JPH09121962A - 枠体連結装置 - Google Patents

枠体連結装置

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Publication number
JPH09121962A
JPH09121962A JP28766095A JP28766095A JPH09121962A JP H09121962 A JPH09121962 A JP H09121962A JP 28766095 A JP28766095 A JP 28766095A JP 28766095 A JP28766095 A JP 28766095A JP H09121962 A JPH09121962 A JP H09121962A
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JP
Japan
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frame
pair
wedge
engaging
connecting pieces
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Application number
JP28766095A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Toyama
浩明 遠山
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Murakoshi Manufacturing Corp
Original Assignee
Murakoshi Manufacturing Corp
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Publication date
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の枠体2に他方の枠体3を簡単に連結で
き、一方の枠体2に他方の枠体3を仮り止めして枠体3
の連結位置を簡単に調節設定でき、全体的に作業性にす
ぐれた枠体連結装置を提供する。 【解決手段】 一方の枠体2に他方の枠体3を連結する
連結具4は、基端部を互いに回動可能に係合して配設さ
れ先端部に一方の枠体2の連結部6,7の挿入溝10から
相対する係合片部9に係合する係合突部22を形成した一
対の連結片14と、この一対の連結片14の間に進退可能に
設けられ連結部6,7の相対する係合片部9に係合させ
る際には後退して一対の連結片14の係合突部22を互いに
近接方向に移動可能とし、連結部6,7の相対する係合
片部9に一対の連結片14の係合突部22を係合した際には
進出して一対の連結片14の係合突部22を互いに離間させ
た係合状態に保持する楔体26と、この楔体26を進退動さ
せる楔体操作機構33とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枠体連結装置に係
り、たとえば、台所等に設置する家具本体を構成する縦
枠体と横枠体等の複数の枠体の相互を連結して組立てる
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の家具本体は金属製の前後
左右の縦枠体及びこの前後左右の各縦枠体の上下部に複
数の金属製の横枠体を順次連結して構成されているが、
これらの縦枠体と横枠体との連結は、通常は枠体相互の
連結部を溶接により連結したり、他の連結金具を用いて
連結したり、さらには、複数の連結ピンにより連結する
手段が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の枠体相互の
連結手段では、溶接の場合には相互の枠体を簡単に連結
することができず、連結金具を用いる場合には相互の枠
体に連結金具を連結する連結部を成型加工する必要があ
り、複数の連結ピンの場合には相互の枠体に複数の連結
ピンを挿通する複数の挿通孔を穿設加工する必要があ
り、したがって、従来の枠体相互の連結手段では、複数
の枠体の相互を簡単に連結することができず、一方の枠
体に他方の枠体を仮り止めして枠体の連結位置を調節す
ることができず、これらの枠体を連結して家具本体を組
立てる際には多くの手数を要する、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、一方の枠体に他方の枠体を簡単に連結すること
ができ、一方の枠体に他方の枠体を仮り止めして枠体の
連結位置を簡単に調節設定することができ、したがっ
て、全体的に作業性にすぐれた枠体連結装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の枠体連結
装置は、一方の枠体には相対する係合片部を挿入溝を挟
んで突設した連結部を形成し、他方の枠体の端部には前
記一方の枠体の連結部に連結する連結具を突設した枠体
連結装置において、前記連結具は、基端部を互いに回動
