JP4019311B2 - 注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、注出容器、特には容器内部へ外部の空気を進入させることなく内容物の注出が可能な目薬用容器等の注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、目薬等の薬品を収納する容器においては、容器の胴部を押圧して、注出する容器が多く用いられているが、注出を終わって押圧状態を解除すると、胴部が弾性的にもとの形状に戻り、その結果として外部の空気が容器内部に進入し、空気中に存在する異物や雑菌が内容液に混入してしまうという問題があった。
【0003】
このような問題を解決するための方法として、たとえば特開平4−297264号公報、特開平6−14972号公報には、内容液の吐出流路内にフィルターを付設する方法、また実開昭63−183047には容器の末端部が扁平化された形状もしくは偏平状態に折り畳み可能にして、容器の容積が内容液の減少にしたがって減少するようにし、外部の空気の進入を抑制する方法についての記述が有る。
【0004】
さらに、外部の空気を進入させない方法として、特開平10−180853には外層とこの外層に剥離自在に積層された内層からなり、内容物が減少した分、内層が外層から剥離しながら萎み変形し、外層と内層との間隙に外部空気を導入する積層容器についての記述が有る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、吐出流路内にフィルターを付設する方法は、フィルターの目詰まり、あるいはフィルターの部分で雑菌が繁殖する等の問題があり、実開昭63−183047の末端部を偏平化する方法は、主としてたとえば歯磨き用チューブ等に用いられるものを応用しようとするものであり、使用上の利便性、外観上の問題があった。
【0006】
また、特開平10−180853の容器はたとえばシャンプー等を収納して口部にディスペンサーポンプを付けて使用するものであり、目薬等の注出容器では、ポンプ等を使用することなく、胴部の押圧により注出する必要がある。
【0007】
このため、剥離可能な積層容器を注出容器として使用するためには、容器の注出口において、内容物の注出は可能で、外部の空気進入を不能にする機能を有した第1逆止弁、外層と内層の間隙への外部の空気の進入は可能で、流出は不能にする機能を有した第2逆止弁および外層と内層の間隙に外部の空気を進入させるための吸気部を必要とするが、特に目薬等の小型の注出容器ではこのような機能を、高い生産性を維持しながら、付設することが難しく実現することが困難であった。
【0008】
本発明は上記した従来の技術の問題点を解消すべく創案されたものであり、特には高い生産性を維持しながら、小型容器でも実現可能な逆止弁機構および吸気部を技術的課題とし、もって生産性が高く、外気の容器内部への進入がなく、衛生面で優れた注出容器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するための本発明のうち、請求項1記載の手段は、
スクイズ変形可能で復元自在な可撓性を有した外層の内面に、この外層から剥離可能で減容変形自在な内層を積層してなり、円筒状の口部の金型喰切り部に縦方向に形成されたスリットを吸気部とした容器本体を有すること、
下端部の内周面を容器本体に密周接した状態で、容器本体の上部に外嵌し、外部の空気を取り入れるための貫通孔を形成した円筒状の外装筒を有し、この外装筒の上端に口部の開口部を覆う頂板部を連設し、この頂板部の中央部に注出口を形成したキャップ体を有すること、
頂板部に容器本体内への内容物の逆流および外気の流入を不能に注出口を開閉する第1逆止弁部を組付き固定し、外装筒に貫通孔を開閉する第2逆止弁部を組付き固定し、容器本体とキャップとを組み立てた状態で、貫通孔と吸気部が第2逆止弁を介して密封された状態で連通される構成とすること、
にある。
【0010】
