JP2010045972A - 電気機器及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用状況に合わせて消費電力を低減することができる電気機器及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】制御部1は、操作部2又はリモコン受光部3から電源オンの操作を受け付けた時刻の前後30分の時間帯をクイックスタートモードに設定する。モード「1」(クイックスタートモード)は、DVD9に対する電力供給を停止し、CPU8、HDD10、ファン11、チューナ12に対して電力を供給しておき、消費電力を抑制しつつ、起動時間の短縮を最大限にする。モード「2」(クイックスタートモード)は、DVD9、HDD10に対する電力供給を停止し、CPU8、ファン11、チューナ12に対して電力を供給しておき、消費電力をさらに抑制する。モード「0」(非クイックスタートモード)は、CPU8、DVD9、HDD10、ファン11、チューナ12に対する電力供給を停止し、DVDレコーダ100全体の電力消費を最小限にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、消費電力が抑制された省電力モード及び起動時間を短縮するためのクイックスタートモードを有する電気機器に関し、特にクイックスタートモードにおける消費電力を低減する電気機器に関する。
ビデオレコーダに代表されるAV機器は、テレビ番組の録画、録画した番組の再生、又はダビングなどを行うため様々な機能部品が搭載されているものの、これらの機能部品は常時使用されるものではない。このようなAV機器は、他の電気機器と同様に、機器で消費される電力を低減するために、機器内部の使用されていない機能部品への電力供給を停止して、機器全体の消費電力を抑制する省電力モードを実現する省電力回路を備えているものがある。
一方、見たい番組を再生又は録画する場合、その番組を逃さずタイミングよく再生又は録画するためには、電源オンの操作から所要の機能部品が起動完了するまでの時間をできるだけ短くする必要がある。このため、省電力モードに加えて、これらの機能部品に予め電力を供給しておき、起動時間を短縮するクイックスタートモードを備える電気機器もある。例えば、このようなクイックスタートモード(通常動作状態)と省電力モード(スタンバイ動作状態)とを切り替えることができる電気機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−186657号公報
しかしながら、特許文献1の電気機器にあっては、クイックスタートモードと省電力モードとを切り替えることができるものの、省電力モードに切り替えられた場合、電気機器内部の機能部品の起動完了には時間を要する。このため、例えば、様々な時間帯で見たい番組を再生又は録画する場合、その番組を逃さずタイミングよく再生又は録画するためには、常にクイックスタートモードに切り替えておく必要があり、電気機器の消費電力を低減することができない虞があり、確実に消費電力を低減することが望まれていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、操作指示が受け付けられた受付曜日及び受付時刻を記憶しておき、給電の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付曜日及び受付時刻になる都度、受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態にすることにより、消費電力を低減しつつ、利用者の使用状況に合わせて起動時間を短縮することができる電気機器及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電気機器は、個別に給電可能な1又は複数の機能部と、所定の機能部への給電が停止された省電力状態及び所定の機能部へ給電された作動可能状態間の移行を制御する制御手段とを備える電気機器において、操作指示が受け付けられた受付時刻を特定する手段と、該手段で特定された受付時刻を記憶する手段とを備え、前記制御手段は、給電の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態にするように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、個別に給電可能な1又は複数の機能部と、所定の機能部への給電が停止された省電力状態及び所定の機能部へ給電された作動可能状態間の移行を