可能に係合して相対して配設され先端部に前記一方の枠
体の連結部の挿入溝から相対する係合片部に係合する係
合突部をそれぞれ形成した一対の連結片と、この一対の
連結片の間に進退可能に設けられ前記連結部の相対する
係合片部に係合させる際には後退して一対の連結片の係
合突部を互いに近接方向に移動可能とし、前記連結部の
相対する係合片部に一対の連結片の係合突部を係合した
際には進出して一対の連結片の係合突部を互いに離間さ
せた係合状態に保持する楔体と、この楔体を進退動させ
る楔体操作機構とを具備したものである。
【0006】そして、楔体操作機構を操作して、この楔
体操作機構にて楔体が後退されることにより、一対の連
結片の係合突部を互いに近接方向に移動可能となり、こ
の一対の連結片の係合突部を一方の枠体の挿入溝内に圧
入されるとともに、この係合突部が相対する係合片部に
係合される。また、楔体操作機構にて楔体が進出される
ことにより、この楔体にて一対の連結片の係合突部が互
いに離間されて相対する係合片部に係合した係合状態が
保持される。したがって、連結具にて一方の枠体の連結
部に他方の枠体の端部が簡単に連結される。
【0007】請求項2記載の枠体連結装置は、請求項1
記載の枠体連結装置において、楔体操作機構は、楔体に
形成された係合凹部内に外周部のカム面が係合され一側
部の偏心位置に一方の連結片に回動自在に嵌合した支持
突部を有するとともに他側部に前記支持突部の軸心上に
位置して断面矩形状の嵌合突体を有するカム体と、この
カム体の嵌合突体に嵌合され他方の連結片に回動自在に
挿通した操作体とを有するものである。
【0008】そして、操作体にてカム体が偏心回動され
ることにより、このカム体のカム面にて楔体の係合凹部
が押動されるとともに、この楔体が一対の連結片の先端
部に対して進退動される。
【0009】請求項3記載の枠体連結装置は、請求項1
または2記載の枠体連結装置において、操作体は、他方
の枠体の端部に形成された案内孔に回動自在に挿通さ
れ、その外端部に操作部が形成されているものである。
そして、他方の枠体の外側部から操作体の操作部を回動
操作することにより、この操作体にてカム体が容易に偏
心回動されるとともに、楔体が一対の連結片の先端部に
対して進退動される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0011】1は枠体連結装置で、この枠体連結装置1
は、上下方向の一方の枠体2と、この一方の枠体2に連
結する左右方向の他方の枠体3と、この他方の枠体3の
両端部に嵌着して突設されこの他方の枠体3を前記一方
の枠体2に連結する連結具4とを具備して構成されてい
る。
【0012】前記一方の枠体2は、型材5にて断面略矩
形状で略角柱状に形成され、その一側部には上下方向の
第1の連結部6が形成され、この第1の連結部6に隣接
した他側部には上下方向の第2の連結部7が形成されて
いる。前記第1の連結部6及び第2の連結部7は、上下
方向に外面を開口した収容凹部8をそれぞれ有し、この
収容凹部8の外面部に相対する係合片部9を挿入溝10を
挟んで突設して形成され、すなわち、両収容凹部8の外
面部に相対して上下方向の係合片部9がそれぞれ突設さ
れ、この相対する係合片部9の内端部間に挿入溝10がそ
れぞれ形成されている。
【0013】また、前記他方の枠体3は、型材11にて断
面矩形状の中空部12を有して角柱状に形成され、その両
端部の近傍の一側部には前記中空部12に連通する円形の
案内孔13がそれぞれ形成されている。そして、前記他方
の枠体3の中空部12の両端部には前記連結具4が嵌合し
て突設されるようになっている。
【0014】つぎに、前記連結具4は、相対して略平行
状に配設された左右方向の一対の連結片14をそれぞれ有
している。この一対の連結片14は、その中間部に相対し
て平行状の水平状部15をそれぞれ有し、この水平状部15
の後端部には互いに接近する方向に向かって所定の傾斜
角度で傾斜した後側傾斜部16がそれぞれ形成され、その
一方の後側傾斜部16の後端部(基端部)には係合溝17が
形成され、その他方の後側傾斜部16の後端部(基端部)
には前記係合溝17内に回動可能に係合した係合突片18が
突設されている。また、前記一方の連結片14の中間部に
は丸孔19が形成され、他方の連結片14の中間部には前記
丸孔19に対応した位置に挿通孔20が形成されている。
【0015】また、前記一対の連結片14の前記水平状部
15の前端部には互いに接近する方向に向かって所定の傾
斜角度で傾斜した前側傾斜部21がそれぞれ形成され、こ
の前側傾斜部21の先端部には前記第1の連結部6及び第
2の連結部7の挿入溝10から収容凹部8内に突出して相
対する係合片部9に係合する係合突部22がそれぞれ一体
に折曲形成されている。
【0016】前記両係合突部22は、前側傾斜部21の先端
部から外方に向かってそれぞれ断面略山形状に突出して
形成され、この両係合突部22の先端部には挿入片23が前
方に向かってそれぞれ形成されている。そして、前記係