請求項1記載の上記構成にあって、容器本体とキャップ体とを組付け固定し、外装筒の下端部の内周面が容器本体に密周接した状態では、容器本体の口部の金型喰切り部に形成された縦方向のスリットが形成された部分において第2逆止弁の作用により、外層と内層の間隙への空気の進入が可能に、間隙から容器本体外部への流出が不能に、上下貫通孔と吸気部が密封された状態で連結される。
【0011】
ここで、金型喰切り部はブロー成形前のパリソンの、容器本体の口部に形成される部分の一部をブロー成形金型である割金型で両側から挟み込み、喰い切る部分であるが、内層を重ねた状態で、外層と内層との積層物を押し潰しながら切断するので、その切断端面は内層を両側の外層で挟んだサンドイッチ状であり、外層と内層とを剥離させながら離反させて外層と内層との間隙に外部の空気を導入するための吸気部(スリット)を容易に形成することができる。
【0012】
容器本体の胴部の押圧により、内容物を注出した後、押圧を止め、押圧を解除すると内容物の注出が止まり、外層が弾性的な回復力により元の形に復元し始めるが、頂板部に組付き固定した第1逆止弁部の機能により容器本体内部への内容物の逆流および外部の空気の進入を防ぐことができる。
【0013】
この際、内層は減容変形した状態を保持したままであるので、外部の空気が外装筒に形成した貫通孔から導入され、第2逆止弁部を介して口部の吸気部から外層と内層との間隙に進入し、その結果として内層は減容変形した形状のままで、外層が元の形状に復元される。
【0014】
外層が元の形状に復元した状態から、内容物を注出するために再度押圧する際には、第2逆止弁の逆止機能により、貫通孔と吸気部との連通が遮断されるため、内容物に圧力が加えられ、内容物が第1逆止弁を開けて容器本体から注出口を経て外部に注出される。
【0015】
上記のように、外部の空気を容器本体内へ進入させることなく、外層と内層の間隙に進入させることにより、内容物を外部の空気に触れさせることなく、押圧による注出操作性を損なうことない容器を提供することができる。
【0016】
ここで、外層と内層の間隙に外部の空気を導入する吸気部となるスリットは、外層と内層からなる積層された円筒状のパリソンの、口部に成形される部分の一箇所を縦方向に割り金型で挟むようにした金型喰切り部に形成するものであり、後加工の必要もなく製造コストを低く抑えることが可能となる。
【0017】
このような吸気部は容器本体のブロー成形後、後加工で口部の外層部分をたとえば円盤状あるいはスリット状等に除去することによっても形成することができるが、特に小型の容器においては、外層のみをこのように除去することは高い精度の加工が必要であり、加工時間がかかり製造コストが高くなってしまう。
【0018】
請求項2記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、第1逆止弁部を、頂部にスリット弁片を形成した有頂筒状で軟質樹脂製のスリット弁体としたこと、にある。
【0019】
請求項2記載の構成は第1逆止弁部に関するものであり、頂部にスリット弁片を形成した簡単な構造としたことにより、第1逆止弁部を容易に成形することができると共に、容器への組み込みを容易に達成することができる。
【0020】
請求項3記載の発明の手段は、請求項1または2記載の発明において、外装筒を下端部が容器本体の肩部に密外嵌する円筒状の下筒片と、口部に外嵌する上筒片とを内鍔状の肩片を介して連設した構成とし、下筒片の上部に貫通孔を形成、内部に第2逆止弁部を組付け固定し、上筒片の上端に頂板部を連設すること、にある。
【0021】
請求項3記載の上記構成は、外装筒を下筒片と上筒片から形成し、下筒片の下端部が容器本体の肩部に密外嵌し、また上筒片が口部に外嵌する構成であり、キャップ体の容器本体への組付き固定を強固にすると共に必要とされるシール性をより確実に保持することが可能となる。
【0022】
請求項4記載の発明の手段は、請求項3記載の発明において、肩片の下面から円筒状の垂下筒片を垂下設し、第2逆止弁を円筒状の外嵌筒片の下端に内鍔状の内鍔周片を連設し、上端から復元自在な内側への変形を可能に下方に拡径したテーパー筒状の第2弁体を垂下設した構成とし、外嵌筒片を垂下筒片に密外嵌し、第2弁体の外周端を下筒片の内周面に密周接した状態で、第2逆止弁部を外装筒に組付き固定すること、にある。