制御する制御手段とを備える電気機器において、操作指示が受け付けられた受付時刻を特定する手段と、該手段で特定された受付時刻を記憶する手段とを備え、前記制御手段は、給電停止の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前所定の時間帯を作動可能状態にするように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、操作指示の受付曜日を特定する手段と、該手段で特定された受付曜日を記憶する手段とを備え、前記制御手段は、記憶された受付曜日及び受付時刻になる都度、該受付曜日及び受付時刻に基づいて、作動可能状態又は省電力状態への移行を制御するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、所定の期間、所定の時間帯毎に操作指示の受付頻度を計数する手段と、該手段で計数された受付頻度に応じて、前記時間帯で給電される機能部数の増減を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、操作指示の受付時刻から所定の期間経過した場合、計数された受付頻度から前記操作指示に基づく受付数を減算する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、個別に給電可能な所定の機能部への給電が停止された省電力状態及び所定の機能部へ給電された作動可能状態間の移行を制御させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、操作指示が受け付けられた受付時刻を特定する手段と、給電の操作指示を受け付けた場合、前記手段で特定された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態にする手段として機能させることを特徴とする。
本発明にあっては、操作指示(例えば、給電、すなわち電源オンの操作、給電停止、すなわち電源オフの操作など)を受け付けた場合、操作指示が受け付けられた受付時刻を記憶する。制御手段は、受付手段で給電(電源オン)の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態に移行させる。例えば、電源オンの操作指示を受け付けた時点の前後30分の時間帯を作動可能状態に移行させる。これにより、消費電力を低減しつつ、利用者の使用状況に合わせて起動時間を短縮することができる。
本発明にあっては、操作指示(例えば、給電、すなわち電源オンの操作、給電停止、すなわち電源オフの操作など)を受け付けた場合、操作指示が受け付けられた受付時刻を記憶する。制御手段は、受付手段で給電停止(電源オフ)の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前所定の時間帯を作動可能状態に移行させる。例えば、電源オフの操作指示を受け付けた時点の前1時間の時間帯を作動可能状態に移行させる。これにより、消費電力を低減しつつ、利用者の使用状況に合わせて起動時間を短縮することができる。
本発明にあっては、操作指示を受け付けた場合、操作指示を受け付けた受付曜日及び受付時刻を記憶する。制御手段は、記憶された受付曜日及び受付時刻になる都度、該受付曜日及び受付時刻に基づいて、作動可能状態と省電力状態との間の移行を制御する。これにより、操作指示に基づく使用状況に応じて、作動可能状態又は省電力状態へ移行させる。
本発明にあっては、所定の期間(例えば、1カ月)、所定の時間帯毎に操作指示の受付頻度を計数する。計数された受付頻度に応じて、前記時間帯で給電される機能部数の増減を制御する。例えば、ある時間帯での受付頻度が所定の閾値より大きい場合、前記時間帯において給電される機能部の数を多くする。これにより、利用者が操作を行った場合に、前記機能部を直ちに使用可能にする。一方、ある時間帯での受付頻度が所定の閾値より小さい場合、前記時間帯において給電される機能部の数を少なくする。これにより、電力消費を低減する。
本発明にあっては、操作指示の受付時刻から所定の期間(例えば、1カ月)経過した場合、計数された受付頻度から前記操作指示に基づく受付数を減算する。すなわち、現時点からさかのぼって1カ月以上経過した操作指示は、受付頻度から除外する。これにより、利用者の使用状況が変化した場合でも、利用者の使用状況に合わせて、消費電力を低減する。