合突部22と前記前側傾斜部21の先端部との間には前記相
対する係合片部9の開口縁部24に当接する当接凹部25が
それぞれ形成されている。
【0017】また、前記連結具4は、前記一対の連結片
14の水平状部15の間に進退可能に設けた楔体26を有して
いる。この楔体26は、略矩形状に形成された楔本体27を
有し、この楔本体27の先端部には前記一対の連結片14の
前側傾斜部21の先端部間に係脱自在に係合する楔突部28
が一体に突設され、この楔突部28は後方に向かって次第
に拡開したテーパー状に形成されている。
【0018】また、前記楔本体27には一側部を切欠開口
した切欠部29を有する略円筒状の係合凹部30が形成さ
れ、この係合凹部30の底部を貫通した矩形状の案内通孔
31の開口縁部にはストッパー兼用の案内面32が形成され
ている。
【0019】さらに、前記連結具4は、前記楔体26を進
退動させる楔体操作機構33を有している。この楔体操作
機構33は、前記楔体26の係合凹部30内に回動自在に嵌合
したカム体34と、このカム体34を回動操作する操作体35
とを備えている。
【0020】前記カム体34は、円盤状に形成され、その
外周部には前記楔体26の係合凹部30の内壁面30a に係合
するカム面36が形成され、その一側部には偏心位置に前
記一方の連結片14の丸孔19内に回動自在に嵌合して支持
された円柱状の支持突部37が一体に突設され、その他側
部には前記支持突部37の軸心上に位置して角柱状で断面
矩形状の嵌合突体38が一体に突設されている。
【0021】前記操作体35は、前記他方の連結片14の挿
通孔20内に回動自在に挿通される外形で円筒状に形成さ
れ、その一端部には前記カム体34の嵌合突体38に着脱可
能に嵌合される断面矩形状の中空の嵌合孔39が形成さ
れ、その他端部(外端部)には多角形状の中空の操作部
40が形成され、この操作部40側の操作体35の外端部は前
記他方の枠体3に形成された案内孔13内に回動自在に挿
通されるようになっている。
【0022】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0023】他方の枠体3の端部に連結具4を連結して
突設する場合には、楔体26の係合凹部30内にカム体34を
嵌合することにより、このカム体34の嵌合突体38側の側
面が係合凹部30の案内面32に当接支持され、このカム体
34の支持突部37が係合凹部30の外側に配置されるととも
に、このカム体34の嵌合突体38が案内通孔31内に突出さ
れる。
【0024】また、楔体26の一側面部にこの楔体26の楔
突部28側に係合突部22を配置した一方の連結片14の水平
状部15を当接してカム体34の支持突部37を水平状部15の
丸孔19内に嵌合する。また、この一方の連結片14の後側
傾斜部16の係合溝17内に他方の連結片14の後側傾斜部16
の係合突片18を嵌合するとともに、この他方の連結片14
の水平状部15を楔体26の他側面部に当接する。これによ
り、カム体34を内蔵した楔体26は一対の連結片14の水平
状部15間に挟持されるとともに、この楔体26の楔突部28
は一対の連結片14の前側傾斜部21間に配置される。
【0025】また、一対の連結片14の水平状部15間にカ
ム体34を内蔵した楔体26を挟持した状態で、この一対の
連結片14を、その後側傾斜部16から他方の枠体3の中空
部12内に挿入することにより、この一対の連結片14の中
で他方の連結片14の水平状部15の挿通孔20が他方の枠体
3の側部に穿設された案内孔13に連通される。
【0026】また、他方の枠体3の案内孔13から他方の
連結片14の挿通孔20に操作体35を挿通するとともに、こ
の操作体35の嵌合孔39内にカム体34の嵌合突体38が嵌合
され、かつ、この操作体35の外端部が他方の枠体3の案
内孔13に係合支持される。
【0027】そして、この操作体35にて他方の枠体3の
端部に連結具4が連結されて抜け止め支持され、この操
作体35の操作部40が他方の枠体3の側部に回動操作可能
に露出されるとともに、他方の枠体3の端部に連結具4
の一対の連結片14の先端部が突設される。
【0028】また、他方の枠体3の端部に連結具4の一
対の連結片14の先端部が突設された際に、この一対の連
結片14の前側傾斜部21の先端部間に楔体26の楔突部28が
嵌合した状態の場合には、他方の枠体3の側部に露出し
た操作体35の操作部40にドライバー等の回動操作具を嵌
合し、この回動操作具にて操作体35を回動操作すると、
このカム体34が支持突部37を中心として偏心回動される
とともに、このカム体34のカム面36にて楔体26の係合凹
部30の内壁面30a が押動され、この楔体26が後退される
とともに、この楔体26の楔突部28が一対の前側傾斜部21
の先端部間から後退される。
【0029】そして、楔体26の楔突部28が一対の連結片
14の前側傾斜部21の先端部間から外れ、この一対の前側
傾斜部21の先端部の支持が解除されることにより、この
一対の連結片14の先端部の係合突部22が互いに近接方向
に弾性変形して移動可能な状態になる。