【0023】
請求項4記載の上記構成は、主として第2逆止弁部の構造およびその組付き固定方法に関わり、外嵌筒片が、垂下筒片に外嵌して、第2逆止弁部を外装筒内に組付き固定するものであり、小型の容器においても容易に第2逆止弁を適正な位置にセットでき、この組付き状態でテーパー筒状の第2弁体の外周端が外装筒の内周面に密周接して逆止弁としての機能を充分発揮させることができる。
【0024】
請求項5記載の発明の手段は、請求項1、2、3または4記載の発明において、内容物を目薬とすること、にある。
【0025】
請求項5記載の上記構成により、外部の空気の雑菌あるいはごみ等の異物の容器本体内への進入を防ぐことができるので、衛生性、安全性に優れた目薬用の注出容器を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1〜6は本発明の注出容器の一実施例を示すものであり、容器本体1、キャップ体11および第1逆止弁部31、第2逆止弁部35から構成される。
【0027】
容器本体1は押圧によるスクイズ変形可能で、復元自在な可撓性を有した外層2と、この外層2に剥離可能に積層した減容変形自在な内層3から形成されたブロー成形による積層容器であるが、相互に相溶性が小さい樹脂を使用すること、たとえば外層2をポリプロピレン樹脂、内層3をナイロン樹脂から形成することにより、この剥離性を達成することができる。
【0028】
また容器本体1は胴部7の上に係止突条8aを周設した肩部8を介して短円筒状の口部4が形成されており、この口部4の1箇所に縦方向に外層2と内層3との間隙6への外気の進入口としての吸気部5の機能を果たすスリット10が形成されており(図2、3、4参照)、また上端部の外周面には後述する上筒片14の内表面に付設された縦突条14aが嵌合する、複数本の縦溝4aが刻設されている。(図2参照)
【0029】
ここで、スリット10は金型食切り部44に形成され、この金型喰切り部44は、ブロー成形前のパリソン44の容器本体1の口部4に形成される部分の一部をブロー成形金型である割金型45で両側から挟み込み、喰い切る部分であるが、内層3を重ねた状態で、外層2と内層3との積層物を押し潰しながら切断するので(図7参照)、その切断端面は内層3を両側の外層2で挟んだサンドイッチ状であり(図4(a)参照)、外層2と内層3とを剥離させながら離反させて外層2と内層3との間隙6に外部の空気を導入するための吸気部5の機能を果たすスリット10を容易に形成することができる(図4(b)参照)。
【0030】
キャップ体11の外装筒12は下端部が肩部5に密外嵌する下筒片13と口部4に隙間を形成しながら外嵌する上筒片14を肩片15を介して連設したものであり、この上筒片14の上端には口部4の開口部を覆うように頂板部21が連設されているが、この頂板部21は上筒片14の上端に連設された頂板21aと、この頂板21aの中央部に形成された注出口22の周縁に立設した頂部に注出先端口23aを有する先端筒片23を立設し、またシール筒片24を垂下設して形成される。
【0031】
また、肩片15の端部には、上筒片14を下方に延長して垂下筒片16が垂下設されており、上筒片14の内周面上部には口部4の縦溝4aに嵌合する縦突条14aが付設されており、下筒片13の内周面上端部近傍には貫通孔18が形成され、下端部には容器本体1の肩部8に周設された係止突条8aに係止し、シール状態とするシール周条13aが周設されている。
【0032】
キャップ体11は以上のような構成であり、下筒片13のシール周条13aを肩部8の係止突条8aにシール性を保持しながら係止し、上筒片14の縦突条14aを口部4の縦溝4aに嵌合し、また頂板21aの下面を口部4の上端面に当接し、シール筒片24が口部4の上端部に密に嵌入した状態で、容器本体1に回動不能に、また上部へ抜け外れすることなく強固に組付き固定されると共にスリット10(吸気部5)と貫通孔18が密封状態で連通される。