本発明によれば、操作指示を受け付けた受付時刻を記憶しておき、給電の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態にすることにより、曜日により利用者の使用状況が異なる場合でも(例えば、月曜日から金曜日と、土曜日又は日曜日とで使用時間帯が異なるような場合)、使用状況に合わせてきめ細かく消費電力を低減することができるとともに、使用したい時に直ちに起動させて利用者の使用状況に合わせて起動時間を短縮することができる。また、給電停止の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、受付時刻の前所定の時間帯を作動可能状態にすることにより、使用状況に合わせてきめ細かく消費電力を低減することができるとともに、使用したい時に直ちに起動させて利用者の使用状況に合わせて起動時間を短縮することができる。
本発明に係るDVDレコーダの要部構成を示すブロック図である。 クイックスタートモードの例を示す説明図である。 クイックスタートモードの設定例を示す説明図である。 操作指示の受付頻度を示す説明図である。 モードテーブルの構成を示す説明図である。 モード設定の処理手順を示すフローチャートである。 モードテーブル更新の処理手順を示すフローチャートである。 電力供給の処理手順を示すフローチャートである。 クイックスタートモードの他の設定例を示す説明図である。
以下、本発明に係る電気機器の一例としてのDVDレコーダ100を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るDVDレコーダ100の要部構成を示すブロック図である。図において、1はマイクロプロセッサにより構成される制御部である。制御部1は、記憶部6に記憶されたコンピュータプログラムをRAM5にロードして実行することにより、DVDレコーダ100全体の消費電力を制御する処理を行う。
DVDレコーダ100は、主要な機能部品である、CPU8、DVD9、HDD10、ファン11、チューナ12などを備えている。CPU8は、番組の録画、番組の再生、録画した番組のダビング、番組予約などDVDレコーダ100の種々の機能を制御する。DVD9は、受信した番組をDVDディスクに録画するとともに、一旦HDD10に録画した番組をDVDディスクにダビングするためのものである。
HDD10は、受信した番組又は予め録画予約された番組などを録画する。ファン11は、DVDレコーダ100の筐体内部で発生した熱を外部に排出して、内部の温度上昇を抑制する。チューナ12は、例えば、アナログ放送又はデジタル放送などの受信回路を備え、受信した信号に基づいて、番組を液晶モニタ(不図示)などに再生するとともに、エンコーダ(不図示)などにより受信した信号を所定の信号に変換して、HDD10又はDVD9へ記録することにより、所望の番組を録画する。
CPU8、DVD9、HDD10、ファン11、チューナ12は、電源部7から供給される電力(例えば、所定の直流電圧)により作動する。電源部7は、制御部1から入力される制御信号に基づいて、CPU8、DVD9、HDD10、ファン11、チューナ12に対して、夫々別個独立に電力を供給する。例えば、電源部7は、制御部1から入力された制御信号に基づいて、DVD9、HDD10に対して電力供給を停止し、CPU8、ファン11、チューナ12に対して電力を供給することができる。CPU8、HDD10、ファン11、チューナ12夫々を、電源部7から予め電力が供給されている状態にしておくことにより、各機能部品を使用可能状態にしておくことができ、最初から電源投入して立ち上げた場合に比べて、起動に要する時間を短縮することができる。
操作部2は、電源入り操作のための電源オンボタン、電源切り操作のための電源オフボタン、録画する番組の設定ボタン、番組を録画する録画ボタン、録画した番組を高速ダビングするダビングボタン、録画した番組を再生する再生ボタン、再生を停止する再生停止ボタン、録画を停止する録画停止ボタンなどの各操作ボタン(又は操作キー、操作スイッチなど)を備え、各操作ボタンが操作された場合に、操作を示す信号を制御部1へ出力する。
リモコン受光部3は、赤外線受光素子、復調回路などを備え、操作部2と同様の各種操作ボタンを備えたリモコン(不図示)から送信された信号を受信し、受信した信号を復調し、復調後の信号を制御部1へ出力する。
タイマ4は、カレンダ機能及び時計機能を備え、現時点の年月日、曜日、時分秒を計時して、計時結果を制御部1へ出力する。
制御部1は、DVDレコーダ100全体の消費電力を複数の状態(モード)に区分して、電力消費量の低減と起動時間の短縮とを制御する。例えば、クイックスタートモードと非クイックスタートモード(省電力モード)とをモード「0」、「1」、「2」により区分して起動時間の短縮及び消費電力の低減を制御することができる。
