JPH09124051A - 二重構造スクイーズ容器 - Google Patents

二重構造スクイーズ容器

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JPH09124051A
JPH09124051A JP28586095A JP28586095A JPH09124051A JP H09124051 A JPH09124051 A JP H09124051A JP 28586095 A JP28586095 A JP 28586095A JP 28586095 A JP28586095 A JP 28586095A JP H09124051 A JPH09124051 A JP H09124051A
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container body
layer container
inner layer
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container main
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JP28586095A
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Nagaaki Hori
修彰 堀
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内層容本体と外層容器本体とが剥離可能であ
ると共に内容物の酸化を確実に防止できる二重構造スク
イーズ容器を提供する。 【解決手段】 本発明に係る二重構造スクイーズ容器1
0は、容器本体13が、可撓性を有し内容物が充填され
る内層容器本体14と、この内層容器本体14を内部に
収容し内層容器本体14との間に加圧室16を形成する
と共に拡縮可能で逆止弁11が設けられた外層容器本体
12によって構成されている。逆止弁11は、縮小状態
にある外層容器本体12が拡張する際に加圧室16への
空気の流入を許容し、加圧室16から外部への空気の流
出を阻止するように機能する。この構成に加えて、本発
明に係る二重構造スクイーズ容器10では、内層容器本
体14を閉止状態とすると共に、外層容器本体12が押
圧されたときに内層容器本体14からの内容物の流出を
許容し押圧が解除されたときに外部からの空気が内層容
器本体内14へ流入するのを阻止するセルフシールキャ
ップ20が備えられている点に特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケチャップ、ソー
ス、食用油等を収容し、適宜注出可能なスクイーズ容器
に関するものであり、より詳しくは内層容器本体と外層
容器本体とが剥離可能であると共に内容物の酸化を確実
に防止できる二重構造スクイーズ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内層と外層とを剥離可能とし、容
器内の減圧に対して内層のみが変形し、容器外観形状の
変化を防止するようにした積層ボトルが知られている。
この種の積層ボトルとしては、例えば、特開昭58−1
93261号公報に記載されているものがある。その概
要は以下の通りである。
【0003】すなわち、この積層ボトルは、容器本体を
内外の二重構造にして、両壁間に加圧室を介在させ、そ
の内壁を復元性を有しない可撓性部材で形成し、外壁を
復元性を有する可撓性部材で形成すると共に外壁に加圧
室に通じる空気導入孔を穿設してなるものである。ま
た、外壁の口部には雄螺子が形成されており、この雄螺
子に蓋を螺着させることにより、内壁の開口部が閉止さ
れるようになっている。
【0004】上記の積層ボトルの内壁内の内容物を押し
出す場合には、外壁の口部から蓋を取りはずし、内壁の
口部を開口状態とすると共に外壁の空気導入孔を指など
で封じて外壁の外面を押圧する。これにより、加圧室内
の空気が内壁の周囲を均等に押圧し、内壁が変形し押出
口より内容物が押し出される。内容物の押出後に押圧状
態を解除すると、空気導入孔より外壁内に空気が流入し
て、外壁はもとの形状にに復元するが、内壁は変形せず
に、すなわち、内部に空気の流入が抑制された状態で収
縮形状が維持されることによって、内容物の酸化が抑制
されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、内壁が元の形状に復元されて内壁内に空気が