【0033】
第1逆止弁部31は、有頂筒状のスリット弁体32の頂部にクロス状のスリット弁片32aを形成したものであり(図5参照)、スリット弁体32を先端筒片23に下方からに密に嵌入し、また下端をシール筒片24の係止片24aに係止した状態で、頂板部21に組付き固定するものである。
【0034】
第2逆止弁部35は、円筒状の外嵌筒片36の下端に内鍔状の内鍔周片37を連設し、上端から復元自在な内側への変形を可能に下方に拡径したテーパー筒状の第2弁体35aを垂下設したものであり、垂下筒片16に下方から密外嵌することにより、第2弁体35aの外周端を下筒片13の内周面に密周接した状態で、外装筒12に組付き固定される。
【0035】
ここで、第1逆止弁部31および第2逆止弁部35は逆止弁としての機能を果たすと共に、先端筒片23あるいは垂下筒片16等とのシール性を充分発揮するために、軟質合成樹脂で形成している。
【0036】
次に、上述した容器本体1、キャップ体11および第1逆止弁部31、第2逆止弁部35の組み立ては、最初にスリット弁体32を先端筒片23に嵌入、また外嵌筒片36を垂下筒片16に密外嵌することにより、第1逆止弁部31および第2逆止弁部35をキャップ体11に組付け固定し、このキャップ体11を容器本体1に外嵌組付き固定する。
【0037】
なお通常、本一実施例の注出容器は使用しない際には、図6にあるように、オーバーキャップ41を上筒片14に螺合組付け等して保管する。
【0038】
上記した組み立て状態から、容器本体1の胴部7を押圧すると、第1逆止弁部31のスリット弁片32aが上方に押されて開き、内容物が、先端の注出先端口23aから外部に注出される。
【0039】
上記注出状態から、押圧を解除すると内容物の注出が止まり、外層2が弾性的な回復力により元の形に復元し始め、スリット弁片32aが閉じることにより逆止弁としての作用効果が発揮され、容器本体1内部への内容物の逆流および外部の空気の進入を防ぐことができる。
【0040】
この際、内層3は減容変形した状態を保持したままであるので、外部の空気が貫通孔18から導入され、第2弁体35aを内側方向に変形させながら、スリット10(吸気部5)から、外殻層2と内層3との間隙6に導入され、その結果として内層3は減容変形した形状のままで、外層2は元の形状に復元される。
【0041】
外層2が元の形状に復元した状態から、内容物を注出するために再度押圧する際には、第2逆止弁部35の逆止機能により、貫通孔18とスリット10(吸気部5)との連結が遮断されるため、容器本体1において外層2と内層3の間隙6の空気が密封された状態となり、内容物に圧力が加えられ、内容物がスリット弁片32aを開け注出先端口23aから外部に注出される。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、押圧による注出操作性を損なうことなく、外部の空気の容器本体内への進入がない、衛生的に優れた注出容器を提供できる。
【0043】
小型の容器では困難な吸気部の形成を、口部の金型喰切り部によって形成することにより後加工の必要もなく製造コストを低く抑えることができ、外観を損なうことない注出容器を提供できる。
【0044】
請求項2記載の発明にあっては、頂部にスリット弁片を形成した簡単な構造としたことにより、第1逆止弁部を容易に成形することができると共に、小型容器であってもその位置決め、容器への組み込みを容易に達成することができる。
【0045】
請求項3記載の発明にあっては、外装筒を下筒片と上筒片から形成することにより、キャップ体の容器本体への組付き固定を強固にできると共に、必要とされるシール性をより確実に保持することができる。
【0046】
請求項4記載の発明にあっては、小型の容器においても容易に第2逆止弁を適正な位置にセットでき、容器への組み込みも容易であり、逆止弁としての機能を充分発揮させることができる。
【0047】