図2はクイックスタートモードの例を示す説明図である。モード「1」(クイックスタートモード)は、DVD9に対する電力供給を停止し、CPU8、HDD10、ファン11、チューナ12に対して電力を供給しておき、直ちに使用できる状態にしておくことにより、消費電力を抑制しつつ、起動時間の短縮を最大限にする。
モード「0」(非クイックスタートモード、すなわち省電力モード)は、CPU8、DVD9、HDD10、ファン11、チューナ12に対する電力供給を停止し、DVDレコーダ100全体の電力消費を最小限にする。なお、この場合、CPU8は、例えば、動作速度を減速させる省電力モードにしておき、電力を供給させてもよい。また、ファン11の回転速度を減速させてもよい。
モード「2」(クイックスタートモード)は、DVD9、HDD10に対する電力供給を停止し、CPU8、ファン11、チューナ12に対して電力を供給しておき、直ちに使用する状態にすることにより、消費電力を抑制しつつ、起動時間の短縮を図り、両者のバランスをよくする。この場合、ファン11の回転速度を減速させてもよい。
制御部1は、予め1日24時間すべての時間帯を省電力モード(非クイックスタートモード)に初期設定しておく。制御部1は、操作部2又はリモコン受光部3から電源オンの操作を受け付けた場合、タイマ4から、電源オンの操作を受け付けた時点の時刻を取得する。制御部1は、取得した時刻の前後30分の時間帯をクイックスタートモードに設定する。
図3はクイックスタートモードの設定例を示す説明図である。図において、横軸は1日の時間帯を0〜24時で示している。図3(a)に示すように、初期状態においては、1日24時間すべての時間帯は、非クイックスタートモード、すなわち省電力モードに設定してある。
利用者により、例えば、18時に電源オンの操作がなされた場合、制御部1は、17時30分から18時30分までの時間帯をクイックスタートモードに設定する(図3(b))。これにより、DVDレコーダ100は、毎日17時30分になった時点でクイックスタートモードに移行し、18時30分になった時点で省電力モードに移行する。
また、利用者により、例えば、19時30分に電源オンの操作がなされた場合、制御部1は、19時から20時までの時間帯をクイックスタートモードに設定する(図3(c))。これにより、DVDレコーダ100は、毎日17時30分になった時点でクイックスタートモードに移行し、18時30分になった時点で省電力モードに移行し、19時になった時点で再度クイックスタートモードに移行し、20時になった時点で再度省電力モードに移行する。
また、利用者により、例えば、20時30分に電源オンの操作がなされた場合、制御部1は、20時から21時までの時間帯をクイックスタートモードに設定する(図3(d))。これにより、DVDレコーダ100は、毎日17時30分になった時点でクイックスタートモードに移行し、18時30分になった時点で省電力モードに移行し、19時になった時点で再度クイックスタートモードに移行し、21時になった時点で再度省電力モードに移行する。以下、同様にしてクイックスタートモードの設定が行われ、利用者が使用する時間帯に合わせてクイックスタートモードを設定するとともに、利用者が使用しない時間帯は省電力モードに設定して消費電力を低減する。
また、制御部1は、1日の時間帯だけでなく、例えば、1カ月の間、曜日毎の24時間を所定の時間帯(例えば、1時間間隔)に区切り、区切られた時間帯毎に、操作部2又はリモコン受光部3から受け付けた電源オンの操作指示の受付頻度を計数する。制御部1は、計数した受付頻度に応じて、クイックスタートモード(モード「1」、「2」)を選択設定する。制御部1は、曜日及び時間帯毎に各モードが設定されたモードテーブルを記憶部6に記憶する。
図4は操作指示の受付頻度を示す説明図である。図において、横軸は曜日毎に1日の時間帯を0〜24時で示している。縦軸は、24時間を24等分した時間帯毎に、過去1カ月の間に操作指示(例えば、電源オン操作)を何回受け付けたかを示す受付頻度を表している。例えば、日曜日の午前0時から1時の間では、過去1カ月の間に、7回の操作指示を受け付けていることを示し、日曜日の午前8時から9時の間では、過去1カ月の間に、2回の操作指示を受け付けていることを示し、日曜日の午前9時から10時の間では、過去1カ月の間に、3回の操作指示を受け付けていることを示す。
