,シリアルコントローラ29を通じてシリア
ルポート7,省電力設定手段6,表示コントローラ16
を通じて,表示手段21が接続されており,それぞれプ
ロセッサ23によって制御される。
【0022】図3は,図1,2で説明を行ったPC本体
13の外観図を示す一実施例であり,21は表示手段,
7はシリアルポート,22は電源スイッチ,8はキーボ
ード,17はマウスである。スケジュール管理実行手段
1が動作するPCは,このような一般的なものである。
【0023】図4は,省電力モードの説明図であり,3
2は電源オン,33は通常モード,34は省電力モー
ド,35は電源オフ,40は省電力動作設定,41は省
電力モード移行タイマータイムアウト,42は省電力モ
ード移行指示,43は電源スイッチオフである。
【0024】図1,2,3で説明を行ったPC本体13
では,電源スイッチ22がオンになるとまず電源オフ3
5から電源オン32のモードになり,続いて省電力動作
設定40がユーザによって設定されていると通常モード
33に移る。通常モード33からは,省電力モード移行
タイマータイムアウト41か省電力モード移行指示42
があれば省電力モード34に移る。また省電力モード3
4から通常モード33にはアラームタイマー割込み3
7,キーボード割込み38,シリアルポート着信割込み
39で戻ることが可能である。電源スイッチオフ43に
よって各モードから電源オフ35へ移ることができる。
図2のプロセッサ23は電源オン32あるいは通常モー
ド33でのみ動作可能である。
【0025】図5は図1のスケジュール管理実行手段1
のユーザインターフェイス2を示す実施例であり,44
はJOBスケジューラ画面,45は登録されたスケジュ
ール,46は設定ボタン,47は終了ボタン,48は起
動予約ボタンである。ユーザはJOBスケジューラ44
の画面を持ちいて,登録したプログラムの確認を行うこ
とができ,また終了ボタンを押せば,スケジュール管理
実行手段1を終了させることもできる。
【0026】また,図6は,各スケジュールの設定を行
う画面を示す一実施例であり,49はJOBスケジュー
ラ設定,50は実行日時,51はプログラムリスト,5
2は登録リスト53はOKボタンである。図5の設定ボ
タン46を図3のマウス17を用いて押すと図6の画面
が表示手段21に表示される。ユーザは実行日時50
に,スケジュール実行したいプログラムの起動日時を指
定する。またプログラムリスト51からプログラムを選
んで,登録リスト52に指定することで,スケジュール
実行したいプログラムを指定することが可能である。ユ
ーザは設定が終わったら,OKボタンをマウス17で押
せばよい。
【0027】図7は,JOBスケジューラ44が実行中
の状態を示す一実施例であり,54はJOBスケジュー
ラである。ユーザが図5の起動予約48ボタンを押すと
図7のような状態になり,アイコン化されたと呼ぶ。
【0028】図8はプログラム実行リスト3の一実施例
であり,起動日時やプログラム名などが記述されてい
る。
【0029】図9はアラームタイマー手段10が用いて
いるアラームタイマーレジスタ55であり,時分秒とい
ったアラームタイマー割込み37を発生させたい時刻
を,設定する。
【0030】図10はタイマー手段9が用いているタイ
マーレジスタであり,56が日付,57が時分秒を示
す。このタイマーレジスタの値は,時計の一種であり,
この時分秒57とアラームタイマーレジスタ55の値が
一致したときに,アラームタイマー手段10からアラー
ムタイマー割込み37が発生する。またこのタイマーレ
ジスタの値を読み出すことで現在の日付と時間を確認す
ることができる。
【0031】図11は省電力モード移行タイマー手段1
1が用いている省電力モード移行タイマー58であり,
このレジスタに設定された時刻が,ダウンカウントを行
い,00:00:00になると,PC本体13は省電力
モード34に移行する。
【0032】図12は,スケジュール管理実行手段1の
ユーザインターフェイス2の内部動作を説明する流れ図
であり,1201からの番号を用いて説明を行う。
【0033】JOBスケジューラ44が起動されると1
201から1202に移り,まずプログラム実行リスト
3の記述を確認する。そして1204に移り,図5に示