流入されることによることに起因する内容物の酸化は抑
制できるものの、蓋を取りはずし内容物を押出して蓋を
再び装着するまでの間に、内容物は内壁の押出口を介し
て空気に晒されることになり、内容物の酸化の防止が充
分でないという問題がある。このような問題は、積層ボ
トルから内容物を押出しす回数が多くなるような場合
に、特に問題となる。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、内層容本体と
外層容器本体とが剥離可能であると共に内容物の酸化を
確実に防止できる二重構造スクイーズ容器を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために提案されたものであって、下記の構成から
なることを特徴としている。すなわち、本発明によれ
ば、可撓性を有し内容物が充填される内層容器本体と前
記内層容器本体を内部に収容し前記内層容器本体との間
に加圧室を形成すると共に拡縮可能な外層容器本体とを
有し前記外層容器本体のピンチオフ部と前記内層容器本
体のピンチオフ部が剥離された状態にあり且つ前記外層
容器本体のピンチオフ開口部がヒートシールされて水密
状態にされている容器本体と、前記外層容器本体に設け
られ縮小状態にある前記外層容器本体が拡張する際に前
記加圧室への空気の流入を許容する逆止弁と、前記内層
容器本体を閉止状態とすると共に前記外層容器本体が押
圧されたときに前記内層容器本体からの内容物の流出を
許容し前記押圧が解除されたときに外部からの空気が前
記内層容器本体内へ流入するのを阻止するキャップと、
を備えていることを特徴とする二重構造スクイーズ容器
が提供される。
【0008】また、本発明によれば、請求項1記載の二
重構造スクイーズ容器であって、前記外層容器本体がポ
リプロピレン又は高密度ポリエチレンによって成形され
てなり、前記内層容器本体がナイロン12単体、又はナ
イロン12/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体からなる積層体、若しくはナイ
ロン12/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン
−酢酸ビニル共重合体/酸変性ポリオレフィン系接着樹
脂/低密度ポリエチレンおよび/または直鎖状低密度ポ
リエチレンからなる積層体によって構成される二重構造
スクイーズ容器が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係るスクイーズ
容器では、容器本体が、可撓性を有し内容物が充填され
る内層容器本体と、この内層容器本体を内部に収容し内
層容器本体との間に加圧室を形成すると共に拡縮可能で
逆止弁が設けられた外層容器本体によって構成されてい
る。上記逆止弁は、縮小状態にある外層容器本体が拡張
する際に加圧室への空気の流入を許容し、加圧室から外
部への空気の流出を阻止するように機能するものであ
る。
【0010】さらに、本発明に係るスクイーズ容器で
は、上記構成に加えて、内層容器本体を閉止状態とする
と共に、外層容器本体が押圧されたときに内層容器本体
からの内容物の流出を許容し、押圧が解除されたときに
外部からの空気が内層容器本体内へ流入するのを阻止す
るキャップが備えられている点に特徴を有するものであ
る。本発明の二重構造スクイーズ容器の外層容器本体を
押圧すると、加圧室内の空気によって、内層容器本体が
押圧されると共にキャップが内容物の流出を可能な状態
とし、内層容器本体が縮小変形し内層容器本体から内容
物が押出される。外層容器本体の押圧状態を解除する
と、逆止弁を介して空気が加圧室に流入し、内層容器本
体が膨張するのが抑制され内層容器本体内に空気が流入
するのが阻止される。
【0011】さらに、本発明に係るスクイーズ容器で
は、外層容器本体の押圧が解除されると、キャップが、
外気と内層容器本体内部とを遮断して内層容器本体内の
内容物が外気に晒されるのが自動的かつ迅速に阻止され
る。上記の如く、本発明に係るスクイーズ容器では、内
容物押出し後に内層容器本体が膨張して内層容器本体へ
空気が流入されるのが加圧室による加圧によって防止さ
れることに加えて、自動的かつ迅速に内層容器本体が閉
止状態となって内容物が外気と遮断されるので、内容物
の酸化が極めて有効に防止される。また、本発明では、