【0030】したがって、他方の枠体3の一端部には一
対の連結片14の先端部を突出した状態で連結具4が簡単
に嵌着保持されるとともに、この一対の連結片14の先端
部の係合突部22が互いに近接方向に弾性変形可能な状態
に簡単に設定される。また、他方の枠体3の他端部には
前記の場合と同様に一対の連結片14の先端部を突出した
状態で連結具4が簡単に嵌着保持されるとともに、この
一対の連結片14の先端部の係合突部22が互いに近接方向
に弾性変形可能な状態に簡単に設定される。
【0031】つぎに、一方の枠体2の第1の連結部6及
び第2の連結部7の中で、たとえば、一方の枠体2の第
1の連結部6に他方の枠体3の一端部を連結する場合に
は、この第1の連結部6の挿入溝10内に他方の枠体3の
一端部に嵌着固定された連結具4の一対の連結片14の先
端部を挿入すると、この挿入溝10の両開口縁部24に一対
の連結片14の係合突部22の前側傾斜部が当接される。
【0032】そして、第1の連結部6の挿入溝10内に一
対の連結片14を強く押し込むと、この挿入溝10の両開口
縁部24にて一対の連結片14の先端部が互いに近接方向に
絞り込まれて弾性変形され、この一対の連結片14の先端
部の係合突部22が挿入溝10の両開口縁部24を通過して収
容凹部8内に突出するとともに、一対の連結片14の先端
部が互いに離間する方向に復帰され、この一対の連結片
14の先端部の係合突部22が相対する係合片部9の内側部
に係合される。
【0033】したがって、第1の連結部6の挿入溝10内
に連結具4の一対の連結片14の先端部を押し込むことに
より、第1の連結部6の挿入溝10内には連結具4の一対
の連結片14の先端部の係合突部22が簡単に挿入される。
【0034】つぎに、他方の枠体3の側部に露出した操
作体35の操作部40にドライバー等の回動操作具を嵌合
し、この回動操作具にて操作体35を回動操作すると、こ
のカム体34が支持突部37を中心として偏心回動されると
ともに、このカム体34のカム面36にて楔体26の係合凹部
30の内壁面30a が押動され、この楔体26が進出されると
ともに、この楔体26の楔突部28が一対の前側傾斜部21の
先端部間に進出して嵌合される。
【0035】そして、楔体26の楔突部28にて一対の連結
片14の前側傾斜部21の先端部間が互いに離間する方向に
押し広げられ、この一対の前側傾斜部21の先端部の当接
凹部25が挿入溝10の相対する係合片部9の両開口縁部24
に圧接されるとともに、この相対する係合片部9の内側
部に一対の連結片14の係合突部22が係合した状態に簡単
に保持される。
【0036】したがって、連結具4にて一方の枠体2に
他方の枠体3の一端部が簡単に連結保持される。また、
他方の枠体3の他端部に他の一方の枠体2を連結する場
合も前記の場合と同様に連結具4にて他方の枠体3の他
端部に他の一方の枠体2が簡単に連結保持される。
【0037】つぎに、一方の枠体2の第2の連結部7に
他方の枠体3の一端部を連結する場合には、前記一方の
枠体2の第1の連結部6に他方の枠体3の一端部を連結
する場合と同様に連結操作することにより、一方の枠体
2の第2の連結部7に他方の枠体3の一端部が簡単に連
結される。
【0038】つぎに、上下方向の複数の枠体2と左右方
向の複数の枠体3を用いて台所等に設置する家具を組立
てる場合には、左右に配設する左側一方の枠体2の第1
の連結部6の上端部及び下端部に上下に配設する左右方
向の他方の枠体3の一端部を前記実施の形態の場合と同
様に連結具4にてそれぞれ連結し、右側一方の枠体2の
第1の連結部6の上端部及び下端部に前記上下の他方の
枠体3の他端部を前記実施の形態の場合と同様に連結具
4にてそれぞれ連結して矩形状枠体41を構成する。
【0039】また、前記矩形状枠体41を所定の間隔をお
いて前後に配設し、この前後の矩形状枠体41の左右部に
位置する前後の枠体2の相対する第2の連結部7の上端
部及び下端部に上下に配設する他方の枠体3の両端部を
前記実施の形態の場合と同様に連結具4にてそれぞれ連
結して家具本体42を構成する。
【0040】また、前記家具本体42の左右部に位置する
前後の枠体2の内側部には上下方向に所定の間隔をおい
て左右一対の前後方向のガイドレール43をそれぞれ左右
相対して水平状に配設し、この上下に位置する左右一対
のガイドレール43に台所用品収納用のバスケット44の左
右の縁部をそれぞれ前後方向に出し入れ自在に係合して
家具45を構成する。
【0041】したがって、上下方向の複数の枠体2と、
この各枠体2に連結する左右方向の複数の枠体3を連結
具4にてそれぞれ連結することにより、各枠体2,3が
簡単に組み立てられて家具45が構成される。そして、上
下の各バスケット44を出し入れすることにより、各バス
ケット44内に台所用品を簡単に収納及び出し入れするこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一方の枠体に
他方の枠体を連結する連結具は、基端部を互いに回動可
能に係合して相対して配設され先端部に一方の枠体の連