したようなスケジュールの表示を行う。続いて1205
に移り起動予約ボタン48が押されると1206に移
り,アイコン化され,画面の表示は図7のように変更さ
れる。この後,図13に移る。また終了ボタン47が押
されるとJOBスケジューラ44は終了される。終了す
るとスケジュール実行はできなくなる。また設定ボタン
46が押されると1210に移り,プログラム実行リス
ト3の確認を行い,画面の表示は図6に変わる。121
1に移りユーザからスケジュールの設定が行われ,OK
ボタン53が押されると図5の画面に戻る。内部的には
1212に移り,プログラム実行リスト3の更新が行わ
れ,1202に戻る。
【0034】以上のような動きで,ユーザはプログラム
のスケジュール実行の設定や確認を行うことが可能であ
る。
【0035】図13はJOBスケジューラ44が起動予
約ボタン48が押され,アイコン化されたときの内部動
作を説明する流れ図である。1301から1302に移
り,まずプログラム実行リスト3の確認を行う。続いて
1303に移り,有効なスケジュールがあった場合は1
305へまた,なかった場合には1304に移る,13
05では,省電力移行タイマー手段11に停止指示を出
し,カウントを止めさせる。また1304では,省電力
移行タイマー手段11に再スタート指示を出す。130
5から1306へ移り,タイマー手段9の確認を行い,
1307に移る。1302で確認を行ったスケジュール
実行リスト3の開始日時との比較を行い設定された日時
であったとき1308に移り,異なれば1309に移
る。1308ではプログラム実行リスト3の確認を行
い,1312に移り該当プログラムを起動する。130
9へ移った場合,ユーザがマウス17を用いて,アイコ
ン化されたJOBスケジューラをダブルクリック(マウ
スで,マウスのスイッチを2回短く押す)された場合に
は,1310へ移り,図12の1203へ移る。ダブル
クリックがなければ,1311へ移り1分間待って,1
302へ戻る。
【0036】その結果,ユーザによって有効なスケジュ
ール実行指示がされていた場合,省電力移行タイマーを
とめることで,起動時間になる前に,省電力モードへ移
行することを抑止する。その結果,省電力モードに誤っ
て移ってプロセッサがとまるようなことはなく,スケジ
ュール実行が確実に行われる。また,有効なスケジュー
ルがなければ,省電力移行タイマーを再スタートさせ,
省電力モードにおける低消費電力の恩恵を受け,エネル
ギー資源の節約となる。またバッテリーを用いているP
Cでは,バッテリーの消費を押さえることが可能とな
る。
【0037】図14,図15は本発明の他の実施例で
る。まず図14において,省電力モードから通常モード
に復帰した際の動きについて説明を行う。まず復帰のた
めの割込み要因として,アラームタイマー割込み,キー
ボード割込み,シリアルポート着信割込みが図4で説明
したように存在する。1401でまず,アラームタイマ
ー手段10を通じ,アラームタイマーレジスタ55の値
を読み出す。続いて1402に移り,その値が24時間
以内であれば,1403へ,そうでなければ1404に
移る。1403の場合,アラームタイマー割込みと判断
する。ここで現在の時刻との比較する実施例も考えられ
るが,復帰のハードウェア的なディレイを考慮する必要
がある。また1404に移った場合,キーボードあるは
シリアルポート着信割込みであると判断する。1403
から1405に移り,アラームタイマー手段10を通
じ,25:00:00を設定する。ここでは25時とし
たが,24時間以内の値でなければよい。続いて140
6に移り,図15の1502へ移る。
【0038】その結果,通常モードへの復帰条件の切り
分けが可能となる。
【0039】図15において,まず図13と同じ部分に
ついては,流れ図においても同じ番号を用いている。こ
こでは,追加変更された部分を主に説明を行う。
【0040】図14の1406から移ってきた場合,1
302に移り,プログラム実行リスト3の確認を行う。
1303に移り,有効なスケジュールがあった場合13
05へ,ない場合1304へ移る。1304では,省電
力移行タイマーを再スタートさせたあと,1510でア