請求項5記載の発明にあっては、外部の空気の雑菌あるいはごみ等の異物の容器本体内への進入を防ぐことができるので、衛生性、安全性に優れた目薬用の注出容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の注出容器の一実施例を示す、半縦断側面図。
【図2】本発明の注出容器の一実施例の容器本体を示す、斜視図。
【図3】図1のA−A線での平断面図。
【図4】図3において、スリット(吸気部)の部分を示す、要部拡大平断面図。
【図5】本発明の注出容器の一実施例の第1逆止弁部を示す、斜視図。
【図6】本発明の注出容器の一実施例にオーバーキャップ被せて示す、半縦断側面図。
【図7】本発明の注出容器の一実施例の容器本体のブロー成形における口部の金型食切り部の形成する状態を平断面図で示した、説明図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体
2 ; 外層
3 ; 内層
4 ; 口部
4a; 縦溝
5 ; 吸気部
6 ; 間隙
7 ; 胴部
8 ; 肩部
8a ; 係止突条
10 ; スリット
11 ; キャップ体
12 ; 外装筒
13 ; 下筒片
13a ;シール周条
14 ; 上筒片
14a ; 縦突条
15 ; 肩片
16 ; 垂下筒片
18 ; 貫通孔
21 ; 頂板部
21a ; 頂板
22 ; 注出口
23 ; 先端筒片
23a ; 注出先端口
24 ; シール筒片
24a ; 係止片
31 ; 第1逆止弁部
32 ; スリット弁体
32a; スリット弁片
35; 第2逆止弁部
35a ; 第2弁体
36 ; 外嵌筒片
37 ; 内鍔周片
41 ; オーバーキャップ
44 ; パリソン
45 ; 割金型
46 ; 金型食切り部

Claims (5)

  1. スクイズ変形可能で復元自在な可撓性を有した外層(2)の内面に、該外層(2)から剥離可能で減容変形自在な内層(3)を積層してなり、円筒状の口部(4)の金型喰切り部に縦方向に形成されたスリット(10)を吸気部(5)とした容器本体(1)と、下端部の内周面を前記容器本体(1)に密周接した状態で、該容器本体(1)の上部に外嵌し、外部の空気を取り入れるための貫通孔(18)を形成した円筒状の外装筒(12)を有し、該外装筒(12)の上端に口部(4)の開口部を覆う頂板部(21)を連設し、該頂板部(21)の中央部に注出口(22)を形成したキャップ体(11)と、前記頂板部(21)に容器本体(1)内への内容物の逆流および外気の流入を不能に前記注出口(22)を開閉する第1逆止弁部(31)を組付き固定し、前記外装筒(12)に前記貫通孔(18)を開閉する第2逆止弁部(35)を組付き固定し、前記容器本体(1)とキャップ体(11)とを組み立てた状態で、前記貫通孔(18)と吸気部(5)が第2逆止弁(35)を介して密封状態で連通される構成とした、注出容器。
  2. 第1逆止弁部(31)を、頂部にスリット弁片(32a)を形成した有頂筒状で軟質樹脂製のスリット弁体(32)とした、請求項1記載の注出容器。
  3. 外装筒(12)を下端部が容器本体(1)の肩部(8)に密外嵌する円筒状の下筒片(13)と、口部(4)に外嵌する上筒片(14)とを内鍔状の肩片(15)介して連設した構成とし、前記下筒片(13)の上部に貫通孔(18)を形成、内部に第2逆止弁部(35)を組付け固定し、前記上筒片(14)の上端に頂板部(21)を連設した、請求項1または2記載の注出容器。
  4. 肩片(15)の下面から円筒状の垂下筒片(16)を垂下設し、第2逆止弁部(35)を円筒状の外嵌筒片(36)の下端に内鍔状の内鍔周片(37)を連設し、上端から復元自在な内側への変形を可能に下方に拡径したテーパー筒状の第2弁体(35a)を垂下設した構成とし、前記外嵌筒片(36)を前記垂下筒片(16)に密外嵌し、第2弁体(35a)の外周端を下筒片(13)の内周面に密周接した状態で、第2逆止弁部(35)を前記外装筒(12)に組付き固定した、請求項3記載の注出容器。
  5. 内容物を目薬とした、請求項1、2,3または4記載の注出容器。
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