結部の挿入溝から相対する係合片部に係合する係合突部
をそれぞれ形成した一対の連結片と、この一対の連結片
の間に進退可能に設けられ前記連結部の相対する係合片
部に係合させる際には後退して一対の連結片の係合突部
を互いに近接方向に移動可能とし、前記連結部の相対す
る係合片部に一対の連結片の係合突部を係合した際には
進出して一対の連結片の係合突部を互いに離間させた係
合状態に保持する楔体と、この楔体を進退動させる楔体
操作機構とを有するので、この楔体操作機構を操作して
楔体を進退動させることにより、連結具にて一方の枠体
に他方の枠体を簡単に連結保持することができ、一方の
枠体に他方の枠体を連結するための連結部を成型加工す
る必要がなく、一方の枠体に他方の枠体を仮り止めして
枠体の連結位置を簡単に調節設定することができ、これ
らの枠体を連結して家具本体を簡単に組立てることがで
き、したがって、全体的に作業性にすぐれた枠体連結装
置を提供することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、楔体操作機構
は、楔体に形成された係合凹部内に外周部のカム面が係
合され一側部の偏心位置に一方の連結片に回動自在に嵌
合した支持突部を有するとともに他側部に前記支持突部
の軸心上に位置して断面矩形状の嵌合突体を有するカム
体と、このカム体の嵌合突体に嵌合され他方の連結片に
回動自在に挿通した操作体とを有するので、この操作体
を回動操作してカム体を偏心回動することにより、この
カム体にて楔体を確実に進退動できるとともに一対の連
結片の係合突部を一方の枠体の連結部に簡単かつ確実に
係脱させることができ、その構成も簡単であり、したが
って、一方の枠体に他方の枠体を連結する連結操作が容
易である。
【0044】請求項3の発明によれば、操作体は、他方
の枠体の端部に形成された案内孔に回動自在に挿通さ
れ、その外端部に操作部が形成されているので、この操
作体にて他方の枠体の端部に突設した連結具を確実に連
結支持することができ、この操作体は他方の枠体の外側
部から簡単に回動操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す枠体連結装置の斜視
図である。
【図2】同上連結具の分解斜視図である。
【図3】同上連結具の平面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】同上枠体相互を連結する状態を示す断面図であ
る。
【図6】同上枠体相互を連結した状態を示す断面図であ
る。
【図7】同上バスケットを支持した家具の正面図であ
る。
【符号の説明】
2 一方の枠体 3 他方の枠体 4 連結具 6 第1の連結部 7 第2の連結部 9 係合片部 10 挿入溝 13 案内孔 14 連結片 22 係合突部 26 楔体 30 係合凹部 33 楔体操作機構 34 カム体 35 操作体 36 カム面 37 支持突部 38 嵌合突体 40 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の枠体には相対する係合片部を挿入
    溝を挟んで突設した連結部を形成し、他方の枠体の端部
    には前記一方の枠体の連結部に連結する連結具を突設し
    た枠体連結装置において、 前記連結具は、基端部を互いに回動可能に係合して相対
    して配設され先端部に前記一方の枠体の連結部の挿入溝
    から相対する係合片部に係合する係合突部をそれぞれ形
    成した一対の連結片と、この一対の連結片の間に進退可
    能に設けられ前記連結部の相対する係合片部に係合させ
    る際には後退して一対の連結片の係合突部を互いに近接
    方向に移動可能とし、前記連結部の相対する係合片部に
    一対の連結片の係合突部を係合した際には進出して一対
    の連結片の係合突部を互いに離間させた係合状態に保持
    する楔体と、この楔体を進退動させる楔体操作機構とを
    具備したことを特徴とする枠体連結装置。
  2. 【請求項2】 楔体操作機構は、楔体に形成された係合
    凹部内に外周部のカム面が係合され一側部の偏心位置に
    一方の連結片に回動自在に嵌合した支持突部を有すると
    ともに他側部に前記支持突部の軸心上に位置して断面矩
    形状の嵌合突体を有するカム体と、このカム体の嵌合突
    体に嵌合され他方の連結片に回動自在に挿通した操作体
    とを有することを特徴とする請求項1記載の枠体連結装
    置。
  3. 【請求項3】 操作体は、他方の枠体の端部に形成され
    た案内孔に回動自在に挿通され、その外端部に操作部が
    形成されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の枠体連結装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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