図5はモードテーブルの構成を示す説明図である。図に示すように、モードテーブルは、曜日、時間帯、操作指示の受付頻度、モード、及び操作指示の受付日時などの各欄で構成されている。制御部1は、曜日及び時間帯毎に操作指示の受付頻度の大小に応じて、クイックスタートモードのモードを選択設定する。例えば、選択設定するための閾値を「4」とした場合、図に示すように、受付頻度が「7」である時間帯については、制御部1はモード「1」を設定する。一方、受付頻度が「2」、「3」である時間帯については、制御部1はモード「2」を設定する。
また、制御部1は、モードテーブルに記録された操作指示の受付日時に基づいて、1カ月以上前に受け付けた操作指示を除外して受付頻度を更新する。これにより、過去1カ月間の最新の使用状況を反映してモード設定を行う。
次に本発明に係るDVDレコーダ100の消費電力制御の動作について説明する。図6はモード設定の処理手順を示すフローチャートである。制御部1は、クイックスタートモードの初期設定要求があるか否かを判定し(S11)、初期設定の要求がある場合(S11でYES)、モードテーブルを初期化すべく、すべての曜日、時間帯の受付頻度を「0」に設定し(S12)、すべての曜日、時間帯のモードを「0」(非クイックスタートモード、すなわち、省電力モード)に設定する(S13)。なお、この場合、受付日時も「0」に設定する。
制御部1は、電源オンの操作があるか否かを判定し(S14)、電源オン操作がない場合(S14でNO)、ステップS14の処理を続け、電源オン操作があるまで待機する。初期設定の要求がない場合(S11でNO)、制御部1は、ステップS14以降の処理を続ける。電源オンの操作がある場合(S14でYES)、制御部1は、現在の曜日、日時を取得し(S15)、取得した曜日、日時に対応するモードテーブルの曜日、時間帯の受付頻度に「1」を加算する(S16)。なお、この場合、制御部1は、電源オン操作を受け付けた受付日時も合わせてモードテーブルに記録する。
制御部1は、受付頻度が閾値より大きいか否かを判定し(S17)、受付頻度が閾値より大きい場合(S17でYES)、クイックスタートモードのモード「1」を設定する(S18)。受付頻度が閾値以下である場合(S17でNO)、制御部1は、クイックスタートモードのモード「2」を設定する(S19)。
制御部1は、設定したモードテーブルを記憶部6に記憶する(S20)。制御部1は、処理終了の要求があるか否かを判定し(S21)、処理終了の要求がない場合(S21でNO)、ステップS14以降の処理を続ける。処理終了の要求がある場合(S21でYES)、制御部1は処理を終了する。
図7はモードテーブル更新の処理手順を示すフローチャートである。制御部1は、モードテーブルの曜日、時間帯を日曜日の午前0時から検索する(S31)。制御部1は、検索した時間帯に受付日時の記録があるか否かを判定し(S32)、受付日時の記録がない場合(S32でNO)、ステップS31の処理を続け、以降の時間帯、曜日に対して同様の処理を行う。
受付日時の記録がある場合(S32でYES)、制御部1は、現在日時と受付日時とを比較する(S33)。なお、ある時間帯に受付日時の記録が複数ある場合(すなわち、受付頻度が2以上である場合)、夫々の受付日時に対して現在日時と比較する。
制御部1は、受付日時が現在日時より1カ月以上前であるか否かを判定し(S34)、1カ月以上前である場合(S34でYES)、受付頻度から1カ月以上前である受付日時の数だけ減算して、受付頻度を更新する(S35)。
制御部1は、処理終了の要求があるか否かを判定し(S36)、処理終了の要求がない場合(S36でNO)、ステップS31以降の処理を続ける。処理終了の要求がある場合(S36でYES)、制御部1は処理を終了する。一方、受付日時が現在日時より1カ月以上前でない場合(S34でNO)、制御部1は、ステップS36以降の処理を続ける。
図8は電力供給の処理手順を示すフローチャートである。制御部1は、現在の曜日、日時を取得し(S41)、モードテーブルにアクセスして、取得した曜日、日時に対応する時間帯のクイックスタートモードを判定する(S42)。
モードが「0」である場合(S42で「0」)、制御部1は、DVD、HDD、CPU、ファン、及びチューナ用の電源をオフにする(S43)。
モードが「1」である場合(S42で「1」)、制御部1は、DVD用の電源をオフにし、HDD、CPU、ファン、及びチューナ用の電源をオンにする(S44)。
モードが「2」である場合(S42で「2」)、制御部1は、DVD、HDD用の電源をオフにし、CPU、ファン、及びチューナ用の電源をオンにする(S45)。
制御部1は、処理終了の要求があるか否かを判定し(S46)、処理終了の要求がない場合(S46でNO)、ステップS41以降の処理を続ける。処理終了の要求がある場合(S46でYES)、制御部1は処理を終了する。