ラームタイマー割込みと以前判断した場合には,図1の
省電力設定手段6を通じ省電力モード移行指示42を出
し,省電力モードへ移行する。アラームタイマー割込み
でなければ1309へ移る。1303から1305へ移
った場合,省電力移行タイマーを止めて,1508に移
り,アラームタイマー設定手段を通じ,現在よりも先の
一番近い時刻のスケジュールの起動時間を設定する。1
306へ移りタイマー手段を確認し現在日時を読み取
る。1307でスケジュール設定日時であれば,130
8に移り,そうでなければ1515へ移る。1515で
はアラームタイマー割込みだと以前判断した場合には1
516へ移り,省電力モードへ移行する。1309以降
は図13と同じなので省略する。1308に移り,プロ
グラム実行リスト3を確認後,1312へ移り,該当プ
ログラムを起動させる。1519で,起動したプログラ
ムの終了を確認し,終了していれば,1520続いて1
505へ移り,1304で省電力移行タイマーを再スタ
ートさせ,1510でアラームタイマー割込みであった
場合,省電力モードへ移行する。
【0041】この結果,省電力モードから通常状態に復
帰した際,アラームによるもので,かつ有効なスケジュ
ールが設定されてなければ,あるいは当日のスケジュー
ルでなければ直ちに省電力モードに移行することができ
る。この結果アラームタイマーが24時間タイマーであ
っても,24時間以上さきのスケジュール実行動作が可
能である。
【0042】また,プログラムをスケジュール実行後,
省電力モードに移行することができ,エネルギー消費無
駄がなく,また,スケジュール実行中は省電力移行タイ
マーが止まっているので,プログラム実行途中で省電力
モード移行することがないといった動作が可能である。
【0043】また,ユーザがキーボードを触ったときに
発生するキーボード割込みや,シリアルポートからの着
信割込みでの通常モード復帰の場合,JOBスケジュー
ラ44あるいは,スケジュール管理実行手段1によっ
て,誤って省電力モードに移行することが無いといった
効果が存在する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常モード,省電力モードに関係なく,プログラムのス
ケジュール実行が可能といった効果がある。
【0045】また,通常モードにおいて有効なスケジュ
ールが登録されているとき,省電力モードへの移行を抑
止することで,確実なスケジュール実行が可能といった
効果がある。
【0046】また,省電力モードから復帰してプログラ
ムのスケジュール実行後,省電力モードに移行させるこ
とで,無人運用が可能となるといった効果も存在する。
【0047】また,省電力モードから復帰してプログラ
ムのスケジュール実行中,省電力モードへの移行を抑止
することで,そのプログラムが終了する前に省電力モー
ドへ移行する危険性を回避し,確実にスケジュール実行
を行うこともできる。
【0048】また,省電力モードからの復帰条件を判断
することで,スケジュール実行のために用いているアラ
ームタイマー割込み以外のキーボード割込みやシリアル
ポート着信割込み時には,省電力モードへの移行を行わ
せず,ユーザの意図にあわせて,スケジュール機能と通
常のPCの操作が可能となるといった効果があげられ
る。
【0049】また,アラームタイマーが24時間タイマ
ーであっても,復帰した日付を確認し,異なれば省電力
モードに移行させることで,24時間以上離れたスケジ
ュール実行が可能となるといった効果も存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるスケジュール管理実行手
段を備えたパーソナルコンピュータの機能ブロック図で
ある。
【図2】図1に示すパーソナルコンピュータ(PC)の
内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示すPCの外観図である。
【図4】省電力モードの説明図である。
【図5】スケジュール管理実行手段のユーザインターフ
ェイスを示す一実施例である。
【図6】スケジュール登録時のユーザインターフェイス
を示す一実施例である。
【図7】スケジュール管理実行手段が動作中であること
を示している一実施例である。