内容物を外部に吐出するためのポンプを設けない構成に
なっているために、その分、スクイーズ容器のコストを
低減できる。
【0012】また、請求項2の発明に係るスクイーズ容
器では、請求項1の発明に係る外層容器本体がポリプロ
ピレン又は高密度ポリエチレンによって成形されてな
り、前記内層容器本体がナイロン12単体、又はナイロ
ン12/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン−
酢酸ビニル共重合体からなる積層体、若しくはナイロン
12/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン−酢
酸ビニル共重合体/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/
低密度ポリエチレンおよび/または直鎖状低密度ポリエ
チレンからなる積層体によって構成した点に技術的特徴
を有するものである。
【0013】なお、上記外層容器本体は、ポリプロピレ
ン又は高密度ポリエチレンの単層で形成してもよく、接
着樹脂層を介してガスバリヤ樹脂層を積層した3層以上
の構成にしてもよい。ポリプロピレン又は高密度ポリエ
チレンは、耐衝撃性、弾性復元性等の点において、本発
明に係るスクイーズ容器の外層容器本体の材料として最
適なものである。また、内層容器本体の材料としては、
上記の如く、ナイロン12を使用するのが成形性の点で
好ましいが、ナイロン66、ナイロン6等を使用するこ
ともできる。
【0014】また、内層容器本体としては、ナイロン1
2単体で構成することもできるが、上記の如く、ナイロ
ン12/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン−
酢酸ビニル共重合体からなる積層体、若しくはナイロン
12/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン−酢
酸ビニル共重合体/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/
低密度ポリエチレンおよび/または直鎖状低密度ポリエ
チレンからなる積層体によって構成するのが、加圧室内
の酸素が内層容器本体へ透過するのを防止する点におい
て好ましいものである。
【0015】以下に本発明の実施例を図1ないし図5を
用いて説明する。図1ないし図3には、本発明の一実施
例に係るプラスチック製の二重構造スクイーズ容器10
が示されている。このスクイーズ容器10は、容器本体
13を備えており、この容器本体13は、互いに剥離可
能な外層容器本体12と内層容器本体14とから構成さ
れており、外層容器本体12は、可撓性を有し所定の剛
性を保有するように、厚肉に形成され、内層容器本体1
4は、可撓性のシート状に形成されている。外層容器本
体12と内層容器本体14とは溶着部分はなく、各々の
口部において互いに密着されている。
【0016】外層容器本体12は、その底部12Aの、
図5(a)及び該図のA部を拡大して示す図5(b)に
示すピンチオフ開口部12Dが、後述するように、内層
容器本体14のピンチオフ部14Aが抜け出た後〔図5
(c)参照〕にヒートシールされて、密閉したヒートシ
ール部12Bとなっている〔図5(d)参照)〕。した
がって、外層容器本体12の底部12Aから、外層容器
本体12内に水、空気が流入することが防止されるよう
になっている。
【0017】また、外層容器本体12の底部12Aに
は、図1ないし図3に示す如く、貫通孔12Cが形成さ
れており、この貫通孔12Cに逆止弁11が挿入された
状態で固着されている。この逆止弁11は、外層容器本
体12内から外部へ空気が流出するのを阻止するように
なっており、これにより、図2及び図3に示す如く、外
層容器本体12と内層容器本体14との間のスペースが
加圧室16として機能するようになっている。一方、逆
止弁11は押圧状態にある外層容器本体12(図2参
照)の押圧状態が解除されたときに、外部からの空気を
外層容器本体12内へ流入可能とするようになってい
る。
【0018】なお、本実施例では、外層容器本体12の
材料として、ポリプロピレンを使用しており、内層容器
本体14の材料としてナイロン12を使用している。容
器本体13には、セルフシールキャップ20が設けられ
ている。このセルフシールキャップ20は、図4に示す
如く、外層容器本体12の口部に螺着されるようになっ
ている。セルフシールキャップ20は、キャップ本体2