以上説明したように、利用者の使用頻度が高い曜日、時間帯の場合、クイックスタートモードのモードを「1」に設定し、HDD用の電源を予めオンにしておくことにより、例えば、録画ボタンを操作することにより、番組のHDDへの録画を瞬時に行うことができ、番組のシーンを逃すことなく録画することができる。
また、利用者の使用頻度がそれほど高くない曜日、時間帯の場合、クイックスタートモードのモードを「2」に設定し、DVD、HDD用の電源を予めオフにしておくとともに、CPU、チューナ、ファンなどの電源をオンにしておくことにより、DVDレコーダ全体の起動時間を短縮しつつ、消費電力を抑えることができる。
また、利用者の使用頻度がない曜日、時間帯の場合、モードを「0」(非クイックスタートモード、省電力モード)に設定し、DVD、HDD、CPU、チューナ、ファンなどの電源をオフにしておくことにより、DVDレコーダ全体の消費電力を抑えることができる。
上述の実施の形態においては、電源オンの操作指示に基づいて、所定の時間帯のモード設定を行う構成であったが、これに限定されるものではなく、電源オフの操作指示に基づいて、所定の時間帯のモード設定を行うこともでき、また、他の操作指示を用いてもよい。
図9はクイックスタートモードの他の設定例を示す説明図である。図において、横軸は1日の時間帯を0〜24時で示している。図9(a)に示すように、初期状態においては、1日24時間すべての時間帯は、非クイックスタートモード、すなわち省電力モードに設定してある。
利用者により、例えば、21時に電源オフの操作がなされた場合、制御部1は、電源オフの操作を受け付けた時刻から1時間前までの時間帯、すなわち、20時から21時までの時間帯をクイックスタートモードに設定する(図9(b))。これにより、DVDレコーダ100は、毎日20時になった時点でクイックスタートモードに移行し、21時になった時点で省電力モードに移行する。
また、利用者により、例えば、22時30分に電源オフの操作がなされた場合、制御部1は、21時30分から22時30分までの時間帯をクイックスタートモードに設定する(図9(c))。これにより、DVDレコーダ100は、毎日20時になった時点でクイックスタートモードに移行し、21時になった時点で省電力モードに移行し、21時30分になった時点で再度クイックスタートモードに移行し、22時30分になった時点で再度省電力モードに移行する。
また、利用者により、例えば、23時30分に電源オフの操作がなされた場合、制御部1は、22時30分から23時30分までの時間帯をクイックスタートモードに設定する(図9(d))。これにより、DVDレコーダ100は、毎日20時になった時点でクイックスタートモードに移行し、21時になった時点で省電力モードに移行し、21時30分になった時点で再度クイックスタートモードに移行し、23時30分になった時点で再度省電力モードに移行する。以下、同様にしてクイックスタートモードの設定が行われ、利用者が使用する時間帯に合わせてクイックスタートモードを設定するとともに、利用者が使用しない時間帯は省電力モードに設定して消費電力を低減する。
上述の実施の形態では、DVDレコーダを例として説明したが、DVDレコーダに限定されるものではなく、録画機能を内蔵したテレビ、チューナを内蔵したパーソナルコンピュータ、携帯電話機、音楽再生装置、ノート型パーソナルコンピュータなど、いずれの電気機器にも本発明を適用することが可能である。
上述の実施の形態では、個別に電力供給可能な機能部品として、DVD、HDD、CPU、ファン、チューナなどを用いて説明したが、機能部品は、これらに限定されるものではなく、本発明が適用される電気機器に応じて、個別に電力供給可能な機能部品であって、クイックスタートモード及び省電力モードを備えることにより、起動時間及び消費電力という観点で利用者の利便性が向上するものであれば、いずれの構成であってもよい。
上述の実施の形態では、モード設定の時間帯として、1時間を単位として設定する構成であったが、これに限定されるものではなく、30分単位など他の時間帯であってもよい。
上述の実施の形態では、1カ月以上経過した操作指示は、除外して受付頻度を更新する構成であったが、これに限定されるものではなく、2カ月、半月、1週間など他の期間を用いてもよい。
上述の実施の形態では、電源オンの操作を受け付けた受付時刻の前後30分をクイックスタートモードに設定する構成であったが、これに限定されるものではなく、受付時刻の前後15分間、又は受付時刻の前後1時間などであってもよい。また、受付時刻の前15分、後45分として合計で1時間としてもよい。