【図8】プログラム実行リストの一実施例を示す図であ
る。
【図9】アラームタイマーレジスタを示す図である。
【図10】タイマーレジスタを示す図である。
【図11】省電力モード移行タイマーを示す図である。
【図12】通常モードにおけるスケジュール登録時の流
れ図である。
【図13】スケジュール実行時の動きを説明する流れ図
である。
【図14】復帰状態の切り分け時の動きを説明する流れ
図である。
【図15】省電力モードから通常モードに移行した際の
スケジュール実行時の動きを説明する流れ図である。
【符号の説明】
1…スケジュール管理実行手段 2…ユーザインターフェイス 3…プログラム実行リスト 4…ドライバ手段 6…省電力設定手段 9…タイマー手段 10…アラームタイマー手段 11…省電力移行タイマー手段
フロントページの続き (72)発明者 左近 政美 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 小林 祐一 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力消費が少ない省電力モードと電力消費
    が普通の通常モードを持ち,スケジューラ機能を備えた
    パーソナルコンピュータにおいて,通常モードで動作中
    のとき,スケジューラのユーザインターフェイスを用い
    てあらかじめアプリケーション実行リストにユーザが起
    動日時と任意のプログラム名の登録をした場合,スケジ
    ューラは省電力モード移行タイマーに停止指示を出すこ
    とによって移行抑止を行い,またアプリケーション実行
    リストに設定された時刻をタイマー手段に設定し,その
    時刻になると,アプリケーション実行リストに登録され
    たプログラムを実行するパーソナルコンピュータ。
  2. 【請求項2】請求項1のパーソナルコンピュータにおい
    て,ユーザによってスケジューラのユーザインターフェ
    イスを用いてあらかじめ,アプリケーション実行リスト
    に起動日時とプログラム名の登録をした場合,スケジュ
    ーラはその時刻をアラームタイマー手段に設定し,アラ
    ームタイマー割り込みが発生した際,省電力モードに移
    行していた場合,通常モードに復帰し,アプリケーショ
    ン実行リストのその時間に実行するよう登録されたプロ
    グラムを実行し,その後スケジューラは実行したプログ
    ラムの終了を検出し,終了を確認すると省電力制御手段
    を用いて省電力モードに戻るパーソナルコンピュータ。
  3. 【請求項3】請求項2において省電力モードで動作中
    に,あらかじめアラームタイマー手段に設定された時刻
    になり通常モードに復帰した際,アプリケーション実行
    リストにその日時に実行するよう登録されたプログラム
    が存在しない場合,スケジューラは省電力制御手段を用
    いて,省電力モードへの移行指示を出し,直ちに省電力
    モードに戻るパーソナルコンピュータ。
  4. 【請求項4】請求項3において,省電力モード動作中
    に,アラームタイマー手段によってアラーム割り込みが
    発生し通常モードに復帰した際,その時間にアプリケー
    ション実行リストに登録されたプログラムが存在する場
    合,スケジューラは省電力モードに移行しないよう,省
    電力モード移行タイマーの停止指示を出すことを特徴と
    するパーソナルコンピュータ。
  5. 【請求項5】請求項3において,キーボード割り込み
    や,シリアルポート着信による割り込みが発生し通常モ
    ードに復帰した際,アラームタイマーに設定された値を
    読みだし,24時間以内の値と異なるとき,スケジュー
    ラはアラーム割り込み以外で復帰したと判断し,省電力
    モードへ移行しないことを特徴とするパーソナルコンピ
    ュータ。
JP7279326A 1995-10-26 1995-10-26 パーソナルコンピュータ Pending JPH09128088A (ja)

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