2とバルブ26とによって構成されている。キャップ本
体22は、ポリプロピレンによって形成され、略円形状
で中央部に開口22Dが形成された上壁22A、及び周
壁22Bを備えている。周壁22Bの内面には、雌螺子
22Cが形成されており、外層容器本体12の口部に形
成された雄螺子12Eに螺着されるようになっている。
【0019】また、上壁22Aからは、外筒23及び内
筒24が間隔を開けて垂下されており、外筒23と内筒
24との間隔がバルブ26の取付け用のスペースとされ
ている。外筒23の周壁及び内筒24の周壁には、各々
吐出孔23A、24Aが形成されており、内容物の通路
とされるようになっている。キャップ本体22には、ヒ
ンジ20A、20B、20Cを介して蓋部21が取付け
られており、容器本体13の口部を閉止及び開口状態に
できるようになっている。上記の如く構成されたキャッ
プ本体22が取付けられるバルブ26は、円形状の平板
部27の中央部が上方へ突出してなるカップ状の突出部
27Aを備えており、平板部27における突出部27A
の外方には、筒状の弾性変形部27Bが図4の上方へ向
けて突設されている。また、平板部27における弾性変
形部27Bの外方には、図4の上方へ向けて嵌入突部2
7Cが突設されている。
【0020】上記の如く構成されたバルブ26は、嵌入
突部27Cをキャップ本体22の内筒24と外筒23と
のスペースに嵌入することにより、すなわち、内筒24
の外面及び外筒23の内面に密着することにより取付け
られている。なお、この取付け状態で、外筒23の下端
部が内方へ延出されており、この延出部23Bが、バル
ブ26の脱離を阻止するようになっている。
【0021】上記の容器本体13の製造は、以下のよう
にしてなされる。すなわち、内層容器本体14と外層容
器本体12とからなる積層パリソンを一体に共押出し、
ブロー成形法で成形する。成形直後の内層容器本体14
のピンチオフ部14Aは、図5(b)に示す如く、内層
容器本体14のピンチオフ部14Aは、互いに溶着され
た状態となっており、外層容器本体12のピンチオフ部
12Fは、開口した状態にあって、ピンチオフ開口部1
2Dにピンチオフ部14Aが食い込んだ状態にある。
【0022】この状態で、ピンチオフ開口部12Dから
外層容器本体12内にエアーを吹き込む、これにより、
内層容器本体14は、しぼんだ状態となり、外層容器本
体12は膨張状態を維持し、内層容器本体14と外層容
器本体12とが剥離した状態となる。この剥離状態で
は、内層容器本体14のピンチオフ部14Aは、外層容
器本体12のピンチオフ開口部12Dから完全に抜け出
る〔図5(C)参照〕。
【0023】次いで、外層容器本体12の底部12Aの
所定の位置に、ドリル(図示省略)によって貫通孔12
Cを穿設する。この貫通孔12Cを穿設する場合におい
て、上記の如く、内層容器本体14をしぼませた状態、
すなわち、外層容器本体12の底部12Aと内層容器本
体14とが確実に剥離し、互いに間隔を有した状態とし
ているので、ドリルによって、内層容器本体14が損傷
したり、孔があいたりすることはない。
【0024】次いで、外層容器本体12の底部12Aの
ピンチオフ開口部12Dをヒートシールし、底部12A
を水密の状態とする〔図5(d)参照〕。その後、内層
容器本体14内に口部より、エアーを吹き込んで内層容
器本体14を完全な状態に膨張させてから、貫通孔12
Cに逆止弁11を挿入し逆止弁11を外層容器本体12
の底部12Aに固着する。逆止弁11の外層容器本体1
2への固着はスピンウエルドまたは超音波等の溶着によ
って行われる。こうして容器本体13の製造が完了す
る。
【0025】以下に、本実施例の作用を説明する。図2
に示す如く、本発明のスクイーズ容器10の外層容器本
体12を押圧すると、加圧室16内の空気によって内層
容器本体14が押圧され、内層容器本体14が縮小変形
するため、セルフシールキャップ20のバルブ26の弾
性変形部27Bが弾性変形し、内筒24の内面と離間す
る。これによって、内容物は、吐出孔23A、吐出孔2
4A、内層容器本体14の口部を介して、キャップ本体
22の開口22Dより吐出される(図2参照)。
【0026】図2の状態から、外層容器本体12の押圧
状態を解除すると、逆止弁11を介して空気が加圧室1
6に流入し、加圧室16内の空気圧により内層容器本体
14が復元されるのが抑制され内層容器本体内14に空
気が流入するのが阻止される。また、これと略同時に、