上述の実施の形態では、電源オンの操作を受け付けた受付時刻に基づいて、クイックスタートモードを設定する構成であったが、これに限定されるものではなく、予め5分、又は10分などの間隔で1日24時間を区切っておき、電源オンの操作を受け付けた時刻が、予め区切られたどの時刻に近いかにより、受付時刻を設定することもできる。これにより、受付時刻が予め定められた数に限定されるため、利用者の使用状況の精度を低下させることなく、制御部1で行う処理労力を低減することが可能となる。
上述の実施の形態では、1カ月以上経過した操作指示は、除外して受付頻度を更新する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、制御部1が、所定の期間(例えば、1週間、2週間など)、モードテーブルに記録された時間帯で操作指示を受け付けていない場合(所定期間、受付履歴がない場合)、その時間帯を非クイックスタートモード(省電力モード)にするようにしてもよい。
1 制御部
2 操作部
3 リモコン受光部
4 タイマ
5 RAM
6 記憶部
7 電源部
8 CPU
9 DVD
10 HDD
11 ファン
12 チューナ

Claims (6)

  1. 個別に給電可能な1又は複数の機能部と、所定の機能部への給電が停止された省電力状態及び所定の機能部へ給電された作動可能状態間の移行を制御する制御手段とを備える電気機器において、
    操作指示が受け付けられた受付時刻を特定する手段と、
    該手段で特定された受付時刻を記憶する手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    給電の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態にするように構成してあることを特徴とする電気機器。
  2. 個別に給電可能な1又は複数の機能部と、所定の機能部への給電が停止された省電力状態及び所定の機能部へ給電された作動可能状態間の移行を制御する制御手段とを備える電気機器において、
    操作指示が受け付けられた受付時刻を特定する手段と、
    該手段で特定された受付時刻を記憶する手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    給電停止の操作指示を受け付けた場合、記憶された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前所定の時間帯を作動可能状態にするように構成してあることを特徴とする電気機器。
  3. 操作指示の受付曜日を特定する手段と、
    該手段で特定された受付曜日を記憶する手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    記憶された受付曜日及び受付時刻になる都度、該受付曜日及び受付時刻に基づいて、作動可能状態又は省電力状態への移行を制御するように構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気機器。
  4. 所定の期間、所定の時間帯毎に操作指示の受付頻度を計数する手段と、
    該手段で計数された受付頻度に応じて、前記時間帯で給電される機能部数の増減を制御する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電気機器。
  5. 操作指示の受付時刻から所定の期間経過した場合、計数された受付頻度から前記操作指示に基づく受付数を減算する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の電気機器。
  6. コンピュータに、個別に給電可能な所定の機能部への給電が停止された省電力状態及び所定の機能部へ給電された作動可能状態間の移行を制御させるためのコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータを、
    操作指示が受け付けられた受付時刻を特定する手段と、
    給電の操作指示を受け付けた場合、前記手段で特定された受付時刻になる都度、前記操作指示の受付時刻の前後所定の時間帯を作動可能状態にする手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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