図3に示す如く、バルブ26の弾性変形部27Bが内筒
24の内面に密着され、外気と内層容器本体14の内部
とが遮断されて空気が内層容器本体14内に流入される
のが自動的に阻止される。
【0027】このように、本実施例では、内容物押出し
後に内層容器本体14に空気が流入するのを、加圧室1
6による加圧によって内層容器本体14がもとの形状に
膨張しないようにして防止する構成としたのに加えて、
セルフシールキャップ20によって、自動的にかつ迅速
に内層容器本体14が閉止状態となって内容物が外気と
遮断される構成としたことにより、内容物の酸化が極め
て有効に防止される。
【0028】上記実施例では、外層容器本体12の材料
として、ポリプロピレンを使用しているが、ポリエチレ
ン、ポリカーボネート等も同様に使用することができ
る。また、上記実施例では、内層容器本体14の材料と
して、ナイロン12を使用しているが、それ以外にナイ
ロン66、ナイロン6等も使用できる。特に、内容物が
酸化劣化しやすいものである場合には、接着剤層を介し
てガスバリヤ樹脂層を積層したナイロン12/酸変性ポ
リオレフィン系接着樹脂/エチレン−酢酸ビニル共重合
体、もしくはナイロン12/酸変性ポリオレフィン系接
着樹脂/エチレン−酢酸ビニル共重合体/低密度ポリエ
チレンおよび/または直鎖状低密度ポリエチレン等の多
層構造のものも使用できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、内層容本体と外層容器
本体と剥離可能であると共に内容物の酸化を確実に防止
できる二重構造スクイーズ容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る二重構造スクイーズ容
器の断面図であり、内層容器本体内が内容物で満杯とさ
れた状態を示すものである。
【図2】図1の二重構造スクイーズ容器の外層容器本体
を押圧状態とし内容物を押出している状態を示す断面図
である。
【図3】図2の二重構造スクイーズ容器の押圧を解除し
た状態を示す断面図である。
【図4】セルフシールキャップを拡大して示す断面図で
ある。
【図5】(a)ないし(d)は外層容器本体のピンチオ
フ開口部がヒートシールされる工程を説明するための断
面図である。
【符号の説明】
10 二重構造スクイーズ容器 11 逆止弁 12 外層容器本体 13 容器本体 14 内層容器本体 16 加圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 22:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有し内容物が充填される内層容
    器本体と、前記内層容器本体を内部に収容し前記内層容
    器本体との間に加圧室を形成すると共に拡縮可能な外層
    容器本体と、を有し前記外層容器本体のピンチオフ部と
    前記内層容器本体のピンチオフ部が剥離された状態にあ
    り、且つ前記外層容器本体のピンチオフ開口部がヒート
    シールされて水密状態にされている容器本体と、 前記外層容器本体に設けられ縮小状態にある前記外層容
    器本体が拡張する際に前記加圧室への空気の流入を許容
    する逆止弁と、 前記内層容器本体を閉止状態とすると共に、前記外層容
    器本体が押圧されたときに前記内層容器本体からの内容
    物の流出を許容し前記押圧が解除されたときに外部から
    の空気が前記内層容器本体内へ流入するのを阻止するキ
    ャップと、を備えていることを特徴とする二重構造スク
    イーズ容器。
  2. 【請求項2】 前記外層容器本体がポリプロピレン又は
    高密度ポリエチレンによって成形されてなり、前記内層
    容器本体がナイロン12単体、又はナイロン12/酸変
    性ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン−酢酸ビニル共
    重合体からなる積層体、若しくはナイロン12/酸変性
    ポリオレフィン系接着樹脂/エチレン−酢酸ビニル共重
    合体/酸変性ポリオレフィン系接着樹脂/低密度ポリエ
    チレンおよび/または直鎖状低密度ポリエチレンからな
    る積層体によって構成されている請求項1記載の二重構
    造スクイーズ容器。
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